JP2571121B2 - 低刺激性洗浄剤組成物 - Google Patents

低刺激性洗浄剤組成物

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JP2571121B2 JP1040080A JP4008089A JP2571121B2 JP 2571121 B2 JP2571121 B2 JP 2571121B2 JP 1040080 A JP1040080 A JP 1040080A JP 4008089 A JP4008089 A JP 4008089A JP 2571121 B2 JP2571121 B2 JP 2571121B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低刺激性洗浄剤組成物、更に詳しくは、ア
ミドアミン型両性界面活性剤及びスルホコハク酸系界面
活性剤を含有する高起泡性で、洗浄力等に優れ、しかも
皮膚や毛髪、眼粘膜に対して温和な洗浄剤組成物、並び
にこれに更にカチオン性ポリマー又は/及び分岐第4級
アンニウム塩を配合した、洗浄時の感触を改善し、洗浄
後のなめらかさ、しなやかさ、乾燥後のコンデイシヨニ
ング効果を付与し、しかも油つぽさが残らない安定性の
よい洗浄剤組成物を提供するものである。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より、洗浄剤用の界面活性剤としてアルキル硫酸
エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインス
ルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤が広く用いられて
きた。ところがこれらの界面活性剤は、程度の差はある
がいずれも皮膚刺激性を有し、連用すると皮膚を荒ら
す。これに対し、アミドアミン型両性界面活性剤は皮膚
や眼粘膜に対する刺激性が低く極めて温和な界面活性剤
であることが知られており、洗浄剤組成物の一成分とし
て利用されている。
しかしこのアミドアミン型両性界面活性剤には洗浄剤
組成物に要求される必須性能である洗浄性、起泡性、増
粘性、コンデイシヨニング性の点で劣ることを始めいく
つかの難点があり、洗浄剤組成物の主たる界面活性剤と
して用いることは困難であつた。このため、アミドアミ
ン型両性界面活性剤の特性を生かしつつこれを含有する
洗浄剤組成物の性能を改善することが要望されていた。
この欠点を改善した洗浄剤組成物として、本出願人は特
開昭63−128100号の洗浄剤組成物を提案した。
本発明は、さらにこの組成物の起泡性、洗浄時、洗浄
後の毛髪のなめらかさやしなやかさといつた特性を改良
したものである。
一方、スルホコハク酸系界面活性剤もまた、皮膚に対
して非常に温和な界面活性剤として知られているが、起
泡性や増粘性に乏しいことから、洗浄剤組成物の主たる
界面活性剤として用いられた例は少なく、添加剤的に用
いられているのが普通であつた。例えば特公昭56−4327
6号公報には、従来のイミダゾリン型両性界面活性剤ま
たはアルキルベタイン型両性界面活性剤およびN−アシ
ルアミノ酸塩型アニオン界面活性剤との併用例が提案さ
れている。
また、特公昭62−43479号公報は、第2級アルコール
エトキシレートの硫酸アンモニウム塩と第2級アルコー
ルエトキシレートのスルホコハク酸半エステル塩ならび
にアルキルアルカノールアマイド類および/またはアル
キルアミンオキサイド類を組合わせた洗浄剤組成物を開
示している。さらには、特開昭56−38395号公報、特開
昭56−82895号公報、特開昭56−82897号公報、特開昭56
−82898号公報、特開昭57−159897号公報、特開昭59−1
02996号公報、特開昭60−146864号公報、特開昭61−140
514号公報、特開昭62−109897号公報、特開昭62−12739
6号公報、特開昭62−148599号公報、特開昭62−164797
号公報、特開昭62−260893号公報、および特開昭63−16
1098号公報は、スルホコハク酸系界面活性剤を他の成分
と組み合わせた洗浄剤組成物ないしはシヤンプー組成物
を開示している。
このように、前記文献には、本発明の洗浄剤組成物で
使用される数種の成分が洗浄剤組成物に使用できること
が開示されているが、スルホコハク酸系界面活性剤の特
性を生かしつつ、良好な起泡性、洗浄性、増粘性、洗浄
時および洗浄後のなめらかさやしなやかさ、およびコン
デイシヨニング性といつた特性を同時に満足する組成物
を教示または示唆していない。
洗浄時の感触改善および洗浄後のコンデイシヨニング
性改善のため、カチオン性ポリマーを含有する組成物が
一般に知られているが、それらの効果を十分に発揮され
る量を添加した場合には乾燥する過程で不快なべとつき
を生じ、乾燥するにつれてカチオン性ポリマーのコンプ
レックスが固化し、ごわつき等を生じるという問題があ
る。
従つて、界面活性剤の低刺激性という特性を生かしつ
つ起泡性、洗浄性に優れ、同時に洗浄時の感触、洗浄後
のなめらかさ、しなやかさに優れ、乾燥後のべとつきの
ないコンデイシヨニング効果に優れた洗浄剤組成物が望
まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者らは上記問題点を解決
すべく鋭意研究を行なつた結果、予想外にもアミドアミ
ン型両性界面活性剤とスルホコハク酸系界面活性剤を併
用配合すれば当該洗浄剤組成物の欠点である起泡性の欠
如等が改善され、しかも皮膚に対する刺激性が低いとい
うアミドアミン型両性界面活性剤およびスルホコハク酸
系界面活性剤本来の特徴は変らないことを見出し、本発
明を完成した。
すなわち、本発明は次の成分(A)及び(B) (A) 次の一般式(I)又は(II) 〔式中、R1及びR3は各々炭素数7〜19の飽和又は不飽和
炭化水素基を、R2及びR4は基−CH2COOM1、−CH2CH2COOM
1又は (ここでM1は水素、アルカリ金属又はアルカノールアミ
ンを示す)を示し、R5は水素又は基−CH2COOM1、−CH2C
H2COOM1若しくは (M1は前記した意味を有する)を示す〕 で表わされるアミドアミン型両性界面活性剤の一種又は
二種以上、 (B) 次の一般式(III)又は(IV) 〔式中、R6又は を示し(R7は炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基若しくはアルケニル基を、R8は同一又は異なつて水素
又はメチル基を、R9は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖の
アルキル基若しくはアルケニル基を示し、mは0〜20の
数を示す)、M2は水素原子又はアルカリ金属、アルカリ
土類金属、アンモニウム及び有機アンモニウムから選ば
れる水溶性塩を形成する陽イオンを示す〕 で表わされるスルホコハク酸系界面活性剤の一種又は二
種以上を含む低刺激性洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
本発明の(A)成分であるアミドアミン型両性界面活
性剤のうち、一般式(I)で表わされるものの好ましい
具体例としては、N−ラウロイル−N′−カルボキシメ
チル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミ
ン、N−ラウロイル−N′−カルボキシエチル−N′−
(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、N−ミリ
ストイル−N′−カルボキシメチル−N′−(2−ヒド
ロキシエチル)エチレンジアミン、N−ミリストイル−
N′−カルボキシエチル−N′−(2−ヒドロキシエチ
ル)エチレンジアミン、N−パルミトイル−N′−カル
ボキシメチル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチレ
ンジアミン、N−パルミトイル−N′−カルボキシエチ
ル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン
等及びこれらの塩が挙げられる。また、一般式(II)で
表わされるものの好ましい具体例としては、N−ラウロ
イル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N′−カルボキ
シメチルエチレンジアミン、N−ラウロイル−N−(2
−ヒドロキシエチル)−N′,N′−ビス(カルボキシメ
チル)エチレンジアミン、N−ラウロイル−N−(2−
ヒドロキシエチル)−N′,N′−ビス(カルボキシエチ
ル)エチレンジアミン、N−ミリストイル−N−(2−
ヒドロキシエチル)−N′−カルボキシメチルエチレン
ジアミン、N−ミリストイル−N−(2−ヒドロキシエ
チル)−N′,N′−ビス(カルボキシメチル)エチレン
ジアミン、N−ミリストイル−N−(2−ヒドロキシエ
チル)−N′,N′−ビス(カルボキシエチル)エチレン
ジアミン、N−パルミトイル−N−(2−ヒドロキシエ
チル)−N′−カルボキシメチルエチレンジアミン、N
−パルミトイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−
N′,N′−ビス(カルボキシメチル)エチレンジアミ
ン、N−パルミトイル−N−(2−ヒドロキシエチル)
−N′,N′−ビス(カルボキシエチル)エチレンジアミ
ン及びこれらの塩等が挙げられる。
塩としてはナトリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネ
シウム塩等のアルカリ土類金属塩、トリエタノールアミ
ン塩等のアルカノールアミン塩、さらにはアンモニウム
塩が挙げられる。また、これらの塩を用いた場合、夾雑
物として無機塩類を含みやすいが、これらの無機塩類の
一部または全部を除き、夾雑物無機塩類量が1重量%
(以下単に%で示す)以下となるようにした、脱塩した
アミドアミン型両性界面活性剤を用いるのが好ましい。
脱塩したアミドアミン型両性界面活性剤は溶媒抽出、
電気透析その他の方法で調製することができるが、特
に、下記一般式(I a)で示される2級アミドアミノ酸
をアンモニアもしくはトリエタノールアミンの塩とし、
夾雑物無機塩量が1%以下となるよう調整したものは水
溶性で濃厚無機溶液に不溶な高分子を容易に0.05〜10%
配合できるので好ましい。
ここでいう水溶性で濃厚塩溶液に不溶な高分子とは、
カチオン性セルロース、カチオン性デンプン、カチオン
性天然ガム類、ジアリル4級アンモニウム塩ホモポリマ
ー等の皮膚、毛髪繊維に対しコンデイシヨニング性を示
すカチオン性高分子;アルギン酸、カルボキシメチルセ
ルロース、カルボキシビニルポリマー等の増粘性を示す
アニオン性高分子;さらにはヒドロキシエチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレンオキシド等の増粘性、皮膚、毛髪の感触向上
効果を示す非イオン性高分子をいう。
本発明に使用されるアミドアミン型両性界面活性剤の
合成例については、たとえば、特開昭60−115512号公報
中に記載されている。
また、(B)成分のスルホコハク酸系界面活性剤とし
ては、前記(III)又は(IV)で表わされる高級アルコ
ール若しくはエトキシレートのスルホコハク酸エステル
又は高級脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステルが
挙げられる。
また、上記一般式(III)又は(IV)で表わされる化
合物のうち、高級アルコール若しくはそのエトキシレー
トのスルホコハク酸エステルとしては、炭素数11〜13の
2級アルコールエトキシレートのスルホコハク酸エステ
ルの2ナトリウム塩〔日本触媒化学工業製,ソフタノー
ルMES 3,5,7,9,12(それぞれの数字はエチレンオキサイ
ドの平均付加モル数(EO)を示す)等〕、ラウリルアル
コール又はラウリルアルコールエトキシレート(EO=3,
4,6,9,12)のスルホコハク酸エステルの2ナトリウム塩
(東邦化学工業製,コハクールL−400等)、炭素数12
〜15の合成1級アルコール又はそのエトキシレート(EO
=2〜12)のスルホコハク酸エステルの2ナトリウム
塩、炭素数8〜22のゲルベアルコール又はそのエトキシ
レート(EO=2〜12)のスルホコハク酸の2ナトリウム
塩などが挙げられ、また、高級脂肪酸アミド由来のスル
ホコハク酸エステルとしては、ラウリン酸ポリエチレン
グリコール(EO=1,2)アミドのスルホコハク酸エステ
ルの2ナトリウム塩、オレイン酸ポリエチレングリコー
ル(EO=1,2)アミドのスルホコハク酸エステルの2ナ
トリウム塩、ヤシ油脂肪酸ポリエチレングリコール(EO
=4)のスルホコハク酸エステルの2ナトリウム塩など
が挙げられるが、就中、感触の良さや起泡性の点で炭素
数11〜13の直鎖の高級アルコールモノコハク酸エステル
が好ましい。
スルホコハク酸系界面活性剤は本発明組成物中に1〜
40%、特に組成物がシヤンプーである場合には2〜20
%、皮膚洗浄剤である場合には5〜45%配合されること
が好ましい。
また、アミドアミン型両性界面活性剤とスルホコハク
酸系界面活性剤の配合量は双方の合計量として全組成物
中に5〜50%、特に液体洗浄剤である場合には10〜30%
程度であることが好ましく、更に配合比率は、アミドア
ミン型両性界面活性剤:スルホコハク酸系界面活性剤=
1:9〜9:1の範囲で任意に選択できるが、特に1:4〜4:1の
範囲であることが好ましい。
また、本発明者らは、前記(A)及び(B)成分に、
カチオン性ポリマーの一種又は二種以上を配合すると、
前述の特性に加えて、洗浄時の感触、洗浄後のなめらか
さや、しなやかさにおいて優れた効果が付与されること
を見出した。
本発明で使用されるカチオン性ポリマーとしては、カ
チオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン
化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩とア
クリルアミドとの共重合物、4級化ポリビニルピロリド
ン誘導体及びポリグリコールポリアミン縮合物等が挙げ
られる。
カチオン化セルロース誘導体としては例えば次式(VI
I)で表わされるものが好ましい。
(VII)式中、Aはアンヒドログルコース単位の残基
を示し、aは50〜20000の整数であり、各R17はそれぞれ
次の一般式(VIII)で表わされる置換基を示す。
(VIII)式中R′,R″:炭素数2または3のアルキレ
ン基 b:0〜1の整数、 c:0〜3の整数、 d:0〜10の整数 R:炭素数1〜3のアルキレン基又はヒドロキシアル
キレン基 R18,R19,R20:同じか又は異なつており、炭素数10までの
アルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素
原子を含んで複素環を形成してもよい。
X1:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
メチル硫酸、リン酸、硝酸等)を表わす。
カチオン化セルロースのカチオン置換度は、0.01〜
1、即ちアンヒドログルコース単位あたりのcの平均値
は、0.01〜1好ましくは0.02〜0.5が好ましい。又、b
+dの合計は平均1〜3である。置換度は、0.01以下で
は、十分でなく、又1以上でもかまわないが反応収率の
点より1以下が好ましい。ここで用いるカチオン性セル
ロースの分子量は約100000〜3000000の間である。
カチオン性澱粉としては次の一般式(IX)で表わされ
るものが好ましい。
(IX)式中、B:澱粉残基 R21:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 R22,R23,R24:同じか又は異なつており、炭素数10以下の
アルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素
原子を含んで複素環を形成してもよい。
X2:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
メチル硫酸、リン酸、硝酸等) e:正の整数 カチオン性澱粉のカチオン置換度は0.01〜1、即ち無
水グルコース単位当り0.01〜1好ましくは0.02〜0.5個
のカチオン基が導入されたものが好ましい。置換度が0.
01以下では十分でなく、又1以上でもかまわないが反応
収率の点より1以下が好ましい。
カチオン化グアーガム誘導体としては、次の一般式
(X)で表わされるものが好ましい。
(X)式中、D:グアーガム残基 R21,R22,R24,e2:前記と同じ カチオン化グアーガム誘導体のカチオン置換度は0.01
〜1好ましくは0.02〜0.5個のカチオン基が糖ユニツト
に導入されたものが好ましい。
この型のカチオン性ポリマーは、特公昭58−35640号
公報、特公昭60−46158号公報、および特開昭58−53996
号公報中に記載され、セラニーズ−シユタイン・ホール
社から商標名ジヤグアールとして市販されている。
ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合
物としては次の一般式(XI)又は(XII)で示されるも
のが好ましい。
(XI)および(XII)式中、 R25,R26:同じか又は異なつており、水素、アルキル基
(炭素数1〜18)、フエニル基、アリール基、ヒドロキ
シアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、
アルコキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル基 R27,R28,R29,R30:同じか又は異なつており、水素、低級
アルキル基(炭素数1〜3)、フエニル基 X3:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
メチル硫酸、硝酸など) f:1〜50の整数 g:1〜50の整数 h:150〜8000の整数 ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合
物の分子量としては約3万〜200万、好ましくは10万〜1
00万の範囲が良い。
4級化ポリビニルピロリドン誘導体としては次式(XI
II)で示されるものが好ましい。
(XIII)式中、 R31:水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基 R32,R33,R34:同じか又は異なつており水素原子、炭素数
1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミドア
ルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、
カルボアルコキシアルキル基 Y:酸素原子又はアミド結合中のNH基 X4:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
炭素数1〜4のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等) k:1〜10の整数 i+j=20〜8000の整数 4級化ポリビニルピロリドン誘導体の分子量としては
1万〜200万、好ましくは5万〜150万が特に良い。
上記のビニル重合体中に含まれるカチオン性高分子に
由来するカチオン性窒素の含有量はビニル重合体に対し
て0.004〜0.2%、好ましくは0.01〜0.15である。0.004
%以下では十分に効果がなく、0.2%以上では性能的に
はよいがビニル重合体の着色の原因にもなり又、経済的
にも不利となる。
ポリグリコールポリアミン縮合物としては次式(XI
V)で示されるものが好ましい。
(XIV)式中、 R35,R37,R38,R40:炭素数2〜4のヒドロキシアルキレン
基 R36,R39:炭素数2〜3のアルキレン基 l,s:10〜20の整数 t:2〜4の整数 u:2〜6の整数 v:1〜50の整数 R41:炭素数6〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基 更にはアジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピ
ルジエチレントリアミンの共重合物(米国サンドス社製
カルタレチン)および、特開昭53−139734号公報、特開
昭60−36407号公報中に記載されているカチオン性ポリ
マーはいづれも使用出来る。
以上のようなカチオン性ポリマーは単独又は2種以上
を混合して用いることができる。
本発明の低刺激性洗浄剤組成物におけるカチオン性ポ
リマーの配合量は0.05〜2%、特に0.1〜0.8%が好まし
い。
更にまた、本発明者らは、更に分岐第4級アンモニウ
ム塩の一種又は二種以上を配合すると、前述の特性に加
えて、乾燥後のコンデイシヨニング効果に極めて優れ、
しかも油つぽさやべとつきが残らないといつた従来の洗
浄剤組成物に比較し著しく優れた低刺激性洗浄剤組成物
が得られることを見出した。
本発明で使用される分岐第4級アンモニウム塩として
は、次の一般式(V)又は(VI)、 〔式中、R10は、 ここで、R16はメチル基又はエチル基を示し、pはアル
キル基の合計が8〜16となる数を示す)で表わされる分
岐アルキル基及び(b)CH3CH2 (ここでqは7〜
15の数を示す)で表わされる直鎖アルキル基の混合物
で、その分岐率(a)/(a)+(b)が10〜100%で
ある基を示し、R11及びR12はベンジル基、炭素数1〜3
のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基
を示し、R13及びR14は、炭素数2〜12のアルキル基を示
し、R15は基 又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、X-はハロゲンイ
オン又は有機アニオンを示す〕 で表わされるものおよび 〔式中R42は(c) (ただし、xは2〜14の整数、yは3〜11の整数、xと
yの和は9〜21)もしくは、炭素数1〜3のアルキル基
を表わす。R11,R12,Xは前記した意味を表わす〕で表わ
されるもの等が挙げられる。
一般式(V)で表わされる第4級アンモニウム塩は、
例えば通常炭素数8〜16のオキソアルコールを原料とし
て合成されるものであり、その例としては、該アルコー
ルから導かれるアルキル基を有するジアルキルジメチル
アンモニウム塩、ジアルキルメチルヒドロキシエチルア
ンモニウム塩、ジアルキルメチルベンジルアンモニウム
塩等を挙げることができる。これらアンモニウム塩の対
イオンとしては塩素、ヨウ素、臭素等のハロゲンイオン
およびメトサルフエート、エトサルフエート、メトフオ
スフエート、エトフオスフエート等の有機アニオンを挙
げることができる。
一般式(V)において、アルキル基R10は合計炭素数
が8〜16である(a) (R16はメチル基またはエチル基を示す)及び(b)CH3
CH2 から構成される基であり、このR10の分岐率
(a)/(a)+(b)は原料となるオキソアルコール
の分岐率から求められ、一般には10〜100%、特に10〜5
0%が好ましい。また、アルキル基R10の合計炭素数は8
〜16であればよいが、一定の分布をもつたものが好まし
く、特に以下の分布を有するものが好ましい。
C8〜C11:5%以下 C12:10〜35% C13:15〜40% C14:20〜45% C15:5〜30 C16:5%以下 一般式(V)で表わされる分岐第4級アンモニウム塩
の特に好ましい具体例としては、炭素数8〜16で分岐率
10〜50%のアルキル基R10を有するジアルキルジメルア
ンモニウムクロリドが挙げられる。
一般式(VI)で表わされる第4級アンモニウム塩は、
例えば炭素数8〜28のゲルベアルコール を原料として合成されるものである。この分岐第4級ア
ンモニウム塩の好ましい例としては、ゲルベアルコール
から導かれるアルキル基を有するアルキルトリメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルヒドロキシエチルアン
モニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩
等のモノアルキル型第4級塩;ジアルキルジメチルアン
モニウム塩、ジアルキルメチルヒドロキシエチルアンモ
ニウム塩、ジアルキルメチルベンジルアンモニウム塩等
を挙げることができる。これらアンモニウム塩の対イオ
ンとしては塩素、沃素、臭素等のハロゲンイオンおよび
メトサルフエート、エトサルフエート、メトフオスフエ
ート、エトフオスフエート等の有機アニオンを挙げるこ
とができる。ここでゲルベアルコールから導かれるアル
キル基の例としては2−ヘキシルデシル、2−オクチル
ドデシル、2−デシルテトラデシル、2−ドデシルヘキ
サデシルを挙げることができる。分岐第4級アンモニウ
ム塩(VI)の特に好ましい具体例としては、2−デシル
テトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド、2−ド
デシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、
ジ−2−ヘキシルデシルジメチルアンモニウムクロリ
ド、ジ−2−オクチルドデシルアンモニウムクロリド等
を挙げることができる。
一般式(XV)で表わされるメチル分岐第4級アンモニ
ウム塩では、xとyの和が15となるものが好ましい。
一般式(V),(VI)または(XV)で表わされる分岐
第4級アンモニウム塩は単独あるいは二種以上を混合し
て用いることができるが、べたつきの少なさの点から
は、一般式(VI)で表わされる第4級アンモニウム塩が
好ましい。本発明の低刺激性洗浄剤組成物における分岐
第4級アンモニウム塩の配合量は、0.05〜5%、特に0.
1〜1%が好ましい。
本発明洗浄剤組成物は通常の洗浄剤組成物に用いられ
る公知の酸性若しくはアルカリ性薬剤により、pH3〜1
0、特にpH4〜8に調整されることが好ましい。
尚、本発明の洗浄剤組成物には上記必須成分の他に洗
浄剤中に通常使用される成分、例えば階級脂肪酸塩、ア
ルキルアミンオキサイド、脂肪酸アルカノールアマイ
ド、スクワレン、ラノリン、シリコーン、シリコーン誘
導体等の感触向上剤、プロピレングリコール、グリセリ
ン、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ソルビ
トール等の保湿剤、メチルセルロース、カルボキシビニ
ルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ポリオキシ
エチレングリコールジステアレート、エタノール等の粘
度調整剤、パール化剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌
剤、グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフエロール等
の抗炎症剤、ジンクピリチオン、オクトピロツクス等の
抗フケ剤、メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤
などを発明の効果を損なわない範囲において任意に添加
することも可能である。
本発明の洗浄剤組成物は、衣料用洗浄剤、食器用洗浄
剤、皮膚、毛髪用洗浄剤等種々の目的に用いることがで
き、その剤型は通常、洗浄剤に使用される剤型を任意に
選択することができる。この場合、アミドアミン型両性
界面活性剤とスルホコハク酸系界面活性剤の組成物中含
有量は、双方の合計量で、固型の剤型であれば30%以
上、ペースト上の剤型であれば20%以上、液体の剤型で
あれば10%以上であることが好ましい。
〔発明の効果〕
叙上の本発明洗浄剤組成物は、アミドアミン型両性界
面活性剤およびスルホコハク酸系界面活性剤の欠点であ
つた起泡特性等の泡特性、感触およびコンデイシヨニン
グ性を改善したものである。したがつて、皮膚、粘膜等
に対して刺激が低いことが要求される洗浄剤、例えば、
乳幼児用の毛髪、皮膚洗浄剤、手の荒れやすい主婦のた
めのウール、台所用洗剤、毎日洗髪する人のためのデイ
リーシヤンプー等として有利に利用することができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例により限定されるものではない。
実施例1 下記の第1表に示す組成の洗浄剤組成物(pH7)を製
造し、それぞれについて起泡量、泡質、毛髪・肌に対す
る感触、保存安定性、皮膚刺激性、べとつきの評価を行
なつた。
尚、泡質、毛髪・肌に対する感触およびべとつきの評
価は、健常な日本人女性の毛髪20g(15cm)に洗浄液1g
を塗布し、1分間泡立てた時点の毛髪と、すすいだ後に
ドライヤーで乾燥させた毛髪について及び洗浄液1gを手
の平に取り、水道水を適度に加え泡立てた時点の手肌
と、水ですすいで乾した後の手肌について、専門パネラ
ー5名により行なつた。
また、起泡量の評価は反転撹拌法により行なつた。
更に、低温安定性の評価は洗浄剤組成物を1か月間、
5℃、−5℃で保存し、その安定性を目視により行なつ
た。
皮膚刺激性の評価はモルモツト皮膚に対して、洗浄剤
25%液で7回洗浄した後行なつた。
<評価基準> 起泡量 ◎ 非常に良好な泡立ちを示す ○ 充分な泡立ちを示す △ 泡立つが不足と感じる × ほとんど泡立たない 泡 質 ◎ 泡質クリーミーで非常に良くすべる ○ 泡質クリーミーですべる △ 泡質やや荒く、ややすべらない × 泡質荒く、すべらない 毛髪・肌に対する感触 ◎ きしみが全くなく、なめらかで非常に良好 ○ きしみが弱く良好でなめらか △ きしみがやや強く、なめらかさがやや不良 × きしみが強く不良 べとつき ○ べとつかず、さらつとしている △ ややべとつく × べとつく 低温安定性 ○ 透 明 △ 微 濁 × 濁りあるいは沈澱を生じている 皮膚刺激性 ○ 無刺激〜微刺激性 △ 弱度刺激 × 中〜強度刺激 第1表より明らかなように本発明品は泡特性に優れ、
皮膚に対する刺激も少ないことが認められ、しかも安定
性の良好な洗浄剤組成物であつた。
実施例2 下記の第2表に示す組成の洗浄剤組成物を製造し、そ
れぞれについて起泡量、泡質、毛髪・肌に対する感触、
保存安定性、皮膚刺激性、べとつきの評価を実施例1と
同様にして行なつた。
注1)カチオン性ポリマー 1.ユニオンカーバイド社製ポリマーJR−400(カチオ
ン化セルロース),2.カチオン性澱粉,3.メルク社 マー
コート550(N,N−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニ
ウムクロライドとアクリルアミドとの共重合物),4.ガ
フ社 ガフコート755N(ビニルピロリドン・ジメチルア
ミノエチルアクリレート共重合物の硫酸エチル4級化
物) 2)炭素数12〜15の市販オキソ法合成アルコール(ドバ
ノール23と45の等量混合物,三菱油化社製)に由来する
分岐第4級アンモニウム塩で、その分岐率は20重量%で
ある。
第2表より明らかなように本発明品は泡特性に優れ、
皮膚に対する刺激も少なく、しかも洗浄時の感触に極め
て優れた安定な洗浄剤組成物であつた。
実施例3 下記の第3表に示す組成の洗浄剤組成物を製造し、そ
れぞれについて起泡量、泡質、毛髪・肌に対する感触、
保存安定性、皮膚刺激性、べとつきの評価を実施例1と
同様にして行なつた。
第3表より明らかなように本発明品は泡特性に優れ、
皮膚に対する刺激が少なく、更に洗浄時の感触、乾燥後
のコンデイシヨニング効果に極めて優れ、しかもべとつ
きの少ない安定な洗浄剤組成物であつた。
実施例4〜6 以下に示す組成のシヤンプー、衣料用軽質洗浄剤、食
器調理具用洗浄剤を製造した。これらはいずれも皮膚に
対する刺激性が極めて弱く、また泡特性、洗浄性、感触
も良好であつた。
(実施例4) シヤンプー: (重量%) N−ラウロイル−N′−カルボキシメチ ル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチ レンジアミンTEA塩 10 ポリオキシエチレン(5)ラウリルスル ホコハク酸ジナトリウム 5 ラウリン酸ジエタノールアミド 2 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2 カチオン化セルロース (ポリマーJR400,UCC社製) 0.15 香 料 0.5 色 素 適 量 精製水 バランス (実施例5) 衣料用軽質洗浄剤 (重量%) N−ラウロイル−N′−カルボキシメチ ル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチ レンジアミンNH3塩 10 ポリオキシエチレン(7)アルキルスル ホコハク酸ジナトリウム(ソフタノール MES7H,日本触媒化学工業製) 10 ラウリルジメチルアミンオキシド 5 メチルセルロース 0.3 エチルアルコール 8 香 料 適 量 精製水 バランス (実施例6) 食器調理具用洗浄剤: (重量%) N−ラウロイル−N′−カルボキシメチ ル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチ レンジアミンTEA塩 7 N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシ エチル)−N′,N′−ビス(カルボキシ メチル)エチレンジアミンTEA塩 7 ポリオキシエチレン(5)ラウロイルエ タノールアミドスルホコハク酸エステルジ ナトリウム 5 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3 カルボキシビニルポリマー (カーボポール941,Goodrich社製) 0.5 ポリエチレングリコール 0.5 香料,色素 適 量 精製水 バランス 実施例7 以下に示す組成の洗顔フオームを製造した。これは泡
立ちが良く、刺激性が極めて弱く、皮膚の感触も良好で
あつた。
(重量%) N−ミリストイル−N′−カルボキシメ チル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エ チレンジアミンTEA塩 25 ポリオキシエチレン(3)ヤシ油アルキ ルスルホコハク酸ジナトリウム 25 ラウリン酸 5 エチレングリコールジステアレート 4 マーコート550(MERCK社製) 0.1 2−デシルテトラデシルトリメチルアン モニウムクロリド 0.1 香 料 0.3 精製水 バランス 実施例8〜9 以下に示す組成の抗フケシヤンプーを製造した。これ
らは皮膚に対する刺激性が極めて弱く、また抗フケ効果
及び感触も良好であつた。
(実施例8) 抗フケシヤンプー: (重量%) N−ラウロイル−N′−カルボキシメチ ル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチ レンジアミンTEA塩 10 ポリオキシエチレン(2)ラウリルスル ホコハク酸ジナトリウム 6 ラウリン酸ジエタノールアミド 3 ラウリルヒドロキシスルホベタイン 1 モノラウリン酸ポリオキシエチレンソル ビタン(20E.O.)(Tween 20) 1 カチオン性ポリマー (ガフコート755N,ガフ社製) 0.5 ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジ メチルアンモニウムエトサルフエート 0.2 オクトピロツクス 0.5 香料,色素 適 量 精製水 バランス (実施例9) 抗フケシヤンプー: (重量%) 3−(N−ラウロイルアミノエチル−N −ヒドロキシエチル)アミノ−2−ヒドロ キシ−1−プロパンスルホン酸TEA塩 10 ポリオキシエチレン(5)ラウリルスル ホコハク酸ジナトリウム 10 ラウリン酸 2 ラウリルジメチルアミンオキシド 1 カチオン化グアーガム (ジアグアールC−13−S,セラニーズ− シユタイン・ホール社製) 0.2 ジアルキルジメチルアンモニウムクロリ ド(第2表注2のもの) 0.2 ポリビニルアルコール 0.5 ジンクピリチオン 0.8 香料,色素 適 量 精製水 バランス 実施例10 以下に示す組成のコンデイシヨニングシヤンプーを製
造した。これは皮膚に対する刺激性が極めて弱く、また
コンデイシヨニング効果及び感触も良好であつた。
コンデイシヨニングシヤンプー: (重量%) N−ラウロイル−N′−カルボキシメチ ル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチ レンジアミンTEA塩 10 ポリオキシエチレン(2)ラウリルスル ホコハク酸ジナトリウム 5 ラウリン酸モノエタノールアミド 2 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 2 カチオン化セルロース (ポリマーJR400,UCC社製) 1 2−ドデシルヘキサデシルトリメチルア ンモニウムクロリド 0.2 ポリビニルピロリドン 0.1 香料,色素 適 量 精製水 バランス 実施例11 以下に示す組成のエアゾールシヤンプーを製造した。
これは良好な泡特性を有し、皮膚、眼に対する刺激性
が少なく、更に感触に極めて優れた洗浄剤組成物であつ
た。
(重量%) N−ラウロイル−N′−カルボキシメチ ル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチ レンジアミンTEA塩 4 ポリオキシエチレン(7)アルキルスル ホコハク酸ジナトリウム(ソフタノール MES7H,日本触媒化学工業製) 3 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 1 ヒドロキシプロピルメチルセルロース (2%水溶液粘度4000cp) 0.5 カチオン化セルロース (ポリマーLR400,UCC社製) 0.1 ポリエーテル変性シリコーン (KF352(A),信越化学工業製) 0.1 両性ポリマー (ユカフオーマーAM75W,三菱油化製) 0.1 香 料 0.3 液化石油ガス 8 精製水 バランス 実施例12 以下に示す組成のリンス効果を有するシヤンプーを製
造した。これらは、皮膚に対する刺激性が極めて弱く、
また泡特性、感触、コンデイシヨニング効果に極めて優
れ、べとつきが少なく、良好なリンス効果を有する洗浄
剤であつた。
(重量%) N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシ エチル)−N′,N′−ビス(カルボキシ メチル)エチレンジアミンTEA塩 12 ポリオキシエチレン(4)ラウリルスル ホコハク酸ジナトリウム 10 ラウリン酸ジエタノールアミド 2 ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミ ノ酢酸ベタイン 2 カチオン化セルロース誘導体 (QUATRISOFT POLYMER LM−200, Amerchol社製) 0.5 2−デシルテトラデシルトリメチルアン モニウムクロリド 0.5 アミノ変性シリコーンエマルジヨン (SM8702C,トーレ・シリコーン社製) 2 香料,色素,ハーブ抽出液 適 量 pH調整剤(pHを6〜7に調整) 適 量 精製水 バランス 実施例13 以下に示す組成のベビーシヤンプーを製造した。これ
は、皮膚に対する刺激性が極めて弱く、また泡特性に優
れ、感触も良好であつた。
(重量%) N−ココイル−N′−カルボキシメチル −N′−(2−ヒドロキシエチル)エチレ ンジアミンTEA塩 8 ポリオキシプロピレン(5)ポリオキシ エチレン(4)−2−ブチルオクチルスル ホコハク酸ジナトリウム 4 シヨ糖脂肪酸エステル 1 モノラウリン酸グリセリド (サンソフト750,太陽化学社製) 0.5 ポリオキシプロピレンブチルエーテルリ ン酸(20P.O.) 0.5 カチオン化セルロース (ポリマーLR30M,UCC社製) 0.05 加水分解コラーゲン 0.1 エチレングリコールモノステアレート 0.5 香料,乳酸 適 量 精製水 バランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:37 1:62)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(A)及び(B) (A) 次の一般式(I)又は(II) 〔式中、R1及びR3は各々炭素数7〜19の飽和又は不飽和
    炭化水素基を、R2及びR4は基−CH2COOM1、−CH2CH2COOM
    1又は (ここでM1は水素、アルカリ金属又はアルカノールアミ
    ンを示す)を示し、R5は水素又は基−CH2COOM1、−CH2C
    H2COOM1若しくは (M1は前記した意味を有する)を示す〕 で表わされるアミドアミン型両性界面活性剤の一種又は
    二種以上、 (B) 次の一般式(III)又は(IV) 〔式中、R6はR7 又は を示し(R7は炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル
    基若しくはアルケニル基を、R8は同一又は異なつて水素
    又はメチル基を、R9は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖の
    アルキル基若しくはアルケニル基を示し、mは0〜20の
    数を示す)、M2は水素原子又はアルカリ金属、アルカリ
    土類金属、アンモニウム及び有機アンモニウムから選ば
    れる水溶性塩を形成する陽イオンを示す〕 で表わされるスルホコハク酸系界面活性剤の一種又は二
    種以上を含む低刺激性洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】更に、カチオン性ポリマーの一種又は二種
    以上を0.05〜2重量%含有する請求項1記載の低刺激性
    洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】更に、分岐第4級アンモニウム塩の一種又
    は二種以上を0.05〜5重量%含有する請求項1又は2記
    載の低刺激性洗浄剤組成物。
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