JPH0742869Y2 - 電動式サンルーフのスイッチカバー - Google Patents
電動式サンルーフのスイッチカバーInfo
- Publication number
- JPH0742869Y2 JPH0742869Y2 JP1989035268U JP3526889U JPH0742869Y2 JP H0742869 Y2 JPH0742869 Y2 JP H0742869Y2 JP 1989035268 U JP1989035268 U JP 1989035268U JP 3526889 U JP3526889 U JP 3526889U JP H0742869 Y2 JPH0742869 Y2 JP H0742869Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sunroof
- lid
- cover
- switch
- card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は車室内の天井面に取付けられ、電動式サンルー
フを操作するためのスイッチを覆う電動式サンルーフの
スイッチカバーに関する。更に詳しくはプリペイドカー
ド、クレジットカード、キャッシュカード、名刺、通行
券、チケット、伝票等を収納もしくは保持し得るスイッ
チカバーに関するものである。
フを操作するためのスイッチを覆う電動式サンルーフの
スイッチカバーに関する。更に詳しくはプリペイドカー
ド、クレジットカード、キャッシュカード、名刺、通行
券、チケット、伝票等を収納もしくは保持し得るスイッ
チカバーに関するものである。
［従来の技術］ 電動式サンルーフは、車室内の天井面に駆動モータと、
このモータを制御するスイッチとを備え、このスイッチ
を切換えることによりモータの駆動力で、サンルーフを
後方にスライドさせたり、或いはその後端をチルトアッ
プさせたりしている。
このモータを制御するスイッチとを備え、このスイッチ
を切換えることによりモータの駆動力で、サンルーフを
後方にスライドさせたり、或いはその後端をチルトアッ
プさせたりしている。
上記スイッチを覆うカバーは、駆動モータを含むサンル
ーフ駆動機構が万一故障したときに、手動でサンルーフ
を操作できるように、スイッチ本体以外のサンルーフ駆
動機構を覆っていて、この部分のカバーには駆動機構を
手動で操作するための通孔を設けている。
ーフ駆動機構が万一故障したときに、手動でサンルーフ
を操作できるように、スイッチ本体以外のサンルーフ駆
動機構を覆っていて、この部分のカバーには駆動機構を
手動で操作するための通孔を設けている。
近年、車両燃料等の給油用プリペイドカードが出現して
いるが、車両にはこのカードの適当な収納場所がない問
題点がある。
いるが、車両にはこのカードの適当な収納場所がない問
題点がある。
また、従来の車室内には、有料道路の通行券や車両に関
する伝票類を一時的に保持しておく適切な保持具がな
く、不使用時のサンバイザに挟む場合があるが、サンバ
イザを使用するときには通行券等を保持することができ
ない問題点もある。
する伝票類を一時的に保持しておく適切な保持具がな
く、不使用時のサンバイザに挟む場合があるが、サンバ
イザを使用するときには通行券等を保持することができ
ない問題点もある。
これらの点を解消するために、オーバヘッドコンソール
等に形成された凹部にチケット等を挟むための弾性変形
可能な挟持片が設けられた自動車等におけるチケットホ
ルダーが開示されている（実公昭52−3235）。このチケ
ットホルダーでは、凹部と挟持片との間にチケットを挟
むことによりチケット等を容易に収納することができ、
挟まれたチケットを容易に取出すことができ、かつ確実
に保管できるようになっている。
等に形成された凹部にチケット等を挟むための弾性変形
可能な挟持片が設けられた自動車等におけるチケットホ
ルダーが開示されている（実公昭52−3235）。このチケ
ットホルダーでは、凹部と挟持片との間にチケットを挟
むことによりチケット等を容易に収納することができ、
挟まれたチケットを容易に取出すことができ、かつ確実
に保管できるようになっている。
［考案が解決しようとする課題］ しかし、上記従来の自動車等におけるチケットホルダー
では、挟持片を電動サンルーフのスイッチカバーに設
け、手動でサンルーフを操作するための通孔を挟持片に
覆われる位置に形成したとしても、電動サンルーフの故
障時に手動で操作するための工具を通孔に挿入すること
ができない不具合があった。
では、挟持片を電動サンルーフのスイッチカバーに設
け、手動でサンルーフを操作するための通孔を挟持片に
覆われる位置に形成したとしても、電動サンルーフの故
障時に手動で操作するための工具を通孔に挿入すること
ができない不具合があった。
本考案の目的は、プリペイドカード、クレジットカー
ド、キャッシュカード、名刺、通行券、チケット、伝票
等（本明細書ではこれらを単に「カード」という）を収
納もしくは保持することができ、かつ簡単に取り出すこ
とができ、またサンルーフ駆動手段を手動で操作するた
めの通孔を蓋にて隠すことにより見栄えを向上できる電
動式サンルーフのスイッチカバーを提供することにあ
る。
ド、キャッシュカード、名刺、通行券、チケット、伝票
等（本明細書ではこれらを単に「カード」という）を収
納もしくは保持することができ、かつ簡単に取り出すこ
とができ、またサンルーフ駆動手段を手動で操作するた
めの通孔を蓋にて隠すことにより見栄えを向上できる電
動式サンルーフのスイッチカバーを提供することにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、従来のスイッチカバーの広い部分が電動式サ
ンルーフの駆動機構を覆うだけで、その車室内側の面に
は何も設けられていない点に着目し、本考案に到達し
た。
ンルーフの駆動機構を覆うだけで、その車室内側の面に
は何も設けられていない点に着目し、本考案に到達し
た。
本考案は第１図、第４図及び第５図に示すように、車室
内の天井面13に取付けられ、電動式サンルーフ12を操作
するためのスイッチ14及びサンルーフ駆動機構の少なく
とも一部を覆う電動式サンルーフのスイッチカバーであ
る。
内の天井面13に取付けられ、電動式サンルーフ12を操作
するためのスイッチ14及びサンルーフ駆動機構の少なく
とも一部を覆う電動式サンルーフのスイッチカバーであ
る。
その第一の特徴ある構成は、サンルーフ駆動機構を手動
で操作するための通孔23を有し、カード17を収納可能な
凹部22が形成されたカバー本体21と、；カバー本体21に
枢着され、凹部22を通孔23とともに覆う蓋24と、；蓋24
をカバー本体21に圧接するばね手段31とを備えたところ
にある。
で操作するための通孔23を有し、カード17を収納可能な
凹部22が形成されたカバー本体21と、；カバー本体21に
枢着され、凹部22を通孔23とともに覆う蓋24と、；蓋24
をカバー本体21に圧接するばね手段31とを備えたところ
にある。
また第二の特徴ある構成は、サンルーフ駆動機構を手動
で操作するための通孔23を有するカバー本体21と；カバ
ー本体21に枢着され、通孔23を覆い、かつカード17を収
納又は保持可能に形成された蓋24と；蓋24をカバー本体
21に圧接するばね手段31とを備えたところにある。
で操作するための通孔23を有するカバー本体21と；カバ
ー本体21に枢着され、通孔23を覆い、かつカード17を収
納又は保持可能に形成された蓋24と；蓋24をカバー本体
21に圧接するばね手段31とを備えたところにある。
［作用］ ばね手段31付きの蓋24を開けてカード17を入れるだけの
簡便な操作で、カード17をスイッチカバー20に収納又は
保持することができる。
簡便な操作で、カード17をスイッチカバー20に収納又は
保持することができる。
また電動式サンルーフ12が故障したときには、蓋24に隠
れている通孔23に工具を挿入してサンルーフ12を手動で
操作できる。
れている通孔23に工具を挿入してサンルーフ12を手動で
操作できる。
［実施例］ 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第５図に示すように、自動車10のルーフパネル11の一部
には図示しない駆動モータでスライドするサンルーフ12
が設けられ、その室内の天井面13にはこのサンルーフ12
を操作するためのスイッチ14（第１図）を覆うスイッチ
カバー20が取付けられる。16はサンバイザである。
には図示しない駆動モータでスライドするサンルーフ12
が設けられ、その室内の天井面13にはこのサンルーフ12
を操作するためのスイッチ14（第１図）を覆うスイッチ
カバー20が取付けられる。16はサンバイザである。
第１図に詳しく示すように、スイッチカバー20は合成樹
脂の成型体であって、そのカバー本体21の右側にはサン
ルーフ12（第５図）をスライドさせるためのスイッチカ
バー14が没入可能に突設し、その中央から左側にかけて
カード17を収納可能な浅くて平坦な凹部22が形成され
る。この凹部22の背面には図示しないサンルーフ駆動機
構が設けられる。23はその駆動機構を手動で操作するた
めの通孔である。
脂の成型体であって、そのカバー本体21の右側にはサン
ルーフ12（第５図）をスライドさせるためのスイッチカ
バー14が没入可能に突設し、その中央から左側にかけて
カード17を収納可能な浅くて平坦な凹部22が形成され
る。この凹部22の背面には図示しないサンルーフ駆動機
構が設けられる。23はその駆動機構を手動で操作するた
めの通孔である。
カバー本体21には凹部22を覆う蓋24が一対のヒンジ機構
26により枢着される。この例では凹部22及び蓋24はプリ
ペイドカードの大きさを有する。25はそのヒンジピンで
あって、蓋24の後端に設けられる。蓋24の内面にはカー
ド17を収納可能な凹部27が形成され、その外面前端の中
央には蓋24を開けるための指掛け28が形成される。
26により枢着される。この例では凹部22及び蓋24はプリ
ペイドカードの大きさを有する。25はそのヒンジピンで
あって、蓋24の後端に設けられる。蓋24の内面にはカー
ド17を収納可能な凹部27が形成され、その外面前端の中
央には蓋24を開けるための指掛け28が形成される。
第１図及び第４図に詳しく示すように、蓋24の左端近傍
にはアーム29が固着され、このアーム29は凹部22の貫通
孔22aを通ってカバー本体21の背面に形成されたばね箱3
0内に延びる。ばね箱30にはばね31を支持する支軸32が
設けられ、ばね31はアーム29の先端に設けられた係合軸
33に係合して蓋24をカバー本体21に圧接するように付勢
する。34はガイド板であって、蓋24を開くときに係合軸
33を案内する。
にはアーム29が固着され、このアーム29は凹部22の貫通
孔22aを通ってカバー本体21の背面に形成されたばね箱3
0内に延びる。ばね箱30にはばね31を支持する支軸32が
設けられ、ばね31はアーム29の先端に設けられた係合軸
33に係合して蓋24をカバー本体21に圧接するように付勢
する。34はガイド板であって、蓋24を開くときに係合軸
33を案内する。
このような構成のスイッチカバー20にカード17を収納す
るには、第２図の閉じた状態の蓋24の指掛け28に指を掛
けて下方に引き、蓋24を開ける。蓋24の凹部27にカード
17を入れて、蓋24を離せばばね31の弾発力により蓋24は
自動的に閉じ、カード17が収納される。
るには、第２図の閉じた状態の蓋24の指掛け28に指を掛
けて下方に引き、蓋24を開ける。蓋24の凹部27にカード
17を入れて、蓋24を離せばばね31の弾発力により蓋24は
自動的に閉じ、カード17が収納される。
カード17が通行券や伝票にように蓋24より大きい場合に
は、第３図に示すように蓋24をクリップとして使用し、
ばね31の弾発力によりカード17を蓋24とカバー本体21と
の間に挟み込んで保持する。
は、第３図に示すように蓋24をクリップとして使用し、
ばね31の弾発力によりカード17を蓋24とカバー本体21と
の間に挟み込んで保持する。
また通常、上記通孔23は蓋24に隠れているので、スイッ
チカバー20の見栄えを向上できる。更に電動式サンルー
フ12が故障したときには、蓋24をばね31の弾性力に抗し
て開け、通孔23に工具（図示せず）を挿入して、サンル
ーフ12を手動で操作できる。
チカバー20の見栄えを向上できる。更に電動式サンルー
フ12が故障したときには、蓋24をばね31の弾性力に抗し
て開け、通孔23に工具（図示せず）を挿入して、サンル
ーフ12を手動で操作できる。
なお、上記例ではカバー本体21に凹部22を、蓋24に凹部
27を形成したが、凹部22を形成せずに凹部27だけでもよ
い。また凹部22及び27を形成せずに蓋24の内面又はこの
蓋24が接触するカバー本体21の表面にすべり止めを設け
てカード17を挟持するようにしてもよい。
27を形成したが、凹部22を形成せずに凹部27だけでもよ
い。また凹部22及び27を形成せずに蓋24の内面又はこの
蓋24が接触するカバー本体21の表面にすべり止めを設け
てカード17を挟持するようにしてもよい。
［考案の効果］ 以上述べたように、本考案によれば、利用目的の乏しか
った電動式サンルーフのスイッチカバーの表面にカード
の収納又は保持機構を設けたので、走行中の振動等で落
下せず、運転操作中であっても、手軽にカードを収納も
しくは保持することができ、かつ必要時には素速く簡単
に取り出すことができる。
った電動式サンルーフのスイッチカバーの表面にカード
の収納又は保持機構を設けたので、走行中の振動等で落
下せず、運転操作中であっても、手軽にカードを収納も
しくは保持することができ、かつ必要時には素速く簡単
に取り出すことができる。
特に、運転席のインストルメントパネルから離れた天井
に収納するため、カードをどこに収納したか忘れること
がない利点もある。
に収納するため、カードをどこに収納したか忘れること
がない利点もある。
また電動式サンルーフの故障時に蓋を開けて工具が挿入
される通孔は、通常、蓋に隠れているので、スイッチカ
バーの見栄えを向上できる。
される通孔は、通常、蓋に隠れているので、スイッチカ
バーの見栄えを向上できる。
第１図は本考案一実施例電動式サンルーフのスイッチカ
バーの蓋を開けた状態の斜視図。 第２図はその蓋を閉じた状態の斜視図。 第３図は大きなカードを保持した状態の第２図のスイッ
チカバーの斜視図。 第４図は第２図のＡ−Ａ線断面図。 第５図は本実施例スイッチカバーを含む自動車の要部斜
視図。 12:電動式サンルーフ、13:車室内の天井面、14:電動式
サンルーフのスイッチ、17:カード、20:スイッチカバ
ー、21:カバー本体、22:凹部、23:通孔、24:蓋、26:ヒ
ンジ機構、31:ばね、36:クリップ。
バーの蓋を開けた状態の斜視図。 第２図はその蓋を閉じた状態の斜視図。 第３図は大きなカードを保持した状態の第２図のスイッ
チカバーの斜視図。 第４図は第２図のＡ−Ａ線断面図。 第５図は本実施例スイッチカバーを含む自動車の要部斜
視図。 12:電動式サンルーフ、13:車室内の天井面、14:電動式
サンルーフのスイッチ、17:カード、20:スイッチカバ
ー、21:カバー本体、22:凹部、23:通孔、24:蓋、26:ヒ
ンジ機構、31:ばね、36:クリップ。
Claims (2)
- 【請求項１】車室内の天井面（13）に取付けられ、電動
式サンルーフ（12）を操作するためのスイッチ（14）及
びサンルーフ駆動機構の少なくとも一部を覆う電動式サ
ンルーフのスイッチカバーであって、 前記サンルーフ駆動機構を手動で操作するための通孔
（23）を有し、カード（17）を収納可能な凹部（22）が
形成されたカバー本体（21）と、 前記カバー本体（21）に枢着され、前記凹部（22）を前
記通孔（23）とともに覆う蓋（24）と、 前記蓋（24）を前記カバー本体（21）に圧接するばね手
段（31）と を備えたことを特徴とする電動式サンルーフのスイッチ
カバー。 - 【請求項２】車室内の天井面（13）に取付けられ、電動
式サンルーフ（12）を操作するためのスイッチ（14）及
びサンルーフ駆動機構の少なくとも一部を覆う電動式サ
ンルーフのスイッチカバーであって、 前記サンルーフ駆動機構を手動で操作するための通孔
（23）を有するカバー本体（21）と、 前記カバー本体（21）に枢着され、前記通孔（23）を覆
い、かつカード（17）を収納又は保持可能に形成された
蓋（24）と、 前記蓋（24）を前記カバー本体（21）に圧接するばね手
段（31）と を備えたことを特徴とする電動式サンルーフのスイッチ
カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989035268U JPH0742869Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 電動式サンルーフのスイッチカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989035268U JPH0742869Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 電動式サンルーフのスイッチカバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02125848U JPH02125848U (ja) | 1990-10-17 |
| JPH0742869Y2 true JPH0742869Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31540469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989035268U Expired - Lifetime JPH0742869Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 電動式サンルーフのスイッチカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742869Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS523235U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 | ||
| JPS6085248U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-12 | 日産自動車株式会社 | 電動サンル−フ用スイツチ取付構造 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1989035268U patent/JPH0742869Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02125848U (ja) | 1990-10-17 |
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