JP2570889B2 - Lsi用ケース - Google Patents

Lsi用ケース

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JP2570889B2
JP2570889B2 JP2144868A JP14486890A JP2570889B2 JP 2570889 B2 JP2570889 B2 JP 2570889B2 JP 2144868 A JP2144868 A JP 2144868A JP 14486890 A JP14486890 A JP 14486890A JP 2570889 B2 JP2570889 B2 JP 2570889B2
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lsi
ceramic substrate
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chip
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はLSI用ケースに関し、特に多ピンのLSIを実装
するLSI用ケースに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のケースの構造を第3図および第4図に
示す。第3図は従来の技術によるLSI用ケースの構成の
一例を示す縦断面図、第4図は第3図を入出力ピン側か
ら見た平面図(但し、キャップを取除いてある)であ
る。
第3図および第4図を見るに,LSI1はセラミック基板4
Aの中央付近に接着剤3にて固着され、LSI1の四辺に配
したリード2の先端反セラミック基ば4Aの表面に設けた
パッド5に接合される。一方セラミック基板4AのLSI実
装面側の周辺には入出力ピン6が直立して設けられてお
り、入出力ピン6とパッド5とはパターン8で電気的に
接続されている。パターン8はセラミック基板4を積層
する時設けるもので、タングステン等の金属にて形成さ
れる。入出力ピン6は、前記パターン8の先端にロウ付
けされてセラミック基板4Aに直角に取付けられる。この
ような構成で、LSI1の電気信号や電源入力端子はケース
の入出力ピン6に取出されることになる。さらに、LSI1
を包み込み形状のキャップ7Aがセラミック基板4Aに固着
され、LSI1を機械的に保護すると共に外気から遮断す
る。このような構成のLSI用ケースがプリント基板状に
実装されて使用に供されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来のLSI用ケースの構造では次は
様な欠点がある。入出力ピン6がLSI1の実装面に構成さ
れているため、セラミック基板4の周辺にしか設けられ
ず、ピンの数を多く必要とする場合はセラミック基板4
の外形を大きくせざるを得なかった。基板外形を大きく
することは、LSIを大量に使用する電子計算機等では、L
SI用ケースを半田付して実装するプリント板の大きさが
大きくなると共に、信号の接続長が長くなるために性能
が低下する結果を招いていた。またLSI用ケースのLSI1
のリードから入出力ピン6までを接続しているパターン
8が長くなるため、信号の伝播に遅延が生じ性能を低下
させていた。
さらに、LSIからの放熱はアルミナ等のセラミック基
板の伝導により外部に逃げるが、アルミナ等は絶縁材の
中では比較的伝導率が良いとされているが、LSI1の電力
によっては十分とは言えず、温度が高くなってしまう場
合があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のLSI用ケースは、一面にLSIチップのリードに
対応した電極と、反対面に正方格子状に直立させた複数
個の入出力ピンとを有し前記電極と入出力ピンとを電気
的に接続する配線パターンを有する平板状のセラミック
基板と、LSIチップの電極を有する面をセラミック基板
側に向けて実装し前記LSIチップのリードを電極に接合
し少くともLSIチップと前記電極とを覆い少くともセラ
ミック基板のLSIチップ実装面の一部を包み込む箱状の
キャップとを有し、キャップの内面とLSIチップの裏面
が接着剤にて固着されると共にキャップの周端部にセラ
ミック基板にシールされて形成されて成ることを備えて
構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す縦断面図、第
2図は第1図を入出力ピン側から見た平面図を示す。
LSI1は、セラミックス基板4の中央部に、表面を入出
力ピン側に向けて搭載される。四辺に配置されたLSI1の
リード2は、セラミック基板4の表面に形成したパッド
5に金−金(Au−Au)の熱接合等の手段により接合され
る。さらに、箱状のキャップ7がLSI1を覆い、接着剤3
にてLSI1の裏面を固着すると共に、シール材9にてセラ
ミック基板4の四辺をシールする。キャップ7は熱伝導
率の高い金属製であり、LSI1を機械的に保護し外気を遮
断して信頼製を保つ。
一方、セラミック基板4のLSI1の実装面とは反対の面
に、入出力ピン6を正方格子状に全面に設け、本入出力
ピン6と前記パッド5のはパターン8にて電気的に接続
される。パターン8はセラミック基板4の厚さ方向を貫
いて導通させるスルーホール8Aを含み、セラミック基板
4の積層工程時にタングステン等にて形成される。入出
力ピン6は、パターン8の裏面に露出した先端部にロウ
付されて直立して固定されている。
ここで、入出力ピン6はLSI1の搭載面と反対面に設け
たので、入出力ピン6をセラミック基板4の全面に立て
ることができる。したがって、従来より小さい外形のセ
ラミック基板で多くのピン数を確保でき、小型のケース
が実現できる。よって電子計算機等において、ケースの
実装密度を高くできるので小体積の装置ができ、さらに
ケースの入出力信号間の配線長が短縮できるので性能を
向上させることが可能になる。
また、ケース内においても、セラミック基板4が小さ
くなることによりパッド5の入出力ピン6とを接続する
パターン8の長さが短かくなり、信号の遅延を少なくで
き、一層の高速化・性能向上ができる。さらにLSI1から
の熱は従来のアルミナ等のセラミックスを介して伝導さ
れていたのに比較し、金属製のキャップから放熱される
ので、小さい熱抵抗が得られ、LSI1を低い温度に保つこ
とが信頼性を向上できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、基板のLSIを実装する
面とは反対の面の入出力ピンを設けてLSIの表面を下に
向けて搭載することにより、多数の入出力ピンを確保し
つつケースを小型にすることができると共に、ケース内
の配線による遅延時間を短くできるという効果がある。
また、金属製のキャップをLSIに取付けることにより、
放熱効果が大きくなりLSIの温度を低く抑えられるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す縦断面図、第2
図は第1図を入出力ピン側から見た平面図、第3図は従
来の技術によるLSI用ケースの構成の一例を示す縦断面
図、第4図は第3図を入出力ピンの側から見た平面図。 1……LSI、2……リード、3……接着材、4……セラ
ミック基板、5……パッド、6……入出力ピン、7……
キャップ、8……パターン、8A……スルホール、9……
シール材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面にLSIチップのリードに対応した電極
    と、反対面に正方格子状に直立させた複数個の入出力ピ
    ンとを有し前記電極と入出力ピンとを電気的に接続する
    配線パターンを有する平板状のセラミック基板と、LSI
    チップの電極を有する面をセラミック基板側に向けて実
    装し前記LSIチップのリードを電極に接合し少くともLSI
    チップと前記電極とを覆い少くともセラミック基板のLS
    Iチップ実装面の一部を包み込む箱状のキャップとを有
    し、キャップの内面とLSIチップの裏面が接着剤にて固
    着されると共にキャップの周端部にセラミック基板にシ
    ールされて形成されて成ることを特徴とするLSI用ケー
    ス。
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