JP2571490B2 - 頭髪用酸性染毛料組成物 - Google Patents

頭髪用酸性染毛料組成物

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JP2571490B2 JP4059175A JP5917592A JP2571490B2 JP 2571490 B2 JP2571490 B2 JP 2571490B2 JP 4059175 A JP4059175 A JP 4059175A JP 5917592 A JP5917592 A JP 5917592A JP 2571490 B2 JP2571490 B2 JP 2571490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は頭髪用酸性染毛料組成物
に関し、特に、染着性、耐洗浄性等の酸性染毛料として
の必須条件を満足しながら、使用後の感触を良好なもの
に仕上げる頭髪用酸性染毛料組成物に関するものであ
る。また、染料配合量の少ない系で、染着性を向上せし
めた頭髪用酸性染毛料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、頭髪用の染毛料組
成物としては、酸化還元反応を利用して頭髪の染毛を行
う酸化型染毛料と、法定の色素を用いて酸性領域で染毛
を行う酸性染毛料とがある。このうち、酸性染毛料は、
酸性染料とアルコール類(多くはベンジルアルコールが
使用される。)と有機溶剤とpH調整用の酸(多くはク
エン酸が使用される。)を主成分とし、これに使用時に
頭髪から垂れ落ちしないように増粘剤を配合したもの
で、通常は一剤型であるため、二剤型以上を必要とする
酸化型染毛料に比べて使用時の簡便性の点で利点を有す
る。しかしながら、最適pH領域が1.5〜4.5(良
好な染着性、耐洗浄性を得るためにはこの範囲が好まし
く、平均は3前後)と、通常の頭髪用化粧品の中ではか
なり低く、このため、使用感が満足され難いという欠点
がある。
【0003】一方、一剤型の染毛料である酸性染毛料
は、その特徴を生かしてシャンプー後のリンス,染毛兼
用組成物とすることが考えられる。またそのような組成
物であれば、リンスと染毛とを同時に行うことができ、
手軽で便利な染毛剤として極めて有利である。リンス兼
用タイプとするには、せっけん洗浄後は手に染料が残る
ことのない程度に染料の量を少なくすることが必要であ
る。しかしながら、単に染料の量を少なくしただけでは
染着性が不十分で所期の効果を発揮することができなか
った。本発明はこのような従来の事情に対処してなされ
たもので、染着性、耐洗浄性等の酸性染毛料としての必
須条件を満足しながら、使用後の感触を良好なものに仕
上げることのできる頭髪用酸性染毛料組成物を提供する
ことを目的とする。また、染料配合量を少なくした場合
に、実用上満足できる染着性を備えた頭髪用酸性染毛料
組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(1)〜
(8)で示される一種もしくは二種以上のシリコーンを
合計量で0.01〜5.0重量%と、染料と、ベンジル
アルコールとを配合したことを特徴とする頭髪用酸性染
毛料組成物である。(1)
【0005】
【化12】
【0006】(nは、3〜650の整数)で表されるジ
メチルポリシロキサン。 (2)
【0007】
【化13】
【0008】(nは、1〜500の整数)、または
【0009】
【化14】
【0010】(n,mは、その和が1〜500の整数)
で表されるメチルフェニルポリシロキサン。 (3)
【0011】
【化15】
【0012】(式中、Rは炭素数1〜12のアルキル
基、炭素数1〜6のアルコキシ基または水酸基を示し、
nは1〜100、好ましくは20〜30の整数を、mは
1〜20、好ましくは2〜10の整数を、kは0〜5
0、好ましくは20〜30の整数を、1は0〜50、好
ましくは20〜30の整数をそれぞれ示す。)で表され
るポリエーテル変性ポリシロキサン。 (4)
【0013】
【化16】
【0014】(式中、Rは炭素数1〜3のアルキレン基
を示し、nは1〜500)好ましくは1〜250の整数
を、mは1〜50、好ましくは1〜30の整数をそれぞ
れ示す。)で表されるエポキシ変性ポリシロキサン。 (5)
【0015】
【化17】
【0016】(nは1〜400、好ましくは1〜250
の整数を示す。)で表されるフッ素変性ポリシロキサ
ン。 (6)
【0017】
【化18】
【0018】または、
【0019】
【化19】
【0020】(式中、Rは存在しないか、または炭素数
1〜4のアルキレン基を示し、n,mは、それぞれ1〜
500、好ましくは1〜200の整数を示す。)で表さ
れるアルコール変性ポリシロキサン。 (7)
【0021】
【化20】
【0022】または、
【0023】
【化21】
【0024】(式中、R は炭素数2〜18のアルキル
基、R は存在しないか、または炭素数1〜4のアルキ
レン基、R は炭素数10〜16のアルキル基を示し、
n,mは、それぞれ1〜500、好ましくは1〜200
の整数を示す。)で表されるアルキル変性ポリシロキサ
ン。 (8)
【0025】
【化22】
【0026】(式中、R はメチル基または一部がフェ
ニル基を表し、R はメチル基または水酸基を表す。ま
た、nは3,000〜20,000の整数を表す。)で
表される高分子シリコーン。
【0027】ここで、組成物中には、多価アルコール、
レブリン酸、N−メチルピロリドンまたはテトラヒドロ
フルフリルアルコールから選ばれる少なくとも一種を5
重量%以上、さらに配合することが好ましく、そのうち
特に好ましいのは多価アルコールである。
【0028】本発明によれば、酸性染毛料組成物中にシ
リコーン類を0.01〜5.0重量%、さらに好ましく
は1〜3重量%配合することにより、使用感が大巾に向
上すると共に、色素染料による染着性も増大する。ま
た、本発明の組成物は、一剤型の染毛料組成物であると
いう特徴を生かして、シャンプー後のリンス・染毛兼用
組成物としての応用も可能である。
【0029】本発明で用いられるシリコーン類のうち
特にメチルフェニルポリシロキサン(例えばシリコーン
KF56:信越化学株式会社製)、ジメチルシロキサン
・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体<
E.O(平均付加モル数、以下同様)=20〜30>
(例えばシリコーンSC−9450:信越化学株式会社
製)から成る群より選ばれる少なくとも一種のシリコー
ン類を用いると、使用感や染着性が改善されるのみなら
ず、安定性の点でも極めて優れた組成物が得られる。ま
た、高分子シリコーンの具体例としては、ゴム状ジメチ
ルポリシロキサン(重合度n=5000〜8000:信
越化学株式会社製)が挙げられる。シリコーン類の配合
量は組成物全体量の0.01〜5.0重量%である。
0.01重量%未満では所望の効果が得られない。また
5.0重量%を超えて用いると、べたつきが生じ、使用
感が悪くなる。
【0030】本発明の頭髪用酸性染毛料組成物に含まれ
るものとしては、この他に、酸性染料、ベンジルアルコ
ール、有機溶剤、pH調整用酸、増粘剤等が挙げられ
る。以下、これらの構成物質について説明する。
【0031】本発明で使用される染料は人体に対して有
害な作用を示さない医薬品、医薬部外品および化粧品の
着色に使用することが許可されている「医薬品等に使用
する事の出来るタール色を定める省令」に掲示されてい
る法定色素が極めて有効で、その配合量は0.01〜
2.0重量%が望ましい。また、本発明の組成物をリン
ス兼用の染毛料組成物として使用する場合には、0.0
01〜0.1重量%が適当である。
【0032】染料の具体例としては、例えば、赤色3号
(エリスロシン),赤色102号(ニューコクシン),
赤色106号(アシッドレッド),赤色201号(リソ
ールルビンB),赤色227号(ファストアシッドマゲ
ンタ),赤色230号の(1)(エリシロシンYS),
赤色203号の(2)(エリスロシンYSK),赤色2
31号(フロキシンBK),赤色232号(ロースベン
ガルK),赤色401号(ビオラミンR),赤色502
号(ボンソー3R),赤色503号(ボンソーR),赤
色504号(ボンソーSX),赤色506号(ファスト
レッドS),だいだい色202号(ウラニンK),黄色
402号(ポーラエロー5G),黄色403号の(1)
(ナフトールエローS),黄色406号(メタニールエ
ロー),緑色3号(ファーストグリーンFCF),緑色
201号(アリザリンシアニングリーンF),緑色20
4号(ピラニンコンク),緑色205号(ライトグリー
ンSF黄),黄色401号(ナフトールグリーンB),
緑色402号(ギネアグリーンB),青色1号(ブリリ
アントブルーFCF),青色2号(インジゴカルミ
ン),青色202号(パテントブルーNA),青色20
5号(アルファズリンFG),褐色201号(レゾルシ
ンブラウン)等が挙げられる。
【0033】本発明で使用されるベンジルアルコールの
使用量は、通常、3〜10重量%である。本発明で使用
されるその他のアルコール類は、n−ブチルアルコー
ル,sec−ブチルアルコール,シクロヘキサノール,
ブチルセルソルブ,2−フェノキシエタノール,フェニ
ルエタノールからなる(水に難溶性の)脂肪族アルコー
ル,芳香族アルコール,多価アルコール等が挙げられ
る。
【0034】本発明で使用される有機溶媒は、テトラヒ
ドロフルフリルアルコール,N−メチルピロリドン,エ
チレンカーボネート等の環状ケトン類やエーテル類、メ
チル/エチル:セルソルブ,メチル/エチル:カルビト
ール,1,3−ブチレングリコール,ジプロピレングリ
コール,プロピレングリコール等の多価アルコール類等
が挙げられ、これらの群より選ばれる少なくとも一種の
有機溶媒を10〜50重量%配合する。本発明で使用さ
れるpH調整用の酸としては、クエン酸,リンゴ酸,酢
酸,乳酸,蓚酸,酒石酸,ギ酸,レブリン酸等の有機
酸、リン酸,塩酸等の無機酸がある。配合量は組成物の
pHを1.5〜4.5になるように配合する。本発明で
使用される増粘剤としては、メチルセルロース,エチル
セルロース,ヒドロキシエチルセルロース,キサンタン
ガム等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。更に、これらの配合成分の他に、シリコーン類の分
散・可溶化剤としてノニオン活性剤であるポリオキシエ
チレン<E.O=10〜30モル>2−オクチルドデシ
ルエーテルや、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油エステ
ル<E.O=40〜60>が有効である。また、本発明
の染毛料は系の安定性、pHを損なわない範囲であれば
上記の成分の他に、防腐剤、キレート剤、香料等を配合
することも可能である。
【0035】本発明の染毛料組成物には、さらに必要に
応じて一種または二種以上のカチオン性化合物を配合す
ることができる。この時に用いられるカチオン性化合物
としては、例えば、ポリ(ジメチルジアリルアンモニウ
ムハライド)型カチオン性高分子、あるいは、ポリエチ
レングリコール、エピクロルヒドリン、プロピレンアミ
ンおよび牛脂脂肪酸より得られるタロイルアミンの縮合
生成物および/またはポリエチレングリコール、エピク
ロルヒドリン、プロピレンアミンおよびヤシ油脂肪酸
り得られるココイルアミンの縮合生成物型であるカチオ
ン性高分子およびビニルピロリドン、ジメチルアミノエ
チルメタアクリレート共重合体型カチオン性高分子およ
び第4級窒素含有セルロースエーテル型カチオン性高分
子等が挙げられる。このようなカチオン性化合物を配合
することにより毛髪にしなやかさが付与され、使用後の
感触はシリコーンのみを用いた時よりもさらに向上す
る。
【0036】さらに、本発明によれば、上記したシリコ
ーン類を0.01〜5.0重量%と、染料0.001〜
0.1重量%と、ベンジルアルコール1重量%以上とを
配合したことを特徴とする頭髪用酸性染毛料組成物が提
供される。通常の染毛料組成物においては、染料の配合
量は0.5〜1重量%であるが、本発明では染料配合量
が0.001〜0.1重量%、さらに好ましくは0.0
1〜0.05重量%である。そして、少ない染毛剤量に
よる染着性の低下を上記のシリコーン類0.01〜5.
0重量%とベンジルアルコール1重量%以上とを併用す
ことで抑え、しかして使用性の良さと良好な染着性を
併せ有するリンスタイプの染毛剤としたものである。ベ
ンジルアルコールの配合量が1重量%未満では満足でき
る染着性を付与することができない。また、ベンジルア
ルコールの配合量の上限は特に限定されないが、10重
量%までが適当である。10重量%を超えて配合して
も、それ以上の効果は得られず、かえって系が分離し安
定性が著しく悪くなることがあるためである。ベンジル
アルコールの好ましい配合量は、2〜5重量%である。
【0037】また、本発明によれば、ベンジルアルコー
ル1重量%以上を配合し、さらに、多価アルコール、レ
ブリン酸、N−メチルピロリドンまたはテトラヒドロフ
ルフリルアルコールから選ばれる少なくとも一種を合計
量で5重量%以上配合すると、系の安定性がよくなり、
染着効果もさらに向上する。これらの効果は、ベンジル
アルコールの配合量が3重量%以上の時に特に顕著であ
る。これらの化合物のうち、特に好ましいのは多価アル
コールである。多価アルコールとしては、例えば、メチ
ル/エチル:セルソルブ,メチル/エチル:カルビトー
ル,1,3−ブチレングリコール,ジプロピレングリコ
ール,プロピレングリコール等が挙げられる。これらの
化合物の配合量の上限は特に限定されないが、30重量
%までが適当である。30重量%を超えて配合すると、
染料が落ちやすくなり、染着性が悪くなることがあるた
めである。
【0038】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。配合
量は重量%である。 実施例1 配合 黒色−401号 0.2(%) 紫色−401号 0.3 黄色−4号 0.1 ベンジルアルコール 5.0 テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 クエン酸 2.0 メチルフェニルポリシロキサン 1.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40E.O 1.0 ヒドロキシエチルセルロース 3.0 精製水 残部 製法 テトラヒドロフルフリルアルコール,ベンジルアルコー
ル,メチルフェニルポリシロキサンおよびポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油40E.O(日本エマルジョン
(株);エマレックスHCO−40)の混合液を精製水
に溶解させ、更にヒドロキシエチルセルロースを徐々に
添加して粘稠液を調製する。この粘稠液に染料の黒色4
01号,紫色401号,黄色4号を加え、クエン酸でp
Hを2.8〜3.0に調整し均一な粘稠液を得た。
【0039】 比較例1 配合 黒色−401号 0.2(%) 紫色−401号 0.3 黄色−4号 0.1 ベンジルアルコール 5.0 テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 クエン酸 2.0 ヒドロキシエチルセルロース 3.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40E.O 1.0 精製水 残部 製法 メチルフェニルポリシロキサンを配合しない他は、上記
実施例1と同様にして染毛料を製造した。
【0040】効果 実施例1と比較例1で得られた染毛料を白髪混じりのパ
ネル6名に実際に使用してもらい、表1の評価結果を得
た。
【0041】
【表1】
【0042】また染着効果については、いずれの組成物
も濃褐色に着色されたものの、実施例の方がより均一で
深い仕上がりとなり、染着性の点で優れたものであっ
た。また耐洗浄性も実施例の方が優れていた。
【0043】実施例2〜7 シリコーンの種類を表2記載のものとし、実施例1と同
様にして染毛料を製造した。ここで、安定性について
は、50℃の恒温槽に1ヶ月放置した後の評価を行っ
た。その配合量を表2に、評価結果を表3にそれぞれ示
す。
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】 安定性: ◎ 全く分離が認められない。 ○ 多少分離する。 使用性: ◎ かなり滑らか ○ やや滑らか
【0047】 実施例8 カラーリンスタイプの染毛料 配合 黒色−401号 0.03(%) 紫色−401号 0.01 黄色−4号 0.01 ベンジルアルコール 3.0 ジプロピレングリコール 15.0 クエン酸 1.5 メチルフェニルポリシロキサン 4.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40E.O 1.0 ヒドロキシエチルセルロース 2.5 精製水 残部 製法 ジプロピレングリコール,ベンジルアルコール,メチル
フェニルポリシロキサンおよびポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油40E.Oの混合液を精製水に溶解させ、更に
ヒドロキシエチルセルロースを徐々に添加して粘稠液を
調製する。この粘稠液に黒色401号,紫色401号,
黄色4号を加え、クエン酸でpHを3.5〜3.8に調
整し、均一な液を得た。
【0048】 実施例9 カラーリンスタイプの染毛料 配合 黒色−401号 0.03(%) 紫色−401号 0.01 黄色−4号 0.01 ベンジルアルコール 3.0 ジプロピレングリコール 15.0 クエン酸 1.5 デカメチルシクロペンタシロキサン 21.0 ジメチルポリシロキサン 3.0 (前記(8)で示した高分子シリコーンの一般式で RおよびRはメチル基、n=20,000) ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40E.O 3.0 ヒドロキシエチルセルロース 2.0 精製水 残部 製法 ジプロピレングリコールの大部分、ベンジルアルコール
の混合液を精製水に溶解させ、さらにデカメチルシクロ
ペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサン、ジプロピ
レングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40
E.Oの溶解物を加え、次いでヒドロキシエチルセルロ
ースを徐々に添加して粘稠液を調製する。この粘稠液に
染料の黒色−401号,紫色−401号,黄色−4号を
加え、クエン酸でpH液を3.5〜3.8に調整し、均
一な粘稠液を得た。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
染着性や耐洗浄性が良好で、かつ使用後の感触が滑らか
な頭髪用酸性染毛料組成物が提供される。また、この染
毛料組成物は一剤型としての特徴を生かして、シャンプ
ー後のリンス兼用のタイプにするなど、頭髪用染毛料組
成物として広範囲の応用が可能である。さらに、本発明
によれば、リンス兼用タイプの染毛料組成物とした時に
は染料の配合量が少なくなるが、その場合でも、実用上
十分に満足できる染着性を有する頭髪用染毛料組成物と
することができる。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(1)〜(8)で示される一種もし
    くは二種以上のシリコーンを合計量で0.01〜5.0
    重量%と、染料と、ベンジルアルコールとを配合したこ
    とを特徴とする頭髪用酸性染毛料組成物。(1) 【化1】(CH SiO[(CH SiO]
    Si(CH (nは、3〜650の整数)で表されるジメチルポリシ
    ロキサン。 (2) 【化2】 (nは、1〜500の整数)、または 【化3】 (n,mは、その和が1〜500の整数)で表されるメ
    チルフェニルポリシロキサン。 (3) 【化4】 (式中、Rは炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜
    6のアルコキシ基また は水酸基を示し、nは1〜10
    0、好ましくは20〜30の整数を、mは1〜20、好
    ましくは2〜10の整数を、kは0〜50、好ましくは
    20〜30の整数を、1は0〜50、好ましくは20〜
    30の整数をそれぞれ示す。)で表されるポリエーテル
    変性ポリシロキサン。 (4) 【化5】 (式中、Rは炭素数1〜3のアルキレン基を示し、nは
    1〜500、好ましくは1〜250の整数を、mは1〜
    50、好ましくは1〜30の整数をそれぞれ示す。)で
    表されるエポキシ変性ポリシロキサン。 (5) 【化6】 (nは1〜400、好ましくは1〜250の整数を示
    す。)で表されるフッ素変性ポリシロキサン。 (6) 【化7】 または、 【化8】 (式中、Rは存在しないか、または炭素数1〜4のアル
    キレン基を示し、n,mは、それぞれ1〜500、好ま
    しくは1〜200の整数を示す。)で表されるアルコー
    ル変性ポリシロキサン。 (7) 【化9】 または、 【化10】 (式中、R は炭素数2〜18のアルキル基、R は存
    在しないか、または炭素数1〜4のアルキレン基、R
    は炭素数10〜16のアルキル基を示し、n,mは、そ
    れぞれ1〜500、好ましくは1〜200の整数を示
    す。)で表されるアルキル変性ポリシロキサン。 (8) 【化11】 (式中、R はメチル基または一部がフェニル基を表
    し、R はメチル基または水酸基を表す。また、nは
    3,000〜20,000の整数を表す。)で表される
    高分子シリコーン。
  2. 【請求項2】 染料0.001〜0.1重量%と、ベン
    ジルアルコール1重量%以上とを配合した請求項1記載
    頭髪用酸性染毛料組成物。
  3. 【請求項3】 多価アルコール、レブリン酸、N−メチ
    ルピロリドンまたはテトラヒドロフルフリルアルコール
    から選ばれる少なくとも一種5重量%以上さらに配合
    した請求項1または2記載の頭髪用酸性染毛料組成物。
  4. 【請求項4】 多価アルコール、レブリン酸、N−メチ
    ルピロリドンまたはテトラヒドロフルフリルアルコール
    から選ばれる少なくとも一種が多価アルコールである請
    求項3記載の頭髪用酸性染毛料組成物。
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