JP2572751Y2 - 最中の自動製造装置 - Google Patents

最中の自動製造装置

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JP2572751Y2
JP2572751Y2 JP1992087871U JP8787192U JP2572751Y2 JP 2572751 Y2 JP2572751 Y2 JP 2572751Y2 JP 1992087871 U JP1992087871 U JP 1992087871U JP 8787192 U JP8787192 U JP 8787192U JP 2572751 Y2 JP2572751 Y2 JP 2572751Y2
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holding
epithelium
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JP1992087871U
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Inventor
大塚勝彦
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株式会社光機械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、最中の自動製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来最中の製造装置において「アンコ」
を充填した下部の下皮に上部側から上皮を被せて合着さ
せるものが、本件出願人の出願に係る実公昭60−62
17号公報のように基板に求心方向の案内溝を複数設け
て、これに夫々摺動子を嵌め、この摺動子には枢着した
ローラを設け、このローラを、回転方向の一方に縮径す
る直線的な溝を設けた回動板の前記溝に挿入し、回転板
を回して前記ローラを介して摺動子を求心方向に接離移
動させて複数の摺動子に夫々取付けた挾着線材で同時に
上皮を挾着し、また同時に離れて挾着を解くようにし
て、最中の上皮を下皮上に合着するようにした自動製造
装置が存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする課題
では、上皮を挾着するにはカム輪を用いてカム作用で回
動板に回動をあたえて摺動子を移動し、更に摺動子には
挾着線材を用いる等機構的に複雑となり、そのために動
作組立等で問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記した課題
を解決するために対処するもので、即ち最中の皮合せ動
作をシリンダーで行なわせると共に下部に設けた2列の
収納凹部を有するコンベヤー上の最中の上向きの下皮に
詰めた「アンコ」上を下向きにした上皮を下皮の上に被
せて合着させるようにして機構及び組立ての簡素化と、
動作を円滑に行うことを目的に提供するものである。
【0005】
【作用】移送コンベヤ26の収納凹部26a内に最中の
上皮を下向きに供給し、一方収納凹部26bに「アン
コ」を充填した下皮が収納されて所定の位置で停止す
る。まずシリンダーにより案内部材3で案内される昇降
軸2,2aを連結板4を介して下降する。これによって
台板8及び案内杆7,7aに摺嵌された摺動体9と、こ
の摺動体9に取付けた取付け板15と取付け板15に設
けた基板16が一体に下降し、更にシリンダー19によ
り開閉板24をもって挾持部材23の挾持板23b開き
収納凹部26a内の下向きの上皮の側面を挿込まれ、更
にシリンダー19の動作で開閉板15を押上げると挾持
板23bは引張バネ25によって挾持板23bは挾着す
る。
【0006】このように挾着した後、シリンダーによっ
て上下軸2,2aの押上げで台板8,摺動体9及び取付
け板15と基板16を一体に元の位置に戻し、この時挾
持板23bで上皮を挾着したままとなって上昇する。
【0007】次にシリンダーにより駆動レバー13を図
1に示すように時計方向に軸14を中心に揺動運動をあ
たえると駆動レバー13の先端のカムフォロア10は一
対の駆動板11,11aからなる案内溝12内を移動し
て案内杆6,6aに摺嵌された摺動体9と共に取付け板
15を介して基板16を図1の右方向に移動し、収納凹
部26bの「アンコ」を充填した下皮の上方位置になる
ようにし、その後再びシリンダーによって上下軸2,2
aを介して台板8,摺動体9と取付け板15,基板16
及び挾持部材23に上皮を挾持したまま一体に下降し、
この挾持部材23に挾着された上皮は下皮と合着される
と、シリンダー19の下降動作で昇降杆18,18に設
けた開閉板24を下降させて開閉板24の下面に当接さ
せた挾持部材23の鈎状レバー23aに設けた転子23
cを下降方向に押圧すると挾持部材23は軸支点を中心
に引張バネ25に抗して挾持板23bを開いて上皮の挾
持を解除されて下皮と合着される。
【0008】この合着が終るとシリンダーによって台板
8,摺動体9及び取付け板15,基板16を一体に上昇
させると共にシリンダー19によって開閉板24を上昇
させて挾持部材23を引張バネ25により旧位置に復
し、その後は順次これを繰返し行うものである
【0009】
【実施例】図は本考案に係る最中の自動製造装置の一実
施例を示したもので、以下図に基いて説明する。
【0010】1は機台で、この機台1上には縦方向に挿
入した上下摺動する昇降軸2,2aを案内する案内部材
3を設けてある。
【0011】昇降軸2,2aの下端部は連結板4により
連結され更に連結板はシリンダーからのロッド5の先端
を連結してシリンダーにより昇降する。
【0012】昇降軸2,2aの夫々上端は一対の案内杆
6,6aを横架して両端を支持片7,7aで支持させた
台板8の下面に取付け、この台板を昇降軸2,2aを介
してシリンダー(図示しない)により昇降する。
【0013】台板8の支持片7,7aに横架した案内杆
6,6aには摺動体9が摺嵌され、更に摺動体9の側面
にはカムフォロア10を嵌める縦方向の一対の駆動板1
1,11aによる案内溝12を設け、この案内溝12に
は前記案内部材3に中間部分を軸14により軸支した駆
動レバー13の先端部の前記カムフォロア10を嵌め、
駆動レバー13の下端側はジョイント14aを介してシ
リンダーに連結し、シリンダーの動作で駆動レバー13
とカムフォロア10を介して案内杆6,6aに沿って摺
動体9を左右に往復できるようにする。
【0014】摺動体9上には、調整ボルト27,27で
一端を調整可能に取付けて張出させた取付け板15を設
け、この取付け板15には先端部に直角方向にT字状の
基板16を設けてある。
【0015】この基板16の取付け板15を間にした前
後には中央の縦方向に案内孔17aを設けた案内体1
7,17を設けて、この案内孔17aに夫々摺嵌され案
内される昇降杆18,18を設ける。
【0016】昇降杆18,18の上部は、取付け板15
の長手方向の中心部で、前記案内孔17a,17aを結
んだ中心部との交り部にシリンダー19からのロッド1
9aが位置するようにして、中央部を取付けた支え板2
0の両端に夫々調整ねじ21とロックナット22で取付
けられ、昇降杆18,18の下端側には円形に成形した
後記挾持部材23を開閉する開閉板24を設け、この開
閉板による挾持部材23の開閉度の調整は前記調整ねじ
21とロックナット22によって調整できるようにして
ある。
【0017】前記挾持部材23は、夫々開閉板24を間
にして上皮を挾持できる程度の複数箇配置する。(図で
は夫々4ヵ所配置してある。)また挾持部材23は、鈎
状のレバー23aと、これに沿って取付けた挾持板23
bと鈎状レバー23aの一方の先端側に軸支された転子
23c及び鈎状レバー23aの屈折部で軸支された軸受
材23dで構成されていて、前記基板16の下面側に軸
受材23dを図2に示す状態に開閉板24を中心にして
配装すると共に対応する挾持部材23間には復元用の引
張バネ25を作用させ、挾持部材23で上皮を挾持して
移動させた位置で開閉板24で開き上皮の挾持を解除し
た後復元させる作用を行わせる。
【0018】26は挾持部材23と対応させてる位置に
配した最中の移送コンベアで上皮の収納凹部26aと下
皮収納凹部26bとが一対となって形成され移送方向に
対して並列させて間欠移送される。
【0019】
【考案の効果】本考案は上述の構成であって上皮、下皮
の合着動作をシリンダーによって行うため機構的に簡素
化できる。従って組付け作業も時間要しない。更に構成
が簡素であるために材料費も少なくでき軽量にできる。
また動作も円滑である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る最中の自動製造装置の一実施例を
示した正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の一部を切欠した側面図である。
【図4】図1のX−X線の縦断側面図である。
【図5】説明用斜視図である。
【符号の説明】
1 機台 2,2a 昇降軸 3 案内部材 4 連結板 5 ロッド 6,6a 案内杆 7,7a 支持片 8 台板 9 摺動体 10 カムフォロア 11,11a 駆動板 12 案内溝 13 駆動レバー 14 軸 14a ジョイント 15 取付け板 16 基板 17 案内体 17a 案内孔 18 昇降杆 19 シリンダー 19a ロッド 20 支え板 21 調整ねじ 22 ロックナット 23 挾持部材 23a 鈎状レバー 23b 挾持板 23c 転子 23d 軸受材 24 開閉板 25 引張バネ 26 移送コンベア 26a,26b 収納凹部 27 調整ボルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納凹部に適応して左右方向に移動し、
    かつ昇降する取付け板の先端側に十字状に基板を取付
    け、更に、この取付け板の前記基板との交叉部上には昇
    降をあたえるシリンダーを設け、このシリンダーからの
    ロッドには、取付け板に設けた案内体に沿って昇降可能
    に案内されると共に、下部側に開閉板を設けた昇降杆の
    上部を調整可能に取付けた支え板の中央を取付け、前記
    基板の下面には、一端部に前記開閉板と対応させる転子
    を有した鈎状レバーと、鈎状レバーの他端側に取付けた
    最中の上皮を挾持する挾持板を有した挾持部材の前記鉤
    状レバーの屈折部を揺動可能に軸支する軸受部を、前記
    開閉板を間にして複数配装すると共に挾持部材間には引
    張バネを用い、前記開閉板の昇降で挾持部材の挾持板を
    開閉すると共に昇降させる挾持部材の下部に設けたアン
    コを充填した下皮を収納する収納凹部を2列に配装した
    コンベアー上を移動して下皮の上に上皮を覆って合着さ
    せる事を特徴とした最中の自動製造装置。
JP1992087871U 1992-12-22 1992-12-22 最中の自動製造装置 Expired - Lifetime JP2572751Y2 (ja)

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JPH0652479U JPH0652479U (ja) 1994-07-19
JP2572751Y2 true JP2572751Y2 (ja) 1998-05-25

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