JP2574015B2 - コンクリートセグメントの継手構造 - Google Patents

コンクリートセグメントの継手構造

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JP2574015B2 JP63287042A JP28704288A JP2574015B2 JP 2574015 B2 JP2574015 B2 JP 2574015B2 JP 63287042 A JP63287042 A JP 63287042A JP 28704288 A JP28704288 A JP 28704288A JP 2574015 B2 JP2574015 B2 JP 2574015B2
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    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
    • E21D11/04Lining with building materials
    • E21D11/08Lining with building materials with preformed concrete slabs
    • E21D11/083Methods or devices for joining adjacent concrete segments

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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリートセグメントを相互に連結す
るためにコンクリートセグメントの連結端面に設けられ
る継手構造に関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種の継手構造としては、連結端面に貫通孔
を有する連結板を埋設し、その内側に連結作業用のブロ
ックアウトとしておき、連結板を相互に当接し、一方の
ブロックアウトから連結ボルトを連結板の貫通孔に挿通
して、その先端を他方のブロックアウト内に出し、他方
のブロックアウト内で連結ボルト先端にナットを締付け
てボルト緊結することにより、2枚の連結板を緊結する
形式のものが一般によく知られている。
〔この発明が解決すべき課題〕 従来の継手構造では、連結ボルトは一方のブロックア
ウトからコンクリートセグメントの長手方向に沿って貫
通孔を挿通して、その先端を他方のブロックアウト内に
出すという方法でセットされ、他方のブロックアウト内
で連結ボルト先端にナットを螺合してボルト緊結され
る。このため、(1)ブロックアウトは連結ボルトの長
さに見合った大きさにする必要がある。(2)小さいブ
ロックアウトから連結ボルトを2枚の連結板の小さい貫
通孔に挿通する必要がある。(3)連結ボルトの挿通前
に連結ボルトの先端ネジ部側に座金やナットを仮止めし
ておくことはできず、現場で連結ボルトの先端に一々座
金やナットを嵌める必要がある。この結果、ブロックア
ウトは比較的大きくせざるを得ず、連結ボルトのセッ
ト、連結ボルトへのナット螺合、ナット締めなど連結作
業は面倒で時間のかかるものであり、特に高所での上向
いての作業は能率の上がらない作業であった。
この発明は、上記の事情に鑑みて創案されたもので、
その目的はブロックアウト内での各種連結作業が容易と
なり、コンクリートセグメント相互の連結を短時間で確
実に行うことのできる継手構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の継手構造では、コンクリートセグメントの
連結端面に連結板を埋設し、その内側を連結作業用のブ
ロックアウトとしておき、連結板を相互に当接し、2枚
の連結板を連結ボルトにより緊結するという形式自体は
従来のものと同じであるが、連結ボルトの連結部へのセ
ットの仕方が全く異なるものであり、この相違のため、
連結板の構造も異なったものとなる。
即ち、この発明は、(A)連結板にはコンクリートセ
グメントの内周面に開口しコンクリートセグメントの厚
み方向に延びる連結ボルト挿入用スリット、ならびに該
連結ボルト挿入用スリットのブロックアウト側に座金嵌
合用凹部を設けておく、(B)締付け用ナットおよび両
側のシール材、座金を予め取付けた連結用ボルトを、連
結される両コンクリートセグメントのブロックアウト間
に跨がる形で連結ボルト挿入用スリットに挿入し、締付
け用ナットを締付けて両側の座金を各座金嵌合用凹部に
嵌合させる、という2点を特徴とする。
この発明は、上記の2点の特徴を総合することによ
り、連結ボルトをコンクリートセグメントの厚み方向に
沿って挿入して連結部へセットすることを可能にしたも
のである。
その結果、(1)連結ボルトの連結部へのセットが容
易になる。(2)連結ボルトには連結部へのセット前に
予めナットや座金などを仮止めしておくことが可能とな
り、現場で連結ボルトの先端に一々座金やナットを嵌め
る必要がなくなり、現場でのナットの締付け作業が容易
になる。(3)螺合作業中の連結ボルトやナットの落下
の恐れが小さくなる。(4)ブロックアウトの容積が小
さくなり、コンクリートセグメントの断面欠損が小さく
なる。(5)ナット締付け作業ロボットの導入が容易に
なる。などの効果を奏するものである。
〔実施例〕
以下この発明の継手構造を図示する実施例によって説
明する。
この発明で連結されるコンクリートセグメント2の連
結端面には連結端面と面一に連結板3aが埋設され、連結
板3aにはコンクリートセグメントの内周面に開口しコン
クリートセグメントの厚み方向に延びる連結ボルト挿入
用スリット3が設けられ、この連結ボルト挿入用スリッ
ト3のブロックアウト8側に座金嵌合用凹部9が設けら
れている。(第1図および第2図参照)(なお、総ての
図面において紙面上方がコンクリートセグメントの内周
面側である。) 連結部にセットされる連結用ボルト7には、予め、両
側に2枚のシール材5,5、座金6,6、がはめられ、ナット
4が仮螺着されている。
コンクリートセグメント2を連結する際にはコンクリ
ートセグメント2の連結端面の連結板3aを相互に当接し
て継手構造1を形成する。(第1図(a)参照)。
シール材5,5、座金6,6、ナット4を取付けた連結ボル
ト7の両端を締付けロボットのアーム10,10にセットす
る。
締付けロボットのアーム10,10を伸ばしてブロックア
ウト8,8内に挿入し、連結ボルト7を挿入用スリット3
に挿入してコンクリートセグメントの厚み方向略中央の
所定位置に連結ボルト7をセットする。(第3図参照) この位置でロボットの操作により、ナット4を回転
し、連結ボルト7を締付ける。シール材5および座金6
は座金嵌合用凹部9に嵌合し、両コンクリートセグメン
ト2,2の連結板3a,3aは2本の連結ボルト7,7によってボ
ルト緊結される。(第4図参照) 連結端面の総ての連結板3a,3aについて同様にボルト
緊結して、両コンクリートセグメント2,2が連結され
る。
なお、この実施例では、1対の連結板3a,3aを連結す
るのに連結ボルト7を上下二段に設けたが、1対の連結
板3a,3aを連結する連結ボルト7の数はコンクリートセ
グメントの大きさに応じて適宜決定され1本でもよい
し、3本以上でもよく、座金嵌合用凹部9の数は連結ボ
ルト7の数に対応して増減される。
また、この実施例では、連結ボルト7のセットおよび
ナット4の締付けはロボットにより行ったが、人手で行
ってもよい。
〔発明の効果〕
この発明は、上記の2点の特徴を総合することによ
り、連結ボルトをコンクリートセグメントの厚み方向に
沿って挿入して連結部へセットすることを可能にしたも
のである。
その結果、(1)連結ボルトの連結部へのセットが容
易になる。(2)連結ボルトには連結部へのセット前に
予めナットや座金などを仮止めしておくことが可能とな
り、現場で連結ボルトの先端に一々座金やナットを嵌め
る必要がなくなり、現場でのナットの締付け作業が容易
になる。(3)螺合作業中の連結ボルトやナットの落下
の恐れが小さくなる。(4)ブロックアウトの容積が小
さくなり、コンクリートセグメントの断面欠損が小さく
なる。(5)ナット締付け作業ロボットの導入が容易に
なる。などの効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)はこの発明のコンクリートセグメントの継
手構造を示す部分破断斜視図、第1図(b)は要部の部
分破断斜視図、第2図は連結部の断面図、第3図〜第4
図は連結時の工程を示す断面図である。 1……継手構造、2……コンクリートセグメント、3…
…連結ボルト挿入用スリット、3a……連結板、4……ナ
ット、5……シール材、6……座金、7……連結ボル
ト、8……ブロックアウト、9……座金嵌合用凹部、10
……ロボットのアーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結端面に埋設された連結板を相互に当接
    し、その内側に設けられたブロックアウトを利用してボ
    ルト緊結によりコンクリートセグメントを連結する継手
    構造において、(A)前記連結板にはコンクリートセグ
    メントの内周面に開口しコンクリートセグメントの厚み
    方向に延びる連結ボルト挿入用スリット、ならびに該連
    結ボルト挿入用スリットのブロックアウト側に座金嵌合
    用凹部が設けられており、(B)締付け用ナットおよび
    両側のシール材、座金を予め取付けた連結用ボルトを、
    連結される両コンクリートセグメントのブロックアウト
    間に跨がる形で前記連結ボルト挿入用スリットに挿入
    し、締付け用ナットを締付けて両側の座金を各座金嵌合
    用凹部に嵌合させてなることを特徴とするコンクリート
    セグメントの継手構造。
JP63287042A 1988-11-14 1988-11-14 コンクリートセグメントの継手構造 Expired - Fee Related JP2574015B2 (ja)

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