JP2570923Y2 - 電磁誘導型変換器 - Google Patents
電磁誘導型変換器Info
- Publication number
- JP2570923Y2 JP2570923Y2 JP1991044626U JP4462691U JP2570923Y2 JP 2570923 Y2 JP2570923 Y2 JP 2570923Y2 JP 1991044626 U JP1991044626 U JP 1991044626U JP 4462691 U JP4462691 U JP 4462691U JP 2570923 Y2 JP2570923 Y2 JP 2570923Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- magnet
- voice coil
- low
- electromagnetic induction
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高域発音体と低域振動
体とを具備した電磁誘導型変換器の構造に関する。
体とを具備した電磁誘導型変換器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動電型発音体の構造は、図2に示
すようにマグネット1をケース2底板に固定し、ボイス
コイル3をダイアフラム4に接合し、マグネット1によ
り発生した磁気間隙5にボイスコイル3を位置させるこ
とにより、20〜20KHzの再生を可能とする広帯域再生特
性をもつ発音体として普及している。
すようにマグネット1をケース2底板に固定し、ボイス
コイル3をダイアフラム4に接合し、マグネット1によ
り発生した磁気間隙5にボイスコイル3を位置させるこ
とにより、20〜20KHzの再生を可能とする広帯域再生特
性をもつ発音体として普及している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら低域の再
生としては、必要な音圧が得られず、振動体として使用
することは不可能であり、他に電磁型発音体においては
必要とする周波数の共振点でピークをもつ単峰再生特性
しか得られず、低域振動体としては実現できなかった。
本考案は、高域発音体と低域振動体との二重共振を可能
とする一体型変換器を提供することを目的とする。
生としては、必要な音圧が得られず、振動体として使用
することは不可能であり、他に電磁型発音体においては
必要とする周波数の共振点でピークをもつ単峰再生特性
しか得られず、低域振動体としては実現できなかった。
本考案は、高域発音体と低域振動体との二重共振を可能
とする一体型変換器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、低コンプライ
アンスをもつダイアフラム中心部にボイスコイルを固着
し、それに対して高コンプライアンスをもつスプリング
体中心部にマグネットを固着し、ボイスコイル内にマグ
ネットを内挿するような位置にダイアフラム及びスプリ
ング体を上下対向させ、マグネットの一極の端面がボイ
スコイル中央部に位置するように配置してケース内に収
納し、低周波入力信号に対して、マグネットを配置した
振動系の共振周波数を、その入力周波数と一致もしくは
その正数倍の周波数とし、ボイスコイルに低周波信号も
しくは高周波信号を印加することにより、スプリング体
をマグネット極方向に振動させることで、2〜4KHz
の高域特性をもつブザー音と50〜100Hzの低域特
性をもつ振動を使い分けることができる電磁誘導型変換
器である。
アンスをもつダイアフラム中心部にボイスコイルを固着
し、それに対して高コンプライアンスをもつスプリング
体中心部にマグネットを固着し、ボイスコイル内にマグ
ネットを内挿するような位置にダイアフラム及びスプリ
ング体を上下対向させ、マグネットの一極の端面がボイ
スコイル中央部に位置するように配置してケース内に収
納し、低周波入力信号に対して、マグネットを配置した
振動系の共振周波数を、その入力周波数と一致もしくは
その正数倍の周波数とし、ボイスコイルに低周波信号も
しくは高周波信号を印加することにより、スプリング体
をマグネット極方向に振動させることで、2〜4KHz
の高域特性をもつブザー音と50〜100Hzの低域特
性をもつ振動を使い分けることができる電磁誘導型変換
器である。
【0005】
【実施例】図1は本考案の一実施例であり、6はダイア
フラムでサポータ7によりヨーク8とボイスコイル9を
支持する。マグネット10はスプリング体11の中心部に保
持し、ボイスコイル9内にマグネット10を内挿するよう
にダイアフラム6及びスプリング体11を上下対向させて
ケース12内に配置する。マグネットの一極の端面がボイ
スコイル中央部に位置するようにすると、最大効率が得
られる。ボイスコイル9に2.1,2.7KHzを印加するとブ
ザー音が、次に50Hzを印加すると振動が得られた。ダイ
アフラム6とスプリング体11のコンプライアンスの差を
適宜設定することにより、ブザー音と振動数を変化する
ことができる。
フラムでサポータ7によりヨーク8とボイスコイル9を
支持する。マグネット10はスプリング体11の中心部に保
持し、ボイスコイル9内にマグネット10を内挿するよう
にダイアフラム6及びスプリング体11を上下対向させて
ケース12内に配置する。マグネットの一極の端面がボイ
スコイル中央部に位置するようにすると、最大効率が得
られる。ボイスコイル9に2.1,2.7KHzを印加するとブ
ザー音が、次に50Hzを印加すると振動が得られた。ダイ
アフラム6とスプリング体11のコンプライアンスの差を
適宜設定することにより、ブザー音と振動数を変化する
ことができる。
【0006】
【考案の効果】本考案により、ブザー音とバイブレータ
としての振動とを一体に発生する変換器を実現すること
ができ、ポケットベル,難聴者用信号受信器などに組み
込むことにより、これを携帯する者に対するアラーム
を、ブザー音ではなく振動により、体の一部に報知する
装置に適用できる。
としての振動とを一体に発生する変換器を実現すること
ができ、ポケットベル,難聴者用信号受信器などに組み
込むことにより、これを携帯する者に対するアラーム
を、ブザー音ではなく振動により、体の一部に報知する
装置に適用できる。
【図1】本考案の電磁誘導型変換器の断面図である。
【図2】従来の動電型発音体の断面図である。
1 マグネット 2 ケース 3 ボイスコイル 4 ダイアフラム 5 磁気間隙 6 ダイアフラム 7 サポータ 8 ヨーク 9 ボイスコイル 10 マグネット 11 スプリング体 12 ケース
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−156099(JP,A) 特開 昭58−218296(JP,A) 特開 昭61−13900(JP,A) 特開 平2−105640(JP,A) 特開 平4−292025(JP,A) 実開 昭60−181983(JP,U) 実開 昭61−21196(JP,U) 実開 昭61−88393(JP,U) 実開 昭61−124183(JP,U) 実開 昭61−136688(JP,U) 実開 昭62−73692(JP,U) 実開 平1−93893(JP,U) 実開 平4−94886(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】 低コンプライアンスをもつダイアフラム
中心部にボイスコイルを固着し、それに対して高コンプ
ライアンスをもつスプリング体中心部にマグネットを固
着し、前記ボイスコイルに対して前記マグネットを内挿
するような位置にダイアフラム及びスプリング体を上下
対向させ、前記マグネットの一極の端面がボイスコイル
中央部に位置するように配置してケース内に収納し、前
記ボイスコイルに低周波信号もしくは高周波信号を印加
することにより、低域振動体と高域発音体との二重共振
を可能とする一体型奢拗器であることを特徴とした電磁
誘導型変換器。 - 【請求項2】 低周波入力信号に対して、マグネットを
配置した振動系の共振周波数が、その入力周波数と一致
もしくはその整数倍の周波数とした請求項1の電磁誘導
型変換器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991044626U JP2570923Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 電磁誘導型変換器 |
US08/367,752 US5528697A (en) | 1991-05-17 | 1994-05-06 | Integrated vibrating and sound producing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991044626U JP2570923Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 電磁誘導型変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585192U JPH0585192U (ja) | 1993-11-16 |
JP2570923Y2 true JP2570923Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12696641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991044626U Expired - Lifetime JP2570923Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 電磁誘導型変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570923Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002066834A1 (en) * | 2001-02-21 | 2002-08-29 | Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha | Actuator device for force-feeding air, and air force-feed type air cell |
US7609148B2 (en) | 2005-10-06 | 2009-10-27 | Sony Corporation | Actuator, touch panel display device, electronic apparatus |
US7671493B2 (en) | 2007-03-09 | 2010-03-02 | Sony Corporation | Vibration assembly, input device using the vibration assembly, and electronic equipment using the input device |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999034934A1 (fr) * | 1998-01-08 | 1999-07-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Dispositif d'avertissement et dispositif de radiocommunication comportant celui-ci |
JP2002095079A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-29 | Citizen Electronics Co Ltd | 多機能型音響装置 |
JP2002271879A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Citizen Electronics Co Ltd | 多機能型音響装置 |
JP5126576B2 (ja) * | 2007-05-02 | 2013-01-23 | ソニー株式会社 | 振動体、触覚機能付きの入力装置及び電子機器 |
JP6286119B2 (ja) | 2012-10-01 | 2018-02-28 | 京セラ株式会社 | 音発生器、音発生器用圧電振動部及び音発生システム |
CN205545886U (zh) | 2013-08-26 | 2016-08-31 | 京瓷株式会社 | 音频设备、音频系统、图像显示设备和图像投影设备 |
US9872110B2 (en) | 2013-10-30 | 2018-01-16 | Kyocera Corporation | Sound generator and sound generation system |
US9843865B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-12-12 | Kyocera Corporation | Sound generator |
US9615178B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-04-04 | Kyocera Corporation | Sound generator |
KR101519265B1 (ko) * | 2013-12-18 | 2015-05-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 사운드제너레이터 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56156099A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-02 | Pioneer Electronic Corp | Dynamic speaker |
JPH0494886U (ja) * | 1991-01-11 | 1992-08-18 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP1991044626U patent/JP2570923Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002246075A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-30 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 空気強制供給用アクチュエータ装置並びに空気強制供給型空気電池 |
KR100870304B1 (ko) * | 2001-02-21 | 2008-11-25 | 나미키 세이미츠 호오세키 가부시키가이샤 | 공기 강제 공급용 액츄에이터 장치 및 공기 강제 공급형공기 전지 |
US7609148B2 (en) | 2005-10-06 | 2009-10-27 | Sony Corporation | Actuator, touch panel display device, electronic apparatus |
US7671493B2 (en) | 2007-03-09 | 2010-03-02 | Sony Corporation | Vibration assembly, input device using the vibration assembly, and electronic equipment using the input device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585192U (ja) | 1993-11-16 |
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JPH0255799U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980113 |
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