JPS63100990A

JPS63100990A - 振動装置

Info

Publication number: JPS63100990A
Application number: JP24788186A
Authority: JP
Inventors: 睦夫平野
Original assignee: Sanden Corp
Current assignee: Sanden Corp
Priority date: 1986-10-18
Filing date: 1986-10-18
Publication date: 1988-05-06
Also published as: JPH0563236B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は振動、重低音等を発生する振動装置に関するも
のである。

（従来の技術）従来、この種の振動装置として第２図に示すものを出願
人は提案している（実願昭６０−４８１６４号）。即ち
、励磁コイル１１を取付けた励磁体１０と該励磁体１０
と所定間隔をおいて対向するマグネット２０とを備えた
振動装置において、中空円盤状のケース体３０の底板に
偏平ドーナツ状の該マグネット２０を固定するとともに
、該励磁体１０を該励磁コイル１１と該励磁コイル１１
を組込む巻杆１２と該巻杆１２に連結する板バネ１３と
から構成し、該ケース体３０内に収容した振動装置であ
る。

係る振動装置を第３図に示すように、エアロビクス等を
行うステージ４０の撮動板４１に取付けるときは、発泡
ポリエチレンパネル４２ａと共振板４２ｂとからなる取
付は部材４２を介して該振動板４１の下面に取付けてい
る（実願昭６０−８０９１３号）。

（発明が解決しようとする問題点）前述の如くステージ４０に振動装置を取付けるときは、
該ステージ４０の下面から振動が伝達されることから、
該ステージ４０の上面に至る迄に、振動が減衰され、十
分な振動を得ることができなかった。

（発明の目的）本発明は前記従来の問題点に鑑み、ステージ等に取付け
て使用する場合に振動を的確に伝達できる振動装置を提
供しようとするものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記目的を達成するため、励磁コイルを取付け
た励磁体と該励磁体と所定間隔をおいて対向するマグネ
ットとを備えた振動装置において、Ｓ動部材と固定部材
とをそれぞれ対向して設けるとともに、前記励磁体又は
前記マグネットの一方を該固定部材に固定し、他方を該
振動部材に振動可能に取付けたことを特徴とする。

（作用）本発明によれば、励磁コイルに所定周波数の電気信号を
印加することにより、励磁体又はマグネットの一方が撮
動し、該撮動は振動部材に伝達される。

（実施例）第１図は本発明の一実施例を示ずもので、従来例と同一
構成部分は同一符号を持って表す。即ち、１０は励磁体
、２０はマグネット、４０はステージである。

前記励磁体１０は励磁コイル１１と、該励磁コイル１１
を組込むドーナツ状の巻杆１２と、該巻杆１２に連結す
る板バネ１３とからなり、該巻杆１２の内周側と該板バ
ネ１３の先端はリベット１４にて連結し、また、該板バ
ネ１３の基端側は取付は金具１５を介して後述する振動
プレート１９に連結している。また、ゴムブツシュ１６
の下端には前記励磁コイル１１及びリード線１７に接続
する端子１８を取付け、該ゴムブツシュ１６は前記振動
プレート１９に取付けられている。

前記マグネット２０は環状に形成するとともに、前記励
磁体１０の下方に該励磁体１０と磁力が相互に影響しあ
う間隔をおいて位置し、その上面には該マグネット２０
と同形状のマグネット保護板２１を、また、下面には皿
状のマグネット１−１−り２２をそれぞれ取付けている
。

前記ステージ４０は振動パネル（振動部材）４３と該振
動パネル４３の下方に所定間隔おいて位置する固定パネ
ル４４（固定部材）とからなり、該各パネル４３．４４
間に弾力性を有するスペーサ４５を介在し、該振動パネ
ル４３の上面には柔軟な樹脂、或いは、木質系フローリ
ング材にて形成された表面パネル４６を接着している。

また、前記振動パネル４３の前記励磁体２０と対向する
部分には開口部４７を設け、該振動パネル４３の開口周
縁には中央を陥没（陥没部１９ａ）させた前記振動プレ
ート１９がネジ４８にて固着され、該陥没部１９ａの中
央貫通孔には前記取付は金具１５を介して前記ゴムブツ
シュ１６が連結されており、これにより該励磁体１０は
振動可能に前記振動パネル４３に取付けられている。更
に、前記固定パネル４４には前記マグネットヨーク２２
がネジ４９を介して固着され前記マグネット２０を前記
固定パネル４４に対して固定している。尚、前記リード
Ｉ！１７は該マグネットヨーク２２の貫通孔２２ａ及び
該固定パネル４４の貫通孔４４ａを貫通して配線されて
いる。

本実施例によれば、前記リード線１７を介して音源から
の音楽信号を前記励磁コイル１１に印加するときは、前
記励磁体１０は前記マグネット２０との間で音楽信号に
対応して上下に振動し、該振動は前記振動プレート１９
を介して前記振動パネル４３及び前記表面パネル４６に
伝導する。即ち、前記振動は前記固定パネル４４には伝
導することなく、前記振動パネル４３に伝導することか
ら、前記表面パネル４６にて十分な振動を得ることがで
きる。

また、従来の如く振動装置を取付ける取付は部材４２を
設けることなく、本実施例に係る振動装置を前記ステー
ジ４０に取付けることができる。

尚、前記実施例では前記励磁体１０を前記振動パネル４
３に、前記マグネット２０を前記固定パネル４４にそれ
ぞれ取付けているが、これとは逆に、該励磁体１０を該
固定パネル４４に固定し、該マグネット２０を該振動パ
ネル４３に撮動自在に取付けるようにしても良い。また
、前記実施例では振動装置をステージ４０に取付けた場
合を説明したが、ステージに限る乙のではなり、室内の
壁面を固定部材としたパネル振動装置として使用しても
良いし、また、プールの底面に取付は水中振動装置とし
ても良い。更に、８声を発するミュージックボードにス
ピーカとともに組込んでも良い。

（発明の効果）以−り説明したように、本発明は励磁コイルを取付けた
励磁体と該励磁体と所定間隔をおいて対向するマグネッ
トとを備えた振動装置において、撮動部材と固定部材と
をそれぞれ対向して設けるとともに、前記励磁体又は前
記マグネットの一方を該固定部材に固定し、他方を該撮
動部材に振動可能に取付けたので、該励磁体又は該マグ
ネットの一方が振動し、該振動は振動部材に伝達され、
該振動部材にて十分な振動を得ることができるという利
点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る振動装置をステージに取付けた状
態を示す断面図、第２図及び第３図は従来例を示すもの
で、第２図は振動装置を示す断面図、第３図は該振！１
１Ｊ装置をステージに取付けた状態を示す断面斜視図で
ある。図中、１０・・・励磁体、１１・・・励磁コイル、２０
・・・マグネット、４３・・・撮動部材、４４・・・固
定部材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁コイルを取付けた励磁体と該励磁体と所定間隔
をおいて対向するマグネットとを備えた振動装置におい
て、振動部材と固定部材とをそれぞれ対向して設けると
ともに、前記励磁体又は前記マグネットの一方を該固定
部材に固定し、他方を該振動部材に振動可能に取付けた
ことを特徴とする振動装置。
（２）振動部材及び固定部材をパネルにて形成したこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の振動装置。