JP2573916Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2573916Y2
JP2573916Y2 JP1991045359U JP4535991U JP2573916Y2 JP 2573916 Y2 JP2573916 Y2 JP 2573916Y2 JP 1991045359 U JP1991045359 U JP 1991045359U JP 4535991 U JP4535991 U JP 4535991U JP 2573916 Y2 JP2573916 Y2 JP 2573916Y2
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等の配線に用い
る電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の配線には、リレーやヒューズを
集約して設けた電気接続箱を用いてワイヤハーネスの配
線の簡素化を図っている。従来この種の電気接続箱A′
は一般に図11の縦断面図で示すような構成を有してい
る。
【0003】絶縁基板からなる第1層配線板aに配設さ
れたブスバーa′は一方の端に立設されたタブa1 ′が
メインカバーeのコネクタ部e1 に挿通されるととも
に、他端に立設されたタブa2 ′は第2層配線板b,第
3層配線板c及び第4層配線板dを貫通してアンダーカ
バーfのコネクタ部f1 に挿通されている。絶縁基板か
らなる第2層配線板bに配設されたブスバーb′は一方
の端に立設されたタブb1 ′が第1層配線板aを貫通し
てメインカバーeのコネクタ部e1 に挿通されるととも
に、他端に立設されたタブb2 ′は絶縁基板からなる第
3層配線板c及び第4層配線板dを貫通してアンダーカ
バーfのコネクタ部f1 に挿通されている。
【0004】第3層配線板cに配設されたブスバーc′
は一方の端に立設されたタブc1 ′が第1層配線板a及
び第2層配線板bを貫通してメインカバーeのコネクタ
部e1 に挿通されるとともに、他端に立設されたタブc
2 ′は第4層配線板dを貫通してアンダーカバーfのコ
ネクタ部f1 に挿通されている。第4層配線板dに配設
されたブスバーd′は一方の端に立設されたタブd1
が第1層配線板a,第2層配線板b及び第3層配線板c
を貫通してメインカバーeのコネクタ部e1 に挿通され
るとともに、他端に立設されたタブd2 ′はアンダーカ
バーfのコネクタ部f1 に挿通されている。
【0005】同じ自動車の車種でもグレードにより電気
の回路構成の変更を要求される場合が多い。この場合、
上記のように構成されているので例えばブスバーb′が
不要な場合図12に示すように第2層配線板bとブスバ
ーb′とを取り除いただけでは、空間gができるばかり
でなくタブa1 ′,c1 ′及びd1 ′の先端及びタブa
2 ′,c2 ′及びd2 ′の先端も不揃いとなりこれらの
支持も出来ない。この為には、第2層配線板bに相当す
る絶縁板にタブの貫通孔を設けたスペーサを専用に作成
して装着する必要があり極めて不経済である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した点に
鑑み、自動車等の配線に用いる電気接続箱において、電
気回路の変更に応じてブスバータブの追加又は削除によ
り電気回路の追加又は削除が簡単に実施出来る構成の電
気接続箱を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、絶縁基板にブスバーを設けてなる配線
板を複数個上下に積層してメインカバーとアンダーカバ
ーに収納し、ブスバーに起立連成されたタブ群を前記メ
インカバー及びアンダーカバーに設けたコネクタ装着
に導出させてなる電気接続箱において、上下両側から
挟持される前記配線板のブスバー貫通部及びタブの立ち
上げ(又は立ち下げ)根幹部周囲に切り欠きを設けると
ともに、該切り欠きを設けた配線板を挟持する配線板
(又はカバー)に、切り欠きを設けた配線板の厚さとほ
ぼ等しい高さの凸部を連設し、該凸部を前記切り欠き
入して配線板相互を積層することにより、切り欠きを
設けた配線板を着脱しても、前記挟持する配線板相互の
間隔が変わらない構成とした。
【0008】
【実施例】図1は本考案による実施例のコネクタ付き電
気接続箱Aの縦断面図であり、ブスバー1′,2′,
3′及び4′をそれぞれ配設された配線板が上から第1
層配線板1,第2層配線板2、第3層配線板3及び第4
層配線板4の順に積層されるとともに、上下からメイン
カバー5とアンダーカバー6により挟持されている。
【0009】図1において、絶縁基板からなる第1層配
線板1の配設溝1eに配設されたブスバー1′は一方の
端に立設されたタブ11 ′がメインカバー5のコネクタ
装着部51 に挿通されるとともに、他端に立設されたタ
ブ12 ′は第2層配線板2の切り欠き2aを貫通し,更
に第3層配線板3に設けられたタブ孔3aを貫通し、第
4層配線板4のタブ孔4aをに貫通してアンダーカバー
6のコネクタ装着部61 に挿通されている。第1層配線
板1の下面には後述するタブ31 ′の貫通孔1cの周囲
に沿って立ち上げガイドたる凸部1c′が下方に向かっ
てほぼ第2層配線板2の厚さに等しく突設されていると
ともに、第1層配線板1のタブ11 ′の立ち上げ部の反
対側下面から後述する第3層配線板3のタブ32 ′の立
ち下げ部に向かって立ち下げガイドたる凸部1c″が下
方に向かってほぼ第2層配線板2の厚さに等しく突設さ
れている(図2,図3,図4参照)。
【0010】絶縁基板からなる第2層配線板2の配設溝
2eに配設されたブスバー2′は一方の端に立設された
タブ21 ′が第1層配線板1のタブ孔1bを貫通してメ
インカバー5のコネクタ装着部51 に挿通されるととも
に、他端に立設されたタブ22 ′は第3層配線板3のタ
ブ孔3bを貫通し、更に第4層配線板4のタブ孔4bを
下方に貫通してアンダーカバー6のコネクタ装着部61
に挿通されている(図2,図3,図4参照)。
【0011】絶縁基板からなる第3層配線板3の配設溝
3eに配設されたブスバー3′は一方の端に立設された
タブ31 ′が第1層配線板1のタブ孔1c及び第2層配
線板2の切り欠き2cdを貫通してメインカバー5のコ
ネクタ装着部51 に挿通されるとともに、他端に立設さ
れたタブ32 ′は第4層配線板4のタブ孔4cを貫通し
てアンダーカバー6のコネクタ装着部61 に挿通されて
いる。第3層配線板3の上面にはタブ12 ′の貫通孔3
aの周囲に沿って立ち上げガイドたる凸部3a′が上方
に向かってほぼ第2層配線板2の厚さに等しく且つ第2
層配線板2の切り欠き2aに挿入できるサイズで突設さ
れ、第3層配線板3のタブ31 ′及び第4層配線板4の
タブ41 ′の立ち上げガイドを兼ねる凸部3cd′がタ
ブ31 ′及びタブ41 ′を囲んで上方に向かってほぼ第
2層配線板2の厚さに等しく且つ第2層配線板2の切り
欠き2cdに挿入できるサイズで突設され、該凸部3c
d′のほぼ中央にはタブ孔3dが設けられている(図
2,図3,図4参照)。
【0012】絶縁基板からなる第4層配線板4の配設溝
4eに配設されたブスバー4′の一方の端に立設された
タブ41 ′は第3層配線板3のタブ孔3d,第2層配線
板2の切り欠き2cd及び第1層配線板1のタブ孔1d
を上方に貫通してメインカバー5のコネクタ装着部51
に挿通されるとともに、他端に立設されたタブ42 ′は
アンダーカバー6のコネクタ装着部61 に挿通されてい
る(図2,図3,図4参照)。 なお、各層の配線板上
に設けられた凹部kは配線板の肉を盗み軽量化と材料の
節減を図るものである。
【0013】上記のように構成されているので使用時に
おいて、先ず第4層配線板4の配設溝4eにブスバー
4′を配設し、次いで第3層配線板3の配設溝3eにブ
スバー3′を配設した組み立てタブ32 ′を第4層配線
板4のタブ孔4cに挿通して先に組み立てた第4層配線
板4に積層する。次いで第2層配線板2の配設溝2eに
ブスバー2′を配設した組み立てタブ22 ′を第3層配
線板3のタブ孔3bに挿通して先に組み立てた第4層配
線板4と第3層配線板3との組み立て体Bになるよう積
層する(図2,図3参照)。次いで図3に示すように組
み立て体Bをアンダーカバー6に装着し、次いで図4に
示すように第1層配線板1の配設溝1eにブスバー1′
を配設し、タブ12 ′を第3層配線板3のタブ孔3aお
よび第4層配線板4のタブ孔4aに挿通して図5の下段
に示すように装着しメインカバー5をアンダーカバー6
に嵌着する。
【0014】上記のように構成されているので、自動車
の或る車種のグレードに対応するため、ブスバー2′の
タブ22 ′に接続された電気回路が不要となる場合、次
に説明するように簡単に対応出来る。即ち図7に示すよ
うに、第4層配線板4にブスバー4′を組み付け更に第
3層配線板3にブスバー3′を組み付け図8の上段に示
すような組み立て体Cに組み立てる過程は前述の通りで
あるので説明は省略する。次いで組み立て体Cに第1層
配線板1にブスバー1′を組み付けたものを積層し(図
9参照)アンダーカバー6に装着する。この時前述の回
路変更のため第2層配線板2にブスバー2′を配設され
た組み立て体は積層されないが、第1層配線板1と第3
層配線板3との間隔は第3層配線板3に突設された凸部
3cd′及び凸部3a′により前述のように第2層配線
板2が積層された場合と同様の間隔が保持される(図6
参照)。
【0015】次いで図10に示すようにメインカバー5
を装着する。従って、図6の断面図に示すように第2層
配線板2が削除されているが、メインカバー5とアンダ
ーカバー6との間に第1層配線板1,第3層配線板3及
び第4層配線板4は挟持されるとともに、タブ11 ′,
1 ′及び41 ′の各先端とタブ12 ′,32 ′及び4
2 ′の各先端はそれぞれ位置が揃う。
【0016】尚、本考案の実施例では4層に配線板を積
層し第2層配線板を回路変更に応じて着脱可能に構成し
たが、アンダーカバーに立ち上げガイドや立ち下げガイ
ドの凸部を設け、更に第4層の配線板を回路変更に応じ
て着脱可能に構成することも出来る。
【0017】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成したので、
自動車等の配線に用いるコネクタ付き電気接続箱におい
て、回路を構成する配線板の層を自動車等の各グレード
に応じて共通ブスバー層とオプションブスバー層と設計
変更用ブスバー層とに区分して構成することにより、使
用し無い配線板の層を取り除くことにより、簡単に電気
回路の変更に対応出来ることを特長とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の縦断面図である。
【図2】本考案による実施例の組み立て過程の分解斜視
図である。
【図3】本考案による実施例の組み立て過程の一部切り
欠き分解斜視図である。
【図4】本考案による実施例の組み立て過程の一部切り
欠き分解斜視図である。
【図5】本考案による実施例の組み立て過程の一部切り
欠き分解斜視図である。
【図6】本考案による実施例の回路変更に対応した場合
の縦断面図である。
【図7】本考案による実施例の回路変更に対応した場合
の組み立て過程の分解斜視図である。
【図8】本考案による実施例の回路変更に対応した場合
の組み立て過程の分解斜視図である。
【図9】本考案による実施例の回路変更に対応した場合
の組み立て過程の一部切り欠き分解斜視図である。
【図10】本考案による実施例の回路変更に対応した場
合の組み立て過程の一部切り欠き分解斜視図である。
【図11】従来例の縦断面図である。
【図12】従来例の回路変更に対応した場合の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 第1層配線板 1′,2′,3′,4′ ブスバー 11 ′,21 ′,31 ′,41 ′,12 ′,22 ′,3
2 ′,42 ′ タブ 1c′,1c″,3a′,3cd′ 凸部 2 第2層配線板 2a,2cd 切り欠き 3 第3層配線板 4 第4層配線板 5 メインカバー 6 アンダーカバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板にブスバーを設けてなる配線板
    複数個上下に積層してメインカバーとアンダーカバー
    に収納し、ブスバーに起立連成されたタブ群を前記メイ
    ンカバー及びアンダーカバーに設けたコネクタ装着部内
    に導出させてなる電気接続箱において、上下両側から挟
    持される前記配線板のブスバー貫通部及びタブの立ち上
    げ(又は立ち下げ)根幹部周囲に切り欠きを設けるとと
    もに、該切り欠きを設けた配線板を挟持する配線板(又
    はカバー)に、切り欠きを設けた配線板の厚さとほぼ等
    しい高さの凸部を連設し、該凸部を前記切り欠きに挿
    して配線板相互を積層することにより、切り欠きを設け
    配線板を着脱しても、前記挟持する配線板相互の間隔
    が変わらないことを特徴とする電気接続箱。
JP1991045359U 1991-06-17 1991-06-17 電気接続箱 Expired - Fee Related JP2573916Y2 (ja)

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