JP2549375Y2 - 電磁型変換器 - Google Patents
電磁型変換器Info
- Publication number
- JP2549375Y2 JP2549375Y2 JP4462791U JP4462791U JP2549375Y2 JP 2549375 Y2 JP2549375 Y2 JP 2549375Y2 JP 4462791 U JP4462791 U JP 4462791U JP 4462791 U JP4462791 U JP 4462791U JP 2549375 Y2 JP2549375 Y2 JP 2549375Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole piece
- case
- diaphragm
- armature
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高域発音体と低域振動
体とを具備した電磁型変換器の構造に関する。
体とを具備した電磁型変換器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁型発音体の構造は、図2に示
すように本体ケース1中心にポールピース2を固定し、
その周囲に励振コイル3を巻装し、ケース1内にマグネ
ット4を配置して、ポールピース2上部に対向するよう
に、アーマチュア5を中心に固着したダイアフラム6を
ケース1内に配置する構造であった。
すように本体ケース1中心にポールピース2を固定し、
その周囲に励振コイル3を巻装し、ケース1内にマグネ
ット4を配置して、ポールピース2上部に対向するよう
に、アーマチュア5を中心に固着したダイアフラム6を
ケース1内に配置する構造であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら電磁型発
音体においては、必要とする周波数の共振点でピークを
もつ単峰再生特性しか得られず、また低域の再生として
は必要な音圧が得られないため、振動体として使用する
ことは不可能であった。本考案は、高域発音体と低域振
動体との二重共振を可能とする一体型変換器を提供する
ことを目的とする。
音体においては、必要とする周波数の共振点でピークを
もつ単峰再生特性しか得られず、また低域の再生として
は必要な音圧が得られないため、振動体として使用する
ことは不可能であった。本考案は、高域発音体と低域振
動体との二重共振を可能とする一体型変換器を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、高コンプライ
アンスをもつスプリング体中心部にポールピースを固着
し、それに対向して低コンプライアンスをもつダイアフ
ラム中心部にアーマチュアを固着し、ポールピースの周
囲にマグネット及び励振コイルを外挿するようにケース
に固定することにより、ポールピース,アーマチュア,
マグネットと磁気回路を形成させ、ダイアフラム及びス
プリング体を上下対向させてポールピースの一端面が励
振コイル中心部に一致するように位置させてケース内に
収納し、励振コイルに低周波信号もしくは高周波信号を
印加することにより、2〜4KHzの高域特性をもつブザ
ー音と50〜100KHzの低域特性をもつ振動を使い分けるこ
とができる電磁型変換器である。
アンスをもつスプリング体中心部にポールピースを固着
し、それに対向して低コンプライアンスをもつダイアフ
ラム中心部にアーマチュアを固着し、ポールピースの周
囲にマグネット及び励振コイルを外挿するようにケース
に固定することにより、ポールピース,アーマチュア,
マグネットと磁気回路を形成させ、ダイアフラム及びス
プリング体を上下対向させてポールピースの一端面が励
振コイル中心部に一致するように位置させてケース内に
収納し、励振コイルに低周波信号もしくは高周波信号を
印加することにより、2〜4KHzの高域特性をもつブザ
ー音と50〜100KHzの低域特性をもつ振動を使い分けるこ
とができる電磁型変換器である。
【0005】
【実施例】図1は本考案の一実施例であり、スプリング
体7中心部にポールピース8を固着し、それに対向して
ダイアフラム9中心部にアーマチュア10を固着し、ポー
ルピース8の周囲にマグネット11及び励振コイル12を外
挿するようにケース13に固定することにより、ポールピ
ース8,アーマチュア10,マグネット11と磁気回路を形
成させ、ダイアフラム9及びスプリング体7を上下対向
させてポールピース8の一端面が励振コイル12中心部に
一致するように位置させてケース13内に収納した。この
変換器において、励振コイル12に2.1,2.7KHzを印加す
るとブザー音が、次に50Hzを印加すると振動が得られ
た。ダイアフラム9とスプリング体7のコンプライアン
スの差を適宜設定することにより、ブザー音と振動数を
変化することができる。
体7中心部にポールピース8を固着し、それに対向して
ダイアフラム9中心部にアーマチュア10を固着し、ポー
ルピース8の周囲にマグネット11及び励振コイル12を外
挿するようにケース13に固定することにより、ポールピ
ース8,アーマチュア10,マグネット11と磁気回路を形
成させ、ダイアフラム9及びスプリング体7を上下対向
させてポールピース8の一端面が励振コイル12中心部に
一致するように位置させてケース13内に収納した。この
変換器において、励振コイル12に2.1,2.7KHzを印加す
るとブザー音が、次に50Hzを印加すると振動が得られ
た。ダイアフラム9とスプリング体7のコンプライアン
スの差を適宜設定することにより、ブザー音と振動数を
変化することができる。
【0006】
【考案の効果】本考案により、ブザー音とバイブレータ
としての振動とを一体に発生する変換器を実現すること
ができ、ポケットベル,難聴者用信号受信器などに組み
込むことにより、これを携帯する者に対するアラーム
を、ブザー音ではなく振動により、体の一部に報知する
装置に適用できる。
としての振動とを一体に発生する変換器を実現すること
ができ、ポケットベル,難聴者用信号受信器などに組み
込むことにより、これを携帯する者に対するアラーム
を、ブザー音ではなく振動により、体の一部に報知する
装置に適用できる。
【図1】本考案の電磁型変換器の断面図である。
【図2】従来の電磁型発音体の断面図である。
1 ケース 2 ポールピース 3 励振コイル 4 マグネット 5 アーマチュア 6 ダイアフラム 7 スプリング体 8 ポールピース 9 ダイアフラム 10 アーマチュア 11 マグネット 12 励振コイル 13 ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 スプリング体中心部にポールピースを固
着し、それに対向してダイアフラム中心部にアーマチュ
アを固着し、前記ポールピースの周囲にマグネット及び
励振コイルを外挿するようにケースに固定することによ
り、ポールピース,アーマチュア,マグネットと磁気回
路を形成させ、ダイアフラム及びスプリング体を上下対
向させて前記ポールピースの一端面が励振コイル中心部
に一致するように位置させてケース内に収納し、前記励
振コイルに低周波信号もしくは高周波信号を印加するこ
とを特徴とした電磁型変換器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4462791U JP2549375Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 電磁型変換器 |
US08/367,752 US5528697A (en) | 1991-05-17 | 1994-05-06 | Integrated vibrating and sound producing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4462791U JP2549375Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 電磁型変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129199U JPH04129199U (ja) | 1992-11-25 |
JP2549375Y2 true JP2549375Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=31924704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4462791U Expired - Lifetime JP2549375Y2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 電磁型変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549375Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11191795A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Tokin Corp | 電話機用多機能振動アクチュエータ及びそれを搭載した電話機 |
KR100507757B1 (ko) * | 2000-05-01 | 2005-08-10 | 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 | 내충격성이 양호한 전자형 변환기 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP4462791U patent/JP2549375Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04129199U (ja) | 1992-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970506 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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