JPH06102617B2 - シャンプー組成物 - Google Patents

シャンプー組成物

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JPH06102617B2
JPH06102617B2 JP22552290A JP22552290A JPH06102617B2 JP H06102617 B2 JPH06102617 B2 JP H06102617B2 JP 22552290 A JP22552290 A JP 22552290A JP 22552290 A JP22552290 A JP 22552290A JP H06102617 B2 JPH06102617 B2 JP H06102617B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシャンプー組成物に関し、更に詳細には洗髪時
の毛髪の損傷がなく、しかも洗浄力を損なわずに洗髪中
の泡になめらかさ、クリーミーさ等を付与し、すすぎ時
から乾燥後の髪がべたつかず、しっとり感、柔らかさ等
を与え、優れたコンディショニング効果を有するシャン
プー組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
近年、シャンプーの性能は単なる洗浄性のみではなく、
毛髪の損傷がないこと、すすぎ時の指通りの良いことや
仕上がった髪の感触の良いこと等のコンディショニング
効果が非常に重要なポイントとなっている。このため、
カチオン化セルロース等のカチオン性ポリマーや両性ポ
リマーなどの水溶性ポリマーが、コンディショニング剤
として広く使用されている。
これらの水溶性ポリマーは、界面活性剤と複合体を形成
し、すすぎ時にこの複合体が毛髪上に沈着して高いコン
ディショニング効果を発揮するものである。しかしなが
ら、毛髪に残留した複合体は乾燥するに従って不快なべ
たつきを生じたり、また充分乾燥した後には固化してご
わつく等の問題点があり、理想的な毛髪の感触が得られ
るものではなかった。
従って、洗髪時の毛髪の損傷がなく、泡の感触が良好で
あり、すすぎ時から乾燥後の髪がべたつかず、しっとり
感や柔らかさに優れ、指通りの良い感触を付与するシャ
ンプー組成物が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
かかる実情において、本発明者らは鋭意研究を行なった
結果、特定の水溶性ポリマーとアニオン性界面活性剤又
は両性界面活性剤に、ジアルキレングリコールモノアル
キルエーテルを併用すれば、該ジアルキレングリコール
モノアルキルエーテルが毛髪内部に浸透・吸着するた
め、洗髪時の毛髪の膨潤による傷みを防ぐばかりでな
く、洗髪後の保湿効果を示し、更に、ジアルキレングリ
コールモノアルキルエーテルが界面活性剤とポリマーと
の複合体に取り込まれ、これが毛髪上に沈着して毛髪を
柔軟化するため、乾燥状態に於いても髪にしっとり感、
柔軟性、平滑性等の優れたコンディショニング効果を示
し、しかもべたつき、油っぽさのない優れたシャンプー
組成物が得られることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明は次の成分(A)、(B)及び(C) (A)カチオン性ポリマー及び両性ポリマーから選ばれ
る一種又は二種以上 (B)ジアルキレングリコールモノアルキルエーテル (C)アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選
ばれる一種又は二種以上 を含有するシャンプー組成物を提供するものである。
本発明で用いられる(A)成分のうち、カチオン性ポリ
マーとしては、例えばカチオン化セルロース誘導体、カ
チオン性澱粉、カチオン化グアガム誘導体、ジアリル4
級アンモニウム塩重合物、ジアリル4級アンモニウム塩
/アクリルアミド共重合物、4級化ポリビニルピロリド
ン誘導体等が挙げられる。
カチオン化セルロース誘導体としては、次の一般式
(I)で表わされるものが好ましい。
(I)式中、Aはアンヒドログルコース単位の残基を示
す、aは50〜20000の整数であり、各R1は、それぞれ次
の一般式(II)で表わされる置換基を示す。
(II)式R′,R″:炭素数2又は3のアルキレン基 b:0〜10の整数 c:0〜3の整数 d:0〜10の整数 R:炭素数1〜3のアルキレン又はヒドロキシアルキ
レン基 R2,R3,R4:同じか又は異なっており、炭素数10までのア
ルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原
子を含んで塩素環を形成してもよい。
X1:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
メチル硫酸、リン酸、硝酸等)を表わす。
カチオン化セルロースのカチオン置換度は、0.01〜1、
すなわちアンヒドログルコース単位あたりのcの平均値
は、0.01〜1、好ましくは0.02〜0.5である。又、b+
dの合計は平均1〜3である。置換度は、0.01以下で
は、充分でなく、又1以上でもかまわないが反応収率の
点より1以下が好ましい。例えばR2,R3,R4としては全て
CH3基、又は2つのCH3基などの短鎖アルキル基であり残
り1つが炭素数10〜20の長鎖アルキル基であるものが好
ましい。ここで用いるカチオン化セルロースの分子量は
約100000〜8000000の間である。
カチオン性澱粉としては次の一般式(III)で表わされ
るものが好ましい。
(III)式中、B:澱粉残基 R5:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 R6,R7,R8:同じか又は異なっており、炭素数10以下のア
ルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原
子を含んで複素環を形成してもよい。
X2:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
メチル硫酸、リン酸、硝酸等) e:正の整数 カチオン性澱粉のカチオン置換度は0.01〜1、すなわち
無水グルコース単位当り0.01〜1、特に0.02〜0.5個の
カチオン基が導入されたものが好ましい。置換度が0.01
以下では充分でなく、又1以上でもかまわないが反応収
率の点より1以下が好ましい。
カチオン化グアガム誘導体としては、次の一般式(IV)
で表わされるものが好ましい。
(IV)式中、D:グアガム残基 R9:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 R10,R11,R12:同じか又は異なっており、炭素数10以下の
アルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素
原子を含んで複素環を形成してもよい。
X3:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
メチル硫酸、リン酸、硫酸等) f:正の整数 カチオン化グアガム誘導体のカチオン置換度は、0.01〜
1、特に0.02〜0.5個のカチオン基が糖ユニットに導入
されたものが好ましい。この型のカチオン性ポリマー
は、特公昭58-35640号公報、特公昭60-46158号公報、及
び特開昭58-53996号公報中に記載されており、例えばセ
ラニーズ−シュタイン・ホール社から商標名ジャグアー
ルで市販されている。
ジアリル4級アンモニウム塩重合物又はジアリル4級ア
ンモニウム塩/アクリルアミド共重合物としては、次の
一般式(V)又は(VI)で表わされるものが好ましい。
(V)及び(VI)式中、 R13,R14:同じか又は異なっており、水素、アルキル基
(炭素数1〜18)、フェニル基、アリール基、ヒドロキ
シアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、
アルコキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル基 R15,R16,R17,R18:同じか又は異なっており、水素原子、
低級アルキル基(炭素数1〜3)、フェニル基 X4:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
メチル硫酸、硫酸など) g:1〜50の整数 h:0〜50の整数 i:150〜8000の整数 ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物
の分子量としては約3万〜200万、好ましくは10万〜100
万の範囲が良い。
4級化ポリビニルピロリドン誘導体としては、次の一般
式(VII)で表わされるものが好ましい。
(VII)式中、 R19:水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基 R20,R21,R22:同じか又は異なっており水素原子、炭素数
1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アミドア
ルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、
カルボアルコキシアルキル基 Y:酸素原子又はアミド結合中のNH基 X5:陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン酸、
炭素数1〜4のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等) l:1〜10の整数 j+k=20〜8000の整数 4級化ポリビニルピロリドン誘導体の分子量としては1
万〜200万、好ましくは5万〜150万が特に良い。上記の
ビニル重合体中に含まれるカチオン性高分子に由来する
カチオン性窒素の含有量はビニル重合体に対して0.004
〜0.2%、好ましくは0.01〜0.15%である。0.004%以下
では充分に効果がなく、0.2%以上では性能的によいが
ビニル重合体の着色原因にもなり又、経済的にも不利と
なる。
これらのカチオン性ポリマーのなかで、特にカチオン化
セルロース、ジアリルアンモニウム塩重合物、ジアリル
アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物などが好まし
い。
また、両性ポリマーとしては、例えばアクリル酸エステ
ル又はメタクリル酸エステルとアクリル酸エステル又は
メタクリル酸エステルのベタイン型両性化合物とからな
る共重合物、メタクリル酸エステルの重合体、アクリル
酸エステルの重合体等が挙げられる。具体的には、例え
ば次の(i)〜(iii)の各群、 (i)ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチル
アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルア
クリレート、N,N−ジメチルエチルメタクリルアミド、
4−ビニルピリジン等、 (ii)ステアリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、シク
ロヘキシル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート等、 (iii)アクリロニトリル、ダイアセトン、アクリルア
ミド、スチレン、クロルスチレン、ビニルトルエン、酢
酸ビニル、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、
ポリエチレングリコール若しくはポリプロピレングリコ
ールと(メタ)アクリル酸とのエステル、N−ビニルピ
ロリドン等から選ばれた単量体を共重合させ、これをハ
ロゲン化酢酸処理して両性化したもの(特開昭55-10420
9号)が挙げられる。
これらカチオン性ポリマー及び両性ポリマーは一種又は
二種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.
05〜2重量%(以下、単に%で示す)、特に0.1〜1.0%
配合するのが好ましい。
本発明における(B)成分はジアルキレングリコールモ
ノアルキルエーテルであるが、具体的には例えば、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノペンチルエーテル、
ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエ
チレングリコールモノt−ブチルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ
プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノペンチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル、及びジプロピレングリコールモノt−ブチルエーテ
ル等が挙げられる。これらの(B)成分のうち、特に、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノブチルエーテルが好ましい。
(B)成分は本発明毛髪化粧料中に0.5〜25.0%、好ま
しくは2.0〜10.0%含有される。0.5%より少ないと本発
明の効果が得られなくなり、25.0%を越えると系の安定
性が悪くなるため好ましくない。
本発明において、(C)成分として用いられる界面活性
剤としては、例えば次に示すようなアニオン性界面活性
剤又は両性界面活性剤が挙げられる。
アニオン性界面活性剤: (1) 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又
は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。
(2) 平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜8モ
ルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド、エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で、あるいはエチレンオ
キサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比
で付加したアルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩。
(3) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。
(4) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオレ
フィンスルホン酸塩。
(5) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するアル
カンスルホン酸塩。
(6) 平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽和
又は不飽和脂肪酸塩。
(7) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.1/9.9
〜9.9/0.1の比で、あるいはエチレンオキサイドとブチ
レンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアル
キル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩。
(8) 平均10〜20の炭素原子から成るアルキル基又は
アルケニル基を有するα−スルホン脂肪酸塩又はエステ
ル。
(9) 炭素数8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸
残基を有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤。
(10) 炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基を
有するリン酸モノ又はジエステル型界面活性剤。
(11) 炭素数8〜22の高級アルコール若しくはそのエ
トキシレートなどのスルホコハク酸エステル又は高級脂
肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。
両性界面活性剤: (12) 炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基若し
くはアシル基を有するα位付加型、2級アミド、若しく
は3級アミド型のイミダゾリン系両性界面活性剤。
(13) 炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基若し
くはアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタイ
ン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン
系、若しくはアミドスルホベタイ系両性界面活性剤。
これらの界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとして
は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、カ
ルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン、
アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基
を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミンなど)を挙げること
ができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩
素、臭素、沃素等のハロゲンイオン及びメトサルフェー
ト、サッカリネートイオンを挙げることができる。
これらの界面活性剤のうち、特に(2)アルキルエーテ
ル硫酸塩、(3)アルキル硫酸塩、(6)飽和又は不飽
和脂肪酸塩、(9)アシル化アミノ酸、(10)リン酸モ
ノエステル型界面活性剤、(11)スルホコハク酸エステ
ル、(12)2級アミド型イミダゾリン系両性界面活性
剤、特に脱塩してポリマーの溶解性を向上させたアミド
アミン酸型両性界面活性剤(特開昭63-128100号)が主
活性剤として好ましい。好適な例としては、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(エチレンオ
キサイド平均2〜3モル付加)、ラウリル硫酸トリエタ
ノールアミン、ヤシ油脂肪酸のナトリウム塩、ヤシ油脂
肪酸アマイドエーテルサルフェート、ラウロイル−N−
メチルタウリン、ラウロイル−N−メチル−β−アラニ
ン、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリルジナト
リウム(3〜7E.O.)、ラウリルリン酸、N−ラウロイ
ル−N′−カルボキシメチル−N′−(2−ヒドロキシ
エチル)エチレンジアミントリエタノールアミン塩、N
−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシエチル)−N′,
N′−ビス(カルボキシメチル)エチレンジアミンナト
リウム塩等が挙げられる。これらの界面活性剤は(A)
成分の水溶性ポリマーと複合体を作り、シャンプーをす
すぐ時にこの複合体が特に多量に毛髪上に沈着し、残留
する性質を有するものである。
これら界面活性剤は、一種又は二種以上を組合わせて用
いることができ、全組成中に5〜50%、特に10〜40%配
合するのが好ましい。
更に、本発明のシャンプー組成物には、上記必須成分の
他、シャンプー中に通常用いられる成分、例えば非イオ
ン性界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、脂肪酸ア
ルカノールアミド等の増泡剤、スクワレン、ラノリン、
シリコーン誘導体、カチオン性界面活性剤等の感触向上
剤;プロピレングリコール、グリセリン、グルコース、
ソルビトール等の保湿剤;メチルセルロース、カルボキ
シビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ
オキシエチレングリコールジステアレート、エタノール
等の粘度調整剤;パール化剤、香料、色素、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等
の殺菌剤;グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフェロ
ール等の抗炎症剤;ジンクピリチオン、ヒドロキシピロ
リドン誘導体等の抗フケ剤;メチルパラベン、ブチルパ
ラベン等の防腐剤などを発明の効果を損なわない範囲で
適宜添加することができる。
本発明のシャンプー組成物は、通常の方法に従って製造
することができる。
〔発明の効果〕
本発明のシャンプー組成物は、洗髪時の損傷がなく泡の
感触が良好であり、すすぎ等から乾燥後の髪がべたつか
ず、しっとり感、柔らかさ等を与え、コンディショニン
グ効果に優れたものである。従って、毎日洗髪する人の
ためのデイリーシャンプー、髪のいたんでいる人やくせ
毛等で髪のまとまりが悪い人のためのシャンプー等とし
て有用である。
〔実施例〕
次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する。
実施例1 第1表に示す組成のシャンプー組成物を常法に従って製
造し、それぞれについて洗髪時の泡の感じ、すすぎ時及
び乾燥後の髪の感触を評価した。
結果を第1表に示す。
<評価方法> 健常な日本人女性の毛髪20g(15cm)にシャンプー1gを
塗布し、1分間泡立てた時点の泡の感じ、すすぎ時の指
通り、柔らかさ、ドライヤーで乾燥させた髪のしっとり
感、柔らかさ、べたつきのなさ、くし通り性について、
専門パネラー5名により下記の基準で評価した。
洗髪時の泡の感じ ◎:泡量豊かでクリーミーな泡質 ○:泡量普通で泡質も普通 △:泡量少なく、水っぽい泡 ×:泡量少ない すすぎ時の指通り ◎:きしみが全くなく、指通りが非常に良い ○:きしみが弱く、指通りが良い △:きしみがやや強く、指が通りづらい ×:きしみが強く、指通りが悪い すすぎ時及び乾燥後の柔らかさ ◎:非常に柔らかく、しなやか ○:柔らかい △:柔らかさに少し欠ける ×:ゴワつく 乾燥後のしっとり感 ◎:非常にしっとりなめらか ○:しっとりする △:ややパサつく ×:パサパサする 乾燥後のべたつき ○:べたつかずさらっとしている △:多少べたつく ×:べたつきあり 乾燥後のくし通り性 ○:くし通りが良くなめらか △:くしを通すのに多少ひっかかる ×:毛先等のくし通り悪くひっかかる 第1表から明らかなように、本発明のシャンプー組成物
は、洗髪時の泡の感じが良好で、乾燥後の髪のしっとり
感、柔らかさ、べたつきのなさ、くし通り性に優れたも
のであった。
実施例2〜7 次に示す組成のシャンプー組成物はいずれも洗髪中〜す
すぎ時の感触が良好で、仕上がった髪のコンディショニ
ング性も良好であった。
(実施例2) (%) N−ラウロイル−N′−カルボキシメメチル−N′−
(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミントリエタノ
ールアミン塩 20 ラウリン酸 1 ラウリン酸モノエタノールアミド(アミゾールCMB:川研
ファインケミカル) 1.5 カチオン性ポリマー(JR-400:ユニオンカーバイド)0.8 ジエチレングリコールモノエチルエーテル 5.0 防腐剤 0.1 色素、香料、pH調整剤 (適量)水 バランス 合計 100 (実施例3) (%) ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノー
ルアミン塩(3E.O.) 8 ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム塩
(アラノンA1E:川研ファインケミカル) 8 ラウリン酸ジエタノールアミド(アミゾールCDE:川研フ
ァインケミカル) 5 カチオン性ポリマー(ガフコート775:ガフ社) 1.0 ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル 3.0 防腐剤 0.1 香料、色素、pH調整剤 (適量)水 バランス 合計 100 (実施例4) (%) ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリルジナノリウ
ム(7E.O.) 10 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5 デカン酸モノグリセリド 1 カチオン性ポリマー(マーコート100:メルク社) 0.3 ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 0.3 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 7.0 防腐剤 0.1 色素、香料、pH調整剤 (適量)精製水 バランス 合計 100 (実施例5) (%) ラウリル硫酸トリエタノールアミン 13 ポリオキシエチレンスルホコハ酸ラウリルジナトリウム
(3E.O) 3 ラウリン酸ジエタノールアミド 5 ジンクピリチオン(Z-pt) 0.5 両性ポリマー(プラサイズL-401:互応化学) 0.8 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 6.0 防腐剤 0.1 色素、香料、pH調整剤 (適量)精製水 バランス 合計 100 (実施例6) (%) ラウリルリン酸トリエタノールアミン塩 18 ラウリン酸 1 ラウリン酸モノエタノールアミド(アミゾールCME:川研
ファインケミカル) 1.5 カチオン性ポリマー(JR-400:ユニオンカーバイド)0.8 ジブチレングリコールモノブチルエーテル 3.0 防腐剤 0.1 色素、香料、pH調整剤 (適量)水 バランス 合計 100 (実施例7) (%) ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノー
ルアミン塩(3E.O.) 8 ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム塩8
ラウリン酸ジエタノールアミド(アミゾールCOE:川研フ
ァインケミカル) 5 カチオン性ポリマー(ガフコート755:ガフ社) 1.0 ジプロピレングリコールモノエチルエーテル 2.0 防腐剤 0.1 香料、色素、pH調整剤 (適量)水 バランス 合計 100

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(A)、(B)及び(C) (A)カチオン性ポリマー及び両性ポリマーから選ばれ
    る一種又は二種以上 (B)ジアルキレングリコールモノアルキルエーテル (C)アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選
    ばれる一種又は二種以上 を含有するシャンプー組成物。
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