JP2570408Y2 - 化粧筆付き液体容器 - Google Patents

化粧筆付き液体容器

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JP2570408Y2
JP2570408Y2 JP1988089587U JP8958788U JP2570408Y2 JP 2570408 Y2 JP2570408 Y2 JP 2570408Y2 JP 1988089587 U JP1988089587 U JP 1988089587U JP 8958788 U JP8958788 U JP 8958788U JP 2570408 Y2 JP2570408 Y2 JP 2570408Y2
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茂雄 飯塚
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、眉墨や口紅等の液状化粧料を収納する化粧
筆付き液体容器に関する。
「従来の技術」 化粧具の1つとして、全体を筆ペン形の形状とし、尾
端を指先で押込むたびに少量づつ先端の化粧筆に液状化
粧料を供給する、いわゆるノック式の化粧筆付きの液体
容器は知られている。
即ち、第3図が示すように、外装胴35上端に化粧筆保
持筒34を嵌合させると共に、該保持筒内面から垂設した
弁部材装着筒33下部から更に上記外装胴35の上部内へ筒
状ピストンを垂設し、又上記弁部材装着筒33内へ弁形成
部材32を嵌合させた吐出弁付きの固定側Aと、上記外装
胴35内へ嵌合させた容器体37の口頸部内面へ吸込み弁38
付きの下端筒部を固着させてシリンダ39を起立し、該シ
リンダ内へ上記筒状ピストンを嵌合させた可動側Bとを
有し、上記固定側Aに対して可動側Bをスプリング40で
下方へ付勢し、可動側下端の押釦36を介し可動側を上下
動させることで、容器体内液体がシリンダ39内へ、又該
シリンダ内液体が吐出弁を通って、固定側上端から上方
突出された化粧筆31内へ供給されるよう設けたものであ
る。
上記容器の吐出弁は、上記弁部材装着筒33内に、筒部
41下端の内向きフランジ42左右から中間部を外方へ弯曲
させた弾性片43,43を垂下し、これ等弾性片下端に下部
小径のテーパ付き弁体44を付設して形成した弁形成部材
32を嵌合させ、上記筒部41を弁部材装着筒33の上部内面
へ固着させると共に、弁部材装着筒下半を小径筒部とし
て、該小径筒部の上端部内へ上記弁体44下部を嵌合させ
ることで、その弁体44外周のテーパ面と小径筒部の上端
内周縁が形成する弁座とで形成するものであった。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来容器の弁形成部材32は、弾性片43,43の中間
部を外方へ弯曲させていたから、シリンダ内高圧化によ
って弁体44が押上げられたとき、上記各弾性片の中間部
は更に外方へ弯曲することとなる。よってそれ等弾性片
中間部の外面と弁部材装着筒33の内壁面の左右両部間に
は上記弯曲を可能とする間隙が必要となる。そのために
は弁部材装着筒33の内径を大とすればよい筈であるが、
容器全体が細身の筆ペン形状であるから、弁部材装着筒
33内径を大径化するとその全体形状が太くなり過ぎ好ま
しくない。よって従来は図示のように弁形成部材32の筒
部41下端に内向きフランジ42を付設し、該フランジ内周
縁の左右両部下面から、上記弾性片43,43を垂下してい
た。しかしこのようにすると、そのフランジ孔が形成す
る吐出路部分イが小径化することとなり、そのため流路
抵抗が増大して化粧筆31への液体供給が不完全となるこ
とがあった。
本考案は上記弾性片43,43の弯曲方向を変えることで
上記内向きフランジ42を不要とし、もって化粧筆への液
体供給が妨げられないよう設けたものである。
「課題を解決するための手段」 外装胴1上端に嵌合させた化粧筆保持筒5内面から、
弁部材装着筒3を、又該筒3下部から筒状ピストン18
を、それぞれ垂下し、弁部材装着筒3内に弁形成部材9
を嵌合させた吐出弁付きの固定側Aと、上記外装胴1内
へ嵌合させた容器体16の口頸部25内から、吸込み弁10付
きのシリンダ12を起立し、該シリンダ内へ上記筒状ピス
トン18下部を嵌合させた可動側Bとを有し、固定側Aに
対して可動側Bを下方付勢させて、該可動側Bの上下動
で容器体内液体をシリンダ12内へ、かつ該シリンダ内液
体を化粧筆保持筒5上端の化粧筆2内へ供給可能とした
化粧筆付き液体容器において、上記弁形成部材9を、弁
部材装着筒3の上部内へ固着させた筒部6下端面の左右
両側部から、中間部を互いに内方弯曲させた弾性片7,7
を、弯曲部分間に該弾性片弯形用間隙を残して垂下し、
かつ両弾性片下端に下部小径のテーパを有する弁体8を
付設して形成し、該弁体のテーパ面と、上記弁部材装着
筒下半を小径筒部として該筒部の上端内周縁で形成した
弁座17とで、吐出弁を形成した。
「作用」 上記において、常時は容器体16とシリンダ12を有する
可動側Bはスプリング11により下限まで押下げられ、ま
た加圧室ロには吸込み弁10で吸込まれた化粧液が満たさ
れている。
化粧時には可動側Bを押釦13を介し、かつスプリング
11に抗して押上げる。すると加圧室ロ内の化粧液が加圧
されることからこの加圧化粧液が弾性片7,7を圧縮変形
させて弁体8を上方に押上げ吐出弁を開弁するので、化
粧液は吐出路部分イから化粧筆2に供給される。上記押
上げを離すと可動側Bが下降し、すると加圧室ロ内が負
圧化するので吸込み弁10が開弁し、容器体16内の化粧液
は加圧室ロ内に吸上げられる。
「実施例」 まず、既述第3図と同様に形成した公知部分について
簡単に説明すると、本考案は全体を筆ペン形状とし、か
つ容器を固定側Aと、可動側Bとで形成するノック式の
化粧筆付き液体容器である。
固定側Aは、外装胴1上端内面に化粧筆保持筒5の周
壁下部を螺合させている。図示例で化粧筆保持筒5は上
部を小径とした取付け筒4とその小径筒部へ下部を嵌合
させた筆筒23とで形成し、又取付け筒上部の小径部分下
端から弁部材装着筒3を垂下し、該筒下半を小径とし
て、外装胴1上部内へ垂下し、更に該小径筒部内から筒
状ピストン18を垂下する。尚上記弁部材装着筒3下半の
小径筒部分の上端内周縁を後述吐出弁の弁座17とする。
弁部材装着筒3内には弁形成部材9を嵌合させるが、該
部材が本考案の特徴をなすものであるので、該部材につ
いては後述する。
筆筒23は取付け筒4上端面上へ載置させたフランジ状
の仕切り板19を内面に嵌合させ、その仕切り板内周から
連通筒20を垂下し、かつ下端を後述弁形成部材9の筒部
6内へ嵌合させている。又その仕切り板19上方の筆筒部
分内には、上端部および下端部を除く外周面を筆押え筒
22で抱持させた化粧筆2の下半を嵌合させ、かつ上記連
通筒20内から化粧筆2内へ液体供給筒21を突出してい
る。
可動側Bは、既述外装胴1内へ嵌合させた容器体16の
口頸部25内へ、吸込み弁10付きの下端筒部を固着させて
シリンダ12を起立し、そのシリンダ内へ既述筒状ピスト
ン18下部を嵌合させている。尚24はシリンダ下部内から
起立させた調整棒で必ずしも必要とはしない。
上記容器体16の下端には押釦13が嵌着させてあり、又
該押釦上には摺動底板14が嵌合させてあり、該底板は容
器体内液体減少による負圧化で、自動的に上昇してその
負圧状態を解消するもので、外面から薄板26を下外方へ
突設して容器体周壁の内面へ水密に接している。尚11は
可動側Bを下方へ付勢するスプリングである。
上記構成において、本考案では、弁形成部材9を図示
のように筒部6下端面の左右両側から垂下する一対の弾
性片7,7の中間部を互いに内方へ弯曲させると共に、そ
れ等両弾性片下端に下方小外径のテーパ面を有する弁体
8を付設して形成した。弁体8はその上部を急角度の、
その下方部分は緩やかなテーパにそれぞれ形成してい
る。弾性片7,7中間の近接部分には、弁体8が上方へ押
上げられたときの弾性片弾性弯形分としての間隙を設け
ておく。
第1図が示すように筒部6を弁部材装着筒3の上部内
面へ固着させ、又弁体8のテーパ面を弁座17に圧接させ
て、弁部材装着筒の下半小径筒部分上端が形成する弁孔
を閉塞させる。弁座17は弁体8の急角度テーパ面部分に
圧接して吐出弁を形成している。
尚27はキャップである。
「考案の効果」 本考案は既述のように弁形成部材9の筒部6下端左右
両側から垂下してその下端に弁体8を付設する弾性片7,
7中間部を互いに内方へ弯曲させたから、筒部6の内径
を変えることなく、つまり細身の筆ペン形状をなす、容
器の太さを変えることなく、両弾性片の上端間の間隙を
大とすることが出来、よって既述図3の従来例の場合の
ように、吐出路部分イが小径化して、そのため化粧筆へ
の液体供給が不完全となることがない。又上記従来例の
ように筒部41下端に付設した内向きフランジ42を介して
弾性片を垂下しなくてもよく、筒部6下端の左右両部下
面から直接弾性片7,7を垂下できるから、弁形成部材9
の構造を、上記従来の弁形成部材32に比べて簡易化する
ことが出来、よって該部品形成のコストを廉価とするこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案化粧筆付き液体容器の一実施例の縦断面
図、第2図は同実施例の吐出弁の外形斜視図、第3図は
従来の化粧筆付き液体容器の縦断面図である。 A…固定側、B…可動側 1…外装胴、5…化粧筆保持筒 9…弁形成部材、12…シリンダ 16…容器体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装胴1上端に嵌合させた化粧筆保持筒5
    内面から、弁部材装着筒3を、又該筒3下部から筒状ピ
    ストン18を、それぞれ垂下し、弁部材装着筒3内に弁形
    成部材9を嵌合させた吐出弁付きの固定側Aと、上記外
    装胴1内へ嵌合させた容器体16の口頸部25内から、吸込
    み弁10付きのシリンダ12を起立し、該シリンダ内へ上記
    筒状ピストン18下部を嵌合させた可動側Bとを有し、固
    定側Aに対して可動側Bを下方付勢させて、該可動側B
    の上下動で容器体内液体をシリンダ12内へ、かつ該シリ
    ンダ内液体を化粧筆保持筒5上端の化粧筆2内へ供給可
    能とした化粧筆付き液体容器において、上記弁形成部材
    9を、弁部材装着筒3の上部内へ固着させた筒部6下端
    面の左右両側部から、中間部を互いに内方弯曲させた弾
    性片7,7を、弯曲部分間に該弾性片弯形用間隙を残して
    垂下し、かつ両弾性片下端に下部小径のテーパを有する
    弁体8を付設して形成し、該弁体のテーパ面と、上記弁
    部材装着筒下半を小径筒部として該筒部の上端内周縁で
    形成した弁座17とで、吐出弁を形成したことを特徴とす
    る化粧筆付き液体容器。
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