JP2571201Y2 - サンバイザー - Google Patents

サンバイザー

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JP2571201Y2
JP2571201Y2 JP1993045313U JP4531393U JP2571201Y2 JP 2571201 Y2 JP2571201 Y2 JP 2571201Y2 JP 1993045313 U JP1993045313 U JP 1993045313U JP 4531393 U JP4531393 U JP 4531393U JP 2571201 Y2 JP2571201 Y2 JP 2571201Y2
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Japan
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sun visor
film
shielding film
guide
sunlight
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JP1993045313U
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JPH0711415U (ja
Inventor
康雄 田中
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池田物産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フロントガラスから差
し込む陽射しを遮断するのみならず、サイドガラス側の
陽射しをも遮断するサンバイザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサンバイザー20は、図6に示す
ようにサンバイザー本体21を備えており、このサンバ
イザー本体21の前面上部には支軸22が保持部材(図
示せず)により回転可能に取り付けてあり、この支軸2
2の外端部は直角に曲げてあり、この曲げ部が取付部2
2aになっている。
【0003】このように構成されたサンバイザー20
は、ルーフ(図示せず)の前側内面部に、前記支軸22
の取付部22aを取り付けると共に、支軸22の内端部
がルーフの前側内面部に固着されたホルダー23に回転
可能に保持されて取り付けてある。
【0004】そして、サンバイザー20を使用する場合
には、このサンバイザー20を支軸22を支点にして下
方に回動し、前方からの陽射しを遮断し、また、支軸2
2の内端部をホルダー23から外し、支軸22の取付部
22aを中心にサンバイザー20を90度回動させて、
横方向からの陽射しを遮断するようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のサンバイザー20にあっては、このサンバイザー2
0を90度回動させて、横方向からの陽射しを遮断する
ようにしても、サンバイザー20自体の大きさが決まっ
ているために、この陽射しを完全に遮断することはでき
ないし、前方からの陽射しを遮断した場合は、横方向か
らの陽射しを遮断することができず、横方からの陽射し
を遮断した場合は、前方からの陽射しを遮断することが
できないという問題点があった。
【0006】また、横方向からの陽射しを遮断するため
には、支軸22の内端部をホルダー23から外し、支軸
22の取付部22aを中心にサンバイザー20を90度
回動させなければならず操作性が悪いという問題点があ
った。
【0007】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、横方
向の陽射しを完全に遮断し得て、サンバイザー本体が前
方から差し込む陽射しを遮断することとあいまって、全
方向からの陽射しを遮断することができるサンバイザー
を提供することにある。
【0008】また、本考案の第2の目的とするところ
は、遮蔽用フイルムを引き出すという操作により、この
遮蔽用フイルムをサイドガラス側に難なく位置させ得
て、操作性が良好になるサンバイザーを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の的を達成するた
めに、本考案は、長方形状のサンバイザー本体が格納位
置から陽射し遮断位置に保持されるように前記サンバイ
ザー本体の長辺側一端部がルーフの前側内面部に回動保
持されており、前記サンバイザー本体の内部に、その短
辺一端部側が開口するフィルム収納部を形成し、該フィ
ルム収納部の開口部にフィルムガイドを装備し、該フィ
ルムガイドに前記フィルム収納部の開口部に連通した後
直角に湾曲するガイド孔部を形成してあり、該ガイド孔
部に遮蔽用フィルムの一端側より挿入して前記フィルム
収納部に前記遮蔽用フィルムを引き出し可能に収納し、
且つ該遮蔽用フィルムの他端側に車室のルーフサイドの
センターピラー寄りに固着したホルダーに係止可能な係
止部材を取り付けて構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成により、サンバイザー本体を格納位置
から陽射し遮断位置に回動し、前記係止部材を摘んで前
記遮蔽用フイルムをサンバイザー本体から引き出し、係
止部材を前記ホルダーに係止する。したがって、前記遮
蔽用フイルムはサイドガラスの全長を覆うことが可能に
なり、横方向から差し込む陽射しを完全に遮断すること
ができる。また、このように遮蔽用フイルムが横方向か
ら差し込む陽射しを遮断し、前記サンバイザー本体が前
方向から差し込む陽射しを遮断することとあいまって、
全方向からの陽射しを遮断することができる。
【0011】また、遮蔽用フイルムを引き出す操作で、
この遮蔽用フイルムはガイド部に案内されてサイドガラ
ス側に難なく位置させることができて、操作性が良好に
なる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案に係サンバイザーを備えた車両
の車室内の斜視図、図2は本考案に係サンバイザーの
正面図、図3は同サンバイザーの使用状態の斜視図、図
4は同サンバイザーの分解斜視図、図5(1)は同サン
バイザーのガイド部の斜視図、(2)は(1)のX方向
からの矢視図である。
【0013】車両のルーフ1の前部内側の左右には、フ
ロントガラス2を透して差し込む陽射しを遮るためのサ
ンバイザーAが設けてある。このサンバイザーAは、サ
ンバイザー本体11と、遮蔽用フイルム7、取付部材1
3とにより構成してある。
【0014】サンバイザー本体11は、長方形状を呈
し、2枚のボード3、4と、スペーサ5と、フイルムガ
イド6とより構成している。すなわち、ボード3、4は
長方形状でその内縁上側部に突出部を形成したものであ
り、その形状は互いに同じである。また、スペーサ5は
正面視で逆コ字形状であり、内部に抜き部5aを有す
る。また、前記フイルムガイド6は、その基部側にスペ
ーサ差込み部6aを備え、このスペーサ差込み部6aは
差込み孔部8を有している。このスペーサ差込み部6a
にはガイド部9が一体に形成してあり、このガイド部9
はほぼ直角に湾曲してあって、このガイド部9内にガイ
ド孔部10も同様に湾曲しており、ガイド孔部10は前
記差込み孔部8に連通している。
【0015】そして、前記スペーサ5の端部5bを前記
フイルムガイド6のスペーサ差込み部6aに差し込み、
スペーサ5を中にしてボード3、4をスペーサ5に重ね
て、ボード3、4の端部を、前記フイルムガイド6のス
ペーサ差込み部6aに重ね、この状態でボード3、4を
スペーサ5に、ボード3、4の端部をスペーサ差込み部
6aにそれぞれリベット7もしくは接着剤で固着して一
体にしてサンバイザー本体11が構成してある。この場
合、前記スペーサ5の抜き部5aの部分が長方形状のフ
イルム収容部12になり、このフイルム収容部12は一
対の短辺のうち短辺一端側が前記抜き部5aにより開口
して、前記ガイド部9のガイド孔部10に連通すること
になる。
【0016】そして、このガイド孔部10からフイルム
収容部12内に抜き部5a側より一端側が挿入された前
記遮蔽用フイルム7を収容してあり、この遮蔽用フイル
ム7の他端側即ち突出端部には棒状の摘みを兼ねる係止
部材13が取付けてある。また、前記サンバイザー本体
11の前面上部には支軸14が保持部材15により回転
可能に取り付けてあり、この支軸14の外端部は直角に
曲げてあり、この曲げ部が取付部14aになっている。
【0017】このように構成されたサンバイザーAは、
前記ルーフ1の前側内面部1aに、前記支軸14の取付
部14aを取り付けると共に、支軸14の内端部がルー
フ1の前側内面部1aに固着されたホルダー16に回転
可能に保持されて取り付けてある。そして、車室内のフ
ロントピラー17とセンターピラー18との間のルーフ
サイド19のセンターピラー18寄りにホルダー20が
固着してある。
【0018】次に、上記のように構成されたサンバイザ
ーAの作動を説明する。このサンバイザーAは、不使用
時には、前記遮蔽用フイルム7がサンバイザー本体11
内に収納された状態で、図1のように支軸14を支点に
してサンバイザー本体11の長辺側一端部が上方に回動
させられて前記ルーフ1の前側内面部1a側に格納され
ている。
【0019】そして、サンバイザーAを使用する場合に
は、このサンバイザーAを図3に示すように支軸14を
支点にしてサンバイザー本体11の長辺側一端部が下方
に回動し、前記係止部材13を摘んで前記遮蔽用フイル
ム7をサンバイザー本体11内から引き出し、係止部材
13を前記ホルダー20に係止する。この場合、前記フ
イルムガイド6のガイド孔部10はほぼ直角に湾曲して
いるために、このガイド孔部10の開口部10aは後方
に向く。したがって、前記遮蔽用フイルム7は後方に向
かって引き出され、サイドガラス21の上部を覆うこと
になる。
【0020】このために、前記サンバイザー本体11は
フロントガラス2から差し込む陽射しを遮断し、前記遮
蔽用フイルム7はサイドガラス21から差し込む陽射し
を遮断することになり、全方向からの陽射しに対応でき
る。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、長方形
状のサンバイザー本体が格納位置から陽射し遮断位置に
保持されるように前記サンバイザー本体の長辺側一端部
がルーフの前側内面部に回動保持されており、前記サン
バイザー本体の内部に、その短辺一端部側が開口するフ
ィルム収納部を形成し、該フィルム収納部の開口部にフ
ィルムガイドを装備し、該フィルムガイドに前記フィル
ム収納部の開口部に連通した後直角に湾曲するガイド孔
部を形成してあり、該ガイド孔部に遮蔽用フィルムの一
端側より挿入して前記フィルム収納部に前記遮蔽用フィ
ルムを引き出し可能に収納し、且つ該遮蔽用フィルムの
他端側に車室のルーフサイドのセンターピラー寄りに固
着したホルダーに係止可能な係止部材を取り付けて構成
したことから、サンバイザー本体を格納位置から陽射し
遮断位置に回動し、前記係止部材を摘んで前記遮蔽用フ
イルムをサンバイザー本体から引き出し、係止部材を前
記ホルダーに係止する。したがって、前記遮蔽用フイル
ムはサイドガラスの全長を覆うことが可能になり、横方
向から差し込む陽射しを完全に遮断することができる。
また、このように遮蔽用フイルムが横方向から差し込む
陽射しを遮断し、前記サンバイザー本体が前方向から差
し込む陽射しを遮断することとあいまって、全方向から
の陽射しを遮断することができる。
【0022】また、本考案は、フィルムガイドにフィル
ム収納部の開口部に連通した後直角に湾曲して、フィル
ムガイドの差込む孔部に連通するガイド孔部を形成し
て、ガイド孔部に遮蔽用フィルムの一端側より挿入して
フィルム収納部に遮蔽用フィルムを引き出し可能に収納
し、且つ、遮蔽用フィルムの他端側に車室のルーフサイ
ドのセンターピラー寄りに固着したホルダーに係止可能
な係止部材を取り付けて構成したことから、遮蔽用フイ
ルムの引き出し係止部材をホルダーに係止する操作で、
この遮蔽用フイルムはガイド部に案内されてサイドガラ
ス側に難なく位置させることができて、操作性が良好に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係サンバイザーを備えた車両の車室
内の斜視図である。
【図2】本考案に係サンバイザーの正面図である。
【図3】同サンバイザーの使用状態の斜視図である。
【図4】同サンバイザーの分解斜視図である。
【図5】(1)は同サンバイザーのガイド部の斜視図で
ある。 (2)は(1)のX方向からの矢視図である。
【図6】従来のサンバイザーの斜視図である。
【符号の説明】
フィルムガイ 7 遮蔽用フイルム9 ガイド部 10 ガイド孔部 11 サンバイザー本体12 フィルム収容部 13 係止部材18 センターピラー 19 ルーフサイド 20 ホルダー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状のサンバイザー本体が格納位置
    から陽射し遮断位置に保持されるように前記サンバイザ
    ー本体の長辺側一端部がルーフの前側内面部に回動保持
    されており、前記サンバイザー本体の内部に、その短辺
    一端部側が開口するフィルム収納部を形成し、該フィル
    ム収納部の開口部にフィルムガイドを装備し、該フィル
    ムガイドに前記フィルム収納部の開口部に連通した後直
    角に湾曲するガイド孔部を形成してあり、該ガイド孔部
    に遮蔽用フィルムの一端側より挿入して前記フィルム収
    納部に前記遮蔽用フィルムを引き出し可能に収納し、且
    つ該遮蔽用フィルムの他端側に車室のルーフサイドのセ
    ンターピラー寄りに固着したホルダーに係止可能な係止
    部材を取り付けて構成したことを特徴とするサンバイザ
    ー。
JP1993045313U 1993-07-29 1993-07-29 サンバイザー Expired - Lifetime JP2571201Y2 (ja)

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JPH0711415U JPH0711415U (ja) 1995-02-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5665613U (ja) * 1979-10-24 1981-06-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693321U (ja) * 1979-12-20 1981-07-24
JPS6130519U (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 勇 小林 自動車のダブル遮光板

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