JP2570950Y2 - マグネットプラグ付電源コードを備えた電気器具 - Google Patents

マグネットプラグ付電源コードを備えた電気器具

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JP2570950Y2
JP2570950Y2 JP1992052479U JP5247992U JP2570950Y2 JP 2570950 Y2 JP2570950 Y2 JP 2570950Y2 JP 1992052479 U JP1992052479 U JP 1992052479U JP 5247992 U JP5247992 U JP 5247992U JP 2570950 Y2 JP2570950 Y2 JP 2570950Y2
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JP
Japan
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magnet plug
magnet
plug
receiver
power cord
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JP1992052479U
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JPH067625U (ja
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隆 権藤
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はマグネットプラグ付電源
コードを備えた電気器具、特に電源コードの先端部に設
けられたマグネットプラグとマグネットプラグ受けとの
吸着状態を保持するための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気ポット,電気鍋,ホットプレ
ート等の電気器具の電源コードとしてマグネットプラグ
付コードが広く採用されている。このマグネットプラグ
付コードは、その先端部に設けたマグネットプラグを器
具本体に設けられたマグネットプラグ受けに吸着するこ
とにより、電気的に接続するものである。マグネットプ
ラグは従来の差込式プラグに比べて取付、取外しが簡単
であり、しかも取付状態では確実な導通が計れるという
利点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気器具ではマグネットプラグが器具本体の外周面から
大きく突出しているため、マグネットプラグやコードが
邪魔になるばかりでなく、例えば図1に示すように器具
本体20を突起物22のあるテーブル21上に載置した
場合、マグネットプラグ23が突起物22上に乗り上げ
て電気的導通が計れなくなることがあった。また、図2
のように器具本体20を壁面25の近くに載置した場合
も、壁面25によってコード26には屈曲力が作用する
ため、マグネットプラグ23が傾いてマグネットプラグ
受け24と導通しなくなる場合があった。ただ、いずれ
の場合も、マグネットプラグ23は磁石の吸着力でマグ
ネットプラグ受け24に一部が吸着されているため、外
見からでは導通しているのか外れているのかを判別しに
くい。
【0004】そこで、本考案の目的は、マグネットプラ
グやコードが邪魔になるのを防ぐとともに、突起物や壁
面などによってマグネットプラグが誤って外れることが
ないマグネットプラグ付電源コードを備えた電気器具を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、器具本体の底部に底部外周面に向かって
左右に拡開した形状の凹所を設け、ネットプラグ受
けを、マグネットプラグを吸着した状態でこのマグネッ
トプラグの後端面が器具本体の底部外周面より内側に位
置するように、器具本体の底部外周面より一定距離だけ
内側に入り込んだ上記凹所の奥部に設け、凹所の天井壁
をマグネットプラグ受けにマグネットプラグを吸着した
状態でマグネットプラグの上面に近接して対向させた
のである。
【0006】
【作用】マグネットプラグをマグネットプラグ受けに吸
着した状態で、マグネットプラグは器具本体の底部外周
面より内側に入り込んでいるため、マグネットプラグや
コードが邪魔になることがない。また、器具本体の載置
面の近くに突起物があっても、マグネットプラグがこの
突起物の上に乗り上げることがなく、また壁面等によっ
てコードに屈曲力が作用しても、屈曲部とマグネットプ
ラグとの距離が離れているので、コードが柔軟に屈曲で
き、マグネットプラグがマグネットプラグ受けから簡単
に外れず、接続不良になる恐れも少ない。
【0007】
【実施例】図3,図4は本考案を電気ポットに適用した
一例を示す。図において、1は胴体、2は内部にエアー
ポンプを内蔵した蓋体、3は内容器、4は内容器3の底
部に設けられた加熱ヒータ、5は湯温を感知するセン
サ、6は遮熱板、7は底体、8は底板、9は液量表示管
を兼ねる注液管、10は注口であり、これらの部品によ
って器具本体を構成している。
【0008】底体7の底面側には、図4に示すように後
方に向かって拡開した凹所11が形成されており、この
凹所11の最奥部にマグネットプラグ受け12が設けら
れている。このマグネットプラグ受け12は周知のよう
に、両端部に電極端子が突設され、中央部に磁性板が固
定された構造となっている。なお、凹所11に対応して
底板8の一部も切り欠かれている。
【0009】電源コード13の一端部にはマグネットプ
ラグ14が設けられている。このマグネットプラグ14
も、周知のようにマグネットプラグ受け12に固定され
た磁性板に吸着する磁石と、マグネットプラグ受け12
の電極端子に接触する端子を内蔵している。
【0010】上記マグネットプラグ受け12は底体7の
外周面より一定距離Dだけ内側に入り込んだ位置に設け
られ、この距離Dはマグネットプラグ14の長さLより
長い。そのため、マグネットプラグ受け12にマグネッ
トプラグ14を吸着した状態において、マグネットプラ
グ14の後端面が底体7の外周面より内側に位置してい
る。マグネットプラグ14は底体7の凹所11によって
周囲が取り囲まれ、特に凹所11の天井壁11aはマグ
ネットプラグ14の上面に近接して対向している。
【0011】ここで、上記電気ポットの使用方法につい
て説明する。まず、マグネットプラグ14を持って凹所
11内に挿入し、凹所11の最奥部のマグネットプラグ
受け12に吸着させると、コード13は電気ポットの内
部回路と導通状態となる。この導通状態において、マグ
ネットプラグ14は器具本体の外周面より内側に入り込
んでいるため、マグネットプラグ14が邪魔になること
がない。また、この電気ポットを図1のように突起物を
有するテーブル上に載置した場合、マグネットプラグ1
4が器具本体から突出していないので、マグネットプラ
グ14が突起物上に乗り上げる恐れが少なく、コード1
3が突起物上に乗り上げても、突起物からマグネットプ
ラグ14までの距離があるので、コード13が柔軟に屈
曲してマグネットプラグ14がマグネットプラグ受け1
2から外れるのを防止できる。万一、マグネットプラグ
14が突起物上に載った場合には、マグネットプラグ1
4の上面が凹所11の天井壁11aで支持されるので、
電気ポット自体が傾くことになり、突起物の存在を認識
できる。そのため、マグネットプラグ14が誤って外れ
ることがない。また、図2のように器具本体の近くに壁
面が存在する場合、コード13が壁面に当たって屈曲す
るが、この屈曲部からマグネットプラグ14までの距離
が離れているので、コード13が柔軟に屈曲でき、マグ
ネットプラグ14がマグネットプラグ受け12から簡単
に外れず、接続不良になる恐れが少ない。
【0012】なお、底体7の凹所11は左右に拡開した
形状となっているので、マグネットプラグ14をマグネ
ットプラグ受け12に対して着脱する際に凹所11の内
壁面が邪魔にならず、着脱性が良好となるとともに、コ
ード13に対して横方向に急激な引張力が作用した場
合、マグネットプラグ14がマグネットプラグ受け12
から簡単に外れることができる。そのため、電気ポット
の転倒を防止でき、安全である。
【0013】上記実施例では電気ポットについて説明し
たが、マグネットプラグ付コードを備えた電気器具であ
れば如何なるものにも適用できる。
【0014】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、マグネットプラグ受けを器具本体の底部外周面
より一定距離だけ内側に入り込んだ凹所の奥部に設け、
マグネットプラグの後端面が器具本体の底部外周面より
内側に位置するようにしたので、マグネットプラグやコ
ードが大きく突出することがなく、邪魔にならない。ま
た、載置部の近くに突起物や壁面があっても、マグネッ
トプラグがマグネットプラグ受けから簡単に外れず、接
続不良になるのを回避できる。また、凹所が左右に拡開
しているので、マグネットプラグの着脱が容易になると
ともに、コードに対して横方向の急激な引っ張り力が作
用した時に、マグネットプラグが簡単に外れることがで
き、器具本体の転倒を防止できる。 さらに、凹所の天井
壁がマグネットプラグの上面に近接するので、マグネッ
トプラグが突起物などの上に載った場合に、マグネット
プラグの上面が凹所の天井壁に当たって器具本体自体が
傾くことになり、突起物の存在を確認できる。そのた
め、マグネットプラグが誤って外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマグネットプラグ付コードを備えた電気
機器を突起部近傍に載置した状態の側面図である。
【図2】従来のマグネットプラグ付コードを備えた電気
機器を壁面近傍に載置した状態の側面図である。
【図3】本考案にかかる電気ポットの一例の一部断面側
面図である。
【図4】図3の電気ポットの底面図である。
【符号の説明】
7 底体 11 凹所 12 マグネットプラグ受け 13 電源コード 14 マグネットプラグ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体の底部にマグネットプラグ受けを
    設け、電源コードの先端部に設けられたマグネットプラ
    グをマグネットプラグ受けに吸着することにより、器具
    本体と電源コードとを電気的に接続するようにした電気
    器具において、器具本体の底部には底部外周面に向かって左右に拡開し
    た形状の凹所が設けられ、 上記マグネットプラグ受けは、マグネットプラグを吸着
    した状態でこのマグネットプラグの後端面が器具本体の
    底部外周面より内側に位置するように、器具本体の底部
    外周面より一定距離だけ内側に入り込んだ上記凹所の奥
    部に設けられ、 上記凹所の天井壁はマグネットプラグ受けにマグネット
    プラグを吸着した状態でマグネットプラグの上面に近接
    して対向している ことを特徴とするマグネットプラグ付
    電源コードを備えた電気器具。
JP1992052479U 1992-07-01 1992-07-01 マグネットプラグ付電源コードを備えた電気器具 Expired - Lifetime JP2570950Y2 (ja)

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JPH067625U JPH067625U (ja) 1994-02-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013062064A1 (ja) * 2011-10-27 2013-05-02 三菱電機株式会社 炊飯器

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