JP2573098B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2573098B2
JP2573098B2 JP2322433A JP32243390A JP2573098B2 JP 2573098 B2 JP2573098 B2 JP 2573098B2 JP 2322433 A JP2322433 A JP 2322433A JP 32243390 A JP32243390 A JP 32243390A JP 2573098 B2 JP2573098 B2 JP 2573098B2
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heat insulating
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正剛 前田
俊明 宮武
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は前面開口部を少なくとも二区画以上に画成し
てその各区画毎に透明扉体を備え、貯蔵室の前部には上
下複数段に配される棚の前部を係止する棚支柱を有した
冷蔵ショーケースに関する。
(ロ)従来の技術 実公昭59−6396号公報に示すように、前面に開口部を
有する断熱壁にて本体を構成してなるリーチイン冷蔵庫
等が近年多く普及している。この種の冷蔵ショーケース
では、貯蔵室の前面開口部を仕切壁にて複数に区画さ
れ、この画成された開口部に前後方向回転式或いは左右
に引き違い式にスライド開閉される透明扉が備えられ、
そして貯蔵室内に設置される上下複数段の棚は、その前
部を貯蔵室内の前方に縦設せる支柱に設けた複数の係止
穴に選択的に係合できる棚受具を介して保持している。
ところで貯蔵室はその前面開口部を除く週壁を断熱壁
で形成している。断熱壁は周知の如く、内面板と外面板
との間にウレタン等の断熱材を発泡充填することにより
製作される。
しかし発泡形成により断熱壁が程度の多少(10mm以内
の範囲)は有るが膨らんでしまう。とくに貯蔵室の底壁
の膨らみは問題となるので、それを考慮して、貯蔵室の
前部に組み付けられる支柱は棚を水平とするように高さ
を調整する工夫を施して取付固定することが肝要とな
る。
また、取付けた支柱には、棚に載せている品物の荷重
がかかり、長い使用においては貯蔵室の底壁を沈むよう
にたわませ、これが扉の開閉に支障を来す心配もある。
このような課題に対して従来採られていた構造を第5
図乃至第6図に示す。
各図において、1は断熱壁よりなる本体にして、貯蔵
室2の下に、コンプレッサー3、コンデンサー4等の冷
却ユニットを収容する機械室5が形成されている。貯蔵
室2の庫壁に沿って冷気通路6が区画され、この冷気通
路6内に蒸発器7と送風機8とが配設され、冷気吐出口
より貯蔵室2内に冷気を吹出し、貯蔵室2内を巡る冷気
を冷気吸込口より吸い込んで冷気通路6内へと戻して循
環し冷却する。10は棚支柱であり、その下端は内面板11
aと外面板11bとの間に発泡ウレタン等の断熱材12を充填
して形成した貯蔵室底部壁13に支持される。そして棚支
柱10の左右側面には複数の係止孔15……が設けられ、こ
の係止孔15に棚受具が取り付けられて、棚17の前端を係
止保持する。そして貯蔵室2の対向する側板18,18の内
面にも、複数の係止孔19……が形成されていて、棚17の
前部の片端を係止するようにしている。ここで、棚支柱
10はその高さを第7図に示すように棚支持の取付基本寸
法Lに対し、貯蔵室底部壁13の発泡形成による内面板11
aの膨らみを考慮して、例えば10mm程度(L−10)小さ
くしている。そして、貯蔵室底部壁13の膨らみ程度に合
わせて、棚支柱10の下にスペーサー20を数枚差し込ん
で、棚支柱10の高さ調整をして取付固定する。
一方、貯蔵室底部壁13のたわみ、変形防止に対しては
U形の補強金具21をケース全長にわたって、貯蔵室底部
壁13内に埋め込み、その両端を側板18,18内に位置させ
て両持梁の形で補強している。22,22は二枚の透明扉
で、レール23,23で支持されて、左右に開閉される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし上述の従来構成では、スペーサーを用意すると
共に、その挿入調整という困難な作業となる。また、ケ
ース全長ほどの長い補強金具を必要とし、コスト高とな
り、そして断熱底壁内にこれを発泡充填作業と共に埋め
込むので、その工程も複雑になる等の問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みて成されたもので、構造簡単
にして、棚支柱の高さ調節、及び貯蔵室底壁の沈み込み
防止を容易に図れるようにしたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、断熱壁にて構成された前面開口の貯蔵室
と、前記貯蔵室の前部に立設されている棚支柱と、貯蔵
室内に上下方向に複数段配置される商品棚とを備え、前
記支柱に商品棚の前端を保持してなるショーケースにお
いて、前記貯蔵室の底部壁の下に、前記棚支柱と上下方
向に連なるように配置されて底部壁を支承する高さ調整
自在な調整支柱を設け、両支柱の間の底部壁には前記棚
支柱から作用する力が底部壁並びに前記調整支柱に伝達
するよう剛性物を埋設しているものである。
(ホ)作用 貯蔵室底部壁の下に配置した調整支柱によって、底部
壁の少しの上下方向変位が行え、棚支柱高さを適切にす
ることが容易にして成せる。これにより、断熱壁の発泡
形成に伴う膨らみに対する棚支柱の取付高さ矯正が困難
な作業なくして行える。
また、貯蔵室の棚支柱を介してかかる経年的な荷重を
基因とする底部壁の変形は防止され、また矯正すること
ができ、そのような心配はなくなる。
(ヘ)実施例 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。なお、従来構造と同一また同等の構成物は同一番号
で示している。
貯蔵室底部壁13において、棚支柱10の下端と対応する
箇所には、2倍断熱スチロール等から成る固い強度を持
つ断熱材25を内面板11aの裏に当接して配置し、そし
て、この断熱材25を受けるように組み合う金属製部材か
ら成る金具下部材26を外面板11bの内面に配置する。金
具下部部材26自身は第4図に示すようにネジ34によって
外面板11bに固定される。断熱材25の両側突出部25a,25a
が金具下部部材26の上部に形成している内向きの折曲部
26a,26aに当たって受け止められ、また断熱材25の下方
突出部が金具下部部材26の上部開口に嵌合することで、
断熱材25と金具下部部材26は組み付けられて、内面板11
aと外面板11bの間に配設され、断熱材12を充填すること
で断熱材25と金具下部部材26との間の中空も埋まる。棚
支柱10の下端は取付片27,27を設け、ネジ28,28にて断熱
材25に固定する。30は調整支柱で、下端に調整用ボルト
31を装備し、上端を機械室壁5Aに開けた開口32を介して
前記外面板11bに当接させている。そして、この調整支
柱30は上端の取付部30aを第4図に示すようネジ35によ
り外面板11b、金具下部部材26に共締めされる。調整用
ボルト31の下端は設置脚部33の内凹所にセットした台座
34に支承させている。
以上の構成となっており、貯蔵室2の貯蔵室底部壁13
において内面板11aと外面板11bとの間に断熱材25と金具
下部部材26とが上下に組み合って組み入れられているの
で、断熱壁の発泡形成時に、この部分では内面板11a及
び外面板11bの膨らみ方が抑制される。丁度、この部分
は棚支柱10の下端が当接し支承される箇所であるから、
棚支柱10の取付時に棚支柱10下端と外面板11aとの間に
従来のように大きなクリアランスを取らなくても大丈夫
となる。調整用ボルト31を回すことで調整支柱30は上下
動し、調整支柱30の上下動による外力は金具下部部材26
そして剛性の断熱材25へと伝わり、貯蔵室底部壁13自身
の上方への若干の変位も可能となる。よって、棚支柱10
の組付け時に、棚支柱10と貯蔵室底部壁13との間のクリ
アランスを無くすような調整が従来のスペーサーなどの
手段を用いずとも簡単に行える。さらに、棚17に載る沢
山の品物により棚支柱10に掛かる荷重(矢印→)にて、
貯蔵室底部壁13が沈み込むような状況は、調整支柱30の
存在によってしっかりと支えられて、貯蔵室底部壁13の
変形防止を行うことができ透明扉22,22の支障のない開
閉操作を長く約束するものとなる。
(ト)発明の効果 以上のように本発明によれば、貯蔵室の底部壁の発泡
成形時の脹み等は、底部壁内に埋め込んだ剛性物により
抑制され、また底部壁が棚支柱を介した載置商品の重み
で撓み下がり加減になっても、その下に棚支柱と連なる
ように配した調整支柱を上下動調整させることで、底部
壁を元の水平な状態に戻して、棚支柱の下端と底部壁と
のクリアランスを生じさせないようにできるショーケー
スを得ることができる。そしてこのような棚支柱と底部
壁を正常に保つ調整は、ショーケースの製造段階時およ
び市場に流通した以降でも可能なので、ショーケースの
製作性が向上し、扉がスムーズに開閉し又棚が水平に配
置される良品の提供を確実とし、また使用時に底部壁の
変形の恐れが出た場合でも、それを矯正するような対処
が簡単に採れ、実害のない使用が継続できて製品寿命も
延ばせるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は棚支柱の高さ調整及び貯蔵室の底部壁変形を補
強する本発明機構を示す冷蔵ショーケースの要部斜視
図、第2図は同趣旨の要部側断面図、第3図は貯蔵室底
部壁の変形模様を伴わせて示した冷蔵ショーケースの要
部斜視図、第4図は棚支柱と調整支柱及び両支柱間に介
在して、調整支柱の昇降による力伝達が行われるよう強
度な断熱材と金具下部部材が組み込まれている貯蔵室底
部壁との関連構造を示す要部断面図、第5図は従来の冷
蔵ショーケースの要部斜視図、第6図は同趣旨の要部側
断面図、第7図は冷蔵ショーケースの縦断側面図であ
る。 2……貯蔵室、10……棚支柱、13……貯蔵室底部壁、17
……棚、25……断熱材、26……金具下部部材、30……調
整支柱、31……調整用ボルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱壁にて構成された全面開口の貯蔵室
    と、前記貯蔵室の前部に立設されている棚支柱と、貯蔵
    室内に上下方向に複数段配置される商品棚とを備え、前
    記支柱に商品棚の前端を保持してなるショーケースにお
    いて、 前記貯蔵室の底部壁の下に、前記棚支柱と上下方向に連
    なるように配置されて底部壁を支承する高さ調整自在な
    調整支柱を設け、両支柱の間の底部壁には前記棚支柱か
    ら作用する力が底部壁並びに前記調整支柱に伝達するよ
    う剛性物を埋設していることを特徴とするショーケー
    ス。
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