JP2570026Y2 - 電動可倒式バックミラーのモーター固定構造 - Google Patents

電動可倒式バックミラーのモーター固定構造

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JP2570026Y2
JP2570026Y2 JP1992071065U JP7106592U JP2570026Y2 JP 2570026 Y2 JP2570026 Y2 JP 2570026Y2 JP 1992071065 U JP1992071065 U JP 1992071065U JP 7106592 U JP7106592 U JP 7106592U JP 2570026 Y2 JP2570026 Y2 JP 2570026Y2
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worm
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小松  徹
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Murakami Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動可倒式ドアミラー
におけるモーターの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、従来例の一部を切り欠
いて示す断面図及び斜視図である。すなわち、車庫入れ
や路上駐車などの場合に電動可倒式ドアミラーのハウジ
ングをモーターを駆動源として進行方向と平行に回転さ
せて収納したり、元の使用位置に復帰させることが行わ
れている。
【0003】上記モーター40は、図示を省略したハウ
ジング内のプレートアウター41に予め固定された後、
フレーム42に固定されるか、あるいはフレーム42に
プレートアウター41を固定し、次いでこのプレートア
ウター41にモーター40を固定するという手順で取り
付けられる。そして、減速機構43やクラッチ機構等を
介して図示省略の車体側に固定したベース部材と円筒状
の固定軸を一体的に形成した支持部材に対しミラーハウ
ジングを格納位置と使用位置との間をモーター駆動で回
動できるように取り付けられている。
【0004】ちなみに、モーター40は、プレートアウ
ター41に横向きに配置され、特にモーター40はプレ
ートアウター41の壁面42にビス44によって固定さ
れている。そして、このプレートアウター41は、モー
ター40の出力軸を支持し、かつ駆動力を減速機構43
に伝達するホイールギヤ45の軸体をギヤ軸受部46で
支持している。なお、ビス止めの位置は、図のようにモ
ーターの出力軸に圧入固定されたウォームギヤ46とき
わめて近い位置にある。
【0005】そして、モーターを駆動することによって
上記ウォームギヤの回転をホイールギヤに伝達し、プレ
ートアウターの下方に位置する減速機構を経てハウジン
グを回動している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記従来例は、その出
力軸にウォームギヤが固定されたモーターをプレートア
ウターに取り付ける際にウォームギヤと取付ビスとの軸
間距離が狭いためにドライバーなどの締付工具でウォー
ムギヤを傷つけるおそれがある。また、モーターの固定
位置(縦横)や方向が限定され、さらにビス止めの方向
にも左右され、取付位置を調節することができない。そ
こで、本考案は、ブラケットを用いてビス止めの位置に
左右されない手段を用いたモーターの固定構造の提供を
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の考案は、出力軸側の側面の適
所に固定用のビス孔が形成されたモータの、前記出力軸
にウォームを取り付け、該ウォームをホイールギヤに噛
合させて前記モータの駆動に伴いホイールギヤを回転駆
動させて車両用のドアミラーを可倒させるモータを、プ
レートアウター上に載置して固定する電動可倒式ドアミ
ラーのモータ固定構造において、横長形状に構成され、
且つ、適所に透孔が穿設された側面部材と、該側面部材
の少なくとも一端部から下方向に延出され、下端部が略
直角に屈曲された支持部材と、からなるブラケットを有
し、前記側面部材をモータの狭幅方向に沿って当接させ
た後、ビスを前記側面部材の透孔に挿通して前記モータ
のビス孔に螺合することによりモータとブラケットとを
固定し、次いで、モータを縦置きし前記ウォームをモー
タ出力軸に取り付け、該ウォームを前記ホイールギヤに
噛合させた後、前記支持部材の下部屈曲面をプレートア
ウターに固定することが特徴である。また、本願請求項
2に記載の考案は、出力軸側の側面の適所に固定用のビ
ス孔が形成されたモータの、前記出力軸にウォームを取
り付け、該ウォームをホイールギヤに噛合させて前記モ
ータの駆動に伴いホイールギヤを回転駆動させて車両用
のドアミラーを可倒させるモータを、プレートアウター
上に載置して固定する電動可倒式ドアミラーのモータ固
定構造において、逆U字形状をなし前記モータに形成さ
れたビス孔に対応する位置に透孔が穿設された当接部材
と、該当接部材の一旦から略直角に屈曲して形成される
支持片と、からなるブラケットを有し、前記当接部材の
逆U字形状の中央開口部に前記モータの回転軸を挿入す
るようにして該当接部材をモータの出力軸側の側面に当
接させ、ビスを前記透孔に貫通させた後前記モータのビ
ス孔に螺合させてモータとブラケットとを固定し、その
後、プレートアウター上に前記モータを横置きして前記
ウォームをモータの出力軸に取り付け、該ウォームをホ
イールギヤに噛合させ、更に、前記支持片をプレートア
ウターに連結することにより前記モータをプレートアウ
ターに固定することを特徴とする。
【0008】
【考案の作用】本考案は、フレームにプレートアウター
を固定し、モーターの出力軸と平行な位置関係にあるビ
スでブラケットとモーターを固定する。次いで、モータ
ーの出力軸と直交する位置関係にあるビスでブラケット
とプレートアウターを固定することによってモーターを
プレートアウターに固定する。なお、モーターは、プレ
ートアウターの壁面内に容易に配置することができ、ま
た、第2段階としてブラケットをプレートアウターに固
定する際に、ビス孔の形状や位置を自由に配置すること
ができるとともにドライバーなどの締付工具をウォーム
ギヤの位置から離れて使用することが可能になったため
にモーターの出力軸に固定されるウォームギヤに締め付
け工具が接触してギヤを傷つけることを防ぐ作用を有す
る。
【0009】さらに、モーターの出力軸にウォームギヤ
を圧入固定する前にブラケットをモーターに装着するこ
とが可能になり、ウォームギヤの損傷を皆無にすること
ができるようになった。
【0010】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の要部を分解して
示す斜視図、図2は、モーター1を固定した状態を示す
斜視図である。フレーム2の上部にプレートアウター3
がビス止めされ、このプレートアウター3は、略L字形
に立ち上がった壁面4内にモーター1を配置するように
形成されている。なお、図示省略の減速機構がプレート
アウター3の下方に配置されており、ホイールギヤ5の
軸が挿通する孔6が穿設され、また、モーター1の出力
軸1aが挿通する凹陥部4aが壁面4に設けられてい
る。
【0011】一方、ブラケット10は、モーター1の出
力軸1a側ケース1bの両端を把持する係止爪10aと
ケース1bに固定するためのビス孔10bを具備する係
止片10Aと、プレートアウター3に固定するためのビ
ス孔10bを有する支持片10Bを備えている。
【0012】そして、モーター1を取り付けるには、上
記係止爪10aでモーター1を挟みながら係止片10A
のビス孔10bにビス10cを挿通して、係止片10A
とモーター1を固定する。この状態でモーター1は、ブ
ラケット10と一体化されるもので自由に移動すること
ができる。そこで、モーター1をプレートアウター3の
壁面4内に配置しながら、モーター1の出力軸1aに圧
入したウォームギヤ1cと、減速機構側のホイールギヤ
5との噛み合せを調整しながらプレートアウター3とブ
ラケット10の支持片10Aをビス10dで固定する。
それによって、モーター1はプレートアウター3に完全
に固定される。
【0013】さらに、図3は、他のブラケット30を示
す斜視図であり、モーター1を横位置にして図示を省略
したプレートアウターに固定する場合を示している。す
なわち、このブラケット30は、モーター1の高さ方向
の寸法が低くなるために前記実施例のようにモーター1
の出力軸1a側のケース1bに固定するためのビス孔3
0bを有する係止片30Aが上記出力軸1aを避けるた
めの凹陥部32を挟んで左右に分岐されており、他方、
プレートアウターに固定するためのビス孔30bを有す
る支持片30Bは、前記ブラケット30の支持片と同様
に設けられている。
【0014】従って、この事例の場合は、プレートアウ
ターの壁面の高さを低くするか、省略しても差し支えな
い。ちなみに、前記と同様にまずモーター1と係止片3
0Aとを固定してからウォームギヤとホイールギヤとの
噛み合せを最適に調整しながら支持片30Bをプレート
アウターに固定することで、ブラケット30をプレート
アウターに固定することによってモーターを取り付ける
ことができる。
【0015】なお、前記プレートアウターに設けたビス
孔は、円形の単純な孔ではなく、長孔に形成してブラケ
ットの係止位置を調整することができるように形成して
もよいことはいうまでもない。
【0016】
【考案の効果】本考案は、ブラケットを用いてモーター
を固定するために、従来のような取付位置に制約される
ことがなくなった。また、モーターを縦横いずれの向き
でも配置することができ、設計時の制約が解消されその
自由度が増した。すなわち、モーターの向きや固定手段
に起因した不具合(コンパクト化、非効率的な組立作
業、ウォームギヤの破損等)を解消して、ブラケットを
用いたことによってモーターをプレートアウターに固定
する時の位置決めや固定作業が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同上モーターを固定した状態を示す斜視図。
【図3】他の実施例を示す斜視図。
【図4】従来例の一部を示す斜視図。
【図5】同上従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 モーター 2 フレーム 3 プレートアウター 4 壁面 5 ホイールギヤ 6 挿通孔 10 ブラケット 10a 係止爪 10b ビス孔 10c ビス 10d ビス 10A 係止片 10B 支持片 20 ホイールギヤ 30 ブラケット 30b ビス孔 30A 係止片 30B 支持片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸側の側面の適所に固定用のビス孔
    が形成されたモータの、前記出力軸にウォームを取り付
    け、該ウォームをホイールギヤに噛合させて前記モータ
    の駆動に伴いホイールギヤを回転駆動させて車両用のド
    アミラーを可倒させるモータを、プレートアウター上に
    載置して固定する電動可倒式ドアミラーのモータ固定構
    造において、 横長形状に構成され、且つ、適所に透孔が穿設された側
    面部材と、該側面部材の少なくとも一端部から下方向に
    延出され、下端部が略直角に屈曲された支持部材と、か
    らなるブラケットを有し、 前記側面部材をモータの狭幅方向に沿って当接させた
    後、ビスを前記側面部材の透孔に挿通して前記モータの
    ビス孔に螺合することによりモータとブラケットとを固
    定し、次いで、モータを縦置きし前記ウォームをモータ
    出力軸に取り付け、該ウォームを前記ホイールギヤに噛
    合させた後、前記支持部材の下部屈曲面をプレートアウ
    ターに固定することを特徴とする 電動可倒式ドアミラー
    のモータ固定構造。
  2. 【請求項2】 出力軸側の側面の適所に固定用のビス孔
    が形成されたモータの、前記出力軸にウォームを取り付
    け、該ウォームをホイールギヤに噛合させて前記モータ
    の駆動に伴いホイールギヤを回転駆動させて車両用のド
    アミラーを可倒させるモータを、プレートアウター上に
    載置して固定する電動可倒式ドアミラーのモータ固定構
    造において、 逆U字形状をなし前記モータに形成されたビス孔に対応
    する位置に透孔が穿設された当接部材と、該当接部材の
    一旦から略直角に屈曲して形成される支持片と、からな
    るブラケットを有し、 前記当接部材の逆U字形状の中央開口部に前記モータの
    回転軸を挿入するようにして該当接部材をモータの出力
    軸側の側面に当接させ、ビスを前記透孔に貫通させた後
    前記モータのビス孔に螺合させてモータとブラケットと
    を固定し、その後、プレートアウター上に前記モータを
    横置きして前記ウォームをモータの出力軸に取り付け、
    該ウォームをホイールギヤに噛合させ、更に、前記支持
    片をプレートアウターに連結することにより前記モータ
    をプレートアウターに固定するこ とを特徴とする電動可
    倒式ドアミラーのモータ固定構造。
JP1992071065U 1992-09-18 1992-09-18 電動可倒式バックミラーのモーター固定構造 Expired - Lifetime JP2570026Y2 (ja)

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JPH0627340U JPH0627340U (ja) 1994-04-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126653U (ja) * 1984-07-24 1986-02-17 市光工業株式会社 ドアミラ−構造
JPH0172431U (ja) * 1987-11-04 1989-05-16

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JPH0627340U (ja) 1994-04-12

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