JPH05118601A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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Publication number
JPH05118601A
JPH05118601A JP3285909A JP28590991A JPH05118601A JP H05118601 A JPH05118601 A JP H05118601A JP 3285909 A JP3285909 A JP 3285909A JP 28590991 A JP28590991 A JP 28590991A JP H05118601 A JPH05118601 A JP H05118601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
drive motor
front hood
arm
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3285909A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Tatsumi
俊之 辰巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP3285909A priority Critical patent/JPH05118601A/ja
Publication of JPH05118601A publication Critical patent/JPH05118601A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントフード自動開閉式のレンジフードに
おいて、フロントフードの開閉動作中にフロントフード
駆動モータが、長時間拘束されて損傷するのを防止す
る。 【構成】 フード本体6の前面開口部4、下面開口部5
を回動自在に開閉するフロントフード11と、このフロ
ントフード11を回動するアーム15およびこのアーム
15を駆動するフロントフード駆動モータ17と、アー
ム15の前後方向の移動量を検知する前方リミットスイ
ッチ18、後方リミットスイッチ19と、これらの検知
信号でフロントフード11の開閉位置を判断し、フロン
トフード駆動モータ17の運転、停止をするとともに、
フロントフード駆動モータ17の運転時間が所定時間経
過後、強制的にフロントフード駆動モータ17を停止す
るフロントフード駆動モータ制御部20とを備えること
により、フロントフード駆動モータ17は所定時間以上
拘束されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房の油煙を排出する
レンジフードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレンジフードは、一般に
図2に示すような構成であった。すなわち、厨房室10
1のガスコンロ102上方の壁面103に設置され、前
面に前面開口部104と下面に下面開口部105とを有
した箱体状のフード本体106内部に、羽根107を固
着した電動機108等からなる送風機109を設けると
ともに、フード本体106前部には、前面開口部104
の上端に設けた回転板110に、その上端を支持されて
前面開口部104と下面開口部105とを回動自在に開
閉するフロントフード111が設けられている。また、
フード本体106内部の一側面には、ローラー112を
前部先端に具備し、上端面に凸部113と下端面にラッ
ク部114とを形成したアーム115が、前後方向摺動
自在に設けられ、ローラー112をフロントフード11
1の後面に当接させている。また、フード本体106内
部には、アーム115のラック部114と噛合するピニ
オン116を固着したフロントフード駆動モータ117
が設けられるとともに、アーム115の凸部113と当
接することにより、その電気接点が開閉する前方リミッ
トスイッチ118と後方リミットスイッチ119とが設
けられている。
【0003】上記構成において、調理作業を行うとき
は、レンジフード運転用スイッチ(図示せず)をON、
にすることにより、送風機109が運転を開始すると同
時に、フロントフード駆動モータ117が反時計方向へ
回転し、アーム115を前方へ押し出してフロントフー
ド111を回動させ、フード本体106の前面開口部1
04と下面開口部105とを開放し始める。さらに、ア
ーム115が前方へ押し出されていき、凸部113が前
方リミットスイッチ118に当接すると、フロントフー
ド駆動モータ117が停止し、前面開口部104と下面
開口部105とが完全に開放した状態で保持される。そ
して、ガスコンロ102で発生する油煙は送風機109
で吸引され、前面開口部104および下面開口部105
を通過し、室外121側へ排出される。また、調理作業
が終了した後には、レンジフード運転用スイッチをOF
F、にすることにより、送風機109が運転を停止する
と同時に、フロントフード駆動モータ117が時計方向
へ回転し、アーム115を後方へ引き寄せるとフロント
フード111はその自重で回動し、フード本体106の
前面開口部104と下面開口部105とを閉鎖し始め
る。さらに、アーム115が後方へ引き寄せられてい
き、凸部113が後方リミットスイッチ119に当接す
ると、フロントフード駆動モータ117が停止し、前面
開口部104と下面開口部105とが完全に閉鎖した状
態となるとともに、レンジフードを使用しないときに
は、フロントフード111をフード本体106の前面か
ら厨房室101内へ突出させないようにして、レンジフ
ード近傍に設置された吊り戸棚(図示せず)等と調和を
取ることで、室内の美観を向上させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレン
ジフードでは、レンジフード運転開始時と運転停止時と
に、フロントフード111を開閉してフード本体106
の前面開口部104と下面開口部105とを開放あるい
は閉鎖するとき、吊り戸棚の扉が開放された状態で放置
され、フロントフード111に接触してフロントフード
111の回動動作が阻止されたり、アーム115の摺動
部に異物が挟まったりしてアーム115の前後方向の移
動動作が阻止された場合には、フロントフード駆動モー
タ117が拘束され、その状態が長時間続くとフロント
フード駆動モータ117が損傷してしまうという課題が
あった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、フロ
ントフードの開閉動作中に障害物でフロントフードの回
動動作が阻止されたり、アームの摺動部に異物が挟まっ
たりしてアームの前後方向の移動動作が阻止され、フロ
ントフード駆動モータが長時間拘束されて損傷するのを
防止することのできるレンジフードを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために厨房室のガスコンロ上方の壁面に設置され、
前面に前面開口部と下面に下面開口部とを有した箱体状
のフード本体と、このフード本体前面上部に支持され、
前記前面開口部と下面開口部とを回動自在に開閉するフ
ロントフードと、前記フード本体内部に前後方向摺動自
在に設けられ、前記フロントフードを回動するアームお
よびこのアームを駆動するフロントフード駆動モータ
と、前記アーム前後方向の移動量を検知する前方検知手
段および後方検知手段と、これらの検知手段の検知信号
により、前記フロントフードの開閉位置を判断し、前記
フロントフード駆動モータの運転、停止を行うフロント
フード駆動モータ制御部とを備え、前記フロントフード
駆動モータの運転時間が所定時間を経過したとき、前記
フロントフード駆動モータ制御部が前記前方検知手段お
よび後方検知手段の検知信号にかかわらず、前記フロン
トフード駆動モータの運転を停止するレンジフードの構
成としたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、フロントフード
の開閉動作中に障害物でフロントフードの回動動作が阻
止されたり、アームの摺動部に異物が挟まったりしてア
ームの前後方向の移動動作が阻止され、フロントフード
駆動モータが拘束状態になり、その拘束時間が所定時間
を経過すると同時に、フロントフード駆動モータ制御部
がフロントフード駆動モータの運転を停止させ、フロン
トフード駆動モータの拘束状態が長時間続いて損傷する
のを防止することができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。
【0009】図に示すように、厨房室1のガスコンロ2
上方の壁面3に設置され、前面に前面開口部4と下面に
下面開口部5とを有した箱体状のフード本体6内部に、
羽根7を固着した電動機8等からなる送風機9を設ける
とともに、フード本体6前部には、前面開口部4の上端
に設けた回転板10に、その上端を支持されて前面開口
部4と下面開口部5とを回動自在に開閉するフロントフ
ード11が設けられている。また、フード本体6内部の
一側面には、ローラー12を前部先端に具備し、上端面
に凸部13と下端面にラック部14とを形成したアーム
15が、前後方向摺動自在に設けられ、ローラー12を
フロントフード11の後面に当接させている。また、フ
ード本体6内部には、アーム15のラック部14と噛合
するピニオン16を固着したフロントフード駆動モータ
17が設けられるとともに、アーム15の凸部13と当
接することにより、その電気接点が開閉し、アーム15
の前後方向の移動量を検知する前方検知手段である前方
リミットスイッチ18と後方検知手段である後方リミッ
トスイッチ19とが設けられている。そして、前方リミ
ットスイッチ18と後方リミットスイッチ19との検知
信号により、フロントフード11の開閉位置を判断し、
フロントフード駆動モータ17の運転、停止を行うフロ
ントフード駆動モータ制御部20が、フード本体6内部
に備えられている。このフロントフード駆動モータ制御
部20は、フロントフード11が完全に開閉位置に到達
するまでに通常必要とする運転時間を上回る所定時間を
フロントフード駆動モータ17の運転時間が経過したと
きには、前方リミットスイッチ18、後方リミットスイ
ッチ19の検知信号にかかわらず、フロントフード駆動
モータ17の運転を停止するとともに、警告音を発生す
るものである。
【0010】上記構成において、調理作業を行うとき
は、レンジフード運転用スイッチ(図示せず)をON、
にすることにより、送風機9が運転を開始すると同時
に、フロントフード駆動モータ17が反時計方向へ回転
し、アーム15を前方へ押し出してフロントフード11
を回動させ、フード本体6の前面開口部4と下面開口部
5とを開放し始める。さらに、フロントフード駆動モー
タ17がアーム15を前方へ押し出そうとするとき、レ
ンジフード近傍に設置された吊り戸棚(図示せず)等の
扉が開放された状態で放置されており、フロントフード
11に接触し、フロントフード11の回動動作が阻止さ
れた場合には、フロントフード駆動モータ17が拘束さ
れる。そして、その状態が、前面開口部4と下面開口部
5とを完全に開放する位置へフロントフード11を到達
させるまでに通常必要とする運転時間を上回るとフロン
トフード駆動モータ制御部20が、前方リミットスイッ
チ18の検知信号にかかわらず、フロントフード駆動モ
ータ17の運転を停止させるとともに、警告音を発生す
ることができる。また、調理作業が終了した後には、レ
ンジフード運転用スイッチをOFF、にすることによ
り、送風機9が運転を停止すると同時に、フロントフー
ド駆動モータ17が時計方向へ回転し、アーム15を後
方へ引き寄せるとフロントフード11はその自重で回動
し、フード本体6の前面開口部4と下面開口部5とを閉
鎖し始める。さらに、フロントフード駆動モータ17が
アーム15を後方へ引き寄せようとするとき、アーム1
5の摺動部に異物が挟まったりしてアーム15の前後方
向の移動動作が阻止された場合には、フロントフード駆
動モータ17が拘束される。そして、その状態が、前面
開口部4と下面開口部5とを完全に閉鎖する位置へフロ
ントフード11を到達させるまでに通常必要とする運転
時間を上回るとフロントフード駆動モータ制御部20
が、後方リミットスイッチ19の検知信号にかかわら
ず、フロントフード駆動モータ17の運転を停止させる
とともに、警告音を発生することができる。
【0011】このように本発明の一実施例のレンジフー
ドによれば、フロントフード11の開閉動作中に障害物
でフロントフード11の回動動作が阻止されたり、アー
ム15の摺動部に異物が挟まったりしてアーム15の前
後方向の移動動作が阻止され、フロントフード駆動モー
タ17が長時間拘束されて損傷するのを防止するととも
に、その異常状態を警告音で使用者に一早く知らしめる
ことができる。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればフロントフードの開閉動作中に障害物でフロ
ントフードの回動動作が阻止されたり、アームの摺動部
に異物が挟まったりしてアームの前後方向の移動が阻止
されることにより、フロントフード駆動モータが長時間
拘束されて損傷するのを防止するとともに、その異常状
態を一早く使用者に知らしめることのできる効果のある
レンジフードが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレンジフードの断面図
【図2】従来のレンジフードの断面図
【符号の説明】 1 厨房室 2 ガスコンロ 3 壁面 4 前面開口部 5 下面開口部 6 フード本体 11 フロントフード 15 アーム 17 フロントフード駆動モータ 18 前方リミットスイッチ(前方検知手段) 19 後方リミットスイッチ(後方検知手段) 20 フロントフード駆動モータ制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨房室のガスコンロ上方の壁面に設置さ
    れ、前面に前面開口部と下面に下面開口部とを有した箱
    体状のフード本体と、このフード本体前面上部に支持さ
    れ、前記前面開口部と下面開口部とを回動自在に開閉す
    るフロントフードと、前記フード本体内部に前後方向摺
    動自在に設けられ、前記フロントフードを回動するアー
    ムおよびこのアームを駆動するフロントフード駆動モー
    タと、前記アームの前後方向の移動量を検知する前方検
    知手段および後方検知手段と、これらの検知手段の検知
    信号により、前記フロントフードの開閉位置を判断し、
    前記フロントフード駆動モータの運転、停止を行うフロ
    ントフード駆動モータ制御部とを備え、前記フロントフ
    ード駆動モータの運転時間が所定時間を経過したとき、
    前記フロントフード駆動モータ制御部が前記前方検知手
    段および後方検知手段の検知信号にかかわらず、前記フ
    ロントフード駆動モータの運転を停止するレンジフー
    ド。
JP3285909A 1991-10-31 1991-10-31 レンジフード Pending JPH05118601A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3285909A JPH05118601A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 レンジフード

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ID=17697592

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JP3285909A Pending JPH05118601A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 レンジフード

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JP (1) JPH05118601A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6765184B2 (en) * 2002-07-26 2004-07-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Smoke guiding apparatus of wall-mounted microwave oven
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DE102005060356A1 (de) * 2005-12-16 2007-06-21 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Antriebsmechanismus für ein Abzugssystem

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