JPH0417248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417248Y2 JPH0417248Y2 JP10951785U JP10951785U JPH0417248Y2 JP H0417248 Y2 JPH0417248 Y2 JP H0417248Y2 JP 10951785 U JP10951785 U JP 10951785U JP 10951785 U JP10951785 U JP 10951785U JP H0417248 Y2 JPH0417248 Y2 JP H0417248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- discharge valve
- container body
- liquid
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 20
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 16
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 16
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006210 lotion Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は乳液、クリームのような粘性を有する
液体を射出する手動形の液体射出容器に関する。
液体を射出する手動形の液体射出容器に関する。
「従来の技術」
この種射出容器は周知のように、ステムを介し
た頂部に射出ヘツド１０を有し、この射出ヘツド
を復帰ばねに抗して押下げ操作することによりシ
リンダー内の液体を加圧し、この加圧液体で吐出
弁を開弁させて射出ヘツドのノズル管からこの加
圧液体を射出させるものである。
た頂部に射出ヘツド１０を有し、この射出ヘツド
を復帰ばねに抗して押下げ操作することによりシ
リンダー内の液体を加圧し、この加圧液体で吐出
弁を開弁させて射出ヘツドのノズル管からこの加
圧液体を射出させるものである。
「考案が解決しようとする問題点」
この種射出器は、前記各部のほかに、射出器本
体を液体収納容器に取付け固定するキヤツプ部
材、シリンダー内を摺動するピストン、容器体内
の液体をシリンダー内に吸上げる吸上げ管と吸込
み弁等を備えており、少なくとも10部品を要しコ
スト高となつている。
体を液体収納容器に取付け固定するキヤツプ部
材、シリンダー内を摺動するピストン、容器体内
の液体をシリンダー内に吸上げる吸上げ管と吸込
み弁等を備えており、少なくとも10部品を要しコ
スト高となつている。
本考案は部品数を省略し、これによりコスト低
減を意図した液体射出容器を得るにある。
減を意図した液体射出容器を得るにある。
「問題点を解決するための手段」
本考案の液体射出容器は、胴部１上端から縮径
口頸部２を立設した底抜けの壜状器体３と、この
器体３の口頸部２基部に上端を固定して器体胴部
１に吊下げ格納され、内部に液体を収納した伸縮
可能なジヤバラ状容器体４と、下端を前記口頸部
２基部に固定し、かつ前記容器体４に連通されて
口頸部２に格納された伸縮可能なジヤバラ状シリ
ンダー５と、このシリンダー５下端の容器体４と
の連通部に配設された吸込み弁６と、前記シリン
ダー５上端開口部に嵌着され、中央の吐出孔部に
吐出弁７を設けた吐出弁部材８と、一側に突出す
るノズル管９を有して前記吐出弁部材８に嵌着連
通され、射出時吐出弁部材８を介してシリンダー
５をその弾性に抗して下方に押下げる射出ヘツド
１０とで構成している。
口頸部２を立設した底抜けの壜状器体３と、この
器体３の口頸部２基部に上端を固定して器体胴部
１に吊下げ格納され、内部に液体を収納した伸縮
可能なジヤバラ状容器体４と、下端を前記口頸部
２基部に固定し、かつ前記容器体４に連通されて
口頸部２に格納された伸縮可能なジヤバラ状シリ
ンダー５と、このシリンダー５下端の容器体４と
の連通部に配設された吸込み弁６と、前記シリン
ダー５上端開口部に嵌着され、中央の吐出孔部に
吐出弁７を設けた吐出弁部材８と、一側に突出す
るノズル管９を有して前記吐出弁部材８に嵌着連
通され、射出時吐出弁部材８を介してシリンダー
５をその弾性に抗して下方に押下げる射出ヘツド
１０とで構成している。
「作用」
上記において、いま便宜上シリンダー５内には
吸上げられた液体が満たされているものとする。
この状態で、射出ヘツド１０をシリンダー５自体
に弾性に抗して下方に押下げると、このシリンダ
ー５内の液体は加圧され、この加圧液体の圧力が
予定値に達すると吐出弁７が上方に押上げられて
開弁し、液体はノズル管９から外部に射出され
る。すると、シリンダー５が負圧化するので吸込
み弁６が開弁し、容器体４の液体はシリンダー５
内に吸上げられる。従つて、容器体４は大気圧に
より底部を押上げられ、吸込み量に応じて縮む。
吸上げられた液体が満たされているものとする。
この状態で、射出ヘツド１０をシリンダー５自体
に弾性に抗して下方に押下げると、このシリンダ
ー５内の液体は加圧され、この加圧液体の圧力が
予定値に達すると吐出弁７が上方に押上げられて
開弁し、液体はノズル管９から外部に射出され
る。すると、シリンダー５が負圧化するので吸込
み弁６が開弁し、容器体４の液体はシリンダー５
内に吸上げられる。従つて、容器体４は大気圧に
より底部を押上げられ、吸込み量に応じて縮む。
「実施例」
第１図ａ，ｂ、第２図ａ，ｂが示す両実施例
は、既述した「問題点を解決するための手段」で
述べたところと同様であり、重複を避けるために
この既述部分についての説明は省略し、既述しな
い事項についてのみ説明する。
は、既述した「問題点を解決するための手段」で
述べたところと同様であり、重複を避けるために
この既述部分についての説明は省略し、既述しな
い事項についてのみ説明する。
第１の実施例（第１図ａ，ｂ）
器体３は、口頸部２基部に仕切り板１１を設
け、この仕切り板１１中央部に吸上げ孔１２を明
け、この吸上げ孔１２周りから弁筒１３を立設
し、この弁筒１３内に吸込み弁６を配設してい
る。この吸込み弁６としてボール弁を用いた逆止
弁機能のものである。また基板１１直下部の口頸
部２基部には螺溝１４を形成し、容器体４は上部
外周の螺条１５をこの螺溝１４に螺合して固定し
ている。また基板１１の裏面周縁からは容器４口
部に内嵌する環栓１６を垂設し、上面周縁からは
保持筒１７を立設し、この保持筒１７でシリンダ
ー５下端部を螺着固定している。
け、この仕切り板１１中央部に吸上げ孔１２を明
け、この吸上げ孔１２周りから弁筒１３を立設
し、この弁筒１３内に吸込み弁６を配設してい
る。この吸込み弁６としてボール弁を用いた逆止
弁機能のものである。また基板１１直下部の口頸
部２基部には螺溝１４を形成し、容器体４は上部
外周の螺条１５をこの螺溝１４に螺合して固定し
ている。また基板１１の裏面周縁からは容器４口
部に内嵌する環栓１６を垂設し、上面周縁からは
保持筒１７を立設し、この保持筒１７でシリンダ
ー５下端部を螺着固定している。
吐出弁部材８は筒体に中央部下がりの仕切り板
１８を設け、この仕切り板１８の中央垂下部に吐
出孔１９を明けてこの部に吐出弁７を配置したも
ので、筒体をシリンダー５上部外面に螺着し、さ
らにこのシリンダー５に内嵌する環栓２０を設け
ている。吐出弁７はボール弁で逆止弁機能のもの
である。
１８を設け、この仕切り板１８の中央垂下部に吐
出孔１９を明けてこの部に吐出弁７を配置したも
ので、筒体をシリンダー５上部外面に螺着し、さ
らにこのシリンダー５に内嵌する環栓２０を設け
ている。吐出弁７はボール弁で逆止弁機能のもの
である。
射出ヘツド１０は、下部内周の係合突条２１を
係嵌させて前記吐出弁部材８外面に嵌着され、ま
た内部に吐出弁７の飛上がりを制限する押え板２
２を垂設し、さらにｂ図に示すようにノズル管９
先端部に紐帯２３でノズル孔の止め栓２４を一体
に設けている。
係嵌させて前記吐出弁部材８外面に嵌着され、ま
た内部に吐出弁７の飛上がりを制限する押え板２
２を垂設し、さらにｂ図に示すようにノズル管９
先端部に紐帯２３でノズル孔の止め栓２４を一体
に設けている。
第２の実施例（第２図ａ，ｂ）
この実施例は、容器体４とシリンダー５とを一
体化して更に部品数を低減した例であり、吸上げ
弁６部の構造が著しく単純化できる。
体化して更に部品数を低減した例であり、吸上げ
弁６部の構造が著しく単純化できる。
「考案の効果」
上記本考案によれば、従来における数種の部
品、即ち射出器本体を容器体に取付けるためのキ
ヤツプ部材、シリンダー内を摺動するピストン、
ステム、容器体内の液体をシリンダー内に吸上げ
る吸上げ管、復帰ばね等が不要となり、第１の実
施例であれば７部品、第２の実施例であれば６部
品で形成でき、部品数が低減できてコストを大巾
に低減することが可能となる。また本考案によれ
ば、液射出に応じ容器体４が上方に縮んで負圧化
を防止し、容器体４内に空気を導入する方式をと
らないので、中身の変質を防止して長期間その品
質を保持することができる。
品、即ち射出器本体を容器体に取付けるためのキ
ヤツプ部材、シリンダー内を摺動するピストン、
ステム、容器体内の液体をシリンダー内に吸上げ
る吸上げ管、復帰ばね等が不要となり、第１の実
施例であれば７部品、第２の実施例であれば６部
品で形成でき、部品数が低減できてコストを大巾
に低減することが可能となる。また本考案によれ
ば、液射出に応じ容器体４が上方に縮んで負圧化
を防止し、容器体４内に空気を導入する方式をと
らないので、中身の変質を防止して長期間その品
質を保持することができる。
第１図は、本考案液体射出器の第１の実施例を
示し、ａ図は主要部縦断正面図、ｂ図は射出ヘツ
ドの外形斜視図、第２図ａ，ｂは第２の実施例を
示し、それぞれ第１図ａ，ｂに対応した図であ
る。 ３……器体、４……ジヤバラ状容器体、５……
ジヤバラ状シリンダー、８……吐出弁部材、１０
……射出ヘツド。
示し、ａ図は主要部縦断正面図、ｂ図は射出ヘツ
ドの外形斜視図、第２図ａ，ｂは第２の実施例を
示し、それぞれ第１図ａ，ｂに対応した図であ
る。 ３……器体、４……ジヤバラ状容器体、５……
ジヤバラ状シリンダー、８……吐出弁部材、１０
……射出ヘツド。
Claims (1)
- 胴部１上端から縮径口頸部２を立設した底抜け
の壜状器体３と、この器体３の口頸部２基部に上
端を固定して器体胴部１に吊下げ格納され、内部
に液体を収納したジヤバラ状容器体４と、下端を
前記口頸部２基部に固定し、かつ前記容器体４に
連通されて口頸部２に格納されたジヤバラ状シリ
ンダー５と、このシリンダー５下端の容器体４と
の連通部に配設された吸込み弁６と、前記シリン
ダー５上端開口部に嵌着され、中央の吐出孔部に
吐出弁７を設けた吐出弁部材８と、一側に突出す
るノズル管９を有して前記吐出弁部材８に嵌着連
通され、射出時吐出弁部材８を介してシリンダー
５を下方に押下げる射出ヘツド１０とからなる液
体射出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10951785U JPH0417248Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10951785U JPH0417248Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6217366U JPS6217366U (ja) | 1987-02-02 |
| JPH0417248Y2 true JPH0417248Y2 (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=30987680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10951785U Expired JPH0417248Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417248Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP10951785U patent/JPH0417248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6217366U (ja) | 1987-02-02 |
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