JP3054235U - 自動車用ミラー取替え用治具 - Google Patents

自動車用ミラー取替え用治具

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JP3054235U
JP3054235U JP1998003478U JP347898U JP3054235U JP 3054235 U JP3054235 U JP 3054235U JP 1998003478 U JP1998003478 U JP 1998003478U JP 347898 U JP347898 U JP 347898U JP 3054235 U JP3054235 U JP 3054235U
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JP
Japan
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mirror
universal joint
jig
automobile
support shaft
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JP1998003478U
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Inventor
寛 池川
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コアーズインターナショナル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の前窓の上部に当初から取り付けられ
ているミラー(バックミラー)を、好みに応じてオプシ
ョンの取替え用ミラーに取り替えるのに便利な自動車用
ミラー取替え用治具を提供する。 【解決手段】 自動車の前窓上部のミラー支軸1に固着
される筒状の取付部5と、この取付部5に設けた球部7
とを有する。取替え用ミラーBがホルダー部14を有し
ており、このホルダー部14と球部7とを連結して自在
継手15を形成する。ミラー支軸1には、自動車に当初
から取り付けられているミラーを支える支軸の不要部分
を切除したものを活用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車用ミラー取替え用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のホイルカバーなどの部品を好みのオプション部品に取り替えることは 多々行われている。一方、自動車の前窓の上部に当初から取り付けられているバ ックミラーのデザインは画一的であることが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、バックミラーについては、自動車に当初から備わっているものを取 り外し、そこにオプションのバックミラーを新たに取り付けるということが困難 な構造になっている。それにもかかわらず、バックミラーについても、他の取替 え可能な部品と同じように好みのデザインのものに取り替えたいという要求があ った。
【0004】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、自動車の前窓の上部に当初か ら取り付けられているミラー(バックミラー)を、好みに応じてオプションのミ ラーに取り替えることのできる自動車用ミラー取替え用治具を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案の自動車用ミラー取替え用治具は、自動車の前窓の上部に 突設されたミラー支軸に嵌合して固着される筒状の取付部と、この取付部の端部 に設けられて取替え用ミラーに具備されているミラー側自在継手要素に対して連 結可能な治具側自在継手要素と、を備え、上記治具側自在継手要素と上記ミラー 側自在継手要素とが連結されて自在継手が形成されるようになっている、という ものである。この考案において、筒状の取付部を自動車の前窓の上部に突設され たミラー支軸に嵌合して固着すると共に、治具側自在継手要素にミラー側自在継 手要素を連結することによって自在継手を形成すると、その自在継手を介してミ ラー支軸に取替え用ミラーが取り付けられる。こうして取り付けられた取替え用 ミラーは、上記自在継手の作用によってその向きを必要に応じて変えることが可 能である。
【0006】 請求項2に係る考案の自動車用ミラー取替え用治具は、請求項1に記載したも のにおいて、上記自在継手が、首部を備えた球部とその球部を回転自在に保持す るホルダー部とでなると共に、上記治具側自在継手要素が上記球部でなり、上記 ミラー側自在継手要素が上記ホルダー部でなる、というものである。この考案に よると、当該治具が、筒状の取付部とその端部に設けられた首部を備える球部と によって形成される簡単な構成を備えたものになり、その製作コストが安く抑え られる。
【0007】 請求項3に係る考案の自動車用ミラー取替え用治具は、請求項2に記載したも のにおいて、上記自在継手の上記ホルダー部に、上記球部の収容空間につながる 分割溝が形成されていて、この分割溝の溝幅を広狭調節することにより上記収容 空間の大きさが増減調節されるようになっていると共に、上記分割溝を横切って 挿通される締付けねじのねじ挿通孔が上記ホルダー部に設けられている、という ものである。この考案において、ホルダー部の分割溝を横切ってねじ挿通孔に挿 通させた締付けねじを緩めておくと、治具側自在継手要素である上記球部をミラ ー側自在継手要素である上記ホルダー部の収容空間に容易に嵌め込むことが可能 になり、嵌め込んだ後で締付けねじを締め付け、上記分割溝の溝幅を狭めてその 収容空間の大きさを小さくすると、上記球部がホルダー部によって確実に保持さ れる。しかも、締付けねじによる締付力を調節すれば、自在継手の機能を利用し てミラーの向きを変えられるようにしたり、ミラーを動かないように固定したり することが可能になる。
【0008】 請求項4に係る考案の自動車用ミラー取替え用治具は、請求項1、請求項2、 請求項3のいずれかに記載したものにおいて、上記ミラー支軸が、自動車の前窓 の上部に当初から取り付けられているミラーを支える支軸における上記ミラーと の連結箇所を切断して上記ミラーを撤去することによって形成されている、とい うものである。この考案によると、自動車の前窓の上部に当初から取り付けられ ているミラーを、好みに応じてオプションのミラーに取り替えることが容易にで きるようになる。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施形態に係る自動車用ミラー取替え用治具Aなどを示した分 解斜視図、図2は取替え用ミラーBを取り付けた状態の一部破断側面図、図3は 取替え用ミラーBを取り付けた状態を下から見た一部破断底面図、図4は取替え 用ミラーBを背部から見た部分斜視図、図5は自動車に当初から取り付けられて いるミラーB’の概略斜視図である。
【0010】 図1〜図3に示したように、上記治具Aは、筒状の取付部5と、この取付部の 端部に連設された径小な首部6とこの首部6の端部に設けられた球部7とを有し 、取付部5にはねじ孔8が設けられ、そのねじ孔8に止めねじ9をねじ込むこと ができるようになっている。そして、上記球部7によって治具側自在継手要素が 形成されている。一方、図示していない自動車の前窓の上部には、ミラー支軸1 が突設された取付座2が固着されており、このミラー支軸1に対して上記した筒 状の取付部5が図2のように大きながたつきを持たない状態で嵌合され、ねじ孔 8にねじ込んだ止めねじ9を締め付けることによってその取付部5がミラー支軸 1に固着される。
【0011】 上記治具Aを介してミラー支軸1に取り付けられる取替え用ミラーBを図2〜 図4に示してある。このミラーBは、ミラー本体12を備えた横長の筐体13の 背部にホルダー部14を有している。このホルダー部14は、上記した球部7で なる治具側自在継手要素と連結されることによって自在継手15(図2及び図3 参照)を形成するミラー側自在継手要素に相当している。このホルダー部14に は、図2や図3のように上記球部7の過半周部分を収容する収容空間16が具備 されていると共に、その収容空間16につながる分割溝17が形成されていて、 この分割溝17の溝幅を広狭調節することにより上記収容空間16の大きさが増 減調節されるようになっている。そして、分割溝17の溝幅を広狭調節するため に、分割溝を横切って挿通される締付けねじ18のねじ挿通孔19がホルダー部 14に設けられている。図4において、21は締付けねじ18がねじ込まれるナ ットを示している。
【0012】 以上において、治具Aの取付部5をミラー支軸1に嵌合し、止めねじ9によっ てその取付部5をミラー支軸1に固着することと、治具Aの治具側自在継手要素 である上記球部7を取替え用ミラーBのミラー側自在継手要素であるホルダー部 14の収容空間16に収容し、ねじ挿通孔19に挿通した締付けねじ18をナッ ト21にねじ込んで締め付けること、とを任意の順番で行うと、互いに連結され た上記球部7と上記ホルダー部14とによって自在継手15が形成され、また、 その自在継手15を介して取替え用ミラーBが治具Aに連結される。このように して取り付けられた取替え用ミラーBは、自在継手15の作用で、必要に応じ、 図2に示したように中心軸線Cに対して上下にそれぞれ角度a1,a2だけその 向きを変えることができ、また、図3に示したように中心軸線Cに対して左右に それぞれ角度a3,a4だけその向きを変えることができる。これらの角度a1 ,a2,a3,a4はすべて同じ角度であるとは限らない。なお、締付けねじ1 8による締付力を調節すれば、自在継手15の機能を利用して取替え用ミラーB の向きを上記のように変えられるようにしたり、取替え用ミラーBを動かないよ うに固定したりすることも可能である。
【0013】 この実施形態では、図2に示したように、ミラー支軸1と取付座2とも自在継 手22を介して連結されている。そのため、ミラー支軸1は、自在継手22の作 用で、必要に応じ、取付座2に対して相対的にそれぞれ角度b1,b2だけ向き を変えることができ、また、図示していないけれども、左右にもその向きを変え ることができる。
【0014】 ところで、図5に示したように、一般的な自動車では、図示していない前窓の 上部に固着された取付座2から支軸1が突出されており、その支軸1の先端部に ミラーB’が取り付けられている。そして、支軸1とミラーB’との連結が自在 継手J1を介して行われており、この自在継手J1の機能を利用することによっ てミラーB’の向きを運転に都合のよい向きに調節することができるようになっ ている。また、場合によっては、支軸1と取付座2との連結も自在継手J2を介 して行われていることがあり、そのような連結が行われているものでは、ミラー B’の位置や向きをその自在継手J2の機能を利用して運転の都合のよい位置や 向きに調節することができる。
【0015】 図5のようなミラーB’が当初から取り付けられている自動車では、取付座2 を取り外し、そこに別の取替え用ミラーを取り付けることを行うことには多くの 場合困難が伴う。そこで、当初からミラーB’が取り付けられている自動車では 、図5に示した支軸1における自在継手J1とミラーB’との連結箇所31を金 鋸などを使って切断することによりミラーB’を撤去する。そして、残った支軸 1を、図1〜図3で説明したミラー支軸1として活用するとよい。このようにす ると、自動車に当初から取り付けられている取付座2を取り外すという困難な作 業を行わずに、実施形態で説明したようにオプションとしての取替え用ミラーB を容易に取り付けることができるようになる。なお、図5に示した自在継手J2 は図2に示した自在継手22に相当している。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、自動車の前窓の上部に当初から取り付けられているミラーを 、好みに応じてオプションの取替え用ミラーに容易に取り替えることができるよ うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係る治具などを示した分解
斜視図である。
【図2】取替え用ミラーを取り付けた状態の一部破断側
面図である。
【図3】取替え用ミラーを取り付けた状態を下から見た
一部破断底面図である。
【図4】取替え用ミラーを背部から見た部分斜視図であ
る。
【図5】自動車に当初から取り付けられているミラーの
概略斜視図である。
【符号の説明】
A 自動車用ミラー取替え用治具 B 取替え用ミラー 1 ミラー支軸(当初から取り付けられているミラーを
支える支軸) 5 取付部 6 首部 7 球部(治具側自在継手要素) 14 ホルダー部(ミラー側自在継手要素) 15 自在継手 16 収容空間 17 分割溝 18 締付けねじ 19 ねじ挿通孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の前窓の上部に突設されたミラー
    支軸に嵌合して固着される筒状の取付部と、この取付部
    の端部に設けられて取替え用ミラーに具備されているミ
    ラー側自在継手要素に対して連結可能な治具側自在継手
    要素と、を備え、上記治具側自在継手要素と上記ミラー
    側自在継手要素とが連結されて自在継手が形成されるよ
    うになっていることを特徴とする自動車用ミラー取替え
    用治具。
  2. 【請求項2】 上記自在継手が、首部を備えた球部とそ
    の球部を回転自在に保持するホルダー部とでなると共
    に、上記治具側自在継手要素が上記球部でなり、上記ミ
    ラー側自在継手要素が上記ホルダー部でなる請求項1に
    記載した自動車用ミラー取替え用治具。
  3. 【請求項3】 上記自在継手の上記ホルダー部に、上記
    球部の収容空間につながる分割溝が形成されていて、こ
    の分割溝の溝幅を広狭調節することにより上記収容空間
    の大きさが増減調節されるようになっていると共に、上
    記分割溝を横切って挿通される締付けねじのねじ挿通孔
    が上記ホルダー部に設けられている請求項2に記載した
    自動車用ミラー取替え用治具。
  4. 【請求項4】 上記ミラー支軸が、自動車の前窓の上部
    に当初から取り付けられているミラーを支える支軸にお
    ける上記ミラーとの連結箇所を切断して上記ミラーを撤
    去することによって形成されている請求項1、請求項
    2、請求項3のいずれかに記載した自動車用ミラー取替
    え用治具。
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