JP2574170B2 - 生産管理システム - Google Patents

生産管理システム

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JP2574170B2
JP2574170B2 JP20228188A JP20228188A JP2574170B2 JP 2574170 B2 JP2574170 B2 JP 2574170B2 JP 20228188 A JP20228188 A JP 20228188A JP 20228188 A JP20228188 A JP 20228188A JP 2574170 B2 JP2574170 B2 JP 2574170B2
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洋 浜野
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車等の生産ラインに適用される生産管理
システムに関し、一層詳細には、前記生産ラインを構成
する各種ロボット等の製造設備の夫々を制御する制御情
報と、前記製造設備における作業結果に係る作業結果情
報を伝達する情報ネットワークとを分離、独立して構成
することにより、生産ラインの障害、故障等の際の対応
処理を柔軟に行い得るようにした生産管理システムに関
する。
[発明の背景] 近年の電子機器の発達に伴い各種製品の品質の向上に
資するために生産ラインの自動化が進展している。特
に、最近の生産ラインにおいては数値制御工作機械や各
種のロボット等の自動機器を含む複数の加工ステーショ
ンを配設し、当該加工ステーションに対して自動倉庫あ
るいは自走式台車等から構成される物流自動設備を結合
することにより被加工物、被組成物および部品材料等の
ワークの供給をはじめとして各加工ステーションにおけ
る加工、組立制御並びに各加工ステーション間の物流の
制御等を全て生産管理用コンピュータにより制御管理す
るFAシステム(ファクトリーオートメーションシステ
ム)が導入されている。そして、このように構成される
FAシステムは自動車の組立ラインにも採用されるに至っ
ている。
通常、前記自動車の組立ラインにおいては消費者ニー
ズ等の多様化に伴い所定の組立ラインで組み立てられる
品種が機種グレード、仕向地およびオプション等の組み
合わせにより極めて多品種となっている。そこで、前記
自動車組立ラインで組み立てられる品種毎の情報を管理
して夫々の製造設備へ制御情報を付与したり、生産状況
に関する情報を取得する等の生産管理システムを構築す
る必要性が生じている。
この種の生産管理システムを構築したものとして、特
開昭第61−236466号公報に開示された技術的思想を掲げ
ることが出来る。すなわち、この生産管理システムは夫
々の製造設備とこれを制御管理するための制御管理用コ
ンピュータ等との装置相互間の制御情報を伝達する単独
のネットワークの中に、夫々の加工ステーションに配置
されるデータ入出力装置あるいは工程管理用のコンピュ
ータ等を接続しているシステムである。
ところで、自動車等の生産ラインにおいては、特定の
加工ステーションで発生した組立不良等の作業結果情報
を後工程の加工ステーションに伝達し、後工程におい
て、前工程において発生した不良個所の修復作業を行う
ように構成する場合がある。夫々の加工ステーションに
おける作業時間を平準化してラインタクトの短時間化を
図ることがその主な理由である。
ところが、前記のような単独のネットワークの中に、
加工ステーションを構成する製造設備の制御情報と作業
結果情報とを併せて処理しようとする場合には、当該ネ
ットワークによって処理すべき情報量が極めて多量とな
ることから処理時間がラインタクトに比較して無視出来
ない時間となる不都合が顕れる。その上、当該ネットワ
ークシステムを構築するまでの準備期間が長くなること
から新製品の出荷時期を遅延する虞が発生する。さらに
は、ネットワーク中の1個所の故障、障害により生産ラ
イン全体が停止してしまうという危険性が露呈する。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を悉く克服するためになされた
ものであって、製造設備を制御する制御情報を伝達する
ための情報ネットワークと、夫々の製造設備における作
業結果情報を伝達するための情報ネットワークとを分離
して構成することにより、制御情報と作業結果情報とを
夫々高速に伝達することを可能とすると共に、ネットワ
ークの故障に起因する生産ラインの停止範囲を可及的に
小範囲とすることを可能とする生産管理システムを提供
することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、例えば、図
面に示すように、生産ライン10全体にわたって配設され
るメインネットワーク12と、生産ラインを分割した複数
の加工ステーションを有する分割ライン毎に配設される
サブネットワーク14a乃至14cと、サブネットワークに接
続され、かつワークを搬送する搬送手段(図示していな
い自走式台車等)の移動を制御する制御盤(20a乃至20
c、シーケンサ22a乃至22c)と、サブネットワークとメ
インネットワークとの間にそれぞれ接続されるデータマ
ネージャ18a乃至18cとを有し、 メインネットワークには、ホストコンピュータ16と複
数のラインサイド端末24a乃至24gが接続され、 サブネットワーク中のある加工ステーションSTa3にお
いて搬送手段上のワークに不具合が発生した場合に、所
定時間内にその加工ステーションSTa3で修復することが
不可能と判断され、ラインサイド端末に未修正個所が存
在する旨の入力がなされたとき、ラインサイド端末は、
未修正個所が存在するワークの識別番号と未修正個所を
作業結果情報としてメインネットワークを介してホスト
コンピュータに送信するとともに、搬送手段の次の加工
ステーションSTa4への移動を許可するデータをメインネ
ットワークおよびデータマネージャを介して制御盤に送
信することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る生産管理システムについて好適な
実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る生産管理システムが適用される
生産ラインの概略構成を示す図であり、ここでは一例と
して自動車の組立ラインを用いて説明する。
生産ライン10は光ファイバケーブル等を用いたメイン
ネットワーク12と複数に分割された組立ライン13a乃至1
3c毎に設けられたサブネットワーク14a乃至14cを備えて
いる。メインネットワーク12には本生産ライン10の生産
管理用ホストコンピュータ16が接続されており、また、
メインネットワーク12とサブネットワーク14a乃至14cの
間にはその間のデータの受け渡しを行うサブコンピュー
タ18a乃至18c(以下、データマネージャという)が設置
されている。前記サブネットワーク14a乃至14cには夫々
の組立ライン13a乃至13cに沿って走行する自走式台車
(図示せず)の位置、速度並びに各加工(組立)ステー
ションSTa1乃至STan、STb1乃至STbnおよびSTc1乃至STcn
(以下、加工ステーションSTa1乃至STcnという)におい
て実行される制御内容を集中管理するシーケンサ等から
構成される制御盤20a乃至20c(以下、全体盤という)が
接続されると共に、各加工ステーションSTa1乃至STcn
配置された各種自動機(ロボット等)に自走式台車の走
行に応じて、すなわち、ワークの搬入に同期して制御情
報を配信するシーケンサ22a乃至22c(以下、ブロック盤
という)が接続されている。
さらに、前記夫々の組立ライン13a乃至13cには当該組
立ライン13a乃至13cに沿ってモニタディスプレイ23a乃
至23gを有するラインサイドコンピュータ24a乃至24gが
配置され、このラインサイドコンピュータ24a乃至24gは
各ステーションSTa1乃至STcnにおける組立作業結果の良
否をモニタする品質モニタあるいは機種照合モニタ等と
して使用されている。この場合、ラインサイドコンピュ
ータ24a乃至24gはメインネットワーク12に直接的に接続
されている。さらに、メインネットワーク12には管理用
コンピュータ26、28が接続され、各組立ライン13a乃至1
3cの稼動状況および累計生産台数の推移等の管理モニタ
として用いられている。
本発明に係る生産管理システムが適用される生産ライ
ンは具体的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用並びに効果について説明する。
第2図は第1図に示す生産ライン10の詳細な構成を示
す図である。第2図から諒解されるように、ホストコン
ピュータ16には当該生産ライン10に投入されるワークW
に対応する機種データを格納する機種データファイル50
が備えられている。この場合、ワークW(本実施態様に
おいては自動車のボデイ)には当該ワークWの機種番号
情報を識別するためのバーコードが印刷されたラベルが
貼着してあり、当該ワークWがドロップリフタ44により
生産ライン10を構成する第1加工ステーションSTa1に導
入される際、図示しないバーコードリーダ等の入力機器
により機種番号情報がメインネットワーク12を介して前
記ホストコンピュータ16に入力される。そこで、ホスト
コンピュータ16は前記機種データファイル50から当該機
種番号情報に対応する、例えば、エンジンの識別番号、
フレームの識別番号および所定の組付仕様等のデータか
ら構成される機種データを読み出しメインネットワーク
12を介してラインサイドコンピュータ24aに配信する。
ラインサイドコンピュータ24aはこの機種データを記憶
する。
前記ホストコンピュータ16はさらに生産管理テーブル
群52を備えており、その中、管理テーブル52a乃至52gに
は夫々生産順位データ、生産実績データ、トラッキング
データ、自走式台車稼動データ、品質経歴データ、設備
故障データおよび生産計画データが記録されており、管
理テーブル52hにはサブネットワーク14a乃至14cに対応
する各組立ラインの構成、各加工ステーションSTa1乃至
STcnに配置された自動機等の製造設備の構成、当該製造
設備の動作パターン情報およびアクチュエータ種別等の
共通データが記録されている。この場合、トラッキング
データとは自走式台車稼動データに対応して当該台車が
組立ライン13a乃至13c内を衝突することなしに円滑に走
行するように制御するためのデータである。このトラッ
キングデータは前記全体盤20a乃至20cに配信される。
前記管理テーブル25hに格納されている共通データは
ホストコンピュータ16からメインネットワーク12、デー
タマネージャ18a乃至18cおよびサブネットワーク14a乃
至14cを介して全体盤20a乃至20c、ブロック盤22a乃至22
cに送給されると共にメインネットワーク12を介してラ
インサイドコンピュータ24a乃至24gおよび管理用コンピ
ュータ26、28に送給され、これらの制御機器に必要に応
じて記憶される。
従って、生産ライン10によって生産される機種グレー
ド、仕向地、オプション等の差異を原因とする組立ライ
ンの構成の変更、各組立製造設備とその動作パターン情
報の改廃あるいはアクチュエータ種別の変更に伴う共通
データの改廃が生じた場合には、ホストコンピュータ16
に設けられた管理テーブル52hに格納されている共通デ
ータのみを変更し、追加し、あるいは消去し、この修正
後の共通データを前記のようにメインネットワーク12あ
るいはサブネットワーク14a乃至14cを介して各制御機器
に配信することにより共通データの改廃が極めて簡単に
実行出来る。
このような準備のもとに、ドロップリフタ44を介して
投入されたワークWが自走式台車(図示せず)に搭載さ
れ第1加工ステーションSTa1に到達すると、当該ワーク
Wを搭載する自走式台車から台車番号に係る識別データ
が図示しない入力手段によって読み取られ全体盤20aに
送給される、この台車番号に係る識別データは全体盤20
aからサブネットワーク14a、データマネージャ18a、お
よびメインネットワーク12を経由してラインサイドコン
ピュータ24aに送信される。
ラインサイドコンピュータ24aは台車番号に係る識別
データを受信すると、先にホストコンピュータ16から送
信され記憶されている台車番号に係る識別データとの照
合を行い、照合結果が一致した場合にはその旨をホスト
コンピュータ16に送信する。この照合結果に係るデータ
を受けたホストコンピュータ16は当該台車番号に対応す
る台車に搭載されているワークWに対する機種データを
メインネットワーク12、データマネージャ18aを介して
全体盤20aに送信すると共に、ブロック盤22aに送信す
る。この場合、全体盤20aは加工ステーションSTa1乃至S
Tcnに対応する数の記憶エリアを有し、第1の記憶エリ
アに前記台車番号と機種データをデータ対として記憶す
る。このデータ対は自走式台車の移動に同期して第2記
憶エリア、第3記憶エリア…に順次移動される。一方、
ブロック盤22aに送信された機種データは加工ステーシ
ョンを構成する製造設備であるロボットRBa1乃至RBam
付設されたロボットコントローラRa1乃至Ramに送給され
る。
ロボットコントローラRa1乃至Ramはブロック盤22aか
らの機種データに従って予めプログラムされた機種対応
の動作パターンプログラムを選択し、当該加工ステーシ
ョンSTa1乃至STanに割り当てられた作業を行うようにロ
ボットRBa1乃至RBamを制御する。そして、ブロック盤22
aがロボットコントロールRa1乃至Ramからの作業完了信
号を受信すると、その情報を全体盤20aに送信する。全
体盤20aはサブネットワーク14aに対応した組立ライン13
a内を走行する自走式台車を一括管理しており、常に加
工ステーションSTa1乃至STan間を移動する自走式台車を
把握コントロールし、ブロック盤22aを通じて自走式台
車に当該台車の移動可能信号を送出する。
以上の動作の繰り返しにより加工ステーションSTa1
至STanに対して自走式台車の移動と機種データの配信が
行われ、加工ステーションSTa1乃至STanに配設されたロ
ボットRBa1乃至RBamが機種データに対応して所定の作業
を実行する。
サブネットワーク14b、14cに対応した組立ライン13
b、13cの構成も上記したサブネットワーク14aに対する
組立ライン13aの構成と同様であり、全体盤20b、20c、
ブロック盤22b、22cの機能も前記全体盤20a並びにブロ
ック盤22aと同様である。なお、本実施態様において
は、サブネットワーク14aに対応する組立ライン13aで
は、例えば、自動車のボデイ回りの組立作業が行われ、
サブネットワーク14bに対応する組立ライン13bではサス
ペンション回りの組み立てが行われ、サブネットワーク
14cに対応する組立ライン13cではロボットRBc1乃至RB
cm、ロボットコントローラRc1乃至Rcmおよび作業者によ
りエンジンの組付が行われるよう構成されている。これ
らの各工程の分割方法はこれに限らずどのような分割方
法でも可能なことは勿論である。
次に、いずれかの加工ステーションにおいて組立不良
個所が発生した場合の修復動作について説明する。例え
ば、加工ステーションSTa3において、ナット締付不良が
発生した場合の処理について述べる。
この場合、加工ステーションSTa3に配設ているロボッ
トコントローラRa2から作業完了信号が全体盤20aに送信
される。全体盤20aは締付結果に係る作業完了信号をデ
ータマネージャ18aを介してラインサイドコンピュータ2
4bに送出する。ランイサイドコンピュータ24bは自走式
台車が加工ステーションSTa3を発進し、ワークWが次工
程(この場合、加工ステーションSTa4)に移動する時、
当該ラインサイドコンピュータ24bのモニタディスプレ
イ24bの作業結果の表示を行う。若し、締付不良が存在
する場合には、締付不良に係る部品とワークW上の不良
個所が表示される。締付結果が所定範囲内である場合に
は“OK"の文字が表示される。不良個所が発生した場合
には、次工程において品質モニタに表示された不良個所
を全点修正する。この場合、原則的には、作業者M2がラ
インサイドコンピュータ24bに修正処理済である旨の入
力を行わない限り次の工程へ自走式台車の移動は行われ
ない。すなわち、加工ステーションSTa4において作業者
M2が締付不良個所の修正作業を行った後ラインサイドコ
ンピュータ24bに修正処理済みである旨の入力作業を行
うと、当該ラインサイドコンピュータ24bから修正内容
とワークWの識別番号がデータマネージャ18aを介して
全体盤20aに送給され、これによって全体盤20aから自走
式台車の発進可能信号が出力される。一方、前記の修正
内容データはメインネットワーク12を介してホストコン
ピュータ16に送られ、品質管理データとして生産管理テ
ーブル群52の中、品質経歴データを記録する生産管理テ
ーブル52eに記録される。
不良個所の全てを所定のタクト時間内に修復すること
が不可能なことが判明し、従って、さらに次の工程にお
いて当該不良個所を修復しようとする場合には不良個所
が残ったままワークWを次工程に送給させる必要性が発
生するが、この場合には次の手順によって自走式台車を
発進させることが出来る。先ず、作業者M2はラインサイ
ドコンピュータ24bに未修正個所と未修正個所が存在す
る旨の入力を行う。未修正個所と未修正個所が存在する
旨のデータを受けたラインサイドコンピュータ24bは未
修正個所が残存するワークWの前記した機種番号をホス
トコンピュータ16に送信すると共に自走式台車を強制的
に発進すべき旨のデータをデータマネージャ18aに送信
する。
この場合、ホストコンピュータ16は修正内容、未修正
個所等のデータと機種番号とに係るデータを品質経歴デ
ータとして生産管理テーブル52eに格納する。一方、デ
ータマネージャ18aは自走式台車の発進許可信号を全体
盤20aに送信する。全体盤20aはこの発進許可信号に基づ
いて当該自走式台車に発進信号を送出する。この発進信
号により自走式台車は次工程に発進される。
上記した品質経歴データ等の品質管理データは特定の
ワークWに関して全てのデータが集積され、当該ワーク
Wが最終の加工ステーションSTcnを出る時にホストコン
ピュータ16に接続されるプリンタ(図示せず)からプリ
ントアウトされると共に、図示しない外部記憶装置に記
録することが出来る。
さらに、生産ライン10を構成する各加工ステーション
STa1乃至STcnに配設される製造設備の稼動状況は管理用
コンピュータ26、28に集積され、製造設備の稼動の状
態、故障発生の状況および当日の累計生産台数の推移デ
ータ等がモニタされる。すなわち、各加工ステーション
STa1乃至STcnに配設されている製造設備の状態データは
ブロック盤22a乃至22cおよび全体盤22a乃至20cに送給さ
れており、データマネージャ18a乃至18cは周期的に全体
盤20a乃至20cの設備状態データを読み取り、設備状態デ
ータにおいて設備変更の指示に係るデータの変化が生じ
たり、製造設備自体に付設されている異常監視機能に係
る異常データが発生している場合にはこれらのデータ内
容に対応する位置に配置されているラインサイドコンピ
ュータ24a乃至24gのいずれかのラインサイドコンピュー
タおよび管理用コンピュータ26、28に送出する。そし
て、ラインサイドコンピュータ24a乃至24gはモニタディ
スプレイ23a乃至23gに異常状態を表示する。管理用コン
ピュータ26、28は異常の内容、製造設備名、発生時間、
復旧時間等の設備稼動データ、異常データを蓄積管理す
る。
以上のように、夫々の組立ライン13a乃至13cにおける
作業結果の情報はサブネットワーク14a乃至14cからデー
タマネージャ18a乃至18cを経由し、メインネットワーク
12を通じて対応する位置のラインサイドコンピュータ24
a乃至24gに送出され、各ラインサイドコンピュータ24a
乃至24g間の作業結果情報はメインネットワーク12を介
して伝達される。これに対して各加工ステーションSTa1
乃至STcnは複数のブロック、すなわち、組立ライン13a
乃至13cに分割され、夫々の組立ライン13a乃至13cに対
応してサブネットワーク14a乃至14cが設けられている。
従って、所定の組立ラインを構成する加工ステーション
内の製造設備の制御情報は全体盤20a乃至20c、ブロック
盤22a乃至22cを用いてサブネットワーク14a乃至14c内で
独立に伝達することが出来る。
以上のように、上述の実施態様によれば、加工ステー
ションを構成する製造設備を制御し管理する制御情報を
伝達する情報ネットワークと、前記加工ステーションに
おける作業結果情報を伝達する情報ネットワークとを夫
々分離独立して構成している。このため、制御情報と作
業結果情報とを夫々高速に伝達することが可能となる。
また、この高速性によりネットワーク間の情報伝達時間
がラインタクトに与える影響を略無視し得る程度に小さ
くすることが出来ることから、生産効率を向上し得る利
点が得られる。さらに、制御情報を伝達する役割を担う
情報ネットワークを所定区間毎に分割した生産ラインに
対応して分割したネットワークに構成していることか
ら、いずれかの加工ステーションに障害が発生した場合
において、当該障害のあった加工ステーションを含むネ
ットワークに属する生産ラインのみの生産作業を停止し
て保守、修理作業を行えばよく、従って、生産ライン全
体が停止に至ることを防止し得るという効果を奏する。
さらにまた、このようにネットワークを分割構成とする
ことにより、当該生産管理システムを構築する際にネッ
トワーク毎の分割試験が可能となり、当該生産管理シス
テムを本稼動とするまでの準備期間の短縮が図られ、結
果として設計段階から製品出荷までの開発期間を極めて
短縮し得るという利点が得られる。
[発明の効果] 本発明によれば、情報ネットワークを作業結果情報等
を伝達するメインネットワークと搬送手段等の移動を制
御する制御情報等を伝達するサブネットワークとに分離
して構成しているので、作業結果情報と制御情報とを夫
々高速に伝達することができる。
また、いずれかの加工ステーションにおいて障害が発
生した場合において、当該障害のあった加工ステーショ
ンを含むサブネットワークに属する分割されたラインの
みの作業を停止し、その作業停止したラインの保守、修
理(修正)作業を行えばよいので、生産ラインの停止範
囲を小さな範囲とすることができる。
さらに、本発明の効果を具体的に説明すると、ある加
工ステーションにおいてワークに不具合が発生した場
合、所定時間内にその加工ステーション内でのワークの
修復が不可能と判断されたとき、そのワークの未修正個
所に係る情報がメインネットワークを介して次の加工ス
テーションに係わるラインサイド端末に伝達されて表示
され、一方、サブネットワークを通じて制御盤の制御の
下に自走式台車等の搬送手段が未修正個所があるワーク
を次の加工ステーションに搬送するので、メインネット
ワークに係わる処理とサブネットワークに係わる処理と
が分離され、処理全体を短時間に行うことができる。こ
の場合、未修正個所があるワークの修正(修復)は、当
該次の加工ステーションにおいて時間的に余裕がある場
合に行われる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る生産管理システムが適用される生
産ラインの概略構成図、 第2図は第1図に示す生産ラインの詳細な構成を示す図
である。 10……生産ライン、12……メインネットワーク 14a〜14c……サブネットワーク 16……ホストコンピュータ 18a〜18c……データマネージャ 20a〜20c……全体盤、22a〜22c……ブロック盤 23a〜23g……モニタディスプレイ 24a〜24g……ラインサイドコンピュータ 26、28……管理用コンピュータ 44……ドロップリフタ 50……機種データファイル 52……生産管理テーブル群 STa1〜STcn……組立加工ステーション RBa1〜RBam……ロボット RBc1〜RBcm……ロボット Ra1〜Ram……ロボットコントローラ Rc1〜Rcm……ロボットコントローラ W……ワーク
フロントページの続き (72)発明者 嶋中 睦郁 埼玉県狭山市新狭山1―10―1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 漆谷 真三 埼玉県狭山市新狭山1―10―1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−297067(JP,A) 特開 昭63−136101(JP,A) 特開 昭63−41980(JP,A) 特開 昭62−224560(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産ライン全体にわたって配設されるメイ
    ンネットワークと、前記生産ラインを分割した複数の加
    工ステーションを有する分割ライン毎に配設されるサブ
    ネットワークと、このサブネットワークに接続され、か
    つワークを搬送する搬送手段の移動を制御する制御盤
    と、前記サブネットワークと前記メインネットワークと
    の間にそれぞれ接続されるデータマネージャとを有し、 前記メインネットワークには、ホストコンピュータと複
    数のラインサイド端末が接続され、 前記サブネットワーク中のある加工ステーションにおい
    て前記搬送手段上のワークに不具合が発生した場合に、
    所定時間内にその加工ステーションで修復することが不
    可能と判断され、前記ラインサイド端末に未修正個所が
    存在する旨の入力がなされたとき、前記ラインサイド端
    末は、未修正個所が存在するワークの識別番号と未修正
    個所を作業結果情報として前記メインネットワークを介
    してホストコンピュータに送信するとともに、前記搬送
    手段の次の加工ステーションへの移動を許可するデータ
    を前記メインネットワークおよび前記データマネージャ
    を介して前記制御盤に送信することを特徴とする生産管
    理システム。
JP20228188A 1988-08-12 1988-08-12 生産管理システム Expired - Fee Related JP2574170B2 (ja)

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