JP3042228U - ビデオテープカセット類のカバーケース - Google Patents

ビデオテープカセット類のカバーケース

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JP3042228U
JP3042228U JP1997001153U JP115397U JP3042228U JP 3042228 U JP3042228 U JP 3042228U JP 1997001153 U JP1997001153 U JP 1997001153U JP 115397 U JP115397 U JP 115397U JP 3042228 U JP3042228 U JP 3042228U
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JP
Japan
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video tape
case
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tape cassettes
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Application number
JP1997001153U
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Inventor
忠美 近藤
Original Assignee
株式会社日本ビデオセンター
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオテープカセット類をそのまま、或いは
レンタル用ケースに収めてそれを収納すると共に、店頭
での陳列にも転用可能としたカバーケースを提供するこ
と。 【解決手段】 ビデオテープカセット類を収める本体に
起伏自由に設けた係止片を起立状態としてから、ビデオ
テープカセット類又はレンタル用ケースを本体上面側の
開口から入れた時、それらの底面を係止片に当接させて
ビデオテープカセット類又はレンタル用ケースの上部が
開口から所定の高さで露出するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビデオテープカセット、音楽・ゲーム用CD(コンパクトディスク )、DVD(デジタルビデオディスク)等のビデオテープカセット類をそのまま 、或いはレンタル用ケースに収めてビデオテープカセット類を収納するカバーケ ースに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ビデオテープカセット類は、扉部分を開閉できるカバーケースに格納し た状態で販売されている。特に、ビデオテープカセットに用いるカバーケースは タイトルや解説を表した印刷物が表示されて通常不透明であり、一瞥しだけでは 中にビデオテープカセットが入っているか否かを判別できないことから、ビデオ レンタルショップでは、製造者から購入後にビデオテープカセットを透明または 半透明のレンタル用ケースに入れ替え、そのうえで展示用ケースに入れて陳列を 行っている。かかる事情を鑑みて陳列作業の合理化を図るため、本件出願人は特 開平7−33188号公報にて展示用ケースとして利用可能なカバーケースを提 案している。 また、ビデオテープカセットを入れたテープケースを陳列用ケースに納めた状 態で店頭に陳列し、顧客が陳列用ケースからテープケースを抜いて借用すること ができて、抜き取られた陳列用ケースはそのまま残しておく陳列方法及び陳列用 ケースが、特公平7−41941号公報で開示されている。 この明細書においてビデオテープカセット類とは、ビデオテープカセット、音 楽・ゲーム用CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルビデオディスク) 等を含めた概念をいうものとする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
後者の特公平7−41941号公報の発明においては、テープケースの上端が 露出するので貸し出し可能か否かを容易に知ることはできるところ、テープケー スを入れた状態でその上端が収納口から露出するように構成された専用の陳列用 ケースを別途必要とし、当初のビデオテープカセットに附属してくるカバーケー スは全く活用されていない。そのため、関連コストが高くつき、省資源の観点か らも好ましくない。 また、今後予測されるビデオテープカセット類を予めレンタル用ケースに収納 した状態でカバーケースに収めて製造者から出荷される場合には、ビデオレンタ ルショップは従来のカバーケースでは十分に対応することができないと考えられ ることから、それに対応可能な新たなカバーケースの開発が急務の課題とされて きた。
【0004】 本考案の目的は、ビデオテープカセット類をそのまま、或いはレンタル用ケー スに収めてそれを収納し、店頭での陳列にも転用可能としたカバーケースを提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載の考案は、ビデオテープカセット類 を箱型形状の本体の正面側から出し入れできるように正面の扉部を開閉自由に設 け、前記本体の上面側の開口から前記ビデオテープカセット類を出し入れできる ように該開口を開閉する蓋体を着脱可能に設けたビデオテープカセット類のカバ ーケースであって、前記本体の背面の壁部に係止片を起伏自由に設け、前記蓋体 を起立させて前記扉部を閉じた状態で前記ビデオテープカセット類を前記開口か ら入れたとき、同ビデオテープカセット類の底面が内方に移動させて起立状態と された前記係止片に当接して、このビデオテープカセット類の上部が前記開口か ら所定の高さで露出するように構成したことを特徴とする。
【0006】 同様の目的を達成するために請求項2に記載の考案は、ビデオテープカセット 類を収納するレンタル用ケースを箱型形状の本体の正面側から出し入れできるよ うに正面の扉部を開閉自由に設け、前記本体の上面側の開口から前記ビデオテー プカセット類を出し入れできるように該開口を開閉する蓋体を着脱可能に設けた ビデオテープカセット類のカバーケースであって、前記本体の背面の壁部に係止 片を起伏自由に設け、前記蓋体を起立させて前記扉部を閉じた状態で前記レンタ ル用ケースを前記開口から入れたとき、同ケースの底面が内方に移動させて起立 状態とされた前記係止片に当接して、このレンタル用ケースの上部が前記開口か ら所定の高さで露出するように構成したことを特徴とする。
【0007】 同様の目的を達成するために請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載 したビデオテープカセット類のカバーケースにおいて、前記係止片を前記本体の 長手方向の2〜3箇所に形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【考案の作用及び効果】
このビデオテープカセット類のカバーケースにおいて、ビデオテープカセット 類はメーカーから出荷時にそのままか、或いはレンタル用ケースに収納された状 態でカバーケースに収められた包装形態とされている。 そこで、ビデオショップにおいて展示用ケースとして使用する場合には、まず ビデオテープカセット類又はレンタル用ケースを取り出すか、又は扉部を開けた 状態で蓋体を上面の開口に沿って起立するように取り付けてカバーケースの上面 を解放する。ついで、本体に埋没するように伏せられた係止片を内方に移動させ て起立状態とし、ビデオテープカセット類又はレンタル用ケースを開口から入れ ると、それらの底面が該係止片に当接するため、ビデオテープカセット類又はレ ンタル用ケースの上部が開口から所定の高さで露出する。
【0009】 ビデオテープカセット類又はレンタル用ケースの開口から露出する高さは、2 〜3箇所に形成した係止片を適宜選択することにより2〜3段階に変更すること ができることから、例えば、上段位置にお進めビデオテープカセットを配置した 展示態様、中段位値に新作ビデオテープカセットを配置した展示態様、下段位値 に通常のビデオテープカセットを配置した展示態様というように陳列に供せられ る。
【0010】 しかして、このビデオテープカセット類のカバーケースは展示用に簡単に転用 可能であって、従来のビデオレンタルショップ側で展示、陳列の際にビデオテー プカセット類をレンタル用ケースに一々詰め替える煩わしさがなく、別途陳列用 ケースを用意しておく不都合が解消される。しかも、ビデオレンタルショップに おいては複種類の表示を行う展示用ケースとして便利に使用することができる利 点をもつ。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1はビデオテー プカセットのカバーケースの斜視図、図2はビデオテープカセットを収めたカバ ーケースの縦断正面図、図3は要部の斜視図、図4は蓋体の斜視図、図5はビデ オテープカセットの展示態様を示すカバーケースの縦断正面図、図6はレンタル 用ケースを収めた実施の形態例を示すカバーケースの縦断正面図である。
【0012】 図1、2に示すビデオテープカセットのカバーケースC1は、箱型形状の本体 10と本体上面に形成した開口11を閉じる蓋体40からなる2体構造とされて いる。 前記本体10を形成する正面の扉部12と背面の壁部15、左側部20と右側 部25及び底部16はプラスチック材料で一体に成形され、かつ壁部15と左側 部20の連接部及びその左側部20と前記扉部12の連接部を薄肉に成形して、 扉部12を右側部25から分割することにより開閉自在とする。また、この扉部 12は左側部20を伴って開くように設けられている。
【0013】 図2に示すように、本体10の左側部20、右側部25の内側には、前記底部 16の近くまで案内片21、26を一体に形成し、これら案内片21、26の間 に収納されるビデオテープカセット50のガタツキがないように設ける。22は 上記開口11位置で案内片21と右側部25の内側面に対向するように形成され た一対の嵌合溝である。
【0014】 17は上記案内片21、26の少し内寄りで壁部15から突出させて横方向に 起伏自由に設けた左右一対の係止片であって、前記本体の長手(上下)方向の2 箇所に配置されている。それらの係止片17の薄肉に成形した連接部17a付近 から壁部15をほぼ矩形状の凹部15aを形成し、該凹部15aのほぼ中央の上 下位置に突部15b、15bを設ける。そして、ビデオテープカセット50をカ バーケースC1に収納する時には、各係止片17を凹部15a内に倒してその切 欠部17bを突部15bにプラスチック材料の弾性力を利用して係止固定するよ うに設ける。
【0015】 しかして、上記凹部15a内に埋没するように伏せられた左右一対の係止片1 7を手で内方に起立させてから前記扉部12を閉じた状態において、前記開口1 1から入れたビデオテープカセット50の底面51が、係止片17の上端面に当 接してこのビデオテープカセット50の上部を前記開口11から所定の高さ位置 で露出するように構成する。
【0016】 第4図に示すように、蓋体40の裏面には2本の脚部42、43を垂設し、そ れら脚部42、43の外側面に係止突条44、45を形成する。47、48は該 蓋体片41の左右両端面に形成された係止突条である。しかして、上記蓋体40 は係止突条47、48を嵌合溝22に嵌合することにより本体10上面に取付け られて、上記開口11を閉じるように構成される(図2)。 かかる蓋体40の取り付け構造は、本件出願人が先に特開平7−33188号 公報で開示して公知とされたのものと同様である。
【0017】 つぎに、ビデオテープカセット50を収納したレンタル用ケース60を収めた 形態例を示すカバーケースC2を図6に示す。 上記カバーケースC1はビデオテープカセット50をそのまま収納する構造で あるところ、このカバーケースC2はビデオテープカセット50を収納したレン タル用ケース60を収納する構造とするものである。上記カバーケースC1と同 様の構成部分には百番台の同符号を表示してその説明を省略した。
【0018】 しかして、かかる構成になるビデオテープカセットのカバーケースは、ビデオ テープカセット又はレンタル用ケースの開口から露出する高さを、2箇所に形成 した係止片を適宜選択することにより2段階に変更することができてそのまま展 示用に簡単に転用可能であり、利便性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオテープカセットのカバーケースの斜視図
【図2】ビデオテープカセットを収めたカバーケースの
縦断正面図
【図3】要部の斜視図
【図4】蓋体の斜視図
【図5】ビデオテープカセットの展示態様を示すカバー
ケースの縦断正面図
【図6】レンタル用ケースを収めた実施の形態例を示す
カバーケースの縦断正面図
【符号の説明】
1、C2→カバーケース 10→本体 11→開口 1
2→扉部 15→壁部 15a→凹部 17→係止片 22→嵌合
溝 40→蓋体 44、45→係止突条 46→突出部 50→ビデオテ
ープカセット 51→底面 60→レンタル用ケース 110→本体 111→開口
117→係止片 140→蓋体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープカセット類を箱型形状の本
    体の正面側から出し入れできるように正面の扉部を開閉
    自由に設け、前記本体の上面側の開口から前記ビデオテ
    ープカセット類を出し入れできるように該開口を開閉す
    る蓋体を着脱可能に設けたビデオテープカセット類のカ
    バーケースであって、前記本体の背面の壁部に係止片を
    起伏自由に設け、前記蓋体を起立させて前記扉部を閉じ
    た状態で前記ビデオテープカセット類を前記開口から入
    れたとき、同ビデオテープカセット類の底面が内方に移
    動させて起立状態とされた前記係止片に当接して、この
    ビデオテープカセット類の上部が前記開口から所定の高
    さで露出するように構成したことを特徴とするビデオテ
    ープカセット類のカバーケース。
  2. 【請求項2】 ビデオテープカセット類を収納するレン
    タル用ケースを箱型形状の本体の正面側から出し入れで
    きるように正面の扉部を開閉自由に設け、前記本体の上
    面側の開口から前記ビデオテープカセット類を出し入れ
    できるように該開口を開閉する蓋体を着脱可能に設けた
    ビデオテープカセット類のカバーケースであって、前記
    本体の背面の壁部に係止片を起伏自由に設け、前記蓋体
    を起立させて前記扉部を閉じた状態で前記レンタル用ケ
    ースを前記開口から入れたとき、同ケースの底面が内方
    に移動させて起立状態とされた前記係止片に当接して、
    このレンタル用ケースの上部が前記開口から所定の高さ
    で露出するように構成したことを特徴とするビデオテー
    プカセット類のカバーケース。
  3. 【請求項3】 前記係止片を前記本体の長手方向の2〜
    3箇所に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記
    載したビデオテープカセット類のカバーケース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067625U (ja) * 1992-07-01 1994-02-01 象印マホービン株式会社 マグネットプラグ付電源コードを備えた電気器具
JP3471709B2 (ja) 2000-04-20 2003-12-02 株式会社サンエイ ディスク入り保護ケースを展示するための外ケース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067625U (ja) * 1992-07-01 1994-02-01 象印マホービン株式会社 マグネットプラグ付電源コードを備えた電気器具
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