JP2571358Y2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JP2571358Y2
JP2571358Y2 JP1991038990U JP3899091U JP2571358Y2 JP 2571358 Y2 JP2571358 Y2 JP 2571358Y2 JP 1991038990 U JP1991038990 U JP 1991038990U JP 3899091 U JP3899091 U JP 3899091U JP 2571358 Y2 JP2571358 Y2 JP 2571358Y2
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JP
Japan
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extinguishing device
arc extinguishing
circuit breaker
dust barrier
holding frame
Prior art date
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Application number
JP1991038990U
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English (en)
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JPH0523388U (ja
Inventor
弘一 笠松
有二 大池
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Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/34—Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
    • H01H9/342—Venting arrangements for arc chutes
    • H01H2009/343—Venting arrangements for arc chutes with variable venting aperture function of arc chute internal pressure, e.g. resilient flap-valve or check-valve

Landscapes

  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は消弧装置の排気孔の外側
にダストバリヤを取り付けた回路遮断器の改良に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】回路遮断器には回路が遮断される際に発
生するアークを消弧させるための消弧装置が組み込まれ
ており、この消弧装置にはアークガスを排出させるため
の排気孔が形成されている。ところがこの排気孔を通じ
て外部から電線くず、ごみ等の異物が回路遮断器の内部
に侵入するおそれがあるため、実開昭６０−７５９４４
号公報に示されるように消弧装置の外側に軟質の絶縁板
からなるダストバリヤを取り付ける工夫がなされてい
る。ところが従来の回路遮断器では、消弧装置をベース
に組み込んだ後にこのようなダストバリヤを組み込む構
造となっており、ダストバリヤはアークガスにより撓む
ことのできる軟質の薄い材料からなるものであることも
あって、自動機による組み込みが不可能であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような従
来の欠点を解決して、ダストバリヤを消弧装置と同時に
自動機によりベースに組み込むことのできる回路遮断器
を提供するために完成されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題は、消弧装
置の保持枠に排気孔を閉塞するダストバリヤを取り付け
た回路遮断器において、前記消弧装置の保持枠は複数枚
のグリッドを保持させた断面コ字状のものであり、その
排気孔の下側の位置に一対の孔からなる係合部が形成さ
れており、ダストバリヤの下方部の両側に突設した係止
片をこの係合部に差し込むことによってダストバリヤを
消弧装置と一体化したことを特徴とする回路遮断器によ
って解決することができる。また前記した課題は、消弧
装置の保持枠に排気孔を閉塞するダストバリヤを取り付
けた回路遮断器において、前記消弧装置の保持枠は複数
枚のグリッドを保持させた断面コ字状のものであり、そ
の排気孔の下側の位置に一対の切り起こしからなる係合
部が形成されており、ダストバリヤの下方部の両側に設
けた凹部をこの係合部に係合させることによってダスト
バリヤを消弧装置と一体化したことを特徴とする回路遮
断器によって解決することができる。
【０００５】
【実施例】次に、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。図１において１は合成樹脂材よりなるベース、
２は固定接点、３は回路を遮断する可動接触子である。
４は短絡電流等によって可動接触子３が固定接点２から
離れて回路を遮断した際に発生するアークを消弧するた
めの消弧装置である。消弧装置４は図２、図３にも示さ
れるようにアークガス排出用の排気孔５を設けた断面コ
字状の保持枠６間に磁性材よりなる複数枚のグリッド７
を保持させたものである。
【０００６】８はこのような排気孔５から異物が回路遮
断器の内部に侵入するのを防止するために消弧装置４の
保持枠６の外側に設けた薄板の絶縁材よりなるダストバ
リヤである。図１、図２に示す第１の実施例において
は、消弧装置４の保持枠６の排気孔５の下側の位置に一
対の孔からなる係合部９が形成されており、ダストバリ
ヤ８の下方部の両側に突設した係止片10をこの係合部９
に差し込むことによってダストバリヤ８を消弧装置４と
一体化している。
【０００７】また図３に示す第２の実施例では、消弧装
置４の保持枠６の排気孔５の下側の位置に一対の切り起
こしからなる係合部９が形成されており、ダストバリヤ
８の下方両側に設けた凹部11をこの係合部９に係合させ
ることにより消弧装置４とダストバリヤ８とを一体化し
ている。
【０００８】
【作用】このように構成されたものは、回路に大電流等
が流れると図示しない異常電流検出器が引外し装置を作
動させて可動接触子３を固定接点２から離して回路を遮
断し、遮断時に発生するアークを消弧装置４により消弧
させるとともに、アークガスのガス圧によりダストバリ
ヤ８を押し開くことによってアークガスを排気孔５から
外部に排出することは従来の回路遮断器と同様である。
【０００９】しかし本考案の回路遮断器においては、消
弧装置４の保持枠６の排気孔の下側の位置に一対の孔又
は突起からなる係合部９を設け、ダストバリヤ８の下方
部の両側に設けた係止片10や凹部11をこの係合部９と係
合させることによりダストバリヤ８と消弧装置４とを一
体化してあるので、消弧装置４をベース１に組み込む際
に同時にダストバリヤ８も組み込むことができ、自動機
による組み込みが可能である。また、ダストバリヤ８は
一対の係合部９により位置決めされているので、消弧装
置４の所定位置への取付けも的確、容易に行え、ダスト
バリヤ８としての排気孔５からの異物浸入防止機能を確
実に発揮することができる。
【００１０】
【考案の効果】本考案は以上の説明によって明らかなよ
うに、消弧装置の排気孔を閉塞するダストバリヤを消弧
装置と一体化したことにより、消弧装置とダストバリヤ
とを自動機により同時にベースに組み込むことができる
ようにしたものであるから、従来のこの種の回路遮断器
の問題点を解決したものとしてその実用的価値は極めて
大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の第１の実施例を示す一部切欠側面図で
ある。
【図２】本考案の第１の実施例の要部を示す分解斜視図
である。
【図３】本考案の第２の実施例の要部を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
４ 消弧装置 ５ 排気孔 ６ 保持枠 ８ ダストバリヤ ９ 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01H 73/18 H01H 73/06 H01H 33/10 H01H 9/36

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 消弧装置(4) の保持枠(6) に排気孔(5)
    を閉塞するダストバリヤ(8) を取り付けた回路遮断器に
    おいて、前記消弧装置(4) の保持枠(6) は複数枚のグリ
    ッド(7) を保持させた断面コ字状のものであり、その排
    気孔(5) の下側の位置に一対の孔からなる係合部(9) が
    形成されており、ダストバリヤ(8)の下方部の両側に突
    設した係止片(10)をこの係合部(9) に差し込むことによ
    ってダストバリヤ(8) を消弧装置(4) と一体化したこと
    を特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項２】 消弧装置(4) の保持枠(6) に排気孔(5)
    を閉塞するダストバリヤ(8) を取り付けた回路遮断器に
    おいて、前記消弧装置(4) の保持枠(6) は複数枚のグリ
    ッド(7) を保持させた断面コ字状のものであり、その排
    気孔(5) の下側の位置に一対の切り起こしからなる係合
    部(9) が形成されており、ダストバリヤ(8) の下方部の
    両側に設けた凹部(11)をこの係合部(9) に係合させるこ
    とによってダストバリヤ(8) を消弧装置(4) と一体化し
    たことを特徴とする回路遮断器。
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JPH0523388U JPH0523388U (ja) 1993-03-26
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