JPH082648A - 物流オンライン制御方法とそのシステム、及び、かかるシステムに使用する物流量予測制御シミュレーション装置 - Google Patents
物流オンライン制御方法とそのシステム、及び、かかるシステムに使用する物流量予測制御シミュレーション装置Info
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- JPH082648A JPH082648A JP6137005A JP13700594A JPH082648A JP H082648 A JPH082648 A JP H082648A JP 6137005 A JP6137005 A JP 6137005A JP 13700594 A JP13700594 A JP 13700594A JP H082648 A JPH082648 A JP H082648A
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Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 物流システムにおける物流量の最適化予測制
御を実現する物流オンライン制御方法とシステム、それ
に使用する物流シミュレーション装置を提供する。 【構成】 自動倉庫設備41や無人搬送車42を含む自
動搬送設備、及び、人手ピッキング装置43や荷揃え・
出荷設備44を含む人手搬送設備からなる物流(搬送)
設備4をオンラインで制御する物流オンライン制御シス
テムは、物流オンライン制御装置2により、上位計算機
システム1からの製品受注情報を入力情報として物流
(搬送)設備4へ、それぞれ、搬送工程別の搬送指示及
び作業指示を出力してオンライン制御する。物流オンラ
イン制御システムは、さらに、物流シミュレーション装
置3を備え、これにより物流(搬送)設備4での搬送作
業仕様でシミュレーションして搬送工程別の時間軸の流
量予測パターンを作成し、さらに、実績データに基づい
て再シミュレーションして搬送工程別の物流量を最適化
する。
御を実現する物流オンライン制御方法とシステム、それ
に使用する物流シミュレーション装置を提供する。 【構成】 自動倉庫設備41や無人搬送車42を含む自
動搬送設備、及び、人手ピッキング装置43や荷揃え・
出荷設備44を含む人手搬送設備からなる物流(搬送)
設備4をオンラインで制御する物流オンライン制御シス
テムは、物流オンライン制御装置2により、上位計算機
システム1からの製品受注情報を入力情報として物流
(搬送)設備4へ、それぞれ、搬送工程別の搬送指示及
び作業指示を出力してオンライン制御する。物流オンラ
イン制御システムは、さらに、物流シミュレーション装
置3を備え、これにより物流(搬送)設備4での搬送作
業仕様でシミュレーションして搬送工程別の時間軸の流
量予測パターンを作成し、さらに、実績データに基づい
て再シミュレーションして搬送工程別の物流量を最適化
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流システムやFAシ
ステムのオンライン制御システムに関し、特に、搬送系
の物流量をオンラインモードで予測シミュレーションし
ながら最適な物流量予測制御を実現する物流オンライン
制御方法とシステム、さらには、かかるシステムに使用
する物流量予測制御シミュレーション装置に関する。
ステムのオンライン制御システムに関し、特に、搬送系
の物流量をオンラインモードで予測シミュレーションし
ながら最適な物流量予測制御を実現する物流オンライン
制御方法とシステム、さらには、かかるシステムに使用
する物流量予測制御シミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫・無人搬送車・搬送ロボ
ット・仕分け装置・ピッキング装置等を装備する物流シ
ステムやFAシステムのオンライン制御システムは、既
に種々知られている。かかる自動搬送設備や人手による
搬送作業の物流量を管理する物流オンライン制御装置
は、一般に、上位に位置する計算機システムからの出荷
指示情報に基づき時間軸の出庫作業指示に展開し、各自
動搬送設備や現場のオペレータに適宜搬送指示・作業指
示を出力するが、オンラインイベントをその都度処理す
る逐一制御のため、物流システム全体の物流量を把握出
来ず、物流設備の搬送ブロック別には最適なオンライン
搬送制御を実施していても、搬送ブロック間の搬送バラ
ンス(流速)にバラツキが発生していた。また、人手に
よる搬送作業はオンラインリアルタイムな作業指示を出
力しても、作業した結果はバッチ処理で実績デ−タを入
力していたため、自動搬送設備の動作と同期が取れず搬
送バランスを維持する事を困難としていた。その結果と
して自動搬送設備の遊休率が高くなったり、現場オペレ
ータの作業待ち時間発生等によるシステム全体の稼動率
の悪化を招いていた。
ット・仕分け装置・ピッキング装置等を装備する物流シ
ステムやFAシステムのオンライン制御システムは、既
に種々知られている。かかる自動搬送設備や人手による
搬送作業の物流量を管理する物流オンライン制御装置
は、一般に、上位に位置する計算機システムからの出荷
指示情報に基づき時間軸の出庫作業指示に展開し、各自
動搬送設備や現場のオペレータに適宜搬送指示・作業指
示を出力するが、オンラインイベントをその都度処理す
る逐一制御のため、物流システム全体の物流量を把握出
来ず、物流設備の搬送ブロック別には最適なオンライン
搬送制御を実施していても、搬送ブロック間の搬送バラ
ンス(流速)にバラツキが発生していた。また、人手に
よる搬送作業はオンラインリアルタイムな作業指示を出
力しても、作業した結果はバッチ処理で実績デ−タを入
力していたため、自動搬送設備の動作と同期が取れず搬
送バランスを維持する事を困難としていた。その結果と
して自動搬送設備の遊休率が高くなったり、現場オペレ
ータの作業待ち時間発生等によるシステム全体の稼動率
の悪化を招いていた。
【0003】一方、従来の物流シミュレーション装置
は、離散系システムを設計する場合の設備レイアウト・
設備仕様・機器性能値・搬送ルート等を決定するための
オフライン的に利用する助成ツールとして活用してい
た。従って、物流オンライン制御システムの物流設備を
制御するアルゴリズムとは次元を別にする位置付けとさ
れていた。
は、離散系システムを設計する場合の設備レイアウト・
設備仕様・機器性能値・搬送ルート等を決定するための
オフライン的に利用する助成ツールとして活用してい
た。従って、物流オンライン制御システムの物流設備を
制御するアルゴリズムとは次元を別にする位置付けとさ
れていた。
【0004】近年、シミュレーションソフトウエア技術
が進歩し、シミュレーションモデル作成を容易とする各
種標準パッケ−ジツールや、計算機処理速度の高速化に
よるシミュレーション実行時間の短縮や、シミュレーシ
ョン実行結果を3次元ビジュアル表示で実操業イメ−ジ
を再現する等により、シミュレーション専門者以外で
も、物流シミュレ−ションを手掛けることが可能となっ
てきたが、物流オンライン制御システムとは切り離され
た世界のオフラインシミュレーションとして利用される
に留まっていた。このため、シミュレーションの長所で
ある物流量予測制御アルゴリズムを利用するためには、
物流制御オンラインシステムへシミュレーションプログ
ラムとは別形態のプログラムを作成して制御装置へイン
ストールしなければならないという問題をかかえてい
た。
が進歩し、シミュレーションモデル作成を容易とする各
種標準パッケ−ジツールや、計算機処理速度の高速化に
よるシミュレーション実行時間の短縮や、シミュレーシ
ョン実行結果を3次元ビジュアル表示で実操業イメ−ジ
を再現する等により、シミュレーション専門者以外で
も、物流シミュレ−ションを手掛けることが可能となっ
てきたが、物流オンライン制御システムとは切り離され
た世界のオフラインシミュレーションとして利用される
に留まっていた。このため、シミュレーションの長所で
ある物流量予測制御アルゴリズムを利用するためには、
物流制御オンラインシステムへシミュレーションプログ
ラムとは別形態のプログラムを作成して制御装置へイン
ストールしなければならないという問題をかかえてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記の従来
技術になる従来の物流オンライン制御装置では、自動搬
送設備と自動搬送設備間の搬送バランス(流速制御)、
或いは、自動搬送設備と人手による搬送設備間の搬送バ
ランス(流速制御)に関する物流量予測制御が実現出来
ず、システム全体の搬送運用における搬送量の渋滞・搬
送停止等を管理出来ないという問題点、さらには、従来
の物流シミュレーション装置では、物流量の予測機能を
オフラインモードのシミュレーションモデルでしか実行
出来ず、物流オンライン制御システムの物流量の最適化
予測制御に適用することが出来ないという問題点を有し
ていた。
技術になる従来の物流オンライン制御装置では、自動搬
送設備と自動搬送設備間の搬送バランス(流速制御)、
或いは、自動搬送設備と人手による搬送設備間の搬送バ
ランス(流速制御)に関する物流量予測制御が実現出来
ず、システム全体の搬送運用における搬送量の渋滞・搬
送停止等を管理出来ないという問題点、さらには、従来
の物流シミュレーション装置では、物流量の予測機能を
オフラインモードのシミュレーションモデルでしか実行
出来ず、物流オンライン制御システムの物流量の最適化
予測制御に適用することが出来ないという問題点を有し
ていた。
【0006】そこで、本発明は、上記の従来技術におけ
る問題点に鑑み、搬送設備全体における搬送量の管理を
可能にし、もって、システムに具備した物流設備の有効
利用や人的資源の有効活用を具現化する物流オンライン
制御方法とそのシステムを提供し、さらには、この物流
オンライン制御システムに使用するのに適した物流量予
測制御シミュレーション装置を提供することを目的とす
る。
る問題点に鑑み、搬送設備全体における搬送量の管理を
可能にし、もって、システムに具備した物流設備の有効
利用や人的資源の有効活用を具現化する物流オンライン
制御方法とそのシステムを提供し、さらには、この物流
オンライン制御システムに使用するのに適した物流量予
測制御シミュレーション装置を提供することを目的とす
る。
【0007】また、本発明によれば、物流シミュレーシ
ョン装置を物流オンライン制御装置に適用して物流オン
ライン制御システムの物流量の最適化予測制御を実現す
る物流オンライン制御方法とそのシステムを提供するも
のである。
ョン装置を物流オンライン制御装置に適用して物流オン
ライン制御システムの物流量の最適化予測制御を実現す
る物流オンライン制御方法とそのシステムを提供するも
のである。
【0008】さらに、本発明によれば、物流オンライン
制御装置と物流シミュレーション装置の2つの装置をオ
ンラインデ−タ伝送で有機的に結合し双方で必要な物流
量予測データを授受し、自動搬送設備と自動搬送設備間
の搬送バランス(流速制御)或いは、自動搬送設備と人
手による搬送設備間の搬送バランス(流速制御)を同期
化処理することによって、物流システムの物流量予測制
御シミュレーション装置付きの物流オンライン制御シス
テムを提供するものである。
制御装置と物流シミュレーション装置の2つの装置をオ
ンラインデ−タ伝送で有機的に結合し双方で必要な物流
量予測データを授受し、自動搬送設備と自動搬送設備間
の搬送バランス(流速制御)或いは、自動搬送設備と人
手による搬送設備間の搬送バランス(流速制御)を同期
化処理することによって、物流システムの物流量予測制
御シミュレーション装置付きの物流オンライン制御シス
テムを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明により提供されるのは、まず、自動搬送設備
及び人手搬送設備を含む搬送設備を有する物流システム
を制御する物流オンライン制御方法であって、上記計算
機からの製品受注情報に基づいて搬送工程別の物流量へ
展開して前記流通設備の制御を実施するものにおいて、
各搬送工程別の物流量を基に前記搬送設備の自動搬送設
備及び人手搬送設備における搬送量バランス(流量)を
所定の関係に維持するように前記各搬送工程別の物流量
を予測制御する物流オンライン制御方法である。
め、本発明により提供されるのは、まず、自動搬送設備
及び人手搬送設備を含む搬送設備を有する物流システム
を制御する物流オンライン制御方法であって、上記計算
機からの製品受注情報に基づいて搬送工程別の物流量へ
展開して前記流通設備の制御を実施するものにおいて、
各搬送工程別の物流量を基に前記搬送設備の自動搬送設
備及び人手搬送設備における搬送量バランス(流量)を
所定の関係に維持するように前記各搬送工程別の物流量
を予測制御する物流オンライン制御方法である。
【0010】また、本発明によれば、上記の目的を達成
するための手段として、自動搬送設備及び人手による搬
送設備を含む搬送設備をオンラインで制御する物流オン
ライン制御システムであって、上位計算機システムから
の製品受注情報を入力情報として前記搬送設備の自動搬
送設備及び人手による搬送設備へそれぞれ、搬送工程別
の搬送指示及び作業指示を出力してオンライン制御する
物流オンライン制御装置と、さらに、前記搬送設備にお
ける搬送作業仕様をシミュレーション実行条件として、
前記搬送設備の搬送工程別の時間軸の物流量予測パター
ンを作成する物流シミュレーション装置とを備えた物流
オンライン制御システムが提案される。
するための手段として、自動搬送設備及び人手による搬
送設備を含む搬送設備をオンラインで制御する物流オン
ライン制御システムであって、上位計算機システムから
の製品受注情報を入力情報として前記搬送設備の自動搬
送設備及び人手による搬送設備へそれぞれ、搬送工程別
の搬送指示及び作業指示を出力してオンライン制御する
物流オンライン制御装置と、さらに、前記搬送設備にお
ける搬送作業仕様をシミュレーション実行条件として、
前記搬送設備の搬送工程別の時間軸の物流量予測パター
ンを作成する物流シミュレーション装置とを備えた物流
オンライン制御システムが提案される。
【0011】さらに、本発明によれば、上記の目的を達
成するための手段として、上位計算機システムからの製
品受注情報を入力情報として、自動搬送設備及び人手搬
送設備からなる物流設備を制御するをオンライン制御す
るシステムにおいて、上位計算機システムからの製品受
注情報を作業バッチ単位の出荷予定情報に集計し、その
出荷予定情報を入力情報として搬送工程別の出庫作業指
示情報へ展開し、前記物流設備の搬送制御を実施すると
きに、前記搬送設備における自動搬送設備と自動搬送設
備との間の搬送量バランス(流速)を一定値に維持する
物流量オンライン制御機能に加えて、自動搬送設備と人
手搬送設備との間、さらには、人手搬送設備と人手搬送
設備と間の組合せにおいても、前記搬送量バランス(流
速)を一定値に維持する物流オンライン制御機能を具備
する物流オンライン制御システムも提案されている。
成するための手段として、上位計算機システムからの製
品受注情報を入力情報として、自動搬送設備及び人手搬
送設備からなる物流設備を制御するをオンライン制御す
るシステムにおいて、上位計算機システムからの製品受
注情報を作業バッチ単位の出荷予定情報に集計し、その
出荷予定情報を入力情報として搬送工程別の出庫作業指
示情報へ展開し、前記物流設備の搬送制御を実施すると
きに、前記搬送設備における自動搬送設備と自動搬送設
備との間の搬送量バランス(流速)を一定値に維持する
物流量オンライン制御機能に加えて、自動搬送設備と人
手搬送設備との間、さらには、人手搬送設備と人手搬送
設備と間の組合せにおいても、前記搬送量バランス(流
速)を一定値に維持する物流オンライン制御機能を具備
する物流オンライン制御システムも提案されている。
【0012】加えて、本発明によれば、上記の目的を達
成するための手段として、上位計算機システムからの製
品受注情報を入力情報として自動搬送設備及び人手搬送
設備を含む搬送設備をオンライン制御するシステムにお
いて、前記上位計算機システムからの製品受注情報を作
業バッチ単位の出荷量へ換算する機能と、前記搬送設備
の自動搬送設備の構成及び人手搬送設備の構成を基に時
間軸の出荷作業量を算出する機能と、搬送工程別の物流
量を算出し時間軸の出庫作業量に換算する機能と、製品
保管設備内の在庫情報より出庫製品の引当処理を行ない
出庫作業順を決定する機能と、前記自動搬送設備へ搬送
指示出力してオンライン制御する機能と、前記人手搬送
作業へ作業指示出力してオンライン制御する機能と、前
記自動搬送設備の搬送実績及び前記人手搬送作業の実績
をリアルタイムに取り込んでオンライン搬送実績を集計
する機能と、物流量予測シミュレ−ション装置へ前記物
流設備の搬送実績デ−タ送信する機能と、前記物流量予
測シミュレ−ション装置からの前記物流設備に対する搬
送指示や作業指示の出力間隔デ−タを受信する機能とを
有する物流オンライン制御システムが提案されている。
成するための手段として、上位計算機システムからの製
品受注情報を入力情報として自動搬送設備及び人手搬送
設備を含む搬送設備をオンライン制御するシステムにお
いて、前記上位計算機システムからの製品受注情報を作
業バッチ単位の出荷量へ換算する機能と、前記搬送設備
の自動搬送設備の構成及び人手搬送設備の構成を基に時
間軸の出荷作業量を算出する機能と、搬送工程別の物流
量を算出し時間軸の出庫作業量に換算する機能と、製品
保管設備内の在庫情報より出庫製品の引当処理を行ない
出庫作業順を決定する機能と、前記自動搬送設備へ搬送
指示出力してオンライン制御する機能と、前記人手搬送
作業へ作業指示出力してオンライン制御する機能と、前
記自動搬送設備の搬送実績及び前記人手搬送作業の実績
をリアルタイムに取り込んでオンライン搬送実績を集計
する機能と、物流量予測シミュレ−ション装置へ前記物
流設備の搬送実績デ−タ送信する機能と、前記物流量予
測シミュレ−ション装置からの前記物流設備に対する搬
送指示や作業指示の出力間隔デ−タを受信する機能とを
有する物流オンライン制御システムが提案されている。
【0013】そして、本発明によれば、上記の物流オン
ライン制御システムに使用する物流量予測制御シミュレ
ーション装置として、製品受注情報を入力情報として、
自動搬送設備及び人手搬送設備を含む搬送設備を、それ
ぞれ、搬送工程別の搬送指示及び作業指示を出力してオ
ンラインで制御する物流オンライン制御システムに使用
する物流量予測シミュレ−ション装置であって、前記搬
送設備における搬送作業仕様をシミュレーション実行条
件として、前記搬送設備の搬送工程別の時間軸の流量予
測パターンを作成するするオフラインシミュレーション
手段と、各搬送工程における実績に基づいて再シミュレ
ーションするオンラインシミュレーション手段とを備え
ている物流量予測シミュレ−ション装置が提案される。
ライン制御システムに使用する物流量予測制御シミュレ
ーション装置として、製品受注情報を入力情報として、
自動搬送設備及び人手搬送設備を含む搬送設備を、それ
ぞれ、搬送工程別の搬送指示及び作業指示を出力してオ
ンラインで制御する物流オンライン制御システムに使用
する物流量予測シミュレ−ション装置であって、前記搬
送設備における搬送作業仕様をシミュレーション実行条
件として、前記搬送設備の搬送工程別の時間軸の流量予
測パターンを作成するするオフラインシミュレーション
手段と、各搬送工程における実績に基づいて再シミュレ
ーションするオンラインシミュレーション手段とを備え
ている物流量予測シミュレ−ション装置が提案される。
【0014】
【作用】すなわち、上述の本発明による物流オンライン
制御方法によれば、自動搬送設備と人手搬送設備の双方
をオンラインリアルタイムな搬送量バランスの制御対象
にすることにより、物流システム全体の搬送渋滞・搬送
停止等の障害を取り除くことが出来、システムに具備し
た物流設備の有効利用や人的資源の有効活用を具現化す
ることを可能とする。また、上述の本発明による物流オ
ンライン制御システムでは、搬送設備の搬送工程別の時
間軸の流量予測パターンを作成する物流シミュレーショ
ン装置によって物流量の予測パタ−ンを作成するための
オンライン情報が確立し、物流シミュレ−ション装置側
に物流量のオンライン予測パタ−ン処理を一定期間で実
行する機能を具備することにより最適な物流量予測制御
が具現化することが出来る。
制御方法によれば、自動搬送設備と人手搬送設備の双方
をオンラインリアルタイムな搬送量バランスの制御対象
にすることにより、物流システム全体の搬送渋滞・搬送
停止等の障害を取り除くことが出来、システムに具備し
た物流設備の有効利用や人的資源の有効活用を具現化す
ることを可能とする。また、上述の本発明による物流オ
ンライン制御システムでは、搬送設備の搬送工程別の時
間軸の流量予測パターンを作成する物流シミュレーショ
ン装置によって物流量の予測パタ−ンを作成するための
オンライン情報が確立し、物流シミュレ−ション装置側
に物流量のオンライン予測パタ−ン処理を一定期間で実
行する機能を具備することにより最適な物流量予測制御
が具現化することが出来る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施施例について、添付の図
面に基づいて、詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施例である物流オンライン制御システムの構成を示すブ
ロック図であり、この物流オンライン制御システムは、
物流量予測制御シミュレーション機能が付加されてい
る。この図において、符号1は上位計算機システムであ
り、符号2は物流システムをオンライン制御する物流オ
ンライン制御装置である。この物流オンライン制御装置
2には、本発明の特徴を成す、物流量を予測するための
物流量予測シミュレーション装置3が接続されており、
さらに、本発明の物流オンライン制御システムの制御対
象となる物流設備4が配置されている。また、この図に
おいて、符号5は物流オンライン制御装置2と物流設備
4とを結合するオンラインの伝送回線である。
面に基づいて、詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施例である物流オンライン制御システムの構成を示すブ
ロック図であり、この物流オンライン制御システムは、
物流量予測制御シミュレーション機能が付加されてい
る。この図において、符号1は上位計算機システムであ
り、符号2は物流システムをオンライン制御する物流オ
ンライン制御装置である。この物流オンライン制御装置
2には、本発明の特徴を成す、物流量を予測するための
物流量予測シミュレーション装置3が接続されており、
さらに、本発明の物流オンライン制御システムの制御対
象となる物流設備4が配置されている。また、この図に
おいて、符号5は物流オンライン制御装置2と物流設備
4とを結合するオンラインの伝送回線である。
【0016】上記の物流設備(あるいは搬送設備)4
は、各種各様の設備が含まれており、例えば、自動搬送
設備では、自動倉庫設備41、無人搬送車42、仕分け
コンベヤ、ピッキング装置(図示されず)等が、また、
人手による搬送設備(人手搬送設備)では、人手ピッキ
ング作業43、人手仕分け装置、荷揃え設備、梱包・出
荷設備等が含まれている(図では、荷揃え・出荷設備4
4が示されている)。また、物流設備4において、符号
45は、上記自動倉庫設備41を制御するための設備コ
ントローラであり、符号46は、上記無人搬送車42を
制御するためのAGVコントローラである。さらに、図
中の符号47、48は、それぞれ、人手搬送設備である
人手ピッキング作業43や荷揃え・出荷設備44に備え
付けられた端末装置である。
は、各種各様の設備が含まれており、例えば、自動搬送
設備では、自動倉庫設備41、無人搬送車42、仕分け
コンベヤ、ピッキング装置(図示されず)等が、また、
人手による搬送設備(人手搬送設備)では、人手ピッキ
ング作業43、人手仕分け装置、荷揃え設備、梱包・出
荷設備等が含まれている(図では、荷揃え・出荷設備4
4が示されている)。また、物流設備4において、符号
45は、上記自動倉庫設備41を制御するための設備コ
ントローラであり、符号46は、上記無人搬送車42を
制御するためのAGVコントローラである。さらに、図
中の符号47、48は、それぞれ、人手搬送設備である
人手ピッキング作業43や荷揃え・出荷設備44に備え
付けられた端末装置である。
【0017】なお、本発明では、上記の物流設備4にお
ける自動搬送設備間、或いは、自動搬送設備と人手搬送
設備との間の搬送バランス(いわゆる流速)をオンライ
ン制御するものでるが、この図1においては、この搬送
バランスあるいは流速が、矢印6で示されている。な
お、この搬送バランスあるいは流速は、一般的には、物
流設備4の上流の工程の流速6は、その下流の工程の流
速6よりも小さい(物流設備上工程の流速≦物流設備下
工程の流速)という搬送条件が保持されていなければ、
システム全体の物流運用の搬送バランスが悪く、物流設
備4の物流設備ブロック間で搬送渋滞、或いは、搬送停
止が発生しているものと想定される。
ける自動搬送設備間、或いは、自動搬送設備と人手搬送
設備との間の搬送バランス(いわゆる流速)をオンライ
ン制御するものでるが、この図1においては、この搬送
バランスあるいは流速が、矢印6で示されている。な
お、この搬送バランスあるいは流速は、一般的には、物
流設備4の上流の工程の流速6は、その下流の工程の流
速6よりも小さい(物流設備上工程の流速≦物流設備下
工程の流速)という搬送条件が保持されていなければ、
システム全体の物流運用の搬送バランスが悪く、物流設
備4の物流設備ブロック間で搬送渋滞、或いは、搬送停
止が発生しているものと想定される。
【0018】次に、図の物流オンライン制御装置2にお
いて、符号11は上位計算機システム1からの製品受注
情報を入力して、この製品受注情報から物流システムの
作業バッチ単位の出荷量を集計する出荷予定情報集計装
置である。この出荷予定情報集計装置11では、図2に
示すように、作業バッチNO(第1バッチ〜第4)に相当
するものを、図の棒グラフで示す出荷量(1)〜(4)
へ展開していく。
いて、符号11は上位計算機システム1からの製品受注
情報を入力して、この製品受注情報から物流システムの
作業バッチ単位の出荷量を集計する出荷予定情報集計装
置である。この出荷予定情報集計装置11では、図2に
示すように、作業バッチNO(第1バッチ〜第4)に相当
するものを、図の棒グラフで示す出荷量(1)〜(4)
へ展開していく。
【0019】上記図1の符号12は物流オンライン制御
システムの出庫作業展開スケジューリング装置であり、
上記出荷予定情報集計装置11からの作業バッチデ−タ
11aを入力情報とし、図3で示す時間軸における単位
t1〜t5の出庫作業量(a)〜(e)へ展開し、次に、
図4(A)で示すように、時間t1の作業量(a)を、
搬送工程別(工程i、j、k、l)に、その物流量(搬
送工程別物流量)を計算する。このとき、図4の
(B)、(C)及び(D)で示すように、現在の搬送工
程から次の搬送工程へ進む搬送物の荷姿の変化状況に応
じて物流量が変動すること(この図4(B)では、搬送
工程iから搬送工程jへ移行しても物流量は変化せず、
搬送物の荷姿は変わらず、一方、図4(C)では、搬送
工程jから搬送工程kへ移行すると荷姿が小さくなって
物流量が増加し、図4(D)では、搬送工程kから搬送
工程lへ移行すると荷姿が大きくなって物流量が減少す
る。)を考慮した出庫量を決定し、物流設備4内の保管
設備の在庫情報より製品の出庫引当処理を実施する。
システムの出庫作業展開スケジューリング装置であり、
上記出荷予定情報集計装置11からの作業バッチデ−タ
11aを入力情報とし、図3で示す時間軸における単位
t1〜t5の出庫作業量(a)〜(e)へ展開し、次に、
図4(A)で示すように、時間t1の作業量(a)を、
搬送工程別(工程i、j、k、l)に、その物流量(搬
送工程別物流量)を計算する。このとき、図4の
(B)、(C)及び(D)で示すように、現在の搬送工
程から次の搬送工程へ進む搬送物の荷姿の変化状況に応
じて物流量が変動すること(この図4(B)では、搬送
工程iから搬送工程jへ移行しても物流量は変化せず、
搬送物の荷姿は変わらず、一方、図4(C)では、搬送
工程jから搬送工程kへ移行すると荷姿が小さくなって
物流量が増加し、図4(D)では、搬送工程kから搬送
工程lへ移行すると荷姿が大きくなって物流量が減少す
る。)を考慮した出庫量を決定し、物流設備4内の保管
設備の在庫情報より製品の出庫引当処理を実施する。
【0020】また、この出庫作業展開スケジューリング
装置12で求めた搬送工程別の物流量のデータ信号12
cは、物流量予測データリンケージ装置19を経由して
データ信号19bに変換され、物流量予測シミュレーシ
ョン装置3の物流量予測オンライン制御装置21へデー
タ送信される。
装置12で求めた搬送工程別の物流量のデータ信号12
cは、物流量予測データリンケージ装置19を経由して
データ信号19bに変換され、物流量予測シミュレーシ
ョン装置3の物流量予測オンライン制御装置21へデー
タ送信される。
【0021】さらに、物流オンライン制御装置2の物流
設備制御装置13は、上記出庫作業展開スケジューリン
グ装置12で求めた搬送工程別の物流量のデータ信号1
2aを入力情報とし、物流設備4内の自動搬送設備(例
えば、自動倉庫設備41、無人搬送車42等)に対する
出庫作業指示順を決定する。この決定された出庫作業指
示順はデータ信号13aとして出力され、物流設備デー
タリンケージ装置17を経由して、データ信号17aに
変換され、伝送回線5を介して自動搬送設備4に対する
搬送指示として出力される。
設備制御装置13は、上記出庫作業展開スケジューリン
グ装置12で求めた搬送工程別の物流量のデータ信号1
2aを入力情報とし、物流設備4内の自動搬送設備(例
えば、自動倉庫設備41、無人搬送車42等)に対する
出庫作業指示順を決定する。この決定された出庫作業指
示順はデータ信号13aとして出力され、物流設備デー
タリンケージ装置17を経由して、データ信号17aに
変換され、伝送回線5を介して自動搬送設備4に対する
搬送指示として出力される。
【0022】一方、物流設備4内の自動搬送設備からの
搬送実績に関するデータ信号17aも、この物流設備デ
ータリンケージ装置17を経由してデータ信号17bに
変換され、物流設備トラッキング装置14へ取り込まれ
る。この物流設備トラッキング装置14は、搬送実績情
報としてデータ信号14aを上記の物流設備制御装置1
3へ送り、次の搬送物の出庫作業指示を出力するタイミ
ングを取り、この処理を繰返して継続することにより、
自動搬送制御を実施することとなる。また、この物流設
備トラッキング装置14は、一定期間に蓄積した搬送実
績データ信号14bを、物流量予測データリンケージ装
置19を経由してデータ信号19bに変換し、物流量予
測シミュレーション装置3の物流量予測オンライン制御
装置21へデータ送信する。
搬送実績に関するデータ信号17aも、この物流設備デ
ータリンケージ装置17を経由してデータ信号17bに
変換され、物流設備トラッキング装置14へ取り込まれ
る。この物流設備トラッキング装置14は、搬送実績情
報としてデータ信号14aを上記の物流設備制御装置1
3へ送り、次の搬送物の出庫作業指示を出力するタイミ
ングを取り、この処理を繰返して継続することにより、
自動搬送制御を実施することとなる。また、この物流設
備トラッキング装置14は、一定期間に蓄積した搬送実
績データ信号14bを、物流量予測データリンケージ装
置19を経由してデータ信号19bに変換し、物流量予
測シミュレーション装置3の物流量予測オンライン制御
装置21へデータ送信する。
【0023】さらに、物流オンライン制御装置2の人手
の搬送作業指示出力装置15は、上記出庫作業展開スケ
ジューリング装置12からの搬送工程別の物流量のデー
タ信号12bを入力情報とし、物流設備4の人手による
搬送設備(例えば、人手ピッキング作業43や荷揃え・
出荷設備44等)に対する出庫作業指示順を決定し、こ
の出庫作業指示順をデータ信号15aとして、物流端末
機器データリンケージ装置18を経由してデータ信号1
8aに変換した後、伝送回線5を介して現場オペレ−タ
ヘの作業指示として出力する。
の搬送作業指示出力装置15は、上記出庫作業展開スケ
ジューリング装置12からの搬送工程別の物流量のデー
タ信号12bを入力情報とし、物流設備4の人手による
搬送設備(例えば、人手ピッキング作業43や荷揃え・
出荷設備44等)に対する出庫作業指示順を決定し、こ
の出庫作業指示順をデータ信号15aとして、物流端末
機器データリンケージ装置18を経由してデータ信号1
8aに変換した後、伝送回線5を介して現場オペレ−タ
ヘの作業指示として出力する。
【0024】一方、搬送設備4におけるオンライン・リ
アルタイムな人手による搬送設備(例えば、人手ピッキ
ング作業43や荷揃え・出荷設備44等)のオペレ−タ
作業実績に関するデータ信号18aは、物流端末機器デ
ータリンケージ装置18を経由してデータ信号18のb
に変換され、人手作業トラッキング装置16へ取り込ま
る。この人手作業トラッキング装置16は、人手の搬送
実績情報としてのデータ信号16aを人手の搬送作業指
示出力装置15へ送り、次の搬送物の出庫作業指示を出
力するタイミングを取り、この処理を繰返して継続する
ことにより、搬送設備4における人手の搬送設備に対す
るオンライン搬送制御を実施することとなる。
アルタイムな人手による搬送設備(例えば、人手ピッキ
ング作業43や荷揃え・出荷設備44等)のオペレ−タ
作業実績に関するデータ信号18aは、物流端末機器デ
ータリンケージ装置18を経由してデータ信号18のb
に変換され、人手作業トラッキング装置16へ取り込ま
る。この人手作業トラッキング装置16は、人手の搬送
実績情報としてのデータ信号16aを人手の搬送作業指
示出力装置15へ送り、次の搬送物の出庫作業指示を出
力するタイミングを取り、この処理を繰返して継続する
ことにより、搬送設備4における人手の搬送設備に対す
るオンライン搬送制御を実施することとなる。
【0025】また、この人手作業トラッキング装置16
は、一定期間に蓄積した作業実績データを、物流量予測
データリンケージ装置19を経由してデータ信号19b
に変換し、物流量予測オンライン制御装置21へデータ
送信する。なお、搬送設備4における人手の搬送設備に
対する作業指示出力や作業実績のデ−タ入力を、オンラ
イン・リアルタイムに制御するために適用する端末機器
として、有線のものと共に無線端末機器の使用が可能で
ある。特に、無線端末機器は、最近、その性能が飛躍的
に向上してきており、本発明を実現するための端末機器
として最適である。
は、一定期間に蓄積した作業実績データを、物流量予測
データリンケージ装置19を経由してデータ信号19b
に変換し、物流量予測オンライン制御装置21へデータ
送信する。なお、搬送設備4における人手の搬送設備に
対する作業指示出力や作業実績のデ−タ入力を、オンラ
イン・リアルタイムに制御するために適用する端末機器
として、有線のものと共に無線端末機器の使用が可能で
ある。特に、無線端末機器は、最近、その性能が飛躍的
に向上してきており、本発明を実現するための端末機器
として最適である。
【0026】続いて、図1の物流量予測シミュレーショ
ン装置3の詳細について説明する。この物流量予測シミ
ュレーション装置3において、符号22で示す物流量予
測パターン作成シミュレーション装置は、マンマシン端
末装置24により設定された各種のシミュレーション実
行条件(物流設備レイアウト、設備仕様、制御仕様、搬
送作業条件、搬送運用フロ−等を含む、いわゆる、搬送
作業仕様)をデータ24bとしてシミュレーション実行
条件設定装置26へ登録し、その設定した実行条件デー
タベースを参照してオフラインの物流量予測シミュレー
ションを実行し、図5(A)に示すような搬送工程別
(例えば、i,k工程)の物流量予測パターン初期値を
出力する。このグラフでは、i工程の物流量予測カーブ
が実線(イ)で、k工程の物流量予測カーブが一点鎖線
(ロ)で示されている。また、このシミュレーション実
行結果であるデータ22bは、マンマシン処理装置23
を経由してデータ23aに変換され、マンマシン端末装
置24の出力装置上へ3次元グラフィック表示出力・統
計グラフ出力として出力される。
ン装置3の詳細について説明する。この物流量予測シミ
ュレーション装置3において、符号22で示す物流量予
測パターン作成シミュレーション装置は、マンマシン端
末装置24により設定された各種のシミュレーション実
行条件(物流設備レイアウト、設備仕様、制御仕様、搬
送作業条件、搬送運用フロ−等を含む、いわゆる、搬送
作業仕様)をデータ24bとしてシミュレーション実行
条件設定装置26へ登録し、その設定した実行条件デー
タベースを参照してオフラインの物流量予測シミュレー
ションを実行し、図5(A)に示すような搬送工程別
(例えば、i,k工程)の物流量予測パターン初期値を
出力する。このグラフでは、i工程の物流量予測カーブ
が実線(イ)で、k工程の物流量予測カーブが一点鎖線
(ロ)で示されている。また、このシミュレーション実
行結果であるデータ22bは、マンマシン処理装置23
を経由してデータ23aに変換され、マンマシン端末装
置24の出力装置上へ3次元グラフィック表示出力・統
計グラフ出力として出力される。
【0027】一方、物流量予測シミュレーション装置3
の物流量予測オンライン制御装置21は、上記のマンマ
シン端末装置24より各種の物流オンライン搬送制御条
件(オンラインシミュレ−ションモ−ド/オフラインシ
ミュレ−ションモ−ドの設定、物流量予測時間帯、シミ
ュレ−ション実行時間間隔等)の設定結果をデータ24
aとしてオンライン制御条件設定装置25へ登録し、そ
の設定した制御条件データベースと、さらに、上記物流
オンライン制御システムからの搬送工程別物流量19b
とを入力情報として、図5(B)示すような、時間t1
後における、搬送工程別(i工程)のオンライン制御用
の物流量予測パターンを作成する。なお、この時、物流
量予測オンライン制御装置21が作成する物流量予測パ
ターンの初期値(ハ)は、上記図5(A)において実線
(イ)で示した物流量予測パターン作成シミュレーショ
ン装置22のオフラインシミュレーション実行結果とし
ている。
の物流量予測オンライン制御装置21は、上記のマンマ
シン端末装置24より各種の物流オンライン搬送制御条
件(オンラインシミュレ−ションモ−ド/オフラインシ
ミュレ−ションモ−ドの設定、物流量予測時間帯、シミ
ュレ−ション実行時間間隔等)の設定結果をデータ24
aとしてオンライン制御条件設定装置25へ登録し、そ
の設定した制御条件データベースと、さらに、上記物流
オンライン制御システムからの搬送工程別物流量19b
とを入力情報として、図5(B)示すような、時間t1
後における、搬送工程別(i工程)のオンライン制御用
の物流量予測パターンを作成する。なお、この時、物流
量予測オンライン制御装置21が作成する物流量予測パ
ターンの初期値(ハ)は、上記図5(A)において実線
(イ)で示した物流量予測パターン作成シミュレーショ
ン装置22のオフラインシミュレーション実行結果とし
ている。
【0028】さらに、物流量予測オンライン制御装置2
1は、この搬送工程別の物流量予測パターンより、上記
の物流設備制御装置13や人手の搬送作業指示出力装置
15より出力する搬送指示、作業指示がシステム全体の
搬送バランス(流速)を維持する条件(物流設備上工程
の流速≦物流設備下工程)をクリアする搬送指示間隔、
そして、作業指示間隔を計算し、その結果を信号21a
として、物流量予測データリンケージ装置19を経由し
て上記物流オンライン制御装置2へデ−タ伝送する。
1は、この搬送工程別の物流量予測パターンより、上記
の物流設備制御装置13や人手の搬送作業指示出力装置
15より出力する搬送指示、作業指示がシステム全体の
搬送バランス(流速)を維持する条件(物流設備上工程
の流速≦物流設備下工程)をクリアする搬送指示間隔、
そして、作業指示間隔を計算し、その結果を信号21a
として、物流量予測データリンケージ装置19を経由し
て上記物流オンライン制御装置2へデ−タ伝送する。
【0029】また、この物流量予測オンライン制御装置
21は、図中に符号19bで示される、物流オンライン
制御装置2からの一定間隔でデ−タ伝送されてくる搬送
実績データ及び人手作業実績データを入力情報とし、図
5(B)に破線(ニ)で示すような実績物流量を、再シ
ミュレーション実行によりt1時間分だけ求める。その
結果、この破線(ニ)の実績物流量と実線(ハ)の物流
量予測値との間で差分が発生した場合、図5(B)の
(ホ)に示すように、i工程のt2時間以降の物流量の
予測パターンを最適化する。すなわち、t1時間分にお
ける実績物流量(ニ)と物流量予測パターン(ハ)との
物流量偏差(斜線部Δt1)を算出し、物流オンライン
制御システムを最適化すべき時間t2における物流量予
測パターン(ホ)をシミュレーションにて求める。さら
に、その結果から、物流オンライン制御装置2の搬送指
示間隔や作業指示間隔の最適解を算出し、算出された搬
送指示間隔や作業指示間隔の最適解が、物流量予測デー
タリンケージ装置19を経由して、符号21aで示すよ
うに物流オンライン制御装置2へデ−タ伝送される。
21は、図中に符号19bで示される、物流オンライン
制御装置2からの一定間隔でデ−タ伝送されてくる搬送
実績データ及び人手作業実績データを入力情報とし、図
5(B)に破線(ニ)で示すような実績物流量を、再シ
ミュレーション実行によりt1時間分だけ求める。その
結果、この破線(ニ)の実績物流量と実線(ハ)の物流
量予測値との間で差分が発生した場合、図5(B)の
(ホ)に示すように、i工程のt2時間以降の物流量の
予測パターンを最適化する。すなわち、t1時間分にお
ける実績物流量(ニ)と物流量予測パターン(ハ)との
物流量偏差(斜線部Δt1)を算出し、物流オンライン
制御システムを最適化すべき時間t2における物流量予
測パターン(ホ)をシミュレーションにて求める。さら
に、その結果から、物流オンライン制御装置2の搬送指
示間隔や作業指示間隔の最適解を算出し、算出された搬
送指示間隔や作業指示間隔の最適解が、物流量予測デー
タリンケージ装置19を経由して、符号21aで示すよ
うに物流オンライン制御装置2へデ−タ伝送される。
【0030】以降、図5(C)にも示すように、i工程
のt2時間経過した場合にも、時間t2における実績物
流量と物流量予測パターンとの物流量偏差(図中に斜線
で示すように、実線(ホ)と破線(ヘ)により示すカー
ブの差)を算出し、同様の物流量予測パタ−ンの最適化
制御(図中のカーブ(ト))を実施する。
のt2時間経過した場合にも、時間t2における実績物
流量と物流量予測パターンとの物流量偏差(図中に斜線
で示すように、実線(ホ)と破線(ヘ)により示すカー
ブの差)を算出し、同様の物流量予測パタ−ンの最適化
制御(図中のカーブ(ト))を実施する。
【0031】図6は、搬送工程別における搬送量バラン
ス(流速)(この場合には、工程i,j,kにおける流
速V1、V2、V3)が上工程が下工程より小さい、すな
わち V1≦V2≦V3 の関係に維持されている場合には、物流システム全体の
搬送運用として安定している状態であり、この時の物流
オンライン制御装置2と物流設備4との間の搬送指示出
力(1)と(2)の時間間隔はTiaで最適な物流量予
測制御を実施している。
ス(流速)(この場合には、工程i,j,kにおける流
速V1、V2、V3)が上工程が下工程より小さい、すな
わち V1≦V2≦V3 の関係に維持されている場合には、物流システム全体の
搬送運用として安定している状態であり、この時の物流
オンライン制御装置2と物流設備4との間の搬送指示出
力(1)と(2)の時間間隔はTiaで最適な物流量予
測制御を実施している。
【0032】ところが、図7で示すように、搬送工程で
あるi工程とj工程との搬送量バランス(流速)、
V1、V2が、上工程が下工程より大きい、すなわち、 V1>V2 となった場合には、物流システム全体の搬送運用として
不安定の状態であり、搬送渋滞や搬送停止等の障害が発
生している。これを対策するためには、物流オンライン
制御装置2と物流設備4との間の搬送指示出力の時間間
隔を図のTib(なお、Tia<Tib)と修正するべ
き物流量の予測パタ−ンを、再シミュレ−ションにて求
めることとなる。
あるi工程とj工程との搬送量バランス(流速)、
V1、V2が、上工程が下工程より大きい、すなわち、 V1>V2 となった場合には、物流システム全体の搬送運用として
不安定の状態であり、搬送渋滞や搬送停止等の障害が発
生している。これを対策するためには、物流オンライン
制御装置2と物流設備4との間の搬送指示出力の時間間
隔を図のTib(なお、Tia<Tib)と修正するべ
き物流量の予測パタ−ンを、再シミュレ−ションにて求
めることとなる。
【0033】図8には、上記の物流オンライン制御装置
2と物流量予測シミュレ−ション装置3における処理フ
ロ−が、それぞれ、一点鎖線で分けられて矢印で示され
ており、かつ、その間のデ−タ・リンケ−ジが太い矢印
で示されている。この図8において、物流オンライン制
御装置2における処理Aは、上記の図1に符号11で示
した物流システムの作業バッチ単位の出荷量を集計する
出荷予定情報集計装置の処理を示す。また、図8の処理
B、C、Dは、上記図1に示した物流オンライン制御シ
ステムにおける出庫作業展開スケジューリング装置12
の処理を示す。図の処理EとFは、それぞれ、上記図1
における物流設備制御装置13と人手の搬送作業指示出
力装置15の処理を示し、さらに、処理Gは物流設備ト
ラッキング装置14と人手作業トラッキング装置16で
の処理を示している。
2と物流量予測シミュレ−ション装置3における処理フ
ロ−が、それぞれ、一点鎖線で分けられて矢印で示され
ており、かつ、その間のデ−タ・リンケ−ジが太い矢印
で示されている。この図8において、物流オンライン制
御装置2における処理Aは、上記の図1に符号11で示
した物流システムの作業バッチ単位の出荷量を集計する
出荷予定情報集計装置の処理を示す。また、図8の処理
B、C、Dは、上記図1に示した物流オンライン制御シ
ステムにおける出庫作業展開スケジューリング装置12
の処理を示す。図の処理EとFは、それぞれ、上記図1
における物流設備制御装置13と人手の搬送作業指示出
力装置15の処理を示し、さらに、処理Gは物流設備ト
ラッキング装置14と人手作業トラッキング装置16で
の処理を示している。
【0034】また、図8の物流量予測シミュレーション
装置3における処理Hは、上記図1のオンライン制御条
件設定装置25の処理を示し、処理Iは図1のシミュレ
ーション実行条件設定装置26の処理を示している。さ
らに、図の処理Jは図1の物流量予測パターン作成シミ
ュレーション装置22の処理を示子、処理K、Mは図1
の物流量予測オンライン制御装置21での処理を示して
いる。そして、図の処理Lは、図1のマンマシン処理装
置23とマンマシン端末装置24での処理を示してい
る。
装置3における処理Hは、上記図1のオンライン制御条
件設定装置25の処理を示し、処理Iは図1のシミュレ
ーション実行条件設定装置26の処理を示している。さ
らに、図の処理Jは図1の物流量予測パターン作成シミ
ュレーション装置22の処理を示子、処理K、Mは図1
の物流量予測オンライン制御装置21での処理を示して
いる。そして、図の処理Lは、図1のマンマシン処理装
置23とマンマシン端末装置24での処理を示してい
る。
【0035】そして、この図8において、図中の矢印C
−a、J−a、J−b、G−aは処理フローを示してお
り、また、図中の太い矢印C−b、J−b、K−a、G
−bは図1の物流量予測データリンケージ装置19のデ
ータリンケージ処理を示している。
−a、J−a、J−b、G−aは処理フローを示してお
り、また、図中の太い矢印C−b、J−b、K−a、G
−bは図1の物流量予測データリンケージ装置19のデ
ータリンケージ処理を示している。
【0036】以上の本発明の実施例によれば、すなわ
ち、物流オンライン制御装置に上位計算機システムから
の製品受注情報を集計し出庫作業指示データへ展開して
いく手段と、搬送工程別の物流量(自動搬送設備と人手
による搬送設備とを区分する)に換算する手段と、自動
搬送設備と人手による搬送設備の両方に対して搬送量の
バランスをオンライン制御する手段と、物流シミュレー
ション装置の物流量予測モデルの入出力データとなるオ
ンラインデータ伝送機能を有する手段と、自動搬送設備
の搬送実績・人手の搬送作業実績を一定期間毎にデータ
収集し物流シミュレーション装置側へ出力する手段と、
搬送工程別の物流量(搬送指示デ−タ)を物流シミュレ
ーション装置側へ出力する手段を具備することを特徴と
し、また、物流シミュレーション装置に本来の機能であ
る各種の物流シミュレーション実行条件を設定し、所定
時間内の物流量予測パターンを作成するオフラインシミ
ュレーションの手段と、物流オンライン制御システムか
らの搬送工程別の物流量をオンライン伝送にて一定間隔
で受信する手段と、その入力情報よりオンライン制御シ
ステムを最適搬送制御する自動搬送設備への搬送指示間
隔と人手の搬送作業指示間隔のデ−タで構成する搬送指
示パタ−ンを物流オンライン制御システムへオンライン
伝達する手段と、オンライン制御システムからの自動搬
送設備及び人手による搬送設備の搬送実績を入力情報と
し既に作成済の物流量予測パターンとの偏差を求め、そ
の差分値より物流量の予測パタ−ンを再シミュレーショ
ンする手段を具備することにより、上記の本発明の目的
を達成するものである。
ち、物流オンライン制御装置に上位計算機システムから
の製品受注情報を集計し出庫作業指示データへ展開して
いく手段と、搬送工程別の物流量(自動搬送設備と人手
による搬送設備とを区分する)に換算する手段と、自動
搬送設備と人手による搬送設備の両方に対して搬送量の
バランスをオンライン制御する手段と、物流シミュレー
ション装置の物流量予測モデルの入出力データとなるオ
ンラインデータ伝送機能を有する手段と、自動搬送設備
の搬送実績・人手の搬送作業実績を一定期間毎にデータ
収集し物流シミュレーション装置側へ出力する手段と、
搬送工程別の物流量(搬送指示デ−タ)を物流シミュレ
ーション装置側へ出力する手段を具備することを特徴と
し、また、物流シミュレーション装置に本来の機能であ
る各種の物流シミュレーション実行条件を設定し、所定
時間内の物流量予測パターンを作成するオフラインシミ
ュレーションの手段と、物流オンライン制御システムか
らの搬送工程別の物流量をオンライン伝送にて一定間隔
で受信する手段と、その入力情報よりオンライン制御シ
ステムを最適搬送制御する自動搬送設備への搬送指示間
隔と人手の搬送作業指示間隔のデ−タで構成する搬送指
示パタ−ンを物流オンライン制御システムへオンライン
伝達する手段と、オンライン制御システムからの自動搬
送設備及び人手による搬送設備の搬送実績を入力情報と
し既に作成済の物流量予測パターンとの偏差を求め、そ
の差分値より物流量の予測パタ−ンを再シミュレーショ
ンする手段を具備することにより、上記の本発明の目的
を達成するものである。
【0037】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明によれば、上位計算機システムからの製品受
注情報を入力すると物流システムの自動搬送設備及び人
手搬送作業に対する搬送バランス(流速)を保持する搬
送指示出力と作業指示出力に作業量展開する物流オンラ
イン制御装置と、各搬送工程における物流量をオンライ
ンで予測しながら最適予測値を出力する手段とを、有機
的に結合することにより、物流オンライン制御システム
の物流量管理機能に予測制御を付加し、物流システム全
体の物流運用処理の最適化を実現することにより、物流
システム全体の搬送渋滞・搬送停止等の障害を取り除く
ことが出来、システムに具備した物流設備の有効利用や
人的資源の有効活用を具現化することを可能とすると共
に、物流量の予測パタ−ンを作成するためのオンライン
情報を確立し、物流シミュレ−ション装置側に物流量の
オンライン予測パタ−ン処理を一定期間で実行する機能
を具備することにより最適な物流量予測制御が具現化す
ることを可能にするという技術的に優れた効果を発揮す
る。
に、本発明によれば、上位計算機システムからの製品受
注情報を入力すると物流システムの自動搬送設備及び人
手搬送作業に対する搬送バランス(流速)を保持する搬
送指示出力と作業指示出力に作業量展開する物流オンラ
イン制御装置と、各搬送工程における物流量をオンライ
ンで予測しながら最適予測値を出力する手段とを、有機
的に結合することにより、物流オンライン制御システム
の物流量管理機能に予測制御を付加し、物流システム全
体の物流運用処理の最適化を実現することにより、物流
システム全体の搬送渋滞・搬送停止等の障害を取り除く
ことが出来、システムに具備した物流設備の有効利用や
人的資源の有効活用を具現化することを可能とすると共
に、物流量の予測パタ−ンを作成するためのオンライン
情報を確立し、物流シミュレ−ション装置側に物流量の
オンライン予測パタ−ン処理を一定期間で実行する機能
を具備することにより最適な物流量予測制御が具現化す
ることを可能にするという技術的に優れた効果を発揮す
る。
【図1】本発明の実施例である物流量予測シミュレーシ
ョン装置を備えた物流オンライン制御システムの全体構
成図である。
ョン装置を備えた物流オンライン制御システムの全体構
成図である。
【図2】上記物流オンライン制御システムの出庫作業展
開スケジューリング装置の動作を説明するための出力説
明図である。
開スケジューリング装置の動作を説明するための出力説
明図である。
【図3】上記物流オンライン制御システムの出荷予定情
報集計装置の動作を説明するための出力説明図である。
報集計装置の動作を説明するための出力説明図である。
【図4】やはり、上記物流オンライン制御システムの出
荷予定情報集計装置の動作を説明するための出力説明図
である。
荷予定情報集計装置の動作を説明するための出力説明図
である。
【図5】上記物流オンライン制御システムの物流量予測
シミュレーション装置の動作を説明するための出力説明
図である。
シミュレーション装置の動作を説明するための出力説明
図である。
【図6】上記本発明の物流オンライン制御システムにお
ける搬送工程別における搬送量バランス(流速)の関係
を説明するための説明図である。
ける搬送工程別における搬送量バランス(流速)の関係
を説明するための説明図である。
【図7】やはり、上記本発明の物流オンライン制御シス
テムにおける搬送工程別における搬送量バランス(流
速)の関係を説明するための説明図である。
テムにおける搬送工程別における搬送量バランス(流
速)の関係を説明するための説明図である。
【図8】上記物流オンライン制御システムにおける物流
オンライン予測制御の処理フロー及びデ−タリンケ−ジ
を示す図である。
オンライン予測制御の処理フロー及びデ−タリンケ−ジ
を示す図である。
1 上位計算機システム 2 物流オンライン制御装置 3 物流量予測シミュレーション装置 4 物流設備(自動搬送装置及び人手による搬送設備) 5 オンライン伝送装置 6 搬送工程間の搬送バランス(流速) 11 出荷予定情報集計装置 12 出庫作業展開スケジューリング装置 13 物流設備制御装置 14 物流設備トラッキング装置 15 人手作業指示出力装置 16 人手作業トラッキング装置 17 物流設備データリンケージ装置 18 物流端末機器データリンケージ装置 19 物流量予測データリンケージ装置 21 物流量予測オンライン制御装置 22 物流量予測パターン作成シミュレーション装置 23 マンマシン処理装置 24 グラフィック表示/条件設定用端末装置 25 オンライン制御条件設定装置 26 シミュレーション実行条件設定装置 41 自動倉庫設備 42 無人搬送車 43 人手ピッキング作業 44 荷揃え・出荷作業 45 設備コントローラ 46 AGVコントローラ 47、48 端末機器
Claims (14)
- 【請求項1】 自動搬送設備及び人手搬送設備を含む搬
送設備を有する物流システムを制御する物流オンライン
制御方法において、上記計算機からの製品受注情報に基
づいて搬送工程別の物流量へ展開して前記流通設備の制
御を実施する際に、各搬送工程別の物流量を基に前記搬
送設備の自動搬送設備及び人手搬送設備における搬送量
バランス(流量)を所定の関係に維持するように前記各
搬送工程別の物流量を予測制御することを特徴とする物
流オンライン制御方法。 - 【請求項2】 上記請求項1の物流オンライン制御方法
において、前記各搬送工程別の物流量を予測制御する
際、各搬送工程別の物流量を、前記搬送設備における搬
送作業仕様を基にシミュレーションにより求めることを
特徴とする物流オンライン制御方法。 - 【請求項3】 上記請求項2の物流オンライン制御方法
において、各搬送工程における物流量の実績データを入
力し、前記シミュレーションにより求められた各搬送工
程別の物流量を前記入力された実績データにより最適化
して各搬送工程別の時間軸の物流量を決定することを特
徴とする物流オンライン制御方法。 - 【請求項4】 上記請求項3の物流オンライン制御方法
において、前記最適化を行う際、前記入力した各搬送工
程における物流量の実績データを基に再シミュレーショ
ンを行って各搬送工程別の物流量を求め、求めた各搬送
工程別の物流量と実績データとの偏差により、次の時間
の各搬送工程における物流量を順次決定することを特徴
とする物流オンライン制御方法。 - 【請求項5】 自動搬送設備及び人手搬送設備を含む搬
送設備をオンラインで制御する物流オンライン制御シス
テムにおいて、上位計算機システムからの製品受注情報
を入力情報として前記搬送設備の自動搬送設備及び人手
搬送設備へ、それぞれ、搬送工程別の搬送指示及び作業
指示を出力してオンライン制御する物流オンライン制御
装置と、さらに、前記搬送設備における搬送作業仕様を
シミュレーション実行条件として、前記搬送設備の搬送
工程別の時間軸の物流量予測パターンを作成する物流シ
ミュレーション装置とを備えたことを特徴とする物流オ
ンライン制御システム。 - 【請求項6】 上記請求項5の物流オンライン制御シス
テムにおいて、前記物流オンライン制御装置は、前記物
流シミュレーション装置とデータリンケージするための
物流予測データリンケージ装置を備えていることを特徴
とする物流オンライン制御システム。 - 【請求項7】 上記請求項6の物流オンライン制御シス
テムにおいて、前記搬送設備の自動搬送設備にはそのコ
ントローラが設けられ、人手搬送設備には端末機器が配
置され、かつ、これらコントローラ及び端末機器は、伝
送回線を介して前記物流オンライン制御システムに連結
されていることを特徴とする物流オンライン制御システ
ム。 - 【請求項8】 上記請求項5の物流オンライン制御シス
テムにおいて、前記物流オンライン制御装置は、前記上
位計算機システムからの製品受注情報を作業バッチ単位
の出荷量へ換算する出荷予定情報集計装置と、前記出荷
予定情報集計装置からの作業バッチ単位の出荷量から搬
送工程別の物流量を出力する出庫作業展開スケジューリ
ング装置と、前記出庫作業展開スケジューリング装置か
らの搬送工程別の物流量に基づいて、前記搬送設備の自
動搬送設備及び人手搬送設備へ、それぞれ、搬送指示及
び作業指示を出力する物流設備制御装置及び人手作業指
示出力装置とを備えていることを特徴とする物流オンラ
イン制御システム。 - 【請求項9】 上記請求項8の物流オンライン制御シス
テムにおいて、前記物流オンライン制御装置は、前記搬
送設備の自動搬送設備及び人手搬送設備からのそれぞれ
の実績を取り込む物流設備トラッキング装置及び人手作
業トラッキング装置とを備えていることを特徴とする物
流オンライン制御システム。 - 【請求項10】 上記請求項5の物流オンライン制御シ
ステムにおいて、前記搬送設備の人手搬送設備における
搬送実績をオンライン入力するための無線端末機器を備
えていることを特徴とする物流オンライン制御システ
ム。 - 【請求項11】 上位計算機システムからの製品受注情
報を入力情報として、自動搬送設備及び人手搬送設備か
らなる物流設備を制御するをオンライン制御するシステ
ムにおいて、上位計算機システムからの製品受注情報を
作業バッチ単位の出荷予定情報に集計し、その出荷予定
情報を入力情報として搬送工程別の出庫作業指示情報へ
展開し、前記物流設備の搬送制御を実施するときに、前
記搬送設備における自動搬送設備と自動搬送設備との間
の搬送量バランス(流速)を一定値に維持する物流量オ
ンライン制御機能に加えて、自動搬送設備と人手搬送設
備との間、さらには、人手搬送設備と人手搬送設備と間
の組合せにおいても、前記搬送量バランス(流速)を一
定値に維持する物流オンライン制御機能を具備すること
を特徴とする物流オンライン制御システム。 - 【請求項12】 上位計算機システムからの製品受注情
報を入力情報として自動搬送設備及び人手搬送設備を含
む搬送設備をオンライン制御するシステムにおいて、前
記上位計算機システムからの製品受注情報を作業バッチ
単位の出荷量へ換算する機能と、前記搬送設備の自動搬
送設備の構成及び人手搬送設備の構成を基に時間軸の出
荷作業量を算出する機能と、搬送工程別の物流量を算出
し時間軸の出庫作業量に換算する機能と、製品保管設備
内の在庫情報より出庫製品の引当処理を行ない出庫作業
順を決定する機能と、前記自動搬送設備へ搬送指示出力
してオンライン制御する機能と、前記人手搬送作業へ作
業指示出力してオンライン制御する機能と、前記自動搬
送設備の搬送実績及び前記人手搬送作業の実績をリアル
タイムに取り込んでオンライン搬送実績を集計する機能
と、物流量予測シミュレ−ション装置へ前記物流設備の
搬送実績デ−タ送信する機能と、前記物流量予測シミュ
レ−ション装置からの前記物流設備に対する搬送指示や
作業指示の出力間隔デ−タを受信する機能とを有するこ
とを特徴とする物流オンライン制御システム。 - 【請求項13】 製品受注情報を入力情報として、自動
搬送設備及び人手搬送設備を含む搬送設備を、それぞ
れ、搬送工程別の搬送指示及び作業指示を出力してオン
ラインで制御する物流オンライン制御システムに使用す
る物流量予測シミュレ−ション装置であって、前記搬送
設備における搬送作業仕様をシミュレーション実行条件
として、前記搬送設備の搬送工程別の時間軸の物流量予
測パターンを作成するするオフラインシミュレーション
手段と、各搬送工程における実績に基づいて再シミュレ
ーションするオンラインシミュレーション手段とを備え
ていることを特徴とする物流量予測シミュレ−ション装
置。 - 【請求項14】 前記請求項13の物流量予測シミュレ
−ション装置において、前記オンラインシミュレーショ
ン手段は、前記オフラインシミュレーション手段により
求めたシミュレーション結果を初期値として使用するこ
とを特徴とする物流量予測シミュレ−ション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6137005A JPH082648A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 物流オンライン制御方法とそのシステム、及び、かかるシステムに使用する物流量予測制御シミュレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6137005A JPH082648A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 物流オンライン制御方法とそのシステム、及び、かかるシステムに使用する物流量予測制御シミュレーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082648A true JPH082648A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15188584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6137005A Pending JPH082648A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 物流オンライン制御方法とそのシステム、及び、かかるシステムに使用する物流量予測制御シミュレーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082648A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6615097B2 (en) | 2000-07-12 | 2003-09-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Production management system |
JPWO2005062145A1 (ja) * | 2003-12-24 | 2007-07-19 | 新日本製鐵株式会社 | 生産・物流スケジュール作成装置及び方法、生産・物流プロセス制御装置及び方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2013114500A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Hitachi Ltd | サービス制御システム、サービスシステム |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP6137005A patent/JPH082648A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6615097B2 (en) | 2000-07-12 | 2003-09-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Production management system |
JPWO2005062145A1 (ja) * | 2003-12-24 | 2007-07-19 | 新日本製鐵株式会社 | 生産・物流スケジュール作成装置及び方法、生産・物流プロセス制御装置及び方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP4690893B2 (ja) * | 2003-12-24 | 2011-06-01 | 新日本製鐵株式会社 | 生産・物流スケジュール作成装置及び方法、生産・物流プロセス制御装置及び方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2013114500A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Hitachi Ltd | サービス制御システム、サービスシステム |
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