JPH08318320A - 折曲げ加工機 - Google Patents

折曲げ加工機

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Publication number
JPH08318320A
JPH08318320A JP12632595A JP12632595A JPH08318320A JP H08318320 A JPH08318320 A JP H08318320A JP 12632595 A JP12632595 A JP 12632595A JP 12632595 A JP12632595 A JP 12632595A JP H08318320 A JPH08318320 A JP H08318320A
Authority
JP
Japan
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split mold
screw
lower split
molds
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP12632595A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Oda
直樹 織田
Tadashi Amano
忠 天野
Shigeji Yokomichi
茂治 横道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08318320A publication Critical patent/JPH08318320A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンタグラフ機構にて分割金型を連結したこ
とにより、分割金型を必要数だけ増加させることがで
き、折曲げ精度の向上を図る。 【構成】 折曲げ加工機1において、上下に相対して設
けた複数に分割された上部金型P,下部金型Dをそれぞ
れパンタグラフ機構37にて連結し、右ネジ25R,4
7Rと左ネジ25L,47Lで構成されたボールねじ2
5,47を前記上,下部分割金型P,Dのうち左右端に
設けた上部分割金型PL ,PR と下部分割金型DL ,D
R に螺合せしめてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、折曲げ加工機に係
り、更に詳細には、複数に分割された金型をパンタグラ
フ機構にて連結し、金型の幅方向の寸法を設定自在とし
た折曲げ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折曲げ加工機に設けた上部分割金
型と下部分割金型は、中央部に設けた分割金型を固定し
て左右側に設けた分割金型を左ネジと右ネジにて構成し
たネジ部材に螺合し、このネジ部材を回転して左右側に
設けた分割金型を幅方向へ移動させて分割金型の幅設定
をする方式が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の折曲げ加工機における上,下の分割金型では、中央
部に設けた固定金型の左右側に移動金型を設け、この各
移動金型がそれぞれ左ネジと右ネジで形成されたネジ部
材に螺合され、このネジ部材を回転することにより分割
金型の幅方向の寸法を設定していた。すなわち、固定金
型と左右の移動金型の3箇の金型に限定されていた。
【0004】この発明の目的は、パンタグラフ機構にて
分割金型を連結したことにより、分割金型を必要数だけ
増加させることができ、折曲げ精度の向上を図った折曲
げ加工機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の折曲げ加工機は、折曲げ加
工機において、上下に相対して設けた複数に分割された
上部分割金型,下部分割金型をそれぞれパンタグラフ機
構にて連結し、右ネジと左ネジで構成されたネジ部材を
前記上,下部分割金型のうち左右端に設けた上,下部分
割金型に螺合せしめてなることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】以上のような請求項1による折曲げ加工機とす
ることにより、上下に相対して設けた上部分割金型と下
部分割金型を、それぞれパンタグラフ機構にて連結し
て、右ネジと左ネジとで構成したネジ部材を上,下部分
割金型に螺合して構成した。そして、分割金型が奇数個
の場合は中央部の分割金型を固定し左右端の分割金型に
ネジ部材を螺合し、ネジ部材を回転させることによりす
べての分割金型はパンタグラフ機構により均等に幅方向
に移動し、板幅に応じて金型の幅を設定することができ
る。
【0007】また、分割金型が偶数個の場合は、中央の
固定分割金型を無くして、左右端の分割金型にネジ部材
を螺合し、ネジ部材を回転させることによりすべての分
割金型はパンタグラフ機構により均等に幅方向に移動
し、板幅に応じて金型の幅を設定することができる。
【0008】而して、分割金型の数を必要数だけ増加さ
せることができ、折曲げ精度の向上が図られる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、折曲げ加工機としては、本実施例
ではスリット加工が施されたワークをパンチとダイとの
協働により曲げ加工を行なう曲げ加工機を対象として説
明するが、この機種に限定するものでなく、例えばプレ
スブレーキとか箱曲げ加工機等にも適用されるものであ
る。
【0010】先ず理解を容易にするため、本実施例であ
る折曲げ加工機に採用された上部分割金型と下部分割金
型の構成と作用について説明する。
【0011】図4および図5を参照するに、上部分割金
型Pは図示を省略したがキャレッジに設けたガイドレー
ル上をワークの板幅方向へ移動自在に設けられていて、
この上部分割金型Pの下部に相対して下部分割金型Dが
設けられている。この下部分割金型Dは、折曲げ加工機
1に設けたダイホルダ3に装着され、ダイホルダ3はホ
ルダベース5に設けられ、ホルダベース5は図示を省略
したがキャレッジに設けたガイドレール上をワークの板
幅方向へ移動自在に設けられている。
【0012】前記ダイホルダ3の右側上部にはカム部材
7がピン9を支点として回転可能に枢支されていて、前
記カム部材7の一方部7Aは下部分割金型Dに係合され
ていると共に、カム部材7の他方部7Bは常時ワークW
の下面に当接するようにスプリング11の付勢力でもっ
て位置決めされている。なお、前記下部分割金型Dには
スルーボルト13が取り付けられていると共にスプリン
グ15の付勢力で常時上方へ付勢されている。
【0013】上記構成により、その作用としては、図
6,図7および図8を参照するに、既にL形状に曲げら
れたワークWを更に折曲げる工程が示されていて、折曲
げを希望する位置には予めワークWに微細連結部を残し
てスリット加工が施されている。
【0014】まず、図6に示されているごとく、スリッ
ト加工されたワークWのスリット位置Sを上部分割金型
Pと下部分割金型Dの折曲げ位置に位置決めせしめる。
そして、図7に示されているごとく、下部分割金型Dを
上昇せしめると、下部分割金型DはワークWを介して上
部分割金型Pに当接する。更に下部分割金型Dを装着し
たダイホルダ3を上昇せしめると、ダイホルダ3はスプ
リング15の付勢力に抗して押し上げられることによ
り、カム部材7がピン9を支点として図7において反時
計方向に回動し、ワークWはスリット位置Sより折り曲
げられることになる。
【0015】このとき、カム部材7の一方7Aが下部分
割金型Dに当接することにより、カム部材7は回動する
ことになる。
【0016】更に、下部分割金型Dを装着したダイホル
ダ3を上昇せしめると、ダイホルダ3はスプリング15
の付勢力に抗して押し上げられることにより、カム部材
7がピン9を支点として更に反時計方向へ回動し、図8
に示されているごとく、スリット位置Sより折り曲げら
れ所望するコ字形状の折り曲げ加工が施されることにな
る。
【0017】次に、本実施例の主要部である前述した
上,下の分割金型P,Dを装着した折曲げ加工機1にお
ける分割金型P,Dの連結連動手段について詳細に説明
する。なお、上部分割金型Pおよび下部分割金型Dは、
前述した各分割金型P,Dと同一構成であるため、同一
部材には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0018】図1,図2および図3を参照するに、折曲
げ加工機1を構成する部材であるフレーム(図示省略)
にZ軸方向(図1において図面に直交する方向、図2,
図3において左右方向)へネジ部材(図示省略)により
移動自在にZ軸キャレッジ17が設けられている。そし
て、Z軸キャレッジ17にはY軸方向(図1,図2およ
び図3において上下方向)へ移動自在なY軸キャレッジ
19が設けられている。
【0019】このY軸キャレッジ19にはそれぞれ上部
分割金型Pと下部分割金型Dが設けられている。より詳
細には、図1〜図3において上方に設けたY軸キャレッ
ジ19の下部に複数のガイドレール21が敷設されてい
る。このガイドレール21にはガイドブロック23を介
して位置を固定された上部分割金型PC と左右端に設け
た移動自在な移動側の上部分割金型PL ,PR と中間に
設けた上部分割金型PM とが設けられていて、5箇の上
部金型Pで構成されている。
【0020】前記位置をセンタに固定して設けた上部分
割金型PC には、図1において左右方向へ延伸したネジ
部材である例えばボールねじ25の中心部が装着されて
おり、このボールねじ25の左右部は右ねじ25R,左
ねじ25Lで構成されていると共に、ボールねじ25の
左右端は前記Y軸キャレッジ19の下部に回転自在に支
承されている。しかも、右ねじ25R,左ねじ25Lに
はそれぞれナット部材27を介して左右端に設けた移動
側の上部分割金型PL ,PR が螺合されている。また、
前記中間に設けた上部分割金型PM には、前記ボールね
じ25に接触しない貫通穴(図示省略)が形成されてい
て、前記ガイドレール21上を移動自在に装着されてい
る。
【0021】前記Y軸キャレッジ19にはサーボモータ
29が取り付けられていると共に、このサーボモータ2
9の出力軸には駆動プーリ31が装着されている。一
方、前記ボールねじ25の中央部には従動プーリ33が
装着されており、この従動プーリ33と前記駆動プーリ
31とにはベルト35が巻回されている。
【0022】そして、前記上部分割金型PC ,PL ,P
R ,PM は、本実施例の主要部であるパンタグラフ機構
37により連結連動自在となっている。より詳細には、
各上部分割金型PC ,PL ,PR ,PM に連結ピン39
が設けられ、この連結ピン39にリンクプレート41
A,41B,41Cが連結ピン41Pを介して回動自在
に結合されてパンタグラフ機構37を構成している。
【0023】上記構成により、サーボモータ29を駆動
せしめると駆動プーリ31,ベルト35,従動プーリ3
3を介してボールねじ25が回転される。このボールね
じ25が回転されると、右ねじ25R,左ねじ25Lに
より左右端の上部分割金型PL ,PR がセンタに固定し
て設けられた上部分割金型PC に対し接近したり、ある
いは離反されることになり、中間に設けた上部分割金型
M もパンタグラフ機構37によりセンタに設けた上部
分割金型PC に対して接近,離反されることとなる。
【0024】なお、図1において中心より左側に示す形
態は上部分割金型PL とPM が最大に広がった状態を示
し、図1において中心より右側に示す形態は上部分割金
型PR とPM の位置を縮少した状態を示している。
【0025】図1〜図3において下方に設けたY軸キャ
レッジ19の上部に複数のガイドレール43が敷設され
ている。このガイドレール43にはガイドブロック45
を介して中央部に固定された下部分割金型DC と左右端
に設けた移動側の下部分割金型DL ,DR と中間に設け
た下部分割金型DM 用のホルダベース5が設けられてい
る。この各ホルダベース5上にはダイホルダ3が設けら
れ、さらに、この各ダイホルダ3上には下部分割金型D
C ,DL ,DR ,DM がスルーボルト13で取り付けら
れると共にスプリング15の付勢力で常時上方へ付勢さ
れている。
【0026】図2および図3に示されているように、各
ダイホルダ3にはカム部材7がピン9を支点として回動
可能に枢支されている。前記カム部材7の一方部7Aは
下部分割金型DC ,DL ,DR ,DM に係合されている
と共に、カム部材7の他方部7BはワークWの下面に当
接するようにスプリング11の付勢力でもって常時実線
の位置に位置決めされている。
【0027】前記中央部に固定された下部分割金型DC
には、図1において左右方向へ延伸したネジ部材である
例えばボールねじ47の中心部が装着されており、この
ボールねじ47の左右部は右ねじ47R,左ねじ47L
で構成されていると共に、ボールねじ47の左右端は前
記Y軸キャレッジ19の上部に回転自在に支承されてい
る。しかも、右ねじ47R,左ねじ47Lにはそれぞれ
ナット部材49を介して左右端に設けた移動側の下部分
割金型DL ,DR が螺合されている。また、前記中間に
設けた下部分割金型DM には、前記ボールねじ47に接
触しない貫通穴(図示省略)が形成されていて、前記ガ
イドレール43上を移動自在に装着されている。
【0028】前記Y軸キャレッジ19にはサーボモータ
51が取り付けられていると共に、このサーボモータ5
1の出力軸には駆動プーリ53が装着されている。一
方、前記ボールねじ47の中心部には従動プーリ55が
装着されており、この従動プーリ55と前記駆動プーリ
53とにはベルト57が巻回されている。
【0029】そして、前記下部分割金型DC ,DL ,D
R ,DM は、本実施例の主要部であるパンタグラフ機構
37により連結連動自在となっている。より詳細には、
各下部分割金型DC ,DL ,DR ,DM を支承するホル
ダベース5に連結ピン59が設けられ、この連結ピン5
9にリンクプレート61A,61B,61Cが連結ピン
61Pを介して回動自在に結合されてパンタグラフ機構
37を構成している。
【0030】上記構成により、サーボモータ51を駆動
せしめると駆動プーリ53,ベルト57,従動プーリ5
5を介してボールねじ47が回転される。このボールね
じ47が回転されると、右ねじ47R,左ねじ47Lに
より左右端の下部分割金型DL ,DR がセンタに固定し
て設けられた下部分割金型DC に対し接近したり、ある
いは離反されることになり、中間に設けた下部分割金型
M もパンタグラフ機構37によりセンタに設けた下部
分割金型DC に対して接近,離反されることとなる。
【0031】なお、図1において中心より左側に示す状
態は下部分割金型DL とDM が最大に広がった状態を示
し、図1において中心より右側に示す形態は下部分割金
型DR とDM の位置を縮少した状態を示している。
【0032】上述したごとく、パンタグラフ機構37に
より複数(本実施例では5ケ)の上部分割金型PC ,P
L ,PR ,PM と下部分割金型DC ,DL ,DR ,DM
とを連結連動したことにより、従来は3ケのツール数で
あったが、本実施例のごとくツール数を5ケとすること
ができる。
【0033】而して、ワークWの板幅に対して必要数だ
け上下の分割金型を設けることができ、折曲げ精度の向
上を図ることができる。
【0034】図9,図10および図11には他の実施例
が示されている。すなわち、この実施例と前述した実施
例との異なる構成は、上下の分割金型を7ケ組み込んだ
ことと、上下の分割金型の板幅方向の移動手段を手動で
行なうことである。他の構成はまったく前述した実施例
と同一であるため、同一部材には同一符号を付して説明
を省略する。なお、図9には上,下の分割金型を縮少し
た状態を示し、図11には上,下の分割金型を最大に広
げた状態を示している。
【0035】折曲げ加工機1を構成する一部材である上
部に設けたY軸キャレッジ19の下面にガイドレール2
1が敷設され、このガイドレール21に7ケの上部金型
Pが移動自在に装着されている。この7ケの上部分割金
型Pは、中央部に位置を固定された上部分割金型PC
左右端に設けた移動自在な移動側の上部分割金型PL
R と中間に設けた上部分割金型PM とで構成されてい
る。
【0036】前記位置をセンタに固定して設けた上部分
割金型PC には、図9において左右方向へ延伸したネジ
部材である例えばボールねじ63の中心部が装着されて
いる。このボールねじ63の左右部は右ねじ63R,左
ねじ63Lで構成されていると共に、ボールねじ63の
左右端は前記Y軸キャレッジ19の両側面より垂下して
設けた軸受65R,65Lに回転自在に支承されてい
る。しかも、右ねじ63R,左ねじ63Lにはそれぞれ
ナット部材67を介して左右端に設けた移動側の上部分
割金型PL ,PR が螺合されている。また、前記中間に
設けた上部分割金型PM には、前記ボールねじ63に接
触しない貫通穴(図示省略)が形成されていて、前記ガ
イドレール21上を移動自在に装着されている。
【0037】前記ボールねじ63の片端には、ボールね
じ63を回転駆動するためのハンドル69が固着されて
いる。そして、前記上部分割金型PC ,PL ,PR ,P
M は、本実施例の主要部であるパンタグラフ機構37に
より連結連動自在となっている。より詳細には、各上部
分割金型PC ,PL ,PR ,PM に連結ピン71が設け
られ、この連結ピン71にリンクプレート73A,73
B,73Cが連結ピン73Pを介して回動自在に結合さ
れてパンタグラフ機構37を構成している。
【0038】上記構成により、ボールねじ63に設けた
ハンドル69を回転させると、ボールねじ63は回転
し、右ねじ63R,左ねじ63Lにより左右端の上部分
割金型PL ,PR がセンタに固定して設けられた上部分
割金型PC に対し接近したり、あるいは離反されること
になり、中間に設けた上部分割金型PM もパンタグラフ
機構37によりセンタに設けた上部分割金型PC に対し
て接近,離反されることとなる。
【0039】図9〜図11において下方に設けたY軸キ
ャレッジ19の上部に複数のガイドレール43が敷設さ
れている。このガイドレール43にはガイドブロック4
5を介して中央部に固定された下部分割金型DC と左右
端に設けた移動側の下部分割金型DL ,DR と中間に設
けた下部分割金型DM 用のホルダベース75が設けられ
ている。この各ホルダベース75上にはダイホルダ77
が設けられ、さらに、この各ダイホルダ77上には下部
分割金型DC ,DL ,DR ,DM がスルーボルト13で
取り付けられると共にスプリング15の付勢力で常時上
方へ付勢されている。
【0040】なお、常時はワークWの下面に位置するよ
うに、ピン9を支点としてカム部材7がスプリング11
の付勢力により引張られている。
【0041】前記中央部に固定された下部分割金型DC
には、図9および図11において左右方向へ延伸したネ
ジ部材である例えばボールねじ79の中心部が装着され
ており、このボールねじ79の左右部は右ねじ79R,
左ねじ79Lが構成されていると共に、ボールねじ79
の左右端は前記Y軸キャレッジ19の両側面より立設さ
れた軸受81R,81Lに回転自在に支承されている。
しかも、右ねじ79R,左ねじ79Lにはそれぞれナッ
ト部材83を介して左右端に設けた移動側の下部分割金
型DL ,DR が螺合されている。また、前記中間に設け
た下部分割金型DM には、前記ボールねじ79に接触し
ない貫通穴(図示省略)が形成されていて、前記ガイド
レール43上を移動自在に装着されている。
【0042】前記ボールねじ79の片端には、ボールね
じ79を回転駆動するためのハンドル85が固着されて
いる。そして、前記下部分割金型DC ,DL ,DR ,D
M は、本実施例の主要部であるパンタグラフの機構37
により連結連動自在となっている。より詳細には、各下
部分割金型DC ,DL ,DR ,DM を支承するダイホル
ダ77に連結ピン87が設けられ、この連結ピン87に
リンクプレート89A,89B,89Cが連結ピン89
Pを介して回動自在に結合されパンタグラフ機構37を
構成している。
【0043】上記構成により、ボールねじ79に設けた
ハンドル85を回転させると、ボールねじ79は回転
し、右ねじ79R,左ねじ79Lにより左右端の下部分
割金型DL ,DR がセンタに固定して設けられた下部分
割金型DC に対し接近したり、あるいは離反されること
になり、中間に設けた下部分割金型DM もパンタグラフ
機構37によりセンタに設けた下部分割金型DC に対し
て接近,離反されることとなる。
【0044】上述したごとく、パンタグラフ機構37に
より複数(本実施例では7ケ)の上部分割金型PC ,P
L ,PR ,RM と下部分割金型DC ,DL ,DR ,DM
とを連結連動したことにより、従来は3ケのツール数で
あったが、本実施例のごとくツール数を7ケとすること
ができる。
【0045】而して、ワークWの板幅が広いものであっ
ても必要とする数だけ上下の分割金型を設けることがで
き、折曲げ精度の向上を図ることができる。
【0046】なお、この発明は前述した各実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例で
は上下の分割金型の数を5ケ,7ケ等奇数の数としたが
9ケ以上でも良く、また偶数の4ケ,6ケ等の上下の分
割金型の場合は、中央の固定分割金型を無くして駆動部
のみとすれば良い。
【0047】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1によるこの発明によれば、上,下部
の分割金型の数を複数としてパンタグラフ機構により各
分割金型を作動せしめた。而して、ワークの板幅に応じ
て上下の分割金型の数を設定することができ、ワークの
折曲げ精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、折曲げ加工機に設け
た上下の分割金型を連動連結するパンタグラフを表する
正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図であ
る。
【図3】図1における左側より見た一部断面を含む側面
図である。
【図4】上下の分割金型を示す側断面図である。
【図5】図4における正面図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】この発明の他の実施例を示し、上下の分割金型
の縮少状態を示す正面説明図である。
【図10】図9における側面説明図である。
【図11】図9における上下の分割金型を最大に広げた
状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 折曲げ加工機 37 パンタグラフ機構 25,47,63,79 ボールねじ(ネジ部材) 25R,47R,63R,79R 右ねじ 25L,47L,63L,79L 左ねじ P 上部分割金型 PL 左側に設けた上部分割金型 PR 右側に設けた上部分割金型 D 下部分割金型 DL 左側に設けた下部分割金型 DR 右側に設けた下部分割金型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲げ加工機において、上下に相対して
    設けた複数に分割された上部分割金型,下部分割金型を
    それぞれパンタグラフ機構にて連結し、右ネジと左ネジ
    で構成されたネジ部材を前記上,下部分割金型のうち左
    右端に設けた上,下部分割金型に螺合せしめてなること
    を特徴とする折曲げ加工機。
JP12632595A 1995-05-25 1995-05-25 折曲げ加工機 Pending JPH08318320A (ja)

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JP12632595A JPH08318320A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 折曲げ加工機

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JP12632595A JPH08318320A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 折曲げ加工機

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JPH08318320A true JPH08318320A (ja) 1996-12-03

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