JPH05342222A - 生産管理システム - Google Patents
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- JPH05342222A JPH05342222A JP15390692A JP15390692A JPH05342222A JP H05342222 A JPH05342222 A JP H05342222A JP 15390692 A JP15390692 A JP 15390692A JP 15390692 A JP15390692 A JP 15390692A JP H05342222 A JPH05342222 A JP H05342222A
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- 238000007726 management method Methods 0.000 claims abstract description 99
- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 claims abstract description 32
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 13
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 48
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 abstract description 10
- 239000000047 product Substances 0.000 description 44
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現在の状況を明確に把握し、これによりトラ
ブルに対して即座に対応することができる生産管理シス
テムの提供を目的とする。 【構成】 システム管理プロセッサ21及び工程管理端
末25において、組立部品の納入が遅れた場合に、納入
の遅れた組立部品の取付順序を後にする等の配慮が可能
であるか(ステップ4)、欠品の恐れがあるか(ステッ
プ9〜10)等を判断し、この判断結果に基づき、製品
の生産工程の順位変更等の生産管理を行う(ステップ1
4)。これにより部品の納入の遅れ等に即座に対応する
ことができ、これにより生産効率の低下を有効に防止す
る。
ブルに対して即座に対応することができる生産管理シス
テムの提供を目的とする。 【構成】 システム管理プロセッサ21及び工程管理端
末25において、組立部品の納入が遅れた場合に、納入
の遅れた組立部品の取付順序を後にする等の配慮が可能
であるか(ステップ4)、欠品の恐れがあるか(ステッ
プ9〜10)等を判断し、この判断結果に基づき、製品
の生産工程の順位変更等の生産管理を行う(ステップ1
4)。これにより部品の納入の遅れ等に即座に対応する
ことができ、これにより生産効率の低下を有効に防止す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の生産ライン
において、設備の故障、欠品、部品の納入の遅れ等に即
座に対応することができる生産管理システムに関する。
において、設備の故障、欠品、部品の納入の遅れ等に即
座に対応することができる生産管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の生産ラインには、複
数のメインラインと、これらメインラインに対してエン
ジン等の半製品を供給する複数のサブラインとが備えら
れており、前記メインラインでは、サブラインから供給
された半製品を自動車本体に対して組み付ける作業が行
われるようになっている。また、これらメインライン及
びサブラインには、製品を組み立てるための組立部品が
外部より逐次供給されるようになっている。
数のメインラインと、これらメインラインに対してエン
ジン等の半製品を供給する複数のサブラインとが備えら
れており、前記メインラインでは、サブラインから供給
された半製品を自動車本体に対して組み付ける作業が行
われるようになっている。また、これらメインライン及
びサブラインには、製品を組み立てるための組立部品が
外部より逐次供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された生産ラインでは、メインライン及びサブラ
インに対して、組立部品をタイムリーに搬入し、メイン
ラインでの部品組み付け作業に遅れが生じ無いように管
理しているが、このような管理を行っていたとしても、
設備の故障、欠品、部品の納入の遅れ等の予期しないト
ラブルが発生することがある。そして、このようなトラ
ブルが発生した場合においては、作業員が手作業でメイ
ンライン及びサブラインにおける生産調整をしなければ
ならず、その結果、調整に時間がかかって、損失が大き
くなるとともに、自動車の生産計画に狂いが生じるとい
う問題も発生していた。
に構成された生産ラインでは、メインライン及びサブラ
インに対して、組立部品をタイムリーに搬入し、メイン
ラインでの部品組み付け作業に遅れが生じ無いように管
理しているが、このような管理を行っていたとしても、
設備の故障、欠品、部品の納入の遅れ等の予期しないト
ラブルが発生することがある。そして、このようなトラ
ブルが発生した場合においては、作業員が手作業でメイ
ンライン及びサブラインにおける生産調整をしなければ
ならず、その結果、調整に時間がかかって、損失が大き
くなるとともに、自動車の生産計画に狂いが生じるとい
う問題も発生していた。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、設備の故障、欠品、部品の納入の遅れ等
を示すデータに基づき、現在の状況を明確に把握し、こ
れによりトラブルに対して即座に対応することができる
生産管理システムの提供を目的とする。
ものであって、設備の故障、欠品、部品の納入の遅れ等
を示すデータに基づき、現在の状況を明確に把握し、こ
れによりトラブルに対して即座に対応することができる
生産管理システムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、複数のメインラインに複数のサブ
ラインが合流するように設けられ、これらラインに供給
された組立部品により製品が組み立てられる生産ライン
において、これらラインに対して供給される組立部品の
納入状況、在庫状況、これらラインの稼働状況、製品脇
出し情報等の生産管理データを収集かつ伝達する情報収
集伝達手段と、この情報収集伝達手段により収集かつ伝
達された生産管理データに基づいて、ラインにおける製
品の生産管理を行う情報処理手段とを備えるようにして
いる。
に、第1の発明では、複数のメインラインに複数のサブ
ラインが合流するように設けられ、これらラインに供給
された組立部品により製品が組み立てられる生産ライン
において、これらラインに対して供給される組立部品の
納入状況、在庫状況、これらラインの稼働状況、製品脇
出し情報等の生産管理データを収集かつ伝達する情報収
集伝達手段と、この情報収集伝達手段により収集かつ伝
達された生産管理データに基づいて、ラインにおける製
品の生産管理を行う情報処理手段とを備えるようにして
いる。
【0006】第2の発明では、前記情報処理手段によ
り、情報収集伝達手段により伝達された生産管理データ
に基づいて、トラブル修復時刻の計算、製品の生産工程
の順位変更等の生産管理を行わせるようにしている。
り、情報収集伝達手段により伝達された生産管理データ
に基づいて、トラブル修復時刻の計算、製品の生産工程
の順位変更等の生産管理を行わせるようにしている。
【0007】
【作用】本発明によれば、情報収集伝達手段により伝達
された生産管理データに基づいて、トラブル修復時刻の
計算、製品の生産工程の順位変更等の生産管理を行う情
報処理手段を設けたので、設備の故障、欠品、部品の納
入の遅れ等に即座に対応することができる。
された生産管理データに基づいて、トラブル修復時刻の
計算、製品の生産工程の順位変更等の生産管理を行う情
報処理手段を設けたので、設備の故障、欠品、部品の納
入の遅れ等に即座に対応することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。まず、図1に示すものは全体の概略構成
図であって、この図1に符号1〜4でそれぞれ示すもの
は、例えば自動車等の製品を組み立てるためのメインラ
インであり、符号5〜8でそれぞれ示すものはメインラ
イン1〜4に対してエンジン等の半製品を供給するため
のサブラインである。そして、前記メインライン1〜4
及びサブライン5〜8には取引先より各種組立部品が供
給され、更に、これらライン1〜8上でこれら組立部品
の組み付け作業が行われ、最終的にメインライン1〜4
上にて自動車等の製品が作成されるようになっている。
いて説明する。まず、図1に示すものは全体の概略構成
図であって、この図1に符号1〜4でそれぞれ示すもの
は、例えば自動車等の製品を組み立てるためのメインラ
インであり、符号5〜8でそれぞれ示すものはメインラ
イン1〜4に対してエンジン等の半製品を供給するため
のサブラインである。そして、前記メインライン1〜4
及びサブライン5〜8には取引先より各種組立部品が供
給され、更に、これらライン1〜8上でこれら組立部品
の組み付け作業が行われ、最終的にメインライン1〜4
上にて自動車等の製品が作成されるようになっている。
【0009】前記メインライン1〜4には溶接ロボッ
ト、ワークチャック等の各種設備10〜13が設けられ
るとともに、前記メインライン1〜4の開始点(ライン
ON地点)及び終了点(ラインOFF地点)には、製品
に設けられたデータキャリアを読み取るためのセンサ装
置1A〜4A、1B〜4Bが設けられている。なお、こ
の製品に設けられたデータキャリアのデータ内容とし
て、例えば、製品コード、派生コード、シリアルNO、
流動順位、ラインNO等が記憶されている。なお、以
下、メインライン1〜4のラインON地点にあるセンサ
装置1A〜4Aから出力されるデータをラインON情報
と表現し、また、メインライン1〜4のラインOFF地
点にあるセンサ装置1B〜4Bから出力されるデータを
ラインOFF情報と表現する。
ト、ワークチャック等の各種設備10〜13が設けられ
るとともに、前記メインライン1〜4の開始点(ライン
ON地点)及び終了点(ラインOFF地点)には、製品
に設けられたデータキャリアを読み取るためのセンサ装
置1A〜4A、1B〜4Bが設けられている。なお、こ
の製品に設けられたデータキャリアのデータ内容とし
て、例えば、製品コード、派生コード、シリアルNO、
流動順位、ラインNO等が記憶されている。なお、以
下、メインライン1〜4のラインON地点にあるセンサ
装置1A〜4Aから出力されるデータをラインON情報
と表現し、また、メインライン1〜4のラインOFF地
点にあるセンサ装置1B〜4Bから出力されるデータを
ラインOFF情報と表現する。
【0010】また、上述した図1に符号20〜24で示
すものはプロセッサ、符号25・26でそれぞれ示すも
のは、パソコン等の小型コンピュータ等からなる工程管
理端末、ストック場管理端末であって、これらプロセッ
サ20〜24、工程管理端末25、ストック場管理端末
26、及び前述した各種設備10、センサ装置1A〜4
A、1B〜4Bは、通信線27により互いに接続され
て、ネットワーク30を形成している。
すものはプロセッサ、符号25・26でそれぞれ示すも
のは、パソコン等の小型コンピュータ等からなる工程管
理端末、ストック場管理端末であって、これらプロセッ
サ20〜24、工程管理端末25、ストック場管理端末
26、及び前述した各種設備10、センサ装置1A〜4
A、1B〜4Bは、通信線27により互いに接続され
て、ネットワーク30を形成している。
【0011】なお、前記プロセッサ20〜24の中で、
符号20はネットワーク30に障害が発生しないように
管理するネットワーク管理プロセッサ、符号21はデー
タ転送の管理、イベントの管理、組立部品の納入が遅れ
た場合の対応等を検討するシステム管理プロセッサ、符
号22は各種シミュレーションを行うためのシミュレー
ションプロセッサ、符号23は生産計画を作成するため
の生産計画作成プロセッサ、符号24はネットワーク3
0を介して外部との通信を行うための通信プロセッサで
ある。
符号20はネットワーク30に障害が発生しないように
管理するネットワーク管理プロセッサ、符号21はデー
タ転送の管理、イベントの管理、組立部品の納入が遅れ
た場合の対応等を検討するシステム管理プロセッサ、符
号22は各種シミュレーションを行うためのシミュレー
ションプロセッサ、符号23は生産計画を作成するため
の生産計画作成プロセッサ、符号24はネットワーク3
0を介して外部との通信を行うための通信プロセッサで
ある。
【0012】また、前記システム管理プロセッサ21に
は、図4で示すように、ライン1〜8が行う工程を記憶
した工程テーブル、取り扱う組立部品の製品コード及び
数量等を記憶した部品適用テーブル等の各種テーブル3
1〜36が記憶され、また、前記工程管理端末25に
は、これら各種テーブル31〜36に対応した工程在庫
管理テーブル37及び設備障害情報テーブル38が記憶
されている。そして、これらテーブル31〜36及びテ
ーブル37・38に記憶されているデータ内容(組立部
品の種類、数量等)は互いに照合され、この照合結果に
より例えば、欠品、脇出し、搬送障害があったか否かを
管理するようにしている。また、プロセッサ21以外の
プロセッサ20〜24についてもテーブルが記憶されて
いるが、図面には記載していない。また、このようなテ
ーブルは図1に符号40〜42で示すRAM内に記憶さ
れている。
は、図4で示すように、ライン1〜8が行う工程を記憶
した工程テーブル、取り扱う組立部品の製品コード及び
数量等を記憶した部品適用テーブル等の各種テーブル3
1〜36が記憶され、また、前記工程管理端末25に
は、これら各種テーブル31〜36に対応した工程在庫
管理テーブル37及び設備障害情報テーブル38が記憶
されている。そして、これらテーブル31〜36及びテ
ーブル37・38に記憶されているデータ内容(組立部
品の種類、数量等)は互いに照合され、この照合結果に
より例えば、欠品、脇出し、搬送障害があったか否かを
管理するようにしている。また、プロセッサ21以外の
プロセッサ20〜24についてもテーブルが記憶されて
いるが、図面には記載していない。また、このようなテ
ーブルは図1に符号40〜42で示すRAM内に記憶さ
れている。
【0013】以下に、上述したようにネットワーク30
されたプロセッサ20〜24及び工程管理端末25の主
な処理について説明する。 (A) システム管理プロセッサ21について、 メインライン1〜4のセンサ装置1A〜4A、1B
〜4Bを製品が通過した場合に、これらセンサ装置1A
〜4A、1B〜4Bは製品に設けられたデータキャリア
を読み取り、該データキャリアのデータ内容を、通信線
27を介してシステム管理プロセッサ21に対して出力
する。 そして、このシステム管理プロセッサ21では、デ
ータキャリアのデータ内容と、このデータキャリアのデ
ータが送られて来た時刻とを、製品情報として前述した
テーブル31〜36に記憶するとともに、この製品情報
に基づき、特定の製品がメインライン1〜4のどの位置
にあるかを把握する。
されたプロセッサ20〜24及び工程管理端末25の主
な処理について説明する。 (A) システム管理プロセッサ21について、 メインライン1〜4のセンサ装置1A〜4A、1B
〜4Bを製品が通過した場合に、これらセンサ装置1A
〜4A、1B〜4Bは製品に設けられたデータキャリア
を読み取り、該データキャリアのデータ内容を、通信線
27を介してシステム管理プロセッサ21に対して出力
する。 そして、このシステム管理プロセッサ21では、デ
ータキャリアのデータ内容と、このデータキャリアのデ
ータが送られて来た時刻とを、製品情報として前述した
テーブル31〜36に記憶するとともに、この製品情報
に基づき、特定の製品がメインライン1〜4のどの位置
にあるかを把握する。
【0014】なお、このシステム管理プロセッサ21で
は、センサ装置1A〜4A、1B〜4Bから製品につい
てのデータが自動的に入力される他に、工程管理端末2
5から、作業者により手作業で入力できる。すなわち、
このシステム管理プロセッサ21では、メインライン1
〜4から製品の脇出しがあった場合に、脇出しがあった
製品についてのデータを工程管理端末25から入力させ
るようにし、これにより、製品情報を逐次書き換えるこ
とができる。また、工程管理端末25からシステム管理
プロセッサ21に対して製品情報の読み出し要求があっ
た場合には、このシステム管理プロセッサ21から工程
管理端末25に対して該当する製品情報を出力し、かつ
該工程管理端末25のディスプレイに対して表示させ
る。
は、センサ装置1A〜4A、1B〜4Bから製品につい
てのデータが自動的に入力される他に、工程管理端末2
5から、作業者により手作業で入力できる。すなわち、
このシステム管理プロセッサ21では、メインライン1
〜4から製品の脇出しがあった場合に、脇出しがあった
製品についてのデータを工程管理端末25から入力させ
るようにし、これにより、製品情報を逐次書き換えるこ
とができる。また、工程管理端末25からシステム管理
プロセッサ21に対して製品情報の読み出し要求があっ
た場合には、このシステム管理プロセッサ21から工程
管理端末25に対して該当する製品情報を出力し、かつ
該工程管理端末25のディスプレイに対して表示させ
る。
【0015】(B) 工程管理端末25について、 (一) 組立部品の納入データ(部品番号,個数,納入
時刻,納入場所コード)は、部品納入時において、工務
ブロックの検収場所(図示略)でバーコード読取により
検収場所の端末に入力され、そこから工程管理端末25
へと送られる。 (二) 各工程管理端末25には、その端末が受け持つ
範囲の工程についての情報(工程在庫管理テーブル3
7)が記憶されている。この工程在庫管理テーブル37
は、各工程管理端末25が受け持つ範囲の工程で組付け
処理される組立部品の部品番号、それを取り付ける製品
の製品コード、派生コード、製品1台当りの取付け個
数、現在の在庫数等の各種情報を記憶するテーブルであ
って、上記(一)で示した納入データの入力があった場
合と、製品がメインライン1〜4において製品が処理さ
れて、組立部品が消費された場合とにおいて、そのテー
ブル内の在庫数をリアルタイムに修正する。なお、前記
テーブルに記憶される在庫数が実際の在庫数と不一致と
なる場合があるが、このような誤差は組立部品の棚卸し
時に修正すると良い。
時刻,納入場所コード)は、部品納入時において、工務
ブロックの検収場所(図示略)でバーコード読取により
検収場所の端末に入力され、そこから工程管理端末25
へと送られる。 (二) 各工程管理端末25には、その端末が受け持つ
範囲の工程についての情報(工程在庫管理テーブル3
7)が記憶されている。この工程在庫管理テーブル37
は、各工程管理端末25が受け持つ範囲の工程で組付け
処理される組立部品の部品番号、それを取り付ける製品
の製品コード、派生コード、製品1台当りの取付け個
数、現在の在庫数等の各種情報を記憶するテーブルであ
って、上記(一)で示した納入データの入力があった場
合と、製品がメインライン1〜4において製品が処理さ
れて、組立部品が消費された場合とにおいて、そのテー
ブル内の在庫数をリアルタイムに修正する。なお、前記
テーブルに記憶される在庫数が実際の在庫数と不一致と
なる場合があるが、このような誤差は組立部品の棚卸し
時に修正すると良い。
【0016】(C) 図2及び図3のフローチャートを
参照して、システム管理プロセッサ21及び工程管理端
末25を利用した、組立部品の納入が遅れた場合の対応
策について詳細に説明する。 《ステップ1》〜《ステップ2》 システム管理プロセッサ21は、各工程管理端末25に
対して、1日に1回、その日の生産計画に基づいて、ラ
イン1〜8が必要とする組立部品の納入予定データを送
る。なお、この組立部品の納入予定データは、ライン1
〜8が必要とする組立部品の種類、個数等を示すもので
あり、一方、各工程管理端末25では、納入予定時刻よ
りも組立部品の納入時間が遅れた場合等に、システム管
理プロセッサ21に対してワーニング情報を供給する。
なお、このワーニング情報を出力する基準時間は組立部
品の在庫数や欠品時の影響により組立部品毎に自由に設
定できる。また、前記納入予定データはシステム管理プ
ロセッサ21内の部品適用マスター32に記憶されてい
る。
参照して、システム管理プロセッサ21及び工程管理端
末25を利用した、組立部品の納入が遅れた場合の対応
策について詳細に説明する。 《ステップ1》〜《ステップ2》 システム管理プロセッサ21は、各工程管理端末25に
対して、1日に1回、その日の生産計画に基づいて、ラ
イン1〜8が必要とする組立部品の納入予定データを送
る。なお、この組立部品の納入予定データは、ライン1
〜8が必要とする組立部品の種類、個数等を示すもので
あり、一方、各工程管理端末25では、納入予定時刻よ
りも組立部品の納入時間が遅れた場合等に、システム管
理プロセッサ21に対してワーニング情報を供給する。
なお、このワーニング情報を出力する基準時間は組立部
品の在庫数や欠品時の影響により組立部品毎に自由に設
定できる。また、前記納入予定データはシステム管理プ
ロセッサ21内の部品適用マスター32に記憶されてい
る。
【0017】《ステップ3》ワーニング情報をシステム
管理プロセッサ21に送った後、工程管理端末25は、
システム管理プロセッサ21に対して生産計画データを
要求する。そして、工程管理端末25では、システム管
理プロセッサ21から出力された生産計画データとに基
づき、納入の遅れた組立部品の欠品予想時刻を計算し、
この計算結果をシステム管理プロセッサ21に送る。な
お、前記生産計画データはシステム管理プロセッサ21
の生産計画ファイル34に記憶されている。
管理プロセッサ21に送った後、工程管理端末25は、
システム管理プロセッサ21に対して生産計画データを
要求する。そして、工程管理端末25では、システム管
理プロセッサ21から出力された生産計画データとに基
づき、納入の遅れた組立部品の欠品予想時刻を計算し、
この計算結果をシステム管理プロセッサ21に送る。な
お、前記生産計画データはシステム管理プロセッサ21
の生産計画ファイル34に記憶されている。
【0018】なお、このステップ3では、(I)欠品し
かけている組立部品が納入された場合、欠品予想時刻を
計算し直し、その計算結果を再度システム管理プロセッ
サ21に送る。また、(II)前記(I)以外でもシス
テム管理プロセッサ21から欠品予想時刻を計算し直す
要求があった場合も、前記(I)と同様の処理を行う。
かけている組立部品が納入された場合、欠品予想時刻を
計算し直し、その計算結果を再度システム管理プロセッ
サ21に送る。また、(II)前記(I)以外でもシス
テム管理プロセッサ21から欠品予想時刻を計算し直す
要求があった場合も、前記(I)と同様の処理を行う。
【0019】以下、ステップ4〜ステップ22を参照し
て、組立部品の納入が遅れた場合の対応について説明す
る。 《ステップ4》工程管理端末25において、組立部品の
納入が遅れた場合の悪影響が大きいか否かを判断する。
具体的には、製品の商品性に影響する場合にステップ5
〜7に進み、また、製品の安全機能に影響する場合等に
ステップ8以降に進む。なお、このステップ4での判断
基準は任意に定めるようにして良い。
て、組立部品の納入が遅れた場合の対応について説明す
る。 《ステップ4》工程管理端末25において、組立部品の
納入が遅れた場合の悪影響が大きいか否かを判断する。
具体的には、製品の商品性に影響する場合にステップ5
〜7に進み、また、製品の安全機能に影響する場合等に
ステップ8以降に進む。なお、このステップ4での判断
基準は任意に定めるようにして良い。
【0020】《ステップ5》〜《ステップ6》 工程管理端末25において、該組立部品の納入状況を監
視して(ステップ5)、該組立部品の欠品が発生したか
否かを監視し(ステップ6)、欠品が発生したYESの
場合にステップ8に進み、欠品の発生が無いNOの場合
にステップ7に進む。 《ステップ7》工程管理端末25において、該組立部品
の納入があったか否かを監視し、納入があるYESの場
合に本フローを終了し、また、該組立部品の納入が無い
NOの場合に元のステップ5に戻る。 《ステップ8》欠品が発生したとして、工程管理端末2
5からプロセッサ20〜24に対してワーニング情報を
出力する。
視して(ステップ5)、該組立部品の欠品が発生したか
否かを監視し(ステップ6)、欠品が発生したYESの
場合にステップ8に進み、欠品の発生が無いNOの場合
にステップ7に進む。 《ステップ7》工程管理端末25において、該組立部品
の納入があったか否かを監視し、納入があるYESの場
合に本フローを終了し、また、該組立部品の納入が無い
NOの場合に元のステップ5に戻る。 《ステップ8》欠品が発生したとして、工程管理端末2
5からプロセッサ20〜24に対してワーニング情報を
出力する。
【0021】《ステップ9》通信プロセッサ24が組立
部品の送出先(取引先)に対して、ワーニング情報を出
力し、該組立部品の送出先に対して、該組立部品の納入
予定時刻を知らせるように要求する。 《ステップ10》工程管理端末25において、通信プロ
セッサ24が組立部品の送出先(取引先)から改めて知
らされた該組立部品の納入予定時刻と、ステップ3で算
出した欠品予想時刻とに基づき、該組立部品の欠品が生
じる恐れがあるか否かを判断し、欠品の恐れのないNO
の場合にステップ11に進み、欠品の恐れがあるYES
の場合にステップ12に進む。
部品の送出先(取引先)に対して、ワーニング情報を出
力し、該組立部品の送出先に対して、該組立部品の納入
予定時刻を知らせるように要求する。 《ステップ10》工程管理端末25において、通信プロ
セッサ24が組立部品の送出先(取引先)から改めて知
らされた該組立部品の納入予定時刻と、ステップ3で算
出した欠品予想時刻とに基づき、該組立部品の欠品が生
じる恐れがあるか否かを判断し、欠品の恐れのないNO
の場合にステップ11に進み、欠品の恐れがあるYES
の場合にステップ12に進む。
【0022】《ステップ11》〜《ステップ12》 工程管理端末25において、該組立部品の納入状況を例
えば5分に1回といった一定時間毎に監視して(ステッ
プ11)、該組立部品が予定通り納入されたか否かを監
視し(ステップ12)、該組立部品が予定通り納入され
たYESの場合に本フローを終了し、該組立部品の納入
が遅れたNOの場合にステップ13に進む。 《ステップ13》〜《ステップ14》 該組立部品を取り扱う工程管理端末25から、シミュレ
ーションプロセッサ22に対してワーニング信号を出力
して(ステップ13)、製品に対する組立部品の組立計
画を変更させるためのシミュレーションを実行させる
(ステップ14)。 なお、この場合、シミュレーショ
ンプロセッサ22では、納品の遅れた組立部品の取り付
け順序を可能な限り遅くするなどして、製品に対する組
立部品の組立計画を変更させるシミュレーションを作成
する。
えば5分に1回といった一定時間毎に監視して(ステッ
プ11)、該組立部品が予定通り納入されたか否かを監
視し(ステップ12)、該組立部品が予定通り納入され
たYESの場合に本フローを終了し、該組立部品の納入
が遅れたNOの場合にステップ13に進む。 《ステップ13》〜《ステップ14》 該組立部品を取り扱う工程管理端末25から、シミュレ
ーションプロセッサ22に対してワーニング信号を出力
して(ステップ13)、製品に対する組立部品の組立計
画を変更させるためのシミュレーションを実行させる
(ステップ14)。 なお、この場合、シミュレーショ
ンプロセッサ22では、納品の遅れた組立部品の取り付
け順序を可能な限り遅くするなどして、製品に対する組
立部品の組立計画を変更させるシミュレーションを作成
する。
【0023】《ステップ15》ステップ14で行ったシ
ミュレーションを他の条件で実行するか否かを判断し、
YESの場合にステップ14に戻って、再度シミュレー
ションを繰り返し、NOの場合に次のステップ16に進
む。 《ステップ16》ステップ14で得たシミュレーション
に基づき、組立部品の流動順位(組立順位)を変更する
か否かを判断し、YESの場合にステップ17に進み、
NOの場合にステップ18に進む。 《ステップ17》組立部品の流動順位(組立順位)を変
更する旨の指示を工程管理端末25に対して与え、本フ
ローを終了する。
ミュレーションを他の条件で実行するか否かを判断し、
YESの場合にステップ14に戻って、再度シミュレー
ションを繰り返し、NOの場合に次のステップ16に進
む。 《ステップ16》ステップ14で得たシミュレーション
に基づき、組立部品の流動順位(組立順位)を変更する
か否かを判断し、YESの場合にステップ17に進み、
NOの場合にステップ18に進む。 《ステップ17》組立部品の流動順位(組立順位)を変
更する旨の指示を工程管理端末25に対して与え、本フ
ローを終了する。
【0024】《ステップ18》組立部品の納入が遅れた
ことに伴い、全体の生産計画の見直しが必要か否かを判
断し、YESの場合にステップ19に進み、NOの場合
に本フローを終了する。 《ステップ19》シミュレーションプロセッサ22によ
り、全体の生産計画の見直しを行わせる。なお、このス
テップ19で行うシミュレーションは、ステップ14で
行ったシミュレーションと比較して規模の大きいもので
あり、一部製品の生産の中断といった内容をも含むもの
である。
ことに伴い、全体の生産計画の見直しが必要か否かを判
断し、YESの場合にステップ19に進み、NOの場合
に本フローを終了する。 《ステップ19》シミュレーションプロセッサ22によ
り、全体の生産計画の見直しを行わせる。なお、このス
テップ19で行うシミュレーションは、ステップ14で
行ったシミュレーションと比較して規模の大きいもので
あり、一部製品の生産の中断といった内容をも含むもの
である。
【0025】《ステップ20》ステップ19で行ったシ
ミュレーションを他の条件で実行するか否かを判断し、
YESの場合にステップ19に戻って、再度シミュレー
ションを繰り返し、NOの場合に次のステップ21に進
む。 《ステップ21》ステップ19で得たシミュレーション
に基づき、全体の生産計画を変更するか否かを判断し、
YESの場合にステップ22に進み、NOの場合に本フ
ローを終了する。
ミュレーションを他の条件で実行するか否かを判断し、
YESの場合にステップ19に戻って、再度シミュレー
ションを繰り返し、NOの場合に次のステップ21に進
む。 《ステップ21》ステップ19で得たシミュレーション
に基づき、全体の生産計画を変更するか否かを判断し、
YESの場合にステップ22に進み、NOの場合に本フ
ローを終了する。
【0026】《ステップ22》全体の生産計画を変更す
る旨の指示を工程管理端末25に対して与え、本フロー
を終了する。なお、上記シミュレーションを実行した場
合であっても、仮に、組立部品の欠品が実際に生じた場
合には、組立部品が未取付となった製品のシリアルNO
と組立部品名を、工程管理端末25から入力し(マウス
等で迅速にできる様にする)、更にシステム管理プロセ
ッサ21に送り管理すると良い。
る旨の指示を工程管理端末25に対して与え、本フロー
を終了する。なお、上記シミュレーションを実行した場
合であっても、仮に、組立部品の欠品が実際に生じた場
合には、組立部品が未取付となった製品のシリアルNO
と組立部品名を、工程管理端末25から入力し(マウス
等で迅速にできる様にする)、更にシステム管理プロセ
ッサ21に送り管理すると良い。
【0027】以上、組立部品の納入が遅れた場合のプロ
セッサ20〜24及び工程管理端末25の処理について
説明したが、ネットワーク30ではこれに加えて以下
(C)〜(G)に示す処理を行うことが可能である。 (C)設備10〜13の稼働状況監視について、 各工程管理端末25と主要な設備10〜13をネッ
トワークで結び、これら設備10〜13から工程管理端
末25に対してリアルタイムに、稼動速度(0〜100
%)、運転モード(正常,停止,異常停止,不完全作
動)に関するデータを送る。
セッサ20〜24及び工程管理端末25の処理について
説明したが、ネットワーク30ではこれに加えて以下
(C)〜(G)に示す処理を行うことが可能である。 (C)設備10〜13の稼働状況監視について、 各工程管理端末25と主要な設備10〜13をネッ
トワークで結び、これら設備10〜13から工程管理端
末25に対してリアルタイムに、稼動速度(0〜100
%)、運転モード(正常,停止,異常停止,不完全作
動)に関するデータを送る。
【0028】そして、設備10〜13から送られるデー
タに基づき、工程管理端末25が、ラインの異常停止、
不完全動作等の障害が発生したと判断した場合には、復
旧予想時刻を該工程管理端末25に対して入力させる。
なお、このような復旧予想時刻の入力は作業者に行わせ
るとともに、他の設備10〜13でも入力可能とする。 上記で示したような、設備10〜13で生じた障
害情報(工程NO,設備10〜13のNO,故障モー
ド,稼動速度率,復旧予想時刻等)は工程管理端末25
から更にシステム管理プロセッサ21へ送られ、以後総
合的な管理を行う。
タに基づき、工程管理端末25が、ラインの異常停止、
不完全動作等の障害が発生したと判断した場合には、復
旧予想時刻を該工程管理端末25に対して入力させる。
なお、このような復旧予想時刻の入力は作業者に行わせ
るとともに、他の設備10〜13でも入力可能とする。 上記で示したような、設備10〜13で生じた障
害情報(工程NO,設備10〜13のNO,故障モー
ド,稼動速度率,復旧予想時刻等)は工程管理端末25
から更にシステム管理プロセッサ21へ送られ、以後総
合的な管理を行う。
【0029】 システム管理プロセッサ21には、前
述したように、工程管理端末25及び他の端末(図示
略)からデータの読み出し要求があった場合にはデータ
を出力する機能があり、これによって、設備10〜13
で生じた障害情報について、読み出し要求があった場合
に、読み出し要求があった工程管理端末25に対して障
害情報を出力することができる。その他、工程管理端末
25からシステム管理プロセッサ21に対して、生産計
画,ラインON・OFF情報の読み出し要求があれば、
システム管理プロセッサ21から該当する情報が送られ
る。
述したように、工程管理端末25及び他の端末(図示
略)からデータの読み出し要求があった場合にはデータ
を出力する機能があり、これによって、設備10〜13
で生じた障害情報について、読み出し要求があった場合
に、読み出し要求があった工程管理端末25に対して障
害情報を出力することができる。その他、工程管理端末
25からシステム管理プロセッサ21に対して、生産計
画,ラインON・OFF情報の読み出し要求があれば、
システム管理プロセッサ21から該当する情報が送られ
る。
【0030】(D) 半製品ストック場のデータ処理に
ついて 半製品(例えばエンジン)を組み立てるサブライン5〜
8の終点とメインライン1〜4との中間に半製品ストッ
ク場がある場合は、サブライン5〜8及びメインライン
1〜4のラインON情報を一定の時間間隔でシステム管
理プロセッサ21からもらい、ストック場の半製品の在
庫情報とその日の生産計画データとあわせてストック場
管理端末26にて、図2のステップ3と同様の処理を行
って欠品予想時刻等を計算し、図2のステップ9で示し
たようなワーニング情報をシステム管理プロセッサ21
に送る。
ついて 半製品(例えばエンジン)を組み立てるサブライン5〜
8の終点とメインライン1〜4との中間に半製品ストッ
ク場がある場合は、サブライン5〜8及びメインライン
1〜4のラインON情報を一定の時間間隔でシステム管
理プロセッサ21からもらい、ストック場の半製品の在
庫情報とその日の生産計画データとあわせてストック場
管理端末26にて、図2のステップ3と同様の処理を行
って欠品予想時刻等を計算し、図2のステップ9で示し
たようなワーニング情報をシステム管理プロセッサ21
に送る。
【0031】(E) ライン1〜8上での製品管理につ
いて メインライン1〜4のセンサ装置1A〜4A、1B
〜4Bを製品が通過した場合に、これらセンサ装置1A
〜4A、1B〜4Bは製品に設けられたデータキャリア
を読み取り、該データキャリアのデータ内容を、通信線
27を介してシステム管理プロセッサ21に対して出力
する(但しコンベアスピードが所定の時間以外に停止し
たり、速度が管理値を越えて変化した場合はワーニング
情報が直ちにシステム管理プロセッサ21に送られる。
一定時間以上、センサ装置1A〜4A、1B〜4BがO
Nしない場合も同様である。)
いて メインライン1〜4のセンサ装置1A〜4A、1B
〜4Bを製品が通過した場合に、これらセンサ装置1A
〜4A、1B〜4Bは製品に設けられたデータキャリア
を読み取り、該データキャリアのデータ内容を、通信線
27を介してシステム管理プロセッサ21に対して出力
する(但しコンベアスピードが所定の時間以外に停止し
たり、速度が管理値を越えて変化した場合はワーニング
情報が直ちにシステム管理プロセッサ21に送られる。
一定時間以上、センサ装置1A〜4A、1B〜4BがO
Nしない場合も同様である。)
【0032】 ラインOFF地点にあるセンサ装置1
B〜4Bは、一定時間間隔毎に同じライン1〜4のライ
ンON地点にあるセンサ装置1A〜4AからラインON
情報をもらって、これらセンサ装置1A〜4A、1B〜
4Bにより読み取られたデータキャリアのデータ内容を
互いに照合し、ラインとラインとの間において、製品の
脇出しがあったか否かをチェックをする。また、このよ
うな脇出しがあった場合には、ラインOFF地点側の工
程管理端末25からシステム管理プロセッサ21に対し
て、記憶されているデータを修正する指示を出力する。
B〜4Bは、一定時間間隔毎に同じライン1〜4のライ
ンON地点にあるセンサ装置1A〜4AからラインON
情報をもらって、これらセンサ装置1A〜4A、1B〜
4Bにより読み取られたデータキャリアのデータ内容を
互いに照合し、ラインとラインとの間において、製品の
脇出しがあったか否かをチェックをする。また、このよ
うな脇出しがあった場合には、ラインOFF地点側の工
程管理端末25からシステム管理プロセッサ21に対し
て、記憶されているデータを修正する指示を出力する。
【0033】 ラインON地点の工程管理端末25
は、一定時間毎に上流のラインのラインOFF情報,各
ストック場の在庫情報と、自分が管理するラインのON
情報を照合して、ラインOFF地点での脇出し(ストッ
ク場にも存在しない)をチェックし、ここでの脇出しが
あれば、上記と同様に、システム管理プロセッサ21
に対してデータを修正する指示を出す。
は、一定時間毎に上流のラインのラインOFF情報,各
ストック場の在庫情報と、自分が管理するラインのON
情報を照合して、ラインOFF地点での脇出し(ストッ
ク場にも存在しない)をチェックし、ここでの脇出しが
あれば、上記と同様に、システム管理プロセッサ21
に対してデータを修正する指示を出す。
【0034】(F) 誤組発生時の処理について 誤組付に作業者が気付いた場合は、 誤組付をした部品番号,個数(もし取付けた製品コ
ード,派生コード,シリアルNO等がわかればそのデー
タも)を各該当の工程管理端末25へ入力(画面のリス
トからのセレクト又は手入力)する。その端末で誤組付
の影響のシミュレーションを行ない、結果をシステム管
理プロセッサ21へ送る。 システム管理プロセッサ21は関係する工程管理端
末25へ誤組付情報とシミュレーション結果を送る。
ード,派生コード,シリアルNO等がわかればそのデー
タも)を各該当の工程管理端末25へ入力(画面のリス
トからのセレクト又は手入力)する。その端末で誤組付
の影響のシミュレーションを行ない、結果をシステム管
理プロセッサ21へ送る。 システム管理プロセッサ21は関係する工程管理端
末25へ誤組付情報とシミュレーション結果を送る。
【0035】(G) 組立部品が未取付であった場合の
処理について、システム管理プロセッサ21では、ライ
ン1〜8において製品に対する組付部品の未取り付けが
あった場合に、組付部品の未取り付けがあった製品につ
いてのデータを工程管理端末25から入力させるように
し、これにより、製品情報を逐次書き換えることができ
る。また、工程管理端末25からシステム管理プロセッ
サ21に対して製品情報の読み出し要求があった場合に
は、このシステム管理プロセッサ21から工程管理端末
25に対して、該当する製品情報を出力し、かつ該工程
管理端末25のディスプレイに対して表示させる。
処理について、システム管理プロセッサ21では、ライ
ン1〜8において製品に対する組付部品の未取り付けが
あった場合に、組付部品の未取り付けがあった製品につ
いてのデータを工程管理端末25から入力させるように
し、これにより、製品情報を逐次書き換えることができ
る。また、工程管理端末25からシステム管理プロセッ
サ21に対して製品情報の読み出し要求があった場合に
は、このシステム管理プロセッサ21から工程管理端末
25に対して、該当する製品情報を出力し、かつ該工程
管理端末25のディスプレイに対して表示させる。
【0036】なお、上記実施例では、センサ装置1A〜
4A、1B〜4B、工程管理端末25、ストック場管理
端末26、通信線27により情報収集伝達手段が構成さ
れ、また、プロセッサ20〜24、工程管理端末25、
ストック場管理端末26により情報処理手段が構成され
る。
4A、1B〜4B、工程管理端末25、ストック場管理
端末26、通信線27により情報収集伝達手段が構成さ
れ、また、プロセッサ20〜24、工程管理端末25、
ストック場管理端末26により情報処理手段が構成され
る。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の生産管理システムによれば、情報収集伝達手段により
伝達された生産管理データに基づいて、トラブル修復時
刻の計算、生産工程の順位変更等の生産管理を行う情報
処理手段を設けたので、設備の故障、欠品、部品の納入
の遅れ等に即座に対応することができ、これにより生産
効率の低下を防止することかできるとともに、省力化を
同時に図ることができる効果が得られる。
の生産管理システムによれば、情報収集伝達手段により
伝達された生産管理データに基づいて、トラブル修復時
刻の計算、生産工程の順位変更等の生産管理を行う情報
処理手段を設けたので、設備の故障、欠品、部品の納入
の遅れ等に即座に対応することができ、これにより生産
効率の低下を防止することかできるとともに、省力化を
同時に図ることができる効果が得られる。
【図1】生産管理システムの全体概略構成。
【図2】組立部品の納入が遅れた場合の対応策を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図3】図2の続きを示すフローチャート。
【図4】システム管理プロセッサ21に設定されている
テーブルを示す図。
テーブルを示す図。
【図5】工程管理端末25に設定されているテーブルを
示す図。
示す図。
1〜4 メインライン 1A〜4A センサ装置(情報収集伝達手段) 1B〜4B センサ装置(情報収集伝達手段) 5〜8 サブライン 10〜13 設備 20 ネットワーク管理プロセッサ(情報処理手段) 21 システム管理プロセッサ(情報処理手段) 22 シミュレーション管理プロセッサ(情報処理手
段) 23 生産計画作成プロセッサ(情報処理手段) 24 通信プロセッサ(情報処理手段) 25 工程管理端末(情報収集伝達手段/情報処理手
段) 26 ストック場管理端末(情報収集伝達手段/情報処
理手段) 27 通信線(情報収集伝達手段) 30 ネットワーク
段) 23 生産計画作成プロセッサ(情報処理手段) 24 通信プロセッサ(情報処理手段) 25 工程管理端末(情報収集伝達手段/情報処理手
段) 26 ストック場管理端末(情報収集伝達手段/情報処
理手段) 27 通信線(情報収集伝達手段) 30 ネットワーク
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のメインラインに複数のサブライン
が合流するように設けられ、これらラインに供給された
組立部品により製品が組み立てられる生産ラインにおい
て、 これらラインに対して供給される組立部品の納入状況、
在庫状況、これらラインの稼働状況、製品脇出し情報等
の生産管理データを収集かつ伝達する情報収集伝達手段
と、 この情報収集伝達手段により収集かつ伝達された生産管
理データに基づいて、ラインにおける製品の生産管理を
行う情報処理手段とから構成されていることを特徴とす
る生産管理システム。 - 【請求項2】 前記情報処理手段は、情報収集伝達手段
により伝達された生産管理データに基づいて、トラブル
修復時刻の計算、製品の生産工程の順位変更等の生産管
理を行うことを特徴とする請求項1記載の生産管理シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15390692A JPH05342222A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 生産管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15390692A JPH05342222A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 生産管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05342222A true JPH05342222A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15572694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15390692A Pending JPH05342222A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 生産管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05342222A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250714A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Jfe Steel Kk | シームレス鋼管の生産管理方法 |
JP2010055315A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Mazda Motor Corp | 生産管理装置および生産管理方法 |
WO2012108092A1 (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-16 | 株式会社日立製作所 | 作業指示書作成システム |
JP5355706B2 (ja) * | 2009-10-30 | 2013-11-27 | 富士通フロンテック株式会社 | 生産管理装置、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法 |
JP2020098541A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 株式会社デンソー | 生産システム |
JP2021107586A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 株式会社豊田自動織機 | 繊維機械システム及びホストコンピュータ |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15390692A patent/JPH05342222A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250714A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Jfe Steel Kk | シームレス鋼管の生産管理方法 |
JP2010055315A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Mazda Motor Corp | 生産管理装置および生産管理方法 |
JP5355706B2 (ja) * | 2009-10-30 | 2013-11-27 | 富士通フロンテック株式会社 | 生産管理装置、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法 |
WO2012108092A1 (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-16 | 株式会社日立製作所 | 作業指示書作成システム |
JP2020098541A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | 株式会社デンソー | 生産システム |
JP2021107586A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 株式会社豊田自動織機 | 繊維機械システム及びホストコンピュータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030701 |