JPH0750279Y2 - 自動車のインスツルメントパネル - Google Patents
自動車のインスツルメントパネルInfo
- Publication number
- JPH0750279Y2 JPH0750279Y2 JP14996289U JP14996289U JPH0750279Y2 JP H0750279 Y2 JPH0750279 Y2 JP H0750279Y2 JP 14996289 U JP14996289 U JP 14996289U JP 14996289 U JP14996289 U JP 14996289U JP H0750279 Y2 JPH0750279 Y2 JP H0750279Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- lid
- view
- recess
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のインスツルメントパネルに関する。
自動車のインスツルメントパネルは、第18図斜視図に示
すように、フロントガラスとステアリングホイールとの
間で全巾にわたってほぼ水平面を有し、その上面は小物
を一時的に載せる用に供せられ、その後端縁で下方へ折
れ曲がった鉛直壁面上ではステアリングホイールの下方
に各種のメーター類が配設されているものが多く採用さ
れているが、このような配置では、ドライバーはステア
リングホイールに遮られてメーター類を見にくいことが
ある。
すように、フロントガラスとステアリングホイールとの
間で全巾にわたってほぼ水平面を有し、その上面は小物
を一時的に載せる用に供せられ、その後端縁で下方へ折
れ曲がった鉛直壁面上ではステアリングホイールの下方
に各種のメーター類が配設されているものが多く採用さ
れているが、このような配置では、ドライバーはステア
リングホイールに遮られてメーター類を見にくいことが
ある。
そこで、第19図斜視図に示すように、インスツルメント
パネル上面であってステアリングホイールの直下位置か
ら側方へ若干離れた位置に段差水平底面を有するリセス
を凹設し、リセスの後端を鉛直壁上端に開口して入江状
リセス部を形成し、第20図断面図に示すように、上記段
差壁のドライバーに対向する面にメーター類を配設した
構造も採用されている。
パネル上面であってステアリングホイールの直下位置か
ら側方へ若干離れた位置に段差水平底面を有するリセス
を凹設し、リセスの後端を鉛直壁上端に開口して入江状
リセス部を形成し、第20図断面図に示すように、上記段
差壁のドライバーに対向する面にメーター類を配設した
構造も採用されている。
ところで、自動車社会の発展により自動車の機能は益々
多様化されつつあり、運転席には、走行に直接必要な計
器類のほか、送受信機器,パソコン,プリンター,カー
ドリーダー等種々の業務用機器の搭載も要求され、これ
らはすべてインスツルメントパネルに集中的に配設する
のが便利であるので、狭隘なインスツルメントパネルの
スペース及び構造の有効的活用を図ることが非常に重要
となってきた。
多様化されつつあり、運転席には、走行に直接必要な計
器類のほか、送受信機器,パソコン,プリンター,カー
ドリーダー等種々の業務用機器の搭載も要求され、これ
らはすべてインスツルメントパネルに集中的に配設する
のが便利であるので、狭隘なインスツルメントパネルの
スペース及び構造の有効的活用を図ることが非常に重要
となってきた。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、後
面スペースを一層有効的に活用するパソコン搭載の自動
車の自動車のインスツルメントパネルを提供することを
目的とする。
面スペースを一層有効的に活用するパソコン搭載の自動
車の自動車のインスツルメントパネルを提供することを
目的とする。
そのために本考案は、フロントガラスとステアリングシ
ャフトとの間に全巾にわってほぼ水平に延び後端縁で鉛
直下方に折れ曲がって横鉛直壁を形成し、上記後端縁の
一部に開口する入江状リセスを上面に凹設し上記リセス
の段差部にメーター類を配設してなる自動車のインスツ
ルメントパネルにおいて、上記横鉛直壁の一部に切り明
けられた長方形開口と、上記開口の下端に下端がヒンジ
を介して枢着され起倒することにより上記開口を開閉す
るリッドと、上記リッドを鉛直位置,前傾位置にそれぞ
れ停止させるストッパーと、上記リッドの内面に突設さ
れパソコン機器を鉛直姿勢で格納するパソコン支承部材
とを具えたことを特徴とする。
ャフトとの間に全巾にわってほぼ水平に延び後端縁で鉛
直下方に折れ曲がって横鉛直壁を形成し、上記後端縁の
一部に開口する入江状リセスを上面に凹設し上記リセス
の段差部にメーター類を配設してなる自動車のインスツ
ルメントパネルにおいて、上記横鉛直壁の一部に切り明
けられた長方形開口と、上記開口の下端に下端がヒンジ
を介して枢着され起倒することにより上記開口を開閉す
るリッドと、上記リッドを鉛直位置,前傾位置にそれぞ
れ停止させるストッパーと、上記リッドの内面に突設さ
れパソコン機器を鉛直姿勢で格納するパソコン支承部材
とを具えたことを特徴とする。
このような構成によれば、パソコンを鉛直姿勢で格納す
ることにより、大きなスペースを要することなく、その
挿入,取出し及び使用が容易にできる。
ることにより、大きなスペースを要することなく、その
挿入,取出し及び使用が容易にできる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図は
運転室のインスツルメントパネルを示す全体斜視図、第
2図は第1図のインスツルメントパネルの縦断面図、第
3図は第2図のインスツルメントパネルを示す全体斜視
図、第4図は第2図のIV部を示す斜視図、第5図はター
ンテーブルの張出し状態を示す分解斜視図、第6図,第
7図,第8図はそれぞれターンテーブルの平面図,正面
図、縦断面図、第9図,第10図はそれぞれ第7図のスト
ッパーを示す部分拡大図、全体斜視図、第11図,第12図
は第5図のターンテーブルの変形例を示す斜視図,縦断
面図、第13図は第1図のインスツルメントパネルの左端
部を示す部分斜視図、第14図は第13図のリッドの開閉要
領を示す側面図、第15図は第14図のリッドの内面構造を
示す斜視図、第16図は第15図のハンディプリンターの挿
入状態を示す縦断面図、第17図は第16図の変形例を示す
同じく縦断面図である。
運転室のインスツルメントパネルを示す全体斜視図、第
2図は第1図のインスツルメントパネルの縦断面図、第
3図は第2図のインスツルメントパネルを示す全体斜視
図、第4図は第2図のIV部を示す斜視図、第5図はター
ンテーブルの張出し状態を示す分解斜視図、第6図,第
7図,第8図はそれぞれターンテーブルの平面図,正面
図、縦断面図、第9図,第10図はそれぞれ第7図のスト
ッパーを示す部分拡大図、全体斜視図、第11図,第12図
は第5図のターンテーブルの変形例を示す斜視図,縦断
面図、第13図は第1図のインスツルメントパネルの左端
部を示す部分斜視図、第14図は第13図のリッドの開閉要
領を示す側面図、第15図は第14図のリッドの内面構造を
示す斜視図、第16図は第15図のハンディプリンターの挿
入状態を示す縦断面図、第17図は第16図の変形例を示す
同じく縦断面図である。
まず第1図において、1はインスツルメントパネルで、
その前端はフロントガラスに沿って延びフロントガラス
とステアリングシャフトとの間で運転室の全巾にわたる
ほぼ水平上面を形成し、後端縁2で鉛直下方に折れ曲が
って横鉛直壁3を形成し、後端縁2のほぼ中央には水平
上面の一部に前方へ入り込むリセス水平底面4を有する
入江状リセス5が凹設され、入江状リセス5の後端は横
鉛直壁上端に後方へ開口し、その段差壁6の正面,左側
面にはメーターパネル7,CRT8がそれぞれ配設されてい
る。
その前端はフロントガラスに沿って延びフロントガラス
とステアリングシャフトとの間で運転室の全巾にわたる
ほぼ水平上面を形成し、後端縁2で鉛直下方に折れ曲が
って横鉛直壁3を形成し、後端縁2のほぼ中央には水平
上面の一部に前方へ入り込むリセス水平底面4を有する
入江状リセス5が凹設され、入江状リセス5の後端は横
鉛直壁上端に後方へ開口し、その段差壁6の正面,左側
面にはメーターパネル7,CRT8がそれぞれ配設されてい
る。
9はリセス水平底面の右端寄りに一端が枢支されたター
ンテーブル、10はインスツルメントパネル1の左端後面
で、その内部には後記するように、パソコン,プリンタ
ーがそれぞれ配設され、その右側面にはプリンター用紙
開口13が設けられている。
ンテーブル、10はインスツルメントパネル1の左端後面
で、その内部には後記するように、パソコン,プリンタ
ーがそれぞれ配設され、その右側面にはプリンター用紙
開口13が設けられている。
次に、第2〜4図において、インスツルメントパネル1
の下面の前端寄りの部分には左端部,央部,右端部にそ
れぞれ前方へ突出する水平下端を有するL字状取付片15
が突設され、取付片15の前端はダッシュボード16の上端
水平部にそれぞれ突設されたハット型バンド17により形
成される偏平角孔に挿入されたのち、左右端等がそれぞ
れ図示省略の複数のビスを介して車体に容易にビス止め
で固着される。
の下面の前端寄りの部分には左端部,央部,右端部にそ
れぞれ前方へ突出する水平下端を有するL字状取付片15
が突設され、取付片15の前端はダッシュボード16の上端
水平部にそれぞれ突設されたハット型バンド17により形
成される偏平角孔に挿入されたのち、左右端等がそれぞ
れ図示省略の複数のビスを介して車体に容易にビス止め
で固着される。
因みに従来のインスツルメントパネルには、前端,両側
端ともビス止めにより車体に固着されているので、取付
作業にかなりの時間を要している。
端ともビス止めにより車体に固着されているので、取付
作業にかなりの時間を要している。
ターンテーブル9は、第5〜10図に示すように、ほぼ長
方形の一角を斜めにカットしてなり、リセス水平底面4
とほぼ相似形の板材で形成され、その下面のステアリン
グシャフト寄りの一端に突設されたガジョン19がインス
ツルメントパネル内部部材に突設されたピントル20に外
挿されることにより片持ち的に枢着されている。
方形の一角を斜めにカットしてなり、リセス水平底面4
とほぼ相似形の板材で形成され、その下面のステアリン
グシャフト寄りの一端に突設されたガジョン19がインス
ツルメントパネル内部部材に突設されたピントル20に外
挿されることにより片持ち的に枢着されている。
21は、入江状リセスの開口端の左端寄りでリセス部下方
に配設されたテーブル受け兼ストッパーで、ハット型ス
テー22の上端に上下1対の調整ナット23を介して固着さ
れ上端に鋼球をばねを介して枢支するボールジョイント
24として形成され、ターンテーブル9が張出位置に旋回
すると、その下面に突設されたストッパー受25が、第10
図に示すように、ボールジョイント24に当って停止する
とともに、第9図に示すように、鋼球がターンテーブル
下面に貼着された鋼板26の嵌合孔27に嵌合する。こうし
てターンテーブルはガジョン19及びピントル20よりなる
ヒンジ及びボールジョイント24により円滑に旋回すると
ともに、張出位置及び格納位置で軽くロックされる。
に配設されたテーブル受け兼ストッパーで、ハット型ス
テー22の上端に上下1対の調整ナット23を介して固着さ
れ上端に鋼球をばねを介して枢支するボールジョイント
24として形成され、ターンテーブル9が張出位置に旋回
すると、その下面に突設されたストッパー受25が、第10
図に示すように、ボールジョイント24に当って停止する
とともに、第9図に示すように、鋼球がターンテーブル
下面に貼着された鋼板26の嵌合孔27に嵌合する。こうし
てターンテーブルはガジョン19及びピントル20よりなる
ヒンジ及びボールジョイント24により円滑に旋回すると
ともに、張出位置及び格納位置で軽くロックされる。
ここで、入江状リセスの底面部には、第11〜12図に示す
ように、ターンテーブル9の代わりにスライドテーブル
28を前後方向に摺動可能に付設するとともに、スライド
テーブル28の直下のリセス底の部分に小物入れ用凹所29
を凹設することもできる。
ように、ターンテーブル9の代わりにスライドテーブル
28を前後方向に摺動可能に付設するとともに、スライド
テーブル28の直下のリセス底の部分に小物入れ用凹所29
を凹設することもできる。
このような構造で、スライドテーブル28を、第12図破線
で示すように引き出せば凹所29は露出し、小物の出入れ
ができるとともに、引き出されたスライドテーブル28は
テーブルとして小物を上載する用に供することができ、
スライドテーブル28を押込めば凹所29はこれによりカバ
ーされる故、スライドテーブルはテーブル兼カバーとし
て役立ち、張出位置,格納位置でボールジョイントを介
して軽くロックされる。
で示すように引き出せば凹所29は露出し、小物の出入れ
ができるとともに、引き出されたスライドテーブル28は
テーブルとして小物を上載する用に供することができ、
スライドテーブル28を押込めば凹所29はこれによりカバ
ーされる故、スライドテーブルはテーブル兼カバーとし
て役立ち、張出位置,格納位置でボールジョイントを介
して軽くロックされる。
なお、スライドテーブル28はターンテーブル9と同様の
構造により旋回式ターンテーブルとすることも可能であ
る。
構造により旋回式ターンテーブルとすることも可能であ
る。
次に、インスツルメントパネルの左端部は、第1図に示
した構造に代えて、第13〜第16図に示すような構造を採
用することもできる。
した構造に代えて、第13〜第16図に示すような構造を採
用することもできる。
上図において、30はインスツルメントパネル1の左端部
に切開けられた長方形開口をその下端にヒンジ31を介し
て起倒することにより開閉する開閉リッドで、リッド30
は鉛直全閉位置から約60°前傾した全開位置で図示省略
のストッパーにより停止して支持される。
に切開けられた長方形開口をその下端にヒンジ31を介し
て起倒することにより開閉する開閉リッドで、リッド30
は鉛直全閉位置から約60°前傾した全開位置で図示省略
のストッパーにより停止して支持される。
32はリッド30の内面に付設されパソコン33を支持するパ
ソコン支持台、34はリッド内面上でパソコン支持台32の
下端の左右側に対向的に突設された補強リブで補強され
たパソコン支承具、35はリッド内面上端に突設されリッ
ド30を全閉位置に鎖錠するロック、36はリッド30の内面
の一側に突設され補強リブで補強されたプリンター支承
具、37はプリンター支承具36に挿入されたプリンター38
のプリンター用紙の位置に切明けられたプリンター用紙
取出口である。
ソコン支持台、34はリッド内面上でパソコン支持台32の
下端の左右側に対向的に突設された補強リブで補強され
たパソコン支承具、35はリッド内面上端に突設されリッ
ド30を全閉位置に鎖錠するロック、36はリッド30の内面
の一側に突設され補強リブで補強されたプリンター支承
具、37はプリンター支承具36に挿入されたプリンター38
のプリンター用紙の位置に切明けられたプリンター用紙
取出口である。
このような構造において、パソコンを使用するときは、
リッドの上端のロック35をレリーズして引張ると、リッ
ドは第14図に示すように、約60°の前傾位置で停止する
ので、パソコン33のキーボードは打込みに好適の姿勢と
なり、容易にパソコンを使用することができ、使用後は
リッド30を前方へ押し込めば、同図に示すように、パソ
コンは起立姿勢でインパネ内部に収納され、リッドはロ
ックで鎖錠されるから、不意に開くようなことはなく、
ダッシュボード16との間の狭隘なスペースを利用してパ
ソコンは格納及び使用することができる。
リッドの上端のロック35をレリーズして引張ると、リッ
ドは第14図に示すように、約60°の前傾位置で停止する
ので、パソコン33のキーボードは打込みに好適の姿勢と
なり、容易にパソコンを使用することができ、使用後は
リッド30を前方へ押し込めば、同図に示すように、パソ
コンは起立姿勢でインパネ内部に収納され、リッドはロ
ックで鎖錠されるから、不意に開くようなことはなく、
ダッシュボード16との間の狭隘なスペースを利用してパ
ソコンは格納及び使用することができる。
パソコンはリッドを開いて、上方から下方へ挿入するこ
とで、パソコン支承具34により確実に支持されるので、
その挿入及び取外しは容易に行える。
とで、パソコン支承具34により確実に支持されるので、
その挿入及び取外しは容易に行える。
プリンター38もパソコンと同一要領で挿脱容易にリッド
30に挿入され、そのプリントは第16図に示すように、用
紙取出口37から外部に取出すことができる。
30に挿入され、そのプリントは第16図に示すように、用
紙取出口37から外部に取出すことができる。
なお、用紙取出口37は、第17図に示すように、リッドに
ヒンジを介して起倒自在に枢着されたアクリルスモーク
リッド39を通して用紙,カード等を取出すようにするこ
ともでき、その位置は第13図に示すように、入江状リセ
スの段差壁部の左端に付設することも可能であり、いず
れにしても、プリンターもパソコンと同様にダッシュボ
ードとの間の狭隘なスペースを利用して格納及び使用す
ることができる。
ヒンジを介して起倒自在に枢着されたアクリルスモーク
リッド39を通して用紙,カード等を取出すようにするこ
ともでき、その位置は第13図に示すように、入江状リセ
スの段差壁部の左端に付設することも可能であり、いず
れにしても、プリンターもパソコンと同様にダッシュボ
ードとの間の狭隘なスペースを利用して格納及び使用す
ることができる。
要するに本考案によれば、フロントガラスとステアリン
グシャフトとの間に全巾にわたってほぼ水平に延び後端
縁で鉛直下方に折れ曲がって横鉛直壁を形成し、上記後
端縁の一部に開口する入江状リセスを上面に凹設し上記
リセスの段差部にメーター類を配設してなる自動車のイ
ンスツルメントパネルにおいて、上記横鉛直壁の一部に
切り明けられた長方形開口と、上記開口の下端に下端が
ヒンジを介して枢着され起倒することにより上記開口を
開閉するリッドと、上記リッドを鉛直位置,前傾位置に
それぞれ停止させるストッパーと、上記リッドの内面に
突設されパソコン機器を鉛直姿勢で格納するパソコン支
承部材とを具えたことにより、後面スペースを一層有効
的に活用するパソコン搭載の自動車のインスツルメント
パネルを得るから、本考案は産業上極めて有益なもので
ある。
グシャフトとの間に全巾にわたってほぼ水平に延び後端
縁で鉛直下方に折れ曲がって横鉛直壁を形成し、上記後
端縁の一部に開口する入江状リセスを上面に凹設し上記
リセスの段差部にメーター類を配設してなる自動車のイ
ンスツルメントパネルにおいて、上記横鉛直壁の一部に
切り明けられた長方形開口と、上記開口の下端に下端が
ヒンジを介して枢着され起倒することにより上記開口を
開閉するリッドと、上記リッドを鉛直位置,前傾位置に
それぞれ停止させるストッパーと、上記リッドの内面に
突設されパソコン機器を鉛直姿勢で格納するパソコン支
承部材とを具えたことにより、後面スペースを一層有効
的に活用するパソコン搭載の自動車のインスツルメント
パネルを得るから、本考案は産業上極めて有益なもので
ある。
第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図、第2図は
第1図のインスツルメントパネルの縦断面図、第3図は
第2図のインスツルメントパネルを示す全体斜視図、第
4図は第2図のIV部を示す斜視図、第5図はターンテー
ブルの張出し状態を示す分解斜視図、第6図,第7図,
第8図はそれぞれターンテーブルの平面図,正面図,縦
断面図、第9図,第10図はそれぞれ第7図のストッパー
を示す部分拡大図,全体斜視図、第11図,第12図は第5
図のターンテーブルの変形例を示す斜視図,縦断面図、
第13図は第1図のインスツルメントパネルの左端部を示
す部分斜視図、第14図は第13図のリッドの開閉要領を示
す側面図、第15図は第14図のリッドの内面構造を示す斜
視図、第16図は第15図のハンディプリンターの挿入状態
を示す縦断面図、第17図は第16図の変形例を示す同じく
縦断面図である。 第18図,第19図はそれぞれ公知の自動車のインスツルメ
ントパネルを示す斜視図、第20図(A),(B)はそれ
ぞれ第19図のA−A,B−B断面図である。 1……インスツルメントパネル、2……後端縁、3……
横鉛直壁、4……リセス水平底面、5……入江状リセ
ス、6……段差壁、7……メーターパネル、8……CR
T、9……ターンテーブル、10……左端後面、13……プ
リンター用紙開口、15……取付片、16……ダッシュボー
ド、17……バンド、19……ガジョン、20……ピントル、
21……テーブル受け兼ストッパー、22……ステー、23…
…ナット、24……ボールジョイント、25……ストッパー
受、26……鋼板、27……嵌合孔、28……スライドテーブ
ル、29……凹所、30……リッド、31……ヒンジ、32……
パソコン支持台、33……パソコン、34……パソコン支承
具、35……ロック、36……プリンター支承具、37……用
紙取出口、38……プリンター、39……リッド。
第1図のインスツルメントパネルの縦断面図、第3図は
第2図のインスツルメントパネルを示す全体斜視図、第
4図は第2図のIV部を示す斜視図、第5図はターンテー
ブルの張出し状態を示す分解斜視図、第6図,第7図,
第8図はそれぞれターンテーブルの平面図,正面図,縦
断面図、第9図,第10図はそれぞれ第7図のストッパー
を示す部分拡大図,全体斜視図、第11図,第12図は第5
図のターンテーブルの変形例を示す斜視図,縦断面図、
第13図は第1図のインスツルメントパネルの左端部を示
す部分斜視図、第14図は第13図のリッドの開閉要領を示
す側面図、第15図は第14図のリッドの内面構造を示す斜
視図、第16図は第15図のハンディプリンターの挿入状態
を示す縦断面図、第17図は第16図の変形例を示す同じく
縦断面図である。 第18図,第19図はそれぞれ公知の自動車のインスツルメ
ントパネルを示す斜視図、第20図(A),(B)はそれ
ぞれ第19図のA−A,B−B断面図である。 1……インスツルメントパネル、2……後端縁、3……
横鉛直壁、4……リセス水平底面、5……入江状リセ
ス、6……段差壁、7……メーターパネル、8……CR
T、9……ターンテーブル、10……左端後面、13……プ
リンター用紙開口、15……取付片、16……ダッシュボー
ド、17……バンド、19……ガジョン、20……ピントル、
21……テーブル受け兼ストッパー、22……ステー、23…
…ナット、24……ボールジョイント、25……ストッパー
受、26……鋼板、27……嵌合孔、28……スライドテーブ
ル、29……凹所、30……リッド、31……ヒンジ、32……
パソコン支持台、33……パソコン、34……パソコン支承
具、35……ロック、36……プリンター支承具、37……用
紙取出口、38……プリンター、39……リッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹林 眞一 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】フロントガラスとステアリングシャフトと
の間に全巾にわたってほぼ水平に延び後端縁で鉛直下方
に折れ曲がって横鉛直壁を形成し、上記後端縁の一部に
開口する入江状リセスを上面に凹設し上記リセスの段差
部にメーター類を配設してなる自動車のインスツルメン
トパネルにおいて、上記横鉛直壁の一部に切り明けられ
た長方形開口と、上記開口の下端に下端がヒンジを介し
て枢着され起倒することにより上記開口を開閉するリッ
ドと、上記リッドを鉛直位置,前傾位置にそれぞれ停止
させるストッパーと、上記リッドの内面に突設されパソ
コン機器を鉛直姿勢で格納するパソコン支承部材とを具
えたことを特徴とする自動車のインスツルメントパネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14996289U JPH0750279Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 自動車のインスツルメントパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14996289U JPH0750279Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 自動車のインスツルメントパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388836U JPH0388836U (ja) | 1991-09-11 |
JPH0750279Y2 true JPH0750279Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31696334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14996289U Expired - Lifetime JPH0750279Y2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 自動車のインスツルメントパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750279Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP14996289U patent/JPH0750279Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0388836U (ja) | 1991-09-11 |
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