JP3227344B2 - 回路遮断器の短絡電流検出装置 - Google Patents

回路遮断器の短絡電流検出装置

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JP3227344B2
JP3227344B2 JP14910095A JP14910095A JP3227344B2 JP 3227344 B2 JP3227344 B2 JP 3227344B2 JP 14910095 A JP14910095 A JP 14910095A JP 14910095 A JP14910095 A JP 14910095A JP 3227344 B2 JP3227344 B2 JP 3227344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短絡電流の通過時にト
リップ装置を作動させて接点装置を開極させる回路遮断
器の短絡電流検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、配線用遮断器や漏電遮断器のよ
うな回路遮断器では、接点装置が挿入された主電路に短
絡電流が流れた時に、短絡電流を検出してトリップ装置
を作動させることによって接点装置を開極するように構
成してある。すなわち、主電路に流れる短絡電流を検出
し、トリップ装置を作動させるために、短絡電流検出装
置が設けられ、この種の短絡電流検出装置としては、特
開平5−342966号公報に記載された図22に示す
構成のものがある。
【0003】図示する短絡電流検出装置は、主電路を通
る端子板1の厚み方向の両側に固定磁性体2と可動磁性
体3とを配置し、可動磁性体3をケース4に収納した構
成を有している。また、端子板1には上方に立ち上がる
板部5が外部回路との接続部と内部回路との接続部とを
分離するように形成され、端子板1に接続されバイメタ
ル板6を加熱するヒータ板7と板部5との間にケース4
が保持されるようになっている。すなわち、端子板1を
含む主電路に短絡電流が流れた時に板部5とヒータ板7
とをつなぐ電路導体8の周囲に形成される磁界が、固定
磁性体2と可動磁性体3とを通ることによって、可動磁
性体3が固定磁性体2に吸引され、可動磁性体3の移動
をトリップ装置に伝達することにより接点装置を開極す
るのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の構成では、端子板1に板部5を設け、かつヒ
ータ板7に連続するように電路導体8を形成しているも
のであるから、端子板1に多くの屈曲部が形成されるこ
とになり、端子板1の加工作業が面倒であるという問題
を有する。また、端子板1の板部5とヒータ板7との間
にケース4を配置しているから、ケース4の厚み分だけ
器体の内部寸法が小さくなり、かつ板部5の上端とヒー
タ板7とを接続する電路導体8の周囲磁界を利用するか
ら、固定磁性体2および可動磁性体3を比較的上方に配
置することになって、器体を低背化するのが難しくな
る。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、屈曲部のない単純な形状の端子板を
用いることができるようにして加工作業を容易にし、か
つ端子板に板部を不要として器体の内部寸法を大きくと
るとともに器体を低背化できるようにした回路遮断器の
短絡電流検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、接点装置を通る主電路に短絡
電流が通過するとトリップ装置を作動させて接点装置を
開極させる回路遮断器の短絡電流検出装置において、器
体の外側面に露出する端子台に載設され主電路の一部と
なる平板状の端子板と、端子板における外部回路の接続
部と内部回路の接続部との間で端子板に略直交するよう
に端子板の厚み方向の一面側の定位置に配置された磁性
体よりなる端子隔離板と、端子板を挟んで端子隔離板の
一部と対向し端子隔離板との距離が可変となるように端
子板の厚み方向に移動自在に配置された磁性体よりなる
可動板とを備え、主電路への短絡電流の通過時に端子板
の周囲に形成される磁界により可動板が端子隔離板に吸
引されると可動板の移動によりトリップ装置が作動する
ことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、可動板が進退自在に挿入される保持凹所を端子台
の底面に形成し、可動板を端子板から離す向きに付勢す
る復帰ばねを端子板と可動板との間に配置している。請
求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明にお
いて、端子隔離板には器体の内部に納装された電気回路
と器体の外部の電気回路とを接続する接続電線が挿通さ
れる電線挿通用開口が形成されているのである。
【0008】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、端子板の厚み
方向の一面側に磁性体の端子隔離板を配置し、他面側に
磁性体の可動板を配置し、短絡電流の通過時に端子板の
周囲に形成される磁界を端子隔離板と可動板とに通すこ
とによって、可動板を端子隔離板に吸引させているので
あり、端子隔離板により端子板における外部回路との接
続部と内部回路との接続部との間を隔離するから、従来
のように板部を立ち上げていた構成に比較すると器体の
内部空間を広くとることができる。また、平板状の端子
板を用いて立ち上げ部分を形成しないから、器体を低背
化することが可能になる。しかも、端子板に屈曲部を設
ける必要がないから、端子板の形状が従来よりも単純に
なり、端子板の加工作業が容易になる。
【0009】請求項2の発明の構成によれば、端子台の
底面に保持凹所を形成して可動板を納装しているから、
可動板の移動方向を規制するためのケースが不要にな
り、結果的に部品点数の削減によるコストの低減が可能
になる。また、ケースが不要であるから、部品点数が削
減されるのはもちろん、主回路に流れる電流に可聴周波
数の振動成分が含まれている場合に、従来構成ではケー
スががたつくことによりうなり音が生じていたが、請求
項2の発明ではケースが存在しないからうなり音が発生
しないのである。
【0010】請求項3の発明の構成によれば、端子隔離
板に電線挿通用開口が形成されていることにより、器体
の内部に納装された電気回路と器体の外部の電気回路と
を接続する接続電線が挿通される電線挿通用開口が形成
されているから、別途に穴加工を施すことなく電線挿通
用開口を通して外部電線を導入することができる。
【0011】
【実施例】図5、図6に示すように、器体10は、それ
ぞれ合成樹脂よりなるボディ11とカバー12とからな
り、ボディ11の長手方向の各端部には電源と負荷とに
それぞれ接続されるねじ付きの端子を備えた端子台13
a,13bが形成される。本実施例では単相三線ないし
三相三線で用いる漏電遮断器を示しており、各端子台1
3a,13bには3極分の端子が設けられる。各極の端
子は、ボディ11の長手方向の両端部において両側壁の
間を3区画に仕切る隔壁11aにより互いに接触しない
ように絶縁される。
【0012】端子台13aには電源側端子板14の一端
部が露出し、電源側端子板14の露出部位には六角穴ボ
ルトよりなる端子ねじ15aの脚部が挿通され、端子ね
じ15aの脚部には端子ナット15b(図1参照)が螺
合する。図7のように、電源側端子板14の他端部には
下向きに折曲された位置決め片14aが形成され、電源
側端子板14の上記他端部が切り起こされることによっ
て電源側端子板14の上面よりも下方に位置する端子支
持片14bが位置決め片14aから延設される。また、
電源側端子板14が切り起こされることによって電源側
端子板14の上記他端部に開口部14cが形成されるこ
とになり、開口部14cを通して露出する端子支持片1
4bの上面には固定接点21が固着される。ボディ11
の底面には上方に開口する略コ字形に形成された支持板
16が配設され、端子支持板14bは支持板16の両脚
片の間で支持板16に載置された形でボディ11に収納
される。支持片16にはボディ11の底面に突設された
位置決め突起11b(図18参照)が挿入され、電源側
端子板14に設けた位置決め片14aはボディ11の底
部に形成された位置決め凹所11c(図18参照)に挿
入される。また、電源側端子板14はボディ11の下面
側から挿入される固定ねじ19(図1参照)が螺合する
ことによりボディ11に固定されるのであって、支持板
16はボディ11と電源側端子板14との間に挟持され
る形でボディ11に固定される。
【0013】一方、端子台13bには負荷側端子板17
の一端部が露出し、電源側端子板14と同様に、負荷側
端子板17の上記一端部には六角穴ボルトよりなる端子
ねじ15aおよび端子ねじ15aの脚部に螺合する端子
ナット15bが設けられる。また、負荷側端子板17は
ボディ11の下面側から挿入される固定ねじ19が螺合
することによりボディ11に固定される。
【0014】電源側端子板14および負荷側端子板17
が載置された端子台13a,13bには、図1に示すよ
うに、端子ナット15bを受けるように上方および器体
10の外側方に開放された保持溝11dが形成され、保
持溝11dにおける器体10の外側方の開口付近には板
金よりなる蓋体15cが着脱自在に装着される。すなわ
ち、保持溝11dは端子ナット15bを回り止めする形
状に形成され、蓋体15cを装着した状態では、器体1
0からの端子ナット15bの脱落が防止されている。
【0015】負荷側端子板17の他端には一つの平面内
で略U字形のヒータ板22の一端が接続される。ここ
に、負荷側端子板17とヒータ板22とは略直交するよ
うに配置される。また、ヒータ板22の他端部にはヒー
タ板22の発熱により加熱される傍熱型のバイメタル板
41の一端部が固着され、3極の各ヒータ板22の他端
には電路導体23a,23b,23c(図8参照)の一
端が接続される。電路導体23a,23b,23cの中
間部は漏電電流検出装置30に挿通され他端部は編組線
24を介して可動接触子25の一端部に接続される。可
動接触子25の他端部には上述した固定接点21ととも
に接点装置を構成する可動接点26が設けられる。すな
わち、電源側端子板14と負荷側端子板17との間に
は、固定接点21および可動接点26よりなる接点装置
と可動接触子25と編組線24と電路導体23a,23
b,23cとヒータ板22とを通る主電路が形成され
る。
【0016】ところで、ヒータ板22と負荷側端子板1
7に設けた端子ねじ15aとの間には、磁性体よりなり
排気孔が穿孔された端子隔離板18がヒータ板22に対
向するようにしてボディ11の側壁と隔壁11aとの間
および隔壁11a同士の間で保持される(ボディ11の
側壁および隔壁11aの対向面には取付溝11eが形成
され、取付溝11eに端子隔離板18の両側部が挿入さ
れる)。負荷側端子板17を挟んで端子隔離板18の直
下には、上方に開放された略コ字形に磁性体により形成
された可動板42が配置される。図2、図3に示すよう
に、可動板42は取付溝11eに対応する部位で端子台
13bの上面に開口する保持凹所11fに挿入され、保
持凹所11fの中で上下に移動自在になっている。図4
に示すように、可動板42には上方に延長されたプラン
ジャ43がかしめて固着され、可動板42は負荷側端子
板17との間に挟装されたコイルスプリングよりなる復
帰ばね44のばね力によって下向きに付勢される。可動
板42の両脚片の先端面と端子隔離板18の下端面とが
対向する部位では負荷側端子板17の側部には切欠が形
成されている。つまり、可動板42の両脚片の先端面と
端子隔離板18の下端面とは直接に対向する。
【0017】したがって、主電路に短絡電流のように定
格電流の数十倍以上の電流が流れた場合には、ヒータ板
22の周囲に形成される磁界により端子隔離板18が磁
化され、可動板42は復帰ばね44のばね力に抗して端
子隔離板18に引き付けられることになる。つまり、短
絡電流が主電路に流れると可動板42およびプランジャ
43が上方に移動する。また、主電路に定格電流の数倍
程度の過電流が流れたときには、ヒータ板22の発熱に
よってバイメタル板41が加熱され、バイメタル板41
の上端部がヒータ板22から離れる向きに湾曲する。こ
こに、バイメタル板41の上端部には押しねじ45が螺
合しており、押しねじ45の螺合量を調節することがで
きるようにしてある。
【0018】ボディ11の中央部にはトリップ装置50
が収納される。トリップ装置50には一般的なものを用
いているが簡単に説明する。トリップ装置50では、図
18に示すように、ラッチリンク52、ラッチ板53、
クレイドル54、ハンドル55をそれぞれ軸52a,5
3a,54a,55aで金属製のフレーム51に枢着し
てある。また、3極のうちの中央の1極の可動接触子2
5とクレイドル54とにそれぞれリンク56a,56b
の一端を枢着し、両リンク56a,56bの他端部同士
を軸着してある。つまり、両リンク56a,56bを介
して、クレイドル54と可動接触子25とが連結される
ことになる。フレーム51に固定した軸51aにはねじ
りコイルばねよりなるラッチ復帰ばね57が装着され、
ラッチ復帰ばね57の各一端はそれぞれラッチリンク5
2とラッチ板53とに当接する。ここに、ラッチ復帰ば
ね57は図18においてラッチ板53を軸53aの回り
に右回りに付勢する。また、リンク56a,56bを軸
着する軸ピン56とハンドル55との間には引張ばねで
あるハンドル復帰ばね58が装着される。
【0019】可動接触子25は合成樹脂よりなる連動体
59に対して図18の面内で揺動可能に保持され、可動
接触子25と連動体59との間にはコイルばねよりなる
接圧ばね46が保持される。接圧ばね46は、可動接点
26が固定接点21に対して閉極するときには接点圧を
与える向きに可動接触子25を付勢し、可動接点26が
固定接点21に対して開極するときには可動接点26を
固定接点21から引き離す向きに可動接触子25を付勢
する。連動体59はボディ11に回動自在に支承される
軸部59aを有し、かつ3極の可動接触子25をすべて
保持する。したがって、1極の可動接触子25の開閉動
作に連動して他の2極の可動接触子25も同様に開閉動
作する。
【0020】一方、ボディ11には3極に跨がる形で連
動用バー47が支承されており、連動用バー47は、図
7に示すように、上述した各プランジャ43が上方に移
動したときにプランジャ43に押されて連動用バー47
を支承部位の回りで図18における左回りに回転させる
3個のキック片47aを備える。また、バイメタル板4
1が湾曲したときにバイメタル板41に螺合した押しね
じ45により押されて連動用バー47を支承部位の回り
で図18における左回りに回転させる3個の押圧片47
bが突設されている。さらに、連動用バー47にはラッ
チリンク52より突出するセット片52bの挿入される
セット筒部47cが設けられている。
【0021】上述したハンドル55は、器体10の上面
から起倒自在に突出し、図18のように左端側に倒され
ているときには、可動接点26を固定接点21に接触さ
せて閉極させる。この状態では連動用バー47のセット
筒部47cにラッチリンク52のセット片52bが挿入
される。このとき、ラッチ板53はクレイドル54に係
止されるから、ラッチ復帰ばね57のばね力によるラッ
チ板53を軸53aの回りに右回りに回転させる力は小
さくなる。また、ラッチリンク52はラッチ復帰ばね5
7のばね力によって軸52aの回りに左回りに回転しよ
うとするが、ラッチ板53の上縁に当接することによっ
て図18の位置に停止する。つまり、図18の状態では
ラッチ板53がラッチリンク52に当接した状態に保た
れる。クレイドル54もまたラッチ板53に係止される
ことによって軸54aの回りでの回転が阻止されてい
る。このとき、ハンドル復帰ばね58のばね力がリンク
56a,56bを一直線に展開する向きに作用して、可
動接触子25を下方に押す状態になる。つまり、可動接
点26が固定接点21に接触する位置に保たれる。
【0022】一方、ラッチ板53にクレイドル54を係
合させた状態で、図19のように、ハンドル55を右端
側に倒すと、ハンドル復帰ばね58の上端がクレイドル
54に対するリンク56bの枢着位置よりも右側に移動
するから、リンク56a,56bはく字形に曲がり、可
動接触子25を上方に引き上げることになる。つまり、
可動接点26は固定接点21から離れて開極するのであ
る。
【0023】ところで、ラッチ板53にクレイドル54
が係合した状態において、連動用バー47がボディ11
に対する枢支部の回りに左回りに回転したとすると、図
20のように、ラッチリンク52のセット片52bが連
動用バー47のセット筒部47cの内面で押圧されて下
方に移動する。つまり、ラッチ板53はラッチリンク5
2に当接しなくなり、ラッチ板53を軸53aの回りに
右回りに回転させようとしていた力が開放されて、ラッ
チ板53が右回りに回転する。このとき、クレイドル5
4とラッチ板53との係合も解除され、クレイドル54
は自由に回転できるようになるから、ハンドル復帰ばね
58のばね力によってリンク56a,56bが曲がり、
可動接触子25が上方に引き上げられることになる。す
なわち、可動接点26が固定接点21から離れて開極す
る。このような動作を一般にトリップ動作と称してい
る。
【0024】図20のようにラッチ板53とクレイドル
54との係合が解除された状態から係合状態に復帰させ
るには、ハンドル55を右端側に倒せばよい。このと
き、クレイドル54はハンドル55に設けた押圧ピン5
5bに押圧されることによって軸54aの回りに右回り
に回転し、またラッチリンク52はハンドル55に押圧
されて軸52aの回りに左回りに回転する。つまり、ハ
ンドル55を十分に右端側に倒せば、図19のように、
ラッチ板53にクレイドル54が係合し、かつ可動接点
26が固定接点21に対して開極した状態に復帰する。
可動接点26を固定接点21に対して閉極させるには、
その後にハンドル55を左端側に倒せばよい。
【0025】上述のようなトリップ動作は、短絡電流に
よってプランジャ43が上方に移動して連動用バー47
のキック片47aを上に押し上げるか、過電流によって
バイメタル板41が湾曲して押しねじ45が押圧片47
bを押すか、後述するように漏電電流検出装置30が作
動するか、あるいはカバー12に設けたトリップ動作確
認釦48を押すかのいずれかの際に行なわれる。トリッ
プ動作確認釦48はカバー12に保持され、下端部に形
成された傾斜面48aによって、トリップ動作確認釦4
8が下向きに移動したときに連動用バー47を枢支位置
の回りに左回りに回転させる。また、トリップ動作確認
釦48はコイルばねよりなる釦復帰ばね49により上向
きに付勢され、トリップ動作確認釦48の上面はカバー
12の上面よりやや下がった位置に停止する。
【0026】ところで、電源側端子板14の上には消弧
装置60が配設される。消弧装置60は合成樹脂よりな
る絶縁枠61と、絶縁枠61の上から装着された磁性体
のヨーク62とからなる。ヨーク62は電源側端子板1
4の上面よりも上方に位置し、下向きに開放された略コ
字形に形成されている。また、ヨーク62の両脚片にお
いて端子ねじ15aに近い側の側縁には、アークを遮蔽
しながらもアークガスの通過が可能となるような隙間を
形成するように、両脚片から複数のグリッド片62aが
延設され、両脚片のグリッド片62aによって図7にお
けるヨーク62の左手前の開口が覆われる。つまり、グ
リッド片62aは上下方向においては各脚片から千鳥状
に交互に延設され、グリッド片62aの厚み方向におい
ては互いに離間してグリッド片62aの間に隙間を形成
するのである。
【0027】上述したように、電源側端子板14におい
て固定接点21を設けた端子支持片14bは、電源側端
子板14の右端に設けた位置決め片14aから延設さ
れ、かつ電源側端子板14の下方に位置しているから、
固定接点21と可動接点26とが開極してアークが生じ
たときに、端子支持片14bと位置決め片14aと端子
ねじ15aの取付部位とを通して電源側端子板14に流
れる電流によって生じている磁界とアークとの間に電磁
力が作用し、アークは端子ねじ15aの向きに引き延ば
されることになる。また、電源側端子板14よりも上方
では上記磁界はヨーク62内を通るからアークを逆向き
に走行させる電磁力が作用しないようになっている。こ
こに、絶縁枠61は、ヨーク62を位置決めする機能と
ともに、アークガスにより作用する圧力を逃がさずにア
ークを効率よく消弧する機能も有している。器体10に
は、消弧装置60と端子ねじ15aとの間に対応する部
位において、アークガスを器体10の外部に逃がすため
の排気板63が配設されている。
【0028】次に漏電電流検出装置30について説明す
る。漏電電流検出装置30は、主電路に不平衡電流が流
れたときに異常電流と判断してトリップ装置50を駆動
するものであって、図8〜図11に示すように、電路導
体23a,23b,23cに不平衡電流が流れたことを
検出する零相変流器32を備えた本体部31と、不平衡
電流が検出されたときに連動用バー47を図18におけ
る左回りに回転させるためのソレノイド34を備えた駆
動部33とにより構成される。
【0029】本体部31は、零相変流器32と零相変流
器32の2次出力によって不平衡電流を検出する電子回
路部を構成する電子部品35とを実装した印刷配線板よ
りなる回路基板36を、センサケース37に納装して形
成される。センサケース37はケースボディ37aとケ
ースカバー37bとからなり、ケースボディ37aより
突出する結合爪38aをケースカバー37bに設けた結
合孔38bに凹凸係合させることによって、ケースボデ
ィ37aとケースカバー37bとが結合される。零相変
流器32は、樹脂モールドされるとともに外周部に位置
決め突起32aを備え、ケースカバー37bに形成され
た開口窓37dの周部の位置決め切欠37eに位置決め
突起32aを係合させることによって、センサケース3
7に対する位置決めがなされる。ケースカバー37bと
同様に、ケースボディ37aにも開口窓37cが形成さ
れ、かつ回路基板36にも開口窓36aが形成される。
これらの開口窓36a,37c,37dは零相変流器3
2の開口と同軸上に形成されている。
【0030】電路導体23a,23b,23cは、開口
窓36a,37c,37dに挿通されるのであって、図
8に示すように、各電路導体23a,23b,23cは
略コ字形に折曲される。また、零相変流器32に挿通さ
れる部位で電路導体23a,23b,23c同士が接触
することがないように、センサケース37には合成樹脂
製の一対の絶縁分離体81,82が装着される。各絶縁
分離体81,82はセンサケース37の外側面に対向す
る主板81a,82aと、零相変流器32に挿通される
分離片81b,82bとを連続一体に備える。各主片8
1a,82aにおけるセンサケース37との対向面に
は、先端部が膨らんだ形状の取付突起81c,82cが
突設され、センサケース37に設けた取付孔37hに取
付ピン81c,82cを圧入することによって、絶縁分
離体81,82がセンサケース37に固定される。絶縁
分離体81の分離片81bは一対のコ字を背中合わせに
して両者間に狭いスリット81dを形成した断面形状に
形成されている。絶縁分離体82の分離片82bは下向
きに開放された断面略コ字形に形成されるとともに、コ
字の中央片の上面に分離片81bのスリット81dに挿
入される突片82dを備えた形状に形成される。つま
り、スリット81dと突片82dとの係合によって両絶
縁分離体81,82が位置決めされる。また、分離片8
1b,82bの各コ字形部分の内側に各電路導体23
a,23b,23cがそれぞれ配置されることによっ
て、各電路導体23a,23b,23cが互いに絶縁さ
れる。
【0031】ところで、ケースボディ37aの内面に
は、図12、図13に示すように、収納凹所37iが形
成され、収納凹所37iには磁性体板よりなる2枚の磁
気シールド板85a,85bが配置される。磁気シール
ド板85a,85bは、図14、図15に示すように、
ケースボディ37aにはめ込まれる合成樹脂の絶縁板8
6とケースボディ37aとの間に挟持される。絶縁板8
6におけるケースボディ37aとの対向面には係合爪8
6aに突設され、ケースボディ37aに形成された係合
孔37jに係合爪86aを凹凸結合させることによっ
て、絶縁板86がケースボディ37aに保持される。ま
た、磁気シールド板85a,85bの下縁には切り起こ
しによって位置決め部85cが形成され、磁気シールド
板85a,85b同士の位置ずれが防止されるととも
に、絶縁板86に設けた位置決め切欠86bに位置決め
部85cを合致させることで、磁気シールド板85a,
85bの位置ずれを防止している。さらに、磁気シール
ド板85a,85bおよび絶縁板86の上下両縁にはそ
れぞれ逆組防止切欠85d,86dが形成され、ケース
ボディ37aの内面に突設された逆組防止突部37kに
逆組防止切欠85d,86dを合致させることで、ケー
スボディ37aに対する磁気シールド板85a,85b
および絶縁板86の逆組が防止される。また、絶縁板8
6には零相変流器32の中央孔に挿入される筒部86c
が突設され、磁気シールド板85a,85bおよび絶縁
板86には零相変流器32の中央孔と同軸上で開口窓8
5e,86eが形成される。
【0032】一方、駆動部33はケースボディ37aか
ら上方に突出する蓋部37fに結合されるサブケース7
1を備える。蓋部37fとサブケース71とは、蓋部3
7fに設けた結合孔37gとサブケース71に設けた結
合爪71aとを凹凸係合させることによって結合され
る。サブケース71には、ソレノイド34とともに動作
試験を行なうためのテストスイッチ72を実装した回路
基板73が収納され、またソレノイド34の作動時に器
体10の上面から突出する表示釦74も設けられる。さ
らに、回路基板73には不平衡電流に対してソレノイド
34を作動させる感度を切り替えるためのスライドスイ
ッチ75も実装される。表示釦74は、ソレノイド34
のプランジャ34aが突出している状態ではプランジャ
34aに係合可能であって、係合状態では表示釦74の
上面と器体10の上面とがほぼ面一になる。また、プラ
ンジャ34aとの係合状態でプランジャ34aとの係合
が解除されると、押上ばね76により上方に押し上げら
れて器体10の上面から突出するようになっている。こ
こにおいて、回路基板73は、図16に示すように、電
子部品35の実装時には回路基板36と一体であって、
電子部品35の実装後にミシン線39の位置で図17の
ように分離し、分離後にソレノイド34が実装される。
【0033】また、回路基板36と回路基板73とは接
続線77により電気的に接続されるのであって、接続線
77はミシン線39の位置での分離前に接続される。接
続線77は、図8に示すように、センサケース37への
サブケース71の結合部位の近傍に形成された通線用開
口78を通してセンサケース37からサブケース71に
引き出される。つまり、通線用開口78は蓋部37fに
おいてサブケース71側が開放された切欠と、サブケー
ス71との間に形成されるのであって、接続線77によ
り両回路基板36,73を接続した状態でも、センサケ
ース37とサブケース71とを分離することで、通線用
開口78に接続線77を挿通することができる。回路基
板36において接続線77との接続部位は通線用開口7
8の近傍に設けられ、接続線77がほぼ最短の長さにな
るようにしてある。
【0034】テストスイッチ72は、接点部を構成する
接点片72aと、器体10の上面から突出する操作釦7
2bとからなり、操作釦72bを器体10に押し込む
と、零相変流器32に1ターンだけ巻回したテスト巻線
32bに電流を流し、不平衡電流の発生時と同様の2次
出力を零相変流器32に生じさせる。したがって、表示
釦74をプランジャ34aに係合させるようにリセット
した状態でテストスイッ72の操作釦72bを押せば、
漏電電流検出装置30が正常に機能するか否かの試験を
行なうことができる。
【0035】ソレノイド34のプランジャ34aの先端
部は連動用バー47に設けた引掛溝47dに挿通され、
プランジャ34aが引き込まれたときにプランジャ34
aの先端部に突設した引掛ピン34bが引掛溝47dの
周縁に当接して連動用バー47を回転させるようになっ
ている。つまり、プランジャ34aの引込みによっても
連動用バー47が回転し、トリップ装置50を作動させ
るのである。
【0036】上述のように構成された漏電電流検出装置
30は、ケースボディ37aを負荷側端子板17に近い
側としてボディ11に納装される。したがって、ヒータ
板22の周囲に発生する磁界は磁気シールド板85a,
85bにより遮蔽されることになり、回路基板36に実
装された零相変流器32や電子部品35への磁界による
影響を防止することができる。
【0037】ところで、上述した実施例において、端子
隔離板18の両側部には切欠状の電線挿通用開口18a
が形成されている。図21に示すように、電線挿通用開
口18aには必要に応じて接続電線27を通すことがで
き、器体10の内部の電気回路からの出力(たとえば、
漏電電流検出装置30により漏電を検出したことを放置
する信号出力)などを上記接続電線27を通して器体1
0の外部の電気回路に送ることができるようにしてあ
る。つまり、このような電線挿通用開口18aを端子隔
離板18に設けたことによって、接続電線27を通すた
めの孔を器体10に設ける必要がなく、内部回路と外部
回路との結線が容易になる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、端子板の厚み方向の
一面側に磁性体の端子隔離板を配置し、他面側に磁性体
の可動板を配置し、短絡電流の通過時に端子板の周囲に
形成される磁界を端子隔離板と可動板とに通すことによ
って、可動板を端子隔離板に吸引させているのであり、
端子隔離板により端子板における外部回路との接続部と
内部回路との接続部との間を隔離するから、従来のよう
に板部を立ち上げていた構成に比較すると器体の内部空
間を広くとることができるという利点がある。また、平
板状の端子板を用いて立ち上げ部分を形成しないから、
器体を低背化することが可能になり、しかも、端子板に
屈曲部を設ける必要がないから、端子板の形状が従来よ
りも単純になり、端子板の加工作業が容易になるという
効果を奏する。
【0039】請求項2の発明は、端子台の底面に保持凹
所を形成して可動板を納装しているから、可動板の移動
方向を規制するためのケースが不要になり、結果的に部
品点数の削減によるコストの低減が可能になる。また、
ケースが不要であるから、部品点数が削減されるのはも
ちろんのこと、ケースのがたつきによるうなり音も解消
されるという利点がある。
【0040】請求項3の発明は、端子隔離板に電線挿通
用開口が形成されていることにより、器体の内部に納装
された電気回路と器体の外部の電気回路とを接続する接
続電線が挿通される電線挿通用開口が形成されているか
ら、別途に穴加工を施すことなく電線挿通用開口を通し
て外部電線を導入することができるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部分解斜視図である。
【図2】実施例の要部横断面図である。
【図3】実施例の要部縦断面図である。
【図4】実施例の要部分解斜視図である。
【図5】実施例の分解斜視図である。
【図6】実施例の斜視図である。
【図7】実施例の要部分解斜視図である。
【図8】実施例の要部分解斜視図である。
【図9】実施例の要部分解斜視図である。
【図10】実施例の要部正面図である。
【図11】実施例の要部側面図である。
【図12】実施例の要部分解斜視図である。
【図13】実施例の要部分解斜視図である。
【図14】実施例の要部水平断面図である。
【図15】実施例の要部縦断面図である。
【図16】実施例に用いる回路基板への部品の実装状態
を示す斜視図である。
【図17】実施例に用いる回路基板を部品実装後に分離
した状態の背面図である。
【図18】実施例の閉極状態の断面図である。
【図19】実施例の開極状態の断面図である。
【図20】実施例のトリップ動作直後の状態を示す断面
図である。
【図21】実施例の他の使用例を示す要部横断面図であ
る。
【図22】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 器体 11f 保持凹所 13a,13b 端子台 14 電源側端子板 17 負荷側端子板 18 端子隔離板 18a 電線挿通用開口 21 固定接点 26 可動接点 27 接続電線 42 可動板 44 復帰ばね 50 トリップ装置
フロントページの続き (72)発明者 園田 和晴 三重県津市大字半田564番地の1 三重 金属工業株式会社内 (72)発明者 田中 一幸 三重県津市大字半田564番地の1 三重 金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−342971(JP,A) 特開 平5−342966(JP,A) 実公 昭39−3060(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点装置を通る主電路に短絡電流が通過
    するとトリップ装置を作動させて接点装置を開極させる
    回路遮断器の短絡電流検出装置において、器体の外側面
    に露出する端子台に載設され主電路の一部となる平板状
    の端子板と、端子板における外部回路の接続部と内部回
    路の接続部との間で端子板に略直交するように端子板の
    厚み方向の一面側の定位置に配置された磁性体よりなる
    端子隔離板と、端子板を挟んで端子隔離板の一部と対向
    し端子隔離板との距離が可変となるように端子板の厚み
    方向に移動自在に配置された磁性体よりなる可動板とを
    備え、主電路への短絡電流の通過時に端子板の周囲に形
    成される磁界により可動板が端子隔離板に吸引されると
    可動板の移動によりトリップ装置が作動することを特徴
    とする回路遮断器の短絡電流検出装置。
  2. 【請求項2】 可動板が進退自在に挿入される保持凹所
    を端子台の底面に形成し、可動板を端子板から離す向き
    に付勢する復帰ばねを端子板と可動板との間に配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の短絡電流検出装置。
  3. 【請求項3】 端子隔離板には器体の内部に納装された
    電気回路と器体の外部の電気回路とを接続する接続電線
    が挿通される電線挿通用開口が形成されて成ることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の回路遮断器の短
    絡電流検出装置。
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