JP3344045B2 - 回路遮断器のニュートラル装置 - Google Patents

回路遮断器のニュートラル装置

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JP3344045B2 JP31985593A JP31985593A JP3344045B2 JP 3344045 B2 JP3344045 B2 JP 3344045B2 JP 31985593 A JP31985593 A JP 31985593A JP 31985593 A JP31985593 A JP 31985593A JP 3344045 B2 JP3344045 B2 JP 3344045B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器の接地側線
を電気的に開閉する回路遮断器のニュートラル装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電源から負荷に電気を供給する
場合、電源を分電盤内の主幹ブレーカに供給した後、こ
の主幹ブレーカから各分岐ブレーカに分岐してから負荷
に供給している。
【0003】すなわち、主幹ブレーカの電源側の接続バ
ーを各分岐ブレーカの入力端子に接続するとともに主幹
ブレーカの接地側の接続バーを分電盤内に配設されたニ
ュートラルスイッチに接続し、分岐ブレーカの出力端子
から電源側線を負荷に接続するとともにニュートラルス
イッチから接地側線を負荷に接続する。
【0004】しかしながら、この場合には、負荷へ導出
する電源側線は分岐ブレーカの出力端子から、接地側線
は分岐ブレーカから離れた位置に設けられたニュートラ
ルスイッチからそれぞれ導出されるため、負荷側に導出
する電源側線及び接地側線の一対の電線は、それぞれ長
さを変え且つ分電盤内を引き回して接続する必要があ
り、配線作業性が悪くなっている。
【0005】このため、本出願人は、ニュートラル装置
を備えた回路遮断器を提案している(特願平5ー271
685号)。この回路遮断器のニュートラル装置は、2
つの固定接触子と、これらの固定接触子に接離する略コ
字状に形成された1つの可動接触子と、可動接触子をそ
れぞれの固定接触子に接触する方向へ付勢する接触ばね
と、可動接触子を固定接触子に接離させる操作ハンドル
と、を有している。
【0006】固定接触子は、接地側入力端子に連設され
た第1固定接触子と、接地側出力端子に連設された第2
固定接触子と、から構成され並設されている。可動接触
子は、一方片の先端内面に一方の固定接触子が接離する
とともにこの一方片に対向する他方片の基端外面に他方
の固定接触子が接離し連結片にて略コ字状に形成されて
いる。接触ばねは、コイルばねから形成され可動接触子
の一方片外面に接触することで可動接触子をそれぞれの
固定接触子に接触する方向へ付勢している。操作ハンド
ルは、回動操作することによって可動接触子の他方片先
端から基端方向に当接して可動接触子をそれぞれの固定
接触子から離反させるようにしてある。
【0007】この回路遮断器のニュートラル装置は、可
動接触子がそれぞれの固定接触子に接触したオン状態
(接触ばねによって可動接触子が固定接触子に付勢され
た状態)で、操作ハンドルを回動操作すると、可動接触
子の他方片の先端外面から基端方向に向かって操作ハン
ドルが当接し接触ばねのバネ力に逆らって可動接触子を
それぞれの固定接触子から離反させるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上述した回
路遮断器のニュートラル装置にあっては、可動接触子を
1つの部材にて、一方片の先端内面に一方の固定接触子
が接離するとともにこの一方片に対向する他方片の基端
外面に他方の固定接触子が接離し連結片にて略コ字状に
形成しているので、可動接触子及び固定接触子に流れる
電流による電磁反発力が大きく、もって接触信頼性が低
下するという問題があった。
【0009】本発明は、かかる事由に鑑みて成したもの
で、その目的とするところは、固定接触子及び可動接触
子に流れる電流を分割することによって、各接触子の電
磁反発力を弱くし、もって接触信頼性が向上する回路遮
断器のニュートラル装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明の回路遮断器のニュートラル装置は、並設
した2つの固定接触子と、一方片の先端内面に一方の固
定接触子が接離するとともにこの一方片に対向する他方
片の基端外面に他方の固定接触子が接離し連結片にてそ
れぞれ略コ字状に形成された2つの可動接触子と、この
2つの可動接触子の一方片から他方片に向かって付勢す
る単一の接触ばねと、2つの可動接触子の他方片先端に
当接してそれぞれの固定接触子に接離させる単一の操作
ハンドルと、を備えた構成としてある。
【0011】
【作用】本発明の構成によれば、一方の固定接触子から
流れる電流が2つの可動接触子に分割されて他方の固定
接触子に流れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図12の
回路遮断器に基づいて説明する。この回路遮断器のハウ
ジング1 は、合成樹脂等の絶縁材料で形成され、両側に
電路の電源側接続端子2,3 及び接地側接続端子4,5 を装
備し、上面外部の略中央に後述する電源側ハンドルを突
出させるための長方形状のハンドル突部6 を有するとと
もに、下面近傍となる両側に分電盤に固定するための取
着部7,7 を有し、分電盤に固設された固定部材 (図示せ
ず) を嵌め込むことによって底面 (取付面)が分電盤に
接触した状態で固定される。ハンドル突部6 には、後述
する電源側ハンドルが挿着される長方形状の窓孔9 と、
外方を大径にするとともに内方を小径の貫通孔とした2
つの操作孔10,11 と、が設けられている。このハウジン
グ1 は、図4に示すように、側面に開口を有して部品を
横嵌め式としたボディ12と、ボディ12正面の開口を塞ぐ
第1カバー13と、ボディ12背面の開口を塞ぐ第2カバー
14と、から構成されている。
【0013】ボディ12の内部は、ほぼ中央を仕切壁12h
により電路を遮断するリンク機構15とアークを分離・冷
却するアーク消弧室(消弧部材)16とが配設された第1
区画12A と、漏洩電流を検出する漏電検出装置17とテス
ト釦18とが配設された第2区画12B とに分割される。第
1区画12A には、接地側接続端子4 を装着するための凹
状の端子溝12a と、この端子溝12a の下方奥側に電路の
電源側接続端子2 を装着するための凹状の端子溝12b
と、この端子溝12b の下方にアーク消弧室(消弧部材)
16内で発生するガスを排気するための排気口12c と、を
形成している。また、この端子溝12a の奥側には電源側
及び接地側接続端子2,4 と後述するバイメタルとを仕切
る絶縁板19が配設される。さらに、アーク消弧室(消弧
部材)16の下部には、後述するアーク走行板を嵌合固定
するための嵌合部20を有している。また、第1区画12A
の底面(取付面)近傍には、後述する接地側接続導体が
配設される接地側接続導体収納部21が形成されている。
【0014】第2区画12B には、電源側接続端子3 を装
着するための凹状の端子溝12d と、この端子溝12d の上
方奥側に接地側接続端子5 を装着するための凹状の端子
溝12e と、を備えている。また、この第2区画12B の上
面内部及び下面内部には後述する漏電検出用基板が装着
される切溝12f,12g が形成されている。さらに、仕切壁
12h の側面には、後述する引張ばねを引っ掛けるための
引掛軸22が形成されている。この仕切壁12h の上部に
は、漏電状態を表示する漏電表示装置23が配設される。
【0015】第1カバー13は、ボディ12の正面開口を塞
ぐものであって、ボディ12の開口を塞いだ状態でボディ
12内に配設されるリンク機構15、アーク消弧室16(消弧
装置)、漏電検出装置17、テスト釦18、漏電表示装置23
等を保持するものである。第2カバー14は、ボディ12の
背面開口を塞ぐものであって、ボディ12の開口を塞いだ
状態でボディ12内に配設されるニュートラル装置24、接
地側接続導体24a 等を保持するものである。
【0016】リンク機構15は、電路を手動で開閉する開
閉機構部と、異常電流が流れたときに電路を開く異常電
流検出部とから構成されている。開閉機構部は、後述す
るフレームにより中間部が軸支された電源側可動接触子
25と、電源側可動接触子25を開極方向に付勢する開極ば
ね26と、電源側可動接触子25に一端が連結された連結リ
ンク27と、フレームに電源側ハンドル28とともに軸支さ
れ連結リンク27の他端に保持された可動軸29を揺動自在
に支持するスリット30a を有したラッチリンク30と、フ
レームに軸支されてラッチリンク30をラッチするトリッ
プリンク31と、一端が可動軸29を介して連結リンク27に
連結され他端が可動軸32を介して電源側ハンドル28に連
結されたハンドルリンク33と、フレームにラッチリンク
30とともに保持された電源側ハンドル28と、これらの部
材を保持するフレーム34と、電源側接続端子2,3 間に介
在される電源側接点35とから構成されている。
【0017】電源側可動接触子25は、中間部がフレーム
34に軸支されるように楕円形状のスリット25a を設けて
互いに平行な一対の脚片とこの脚片同士を連結した連結
片にて略コ字状形成され、連結片の一端に可動接点25b
を固着するとともに、連結片の他端に開極ばね26の一端
を掛止するための突起を設けている。また、この連結片
のほぼ中央には、後述する可動鉄心が挿通されて電源側
可動接触子25を開極方向に強制開極するためのだるま孔
(図示せず)が形成されている。この電源側可動接触子
25が、銅より線36を介してフレーム34に電気的に接続さ
れる。開極ばね26は、コイル状に形成され、一端を電源
側可動接触子25の突起に掛止するとともに他端を後述す
る第2ヨークに掛止し、電源側可動接触子25を開極方向
に付勢している。
【0018】連結リンク27は、両端に軸孔を有する互い
に平行な一対の脚片と、この脚片の一端の軸孔近傍から
脚片同士を連結する連結片と、から構成され一端の軸孔
に可動軸37を介して電源側可動接触子25に連結するとと
もに、他端の軸孔に可動軸29を介してラッチリンク30と
ハンドルリンク33とに連結する。ラッチリンク30は、フ
レーム34に軸支される軸孔を有するとともに、可動軸29
を揺動自在に支持するスリット30a を有し、側面視が大
略く字状に形成され互いに平行な一対の脚片と、この脚
片同士を連結する連結片とから構成されている。つま
り、連結リンク27とハンドルリンク33とを可動軸29を介
してスリット30a に揺動自在に保持するのである。
【0019】トリップリンク31は、立片と立片の中間部
で一体連設された側片とからなり、側片と反対側に耳片
を形成し、この側片と耳片とに形成された軸受孔を介し
てフレーム34に軸支される。また、このトリップリンク
31の側片先端には、ラッチリンク30の連結片を係止する
ための係止部が形成されている。さらに、フレーム34に
嵌挿支持され側片と後述する第1ヨークに係止し、側片
をラッチリンク30の連結片側に付勢する捩じりコイルバ
ネ38を設けている。立片の上端には、バイメタル39の変
形を連動するバイメタル連動部と、このバイメタル連動
部と交差する方向に設けられ、後述する第1のレバーの
開口部が装着される突片とが設けられ、立片の下端に
は、後述する可動鉄心の移動が連動される可動鉄心連動
板が設けられている。
【0020】ハンドルリンク33は、両端に軸孔を有し互
いに平行な一対の脚片と、この脚片の中央から脚片同士
を連結する連結片とから構成され、一端の軸孔に可動軸
29を介して連結リンク27に連結され、他端の軸孔に可動
軸32を介して電源側ハンドル28に連結される。電源側ハ
ンドル28は、合成樹脂等の絶縁材料で形成され、ハウジ
ング1 の上面のハンドル突部6 から突出させた操作部と
ハウジング1 の窓孔9を揺動するものであって、側面視
が扇状をなした揺動部と、ラッチリンク30とともにフレ
ーム34に保持されるための軸孔と後述するばねの一端が
挿入されるばね用軸孔と、を有して回転の中心となる基
部と、から構成されている。また、この揺動部の一端に
は、可動軸32を介してハンドルリンク33が連結される軸
孔を有した突所を設けている。
【0021】フレーム34は、第1ヨーク40と一体的に設
けられたフレーム本体と、このフレーム本体に3つの固
定軸41,42,43を介して連結されたフレームカバーとから
構成されている。フレーム本体は、側面視が内部に開口
を有して大略三角形状に形成され、この頂点と2つの底
辺にはそれぞれ固定軸41,42,43が挿入される軸孔を有
し、2つの底辺に第1ヨーク40が一体的に設けられてい
る。フレームカバーは、フレーム本体同様に、側面視が
内部に開口を有して大略三角形状に形成され、この頂点
と底辺の両端にはそれぞれ固定軸41,42,43が挿入される
軸孔を有している。また、底辺の一端からは、下方向に
延びる脚片とこの脚片の先端からフレーム本体方向に延
びる側片とを連設している。このフレームカバーに銅よ
り線36の一方を溶接し、銅より線36の他方を電源側可動
接触子25に溶接することによって、フレーム34と電源側
可動接触子25とが電気的に接続される。
【0022】電源側接点35は、電源側可動接触子25に固
着した可動接点25b と、接続部材44に固着した固定接点
44a とから構成され、電源側接続端子2,3 間に介在して
いる。可動接点25b は、上述したように電源側可動接触
子25の連結片の一端に設けられている。固定接点44a
は、接続部材44の一端に設けられている。
【0023】接続部材44は、電源側接続端子3 に連設し
た接続部材本体45と、この接続部材本体45から垂下した
固定接触部46と、から略L字状に形成されている。接続
部材本体45は、一端を電源側接続端子3 に連設して中央
にビニール等の絶縁材を装着し後述する零相変流器に挿
通して他端を仕切壁12h で保持している。固定接触部46
には、固定接点44a を有し、後述するアーク走行板に形
成された嵌合孔に固定接点44a を嵌合させた状態で配設
され、電源側接点35に短絡電流や地絡電流等の異常電流
によって電源側接点35を強制開極したときに発生するア
ークの熱で固定接点44a が溶けても嵌合孔から外部に漏
れないようにし、もって異常電流によって強制開極した
後でも再使用することを容易としている。
【0024】異常電流検出部は、過電流を検出するバイ
メタル39と、短絡電流を検出する検出用電磁石47とから
構成されている。バイメタル39は、熱膨張率の異なる2
枚の薄板を一体に重合してなり、垂直片と水平片とから
全体が略L字状に折曲形成され、通電電流に応じて発熱
し変形する。垂直片の上端部には、ギャップ調整ねじが
螺合されるねじ孔が設けられている。このバイメタル39
は、フレームに溶接されることによって電源側接続端子
2 近傍に配置される。検出用電磁石47は、フレーム34と
一体的に設けられた第1ヨーク40と、第1ヨーク40に設
けられた固定鉄心48と、固定鉄心48を貫通したトリップ
リンク駆動棒49と、可動鉄心50を電源側可動接触子25側
に付勢する復帰ばね51と、電源側可動接触子25を強制開
極する可動鉄心50と、これらを覆うコイル筒52と、この
コイル筒52を巻装するコイル53と、第1ヨーク40に連結
される第2ヨーク54とから構成されている。第1ヨーク
40は、対向する上片と下片とを連結片を介して略コ字状
に形成され、この上片がフレーム34に一体的に設けられ
ている。固定鉄心48は、貫通孔を有し、その先端が第1
ヨーク40の連結片に形成された嵌合孔に内側から嵌合さ
れてかしめ固定される。
【0025】トリップリンク駆動棒49は、全体が固定鉄
心48より長い円柱状に形成され、固定鉄心48の貫通孔に
揺動自在に貫挿される。復帰ばね51は、コイル状に形成
され、固定鉄心48と可動鉄心50との間に圧縮架設され、
可動鉄心50を電源側可動接触子25側に付勢している。可
動鉄心50は、コイル筒52内にスライド自在に嵌められ、
その一端部から突出した強制開極棒がコイル筒52の小径
部より外部に突出し、その先端に鍔部が形成され、電源
側可動接触子25のだるま孔を貫通する。コイル筒52は、
貫通孔を有し大径部と小径部とから構成され、この小径
部が後述する第2ヨーク54の嵌合孔に内側から嵌合され
る。コイル53は、コイル筒52に巻装し、かつその一端部
は軸方向に折り返されて後述する電源側の端子板に溶接
される。また、コイル53の他端部に銅より線36の一端を
溶接するとともに、バイメタル39の垂直片に銅より線36
の他端を溶接することによってバイメタル39と電気的に
接続している。第2ヨーク54は、下片とこの下片に連設
された側片とから構成され、コイル筒52の小径部が嵌合
される嵌合孔を有している。また、この側片の先端に
は、開極ばね51を掛止して電源側可動接触子25を開極方
向に付勢するための掛止部を設けている。
【0026】アーク消弧室16(消弧装置)は、短絡遮断
時に発生するアークを可動接点25bと固定接点44a とか
らなる電源側接点35から遠間させるアーク走行板55を有
し、ボディ12の排気口12c から分断・冷却されたガスが
排気される。アーク走行板55は、垂直片及び水平片にて
略L字状に形成されおり、ボディ12底部(取付面)近傍
となる接地側接続導体収納部21の上方の嵌合部20に水平
片が嵌合し垂直片が仕切壁12h に嵌合した状態で接地側
接続導体24a に並設されており、電源側(電源側接点3
5)に流れる電流による磁界が接地側(接地側接続導体2
4a )に流れる電流による磁界に影響されにくいものと
なる。このため、異常電流が流れて固定接点44a から可
動接点25b を強制開極したときに発生するアークをアー
ク走行板55で引き延ばし易くでき、もって接地側接続導
体24a の悪影響を少なくできる。垂直片は、図1に示す
ように、その中心に固定接点44a が嵌合するための嵌合
孔55a が形成されており、例えば、地絡電流や短絡電流
等の異常電流によって可動接点25b を強制開極したとき
に発生するアークの熱で固定接点44a が溶けても嵌合孔
55a から流れ難くいものとなり、強制開極した後でも再
使用することができるようになっている。また、アーク
走行板55の水平片の中央線上には、突リブ55bが設けら
れ、アークを走行し易くしてこう着を避けるようにして
いる。
【0027】次に、リンク機構15の動作原理を図3、図
8及び図9に基づいて説明する。すなわち、電源側ハン
ドル28を図3に示すオフ状態側から図8に示すオン状態
側に向かって倒すと、ラッチリンク30がトリップリンク
31にラッチされた状態で可動軸29がラッチリンク30のス
リット30a を上方から下方に移動し、この可動軸29によ
って連結リンク27が移動する。そして、この可動軸29と
固定軸42とを結ぶ直線を越えて可動軸29が移動すると急
速に反転して、この連結リンク27に連結された電源側可
動接触子25が固定軸41を中心として回転し、図8に示す
ように、可動接点25b が固定接点44a に接触する。この
とき、固定軸41が電源側可動接触子25の中間部に設けら
れた楕円形状のスリット25a の中間に位置し、可動接点
25bに接圧力を与えている。また、トリップ状態のうち
過電流トリップは、図3に示すオン状態で電路に過電流
が流れると、バイメタル39の自己発熱により漸時にトリ
ップリンク31を押圧して、ラッチリンク30の連結片が係
止部から外れ、開極ばね26によってラッチリンク30が回
動するとともに、電源側可動接触子25が固定軸41を中心
として固定接点44a から離れる方向に回転する。そし
て、図9に示すように電源側接点35を開極する。短絡ト
リップは、図3に示すオン状態で電路に短絡電流が流れ
ると、検出用電磁石47の可動鉄心50が固定鉄心48に吸引
される。これによりトリップリンク駆動棒49が押出され
てトリップリンク31の可動鉄心連動板を押し、トリップ
リンク31が回動するためラッチリンク30が釈放され、前
述したように電源側可動接触子25が開極動作する。しか
し、電源側可動接触子25はこのようなリンク連動によっ
て開極する前に、すなわち可動鉄心50の動作と全く同時
に可動鉄心50の鍔部が電源側可動接触子25に係止してこ
れを引き寄せて可動接点25b を固定接点44a から離間さ
せる。すなわち、ラッチリンク30がトリップされる寸前
において固定軸41を支点に電源側可動接触子25が開極ば
ね26を圧縮する方向に回動して開極動作する。
【0028】漏電検出装置17は、図10に示すように、
電路の不平衡電流を検出する零相変流器56と、この零相
変流器56の出力を増幅する制御回路部 (図示せず) と、
テスト釦18をハウジング1 から突出するように保持する
可動接触板57と、この可動接触板57と当接することによ
って試験回路部 (図示せず) を介して零相変流器56に不
平衡電流を発生させる固定接触軸58と、これらのものが
取り付けられた漏電検出用基板59とから構成され、この
漏電検出基板59が接地側接続端子5 近傍に配置されてい
る。
【0029】漏電検出用基板59には、接地側接続導体24
a が通過可能なスリットを形成している。この漏電検出
用基板59の上端をボディ12の切溝12f に、下端をボディ
12の切溝12g にそれぞれ装着することによって、漏電検
出装置17をハウジング1 に配設している。また、制御回
路部は、電路に流れた不平衡電流が感度電流以上になっ
た際に出力に信号を出す増幅器と、増幅器の出力の信号
がでた場合にオンするサイリスタで構成されたスイッチ
ング素子とから構成されている。
【0030】テスト釦18は、ハウジング1 の上面から実
際に操作するものであって、略円柱状をなした操作部
と、この操作部の下面から延びた脚部とから構成され、
操作部をハウジング1 の上面に突出させるよう操作孔11
に装着される。また、脚部の先端には、中央に切溝を有
して弾性を持たせ、操作孔11に挿入したとき操作孔11の
内部に係止するとともに可動接触板57に当接する当接部
を設けている。このテスト釦18を押圧することによって
可動接触板57が固定接触軸58に当接し、試験回路部を介
して零相変流器56に不平衡電流を発生させる。試験回路
部は、電流を限流する限流用抵抗と、試験用巻線とから
構成されている。
【0031】漏電表示装置23は、漏電するとハウジング
1 の上面に突出する漏電表示部材60と、この漏電表示部
材60をハウジング1 の操作孔10から突出させるばね61
と、トリップリンク31を回転させて開閉機構部をトリッ
プさせる第1と第2の伝達レバー62,63 と、第2の伝達
レバー63をボディ12の下面方向に引っ張る引張ばね64
と、漏電検出装置17の制御回路部で増幅された電流によ
り第2の伝達レバー63を回転させる電磁石装置65とから
構成されている。漏電表示部材60は、円柱状をなし漏電
したときにハウジング1 の操作孔10から突出する表示部
と、略角柱状をなし操作孔10に進退自在なものであっ
て、ばね61の一端が挿入される切溝と第1の伝達レバー
62に係止される被係止片とを有した脚部とから構成され
る。ばね61は、コイル状に形成され、固定軸42に挿着さ
れ一端が電源側ハンドル28のばね用軸孔に、他端が漏電
表示部材60の切溝にそれぞれ挿入され、図10において
上方向に付勢するように装着している。また、この他端
には、電源側ハンドル28が中立位置にあって、電源側ハ
ンドル28を開極位置に移行させると電源側ハンドル28の
揺動部の他端に当接する当接部を有している。第1の伝
達レバー62は、開口部を有した垂直片と、この垂直片に
連設されるとともに第2の伝達レバー63の係合部に係合
する係合部を有した係合片から構成される。また、これ
ら垂直片と係合片との連設間には、フレーム34の固定軸
43が挿入される挿入凹部を設けており、この挿入凹部に
固定軸43を、開口部にトリップリンク31の突片をそれぞ
れ挿入することによって第1の伝達レバー62がフレーム
34に回転可能となるよう保持される。
【0032】第2の伝達レバー63は、先端に漏電表示部
材60の被係止部を係止する係止部を有した斜片と、この
斜片に連設され第1の伝達レバー62の係合部に係合する
係合部を有した係合片と、斜片の係止部の下側に連設さ
れ斜片と交差する方向に設けられるものであって、引張
ばね64の引掛部に引っ掛けられる引掛軸と、斜片の側面
に連設されるものであって、後述する電磁石装置65の可
動鉄心を係止する係止片とから構成される。また、これ
ら斜片と係合片との連設間には、フレーム34の固定軸41
が挿入される挿入凹部を設けており、この挿入凹部に固
定軸41を装着することによって第2の伝達レバー63がフ
レーム34に回転可能となるように保持される。なお、本
実施例によれば、漏電検出装置の出力を遮断機構に伝達
する伝達レバーが2つの部材で構成されているが、いく
つの部材で構成されても適用できる。
【0033】引張ばね64は、コイル状に形成され、第2
の伝達レバー63の引掛軸とボディ12の引掛軸22とに引っ
掛けられる。電磁石装置65は、コイルが巻装されたコイ
ルボビン66と、固定鉄心67と、可動鉄心68と、ヨーク69
とから構成されている。このコイルボビン66の両端のコ
イル端末が漏電検出装置17の制御回路部及び試験回路部
にリード線(図示せず)を介して接続される。固定鉄心
67は、略円柱状に形成され切溝を有してコイルボビン66
の貫通孔に挿入し、ヨーク69によって保持される。可動
鉄心68は、円柱状をなした可動鉄心本体と、この可動鉄
心本体に連設された連設軸と、第2の伝達レバー63の係
止片に係止される被係止部とから構成され、コイルボビ
ン66に形成された貫通孔に挿入し、可動鉄心本体がヨー
ク69の保持凹所によって抜け止めされるので、この可動
鉄心68はコイルボビン66から落ちることはない。ヨーク
69は、対向する上片と下片とを連結片を介して略コ字状
に形成され、この上片と下片とがコイルボビン66の鍔部
に凹凸嵌合されることによって、コイルボビン66に装着
される。また、この上片と下片とには、固定鉄心67の切
溝と可動鉄心本体とを貫通孔から抜けないように保持す
る保持凹所を設けている。
【0034】この回路遮断器は、電路に不平衡電流が流
れると、零相変流器56により検出して2次出力を発生し
増幅器にて増幅してスイッチング素子をオンしコイルの
励磁により電磁石装置65の可動鉄心68が固定鉄心67側に
吸引され可動鉄心68が第2の伝達レバー63を押し上げる
ことによって、第2の伝達レバー63が固定軸41を中心と
して回転し、第2の伝達レバー63が第1の伝達レバー62
を押し下げ、第1の伝達レバー62が固定軸41を中心とし
て回転し、この第1の伝達レバー62に挿入されたトリッ
プリンク31が固定軸43を中心として回転する。この後、
前述したリンク機構15のトリップ動作と同様に可動接点
25b を固定接点44a から引外して電源側接点35を開極す
る。また、第2の伝達レバー63が回転することによっ
て、漏電表示部材60がハウジング1 の操作孔10から突出
するとともに、電源側ハンドル28が中立位置に保持され
る。さらに、漏電試験をするときは、テスト釦18を押圧
し可動接触板57を固定接触軸58に当接させ、試験回路部
に信号を与えることによって、零相変流器56に不平衡電
流が発生し電磁石装置65が働いて可動鉄心68が吸引され
る。従って、前述したように、リンク機構15によって、
可動接点25b を固定接点44a から引外す。
【0035】また、漏電によって、漏電表示部材60がハ
ウジング1 の操作孔10から突出し、電源側ハンドル28が
中立位置にある場合、電源側ハンドル28を開極位置に向
かって変位させると、電源側ハンドル28の揺動部の他端
がばね61に形成された当接部61a に当接し、ばね61の他
端61b が図10において下方向に移動する。これによ
り、ばね61の他端61b が挿入された漏電表示部材60をハ
ウジング1 の内部方向に変位し、この変位により漏電表
示部材60が第2の伝達レバー63に係止される。なお、本
実施例によれば、漏電表示部材がハウジングの操作孔か
ら突出し、電源側ハンドルが中立位置にある場合、電源
側ハンドルを開極位置に向かって移動させることによっ
て漏電表示部材を第2の伝達レバーに係止しているが、
電源側ハンドルを閉極位置に向かって移動させることに
よって漏電表示部材を第2の伝達レバーに係止するもの
でも適用できる。
【0036】端子は、電源側接続端子2,3(入出力端子)
と、接地側接続端子4,5 とから構成されている。電源側
線接続端子2 は、ドライバーの操作孔を有した端子螺子
70と、端子螺子70が螺合される螺子孔71a を有するとと
もに検出用電磁石47のコイル53に接続される突片71b を
有した端子板71と、端子螺子70が螺合するナット72と、
から構成され、第1区画12A の端子溝12b に配設され
る。電源側接続端子3 は、電源側接続端子2 同様、ドラ
イバーの操作孔を有するとともに山型をなす当金を有し
た端子螺子73と、端子螺子73が螺合する螺子孔74a を有
するとともに接続部材44に連設された端子板74と、端子
螺子73が螺合するナット75と、から構成され、第2区画
12B の端子溝12d に配設される。
【0037】接地側接続端子4 は、ドライバーの操作孔
を有した端子螺子76と、この端子螺子76が螺合する螺子
孔77a を有するとともに接地側接続導体24a が溶接され
る突片77b を有した端子板77と、端子螺子76が螺合する
ナット78と、から構成されており、第1区画12A の端子
溝12a に配設される。接地側接続端子5 は、ドライバー
の操作孔を有するとともに山型をなす当金を有した端子
螺子79と、端子螺子79が螺合する螺子孔80a を有すると
ともに後述する固定接触子を連設した端子板80と、端子
螺子79が螺合するナット81と、から構成され、第2区画
12B の端子溝12e に配設される。
【0038】ニュートラル装置24は、図11に示すよう
に、一端の接地側接続端子5 に連設された第1ニュート
ラル固定接触子90 (固定接触子) と、この第1ニュート
ラル固定接触子90に並設された第2ニュートラル固定接
触子91 (固定接触子) と、これら各ニュートラル固定接
触子90,91 に接離する2つのニュートラル可動接触子9
2,92 (可動接触子)と、ニュートラル可動接触子92,92
を各ニュートラル固定接触子90,91 方向へ付勢する接
触ばね93と、ニュートラル可動接触子92,92 をばね付勢
に逆らって各ニュートラル固定接触子90,91 に接離させ
るニュートラルハンドル94(操作ハンドル)と、他の固
定接触子91に溶接され他端の接地側接続端子4 に溶接さ
れる接地側接続導体24a と、から構成されている。
【0039】第1ニュートラル固定接触子90は、一端の
接地側接続端子5 の端子板80から突出した状態で連設さ
れている。第2ニュートラル固定接触子91は、図11に
示すように、ニュートラル固定接触子90に並設されてお
り、接地側接続導体24a を介して他方の接地側接続端子
4 に電気的に接続されている。
【0040】ニュートラル可動接触子92,92 (可動接触
子)は、第1ニュートラル固定接触子90に接離する一方
片92A,92A と、第2ニュートラル固定接触子91に接離す
る他方片92B,92B と、これら一方片92A,92A 及び他方片
92B,92B を連結する連結片92C,92C にて略コ字状に形成
されている。一方片92A,92A は、その中央裏面に接触ば
ね93を装着するためのばね受部92a,92a を有し、接触ば
ね93をボディ12との間に装着することができるようにな
っている。この一方片92A,92A は、その先端内面に可動
接点部92b,92b を有し第1ニュートラル固定接触子90に
対向することによって第1ニュートラル固定接触子90に
接離可能となっている。他方片92B,92Bは、その先端92
c,92c に後述するニュートラルハンドル94(操作ハンド
ル)の当接部が当接し、ニュートラルハンドル94(操作
ハンドル)を回動操作することによってニュートラル可
動接触子92,92 を各ニュートラル固定接触子90,91 に接
離させることができるようになっている。そして、この
他方片92B,92B は、その基端外面にも可動接点部92d,92
d を有し第2ニュートラル固定接触子91に対向すること
によって第2ニュートラル固定接触子91に接離可能とな
っている。つまり、ニュートラルハンドル94 (操作ハン
ドル) をニュートラル可動接触子92,92 (可動接触子)
の他方片92B,92B 先端に当接させた状態で他方片92B,92
B 基端方向へ回動操作すると、ニュートラル可動接触子
92,92 の一方片92A,92A の先端が他方片92B,92B の基端
を中心としてニュートラルハンドル94を回転する方向と
同じ方向へ回転して第1ニュートラル固定接触子90から
離れるので、ニュートラルハンドル94がニュートラル可
動接触子92,92 の他方片92B,92B 先端に当接してから回
動させるための力が小さくてすみ、もって操作性が向上
するものとなる。また、2つのニュートラル可動接触子
を使用して各ニュートラル固定接触子に接離させている
ので、各ニュートラル固定接触子90,91 及びニュートラ
ル可動接触子92,92 の電磁反発力を弱くして、接触信頼
性を向上させることが可能となっている。つまり、電磁
反発力は電流の2乗に比例するので、分割した場合に
は、1/2×1/2で電磁反発力は1/4となるが、開
極する箇所が2箇所あるので実際は1/4×2となり元
の1/2となる。
【0041】接触ばね93は、コイルばねにて形成され、
一方側をニュートラル可動接触子92,92 のばね受部92a,
92a に嵌合させた状態で配設されるとともに、他方側を
ボディ12に接触させており、ニュートラル可動接触子9
2,92 を各ニュートラル固定接触子90,91 方向へ付勢し
ている。ニュートラルハンドル94(操作ハンドル)は、
編心カム形をなしボディ12の軸受(図示せず)に回動自
在に保持される軸孔94aを有するとともに、周囲の所定
位置に操作部94b 、当接部94c を有している。
【0042】接地側接続導体24a は、図11に示すよう
に、一方側を他の固定接触子91に、他方側を他端の接地
側接続端子4 にそれぞれ溶接されており、ニュートラル
ハンドル94(操作ハンドル)を図11の位置に操作する
ことによって両端の接地側接続端子4,5 が電気的に接続
されることとなる。また、この接地側接続導体24a は、
他の固定接触子91から零相変流器56を挿通しボディ12に
形成された接地側接続導体収納部21内を引き回され他端
の接地側接続端子4 に溶接されており、接地側接続導体
収納部21に配設されることで、ボディ12の底面(取付
面)に接触した状態で配設され、分電盤等に取着したと
きに接地側接続導体24a で発生する熱を外部に放熱し易
く、もってボディ12内部の各部材(特にバイメタル)の
動作に支障を来しにくいものとなる。このニュートラル
装置24は、ニュートラルハンドル94(操作ハンドル)の
操作部94b を垂直方向にすると、図11に示すように、
当接部94c がニュートラル可動接触子92に当接せず、接
触ばね93のばね力によって一方片92A の可動接点部92b
が固定接触子90に、他方片92B の可動接点部92d が他の
固定接触子91に、それぞれ接触し、ボディ12両端の接地
側接続端子4,5 が導通状態となる。この状態から、ニュ
ートラルハンドル94(操作ハンドル)の操作部94b を水
平方向へ回動させると、ニュートラルハンドル94(操作
ハンドル)の当接部94c が他方片92B の先端92c に当接
する。更に、回動操作を続けると、固定接触子90からニ
ュートラル可動接触子92の一方片92A が、他の固定接触
子91からニュートラル可動接触子92の他方片92B がそれ
ぞれ離反する。このとき、ニュートラルハンドル94(操
作ハンドル)は、ニュートラル可動接触子92で接触ばね
93を圧縮した状態で摩擦係止される。
【0043】
【発明の効果】本発明の回路遮断器のニュートラル装置
によれば、一方の固定接触子から流れる電流が2つの可
動接触子に分割されて他方の固定接触子に流れるので、
各接触子の電磁反発力を弱くし、もって接触信頼性が向
上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のものを適用した回路遮断器を示す分解
斜視図である。
【図2】図1のものを組み立てた状態を示す分解斜視図
である。
【図3】図1のものの第1カバーを外した状態を示す正
面図である。
【図4】図1のものを組み立てた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】図4のもののニュートラル装置側の側面図であ
る。
【図6】図4のものの上面図である。
【図7】図4のもののニュートラル装置側とは反対側の
側面図である。
【図8】図3のもののオン状態を示す正面図である。
【図9】図3のもののトリップした状態を示す正面図で
ある。
【図10】漏電によるトリップ動作を説明する図であ
り、図4のものの第1カバーを外した状態を示す正面図
である。
【図11】図4のものの第2カバーを外した状態を示す
裏面図である。
【図12】図11のもののニュートラル可動接触子(可
動接触子)を示す斜視図である。
【符号の説明】
24 ニュートラル装置 90 第1ニュートラル固定接触子(固定接触子) 91 第2ニュートラル固定接触子(固定接触子) 92,92 ニュートラル可動接触子 (可動接触子) 92A,92A 一方片 92B,92B 他方片 92C,92C 連結片 93 接触ばね 94 ニュートラルハンドル(操作ハンドル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−47285(JP,A) 特開 平5−47292(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/20 H01H 73/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設した2つの固定接触子と、一方片の
    先端内面に一方の固定接触子が接離するとともにこの一
    方片に対向する他方片の基端外面に他方の固定接触子が
    接離し連結片にてそれぞれ略コ字状に形成された2つの
    可動接触子と、この2つの可動接触子の一方片から他方
    片に向かって付勢する単一の接触ばねと、2つの可動接
    触子の他方片先端に当接してそれぞれの固定接触子に接
    離させる単一の操作ハンドルと、を備えた回路遮断器の
    ニュートラル装置。
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