JPS6127886B2 - - Google Patents

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JPS6127886B2
JPS6127886B2 JP56095589A JP9558981A JPS6127886B2 JP S6127886 B2 JPS6127886 B2 JP S6127886B2 JP 56095589 A JP56095589 A JP 56095589A JP 9558981 A JP9558981 A JP 9558981A JP S6127886 B2 JPS6127886 B2 JP S6127886B2
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JP
Japan
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plate
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movable
fixed
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JP56095589A
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English (en)
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JPS57184208A (en
Inventor
Susumu Hayakawa
Hitoshi Imanishi
Akira Yoshio
Hitoshi Makinaga
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9558981A priority Critical patent/JPS57184208A/ja
Publication of JPS57184208A publication Critical patent/JPS57184208A/ja
Publication of JPS6127886B2 publication Critical patent/JPS6127886B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/16Rectilinearly-movable armatures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコイルに電流が流れると可動鉄心を吸
引して動作する電磁石装置に係り、その目的とす
るところは小型化することを目的としたものであ
る。
以下は本発明を一応用展開である漏電しや断器
としての実施例の説明であつて、図面第1図乃至
第17図に基づいて説明する。第1図乃至第6図
において、1は漏電しや断器の器体であつて、共
に合成樹脂にて形成された器台2と蓋3とで構成
され、互いにハトメ4にて固定される。5は器台
2の上端に装備された入力端子装置であつて、締
付ねじ6を設けた箱型の端子金具7と、この端子
金具7に一端が差込まれた端子板8と、この端子
板8と端子ねじ6との間に折曲片を差込んだ当金
9とでなり、端子板8の他端即ち第3図及び第5
図において下端には固定接点10を設けている。
而してこの端子装置5を器台2に形成した凹所1
1に嵌込み鋲にて端子板8を器台2に固定する。
13は固定接点10と接離する可動接点、14は
この可動接点13を第3図及び第5図中上方に位
置する自由端に設けた接点板であつて、この下方
の接点板14の基端14aを固定接点10側が高
くなるような器台2の中央に形成した傾斜面15
に固定ねじ16にて固定し、接点板14の自由端
の可動接点13が固定接点10との間に所要の開
極巾をもつようにしている。而も、この接点板1
4は2枚の板を並設して構成し弾性を十分有する
ようにしている。17は過電流に対応して変位す
るバイメタルで過電流検出要素として設けられた
ものであり、その基端側の一端17aを接点板1
4と共に前記固定ねじ16にて器台2上に固定し
ており、自由端であり且つ前記過電流検出要素と
しての出力部となる他端17bは器台に対して垂
直方向即ち第3図では前方向、第5図では右方向
に延出している。18は器台2の下端に装備され
た出力端子装置であつて、入力端子装置とほゞ同
様の構造となつており、第5図のように締付ねじ
6を設けた箱型の端子金具7と、この端子金具7
に一端が差込めれた端子板8と、この端子板8と
端子ねじ6との間に折曲片を差込んだ当金9とで
なり、端子板8はL字型に折曲げてこの他端を器
台2に対して垂直方向即ち第3図で前方向、第5
図では右方向に向けている。而してこの端子装置
18は器台2に設けた凹所19に嵌込み蓋体3に
て抜止を行うのである。20は編組線であつて、
バイメタル17の他端17b近傍に一端を接合し
且つ他端を端子装置18の端子板8の他端に接合
している。而して、入力端子装置5より固定接点
10と可動接点13と接点板14とバイメタル1
7と編組線20とを介して出力端子装置18に電
気的に接続されて電路を構成するのである。而し
て上記のものを一極としてその必要極数を一定間
隔で第3図のように器台2に横方向に並べるので
あり、実施例の図面では2極型を表わしている。
21は編組線20に被覆したチユーブであり、他
極との絶縁を行つている。而してこの器台2の入
力端子装置5と出力端子装置18との間には上部
即ち入力端子装置5側に電磁石装置22、中央に
開閉機構部23、下部即ち出力端子装置18側に
零相変流器24及び増巾器25の検出ブロツク2
6を配置している。まずこの器台2の中央に配置
した開閉機構部23を第14図に示すブロツクと
した斜視図及び第15図に示す分解斜視図を参考
にして説明すると、27は起倒型のハンドルで、
支軸28により中央を軸支され、その一方を把手
27aとして蓋体3の窓孔3aより突出し、且つ
他方をカム部27bとしている。29はハンドル
27の復帰ばねで支軸28にて支持される。30
はハンドル27その他の開閉機構部23を内装せ
る枠枠体で、両側板31と底板32にて構成さ
れ、両側板31間にハンドル27が位置し、且つ
支軸28が支持される。而してこの枠体31は実
施例の2極型の場合は両極間に位置し、また3極
型の場合は中央極の直上に位置することとなる。
33は底板32に設けられたねじ孔で器台2を貫
通した固定ねじ34が第6図のように螺合する。
35は枠体30の両側板31の両側に位置した隔
壁で、器台2と一体的に形成され、且つ可動の両
接点板14との隔壁を目的としている。36は枠
体30の両側板31に設けられた細長切欠部、3
7はコ字型リンクで、一端37aをハンドル27
のカム部27bに挿入され、且つ他端37bを細
長切欠部36に挿通している。従つてハンドル2
7を反転すればカム部27bが支軸28に対して
上下に反転し、且つコ字型リンク37の他端37
bが細長切欠部36を前後に動くのである。この
コ字型リンク37の連結部37cは絶縁チユーブ
37dにて被覆されているハンドル227の復帰
ばね29は、一方の端29aがハンドル27に設
けた凹所38に引掛り、他方の端29bが枠体3
0の側体31に形成した折曲片39に引掛つてハ
ンドル27を常に開極方向に作用させている。4
0は両側板31間に位置した揺動板で、中央を前
記コ字型リンク37の他端37bに枢支されてい
る。従つて揺動板40はリンク37の他端37b
の動きに伴うのである。41はリンク37の一端
が挿通するハンドル27のカム部27bの孔、4
2はリンク37の他端が挿通する揺動板40の孔
である。43は両接点板14間に亘つた長さで、
而も両接点板14を同時に押圧する可動枠で、絶
縁材料で形成せられており、可動接点13と接点
板14の基端14aとの間に位置し水平方向に動
くのである。この可動枠43は器台2に形成した
横溝44を摺動し、且つ一端43aが揺動板40
の先端40aにて押えられるのである。45は略
V字状に形成された引外し枠で、一端45aを枠
体30の両側板31に支持されたピン46にて軸
支し、且つ他端45bを両極のバイメタル17に
亘らせてこれらバイメタル17の他端17bの下
部に位置している。47は引外し枠45の他端4
5bに螺装された螺子で、バイメタル17の他端
17bとの間を調整し開閉機構部23の遮断動作
特性を変化させる。48は螺子47の螺合するね
じ孔、49は引外し枠45のほゞ中間に位置した
受段で、揺動板40の後端40bがハンドル27
をオン側に反転したとき載るのである。50は引
外し枠45が設けられた揺動板の後端40bのス
トツパで、このストツパ50と受段49との間に
後端が位置し、開閉機構部23の閉極から開極に
なるときにこの40の後端40bが跳ね上がるの
を防ぐのである。51は引外し板45を常に第6
図中反時計方向に即ち揺動板40側に弾圧したば
ねで、ピン46に支持され、一端51aを枠害3
0の底板32に当て他端51bを引外し枠45に
当てる。52はこのばね51が嵌まる引外し枠4
5の一端45aに形成した凹所、53は引外し枠
45の他端45bをU字型にした際に中央に形成
された凹部で、この凹部53は枠体30の両側板
31を嵌め且つハンドル27がこの中を可動する
のである。54は器台2の隔壁35と枠体30と
の間に介在した絶縁板でほゞこの枠体30の側板
31と同形状のものとしている。而して上記接点
10,13、接点板14、ハンドル27、リンク
37、揺動板40、引外し枠45等によつて開閉
機構部23を構成する。
次に器台2の下部即ち出力端子装置18側に配
置した零相変流器24及び増巾器25の検出ブロ
ツク26を第16図に示す斜視図及び第17図に
示す分解斜視図を参考にして説明すると、零相変
流器24の中央に形成した孔55に上記編組線2
0を挿通し、この編組線20に鈍れる電流が不平
衡となると即ち漏洩電流が流れるとその零相変流
器24の環状鉄心56に磁束が発生しその環状鉄
心に巻回したコイル57に電圧が発生して2次出
力が誘起される。58はその2次出力リード線
で、この端末は増巾器25に接続される。而して
この零相変流器24と増巾器とは開閉機構部23
側が開口の合成樹脂製のボツクス59に収納され
例えばエポキシの如き充填剤60にて包含して固
定され1ブロツクとして器台2の開閉機構部23
と出力端子装置18との間に形成した凹所61に
嵌込まれるのである。以下ボツクス59に装備さ
れる部品の具体的な形状を説明すると、零相変流
器24はその孔55の軸方向が垂直方向となるよ
うにボツクス59の前方即ち第4図乃至第6図で
は右方、第16図及び第17図では上方の周壁6
2aに当接させて内装し、且つ増巾器25は電子
部品を取付けたプリント配線板63を部品取付面
が零相変流器24側となるようにボツクスの後方
即ち第4図乃至第6図では左方、第16図及び第
17図では下方の周壁62bに平行に当接させて
内装している。而もボツクス59の前方右側には
段部63を設けこの段部63には試験電流限流用
抵抗器64を上下方向に取付けると共にその抵抗
器64の上側端子64aを折曲げて下方に向かせ
前方の周壁62aの右側に並設する。65は抵抗
器64を保持するボツクス59と一体に形成した
押え片で、段部63を形成した際に出来た側面6
3a,63bとこの押え片65とで抵抗器64を
保持する。66は抵抗器64の上側端子64aが
挿通する孔67を有するボツクス59の上下端部
にボツクス59と一体に形成した保持片で、抵抗
器64の上側端子64aを保持片66の孔67に
挿通させ下端部の保持片66を挿通した後に抵抗
器64の端子64aを折曲げて抜止めを行い、こ
の端子64aの保持片66間がテストスイツチ用
の固定接点となる。68はテストスイツチ用の可
動接触板で、ボツクス59の前方の周壁62aの
左端に形成した保持片69の孔70に左方より接
触部68aを差込みこの基部68bにて保持片6
9を嵌むと共に基部68bに形成した切欠引掛片
68cが保持片69に引掛り固定される。さらに
この基部68bに設けた接続片68cにリード線
71の一端を接続しこのリード線71を零相変流
器24の孔55を挿通して増巾器25のプリント
配線板63に他端を接続する。72は零相変流器
24の孔55と連通するボツクス59の孔であ
る。73は蓋体3に設けたテスト釦で、蓋体3の
ハンドル27突出用の窓孔3aの下端に形成した
凹部74に釦部73aを前方に突出させて内装
し、この凹部74の後方に形成した孔75に後端
に引掛片をもつ一対の脚73bを挿通させてお
り、このテスト釦73を押すことにより、その脚
73b後端が可動接触板68の接触部68aが抵
抗器64の上側端子64aに近づいて当接しテス
トスイツチが閉極するのである。又、そのテスト
釦73は可動接触板68の復元力にて元に戻るの
である。76は衝撃電圧或いはサージ電圧等を吸
収するサージアブソーバであつてボツクス59の
段部63の後方に所定の空間をあけて仕切つた仕
切壁77の後部に位置して内装し、このサージア
ブソーバ76のリード線78と増巾器25のプリ
ント配線板63から引き出した一方が前記可動接
触板68のリード線71と電気接続する電源用リ
ード線79とを仕切壁77により形成された空間
に挿入してボツクス59の下方に引き出し、サー
ジアブソーバ76のリード線78は夫々出力端子
装置18の端子板8の他端に接続し、さらに増巾
器25のリード線79は一方の抵抗器64の下側
端子64bに接続し他方を編組線20及び可動接
触板68のリード線71と共にボツクス59の孔
と零相変流器25の孔55とを挿通してボツクス
59の上方に引き出し器台2を挿通して裏面に導
びく。80は接点板14及び開閉機構部23と検
出ブロツク26との間に介在する絶縁板であつ
て、1枚の板を折曲げて重ね合せ一方を器台2の
凹所61の上方側壁に当接し他方を検出ブロツク
26の上方側面に当接している。而して零相変流
器24、増巾器25、ボツクス59、抵抗器6
4、可動接触板68等で検出ブロツク26を構成
している。
次に本発明の主題となる器台2の上部即ち入力
端子装置5側に配置した電磁石装置22を第12
図に示す斜視図及び第13図に示す分解斜視図を
参考にして説明すると、81はヨークで、上下側
板8,83とこの側板82,83の前端を連結す
る前板84とこの前板84の右端より後方へ垂下
した右側板85とこの右側板85の後端より折曲
げた底板86とこの底板86の左端から後方に折
曲げた支持板87とこの支持板87の後端から折
曲げた固定板88とで構成され、固定板88にネ
ジ孔89を設け器台2を貫通した固定ねじ90が
第6図のように螺合し、器台2に形成した段部9
1に固定される。この段部91は接点10,13
の各極を隔離する役目をする。92はコイル枠
で、上下側板93,94とこの上下側板93,9
4を中央で連結する筒95とで構成され、この筒
95の周囲に上下側板93,94に嵌まれてコイ
ルル96を巻回している。97はこのコイルの端
末に接続したリード線、98はコイル枠92の上
下側板95を連通する孔である。而してこのコイ
ル枠92はヨーク81の上下側板82,83、前
板84、右側板85、底板86に嵌まれて取付け
られる。99はヨーク81の下側板83に固着さ
れた固定鉄心、100はこの固定鉄心99に対応
する可動鉄心、101は固定鉄心99と可動鉄心
100との間に介在する復帰ばねで、共にコイル
枠92の孔98に内装される。102は作動板
で、基部103とこの基部103の後端より上方
に延出した軸部104と前端より下方に延出した
作動部105とでなり、ヨーク81の下側板83
と固定鉄心99とを貫通する孔106にこの軸部
104を挿通して可動鉄心100に固着する。こ
の固着方法は可動鉄心100に形成した孔107
に軸部104を挿通して第4図のようにヨーク8
1の上側板82の孔108を介して可動鉄心10
0の上側面で溶接、ハンダ付を行う。勿論ねじ固
定でもよいし、カシメ固定でもよい。而して復帰
ばね101により可動鉄心100は固定鉄心99
から離れる方向に力が加わり、作動部105の基
部103がヨーク81の下側板83に当接した状
態で停止する。この状態でコイル96に電流が流
れると固定鉄心99と下側板83と前板84と上
側板82の可動鉄心100と復帰ばね101の介
在する空間との間に磁束が生じ可動鉄心100と
固定鉄心99との間に磁気吸引力が生じ可動鉄心
100が固定鉄心99側に復帰ばね101のばね
力に反して可動しこれに伴つて作動板102が動
くことゝなる。又、コイル96の電流が切れると
復帰ばね101の復元力にて元の状態に戻るので
ある。さらに作動板102の作動部105はこの
動作方向に開閉機構部23の引外し板45の他端
45bを対応させていて、作動板102の動き即
ち下方への押し出しによつて引外し枠45の他端
45bを動作させるのである。109はヨーク8
1の支持板87に形成したコイル96のリード線
97が挿通する孔、110はヨーク81の下側板
83から切り起した抑制片であつて、開閉機構部
23の揺動板40の先端40aの前方への動きを
止めるのである。而してコイル96のリード線9
7は器台2を挿通して裏面に導かれ、一方は上記
増巾器25の電源用リード線79の他方と接続す
る。111はこの接続部を絶縁するチユーブであ
る。さらに他方は第5図に示すように接点板14
の後方に位置して器台2に固定した固定接触片1
12に接続する。この固定接触片112は、接点
板14への可動接点13の固定と同時に可動接点
13側が固定される可動接点板113と対応し接
点10,13の閉極にてこの可動接点板113が
固定接触片112に当接して閉極し、接点10,
13の開極にて可動接点板113が固定接触片1
12から開離する。而してヨーク81、コイル9
6、コイル枠92、固定鉄心99、可動鉄心10
0、復帰ばね101、作動板102等で電磁石装
置22を構成する。114は検出ブロツク26の
抵抗器64の下側端子64bに一端を接続したリ
ード線で、この他端を上記固定接触片112及び
可動接点板113を配設した極とは異なる他の極
の出力端子装置18の端子板8の他端に接続す
る。115は器台2の凹部116を被う裏蓋、1
17は器台2に形成した漏電しや断器の取付孔で
ある。
次に本発明電磁石装置の動作を上述の漏電ブレ
ーカの動作と共に説明する。第5図及び第6図は
開極した状態であつて接点10,13は開離して
いる。又、揺動板40はリンク37に伴つてハン
ドル27側即ち同図中右方に位置する。上記状態
より閉極する際は第7図及び第8図に示す如くハ
ンドル27の把手27aを同図中上方向に反転さ
せてハンドル27を同図中反時計方向に回転する
と、これに伴つてカム部27bは反転してこれに
リンク37が伴いこのリンク37の他端37bが
細長切欠部36内を器台2方向に移動する。従つ
てこの他端37bに枢着されている揺動板40は
接点板14方向に全体として移動しようとするの
であるが、その後端40bが先ず引外し枠45の
受段49に当り、従つて揺動板40のその後の動
きは先端40aのみとなり、この先端40aにて
可動枠43が器台2側に押し動かされ、接点板1
4も同様に器台2方向に押し下げられる。このた
め接点板14の動きで接点10,13間は接合
し、且つこの状態の維持はリンク37の一端37
aがハンドル軸28を越えた同図中下側に位置す
ることによつて行つている。勿論開極させる際は
ハンドル27の把手27aを第5図及び第6図の
如く下方向に反転させリンク37の一端37aが
ハンドル軸28を越えた同図中上側に位置させて
リンク37を動かし接点板14を自己の復元力に
て復帰させて接点10,13とを開極させる。而
して、接点10,13間が接合すると、可動接点
板113が接触片112に接合し、電磁石装置2
2のコイル96の一方のリード線97、電磁石装
置22のコイル96、このコイル96の他方のリ
ード線97、増巾器25の他方のリード線79及
び増巾器25の一方のリード線79、リード線1
14を介して増巾器25に電圧が印加されるこ
とゝなる。続いて上記第7図及び第8図の閉極状
態に於て漏電が発生すると、零相変流器24がそ
の不平衡電流を検出しこの2次出力が増巾器25
で増巾されて増巾器25のリード線79間を短絡
状態として電磁石装置22のコイル96に電流を
流し、第7図で鎖線で示す如く作動板102の作
動部105が引外し枠45の他端45bを叩くと
共に押し動かすのである。而して引外し枠45は
第7図及び第8図の状態より下方向に反転し、揺
動板40の後端40bが受段49の逃げによつて
外れ、後端40bが一気に器台2側に動くから反
対に先端40aはハンドル27側即ち同図中右方
中に動き可動枠43の押圧を開放し接点板14は
自己の復元力にて復帰し接点10,13間を開極
するものである。このとき、可動接点板113が
固定接触片112から開離し、電磁石装置22の
コイル96、増幅器25等への電源供給を停止す
る。このため、上記のような構成の過電流防止漏
電ブレーカの施行に際し、配線間違いで入力端子
に負荷を接続すると共に出力端子に電源を接続し
た場合においても、漏電事故で開閉機構部23が
開極しながら且つ増巾器25等への電源が遮断さ
れないようなことがなくなり、増巾器等の部品が
耐量不足により破壊されるようなことがない。勿
論第7図及び第8図の閉極状態でテスト釦73の
釦部73aを同図左方に押圧すると、可動接触板
68が抵抗器64の上側端子64aに当接しリー
ド線114、抵抗器64、可動接触板68、可動
接触板68のリード線71、増巾器25の他方の
リード線79、電磁石装置22のコイル96の他
方のリード線97、このコイル96、このコイル
96の他方のリード線97、可動接触片112、
可動接触板113を介して電流が流れ零相変流器
24に不平衡電流を発生させて漏電ブレーカの動
作試験を行う。又、第7図及び第8図の閉鎖状態
に過電流が流れてバイメタル17が自己発熱によ
り応動した場合に於ては、第9図及び第10図の
ようにこの過電流でバイメタル17が図中下方向
に変位し、その他端17bに引外し枠45が前述
同様に時計方向に反転し、揺動板40が動いて接
点10,13は開極する。而して接点10,13
が開極した後は、ハンドル27は復帰ばね29の
ばね力にて反転しこのカム部27bに伴つてリン
ク37の他端37bが細長切欠部36内をハンド
ル27方向に移動する。従つてこの他端37bに
枢着されている揺動板40はハンドル27方向に
全体として移動しようとするのであるが、その先
端40aが電磁石装置22のヨーク81に形成し
た抑制片110に当り、従つて揺動板40のその
後の動きは後端40bのみとなり、この後端40
bがハンドル27側に動き引外し枠45のストツ
パ50と受段49との間に位置して停止し、第5
図及び第6図の如き開極状態となる。
かように本発明はコイル57を巻回したコイル
枠92に設けた中心孔98の一方に固定鉄心99
を内装し、他方に可動鉄心100を内装すると共
に前記孔98内で固定鉄心99と可動鉄心100
との間に復帰ばね101を介在し、前記可動鉄心
100に固定鉄心99を挿通した軸104を固定
したから、可動鉄心100、固定鉄心99、復帰
ばね101はコイル枠92に内装され、従つてコ
イル枠92の外形が電磁石装置の最大スペースと
なり、電磁石装置の小型化を図ることができると
共に、而も軸104の出入にて電磁石装置の出力
を得ることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図乃至第17図は本発明の漏電しや断
器の一実施例を示し、第1図は正面図、第2図は
左側面図、第3図は蓋体を外した正面図、第4図
は第1図の開極状態を示すA―A断面図、第5図
は第1図の開極状態を示すB―B断面図、第6図
は第1図の開極状態を示すC―C断面図、第7図
は第1図の閉極状態を示すB―B断面図、第8図
は第1図の閉極状態を示すC―C断面図、第9図
は第1図の引き外し状態を示すB―B断面図、第
10図は第1図の引外し状態を示すC―C断面
図、第11図は蓋体を外した状態の斜視図、第1
2図は電磁石装置の斜視図、第13図は電磁石装
置の分解斜視図、第14図は開閉機構部の斜視
図、第15図は開閉機構部の分解斜視図、第16
図は検出ブロツクの斜視図、第17図は検出ブロ
ツクの分解斜視図である。 1…器体、2…器台、3…蓋体、10…固定接
点、13…可動接点、22…電磁石装置、23…
開閉機構部、24…零相変流器、25…増巾器、
26…検出ブロツク、27…ハンドル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コイルを巻回したコイル枠に設けた中心孔の
    一方に固定鉄心を内装し、他方に可動鉄心を内装
    すると共に前記孔内で固定鉄心と可動鉄心との間
    に復帰ばねを介在し、前記可動鉄心に固定鉄心を
    挿通した軸を固定したことを特徴とする電磁石装
    置。
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JPS6122530A (ja) * 1984-07-09 1986-01-31 河村電器産業株式会社 遮断器

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JPS5243801U (ja) * 1975-09-20 1977-03-28

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