JP2571044Y2 - 物品搬送装置および物品搬送台車 - Google Patents

物品搬送装置および物品搬送台車

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JP2571044Y2
JP2571044Y2 JP1993075507U JP7550793U JP2571044Y2 JP 2571044 Y2 JP2571044 Y2 JP 2571044Y2 JP 1993075507 U JP1993075507 U JP 1993075507U JP 7550793 U JP7550793 U JP 7550793U JP 2571044 Y2 JP2571044 Y2 JP 2571044Y2
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guide rail
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比呂志 織田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、工場内の搬送設備とし
て用いられかつ他の車両や人の通行に邪魔にならず、ま
た物品の移載が容易な物品搬送装置および物品搬送台車
に関する。
【0002】
【従来の技術】工場内の搬送設備として通路の路面上に
敷設したレール上を台車が走行する形式のものは、レー
ルによる路面の凹凸のために他の運搬車や人の往来の邪
魔になる欠点があり、これを解決するべく従来から床下
に台車誘導のための電磁誘導線を埋め込んだAGVと称
する無人搬送車が知られている。前記AGVの誘導方式
にはこのほか光学式あるいは無線誘導式のものもある。
【0003】台車で搬送した例えば嵩物の荷を他に移載
したり、逆に他から台車上へ移載したりする場合、前記
台車にコンベヤを設置し、この台車を所定箇所の地上コ
ンベヤまで走行して車上コンベヤと地上コンベヤ間で荷
の移し替えを行う物品移載機構がある。図12および図
13はこの移載機構付き搬送台車と地上コンベヤの平面
図および正面図を示したものである。走行車輪2を備え
た台車フレーム1の片側前後部に、壁面近くに敷設され
たガイドレール3の両側部を挟むガイドローラ4,5が
設けられ、台車フレーム1上に横長のローラ式車上コン
ベヤ6が設けられている。この設備では台車がガイドレ
ール3に案内されて地上コンベヤ7の位置まで走行して
きて停止し、車上コンベヤ6と地上コンベヤ7の整合状
態で両コンベヤ間で荷8の移載が行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】電磁誘導式AGVは誘
導線の床下埋め込みのために大がかりな工事が必要で時
間もかかり、この間工場の操業を止めなければならない
場合があり、また台車側に走行、操舵を制御する通信制
御装置が必要でコストが高くなる。光学式や無線誘導式
の場合も台車側にそのための種々の光学、電子装置、異
常監視装置等を装備しなければならないので同様にコス
ト高となる。図12に示すガイドレール3とガイドロー
ラ4,5を用いた搬送台車設備の場合は、ガイドレール
3が走行路の壁面12近くに設けられるために当該走行
路の他の車両や人の通行を邪魔せず、コストも安い利点
はあるが、壁面を横切って他の通路が交差する箇所では
この箇所でガイドレールを設置できず、適用場所が限ら
れる問題があった。
【0005】一方、ガイドローラ4,5を側部に有しか
つ台車上にコンベヤ6を搭載した移載機構付き台車装置
は、スムーズな走行を確保するためガイドレール3とガ
イドローラ4,5間に或る程度の隙間があり、地上コン
ベヤ7の位置で停止したとき、この隙間によって機体が
振れ、ガイドレール3に対して傾斜するため地上コンベ
ヤ7と台車上の車上コンベヤ6を同一線上に位置合せす
るのが非常に難しい。台車が傾いた状態では地上コンベ
ヤ7上の荷8を車上コンベヤ6に移載する際、荷8が車
上コンベヤ6の端部a点で接触して車上コンベヤ6にう
まく乗り移すことができない。台車側から地上コンベヤ
7上へ移載する場合も荷が地上コンベヤの側部に接当す
る。このため移載位置では作業者がリモートコントロー
ラ9等を使って台車がガイドレール3に対してほぼ平行
になるように停止位置のインチング(微動調整)を行い
ながらコンベヤ相互の位置合せをしなければならず、操
作上の熟練および多大の時間を必要としていた。
【0006】本考案は、走行路を他の車両や人の通行に
支障のない状態にして走行でき、しかも走行路が交差す
るような箇所でも有効に通過できる安価な物品搬送装置
を提供することを目的とする。
【0007】また本考案は、荷のやりとりする位置で台
車の停止位置が多少正規の位置からずれても台車の微動
調整を行うことなくスムーズに荷の受取り、受渡しがで
きる物品搬送台車を提供することにある。
【0008】本考案はさらに、走行路やその交差路を他
の車両や人の往来に対して邪魔にならない状態に維持で
き、しかも荷のやりとりする位置で台車の停止位置が多
少正規の位置からずれても台車の微動調整を行うことな
くスムーズに荷の受取り、受渡しができる物品搬送台車
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案による物品搬送装
置は、走行路の片側に近接して敷設されかつ該走行路の
交差箇所で交差路の略巾長さにわたって切断されたガイ
ドレールと、路面に垂直な軸線をもち、かつ該ガイドレ
ールを両側から適宜の遊隙をもって挟む少なくとも3組
のガイドローラと、無軌道走行車輪を備えた合車本体
と、該台車本体に設けられ台車走行方向に延在したガイ
ドローラ取付フレームとを有し、前記ガイドローラの一
部の組は前記台車本体に、また他の残りの組は前記ガイ
ドローラ取付フレームに保持されており、前記台車走行
方向に沿った前記ガイドローラの離隔ピッチは前記ガイ
ドレールの切断長さよりも大きいピッチに設定されてい
る。
【0010】また本考案による物品搬送台車は、台車本
上に昇降可能に配置された昇降フレームと、該昇降フ
レーム上に水平面内で移動,旋回自在に載置されたコン
ベヤと、前記昇降フレームに設けられかつ前記コンベヤ
荷送出方向の移動範囲を規定する第1のストッパ手段
と、昇降フレームに設けられ、かつ前記コンベヤの荷送
出方向と直角方向の移動範囲を規定する第2のストッパ
手段と、前記コンベヤを前記昇降フレームに対して定位
置に固定するロック手段とを有し、前記第2のストッパ
手段は、前記コンベヤに対して進退可能となっており、
かつ前記コンベヤを或る範囲内で水平移動可能に規定し
でいる
【0011】本考案の1つの形態によれぼ、前記台車
体は、無軌道走行車輪と、台車走行方向に延在したガイ
ドローラ取付フレームとを有し、路面に垂直な軸線をも
ち、かつ走行路の片側に近接して敷設されかつ該走行路
の交差箇所で交差路の略巾長さにわたって切断されたガ
イドレールを両側から適宜の遊隙をもって挟む少なくと
も3組のガイドローラを有し、前記ガイドローラの一部
の組は前記台車本体に、また他の残りの組は前記ガイド
ローラ取付フレームに保持されており、前記台車走行方
向に沿った前記ガイドローラの離隔ピッチは前記ガイド
レールの切断長さよりも大きいピッチに設定されてい
る。
【0012】
【実施例】次に、本考案を図面を参照して実施例につき
説明する。図1は本考案の実施例による物品搬送設備と
交差路のある走行路の概略的な平面図であり、図2は交
差路の箇所を通過中の本考案に係る物品搬送装置の平面
図である。台車10が走行する走行路11は少なくとも
片側が床上の壁面12で区画されており、これに対して
人やトラック等の車両が通る通路14が走行路11に直
角に交差して敷設されている。この実施例では台車用走
行路11はその両側が壁面12,13で画成されてお
り、交差路の箇所では両壁面が除去されている。片側の
壁面12に近接して床上にガイドレール15が該壁面1
2に沿うように設けられているが、交差路では前記通路
14の巾長さWにわたって除去され、これによって人や
車両が支障なく交差通路14を通行することができるよ
うになっている。
【0013】台車10は、自走用の走行駆動装置23を
備え、またガイドレール15の伸長方向に転動可能な無
軌条走行車輪16を有している。台車10のガイドレー
ル15側の側部には、その進行方向前端、中央部および
後端部にガイドレール15を両側から挟む3組のガイド
ローラ17,18,19が、床面に対して垂直な軸線を
有して回転自在に軸支されている。この実施例で台車1
0は、台車本体10Aと該本体10Aの前部または後部
に台車走行方向にのびるガイドローラ取付フレーム10
Bとを有し、前記3組のガイドローラのうち台車端部近
くの1組のガイドローラ19はガイドローラ取付フレー
ム10Bに取り付けられている。3組のガイドローラ1
7,18,19の各々隣接した組どおし(前端部と中央
部、および中央部と後端部)のピッチPは、交差路の部
分でのガイドレール15の分断長さWより少し大きく設
定されている。したがって台車10がガイドレール15
とガイドローラ17,18,19の係合でガイドレール
15に沿って走行し、交差路に入った場合、常に2組の
ガイドローラ17と18、または18と19,17と1
9がガイドレール15を挟む状態を維持しており、台車
10は交差路をスムーズに、かつ確実にガイドレール1
5に沿って通過できる。
【0014】ガイドレール15は走行路11の片側に近
接して設置されているので、この走行路11を他の車両
や人が通行する場合にも邪魔にならず、また、これと交
差する他方の通路14を他の車両等が通行するときは、
台車10は図1の矢印Aで示す交差路手前の休止位置で
待機すれば、他の車両等は交差路でガイドレール15が
途切れているために支障なく通行できる。上記実施例は
直線走行の例であるが、わん曲路の場合も同様に適用で
き、またガイドローラは3組に限定されるものでなく、
台車10の形状や種類により4組またはそれ以上設けて
もよい。交差路の通路14の切断巾長さWが大となる
と、それに応じて前記各ガイドローラの離隔ピッチも大
となるが、本考案では台車本体10Aのガイドローラ取
付フレーム10Bに一部のガイドローラ(図示の例では
ガイドローラ19)を保持する構造のため、台車本体自
体は何ら大形化しない。
【0015】次に図3〜図11を参照して本考案の実施
例に係る移載機構を備えた物品搬送台車を説明する。図
3、図4および図5はそれぞれ搬送台車20の上面図、
側面図および台車走行方向からみた正面図(図4矢視
F)である。台車20は台車本体20Aと、該本体20
Aに設けられたガイドローラ取付フレーム20Bとを有
しており、台車本体20Aには搬送路側方の壁面12に
近接して張設されたガイドレール15を両側から挟む各
々2組のガイドローラ17,18が軸支され、ガイドロ
ーラ取付フレーム20Bの後部近くには同様に搬送路側
方の壁面12に近接して張設されたガイドレール15を
両側から挟む1組のガイドローラ19が軸支されてい
る。結局台車全体としては台車20にはガイドローラ
走行方向前部、中央部および後部の3箇所で軸支されて
いる。なお後述する如く搬送台車20のスムーズな走行
を確保するため各ガイドローラ17,18,19は或る
程度の遊隙をもってガイドレール15を挟んでいる。
車本体20Aは該本体20A上に搭載された走行駆動装
置23により伝動軸27を介して駆動される車輪16を
有し、台車20は、外部の通信装置による遠隔操作で走
行駆動装置23を駆動することにより、ガイドレール1
5に沿って自動走行する。
【0016】台車本体20Aには4本のマスト26が立
設され、これら各マスト26の上端を連結するように上
部フレーム22が設けられ、さらにその上部中央に橋絡
状態でシーブ取付ビーム25が設けられている。また
車本体20Aの片側には巻上装置24が設けられてい
る。台車本体20A上には枠形の昇降台28がシーブ取
付ビーム25上のシーブ29および吊下ワイヤ30を介
して巻上装置24により吊り下げられている。なお図
4、図6に示すようにマスト26および昇降台28には
昇降台28の昇降動作を案内する適当なガイド装置31
が設けられている。
【0017】図7を参照すれば、昇降台28の下桁32
の板面上に少なくとも方形4箇所の位置で鋼球33が移
動不能かつ回転自在に保持され、後述の如くこれらの鋼
球33に支承されるようにローラ式車上コンベヤ34が
載置されている。コンベヤ34は荷送り出しあるいは受
け入れ方向にのびる側部フレーム35を有し、両側部フ
レーム35間に複数本のコンベヤローラ36が軸支さ
れ、これらのローラ36が側部フレーム35に設けたコ
ンベヤ駆動装置37によって回転駆動されることで荷の
送り出し、あるいは受け入れを行う。コンベヤ34の側
部フレーム35は補強を兼ねた横桁38によって連結さ
れ、この横桁38の下面が前記鋼球33に接当するよう
にしてコンベヤ34が昇降台28上に水平面内で移動自
在に載置される。各側部フレーム35の両端には外開き
状にのびた荷ガイド39が形成されているが、この機能
についてはさらに後述する。
【0018】上述の如くローラ式コンベヤ34は昇降台
28に対して水平面内で移動、旋回自在となるが、この
移動あるいは旋回動の範囲は限定的であり、コンベヤ3
4の荷送出、受取方向(図7矢印G方向)の動きは第1
のストッパ手段、この実施例では該コンベヤの横桁38
の板面裏側に設けられたカム40と昇降台28の下桁3
2の板面上に設けられたカムフォロア41との係合によ
り規制される。また昇降台28の下桁32には、コンベ
ヤ34の側部フレーム35の内側と係合して該コンベヤ
の前記荷送出、受取方向と直角方向の移動範囲を規制す
第2のストッパ手段、この実施例ではショックアブソ
ーバ42が4箇所に設けられている。この構成によって
ローラ式コンベヤ34は昇降台28に対して或る限定さ
れた範囲内で前記荷送出、受取方向に直角な方向への水
平移動およびコンベヤ中心まわりの水平旋回動が可能と
なっている。さらに、昇降台28とコンベヤ34には該
コンベヤ34を昇降台28に対して中央位置に固定する
コンベヤ位置決め装置43が設けられている。
【0019】コンベヤ位置決め装置43は、図9に示す
ように、昇降台28に取り付けられたシリンダ装置44
と、コンベヤ34の片側の側部フレーム35に固着され
かつ上面が上開きのテーパ面45aをもつ受座部材45
とを有し、シリンダ装置44の付勢によりそのピストン
ロッドが直動ガイド46に案内され降下し、該ピストン
ロッド下端のボールが受座部材45のテーパ面45aを
滑動してテーパ面底部の凹部45bに係合することによ
り、コンベヤ34が昇降台28の中央位置へ移動して位
置決め固定される。
【0020】図10、図11を参照すれば、搬送台車2
0が通信装置による搬送指令を受けてガイドレール15
に沿って自動走行してきて地上コンベヤ7の位置で停止
し、地上コンベヤ7上の荷8を受け取る場合、このまま
ではガイドレール15と台車側部のガイドローラ17,
18,19間の隙間tにより台車20がガイドレール1
5に対して傾いて停止し(図10)、ガイドレール15
に対して垂直な位置関係にある地上コンベヤ7上の荷8
を受け取れない。このようなとき、コンベヤ位置決め装
置43によるコンベヤ34の固定を解除して地上コンベ
ヤ7から荷8をコンベヤ34へ向けて送り出すと、荷8
の先端角部がコンベヤ34の端部の荷ガイド39に接当
しつつ該コンベヤ34のみを荷8の移動方向(地上コン
ベヤ7の伸長方向)と整合するように回動させて図11
のように台車20が傾いていても荷8がスムーズにコン
ベヤ34上へ乗り移る。なお荷8の移載に際しては両コ
ンベヤ7,34の高さを等しくするために巻上装置24
で昇降台28を上下させてコンベヤ34の高さを調整し
ておく。
【0021】車上コンベヤ34への移載完了後は、コン
ベヤ位置決め装置43を作動させると、コンベヤ34は
再び台車中央に戻されて固定され、ガイドレール15に
沿って走行を始める。以上の動きは車上コンベヤ34か
ら地上コンベヤ7へ荷を移載するときも同じ要領で行わ
れる。なお、この搬送台車20の搬送路に他の通路が交
差している場合、図1、図2で説明したのと同様にその
交差路の箇所で該交差路の巾だけガイドレール15を分
断して除去し、かつ台車20の3組のガイドローラ1
7,18,19の相互の離隔ピッチをガイドレール15
の分断長さよりやや大きく設定することにより、台車2
0はガイドレール15の分断箇所をスムーズに通過する
ことができ、交差する通路の通行には何ら支障が生じな
い。交差路の巾が広く、ガイドレール15の分断長さが
大きく、前記ガイドローラの取付ピッチを大とする場合
にも、本考案においては台車本体20Aにガイドローラ
取付フレーム20Bを設け、該取付フレーム20Bにガ
イドローラの一部を保持するようにしたので、合車本体
20A自体は大きくならない。
【0022】上述の実施例はいずれもレールのない無執
道台車が3組のガイドローラを有し、壁而折くのガイド
レールに沿って走行する場合であるが、ガイドローラは
4組あるいはそれ以上としてもよく、荷の受渡しが台車
と台車間あるいは地上設備どおしの移載であってもよ
い。また移載手段はローラ式コンベヤに限定されるもの
ではなく、シャトル等他の手段であってもよい。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、走
行路の片壁面に沿って張設したガイドレールに案内され
て台車が走行し、しかも交差路の部分でガイドレールを
除去しても確実に台車のガイドローラがガイドレールに
係合するようにしたので、交差路でも台車がスムーズに
横断でき、台車の走行路および交差路を他の車両や人が
通行するのに支障がない。台車上の移載装置は該台車に
対して自由に移動、回動可能としたので、相手側の移載
装置と多少のずれがあっても荷の送り出しを利用して両
方の移載装置を整合させてスムーズに荷の移載を行うこ
とができる。台車走行中は台車上のロック装置により荷
を安定位置に固定できる。本考案は簡単な通信装置によ
る低コストの無人搬送、移載台車として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による物品搬送装置と交差路の
関係を示した平面図である。
【図2】交差路を通過中の本考案の実施例による物品搬
装置の平面図である。
【図3】本考案の実施例に係る物品搬送台車の概略的な
平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3に示す搬送台車の走行方向からみた正面図
である。
【図6】図4のVI−VI線平面断面図である。
【図7】図3に示す搬送台車の昇降台と車上コンベヤの
配置関係を示した拡大平面図である。
【図8】図3に示す搬送台車の昇降台上のショックアブ
ソーバと車上コンベヤの側部フレームとの接当状態を示
す拡大側面図である。
【図9】図3に示す搬送台車のコンベヤ位置決め装置の
拡大側面図である。
【図10】本考案に係る物品搬送装置が荷移載位置で傾
斜して停止した状態の概略的な平面図である。
【図11】図10に示す状態から荷の移動によってコン
ベヤどおしが整合したときの状態を示す概略的な平面図
である。
【図12】従来の移載機構を備えた搬送台車の荷移載位
置における傾斜停止状態を示す概略的な平面図である。
【図13】図12の台車走行方向からみた正面図であ
る。
【符号の説明】
7 地上コンベヤ 8 荷 10 台車10A 台車本体 10B ガイドローラ取付フレーム 11 走行路 12,13 壁面 15 ガイドレール 17,18,19 ガイドローラ 20 搬送台車20A 台車本体 20B ガイドローラ取付フレーム 24 巻上装置 26 マスト 28 昇降台 33 鋼球 34 車上コンベヤ 40 カム 41 カムフォロア 42 ショックアブソーバ 43 コンベヤ位置決め装置

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行路の片側に近接して敷設されかつ該走
    行路の交差箇所で交差路の略巾長さにわたって切断され
    たガイドレールと、路面に垂直な軸線をもち、かつ該ガ
    イドレールを両側から適宜の遊隙をもって挟む少なくと
    も3組のガイドローラと、無軌道走行車輪を備えた台車
    本体と、該台車本体に設けられ台車走行方向に延在した
    ガイドローラ取付フレームとを有し、前記ガイドローラ
    の一部の組は前記台車本体に、また他の残りの組は前記
    ガイドローラ取付フレームに保持されており、前記台車
    走行方向に沿った前記ガイドローラの離隔ピッチは前記
    ガイドレールの切断長さよりも大きいピッチに設定され
    ることを特徴とする物品搬送装置。
  2. 【請求項2】台車本体上に昇降可能に配置された昇降フ
    レームと、該昇降フレーム上に水平面内で移動,旋回
    在に載置されたコンベヤと、前記昇降フレームに設けら
    れかつ前記コンベヤの荷送出方向の移動範囲を規定する
    第1のストッパ手段と、昇降フレームに設けられ、かつ
    前記コンベヤの荷送出方向と直角方向の移動範囲を規定
    する第2のストッパ手段と、前記コンベヤを前記昇降フ
    レームに対して定位置に固定するロック手段とを有し、
    前記第2のストッパ手段は、前記コンベヤに対して進退
    可能となっており、かつ前記コンベヤを或る範囲内で水
    平移動可能に規定していることを特徴とする物品搬送
  3. 【請求項3】前記台車本体は、無軌道走行車輪と、台車
    走行方向に延在したガイドローラ取付フレームとを有
    し、路面に垂直な軸線をもち、かつ走行路の片側に近接
    して敷設されかつ該走行路の交差箇所で交差路の略巾長
    さにわたって切断されたガイドレールを両側から適宜の
    遊隙をもって挟む少なくとも3組のガイドローラを有
    し、前記ガイドローラの一部の組は前記台車本体に、ま
    た他の残りの組は前記ガイドローラ取付フレームに保持
    されており、前記台車走行方向に沿った前記ガイドロー
    の離隔ピッチは前記ガイドレールの切断長さよりも大
    きいピッチに設定されていることを特徴とする請求項第
    2項に記載した物品搬送台車
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JPH0414220U (ja) * 1990-05-26 1992-02-05
JPH04260856A (ja) * 1991-02-13 1992-09-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 平面交叉式搬送台車設備

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