JP3077400B2 - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP3077400B2
JP3077400B2 JP04204726A JP20472692A JP3077400B2 JP 3077400 B2 JP3077400 B2 JP 3077400B2 JP 04204726 A JP04204726 A JP 04204726A JP 20472692 A JP20472692 A JP 20472692A JP 3077400 B2 JP3077400 B2 JP 3077400B2
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初男 水野
健 井上
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漏電遮断器に関し、特
に電磁石装置の可動鉄心と漏電表示部材との移動方向を
改良した漏電遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の漏電遮断器としては、特
開平01-159927 号に示すものが存在する。
【0003】このものは、保持枠にコイルが巻装された
ヨークを装着し、コイルの一方の磁極側から可動鉄心が
挿入されており、可動鉄心の一端部は保持枠から進退自
在に突出し、保持枠内に配設される復帰ばねにより可動
鉄心は保持枠から突出する向きに付勢される。また、保
持枠内には可動鉄心の進退方向に直交して移動自在とな
るように表示部材が挿通されており、表示部材は付勢ば
ねにより表示位置に向かって付勢されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した漏電遮断器に
あっては、漏電表示部材を可動鉄心の進退方向に直交し
て配置していたので、その移動スペースを2方向取らな
ければならず、漏電遮断器自体が大型になるという問題
があった。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その第1目的とするところは、移動スペースを1方
向しか取らなくてよく、コンパクトな漏電遮断器を提供
することにある。
【0006】また第2目的とするところは、漏電表示部
材がハウジング内に止まりにくく、漏電表示をスムース
にできる漏電遮断器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の漏電遮断
器は、側面に開口を有し部品を横嵌め挿入する器体及び
この器体の開口を塞ぐカバーを含み、接点を介挿した電
路の電源側線とこれに並設された接地側線とを収容した
ハウジングと、接点を開閉する開閉機構部及び電路に流
れる異常電流を検出する異常電流検出装置を備え、異常
電流検出装置に応動して接点を強制開極する遮断機構
と、電路の不平衡電流を検出する零相変流器を有した漏
電検出装置と、零相変流器の検出出力に応じて移動する
可動鉄心を有した電磁石装置と、可動鉄心の移動を遮断
機構の伝達する伝達レバーと、通常位置と漏電表示位置
間で移動自在であり、かつ、漏電表示位置に向かってば
ね付勢されており、通常位置にあるときにはレバーに係
止され、可動鉄心の移動により係止が外れる漏電表示部
材と、を備えた漏電遮断器において、前記電磁石装置と
漏電表示部材とを器体及びカバー間方向の幅方向に重ね
て配設するとともに、前記可動鉄心と漏電表示部材と
移動方向を電磁石装置及び漏電表示部材の重ね方向に直
交する同一方向とした構成としてある。
【0008】請求項2記載の漏電遮断器は、請求項1の
ものの漏電表示部材が伝達レバーの係止から外れたと
き、ばね付勢を助長する方向に漏電表示部材を押圧し得
る押圧片を伝達レバーに設けた構成としてある。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、電磁石装置と漏
電表示部材とを器体及びカバー間方向の幅方向に重ねて
配設しているので、器体及びカバーの長さ方向及び高さ
方向を広げる必要がなく電磁石装置と漏電表示部材とを
配設することができる。また、可動鉄心と漏電表示部材
との移動方向を電磁石装置及び漏電表示部材の重ね方向
に直交する同一方向としているので、器体及びカバー間
方向の幅方向は可動鉄心と漏電表示部材とが移動する距
離を考慮しなくて設計できる。
【0010】請求項2記載の構成によれば、請求項1に
おいて、漏電表示部材が伝達レバーの係止から外れたと
き、ばね付勢を助長する方向に漏電表示部材を押圧し得
る押圧片を伝達レバーに設けたので、請求項1の作用に
加え、漏電表示部材がハウジング内に止まりにくい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図37に
基づいて説明する。なお、本来ならば図2乃至図4を図
1に、図11乃至図16を図10に、図18乃至図24
を図17に、図26乃至図28を図25に、図30乃至
図32を図29に、図34乃至図36を図33にそれぞ
れまとめるべきであるが、紙面の関係上やむを得ず部分
に分けて示すこととした。
【0012】すなわち、この漏電遮断器のハウジング1
は、合成樹脂等の絶縁材料で形成され、電路の電源側線
6 とこれに並設される電路の接地側線7 とを収容してい
る。このハウジング1 の一端に電路の電源側線6 の入力
端子8 、他端の下段に電路の電源側線6 の出力端子9 、
他端の上段に電路の接地側線7 の出力端子10を装備し、
上面外部の中央に長方形状のハンドル突部11を装備して
いる。ハンドル突部11には、図1において、左側に後述
する操作ハンドル52が装着される長方形状の操作ハンド
ル用窓孔14と、中央及び右側に上部を大径にするととも
に下部を小径の貫通孔とした2つの操作孔15,16とが設
けられ、このハンドル突部11から操作ハンドル52の操作
部82を突出させている。また、両端には、分電盤に取り
付けるための取付凹部17,18を有するとともに、後述す
るニュートラル電線216 をハウジング1 外に導出させる
貫通孔19,20を設けている。
【0013】このハウジング1 は、側面に開口を有して
部品を横嵌め式とした器体2 と、アークを隔離するアー
ク隔離体3 と、端子隔離体4 と、器体2 の開口を塞ぐカ
バー5 とから構成され、器体2 と端子隔離体4 とカバー
5 とに形成されたかしめ孔21に4本のかしめ鋲22により
一体的に固定される。
【0014】器体2 の内部は、ほぼ中央を仕切壁23によ
り電路を遮断する遮断機構24とアークを分断・冷却する
消弧装置25とが配設された第1区画23A と、漏洩電流を
検出する漏電検出装置26とテスト釦27とが配設された第
2区画23B とに分割される。第1区画23A には、電源側
線6 の入力端子8 を装着するための凹状の端子溝29と、
この端子溝29の下方に消弧装置25内で発生するガスを排
気するための排気口30とを形成している。また、この端
子溝29の奥側には電源側線6 の入力端子8 と後述するバ
イメタル93とを仕切る絶縁板31が配設される。
【0015】第2区画23B には、電源側線6 の出力端子
9 を装着するための凹状の端子溝32と、上面内部に後述
する漏電検出用基板133 が装着される切溝35を、下面内
部に後述する零相変流器129 が装着される凹所36を形成
している。さらに、仕切壁23の側面には、後述する引張
ばね148 を引っ掛けるための引掛軸37が形成されてい
る。また、この仕切壁23の上部には、漏電状態を表示す
る漏電表示装置28が配設される。
【0016】アーク隔離体3 は、ニュートラル電線216
が挿通される挿通凹所38を有するとともに、排気口30と
貫通孔19とを隔離する嵌合突片39を有し、この嵌合突片
39を排気口30の側面から嵌めることによって第1区画23
A の消弧装置25と遮断機構24の一部とを塞ぐように器体
2 に装着される。
【0017】端子隔離体4 は、接地側線7 の出力端子10
を漏電検出装置26から隔離する内壁40,41を設けるとと
もに、この内壁40,41で隔離され接地側線7 の出力端子
10を装着するための凹状の端子溝42を有し、第2区画23
B の端子溝32と階段状となるように装着される。
【0018】カバー5 は、器体2 の開口を塞ぐものであ
って、器体2 の開口を塞いだ状態で器体2 に配設される
遮断機構24、消弧装置25、漏電検出装置26、テスト釦2
7、漏電表示装置28等を保持するものである。
【0019】遮断機構24は、電路を手動で開閉する開閉
機構部44と、異常電流が流れたときに電路を開く異常電
流検出装置45とから構成されている。開閉機構部44は、
後述するフレーム53の第1固定軸54により中間部が軸支
された可動接触子46と、可動接触子46を開極方向に付勢
する開極ばね47と、可動接触子46に第1可動軸57を介し
て一端が連結された連結リンク48と、フレーム53の第2
固定軸55に操作ハンドル52とともに軸支され、連結リン
ク48の他端に保持された第2可動軸58を揺動自在に支持
するスリット71を形成したラッチリンク49と、フレーム
53の第3固定軸56に軸支されてラッチリンク49をラッチ
するトリップリンク50と、一端が第2可動軸58を介して
連結リンク48に連結され他端が第3可動軸59を介して操
作ハンドル52に連結されたハンドルリンク51と、フレー
ム53の第2固定軸55にラッチリンク49とともに保持され
た操作ハンドル52と、これらの部材を保持する第1乃至
第3固定軸54,55,56を有したフレーム53と、電源側線
6 の入出力端子8 ,9 間に介在される接点60とから構成
されている。
【0020】可動接触子46は、中間部がフレーム53の第
1固定軸54に軸支されるように楕円形状のスリット61a
を設けて互いに平行な一対の脚片61とこの脚片61を連結
した連結片62とから略コ字状に形成され、連結片62の一
端に後述する固定接点92と接離する可動接点63を設ける
とともに、連結片62の他端に開極ばね47の一端を掛止す
るための突起64を設けている。また、この連結片62のほ
ぼ中央には、後述するプランジャ102 が挿通されて可動
接触子46を開極方向に強制開極するためのだるま孔(図
示せず)が形成されている。さらに、脚片61の中間部か
ら斜め上方向に延びた先端に第1可動軸57を介して連結
リンク48が連結される爪状の保持片65を備えている。こ
の可動接触子46が、銅より線66を介してフレーム53に連
結される。 開極ばね47は、コイル状に形成され、一端
を可動接触子46の突起63に掛止するとともに他端を後述
する第2ヨーク105 の掛止部117 に掛止し、可動接触子
46を開極方向に付勢している。
【0021】連結リンク48は、両端に軸孔を有する互い
に平行な一対の脚片67と、この脚片67の一端の軸孔近傍
から脚片67同士を連結する連結片68とから構成され、一
端の軸孔に第1可動軸57を介して可動接触子46の保持片
65に連結するとともに、他端の軸孔に第2可動軸58を介
してラッチリンク49とハンドルリンク51とに連結する。
【0022】ラッチリンク49は、第2固定軸55に軸支さ
れる軸孔を有するとともに、第2可動軸58を揺動自在に
支持するスリット71を有し、側面視が大略く字状に形成
され互いに平行な一対の脚片69と、この脚片69のほぼ中
央から脚片69同士を連結する連結片70とから構成されて
いる。つまり、連結リンク48とハンドルリンク51とを第
2可動軸58を介してスリット71に揺動自在に保持するも
のである。
【0023】トリップリンク50は、立片72と立片72の中
間部で一体連設された側片73とからなり、側片73と反対
側に耳片74を形成し、この側片73と耳片74とに形成され
た軸受孔を介して第3固定軸56に軸支される。また、こ
のトリップリンク50の側片73先端には、ラッチリンク49
の連結片70を係止するための係止部75が形成されてい
る。さらに、フレーム53の第3固定軸56に嵌挿支持され
側片73と後述する第1ヨーク98の上片106 とに係止し、
側片73をラッチリンク49の連結片70側に付勢するねじり
コイルばね76を設けている。立片72の上端には、バイメ
タル93の変形を連動するバイメタル連動板77と、このバ
イメタル連動板77と交差する方向に設けられ、後述する
第1の伝達レバー146 の開口部159 が装着される突片78
とが設けられ、立片72の下端には、後述するプランジャ
102 の移動が連動される可動鉄心連動板79が設けられて
いる。
【0024】ハンドルリンク51は、両端に軸孔を有する
互いに平行な一対の脚片80と、この脚片80の中央から脚
片同士を連結する連結片81とから構成され、一端の軸孔
に第2可動軸58を介して連結リンク48に連結され、他端
の軸孔に第3可動軸59を介して操作ハンドル52に連結さ
れる。
【0025】操作ハンドル52は、合成樹脂等の絶縁材料
で形成され、ハウジング1 の上面かのハンドル突部11か
ら突出させた操作部82とハウジング1 の窓孔14を揺動す
るものであって、側面視が扇状をなした揺動部83とラッ
チリンク49とともに第2固定軸55を介して保持される軸
孔85と後述するばね145 の一端154 が挿入されるばね用
軸孔86とを有して回転の中心となる基部84とから構成さ
れている。また、この揺動部83の一端には、第3可動軸
59を介してハンドルリンク51が連結される軸孔を有した
突所87を設けている。
【0026】フレーム53は、第1ヨーク98と一体的に設
けられたフレーム本体88と、このフレーム本体88に第1
乃至第3固定軸54,55,56を介して連結されたフレーム
カバー89とから構成されている。フレーム本体88は、側
面視が内部に開口を有して大略三角形状に形成され、こ
の頂点と2つの底辺にはそれぞれ第1乃至第3固定軸5
4,55,56が挿入される軸孔を有し、2つの底辺に第1
ヨーク98が一体的に設けられている。フレームカバー89
は、フレーム本体88と同様に、側面視が内部に開口を有
して大略三角形状に形成され、この頂点と底辺の両端に
はそれぞれ第1乃至第3固定軸54,55,56が挿入される
軸孔を有している。また底辺の一端からは、下方向に延
びる脚片90とこの脚片90の先端からフレーム本体88方向
に延びる側片91とを連設している。このフレームカバー
89に銅より線66の一方を溶接し、銅より線66の他方を可
動接触子46に溶接することによって、フレームカバー89
と可動接触子46とが連結される。
【0027】接点60は、可動接触子46に設けられた可動
接点63と、後述する固定接触子122に設けられた固定接
点92とから構成され、電源側線6 の入出力端子8 ,9 間
に介在している。可動接点63は、前述したように可動接
触子46の連結片62の一端に設けられている。固定接点92
は、後述する固定接触子122 の突片127 の基端近傍に設
けられている。この可動接点63と固定接点92とは、とも
に溶着しにくい材料で形成されている。なお、本実施例
によれば、開閉機構部はリンク形式のものであるが、接
点を開極か閉極のどちらか一方に急速に反転する反転形
式のものでもよい。
【0028】異常電流検出装置45は、過電流を検出する
バイメタル93と、短絡電流を検出する検出用電磁石94と
から構成されている。バイメタル93は、熱膨張率の異な
る2枚の薄板を一体に重合してなり、垂直片95と水平片
96とから全体が略L字状に折曲形成され、通電電流に応
じて発熱し変形する。垂直片95の上端部には、ギャップ
調整ねじ97が螺合されるねじ孔95a が設けられている。
このバイメタル93は、フレームカバー89の側片91の下端
に水平片96を溶接することによって電源側線6の入力端
子8近傍に配置される。検出用電磁石94は、フレーム53
と一体的に設けられた第1ヨーク98と、第1ヨーク98に
設けられた固定鉄心99と、固定鉄心99を貫通したトリッ
プリンク駆動棒100 と、プランジャ102 を可動接触子46
側に付勢する復帰ばね101 と、可動接触子46を強制開極
するプランジャ102 と、これらを覆うコイル筒103 と、
このコイル筒103 を巻装するコイル104 と、第1ヨーク
98に連結される第2ヨーク105 とから構成されている。
第1ヨーク98は、対向する上片106 と下片107 とを連結
片108 を介して略コ字状に形成され、この上片106がフ
レーム本体88に連設されることによって、フレーム53に
一体的に設けられている。固定鉄心99は、貫通孔110 を
有し、その先端が第1ヨーク98の連結片108に形成され
た嵌合孔109 に内側から嵌合されてかしめ固定される。
【0029】トリップリンク駆動棒100 は、全体が固定
鉄心99より長い円柱状に形成され、固定鉄心99の貫通孔
110 に揺動自在に貫挿される。復帰ばね101 は、コイル
状に形成され、固定鉄心99とプランジャ102 との間に圧
縮架設され、プランジャ102を可動接触子46側に付勢し
ている。可動鉄心102 は、コイル筒103 内にスライド自
在に嵌められ、その一端部から突出した強制開極棒111
がコイル筒103 の小径部より外部に突出し、その先端に
鍔部112 が形成され、可動接触子46のだるま孔を貫通す
る。コイル筒103 は、貫通孔を有し大径部と小径部とか
ら構成され、この小径部が後述する第2ヨーク105 の嵌
合孔116 に内側から嵌合される。コイル104 は、コイル
筒103 に外装し、かつその一端部は軸方向に折り返され
て後述する端子板187 の突片191 に溶接される。また、
コイル104 の他端部に銅より線113 の一端を溶接すると
ともに、バイメタル93の垂直片95に銅より線113 の他端
を溶接することによってバイメタル93と接続している。
第2ヨーク105 は、下片114 とこの下片114 に連設され
た側片115 とから構成され、コイル筒103 の小径部が嵌
合される嵌合孔116 を有している。また、この側片115
の先端には、開極ばね47を掛止して可動接触子46を開極
方向に付勢するための掛止部117 を設けている。
【0030】消弧装置25は、短絡遮断時に発生するアー
クを可動接点63と固定接点92とからなる接点60から遠間
させるアーク走行板118 と、アークを分断・冷却する消
弧グリッド119 と、器体2 及びアーク隔離体3 をアーク
から保護するとともにアークガスの環流路を形成するア
ークガス環流側板120 とから構成され、器体2 の排気口
30から分断・冷却されたガスが排気される。アーク走行
板118 は、アーク走行板本体121 と、固定接触子122 と
から構成されている。アーク走行板本体118 は、長方形
状の副片123 とこの副片123 に連設された正方形状の主
片124 とから構成されている。このアーク走行板本体11
8 の中央線上には、副片123 から主片124 にかけて突リ
ブ125 を設け、アークを走行し易くしてこう着を避ける
ようにしている。固定接触子122 は、基端部がアーク走
行板本体121 に連設された支持片126 と、この支持片12
6 から連設された突片127 とから形成され、突片127 の
基端近傍に固定接点92が設けられている。消弧グリッド
119 は、馬蹄形状の板128を積層して形成され、アーク
走行板本体121 の主片124 を覆うように配設し、アーク
を分断・冷却する。アークガス環流側板120 は、アーク
走行板118 の副片123 を挟み、かつ固定接触子122 の突
片127 基端に係合するように配設される。また、この突
片127 から電源側電線128 を介して後述する電源側線6
の出力端子9の端子板194 の脚片199 に接続される。
【0031】次に、遮断機構24の動作原理を図25至図
36に基づいて説明する。すなわち、操作ハンドル52を
図25乃至図28に示すオフ状態側から図29乃至図3
2に示すオン状態側に向かって倒すと、ラッチリンク49
がトリップリンク50にラッチされた状態で第2可動軸58
がラッチリンク49のスリット71を上方から下方に移動
し、この第2可動軸58によって連結リンク48が移動す
る。そして、この第2可動軸58と第2固定軸55とを結ぶ
直線を越えて第3可動軸59が移動すると急速に反転する
ことによって、この連結リンク48に連結された可動接触
子46が第1固定軸54を中心として回転し、図29乃至図
32に示すように、可動接点63が固定接点92に接触す
る。このとき、第1固定軸54が可動接触子46の中間部に
設けられた楕円形状のスリット61aの中間に位置し、可
動接点63に接圧力を与えている。また、トリップ状態の
うち過電流トリップは、図29乃至図32に示すオン状
態で電路に過電流が流れると、バイメタル93の自己発熱
により漸時にギャップ調整ねじ97がバイメタル連動板77
を付勢することによって、トリップリンク50が押され
て、ラッチリンク49の連結片70が係止部75から外れ、開
極ばね47によってラッチリンク49が回動するとともに、
可動接触子46が第1固定軸54を中心として固定接点92か
ら離れる方向に回転する。そして、図33乃至図36に
示すように電源側接点60を開極するとともに可動軸58が
フレームカバー89の開口縁89a に引っ掛かり操作ハンド
ル52が中立位置に保持される。短絡トリップは、図29
乃至図32に示すオン状態で電路に短絡電流が流れる
と、検出用電磁石94のプランジャ102 が固定鉄心99に吸
引される。これによりトリップリンク駆動棒100 が押出
されてトリップリンク50の可動鉄心連動板79を押し、ト
リップリンク50が回動するためラッチリンク49が釈放さ
れ、前述したように可動接触子46が開極動作する。しか
し、可動接触子46はこのようなリンク連動によって開極
する前に、すなわちプランジャ102 の動作と全く同時に
可動鉄心111 の鍔部112 が可動接触子46に係止してこれ
を引き寄せて可動接点63を固定接点92から離間させる。
すなわち、ラッチリンク49がトリップされる寸前におい
て第1固定軸54を支点に可動接触子46が開極ばね47を圧
縮する方向に回動して開極動作する。
【0032】漏電検出装置26は、図1乃至図4に示すよ
うに、電路の不平衡電流を検出する零相変流器129 と、
この零相変流器129 の出力を増幅する制御回路部130
と、後述するテスト釦27の操作部137 をハウジング1 か
ら突出するように保持する可動接触板131 と、この可動
接触板131 と当接することによって後述する試験回路部
141 を介して零相変流器126 に不平衡電流を発生させる
固定接触軸132 と、これらのものが取り付けられた漏電
検出用基板133 とから構成され、この漏電検出基板133
が電源側線6 の出力端子9 近傍に配置されている。な
お、この漏電検出用基板と零相変流器とが別々に設けた
ものでもよい。漏電検出用基板133 には、ニュートラル
電線216 が通過可能なスリット134 を形成している。こ
の漏電検出用基板133 の上端を器体2 の切溝35に、零相
変流器126 を器体2 の凹所36にそれぞれ装着することに
よって、漏電検出装置26をハウジング1 に配設してい
る。また、制御回路部130 は、電路に流れた不平衡電流
が感度電流以上になった際に出力に信号を出す増幅器13
5 と、増幅器135 の出力の信号がでた場合にオンするサ
イリスタで構成されたスイッチング素子136 とから構成
されている。なお、スイッチング素子136 は、トランジ
スタで構成されていてもよい。
【0033】テスト釦27は、ハウジング1 の上面から実
際に操作するものであって、略円柱状をなした操作部13
7 と、この操作部137 の下面から延びた脚部138 とから
構成され、操作部137 をハウジング1 の上面に突出させ
るよう操作孔16に装着される。また、脚部138 の先端に
は、中央に切溝140 を有して弾性を持たせ、操作孔16に
挿入したとき操作孔16の内部に係止するとともに可動接
触板131 に当接する当接部139 を設けている。このテス
ト釦27を押圧することによって可動接触板131が固定接
触軸132 に当接し、試験回路部141 を介して零相変流器
129 に不平衡電流を発生させる。試験回路部141 は、電
流を限流する限流用抵抗142 と、試験用巻線143 とから
構成されている。
【0034】
【0035】漏電表示装置28は、漏電するとハウジング
1 の上面に突出する漏電表示部材144 と、この漏電表示
部材144 をハウジング1 の操作孔15から突出させるばね
145と、トリップリング50を回転させて開閉機構部44を
トリップさせる第1と第2の伝達レバー146 ,147 と、
第2の伝達レバー147 を器体2 の下面方向に引っ張る引
張ばね148 と、漏電検出装置26の制御回路部130 で増幅
された電流により第2の伝達レバー147 を回転させる電
磁石装置149 とから構成されている。
【0036】漏電表示部材144は、ハウジング1を構成す
る器体2及びカバー5間方向の幅方向で電磁石装置149に
重ねて配設され、ハウジング1内部に収容される通常位
置と漏電状態を表示する漏電表示位置間で移動自在であ
って、円柱状をなし漏電したときにハウジング1の操作
孔15から突出する表示部150と、略角柱状をなし操作孔1
5に進退自在なものであって、ばね145の一端が挿入され
る切溝152と通常位置にあるとき第2の伝達レバー147に
係止される被係止片153とを有した脚部151とから構成さ
れる。ばね145は、コイル状に形成され、第2固定軸55
に挿着され一端154が操作ハンドル52のばね用軸孔85
に、他端155が漏電表示部材144の切溝152にそれぞれ挿
入され、図1において上方向に付勢するように装着して
いる。また、この他端155には、操作ハンドル52が中立
位置にあって、操作ハンドル52を開極位置に移行させる
と操作ハンドル52の揺動部83の他端に当接する当接部15
6を有している。この漏電表示部材144は、ハウジング1
の上面に設けられた操作孔15から突出するように、図1
において、上下方向(電磁石装置149及び漏電表示部材1
44の重ね方向に直交する方向)に移動自在に保持され
る。
【0037】第1の伝達レバー146 は、開口部159 を有
した垂直片157 と、この垂直片157に連設されるととも
に第2の伝達レバー147 の係合部167 に係合する係合部
160を有した係合片158 から構成される。また、これら
垂直片157 と係合片158 との連設間には、フレーム53の
第3固定軸56が挿入される挿入凹部161 を設けており、
この挿入凹部161 に第3固定軸56を、開口部159 にトリ
ップリンク50の突片78をそれぞれ挿入することによって
第1の伝達レバー146 がフレームカバー89に回転可能と
なるよう保持される。
【0038】第2の伝達レバー147 は、その先端に、漏
電表示部材144 が通常位置にあとき漏電表示部材144 の
被係止部153 を係止する係止部166 を有した斜片162
と、この斜片162 に連設され第1の伝達レバー146 の係
合部160 に係合する係合部167を有した係合片163 と、
斜片162 の係止部166 の下側に連設され斜片162 と交差
する方向に設けられるものであって、引張ばね148 の引
掛部に引っ掛けられるとともに、漏電表示部材144 が第
2の伝達レバー147 の係止部166 から外れたとき、この
第2の伝達レバー147 が第1固定軸54を中心に回転する
ことによって、ばね145 の付勢力を助長する方向に押圧
する押圧片164 と、斜片162 の側面に連設されるもので
あって、後述する電磁石装置149 の可動鉄心171 を係止
する係止片165 とから構成される。また、これら斜片16
2 と係合片163 との連設間には、フレーム53の第1固定
軸54が挿入される挿入凹部168 を設けており、この挿入
凹部168 に第1固定軸54を装着することによって第2の
伝達レバー147 がフレームカバー89に回転可能となるよ
うに保持される。なお、本実施例によれば、漏電検出装
置の出力を遮断機構に伝達する伝達レバーが2つの部材
で構成されているが、いくつの部材で構成されても適用
できる。引張ばね148 は、コイル状に形成され、第2の
伝達レバー147 の押圧片164 と器体2 の引掛軸37とに引
っ掛けられる。
【0039】電磁石装置149は、コイルが巻装されたコ
イルボビン169と、固定鉄心170と、可動鉄心171と、ヨ
ーク172とから構成されており、ハウジング1を構成する
器体2及びカバー5間方向の幅方向で漏電表示部材144に
重ねて配設されている。コイルボビン169は、コイルが
巻装された中央部173とこの中央部173に連設され中央部
173を挟むように形成された鍔部174とから構成され、こ
の一方の鍔部174から他方の鍔部174に至る両端には、貫
通孔175が形成されている。また両端の鍔部174には、後
述するヨーク172の上片182と下片183とが凹凸嵌合され
る凹所176が形成されている。このコイルボビン169の両
端のコイル端末177が漏電検出装置26の制御回路部130及
び試験回路部141にリード線(図示せず)を介して接続
される。固定鉄心170は、略円柱状に形成され切溝178を
有してコイルボビン169の貫通孔175に挿入し、後述する
ヨーク172の保持凹所185によって保持される。
【0040】可動鉄心171は、円柱状をなした可動鉄心
本体179と、この可動鉄心本体179に連設された連設軸18
0と、第2の伝達レバー147の係止片165に係止される被
係止部181とから構成され、コイルボビン169に形成され
た貫通孔175に挿入し、可動鉄心本体179がヨーク172の
保持凹所185によって抜け止めされるので、コイルボビ
ン169から落ちることはない。この可動鉄心171は、図1
において、漏電表示部材144の奥側に配置され、漏電表
示部材144とともに図1において上下方向(電磁石装置1
49及び漏電表示部材144の重ね方向に直交する方向)に
移動する。ヨーク172は、対向する上片182と下片183と
を連結片184を介して略コ字状に形成され、この上片182
と下片183とがコイルボビン169の鍔部174の凹所176に凹
凸嵌合することによって、コイルボビン169に装着され
る。また、この上片182と下片183とには、固定鉄心170
の切溝178と可動鉄心本体179とを貫通孔175から抜けな
いように保持する保持凹所185を設けている。
【0041】これら漏電検出装置26とテスト釦27及び漏
電表示装置28の動作原理を図1乃至図4、図37に基づ
いて説明する。図において、8 は電源側線6 を接続する
入力端子、216 は接地側線7 を接続するニュートラル電
線、9 は負荷を接続する電源側線6 の出力端子、10は負
荷を接続する接地側線7 の出力端子である。
【0042】すなわち、電路に不平衡電流が流れると、
零相変流器129 により検出して2次出力を発生し増幅器
135 にて増幅してスイッチング素子136 をオンしコイル
の励磁により電磁石装置149 の可動鉄心171 が固定鉄心
170 側に吸引され可動鉄心171 の被係止部181 が第2の
伝達レバー147 の係止片165 を押し上げることによっ
て、第2の伝達レバー147 が第1固定軸54を中心として
回転し、第2の伝達レバー147 の係合部167 が第1の伝
達レバー146 の係合部160 を押し下げ、第1の伝達レバ
ー146 が第3固定軸56を中心として回転し、この第1の
伝達レバー146 の開口部159 に挿入されたトリップリン
ク50の突片78を介してトリップリンク50が第3固定軸56
を中心として回転する。この後、前述した遮断機構24の
トリップ動作と同様に可動接点63を固定接点92から引外
して電源側接点60を開極する。また、第2の伝達レバー
147 が回転することによって、係止部166 から漏電表示
部材144 の被係止部153 が外れ、操作ハンドル52ととも
に第2固定軸55を介して取り付けられたばね145 によっ
て漏電表示部材144 の表示部150 がハウジング1 の操作
孔15から突出するとともに、操作ハンドル52が中立位置
に保持される。また、漏電表示部材144 がハウジング1
内に引っ掛かり、ばね145 の付勢力によっても漏電表示
部材144 が突出しない場合、第2の伝達レバー147 が固
定軸54を中心に回転し、第2の伝達レバー147 の押圧片
164 が漏電表示部材144 を漏電表示位置(ばね付勢を助
長する方向)に向かって押圧することによって、ハウジ
ング1 内に引っ掛かった漏電表示部材144 の引っ掛かり
を開放する。さらに、漏電試験をするときは、テスト釦
27を押圧し可動接触板131 を固定接触軸132 に当接さ
せ、試験回路部141 に信号を与えることによって、零相
変流器129 に不平衡電流が発生し電磁石装置149 が働い
て可動鉄心171 が吸引される。従って、前述したよう
に、遮断機構24によって、可動接点63を固定接点92から
引外す。
【0043】また、漏電によって、漏電表示部材144 の
表示部150 がハウジング1 の操作孔15から突出し、操作
ハンドル52が中立位置にある場合、操作ハンドル52を開
極位置に向かって変位させると、操作ハンドル52の揺動
部83の他端がばね145 に形成された当接部156 に当接
し、ばね145 の他端155 が図1において下方向に移動す
る。これにより、ばね145 の他端155 が挿入された漏電
表示部材144 をハウジング1 の内部方向に変位し、この
変位により漏電表示部材144 の被係止部153 が第2の伝
達レバー147 の係止部166 に係止される。なお、本実施
例によれば、漏電表示部材の表示部がハウジングの操作
孔から突出し、操作ハンドルが中立位置にある場合、操
作ハンドルを開極位置に向かって移動させることによっ
て漏電表示部材を第2の伝達レバーに係止しているが、
操作ハンドルを閉極位置に向かって移動させることによ
って漏電表示部材を第2の伝達レバーに係止するもので
も適用できる。
【0044】端子は、電源側線6 の入出力端子8 ,9
と、接地側線7 の出力端子10とから構成されている。電
源側線6 の入力端子8 は、ドライバーの操作孔189 を有
した端子ねじ186 と、端子ねじ186 が螺合されるねじ孔
190 を有するとともに検出用電磁石94のコイル104 に接
続される突片191 を設けた端子板187 と、端子ねじ186
が螺合されるねじ孔192 を有したナット188 とから構成
され、この電源側線6 の入力端子8 が第1区画23A の端
子溝29に装着される。電源側線6 の出力端子9 は、ドラ
イバーの操作孔196 を有するとともに山形をなす当金19
7 を有した端子ねじ193 と、端子ねじ193 が螺合される
ねじ孔198 を有するとともに固定接触子122 から電源側
電線128 を介して接続される脚片199 を備えた端子板19
4 と、端子ねじ193 が螺合されるねじ孔200 を有したナ
ット195 とから構成され、第2区画23B の端子溝32に装
着される。この電源側線6 の入力端子8 から接点60及び
電源側電線128 を介して電源側線6 の出力端子9 に電気
的に接続される。接地側線7の出力端子10は、ドライバ
ーの操作孔205 を有するとともに山形をなす当金206を
有した端子ねじ201 と、端子ねじ201 が螺合されるねじ
孔207 を有した端子板202 と、端子ねじ201 が螺合され
るねじ孔209 を有したナット203 と、端子板202 のねじ
孔207 に重合する貫通孔210 を有するとともに電源側線
6 の出力端子9をカバーするカバー部211 を有した絶縁
カード204 とから構成され、この接地側線7 の出力端子
10が電源側線6 の出力端子9 を装着した端子溝32より上
段となる端子隔離体4 の端子溝42に装着される。また、
この接地側線7 の出力端子10の端子板202 がニュートラ
ル電線216 に接続されている。
【0045】ニュートラル電線216 は一端が接地側線7
の出力端子10の端子板202 に接続され、零相変流器129
及びアーク隔離体3 の挿通凹所38を介して漏電検出用基
板133 のスリット134 に挿通し、挿通孔20から漏電遮断
器外に突出することによって電路の接地側(図示せず)
に接続される。なお、本実施例によれば、ニュートラル
電線216 は、貫通孔20から導出されているが、貫通孔19
から導出されても適用できる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の漏電遮断器によれば、
磁石装置と漏電表示部材とを器体及びカバー間方向の幅
方向に重ねて配設しているので、器体及びカバーの長さ
方向及び高さ方向を広げる必要がなく電磁石装置と漏電
表示部材とを配設することができ、器体及びカバーの長
さ方向及び高さ方向のコンパクト化が図れる。また、可
動鉄心と漏電表示部材との移動方向を電磁石装置及び漏
電表示部材の重ね方向に直交する同一方向としているの
で、器体及びカバー間方向の幅方向は可動鉄心と漏電表
示部材とが移動する距離を考慮しなくて設計でき、器体
及びカバー間方向の幅方向の長さを極力短くして器体及
びカバーの幅方向のコンパクト化が図れる。このため、
ハウジング自体のコンパクト化が図れるという効果を奏
する。
【0047】請求項2記載の漏電遮断器は、請求項1に
おいて、漏電表示部材が伝達レバーの係止から外れたと
き、ばね付勢を助長する方向に漏電表示部材を押圧し得
る押圧片を伝達レバーに設けたので、請求項1の効果に
加え、漏電表示部材がハウジング内に止まりにくく、漏
電表示をスムースにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のものの部分縦断面図である。
【図3】図1のものの部分縦断面図である。
【図4】図1のものの部分縦断面図である。
【図5】図1にカバーを取り付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図6】図5の上面図でる。
【図7】図5の正面図である。
【図8】図5のものを電源側線の入力端子側から見た側
面図である。
【図9】図5のものを電源側線の出力端子側から見た側
面図である。
【図10】図5のものの分解斜視図である。
【図11】図10のものの部分分解斜視図である。
【図12】図10のものの部分分解斜視図である。
【図13】図10のものの部分分解斜視図である。
【図14】図10のものの部分分解斜視図である。
【図15】図10のものの部分分解斜視図である。
【図16】図10のものの部分分解斜視図である。
【図17】図10をさらに分解した分解斜視図である。
【図18】図17のものの部分分解斜視図である。
【図19】図17のものの部分分解斜視図である。
【図20】図17のものの部分分解斜視図である。
【図21】図17のものの部分分解斜視図である。
【図22】図17のものの部分分解斜視図である。
【図23】図17のものの部分分解斜視図である。
【図24】図17のものの部分分解斜視図である。
【図25】図1のものの操作ハンドルをオフ側にした遮
断機構を示す縦断面図である。
【図26】図25のものの部分縦断面図である。
【図27】図25のものの部分縦断面図である。
【図28】図25のものの部分縦断面図である。
【図29】図25のものの操作ハンドルをオン側にした
状態を示す縦断面図である。
【図30】図29のものの部分縦断面図である。
【図31】図29のものの部分縦断面図である。
【図32】図29のものの部分縦断面図である。
【図33】図25のもののトリップした状態を示す縦断
面図である。
【図34】図33のものの部分縦断面図である。
【図35】図33のものの部分縦断面図である。
【図36】図33のものの部分縦断面図である。
【図37】図1のものの漏電検出装置の回路図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 6 電源側線 7 接地側線 24 遮断機構 26 漏電検出装置 44 開閉機構部 45 異常電流検出装置 60 接点 129 零相変流器 144 漏電表示部材 146 第1の伝達レバー 147 第2の伝達レバー 149 電磁石装置 171 可動鉄心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−159927(JP,A) 実公 昭61−36061(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 83/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に開口を有し部品を横嵌め挿入する
    器体及びこの器体の開口を塞ぐカバーを含み、接点を介
    挿した電路の電源側線とこれに並設された接地側線とを
    収容したハウジングと、接点を開閉する開閉機構部及び
    電路に流れる異常電流を検出する異常電流検出装置を備
    え、異常電流検出装置に応動して接点を強制開極する遮
    断機構と、電路の不平衡電流を検出する零相変流器を有
    した漏電検出装置と、零相変流器の検出出力に応じて移
    動する可動鉄心を有した電磁石装置と、可動鉄心の移動
    を遮断機構の伝達する伝達レバーと、通常位置と漏電表
    示位置間で移動自在であり、かつ、漏電表示位置に向か
    ってばね付勢されており、通常位置にあるときにはレバ
    ーに係止され、可動鉄心の移動により係止が外れる漏電
    表示部材と、を備えた漏電遮断器において、前記電磁石装置と漏電表示部材とを器体及びカバー間方
    向の幅方向に重ねて配設するとともに、 前記可動鉄心と
    漏電表示部材との移動方向を電磁石装置及び漏電表示部
    材の重ね方向に直交する同一方向としたことを特徴とし
    た漏電遮断器。
  2. 【請求項2】 前記漏電表示部材が伝達レバーの係止か
    ら外れたとき、ばね付勢を助長する方向に漏電表示部材
    を押圧し得る押圧片を伝達レバーに設けたことを特徴と
    した請求項1記載の漏電遮断器。
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