JP2573485Y2 - 料金箱の収納構造 - Google Patents

料金箱の収納構造

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JP2573485Y2
JP2573485Y2 JP3976592U JP3976592U JP2573485Y2 JP 2573485 Y2 JP2573485 Y2 JP 2573485Y2 JP 3976592 U JP3976592 U JP 3976592U JP 3976592 U JP3976592 U JP 3976592U JP 2573485 Y2 JP2573485 Y2 JP 2573485Y2
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俊夫 稲垣
清光 原口
敏春 森久
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株式会社田村電機製作所
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/06Coin boxes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動販売機やあるいは
公衆電話機等に採用される料金箱の収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の料金箱の収納構造は、
上面に開口部を有する箱状の金庫本体と、この金庫本体
の開口部を開閉し上面に硬貨を収納する収納口を有する
蓋と、前記金庫本体を装填する開口部を有し上面に前記
収納窓に対応した硬貨を落下させる落下口が穿設された
金庫室とからなり、前記蓋には、収納口を開閉するシャ
ッタ板とこのシャッタ板をロックするロック機構とが設
けられており、金庫本体が金庫室に装填状態にあるとき
は、シャッタ板が収納口を開放して硬貨の収納を可能と
し、金庫本体を金庫室から抜き取ると、ロック機構がシ
ャッタ板の収納口を遮蔽状態を保持するようにロックし
て収納口からの硬貨抜き取りの不正を防止し、次に施錠
を解除して蓋を金庫本体から開けると、自動的にロック
機構を解除し、金庫本体が再び金庫室に装填される際に
シャッタ板が揺動して収納口を開放できる状態、すなわ
ちプリセット状態とするようにしている。
【0003】この構造を有する料金箱として、例えば、
実公昭53−14233号公報に開示されたものがあ
る。ここで開示された料金箱は、貨幣収納口21を開閉
するシャッタ板22と、このシャッタ板22を作動させ
る作動板25と、この作動板22を押圧する装置本体に
固着した押板29と、前記シャッタ板22をロックする
ロック板36と、このロック板36を作動させるロック
補助レバー39とからなり、シャッタ板22をロックす
るロック板36を蓋基板20を開くときにロック補助レ
バー39のカム部39′がコの字状突起片40に係合す
ることにより、ロック補助レバー39がロック板36を
作動させて、シャッタ板22をプリセット状態としてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、上述した従
来の料金箱においては、基板20を開きシャッタ板22
をプリセット状態とするときに、カム部39′を係合さ
せる突起片40が料金箱本体41に固定されているため
に、基板20の開閉時にカム部39′の補助レバー39
にも突起片40にも、共に大きな力が加わり、破損や故
障が起き易いといった欠点があった。したがって、本考
案は、上記したような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、プリセット動作を円
滑に行い得ると共に、故障や破損の少ない料金箱の収納
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係る料金箱の収納構造は、上面に開口部を
有する本体とこの本体に対して一側を支点として開閉自
在で上面に硬貨収納口を有する蓋とからなる料金箱が前
記硬貨収納口に対応した硬貨落下口を有する金庫室に収
納される料金箱の収納構造であって、前記蓋内には、突
起と押圧部を有し前記硬貨収納口を閉塞する方向に揺動
付勢が付与されると共に前記金庫室に料金箱を収納する
ことにより金庫室に設けた押圧板により硬貨収納口を開
放する方向に揺動するシャッタ板と、このシャッタ板の
突起と係合しシャッタ板が硬貨収納口を閉塞する状態を
保持する爪部と、プリセットレバー部を有し前記押圧部
と係合し前記金庫室に料金箱を収納する際に押圧板によ
って揺動するシャッタ板の動作により前記爪部を突起と
係合可能状態とする被押圧部とを有しこれらの係合を選
択的に行うタンブラー機構により揺動自在に支持された
ロックレバーとが配設され、前記蓋の開閉に随伴して移
動する前記ロックレバーのプリセットレバー部と係合し
このロックレバーのタンブラー機構を反転させて前記突
起と爪部との係合を解除するロックカムと、前記本体に
固定され前記ロックレバーのプリセットレバー部と係合
する方向に遊びを有して前記ロックカムを支持したブラ
ケットとを備えたものである。また、本考案に係る料金
箱の収納構造は、ロックカムの遊び方向への移動を規制
する規制部材を設けたものである。
【0006】
【作用】本考案においては、プリセット状態とするため
蓋を開閉する際、プリセットレバー部と係合するロック
カムに係合方向の遊びを設けたので、係合時の衝撃を遊
びで吸収する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係る料金箱の正面図、図2は同じ
く料金箱を収納する金庫室の全体斜視図、図3は図1の
III-III 線断面図、図4は同じく料金箱のシャッタ板の
下方から視た全体斜視図、図5は同じく料金箱の側面
図、図6は同じく料金箱の要部斜視図である。これらの
図において、符号1で示すものは料金箱で、上面に開口
を有する本体2と蓋3とからなり、本体2の正面部の中
央には、取手4が回動自在に取付けられ、取手4の上方
には施錠用穴6aを有する固定施錠片6が固定されてい
る。蓋3は後部に突出形成した一対の段状片3bが本体
2のスリット2aが挿入されて蝶板として機能し、この
スリット2aを揺動支点として本体2に対して開閉自在
となっており、上面部に漏斗状の硬貨収納口3bが、ま
た背面部にスリット3cがそれぞれ設けられている。
【0008】7は施錠金具で、上端部の折曲部7bが蓋
3の正面に穿設したスリット3aに挿入されて、スリッ
ト3aを支点として揺動自在となっており、正面に穿設
したスリットが前記施錠用穴6aに挿入されこの施錠用
穴に図示を省略した施錠用封印具で施錠することによ
り、本体2は蓋3によって封印される。前記段状片3b
に取付けられたねじ5は、保守時において蓋3の着脱を
容易にし、折曲部7bに取付けられたねじ7は、施錠金
具7の抜け止めの機能を果たすものである。
【0009】10は装置本体に設けられた金庫室で、上
面部に硬貨落下口11が穿設され、この硬貨落下口11
の上方には、図示を省略してあるが、正規硬貨を収納す
る硬貨収納軌道が装置本体に設けられている。金庫室1
0の背面部の上部中央には、押圧溝12aを有する押圧
板12が金庫室10の開口部側に突出するようにして取
付けられている。
【0010】蓋3の内部には、蓋全体に亘って一定の隙
間を有して仕切板15とシャッタカバー16とが平行に
配設されている。これら仕切板15とシャッタカバー1
6には、前記収納口3bに対応して硬貨収納口15a、
16a(15aは図示を省略)が、また仕切板15には
弓形状の溝15bが、シャッタカバー16には、矩形状
の溝16bおよび矩形状の切欠窓16cがそれぞれ設け
られている。
【0011】これら仕切板15とシャッタカバー16と
の隙間には、シャッタ板20が配設されており、このシ
ャッタ板20は前記仕切板15に植設されたピン21に
揺動自在に支持され、切起部20aと仕切板15に植設
されたピン22との間に掛けられたばね23によって硬
貨収納口16aを閉塞するようにして図3中反時計方向
に回動習性が付与されて、仕切板15に植設されたスト
ッパーピン24によって回動が規制されている。
【0012】このシャッタ板20の一側端縁には、弓形
状の押圧部20bが形成され、この押圧部20bの上端
部には、二つの係合突起20c、20dが突出形成さ
れ、一端部上面には前記溝15bに嵌入するシャッタピ
ン20eが植設されている。押圧部20bの外側には、
図4に詳細に示すように、弓形状の溝25aを有するシ
ャッタ板20よりも薄肉状の遮蔽部25が、シャッタカ
バー16の切欠窓16cに臨むようにしてシャッタ板2
0から段状に一体に突出形成されている。
【0013】シャッタカバー16の切欠窓16cの下方
には、窓27aを有する箱状のシャッタロックカバー2
7が取付けられている。シャッタロックカバー16内に
は、図6に詳細に示すロックレバー30、ロックカム4
0およびブラケット45が配設されている。ロックレバ
ー30は一端に爪部30aを他端に被押圧部30bを、
また被押圧部30bと中央との間の下面には突起30c
を有し、中央下面には筒部31が突出形成され、筒部3
1の下端面にはプリセットレバー部32が一体形成され
ている。
【0014】ロックレバー30は、仕切板15に植設さ
れ溝25aに挿通されたシャフト33に筒部31が嵌挿
されて回動自在に支持され、仕切板15に植設したピン
34と突起30cとに掛け渡されたコイルスプリング3
5によって弾持されている。ピン34がスプリング35
の定支点となり、突起30cが動支点となって、ピン3
4とシャフト33とを結んだ線Kを境界線として、動支
点である突起30cは、時計方向と反時計方向に反転す
るタンブラー機構を構成している。
【0015】ロックカム40は、周面に所定角度切り欠
かれた切欠部が形成されて上下一対の規制面41a、4
1bが設けられ、先端方向に沿って前記プリセットレバ
ー部32が当接する稜線状の上下一対のカム面42a、
42bが設けられており、ピン44を中心として後述す
るブラケット45に揺動自在に支持されている。ブラケ
ット45は本体2の内側面に固定され前記カム面42
a、42bが係合するストッパー部としての切起部45
aが設けられており、前記ロックカム40は、カム面4
2aと42bとが切起部45aに係合する範囲において
遊びを有して揺動自在となっている。
【0016】本考案は以上のような構成をしており、以
下に動作を説明する。料金を回収するために、金庫室1
0から料金箱1を取出すと、図3に示すように、シャッ
タ板20はばね23の付勢力によって反時計方向に回動
させられて、ストッパーピン24に当接しており、この
状態で硬貨収納口16aはシャッタ板20によって閉塞
され、かつロックレバー30の爪部30aがシャッタ板
16の係合突起20cに係合しているので、シャッタ板
20はこの状態を保持され金庫室10から取り出された
料金箱1の硬貨収納口16aから不正に硬貨を抜き取る
ことが防止される。
【0017】このとき、シャッタカバー16の切欠窓1
6cに臨むシャッタ板20の遮蔽部25によって、爪部
30aと係合突起20cとの係合部が覆われているの
で、蓋3の硬貨収納口3bとシャッタ板20との隙間か
ら針金等の細い部材で、爪部30aと係合突起20cと
の係合部を外そうとしても、遮蔽部25によって阻止さ
れるので、硬貨収納口16aから不正に硬貨を抜き取る
ことが防止される。なお、本実施例では、主に爪部30
aと係合突起20cとの係合部を覆うようにしたが、不
正を防止をより完全とするために、切欠窓16c全体を
覆うようにすることも可能である。
【0018】次に、シャッタ板20をプリセットとする
動作を説明する。料金を回収するために、図7(a)に
示すように、図示しない施錠用封印具を解錠して固定施
錠片6の施錠穴6aから取り外し、施錠金具7を指で把
持して蓋3を開けると、仕切板15に植設されたシャフ
ト33に回動自在に支持されたロックレバー30も随伴
して上方に持ち上げられる。このとき、図5に示すロッ
クカム40は、自重により時計方向に回動して下部規制
面41aがブラケット45の切起部45aに係合した状
態から図7(b)に示すようにプリセットレバー部32
がロックカム40の下部係合面42aに当接してロック
カム40をピン44を中心として所定角度反時計方向に
回動させて上部規制面41bが切起部45aに係合して
ロックカム40の回動が停止する。
【0019】このようにロックカム40に所定角度回動
自在とした遊びを設けたことにより、蓋3を開け始めた
際にプリセットレバー32に急激に加わる外力が緩衝吸
収されて、プリセットレバー32とロックカム40の破
損を防止することが可能となる。引き続き、蓋3を開け
ると、ロックカム40は回動を停止するので、ロックカ
ム40の下部係合面42aに一側縁32aが当接するプ
リセットレバー部32は、図7(b)中矢印A方向、す
なわちシャフト33を中心として反時計方向に回動させ
られて、ロックレバー30もコイルスプリング35に抗
して反時計方向に回動し始める。
【0020】さらに、蓋3を開け、図8に示すようにプ
リセットレバー部32の当接部32aがロックカム40
の上下の係合面42a、42bとの境界部である先端に
位置すると、ロックレバー30の動支点である突起30
cが境界線K上に位置する。この状態から蓋3を開け続
けると、動支点30cは境界線Kから反転するので、ロ
ックレバー30はシャフト33を中心として反時計方向
に反転回動して、図9に示すように爪部30aは係合突
起20cとの係合が外れて、シャッタ板20の回動規制
が解除する、いわゆるプリセット状態となる。同時に、
ロックレバー30の被押圧部30bがシャッタ板20の
押圧部20bに当接する。
【0021】料金回収後、再び蓋3を閉めると、プリセ
ットレバー部32は図9に示した状態、すなわちロック
カム40と非係合状態を保持しているので、シャッタ板
20も図9に示した状態のプリセット状態を保持してい
る。図10は特殊な状態を示したもので、蓋3を開いた
後に集金回収者がシャッタロックカバー27等の隙間か
らロックレバー30を操作してシャッタ板20のプリセ
ット状態を解除した場合等において、再びプリセットの
動作を説明するものである。
【0022】すなわち、このときロックレバー30が反
転して、プリセットレバー部32の一側縁32bがロッ
クカム40の上部係合面42bに当接している。この状
態で蓋3を閉じると、ロックカム40は下部係合面41
aが切起部45aに当接して回動が規制されるので、プ
リセットレバー部32は矢印A方向に回動してロックレ
バー30もシャフト33を中心として反時計方向に回動
し、シャッタ板20が再び図9に示すプリセット状態と
なる。この蓋3の開閉にともいシャッタ板20をプリセ
ット状態とする際、プリセットレバー部32の一側縁3
2a、32bが当接するロックカム40の上下係合面4
1a、41bが稜線状に形成されているので、ロックレ
バー30の回動が円滑に行われる。
【0023】次に、料金箱1を金庫室10に収納する動
作を説明する。固定施錠片6の施錠用穴6aに施錠用封
印具で封印後、図11に示すように料金箱1を金庫室1
0に収納すると、蓋3のスリット3cから金庫室10の
押圧板12が蓋3内に侵入し、押圧溝12aがシャッタ
板20のシャッタピン20eと係合してシャッタ板20
をばね23に抗してピン21を中心として図中時計方向
に回動させる。この回動にともなって、シャッタ板20
の押圧部20bに当接しているロックレバー30の被押
圧部30bも押圧されロックレバー30はシャフト33
を中心として時計方向に回動させられ、揺動支点30c
が境界線Kに位置する。このとき、プリセットレバー部
32は同図(b)に示すようにロックカム40の下部係
合面42aの斜め下方に位置する。
【0024】さらに、料金箱1を金庫室10内に収納す
ると、ロックレバー30は反転して、爪部30aがシャ
ッタ板20の押圧部20bに当接して、爪部30aが係
合突起20cに係合可能状態とする。図12に示すよう
に料金箱1を収納しきると、硬貨収納口16aはシャッ
タ板20の閉塞状態から開放され硬貨の収納が可能とな
る。同時にロックカム40の下部係合面42aの下方に
位置する。
【0025】最後に、料金回収のために、料金箱1を金
庫室10から取り出すと、押圧板12は蓋3から退出す
るので、シャッタ板20はばね23の付勢力によって反
時計方向に回動して硬貨収納口16aを閉塞すると共
に、ロックレバー30の爪部30aが係合突起20cに
係合して、図3に示す状態となる。ここで、係合突起2
0dは、爪部30aが係合突起20cに係合できなかっ
た場合の予備の係合突起として機能して、ロックレバー
30のシャッタ板20のロックを完全とするものであ
る。
【0026】なお、本実施例では、ロックカム40に所
定角度回動自在とした遊びを設ける構造としたが、これ
に限定されず、ロックカム40にばね等の弾性部材によ
り一方向の回動習性を付与しておき、この弾性部材によ
って蓋3の開閉時におけるロックカム40の回動を規制
することにより、同様な衝撃吸収の効果がある。また、
ロックカム40の周囲およびブラケット45の切起部4
5aにラバー等の衝撃吸収部材を貼着することによって
も同様な効果を奏する。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、料
金箱の蓋内に硬貨収納口を開放、閉塞する揺動自在のシ
ャッタ板と、シャッタ板の係合突起と係合してシャッタ
板の硬貨収納口の閉塞状態を保持する爪部を有するロッ
クレバーとが配設され、シャッタ板には押圧部が、ロッ
クレバーには料金箱が金庫室に収納された際にシャッタ
板が硬貨収納口を開放する動作にともない押圧部によっ
て押圧され爪部が係合突起に係合可能状態とする被押圧
部がそれぞれ設けられていると共に、蓋の開閉に随伴し
て移動する前記ロックレバーのプリセットレバー部と係
合しこのロックレバーのタンブラー機構を反転させて前
記突起と爪部との係合を解除するロックカムを備え、こ
のロックカムを本体に固定されたブラケットにプリセッ
トレバー部と係合する方向に遊びを有して支持して、プ
リセット状態とするために蓋の開閉をした際に係合する
プリセットレバー部とロックカムとに発生する衝撃を遊
びにより吸収するようにしたので、プリセット状態が円
滑に行われると共に、破損や故障を防止することができ
る。また、ロックカムの遊び方向への移動を規制する規
制部材を設けることにより、より衝撃を吸収することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る料金箱の正面図である。
【図2】本考案に係る料金箱を収納する金庫室の斜視図
である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】本考案に係る料金箱のシャッタ板の下方からみ
た斜視図である。
【図5】本考案に係る料金箱の側面図である。
【図6】本考案に係る料金箱のロック機構を示す要部斜
視図である。
【図7】本考案に係る料金箱における蓋の開け始めの動
作状態を示し、(a)は一部破断側面図、(b)は要部
斜視図である。
【図8】本考案に係る料金箱における蓋の開ける途中の
動作状態を示し、(a)は要部側面図、(b)は要部斜
視図である。
【図9】本考案に係る料金箱における蓋を開けた状態を
示す平断面図である。
【図10】本考案に係る料金箱における特殊な状況での
蓋の開める状態を示し、(a)は一部破断側面図、
(b)は要部斜視図である。
【図11】本考案に係る料金箱を金庫室に収納する途中
の状態を示し、(a)は平断面図、(b)は要部斜視図
である。
【図12】本考案に係る料金箱を金庫室に収納した状態
を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 料金箱 2 本体 3 蓋 15 仕切板 16 シャッタカバー 16a 硬貨収納口 20 シャッタ板 20b 押圧部 20c 係合突起 20d 係合突起 20e シャッタピン 25 遮蔽部 27 シャッタロックカバー 30 ロックレバー 30a 爪部 30b 被押圧部 30c 動支点 32 プリセットレバー部 33 定支点 35 コイルスプリング 40 ロックカム 41a 下部規制面 41b 上部規制面 42a 下部係合面 42b 上部係合面 45 ブラケット 45a 切起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−65390(JP,A) 実開 昭57−127281(JP,U) 実開 昭63−27983(JP,U) 実開 昭57−110682(JP,U) 実開 昭59−147273(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口部を有する本体とこの本体に
    対して一側を支点として開閉自在で上面に硬貨収納口を
    有する蓋とからなる料金箱が前記硬貨収納口に対応した
    硬貨落下口を有する金庫室に収納される料金箱の収納構
    造であって、前記蓋内には、突起と押圧部を有し前記硬
    貨収納口を閉塞する方向に揺動付勢が付与されると共に
    前記金庫室に料金箱を収納することにより金庫室に設け
    た押圧板により硬貨収納口を開放する方向に揺動するシ
    ャッタ板と、このシャッタ板の突起と係合しシャッタ板
    が硬貨収納口を閉塞する状態を保持する爪部と、プリセ
    ットレバー部を有し前記押圧部と係合し前記金庫室に料
    金箱を収納する際に押圧板によって揺動するシャッタ板
    の動作により前記爪部を突起と係合可能状態とする被押
    圧部とを有しこれらの係合を選択的に行うタンブラー機
    構により揺動自在に支持されたロックレバーとが配設さ
    れ、前記蓋の開閉に随伴して移動する前記ロックレバー
    のプリセットレバー部と係合しこのロックレバーのタン
    ブラー機構を反転させて前記突起と爪部との係合を解除
    するロックカムと、前記本体に固定され前記ロックレバ
    ーのプリセットレバー部と係合する方向に遊びを有して
    前記ロックカムを支持したブラケットとを備えたことを
    特徴とする料金箱の収納構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の料金箱の収納構造におい
    て、前記ロックカムの遊び方向への移動を規制する規制
    部材を設けたことを特徴とする料金箱の収納構造。
JP3976592U 1992-05-20 1992-05-20 料金箱の収納構造 Expired - Fee Related JP2573485Y2 (ja)

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