JP2951800B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2951800B2
JP2951800B2 JP16970892A JP16970892A JP2951800B2 JP 2951800 B2 JP2951800 B2 JP 2951800B2 JP 16970892 A JP16970892 A JP 16970892A JP 16970892 A JP16970892 A JP 16970892A JP 2951800 B2 JP2951800 B2 JP 2951800B2
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孝信 田中
健 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路遮断器は、器体に組み込む前
に回路遮断機構部と、異常電流検出素子とは編素線から
なる導体で連結されていたが、一体化されていなかっ
た。また漏電検出ブロックを組み込んだ回路遮断器にあ
っては、漏電検出ブロックは、回路遮断機構部や、異常
電流検出素子とは独立した形で器体に組み込む構成とな
っていた。
【0003】図29は従来の漏電検出時に回路遮断機構
をトリップさせる回路遮断器の断面を示しており、この
従来の回路遮断器は器体1内に、左端から電源端子2、
回路遮断機構部3、異常電流検出素子4、零相変流器5
を含む漏電検出ブロック6、負荷端子7の順に配設して
いる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来例の
構成では、回路遮断機構部3と異常電流検出素子4とを
接続する編素線が機構部の動作を妨げないように組み立
て時にくせ付け等の処置が必要であり、また漏電検出ブ
ロック3は零相変流器5の2次出力のリード線の接続
や、或いは異常電流検出素子等の電路と零相変流器の1
次側回路との接続作業に時間を要した。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは漏電検出ブロックを内
蔵する回路遮断器において、器体への回路遮断機構部
や、零相変流器を含む漏電検出ブロック、更に異常電流
検出素子、端子等の構成部材の組み込みが容易な回路遮
断器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、回路遮断機構部と、過大な電流が流れ
たときに回路遮断機構部をトリップさせる異常電流検出
素子と、回路遮断機構部と異常電流検出素子との間を接
続する編素線を零相変流器に貫挿させて漏電を検出する
漏電検出ブロックとを、回路遮断機構部と異常電流検出
素子との間に漏電検出ブロックが介在するように器体内
に配設したことを特徴する回路遮断器において、零相変
流器を含めた漏電検出ブロックを収納せるケースの回路
遮断機構部に対向する側面より突設せるリブ片の下部
に、操作ハンドルの開閉操作を各極の可動接触子の開閉
動作に連動させる上記回路遮断機構部のクロスバーの軸
部を枢支させるとともに、上記回路遮断機構部のフレー
ムより突設してある機構保持用の保持ピンに対してばね
付勢された上記クロスバーを開離する方向に移動させた
状態で上記リブ片の上方に移動せる保持ピンをケース上
部に設けた段部に係止させ、この係止させた保持ピンと
上記元の状態に戻ってリブ片下部に軸部を枢支したクロ
スバーとでケースを抱持する仮保持手段を備えたもので
ある。
【0007】
【作用】而して、本発明によれば、回路遮断機構部、零
相変流器を含む漏電検出ブロック、異常電流検出素子と
が漏電検出ブロックのケースを中心として、一つのブロ
ック構成部材となり、そのため器体内に組み込む場合の
作業が簡単で、しかも仮保持手段が回路遮断機構部の機
構保持用の保持ピンと、クロスバーとを用いてケースを
抱持する構成であるため、特別な仮保持手段を準備する
必要もなく、また組み立て時に仮保持状態が壊れる恐れ
もない。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図2は
本発明の一実施例の断面図を示しており、ボディ10と
カバー11とからなる器体1内には図において左端から
電源端子2、アーク走行板を兼ねた固定接点板12及び
消弧装置13、回路遮断機構部3、零相変流器5を含む
漏電検出ブロック6、過電流検出素子14及び短絡電流
検出素子15からなる異常電流検出素子4、負荷端子7
の順番で配置し、回路遮断機構部3と、異常電流検出素
子4との間には、零相変流器5を含む漏電検出ブロック
6を介装した構造としており、この漏電検出ブロック6
によりアークガスが異常電流検出素子4に影響を与える
のを防止し且つ、回路遮断機構部3から異常電流検出素
子4までの距離を短くすることができるようにしてあ
る。
【0009】ここで回路遮断機構部3、零相変流器5を
含む漏電検出ブロック6、過電流検出素子14及び短絡
電流検出素子15からなる異常電流検出素子4は器体1
への組み込み前にブロック化される構造となっている。
図3に示すように漏電検出ブロック6は回路遮断機構部
3のフレーム16や後述するクロスバー32を保持する
とともに、各極間を絶縁隔離するためにボディ10底面
に突設した各極間隔離用隔壁17と、各極の負荷端子7
を絶縁隔離するための負荷端子側隔壁18との間の凹所
46に介装される絶縁セパレータを兼ねたケース19内
に検出回路等を内装し、図1に示すようにケース19の
下部中央に設けた逆U字状の収納凹部20に零相変流器
5を着脱自在に収納するようになっており、零相変流器
5の貫通孔5aには図1に示すように回路遮断機構部3
の各極の可動接触子8に一端が溶接等で接続され、他端
が各極の異常電流検出素子4…に溶接等により接続され
且つ絶縁チューブで被覆された編素線21…を貫通して
いる。
【0010】ケース19は器体1のボディ10やカバー
11に使用される樹脂材料より弾性に富む樹脂材料で成
形されたもので、下部中央に上記の収納凹部20を形成
して外形が門状となっており、内部には零相変流器5が
検出する不平衡電流を増幅するための回路(図示せず)
を内蔵し、上面開口には着脱自在な蓋26を被着してい
る。
【0011】またケース19は図5に示すように異常電
流検出素子4側の面には異常電流検出素子4間を絶縁分
離する突出壁23を一体突設しており、この突出壁23
は左右二つに分かれ、その間に零相変流器5の2次出力
用のリード線や検出回路等に接続するリード線70を挿
通するための縦方向の溝24を設け、この溝24の奥端
に形成しているケース19内に連通する孔80を介して
リード線70を図4(a)(b)に示すようにケース1
9内に導入するようになっている。また突出壁23先端
は、図2に示すようにボディ10の底面の負荷端子側隔
壁18の端部に形成している係合溝25に係合して各極
の異常電流検出素子4を絶縁分離している。 また上記
収納凹部20の両側の内周面には図20に示すように零
相変流器5の両側面に設けている突起27を嵌合する溝
28を設け、零相変流器5を収納凹部20に収納する際
に零相変流器5の位置決めができるようなっている。
【0012】更にケース19は回路遮断機構部3側の面
には、ボディ10の底面の各極間隔離用隔壁17に対応
する支持腕体29を一体に突設し、この支持腕体29の
基部付近の下面にリブ片30を一体に垂下形成してあ
る。このリブ片30は下端部を各極間隔離用隔壁17の
端部に設けた図6及ぶ図7に示すに示す段部17a上に
載置され、リブ片30の下端部に形成している下向き開
口の逆U字状の凹部33と、この凹部33に対応するよ
うに段部17aの上部に形成している上向き開口のU状
凹部31とで、回路遮断機構部3のクロスバー32の軸
部32aを回動自在に枢支する枢支部を構成する。
【0013】上記各極間隔離用隔壁17の段部17aに
連なる立ち下がりの端面には図7に示すようリブ片30
の側縁を係入させる係入溝43を形成し、段部17aの
先端上部には図1に示すリブ片30のケース19側の基
部下面に形成してある蟻溝35に嵌合するための蟻突起
34を設けてある。上記支持腕体29は先端下面にダボ
36を突設してあり、このダボ36は図6に示すように
対向する極間隔離用隔壁17の上面に形成する凹部37
に嵌合した際に、このダボ36の上下に貫通した透孔3
8と、凹部37に上端が開口し下端がボディ10の外底
面に開口した貫通孔40とが連通して、螺子挿通孔を構
成する。
【0014】つまり図6に示すようにボディ10の上部
にカバー11を被着するとカバー11の内天井側に設け
てある螺子孔39に上記螺子挿通孔が連通し、ボディ1
0の外側から貫通孔40と透孔38とを介して挿通され
た螺子41の先部を螺子孔39に螺入締結することがで
き、この螺入締結によりによりボディ10とカバー11
とを固定するとともに、支持腕体29、ひいてはケース
19を固定することができるのである。
【0015】そして上記ダボ36と上記リブ片30との
間の支持腕体36の下面には小リブ片42を一体突設し
ており、この小リブ片42は図7に示すように上記係入
溝43から上記凹部37まで連続している係入溝43’
に係入される。また支持腕体36の上面には係入溝45
を形成しており、図8に示すようにカバー11の内天井
から垂下してあるリブ44が係入溝45に係入するよう
なっている。
【0016】而して上記の固定構造によりリブ片30
と、極間隔離用隔壁17の段部17aとで構成されるク
ロスバー32の枢支部の強度を強めることができ、また
固定構造とともに、上記のリブ片30と係入溝43との
係入、小リブ片42と係入溝43’との係入、リブ44
と係入溝45の係入により極間の空間を分離遮断してア
ークガスによる極間の短絡を防止する絶縁性能を高めて
いる。
【0017】回路遮断機構部3は、図9に示すように、
左右に離間した略平行な一対の支承板16aを一体に連
結した形状に形成されたフレーム16を備えている。フ
レーム16において漏電検出ブロック6側の端部にはラ
ッチリンク51がリンクピン52により揺動自在に軸支
される。ラッチリンク51は、下方に突出するばね受け
突片53を有し、このばね受け突片53にフレーム16
の端部の幅方向に貫通固定した保持ピン47に装着して
ある捩じりばね48の一端を係止している。
【0018】ラッチリンク51において異常電流検出素
子4側へ延出されるラッチ片55が設けられ、ラッチ片
55は連動バー61に形成された保持溝穴62内に挿入
される。ラッチリンク51において軸支部分よりも異常
電流検出素子4から遠い端部には押さえ片56が延設さ
れており、押さえ片56の下面には係止レバー71の上
端が当接する。
【0019】連動バー61は軸方向の3箇所から略等間
隔離間して押圧片63と引掛片64とが互いに直交する
方向に突設されるとともに、連動バー61の軸方向の両
端部はボディ10の内側面の定位置に回動自在に軸支さ
れている。押圧片63は上記過電流検出素子14を構成
するバイメタル板67の押圧螺子49の先端に対応して
配置され、また引掛片64は図12に示す短絡電流検出
素子15のプランジャー50に設けた駆動片50aの上
方側に配設される。しかるに、短絡電流検出素子15の
プランジャー50が下方に引き込まれるかバイメタル板
67がヒータ板66から離れる向きに曲がると、連動バ
ー61が第1図において左回りに回転するのである。こ
こで、連動バー61の3箇所に押圧片63と引掛片64
とが設けられていることにより、各極ごとに設けられた
異常電流検出素子4を構成する過電流検出素子14又は
短絡電流検出素子15のうちのいずれか1つが動作する
と連動バー61が回転して回路遮断機構部3を動作させ
るのである。連動バー61の中央のフレーム16側面に
は突出部65を一体突設しており、この突出部65に上
記上記保持穴62を形成している。この保持穴62は上
壁が突出部65の先端に向かって緩やかに昇り傾斜する
傾斜面を形成している。
【0020】係止レバー71は下端部がリンクピン72
によりフレーム16に揺動自在に軸着されており、軸着
部分よりも上方にはばね受け突片90が突設され、この
ばね受け突片90で上記捩じりばね48の他端を受けて
いる。また、係止レバー71には切欠孔75が形成され
ており、切欠孔75の下縁からは昇り傾斜する傾斜片7
6が延設される。係止レバー71の切欠孔75にはクレ
ドル81より延設された係止突片82が挿入される。
【0021】クレドル81はフレーム16の両支承板1
6aに略平行な脚片を備えた略コ字形に折曲されてお
り、リンクピン83により下端部がフレーム16に揺動
自在に軸着される。クレドル81の上端部内周面には軸
突起84が打ち出されており、軸突起84は、円柱状で
あって円柱の周面の一部を軸方向に平行な平面85で切
り取って周面を優弧状とした形状に形成される。この軸
突起84には第1リンク91の上端部が回動自在に軸着
される。第1リンク91は両脚片の外周面間の距離がク
レドル81の両脚片の内周面間の距離に略等しく設定さ
れた略コ字形に形成され、両脚片の上端部には軸突起8
4と直径の略等しい優弧状に切り欠かれた軸受溝92を
有しており、この軸受溝92が軸突起84に回動自在に
結合される。而して軸突起84の軸方向と直交する面内
で軸突起84の平面85と平行な方向から第1リンク9
1の軸受溝92を軸突起84に挿入し、その後第1リン
ク91を軸突起84の軸の回りに回転させれば、第1リ
ンク91がクレドル81に抜け止めされた形で揺動自在
に保持されるのである。ここで、軸突起84における平
面85の位置はクレドル81と第1リンク91との動作
範囲においては第1リンク91がクレドル81から脱落
しない位置に設けられる。
【0022】クレドル81の両脚片において係止突片8
2とは反対側の端部には押圧突片86が延設される。第
1リンク91の下端部は、第2リンク94の上端部にリ
ンクピン93により回動自在に連結される。リンクピン
93には引張ばね102の一端部が結合される。引張ば
ね102の他端部はハンドルリンク101の上端部の引
掛孔103に連結されている。ハンドルリンク101は
下方に開放された略コ字形に形成されており、上端部が
操作ハンドル100に一体に結合され、操作ハンドル1
00の起倒に伴なって揺動するようになっている。すな
わち、ハンドルリンク101の下端部はフレーム16の
支承板16aの外側面に突設された軸突起130に係合
する下方に開放された略U字形の軸受溝104を有して
おり、軸突起130の回りで操作ハンドル100ととも
に揺動自在となっている。支承板16aの外側面におい
て軸突起130とは異なる位置にはハンドルリンク10
1の回動範囲を規制するストッパ突起54が突設され
る。また、ハンドルリンク101においてフレーム16
よりも上方に突出する部分には押圧ピン105が装着さ
れる。操作ハンドル100の下端部上面には、図2に示
すようにカバー11の内天井面でハンドル挿通孔57の
周囲の内周面に形成された円弧面58に沿う円弧面59
が形成されており、両円弧面58、59はともに上記軸
突起84を中心とする円弧となっている。ところで、第
2リンク94の下端部には略U字状の連結溝95が形成
されており、この連結溝95は接点機構に連結される。
【0023】接点機構は、可動接点69を備えた可動接
触子8と、可動接触子8を保持するクロスバー32と、
クロスバー32と可動接触子8との間に介装された圧縮
ばね60と、後述する消弧装置13側に設けられる固定
接点板12に一体に設けられた固定接点68とを備えて
いる。可動接触子8には編素線21の一端が接続されて
いる。クロスバー32は上述したようにボディ10内で
支持されるもので、他極の可動接触子8を同時に駆動す
るようになっている。つまり上述した連動バー61と同
様にクロスバー32は各極の可動接触子8を同時に保持
しており、いずれか1つの可動接触子8が動作すると、
残りの可動接触子8が連動するようにしているのであ
る。クロスバー32は合成樹脂成形品等の絶縁材料によ
り形成されており、軸方向の3箇所に接触子保持部73
を備えている。接触子保持部73は、クロスバー32の
軸方向から見た外形が略三角形の基部体73a の先端に
保持体73b が突出する形状となっており、保持体73
b の先端部はクロスバー32の軸方向において離間して
いる。基部体73a は、保持体73b の突出する面とそ
の反対側の面とが開放された形状に形成されている。基
部体73a の下壁における保持体73b 側の側面は上下
方向の平面である第1ばね受け面74を形成し、第1ば
ね受け面74の上端には保持体73b から離れる向きで
上方に昇り傾斜する第2ばね受け面75が形成されてい
る。すなわち、第1ばね受け面74と第2ばね受け面7
5との間にエッジ96が形成されるのである。基部体7
3a の下壁にはこのエッジ96に跨がる形で斜め上方に
突出するばね受け突起77が設けられており、ばね受け
突起77の突出方向は第2ばね受け面75に略直交する
方向に設定されている。基部体73a において保持体7
3b とは反対側の開口の上下幅は可動接触子8の上下幅
よりも大きく設定されている。保持体73b の内周面に
は、保持体73b の内側と基部体73a 側とに開放され
た保持溝78が形成されており、保持溝78の上周壁は
基部体73a に近付くほど下周壁から離れるように傾斜
している。また、保持溝78において基部体73a から
もっとも離れた先端部は略一定幅となっている。保持体
73b の先端部には内向きに抜け止め突起79が突設さ
れており、保持溝78の先端と抜け止め突起79との間
は第2リンク94における連結溝95の周囲部分の幅に
略等しく設定されている。ところで、可動接触子8は長
手方向の略中央部に軸ピン87が挿通され、また基部体
73a 側端部の下部には基部体73a 側に突出するばね
受け舌片89が形成されるとともにばね受け舌片89に
はばね受けピン88が挿通される。圧縮ばね60は基部
体73a のばね受け突起77と可動接触子8のばね受け
舌片89との間に挟装されるのであって、可動接触子8
側の端部はばね受けピン88に当接する。圧縮ばね60
にはばね受け突起77が挿入されるから、図10に示す
ように、圧縮ばね60はその軸方向が第1ばね受け面7
4に直交する位置と第2ばね受け面75に直交する位置
との間で揺動自在となるのであり、両ばね受け面74,
75の間にエッジ96が形成されていることにより、圧
縮ばね60が上記両位置のいずれか一方の位置に確実に
位置決めされるのである。軸ピン87は保持溝78内に
挿入されるのであって、圧縮ばね60のばね力により、
軸ピン87が保持溝78の先端に向かうように可動接触
子8が付勢される。軸ピン87には第2リンク94が回
動自在に係止され、第2リンク94は圧縮ばね60のば
ね力により抜け止め突起79と軸ピン87との間に挟持
される。したがって、回路遮断機構部3と接点機構との
結合にあたっては、図11(a) に示すように、接点機構
を組み立てた後、図11(b) に示すように、圧縮ばね6
0を押し縮めて軸ピン87を保持溝78の先端から後退
させ、その状態で回路遮断機構部3の第2リンク94の
連結溝95に軸ピン87を装着した後、圧縮ばね60へ
の圧縮力を除去すれば、図11(c) に示すように、第2
リンク94は抜け止め突起79と軸ピン87との間に挟
持されて軸ピン87と直交する方向における抜け止めが
なされる。また、軸ピン87に沿う方向においては、可
動接触子8と保持体73b との間に挟持されることによ
り抜け止めがなされる。基部体73a に対応して係止面
をリブ片30のケース19に対する基部の面が構成し、
接点の開離に伴なってクロスバー32が所定角度回転す
ると、基部体73a の下面が係止面に当接して回転角度
を規制する。
【0024】上述のように接点機構を結合して完成され
た回路遮断機構部3はトリップ動作した状態において、
ボディ10に組み込む前に、後述するようにケース19
に仮保持されるのである。さて上記編素線21の他端に
接続される異常電流検出素子4は図12に示すように短
絡電流検出素子15と過電流検出素子14とから構成さ
れる。短絡電流検出素子15は、絶縁ケース106と、
コイル107と、ヨーク108と、磁性体からなるプラ
ンジャー50と、復帰ばね109と、駆動片50aとか
ら構成される。プランジャー50は絶縁ケース106内
に上下移動自在に収納され、コイル107は負荷端子7
を構成する端子板113に一体に形成され、絶縁ケース
106の上縁の中央に切欠106aを介してケース15
0の外面に沿うように配置される過電流検出素子14の
ヒータ板66の上端に接続されている。ヨーク108は
コイル107を下端中央の凹部108aに嵌めるように
して絶縁ケース106内に嵌合し、下端を上記プランジ
ャー50の上端に下端を対向させている。
【0025】プランジャー50は上端面の中央凹所50
bと、絶縁ケース106内を通るコイル107の下面と
の間には復帰ばね109を介在させ、上記下方に復帰ば
ね109により下方に付勢されている。またプランジャ
ー50の上端の片側には駆動片50aの下端を固定して
おり、この駆動片50aは絶縁ケース106の内面とヨ
ーク102との隙間を介して上方に上端を突出させて上
記連動バー61の引掛片64に対向させるのである。
【0026】過電流検出素子14は、ヒータ板66、バ
イメタル板67、および押圧螺子49により構成され
る。ヒータ板66は上端に上記コイル107の一端が溶
接により接続され、下端部にはバイメタル板67の下端
が螺子固定され、また下端をL字状に折り曲げてこの折
り曲げ片の上面に回路遮断機構部3の可動接触子8に一
端が接続された編素線21の他端を溶接により接続する
ようになっている。バイメタル板67の上端部に設けた
螺子孔には上記の押圧螺子49を進退自在に螺合してあ
る。
【0027】而して上記端子板113の螺子孔113a
に端子螺子114を螺合して負荷端子7を構成してこの
負荷端子7とともに、短絡電流検出素子15及び過電流
検出素子14からなる異常電流検出素子4はブロック化
されるのである。この異常電流検出素子4の動作は次の
通りである。つまり、編素線21、ヒータ板66、コイ
ル107、負荷端子7の回路に短絡電流のような過大な
電流が流れると、短絡電流検出素子15のヨーク108
にはプランジャー50を引き上げ吸引する方向の磁界が
発生して復帰ばね109の吸引力に抗してプランジャー
50を上方向に動かすのである。この移動により駆動片
50aの先端が連動バー61の引掛片64を押し上げ
て、回路遮断機構部3をトリップさせる。また過電流検
出素子14は、ヒータ板66に過電流が流れるとヒータ
板66が発熱し、この発熱によりバイメタル板67の上
端が短絡電流検出素子15とは反対方向に湾曲し、その
上端の押圧螺子49の先端が連動バー61の押圧片63
を押圧して回路遮断機構部3をトリップさせる。尚押圧
螺子49は進退自在であるから、バイメタル板67から
の突出量を必要に応じて調節できる。
【0028】ところで回路遮断機構部3の可動接触子8
に設けられ可動接点69とともに接点部を構成する固定
接点68は図13に示すように固定接点板12の上面に
設けられており、固定接点板12において固定接点68
を挟んで固定接点板12の基部にアーク駆動コイル11
1の一端部が接続される。アーク駆動コイル111は下
方に開放された略U字形に曲成されており、両脚片間に
対応する位置に固定接点68が位置するように配設され
る。アーク駆動コイル111の他端部は端子板112に
接続される。端子板112は階段状に屈曲されており、
その下段側及び固定接点板12の先端部は図2に示すよ
うにボディ10の底面から挿入される固定螺子115、
116で固定され、端子板112の上段側はボディ10
の外側面に露出する端子片を係止し、この端子片に端子
螺子117が螺合することにより、電源端子2を構成す
る。
【0029】上記アーク駆動コイル111と固定接点板
12との間及び固定接点板12の左端部の前後両側には
下方に開口するコ形に形成された絶縁キャップ118の
両脚片が配設され、また固定接点板12の右端部上面は
絶縁キャップ118より延設した覆い片118aにより
覆われる。また絶縁キャップ118の外周面には鍔片1
18bを形成して、固定接点板12を完全に覆うように
なっており、この絶縁キャップ118の外周には磁性体
からなるヨーク119が嵌合する構造となっている。こ
のように構成された 消弧装置13は、電源端子2と、
アーク駆動コイル111の外周面と、固定接点板12の
上方に配設される。尚97は排気板であって、この排気
板97は電源端子2より内側の位置で極間分離隔壁17
間に上方から挿入配置される。98は絶縁板で、絶縁キ
ャップ118の端面に配置される。
【0030】図13中22は、漏電検出ブロック6の駆
動信号で動作する駆動装置であり、この駆動装置22は
図14〜図19に示すように合成樹脂よりなる保持枠1
20を有し、保持枠120の一端部にはコイル121が
巻装されている。保持枠120には、コイル121の両
磁極間に跨がる形でヨーク122が装着されており、コ
イル121の一方の磁極側からヨーク122を通して磁
性体よりなるプランジャー123がコイル121内に挿
入され、プランジャー123の一端部は保持枠120か
ら進退自在に突出し、保持枠120内に配設される復帰
ばね124によりプランジャー123は保持枠120か
ら突出する向きに付勢される。保持枠120内にはプラ
ンジャー123の進退方向に直交して移動自在となるよ
うに表示釦125が挿通されており、表示釦125は復
帰ばね49により第2図中の上方に向かって付勢され
る。プランジャー123は、下縁に切欠部123a を有
しており、また、先端部に引掛ピン123b を有してい
る。プランジャー123の切欠部123a と引掛ピン1
23b との間には、基部側の上下幅が先端部側よりも小
さくなるように上下両縁に段部123c が形成されてお
り、この段部123cと保持枠120内の一所との間で
復帰ばね124が保持されるのである。さらに、プラン
ジャー123には、切欠部123a よりも後方の下縁に
基部側の上下幅が広くなるように段部123d が形成さ
れている。表示釦125は、上端部に表示部125a を
有し、上下方向の中間部にはプランジャー123が挿通
される透孔125b が形成されている。また、表示釦1
25の下端部の側面には引掛片125c が突設される。
透孔125b の上縁にはばね座突起125d が突設され
ており、復帰ばね126は、保持枠120およびヨーク
122とばね座突起125d との間に保持されるように
なっている。保持枠120にはテストスイッチ127が
形成されており、テストスイッチ127に対応する位置
でカバー11の上面にはテスト釦128が突出する。こ
のテストスイッチ127は電路間を適宜抵抗を介して導
通させるものであって、疑似的な漏電状態を作り出し、
漏電検出動作を確認する目的で設けられている。
【0031】この駆動装置22は異常電流検出素子4と
同様に連動バー61を介して回路遮断機構部2をトリッ
プ動作をさせるようになっており、プランジャー123
の引掛ピン123b は連動バー61の端部に形成した係
止孔129に挿入して連動バー61に係合し、プランジ
ャー123が引き込まれると、連動バー61を回転する
ようになっている。
【0032】ところで、駆動装置22おける表示釦12
5の下端部に突設された引掛片125c は、接点機構が
閉極しているときに、クロスバー32の接触子保持部7
3の上端部に形成された引掛段部73cに係合し、接点
部が開極しているときに、引掛段部73cとの係合が解
除されるようになっている。したがって、表示釦125
は以下の動作を行なうことになる。まず、接点機構が閉
極している状態では、クロスバー32の引掛段部73c
と表示釦125の引掛片125c とが係合しており、こ
のとき、表示釦125の上端部に形成された表示部12
5a の上面がカバー11の上面と略面一となるようにし
てある。この状態で漏電電流が検出されると、プランジ
ャー123が左側に移動するから、プランジャー123
の下縁に形成された切欠部123a が表示釦125の透
孔125b に対応するようになり、プランジャー123
の移動に伴なって回転遮断機構部3が作動し、漏電電流
の検出に伴なってクロスバー32が回転する。したがっ
て、引掛片125c と引掛段部73cとの係合状態が解
除され、表示釦125は復帰ばね126のばね力によっ
て上方に移動し、カバー11の上面から表示部125d
が突出するのである。漏電電流により接点機構が開極し
終わると、連動バー61が元の位置に復帰するが、表示
釦125の透孔125b の周縁が切欠部123a の周縁
に当接した状態で係止されているから、表示釦125の
表示部125d はカバー11の上面から突出した状態に
保たれるのである。この状態から操作ハンドル100を
操作して接点機構を閉極するようにリセットすれば、ク
ロスバー32の回転に伴なって、引掛段部73cに引掛
片125c が係合して表示釦125が下方に移動し、プ
ランジャー123が復帰ばね124のばね力で右方に移
動して復帰するのである。
【0033】一方、漏電電流以外で接点部が開極した場
合にはプランジャー123が移動しないから、表示釦1
25は元の位置を保つのであり、カバー11の上面に表
示部125d が突出しないから、このときには、漏電が
生じていないことがわかるようになっている。つまり、
操作ハンドル100の位置により、接点機構が開極した
かどうかが識別でき、さらに、表示部125d がカバー
11の上面から突出しているかどうかで、漏電電流によ
る開極か他の異常電流による開極かが識別できるのであ
る。
【0034】以上のようにして、構成された各構成部材
をボディ10内へ組み込む場合には、電源端子2及び固
定接点板12を含んだ消弧装置13をまず組み込み、固
定接点板12をボディ10底面に螺子固定した後、回路
遮断機構部3、漏電検出ブロック6及び異常電流検出素
子4、負荷端子7等からなるブロックを組み込み、更に
連動バー61、駆動装置22を所定位置に図27に示す
ように組み込んでカバー11を被着する手順で行なわれ
る。
【0035】ここで漏電検出ブロック6はブロック化す
る前に図20に示すように零相変流器5を外した状態で
ケース19内に予め必要な回路を内蔵しておく。また回
路遮断機構部3の各極の可動接触子8に一端を接続した
編素線21を零相変流器5の貫通孔5aに挿通して各極
に対応する異常電流検出素子4のヒータ板66の折り曲
げ片上面に溶接により接続しておく。このように準備し
た後、零相変流器5をケース19の収納凹部20に突起
27と溝28を利用して着脱自在に収納するとともに、
回路遮断機構部3をケース19に仮保持して、回路遮断
機構部3と、漏電検出ブロック6と、異常電流検出素子
4と、負荷端子7とを図1に示すようにブロック化する
のである。
【0036】つまり図21に示すようにケース19に設
けた支持腕体29、29間に回路遮断機構部3のフレー
ム16を下方から挿入するとともにクロスバー32の軸
部32aをリブ片30の逆U字状凹部33に嵌め、この
状態で引張ばね102で付勢されているクロスバー32
を図22に示すようにフレーム16のケース19側の端
部両側面に突出している保持ピン47と開離する方向
に、回路遮断機構部3のハンドルリンク101と、可動
接触子8とを指で押圧しながら移動させた後、上記保持
ピン47をケース19の両側の支持腕体29の基部の付
近の内側に抜け溝110を介して支持腕体29の上方に
図23に示すように抜けさせ、その状態で図24に示す
ようにケース19を矢印方向に回動させて、上記保持ピ
ン47の両端を支持腕体29の基部背面の傾斜面29a
の下端に形成している段部29bに図25に示すように
落とし込む。この状態でクロスバー32を元の状態に戻
すと保持ピン47と、ばね付勢されているクロスバー3
2とがケース19を抱え込む形となって図26(b)に
示すようにケース19に仮保持される。この仮保持させ
る際に両側の編素線21をケース19に近接する部分の
リブ片30の下端より突出してあるリブ99とケース1
9と間に形成した溝部からなる配線スペースに配置する
とともに、この両側の編素線21をリブ99とケース1
9との間で形成された溝部で図1に示すように挟持す
る。この挟持は可動接触子8の可動時に編素線21が可
動できる程度で挟持固定してあり、両側の編素線21の
可動に支障を与えないようになっている。また零相変流
器5の2次出力のリード線や検出回路に接続するリード
線70は突出壁23に形成している溝24と孔80とを
介してケース19内に導入して内部回路と接続を行う。
【0037】このようにしてブロック化した構成部材を
ボディ10内に組み込むに当たっては、零相変流器5を
収納凹部20に組み込んだ状態の漏電検出ブロック6の
ケース19を各極間隔離用隔壁17の端部と、各負荷端
子側隔壁18の端部との間に形成されたボディ10内の
凹所46に収納するとともに、回路遮断機構部3のクロ
スバー32の軸部32aの下半分をボディ10の底面の
隔壁17の端部に形成しているU状凹部31に載せてリ
ブ片30の逆U字状凹部33とで回動自在に枢支する。
またリブ片30の各支持腕体29のダボ36を隔壁17
の上面の凹部37に嵌合するとともに、リブ片30及び
小リブ片42を係入溝43、45に係入する。
【0038】また異常電流検出素子4及び負荷端子7を
負荷端子側隔壁19間の所定位置に配置するとももにケ
ース19より突設している突出壁23を負荷端子側隔壁
19の端部の係合溝25に係合させ、異常電流検出素子
4及び負荷端子7を各極毎に分離する。そして異常電流
検出素子4のヒータ板66を固定螺子131でボディ1
0底面に固定する。この状態で、駆動装置22、連動バ
ー61を図27に示すように所定の位置に組み込んだ
後、操作ハンドル100をカバー11のハンドル挿通孔
57に挿通させ、また駆動装置22の表示釦125の表
示部125aをカバー11に形成している挿通孔132
に挿入してカバー11をボディ10上に被せ、図6に示
すように隔壁17の貫通孔40及びダボ36の透孔38
をボディ10の外底面から貫通させた螺子41をカバー
11の内天井部に設けた側の螺子孔39に螺合締結す
る。また上記ボディ11側の両側壁及び負荷端子7側の
隔壁18に外底面から貫通させた貫通孔132に挿通さ
せた螺子(図示せず)でカバー11の内天井面の螺子孔
(図示せず)に螺合締結する。
【0039】これらの螺合締結によりボディ10と、カ
バー11とが固定され、同時にケース19がボディ10
とカバー11の間で挟着されることになる。尚駆動装置
22のテスト釦128は予めカバー11に上下移動自在
に装着され、カバー11をボディ10に被着することに
より、テスト釦128の下端がテストスイッチ127に
対向し、カバー11外からテスト釦128でテストスイ
ッチ127を操作することができる。図28は完成した
状態を示す一部破断した上面図である。
【0040】
【発明の効果】本発明は、回路遮断機構部と、過大な電
流が流れたときに回路遮断機構部をトリップさせる異常
電流検出素子と、回路遮断機構部と異常電流検出素子と
の間を接続する編素線を零相変流器に貫挿させて漏電を
検出する漏電検出ブロックとを、回路遮断機構部と異常
電流検出素子との間に漏電検出ブロックが介在するよう
に器体内に配設したことを特徴する回路遮断器におい
て、零相変流器を含めた漏電検出ブロックを収納せるケ
ースの回路遮断機構部に対向する側面より突設せるリブ
片の下部に、操作ハンドルの開閉操作を各極の可動接触
子の開閉動作に連動させる上記回路遮断機構部のクロス
バーの軸部を枢支させるとともに、上記回路遮断機構部
のフレームより突設してある機構保持用の保持ピンに対
してばね付勢された上記クロスバーを開離する方向に移
動させた状態で上記リブ片の上方に移動せる保持ピンを
ケース上部に設けた段部に係止させ、この係止させた保
持ピンと上記元の状態に戻ってリブ片下部に軸部を枢支
したクロスバーとでケースを抱持する仮保持手段を備え
たものであるから、回路遮断機構部、零相変流器を含む
漏電検出ブロック、異常電流検出素子とが漏電検出ブロ
ックのケースを中心として、一つのブロック構成部材と
なり、そのため器体内に組み込む場合の作業が簡単で、
しかも仮保持手段が回路遮断機構部の機構保持用の保持
ピンと、クロスバーとを用いてケースを抱持する構成で
あるため、回路遮断機構部、零相変流器を含む漏電検出
ブロック、異常電流検出素子とが一つのブロック構成部
材となり、そのため器体内に組み込む場合の作業が簡単
となり、更に回路遮断機構部の保持ピンとクロスバーと
を用いてケースを抱持する構成であるため、仮保持手段
を準備する必要もなく、また組み立て時に仮保持状態が
壊れる恐れもなく、組み立て後において仮保持状態を解
く作業もいらないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の同上の回路遮断機構部、漏
電検出ブロック、異常電流検出素子及び負荷端子からな
るブロックの下面図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上のカバー及び連動バー、駆動装置を外した
状態の上面図である。
【図4】(a),(b)は同上の要部のケース部位の断
面図である。
【図5】(a)は同上のケースの蓋を外した状態の上面
図である。(b)は同上のケースの蓋を外した状態の側
面図である。
【図6】同上の一部破断せる要部の側面図である。
【図7】同上のボディの一部省略且つ破断せる斜視図で
ある。
【図8】同上のカバーとボディとの結合状態を示す要部
拡大断面図である。
【図9】同上の回路遮断機構部の一部省略且つ破断せる
分解斜視図である。
【図10】(a),(b)は同上の回路遮断機構部の要
部の構成説明図である。
【図11】(a)〜(c)は同上のクロスバーと回路遮
断機構部の組み立て説明図である。
【図12】同上の異常電流検出素子の拡大分解斜視図で
ある。
【図13】同上のボディ内に組み込む構成部材の分解斜
視図である。
【図14】同上の駆動装置の拡大分解斜視図である。
【図15】同上の駆動装置の表示釦とクロスバーとの組
み込み説明図である。
【図16】同上の駆動装置の表示釦の動作説明図であ
る。
【図17】同上の駆動装置の表示釦の動作説明図であ
る。
【図18】同上の駆動装置の表示釦の動作説明図であ
る。
【図19】同上の駆動装置の表示釦の動作説明図であ
る。
【図20】同上の回路遮断機構部、漏電検出ブロック、
異常電流検出素子及び負荷端子からブロックの分解斜視
図である。
【図21】同上の回路遮断機構部、漏電検出ブロック、
異常電流検出素子及び負荷端子からブロックの仮保持方
法の説明図である。
【図22】同上の回路遮断機構部、漏電検出ブロック、
異常電流検出素子及び負荷端子からブロックの仮保持方
法の説明図である。
【図23】同上の回路遮断機構部、漏電検出ブロック、
異常電流検出素子及び負荷端子からブロックの仮保持方
法の説明図である。
【図24】同上の回路遮断機構部、漏電検出ブロック、
異常電流検出素子及び負荷端子からブロックの仮保持方
法の説明図である。
【図25】同上の回路遮断機構部、漏電検出ブロック、
異常電流検出素子及び負荷端子からブロックの仮保持方
法の説明図である。
【図26】(a)は同上の回路遮断機構部、漏電検出ブ
ロック、異常電流検出素子からなるブロックの仮保持状
態の断面図である。(b)は同上の回路遮断機構部、漏
電検出ブロック、異常電流検出素子からなるブロックの
仮保持状態の側面図である。
【図27】同上のボディ内に構成部材を組み込んだ状態
の分解斜視図である。
【図28】同上の構成部材を組み込み、ボディにカバー
を被着した状態の一部破断した上面図である。
【図29】従来例の断面図である。
【符号の説明】
3 回路遮断機構部 4 異常電流検出素子 5 零相変流器 6 漏電検出ブロック 19ケース 20収納凹部 21編素線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 厚生 三重県津市大字半田564番地の1 三重 金属工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 83/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路遮断機構部と、過大な電流が流れたと
    きに回路遮断機構部をトリップさせる異常電流検出素子
    と、回路遮断機構部と異常電流検出素子との間を接続す
    る編素線を零相変流器に貫挿させて漏電を検出する漏電
    検出ブロックとを、回路遮断機構部と異常電流検出素子
    との間に漏電検出ブロックが介在するように器体内に配
    設したことを特徴する回路遮断器において、零相変流器
    を含めた漏電検出ブロックを収納せるケースの回路遮断
    機構部に対向する側面より突設せるリブ片の下部に、操
    作ハンドルの開閉操作を各極の可動接触子の開閉動作に
    連動させる上記回路遮断機構部のクロスバーの軸部を枢
    支させるとともに、上記回路遮断機構部のフレームより
    突設してある機構保持用の保持ピンに対してばね付勢さ
    れた上記クロスバーを開離する方向に移動させた状態で
    上記リブ片の上方に移動せる保持ピンをケース上部に設
    けた段部に係止させ、この係止させた保持ピンと上記元
    の状態に戻ってリブ片下部に軸部を枢支したクロスバー
    とでケースを抱持する仮保持手段を備えて成ることを特
    徴とする回路遮断器。
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