JPH0265933A - 作業結果表示装置 - Google Patents

作業結果表示装置

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Publication number
JPH0265933A
JPH0265933A JP21746388A JP21746388A JPH0265933A JP H0265933 A JPH0265933 A JP H0265933A JP 21746388 A JP21746388 A JP 21746388A JP 21746388 A JP21746388 A JP 21746388A JP H0265933 A JPH0265933 A JP H0265933A
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JP
Japan
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work
data
defective
work result
workpiece
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Pending
Application number
JP21746388A
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English (en)
Inventor
Mutsuiku Shimanaka
嶋中 睦郁
Shinzo Urushiya
真三 漆谷
Michio Fujinuma
藤沼 通男
Hiroshi Hamano
浜野 洋
Shinji Imai
伸治 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車等を組み立てる自動化生産ラインに採用
される作業結果表示装置に関し、層詳細には、例えば、
前記自動化生産ラインを構成する所定の加工ステージョ
ンにおいて各種ロボット等の自動機によってワークを加
工あるいは組立した際の不良作業個所に係る情報を情報
ネットワークを利用して下流の加工ステージョンに配設
されたデイスプレィ上に視覚的に分かり易く表示するよ
うに構成した作業結果表示装置に関する。
[発明の背景] 近年の電子機器の発達に伴い各種製品の品質の向上に資
するために生産ラインの自動化が進展している。特に、
最近の生産ラインにおいては数値制御工作機械や各種ロ
ボット等の自動機を含む複数の加工ステージョンを配設
し、当該加工ステージョンに対して自動倉庫あるいは自
走式台車等から構成される物流自動設備を結合すること
により被加工物、被組立物および部品材料等のワークの
供給をはじめとして各加エステーンヨンにおける自動機
による加工、組立の制御および各加工ステージョン間の
物流の制御並びに生産実績台数の管理等を全て生産管理
用コンピュータにより制御管理するFAシステム(ファ
クトリ−オートメーションシステム)が導入されている
。そして、このように構成されるFAシステムは自動車
の組立生産ラインにも採用されるに至っている。
ところで、前記のように構成される組立生産ラインにお
いては、所定時間内に所定数の製品あるいは半製品を生
産すること、すなわち、タクトタイムを設定して作業を
遂行することが効率的な生産ラインを構築するための必
須の条件とされている。前記生産ラインに部品を供給す
るための荷棚等の倉庫スペースの適正化、および当該生
産ラインから出力される製品等の収容スペースの適正化
、さらにはワークあるいは製品等の搬入搬出を行うため
の搬送手段、輸送手段の数の適正化が可能となることが
その主な理由である。
ところが、前記のように構成される従来技術に係る組立
生産ラインにおいては自動機の動作の制御、物流の制御
および生産実績台数の管理等の狭い意味での生産管理に
重点が置かれており、このため、自動機においてワーク
の組立不良が発生した場合には、必ず、当該自動機が配
設される加工ステージョンにおいて組立不良を修理した
後でなければ下流の加工ステージョンにワークを送出す
ることが出来ないという不都合が内在している。結局、
最悪の場合には当該生産ラインのタクト送りを停止せざ
るを得ない状況が発生する虞が懸念されている。
この欠点を除去するため自動機を構成する各駆動軸に組
み付けられた作業結果判定手段の出力信号により作業者
が存在する下流の加エステーンヨンに配設された表示器
に前記組立不良を発生した駆動軸の番号を表示し、ある
いは当該駆動軸に対応して配設されたランプを点灯させ
るように構成して作業者に知らせる作業結果表示装置も
考えられるが、該る作業結果表示装置は被作業ワークの
不良個所を特定するまでに時間がかかり、結局、前記生
産ラインのタクト送りを停止せざるを得ない不都合を回
避するには至っていない。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、生産ラインに沿って配設された加工(組立)ス
テーションを構成する自動機に係る作業結果の良否に係
る情報を作業個所に対応付けて品質履歴データとして逐
一記録し、当該品質履歴データを情報ネットワークを通
じて下流の加工ステージョンに伝達して作業不良個所を
被作業ワークの形状と共に下流の加工ステージョンに配
設されたデイスプレィ上に表示するように構成し、所定
の加工ステージョンを構成する自動機がワークの加工中
あるいは組立中に作業不良を発生させた場合であっても
所定のタクトタイムが経過した時には当該作業不良個所
を含んだままのワークを下流の加工ステージョンに搬送
し、当該下流の加工ステージョンにおいて不良個所を速
やかに特定して修復することを可能とする作業結果表示
装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は自動機によって
遂行される作業の結果を表示する作業結果表示装置であ
って、前記自動機は被作業ワークについての正常作業あ
るいは不良作業に係る作業結果データを前記作業結果表
示装置に送給する作業結果検出手段を有し、当該作業結
果検出手段は予め定めた所定時間内に前記自動機が所定
の作業を遂行したと判断した場合には正常作業に係る作
業結果データを出力し、それ以外の場合には不良作業に
係る作業結果データを出力するものであり、前記作業結
果表示装置は被作業ワークの形状と作業個所とを併せて
表示すると共に当該作業個所について前記正常作業に係
る作業結果データと不良作業に係る作業結果データとに
応じて色別表示するよう構成することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る作業結果表示装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る作業結果表示装置が組み込まれる
生産ラインの概略構成を示す図であり、ここでは−例と
して自動車の組立ラインを用いて説明する。
生産ライン10は光フアイバケーブル等を用いたデータ
伝送用のメインネットワーク12と複数に分割された組
立ライン13a乃至13C毎に設けられたデータ伝送用
のサブネットワーク14a乃至14Cとを備えている。
メインネットワーク12には当該生産ライン10の生産
管理用のホストコンピュータ16が接続されており、ま
た、メインネットワーク12とサブネットワーク14a
乃至14Gの間にはその間のデータの受は渡しを行うサ
ブコンピュータ18a乃至18C(以下、データマネー
ジャという)が設置されている。ここで、当該データマ
ネージャ18a乃至18Cは当日に受信したデータの全
てに所定の連続番号を付加して送信すると共に、この連
続番号付の全ての送信データを記憶する図示しないメモ
リを有している。
前記サブネットワーク14a乃至14cには夫々の組立
ライン13a乃至13cに沿って走行する自走式台車(
図示せず)の位置、速度並びに各加工(組立)ステーシ
ョンSTa、乃至5Tah、S T b +乃至STb
、および5TC1乃至STc。
(以下、加工ステージョンSTa。乃至S T c n
という)において遂行される制御内容を集中管理するシ
ーケンサ等から構成される制御盤20a乃至20C(以
下、全体盤という)が配設されると共に、各加工ステー
ジョンS T a +乃至5TCnに配置された各種自
動機(ロボット等)に自走式台車の走行に応じて、すな
わち、ワークの搬入に同期して制御情報を配信するシー
ケンサ22a乃至22C(以下、ブロック盤という)が
接続されている。
なお、当該生産ライン10において、加工ステージョン
5Tal乃至s’rcr、の中、加工ステージョンST
a+ 、5Ta4等は作業者M1、M2  (第2図参
照)に係る人手による作業が遂行される加工ステージョ
ンであり、このように本実施態様に係る生産ライン10
には人手による作業が遂行される加工ステージョンが適
宜配設されている。また、本実施態様において、第2加
エステ−ジョンS T a 2は自動車のボディとして
のワークWに被作業ワークとしてのサンルーフを取り付
ける加工ステージョンであり、第3加エステ−ジョン5
Ta3 はインストルメントパネルを取り付ける加工ス
テージョンである。
さらに、前記夫々の組立ライン13a乃至13Cには当
該組立ライン13a乃至13Cに沿ってデイスプレィ2
3a乃至23gを有するラインサイドコンピュータ24
a乃至24gが配置され、このラインサイドコンピュー
タ24a乃至24gは加工ステージョンSTa。乃至S
TC,、における組立作業結果の良否をモニタする品質
モニタ、機種照合モニタあるいは自動機の作業結果デー
タの遷移状態の管理用モニタ等として使用されている。
この場合、ラインサイドコンピュータ24 a 乃至2
4gはメインネットワーク12に直接的に接続されてい
る。さらに、メインネットワーク12には管理用コンピ
ュータ26.28が接続され、各組立ライン13a乃至
13Cの稼動状況、当日の累計生産台数の推移等の管理
モニタとして用いられている。
第2図は第1図に示す生産ライン10の詳細な構成を示
す図である。第2図から諒解されるように、ホストコン
ピュータ16には当該生産ライン10に投入されるワー
クWに対応する機種データを格納する機種データファイ
ル50が備えられている。この場合、ワークW(前記し
たように、本実施態様においては自動車のボディ)には
当該ワークWの機種番号情報を識別するためのバーコー
ドが印刷されたラベルが貼着してあり、当該ワークWが
ドロップリフタ44により生産ライン10を構成する第
1加エステ−ジョンSTa、 に導入される際、図示し
ないバーコードリーグ等の人力機器により機種番号情報
がメインネットワーク12を介して前記ホストコンピュ
ータ16に人力される。そこで、ホストコンピュータ1
6は前記機種データファイル50から当該機種番号情報
に対応する、例えば、エンジンの識別番号、フレームの
識別番号および所定の組付仕様等のデータから構成され
る機種データを読み出しメインネットワーク12を介し
てラインサイドコンピュータ24Hに配信する。ライン
サイドコンピュータ24aはこの機種データを記憶する
前記ホストコンピュータ16にはさらに前記ラインサイ
ドコンピュータ24a乃至24gを構成するデイスプレ
ィ23a乃至23gに表示される作業結果表示図が格納
されている品質モニタ用データファイル54が備えられ
ている。ここで、作業結果表示図とは、第3図、第4図
に示すように、当該生産ライン10内を搬送されるワー
クW1すなわち、自動車のボディに組み付けるための部
品(サンルーフ、インストルメントパネル、バンパー等
)の部品図と組立仕様書に基づく締付の良否等を指示す
るための図であり、これらは外形形状表示データおよび
作業部位表示データとして前記品質モニタ用データファ
イル54に記録されている。
第3図は第2加エステ−ジョン5Ta2で組み付けられ
るサンルーフ200の作業結果表示図201を示し、第
4図は第3加エステ−ジョン5Ta3で組み付けられる
インストルメントパネル208の作業結果表示図209
を示している。図において、小円はボルト締付個所20
2a、202b、204a乃至204d、 206a乃
至206d、210a乃至210Cを示している。ボル
ト締付個所202a、202bは第2加エステ−ジョン
5Ta2に配設されるロボットRBalの第1の軸21
2(第2図参照)に配設されたナツトランナに対応する
ものであり、ボルト締付個所204a乃至204dおよ
びボルト締付個所206a乃至206dは夫々第2の軸
214、第3の軸216に配設されたナツトランナに対
応するものである。前記作業結果表示図201.209
は後述する生産管理テーブル群52の中、管理テーブル
52eに記録されている品質経歴データに対応付けられ
た後メインネットワーク12を介してラインサイドコン
ピュータ24a乃至24gに送給され、デイスプレィ2
3a乃至23gに品質モニタとして表示される。
前記ホストコンピュータ16はさらに生産管理テーブル
群52を備えており、その中、管理テーブル52a乃至
52gには夫々生産順位データ、生産実績データ、トラ
ッキングデータ、自走式台車稼動データ、品質経歴デー
タ、設備故障データおよび生産計画データが記録されて
おり、管理テーブル52hにはサブネットワーク14a
乃至14Cに対応する各組立ラインの構成、各船エステ
ージョン5Tal乃至STc、に配置された自動機等の
製造設備の構成、当該製造設備の動作パターン情報およ
びアクチュエータ種別等の共通データが記録されている
。この場合、トラッキングデータとは自走式台車稼動デ
ータに対応して当該台車が組立ライン13a乃至13c
内を衝突することなしに円滑に走行するように制御する
ためのデータである。このトラッキングデータは前記全
体盤20a乃至20Cに配信される。
前記管理テーブル52hに格納されている共通データは
ホストコンピュータ16からメインネットワーク12、
データマネージャ18a乃至18cおよびサブネットワ
ーク14a乃至14Cを介して全体盤20a乃至20c
1ブロツク盤22a乃至22Cに送給されると共にメイ
ンネットワーク12を介して、ラインサイドコンピュー
タ24a乃至24gおよび管理用コンピュータ26.2
8に送給され、これらの制御機器に必要に応じて記憶さ
れる。
従って、生産ライン10によって生産される機種グレー
ド、仕向地、オプション等の差異を原因とする組立ライ
ンの構成の変更、各組立製造設備とその動作パターン情
報の改廃あるいはアクチュエータ種別の変更に伴う共通
データの改廃が生じた場合には、ホストコンピュータ1
6に設けられた管理テーブル52hに格納されている共
通データのみを変更し、追加し、あるいは消去し、この
修正後の共通データを前記のようにメインネットワーク
12、データマネージャ18a乃至18cおよびサブネ
ットワーク14a乃至14Cを介して各制御機器に配信
することにより共通データの改廃が極めて簡単に実行出
来る。
本実施態様に係る作業結果表示装置が適用される生産ラ
インは基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、生産ライン10のシステムを起動し予め定められ
た生産計画台数、標準作業時間および休憩時間等を勘案
したタクトタイムを設定し当該タクトタイムにて生産ラ
イン10を稼動させる。
この場合、第4加エステ−ジョンS T a 4等の人
手により作業が遂行される加工ステージョンにおいては
所定の作業を遂行する時間の他に修理作業時間が含まれ
てタクトタイムが設定されている。
このような準備のもとにドロップリフタ44を介して投
入されたワークWが自走式台車(図示せず)に搭載され
第1加エステ−ジョンSTaに到達すると、当該ワーク
Wを搭載する自走式台車から台車番号に係る識別データ
が図示しない人力手段によって読み取られ全体盤20 
Hに送給される。この台車番号に係る識別データからな
るテキスト内容は全体盤20 aからサブネットワーク
14a1データマネージヤ18a1およびメインネット
ワーク12を経由してラインサイドコンピュータ24a
に送信データ100(第5図参照)として送信される。
この場合、図に示すように、データマネージャ18aに
よりテキスト内容に連続番号A−1が付与されてライン
サイドコンピュータ24aにデータが送信されると共に
、当該連続番号A−1の付与された送信データ100は
データマネージャ18a内の図示しないメモリに格納さ
れる。
ラインサイドコンピュータ24aは台車番号に係る識別
データをテキスト内容とする連続番号A−1の付与され
た送信データ100を受信すると、先にホストコンピュ
ータ16から送信され記憶されている台車番号に係る識
別データとの照合を行い、照合結果が一致した場合には
その旨をホストコンピュータ16に送信する。この照合
結果に係るデータを受けたホストコンピュータ16は当
該台車番号に対応する台車に搭載されているワークWに
対する機種データをメインネットワーク12、データマ
ネージャ18aを介して全体盤20aに送信すると共に
、ブロック盤22aに送信する。前記機種データには当
該ワークW、すなわち、当該自動車を特定するためのフ
レーム番号(車台番号)が含まれている。なお、この場
合においても、データマネージャ18aは、当該機種デ
ータに連続番号A−2を付加して送信データ100とし
て送信すると共にメモリに記録しておく (第5図参照
)。また、第1加エステ−ジョンS T a + にお
いては作業者M1によっても自走式台車の台車番号と当
該自走式台車に搭載されているワークWのフレーム番号
との確認照合作業が行われており万全を期している。
全体盤20aは加工ステージョン5Tal 乃至STc
、に対応する数の記憶エリアを有し、この場合、第1の
記憶エリアに前記台車番号と機種データをデータ対とし
て記憶する。このデータ対は自走式台車の移動に同期し
て第2記憶エリア、第3記憶エリア・・・に順次移動さ
れる。一方、ブロック盤22aに送信された機種データ
は加工ステージョン5Tal乃至5TaI。
を構成する自動機であるロボットRBa、乃至RBaM
に付設されたロボットコントローラRa!乃至Ra、に
送給される。
ロボットコントローラRa+乃至Ra、はブロック盤2
2aからの機種データに従って予めプログラムされた機
種対応の動作パターンプログラムを選択し、当該加工ス
テージョンSTa。
乃至s’ranに割り当てられた作業を行うようにロボ
ッ) RB a +乃至RBa、を制御する。
そして、ブロック盤22aがロボットコントローラRa
、乃至Ra、から送信されるタクトタイム内の作業結果
データをサブネットワーク14aのデータマネージャ1
8a1メインネツトワーク12を介してホストコンピュ
ータ16に送信する。
この作業結果データのテキスト内容は、第5図に示すよ
うに、例えば、ストレインゲージを利用するトルクセン
サとタイマ並びに作業の良否判定手段を内蔵するナツト
ランナが付設された第1乃至第3軸212.214.2
16を有するロボッ)RBal 等に係る参照符号と、
当該ロボッ)RBa、等の第1乃至第3軸212.21
4.216の軸番号と、前記トルクセンサに係る締付ト
ルク値と、当該締付トルク値に係る締付時間と、ワーク
Wに付与されているフレーム番号および締付が適正にな
された際の” OK ”マークに係るデータ並びに締付
が不適正であった場合の’NG”マークの締付判定に係
るデータである。ここで、締付判定が’NG”とは、例
えば、所定の締付時間内に所定の締付トルクに達しない
場合をいい、第5図に示す送信データ100の中、作業
結果データ102の範囲においてサンルーフ200に係
る締付個所202b、 204b、 206cおよびイ
ンストルメントパネル208の中、締付個所210Cが
該当する作業不良個所である。このような作業不良個所
は、例えば、ワークWの螺孔に切削屑が残存している場
合等に発生する。そして、これらの作業結果データ10
2にデータマネージャ18aにおいて、連続番号A−3
乃至A−10が付与されてホストコンピュータ16に送
信データ100として送信される。
この場合、ホストコンビ二−タ16は送信データ100
の中、連続番号A−3乃至A−10の連続性を判定する
。若し、連続番号の途中に欠損番号があると判断した場
合には、当該欠損番号に係る送信データ100の再送を
データマネージャ18aに対して行うことにより、デー
タマネージャ18aに記録されている欠損番号に係る完
全な送信データ100を取得することが出来る。なお、
連続番号A−3乃至A−10に係る送信データ100は
作業結果データとしての品質経歴データであり当該品質
経歴データは生産管理テーブル群52の中、品質経歴デ
ータを記録する管理テーブル52eに記録されると共に
品質モニタ用データファイル54に送信される。この場
合、ホストコンピュータ16は当該品質モニタ用データ
ファイル54に記録されている前記作業結果表示図20
1.209の中、締付個所202b、204b、206
C。
210cを赤色表示に対応するデータにすると共にそれ
以外の締付個所202a、 204a等を青色表示に対
応するデータにする。
また、ブロック盤22aがロボットコントローラRa、
乃至Ra、から当該加エステージョンSTa、乃至ST
a、内における作業の完了に係る信号を受信すると、そ
の情報は全体盤20aに送信される。全体盤20aはサ
ブネットワーク14aに対応した組立ライン13a内を
走行する自走式台車を一括管理しており、常に各組立ス
テーション間を移動する自走式台車を把握コントロール
し、ブロック盤22aを通じて自走式台車に当該台車の
移動可能信号を送出する。
これによって自走式台車は次の工程、すなわち、下流の
加工ステージョンに向かって走行する。この場合、第2
および第3加エステ−ジョン5Taz 、5Tasにお
いて締付不良が発生しているので当該締付不良に係る前
記作業結果表示図201および209が順次第4加エス
テ−ジョン5Ta4の側に配置されるラインサイドコン
ピュータ24bを構成するデイスプレィ23b上に表示
される。
デイスプレィ23b上の表示を第6図および第7図に示
す。第6図、第7図の表示を品質モニタ表示と称する。
第6図は第2加エステ−ジョン5Ta2において発生し
た作業不良を示す作業結果表示図201を表示したデイ
スプレィ23bを示すものであり、締付個所202a、
202b、 204a乃至204dおよび206a乃至
206dの中、小円に囲まれた文字RSBは夫々当該小
円か赤色および青色に色分けして表示されることを意味
している。
図から諒解されるように、不良締付に係る締付個所20
2b、 204b、 206cは赤色Rに表示され、そ
れ以外の正常締付に係る締付個所202a等は青色已に
表示されている。
そこで、作業者M2は当該締付不良個所202b。
204h、206Cの修正作業を行う、例えば、ワーク
Wの螺孔に残存する切削屑を除去した後ナツトランナに
よる締付作業を実施して不良個所を修復する。
ここで、デイスプレィ23a乃至23gの表面上の略全
面には第8図に示すような可動電極フィルム300と固
定電極フィルム302とを有する透明タッチスクリーン
304が貼着されている。図に示す電極フィルム300
と302には透明電極306 と307、ドツトスペー
サ308およびリードケーブル310.312が取着さ
れ、リードケーブル310.312はラインサイドコン
ピュータ24a乃至24gに接続されている。この透明
タッチスクリーン304の中、可動電極フィルム300
側を指で軽く押すことによりX−Yマトリクス型で前記
デイスプレィ23a乃至23g上のアドレスが決定され
る。
そこで、作業者M2が修復個所に係るデータ人力を行う
。このデータ人力は前記タッチスクリーン304を、す
なわち、デイスプレィ23b上の所定位置を指で軽く触
れるだけで遂行出来る。
デイスプレィ23b上には、第6図および第7図に示す
ように、タッチキーが5個用意されており不良締付個所
202b、 204b、 206cを全て修理したとき
には、全部修正キー224に触れた後確認キー228 
に触れる。これらのキーに触れると、触れる都度キー自
体の色が変化すると共に前記不良締付個所202b、2
04b、206Cの小円は緑色Gに変更されこの緑色G
の表示により不良締付個所202b、 204b、 2
06cが修理によって正常締付となった個所であること
が諒解される(第9図参照)。
また、不良締付個所202b、204b、206Cの中
、タクトタイム内に締付個所202b、204bの修理
は終了したが締付個所206Cが不良として残った場合
には、先ず、締付個所202b、 204bを表示する
小内部分に指で触れ、次に一部修正キー226、確認キ
ー228の順序で指で触れる。これによって締付個所2
02b、204bの小円は緑色Gに変更され、締付個所
206Cの小円は赤色Rのままとなっている。この締付
個所206Cは、例えば、次の人手による作業が実施さ
れる加工ステージョンで同様に品質モニタを利用し修復
作業を行うことが出来る。
また、不良締付個所202b、 204b、 206c
を修理するための工具が当該第4加エステ−ジョンST
 a 4 に存在しない場合等には強制移動キー222
、確認キー228の順で指で触れ、当該ワークWを搬送
する自走式台車が下流の第5加エステ−ジョン5Ta5
に走行してもよいようにする。
なお、取消キー220は修理済の締付個所を間違えて触
れた場合に使用し入力情報をキャンセルするために用い
られる。従って、この場合、画面は元に戻る。
サンルーフ200の締付に係る修理作業が終了した後、
デイスプレィ23bには第3加エステ−ジョン5Ta3
で遂行されたインストルメントパネル208の締付不良
に係る情報、すなわち、作業結果表示図209(第7図
参照)が表示されるので作業者M2は前記サンルーフ2
00に係る修理作業と同様に修復作業を遂行すればよい
以上の動作の繰り返しにより加工ステージョン5Tal
乃至STa、に対して自走式台車の移動と機種データの
配信が行われ、加工ステージョンS T a +乃至S
Ta、、に配設されたロボッ)RBa、乃至RBafi
が機種データに対応して所定の作業を実行すると共に品
質モニタを利用して修復作業が遂行され所定の作業品質
が確保される。
サブネットワーク14b、14cに対応した組立ライン
13b、13cの構成も上記したサブネットワーク14
aに対する組立ライン13aの構成と同様であり、全体
盤20b、20c、ブロック盤22b、22Gの機能も
前記全体!20 a並びにブロック盤22aと同様であ
る。なお、データマネージャ13b、18Cも前記デー
タマネージャ18aと同一の構成とされている。すなわ
ち、送受信するデータに連続番号を付与すると共に、当
該連続番号の付いたデータを夫々のメモリに格納してお
く。ここで組立ライン13b、13cに係るデータマネ
ージャ18b、18cの連続番号は、夫々、組立ライン
13aに係るデータマネージャ18aとは別の連続番号
、例えば、B−4、B−2・・・およびC−1、C−2
・・・を割り当てておき、どのネットワークからのデー
タであるかを識別出来るようにしておく。
また、前記した作業結果データの中、締付判定データ“
OK”または“NG”を最終加工ステージョン5Tch
の側に配置されたラインサイドコンピュータ24gで作
業個所の全数について確認することにより不良製品の出
荷を阻止出来ることは勿論である。
この場合、本実施態様によれば、自動機を有する所定の
加工ステージョンで作業不良を修理しないまま下流の加
工ステージョンへワークを搬送する際、当該下流の加工
ステージョンに付設されたタッチスクリーンを有するデ
イスプレィ上にワークの形状と不良作業個所と正常作業
個所とを合わせてグラフィック表示している。
その際、正常作業個所は青色表示、不良作業個所は赤色
表示等に色分けして表示することにより、作業者は不良
作業個所を速やかに知ることが出来、修理作業を迅速に
遂行することが可能となる。また、作業者が不良作業個
所を修復した旨の人力作業をタッチスクリーンを利用し
て行った場合には当該修復個所に係る作業個所は緑色に
表示され作業結果の履歴を管理することが可能となり、
例えば、緑色表示個所、すなわち、修復個所の発生傾向
により自動機の改良、改善等を先行して管理することが
出来る利点が得られる。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、生産ラインに沿って配
設された加工(組立)ステーションを構成する自動機に
係る正常作業と不良作業に係る作業結果データを逐一記
録し情報ネットワークを介して下流の加工ステージョン
に伝達して作業不良個所を被作業ワークの形状と共に下
流の加工ステージョンに配設されたデイスプレィ上に表
示するよう構成している。この際、正常作業個所と不良
作業個所、すなわち、修理が必要な不良作業個所を別色
に表示している。このため、例えば、タクトタイム内に
作業が終了しなかった場合において当該作業不良個所を
含んだままのワークが下流の加工ステージョンに搬送さ
れても当該下流の加工ステージョンにおいて不良個所を
速やかに特定し且つ修復することが可能となり、これに
よってタクト送り生産作業を実施している生産ラインが
停止状態に至るのを防止して信頼性の高い生産ラインを
構築することが出来る。
また、修復作業個所は色を変更して表示するように構成
しているので作業の履歴状態が一目で諒解され、当該履
歴状態に係る表示を活用して自動機の点検乃至修理を先
行して実施することにより自動機の故障状態を未然に回
避することが可能となる利点が得られる。
さらに、最終加工ステージョンにおいて前記作業結果デ
ータを再確認することにより不良製品の出荷を確実に防
止出来ると共に締付トルク等の作業条件を均一に管理出
来ることから高品質の製品を生産し得る生産ラインを構
築することが可能となる利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、前記した不良作業個所の色分は表示に代替して
点滅表示とする等、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る作業結果表示装置が適用される生
産ラインの概略構成図、 第2図は第1図に示す生産ラインの詳細な構成を示す図
、 第3図および第4図は当該生産ラインで組み付けられる
ワークの作業結果を表す図、第5図は第1図および第2
図に示す生産ラインの中、データマネージャから送受信
される作業結果データを含むデータの説明図、 第6図および第7図は当該生産ラインに配置されたデイ
スプレィ上に作業結果表示図を表示する際の説明図、 第8図は当該生産ラインに配置されたデイスプレィに装
着されるタッチスクリーンの説明図、第9図は第6図に
示すデイスプレィ上の作業結果表示図に基づき修復作業
を遂行した際のデイスプレィ上の表示を示す説明図であ
る。 10・・・生産ライン   12・・・メインネットワ
ーク14a〜14C・・・サブネットワーク16・・・
ホストコンピュータ 18a〜18C・・・データマネージャ20a〜20c
・・・全体盤 22a〜22C・・・ブロック盤24a
〜24g・・・ラインサイドコンピュータ26.28・
・・管理用コンピュータ 44・・・ドロップリフタ 50・・・機種データファ
イル52・・・生産管理テーブル群 54・・・品質モニタ用データファイル201・・・作
業結果表示図 202a、202b−・・締付個所 204a 〜204d、206a 〜206d−締付個
所209・・・作業結果表示図 210a〜210C・・・締付個所 304・・・タッチスクリーン 5Tal〜STC,、・・・組立加工ステージョンW・
・・ワーク 2ltJC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動機によって遂行される作業の結果を表示する
    作業結果表示装置であって、前記自動機は被作業ワーク
    についての正常作業あるいは不良作業に係る作業結果デ
    ータを前記作業結果表示装置に送給する作業結果検出手
    段を有し、当該作業結果検出手段は予め定めた所定時間
    内に前記自動機が所定の作業を遂行したと判断した場合
    には正常作業に係る作業結果データを出力し、それ以外
    の場合には不良作業に係る作業結果データを出力するも
    のであり、前記作業結果表示装置は被作業ワークの形状
    と作業個所とを併せて表示すると共に当該作業個所につ
    いて前記正常作業に係る作業結果データと不良作業に係
    る作業結果データとに応じて色別表示するよう構成する
    ことを特徴とする作業結果表示装置。
JP21746388A 1988-08-30 1988-08-30 作業結果表示装置 Pending JPH0265933A (ja)

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JP21746388A JPH0265933A (ja) 1988-08-30 1988-08-30 作業結果表示装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0577123A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Fujitsu Ltd 組立ライン情報伝達システム
JPH0689110A (ja) * 1990-07-19 1994-03-29 General Electric Co <Ge> 工作物を製造する装置
JP2014154633A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0577123A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Fujitsu Ltd 組立ライン情報伝達システム
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