JPS63263114A - キャンバ調節方法およびキャンバ調節装置 - Google Patents

キャンバ調節方法およびキャンバ調節装置

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JPS63263114A
JPS63263114A JP62193874A JP19387487A JPS63263114A JP S63263114 A JPS63263114 A JP S63263114A JP 62193874 A JP62193874 A JP 62193874A JP 19387487 A JP19387487 A JP 19387487A JP S63263114 A JPS63263114 A JP S63263114A
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cam
bolt
strut
assembly
flange
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JP62193874A
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クレイブ、ラルフ、ペティボーン
ジミー、ディー、ベリー
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SUPESHIYARUTEII PROD Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野二 本発明は全般的に自動車製品に関するものであり、さら
に詳しくは、前輪独立懸架システムを有する車の舵取り
可能前輪のキャンバ調節装置に関するものである。
通常の自動車の前輪独立懸架システムにおいては、各車
輪は相互に独立に装着される。各後輪は。
車輪軸上の回転自在に取り付けられ、この車輪軸は一体
的に形成された玉継手−車軸ナックル組立体に対してボ
ルト締めされている。この組立体の車輪ナックル部分は
、細長い大体垂直のショックストラットの下端にボルト
締めされている。このショックストラットの上端は、取
り付けボルトを具備するゴム絶縁トップマウント組立体
によって車体側面パネルに取り付けられている。ショッ
クストラットの長さと弾性の故に、車輪軸とこれに取り
付けられた車輪は、ショックストラットの長手方軸腺に
対して垂直方向に少し移動可能であり。
また特に拘束でいなければ、この軸線回りに捻転される
。この運動を拘束し車軸を車の舵取り組立体に対して固
定配向に保持するため、一般にタイロッドと呼ばれる長
手力に延在する拘束部材と。
一般にコントロールアームと呼ばれる横方向に延在する
拘束部材が、一端において玉継手−車輪ナックル組立体
に固着され、他端において舵取り組立体に固着されてい
る。前軸組立体における製造公差などの故に、若干の場
合に車輪の「キャンバ」を調節する必要がある。車軸の
「キャンバＪとは。
車輪の中心面が車軸の支持面に対する垂直軸線と成す角
度を意味する０通常、このような前輪懸架システム中の
車輪ナックルが、ストラット組立体の下端に固着された
一対の横方向延長フランジにボルト締めされる。このよ
うな構造においては。
ボルトとストラットフランジおよび車輪ナックルの対応
のボルト孔との間の「緩みＪを用いる事によってのみ、
キャンバ調節を実施する事ができる。
しかしこの「緩みＪの生じるキャンバ角調節は非常に僅
少である。先行技術において、キャンバ調節を成すため
、ストラットフランジ上に工場で設置された突起と係合
するカムボルト組立体が使用される。しかし、前記の型
の前輪懸架システムを有する大抵の車はこのようなカム
調節組立体を具備していない、既存の車に簡単に適合さ
れるカム調節組立体を提供する事が一般に望ましい、し
かしカムボルト組立体と共に使用するための適当な強度
と公差を有するストラットフランジ上の突起を形成する
事は２通常の自動車技術のレベルを超えた正確で時間を
消費する作業である。故に本発明以前においては、前記
の型の前輪懸架システムを有する車の前輪カム調節組立
体を取り付ける適当な手段がなかった。
本発明は前輪キャンバを調節する組立体を車に迅速かつ
簡便に取り付ける事のできるカムボルドーカムプレート
趙立体およびその￥ｌＷ法に関するものである。
本発明は、上端において車のフレーム組立体に連結され
下端部から横方向外側に突出した一対の相互に平行なフ
ランジを有する全体的に垂直なストラット組立体と５前
記のストラット組立体に取り付けられた車輪ナックル組
立体とを含み、前記車輪ナックル組立体は前記一対のス
トラットフランジの間に配置される取り付け部分を有し
、この取り付け部分は、第１ボルトを密接に軸方向に滑
動自在に受ける第１孔を有し、前記の第１ボルトは前記
ストラットフランジの第１対の軸方向に整列された孔の
中に密接に軸方向に滑動自在に挿通され、また前記取り
付け部材は、第２ボルトを密接に軸方向に滑動自在に受
ける第２孔を有し、前記の第２ボルトは前記ストラット
フランジの第２対の軸方向に整列された孔の中に密接に
軸方向に滑動自在に挿通され、前記車輪ナックル組立体
の第１孔および第２孔は相互に垂直に離間され、前記車
輪ナックル組立体の第１ボルト孔および第２ボルト孔並
びに前記ストラットフランジ中の第１対および第２対の
孔は、車輪ナックル組立体上に支持された車輪の回転軸
線に対して実質的に直角の軸線を有するように成された
型の自動車懸架装置の中の車軸キャンバ調節装置におい
て、（ａ）前記ストラットフランジ対の前記第１対の孔
を横方向に拡大する事によって配備された相互に平行な
横方向延在みぞ火手段と、（ｂ）前記車輪ナックル組立
体の取り付け部の前記第２孔の軸線回りに前記車輪ナッ
クル組立体を調節自在に枢転させるため中心縦方向軸線
を有するカムボルト手段と。
（ｃ）前記ストラットフランジの少なくとも一方の上に
取り付けら、れたカムプレート手段とを含み。
前記のカムボルト手段は前記のストラットフランジ中の
前記の相互平行みぞ穴と前記車輪ナックル組立体中の前
記第１孔との中に受けられ、前記カムボルト手段の前記
中心縦方向軸線は前記車輪ナックル組立体の前記第１孔
の前記軸線と同軸を成し、前記カムボルト手段の比較的
緩い第１状態において前記相互平行みぞ穴手段の中を横
方向に調節自在に可動であり、前記カムボルト手段の比
較的固い第２状態において前記相互平行みぞ穴手段に対
して相対的に固着され、前記のカムプレート手段は、前
記の比較的緩い第１状態において前記カムボルト手段の
中心縦方向軸線回りの回転運動に際して前記ストラット
フランジの相互に平行なみぞ穴手段の中において前記カ
ムボルトを前記のように相対的に横方向運動させるため
、前記ストラットフランジおよび前記カムボルトと協働
するように成され、（ｄ）このようにして前記カムボル
ト手段中心縦方向軸旅回りに前記カムボルト手段を回転
させる事によって、前記車輪ナックル組立体上に取り付
けられた車輪のキャンバが調節自在であるように成され
たキャンバ調節組立体を含む。
また本発明は、上端において車のフレーム組立体に連結
され下端部から横方向外側に突出した一対の相互に平行
なフランジを有する全体的に垂直なストラット組立体と
、前記のストラット組立体に取り付けられた車軸ナック
ル組立体とを含み。
前記車輪ナックル組立体は前記一対のストラットフラン
ジの間に配置される取り付け部分を有し、この取り付け
部分は、第１ボルトを密接に軸方向に滑動自在に受ける
第１孔を有し、前記の第１ボルトは前記ストラットフラ
ンジの第１対の軸方向に整列された孔の中に密接に軸方
向に滑動自在に挿通され、また前記取り付け部材は、第
２ボルトを密接に軸方向に滑動自在に受ける第２孔を有
し、前記の第２ボルトは前記ストラットフランジの第２
対の軸方向に整列された孔の中に密接に軸方向に滑動自
在に挿通され、前記車輪ナックル組立体の第１孔および
第２孔は相互に垂直に離間され。
前記車輪ナックル組立体の第１ボルト孔および第２ボル
ト孔並びに前記ストラットフランジ中の第１対および第
２対の孔は、車輪ナックル組立体上に支持された車輪の
回転軸線に対して実質的に直角の軸線を有するように成
された型の自動車懸架装置の中の車輪キャンバ調節法に
おいて、（ａ）車輪ナックル組立体の第１孔とストラッ
ト７ランジの第１対の整列孔から第１ボルトを引き出す
段階と、（ｂ）前記第１対の孔の一方の直径とほぼ同辱
の寸法を有し、前記第１Ｎの孔の横方向拡張によって拡
大された横方向寸法を有する相互に平行に対置された横
方向に長いみぞ穴を前記のストラットフランジ対の中に
形成する段階と、（Ｑ）長手方軸線の中心軸、第１端部
および第２端部を有し前記第１ボルトのほぼ同一直径を
有する細長いネジ付き軸部と、前記の軸部の中心軸線に
対して平行に片寄らされ前記軸部の第１端部に配置され
た円筒軸線を有する円筒形カム部と、前記軸部の第１端
部の末端に配置されたボルト回転部と。
前記ネジ付き軸部の前記第２端部にねじ込まれたナツト
を含むカムボルト組立体を成す段階と、（ｄ）前記の相
互に平行な横方向みぞ穴の延長方向に対して垂直に配置
され、前記カムボルトの前記円筒形カム部の直径より少
し大なる間隔を°もって相互に離間された相互に平行な
カム係合面と、前記のカム係合面の間に横方向に延在し
、前記ストラットフランジのみぞ穴と実質的に同形のカ
ムプレートみぞ穴と、対応のストラットフランジに固定
するためのストラットフランジ係合手段とを有するカム
プレートを成す段階と、（ｅ）前記カムプレートを一方
のストラットフランジの外側面に係合させ、前記カムプ
レートのみぞ穴を前記ストラットフランジの横方向拡大
みぞ穴と整列させる段階と、（ｆ）前記カムボルト組立
体の軸部を前記ストラットフランジとカムプレートのみ
ぞ穴。
車輪ナックル組立体の取り付け部の第１孔に挿通し、カ
ムボルト組立体の円筒形カム部をカムプレートの平行カ
ム係合面の間に配置する段階と、（ｇ）カムボルト組立
体の実質的軸方向運動を防止し、またカムボルト組立体
の回転運動を可能とするように、カム軸部の上にナツト
をねじ込む段階と、（ｈ）ストラットフランジと車輪ナ
ックル組立体の孔を通る第２ボルトを緩い係合状態に保
持して、車輪ナックル組立体をこの第２ボルト回りに枢
転させる段階と、（ｉ）カムボルト組立体をその円筒形
カム部の中心軸線回りに選択的に回転させる事により、
カムボルト組立体の軸部をストラットフランジとカムプ
レートのみぞ穴内部において横方向に調節自在に移動さ
せて車輪ナックル組立体を枢転させ、対応の車輪のキャ
ンバをｗＲＷｉする段階とを含む方法にある。
［実施例］ 以下１本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
第１４図に図示のキャンバ調節組立体は、第１図と第２
図に図示の型の従来型車輪懸架装置の車輪組立体６０の
キャンバを調節するためのものである。このような懸架
装置は一般に全体的に垂直に延在するストラット組立体
１２を有し、このストラット組立体の上端は車のフレー
ム−車体組立体１３に取り付けられている。ストラット
組立体１２は、その下端から側方に突出した一対のスト
ラットフランジ２８．２９を相互に平行に配置されてい
る。また懸架装置は玉継手組立体３０を含み、この組立
体は、前記の２ストラツトフランジ２８゜２９の間にに
配置されたそのナックル部分３６によってストラット組
立体に取り付けられ、このナックルの第１孔４２が第１
ボルト４６を密接に軸方向滑動自在に受け、またこのボ
ルト４６はストラットフランジ中の第１対の軸方向に整
列したボルト孔２１．２３に挿通され、また前記ナック
ル３６の第２孔４４は第２ボルト４８を密接に、軸方向
滑動自在に受け、このボルト４８はストラットフランジ
中の軸方向整列した第２対の孔２５゜２７に挿通されて
いる。ナックル取り付け部の第１孔と第２孔４２．４４
は垂直方向に離間されている。それぞれナックル部の第
１および第２孔と、ストラットフランジ中の第１対およ
び第２対の孔は、玉継手組立体３０上に支持された車輪
組立体６０の回転軸１ＩＡＡに対して実質的に垂直の軸
線ＢＢ、ＣＣを有する。
キャンバ調節組立体は第４図と第５図に図示のように、
一方の孔対１例えば２１．２３を横方向に延長する事に
よってストラットフランジ対２８゜２９の中に備えられ
た相互に平行な横方向みぞ穴９４．９６を含む、またキ
ャンバ調節組立体は、ナックル部３６の第２穴４４に挿
通される第２ボルト４８の軸１１ｃｃ回りにナックル組
立体３０を調節可能に枢転させるためのカムボルト組立
体７０（第３図）を含む、このカムボルト組立体は。
ストラットフランジ中の平行みぞ穴９４．９６とナック
ル部の第２穴４２との中に受けられ、このカムボルト組
立体の相対的に緩められた第１状庵において平行みぞ穴
の中を調節的に横方向に可動であり、またカムボルト組
立体の相対的に締め付けられた第２状態において平行み
ぞ穴に対して相対的に固定される。またキャンバ調節組
立体は。
第３図のカムプレート８２を含み、このカムプレートは
、ストラットフランジの少なくとも一方の上に取り付け
られ、このストラットフランジおよびカムボルト組立体
と協働して、前記の比較的緩い第１状態においてカムボ
ルト組立体の縦軸線ＦＦ回りの回転運動に際して、スト
ラットフランジの平行みぞ穴の中においてカムボルト組
立体の相対的横方向移動を生じる。これにより、第１７
図および第１８図に図示のようにカムボルト組立体７０
の回転により、玉継手組立体３０上に取り付けられた車
輪のキャンバが調節される。
前記のように本発明を全般的に説明した後１本発明およ
び本発明を適用する車輪懸架装置の特色について下記に
詳細に説明する。
第１図は現在多数の新型車において使用されている型の
前輪懸架装置の一部を示す、この前輪懸架装置はストラ
ット組立体１２を含み、このストラット組立体１２は第
６図において更に詳細に示されるように、その上端が車
のフレーム−車体組立体１３上に連結されている。スト
ラット組立体１２はストラットマウント１４と、上バネ
座１６と、シール１８と、ダストブーツ２０と、コイル
バネ２２と、下バネ座２４と、ストラット２６と、この
ストラットに固着された一対の横方向に突出する平行ス
トラットフランジ２６．２８とを有する。下記の実施態
様においては、ストラットフランジはその外周から外側
に突出したリップ部分３１（第２図）を含み、このリッ
プが本発明のカムプレート８２の安定を容易にする。車
輪組立体６０を回転自在に支持するためめ玉継手組立体
３０は、車輪の回転軸線を成す軸！＠ＡＡを有するスピ
ンドル３２を含む、このスピンドルは玉継手部材３４上
に取り付けられ、この部材３４はアーム３８を介してナ
ックル部分３６に連結されている。
ナックル部分３６は水平の上孔４２と水平の下孔４４と
を有し、これらの孔はそれぞれ、車輪軸線ＡＡに対して
垂直の軸１１８ＢとＣＣを有する。第１図と第２図に図
示のように、水平のボルト組立体４６．４８がナックル
部分３６をストラットフランジ２８，２９に対して取り
付ける。下制御アーム組立体５２を含む舵取ナックル組
立体５０が玉継手組立体３０の下部と連結される。スピ
ンドル３２上に取り付けられる車輪組立体６ｏのボス部
分５９も第１図に図示されている。
第３図に図示の実施Ｓ様においては、カムボルト組立体
７０はカムボルト軸部７２を含み、この軸部は中心軸線
ＥＥを有しまたネジ部７４を有する。またカムボルト組
立体７０はカムボルトヘッド７５と、カムボルト軸のネ
ジ部７４上にねじ込まれたカムボルトナツト７６を有す
る。またロックワッシャー７８も配置される。前記の軸
線ＥＥに対して少し片寄って１例えば０．６４ｃｍ（１
／４インチ）片寄って平行配置された軸ａＦＦを有する
円筒形カム本体８ｏがカムボルトヘッド７５に隣接して
軸部７２上に固着される。これは、軸７２上に平坦面８
１を作り、このカム本体の中に補形孔（図示されず）を
備え１円筒形カム本体８０を軸７２に対して溶接する事
により、またはその他業界公知の手段によって実施され
る。また第３図に図示のように１本発明のカムプレート
８２は平坦な垂直な本体部分８４を含み、この本体部の
外、ｔｉｅ部８５がその一部において、一方のストラッ
トフランジのリップ部分３１によって係合されて、カム
プレートの横方向蓮動を防止する（第６図および第７図
）、□ またカムプレート８２は、ストラット２６の曲率によっ
て生じるフランジのショルダ部９１によって横方向移動
を防止される。またカムプレート８２は、カム本体に係
合するフランジ部８６．８８と、横方向に延在するみぞ
穴９０とを含み、このみぞ穴９０は穴２１，２３の直径
に等しい小径を有する。またカムプレート８２は下端に
開放みぞ穴９２を有し、このみぞ穴は下ボルト４８を受
け。
対応のフランジ例えばフランジ２８に対するカムプレー
トの固定的保持を容易にする。第４図と第５図に図示の
ように、２対のボルト穴２１，２３゜２５．２７を有す
る一対のストラット７ランジ２８．２９に対して、カム
プレート８２は、そのみぞ穴９０が一方の上フランジ穴
、例えば２３に外接するように配置されてフランジの側
面に延在する型板として使用する事ができる。そののち
、鉛筆９３などの筆記具を使用して、フランジのみぞ穴
パタンをトレースする。そののち、他方のフランジにつ
いて同様の操作を行う、つぎに、第５図に図示のように
、穴２１．２３を横方向に拡大して１両側のフランジ２
８．２９の中に一対の平行に対向配置されたみぞ穴９４
，９６を成し、これらのみぞ穴はカムプレートのみぞ穴
９ｏと同形である。つぎに、ボルト４６と同等の長さと
直径を有するように設計されたカムボルト組立体７ｏを
カムプレート８２と共に、ボルト４６の代わりに使用す
る。この結果を得るため、第１５図に図示のように、カ
ムプレート８２を一方のみぞ穴付きフランジに対して型
板として使用する場合と同一の位置に保持する。そこで
カムボルトを、カムプレートのみぞ穴９０と、ストラッ
トフランジの両方のみぞ穴９４，９６と、両方のフラン
゛ジの間に配置されたナックル組立体の対応の穴４４と
に挿通する。カムプレートのｒＲ＃のカム係合フランジ
８４．８６の間隔より少し小なる直径を有する円筒形カ
ム本体８０をこれらの係合フランジの間に配置し、また
、カム本体８ｏを両側のカムプレートフランジ８６．８
８の間に保持するに十分に強く。
しかもカムボルト組立体のヘッド７５のトルクによって
カムボルト組立体７０を回転させうる程度に緩く、軸７
２上にねじ込む、下ボルト４８を少し緩めて、車輪ナッ
クル３６をこのボルト回りに相対的に枢転するようにす
る０次に、トルクヘッド７５によってカムボルト組立体
を回転させ、その軸部３２をみぞ穴９０．９４．９６の
内部において横方向に移動させる。このような軸７２の
横方向運動が玉継手組立体３０全体の対応の枢転を生じ
、この枢転が垂直軸線ＹＹ、すなわち車輪の支持面９９
に対して垂直な軸線に対する車輪組立体６０の対称面Ｘ
Ｘの移動を生じる。このようにして、車輪組立体６０の
上部は、第６図に図示のようにカムボルト軸の内向き運
動によって内側に移動させられ、また第７図に図示のよ
うにカムボルト軸の外向き運動によって外側に移動させ
られる。所望のキャンバ位置が得られたとき、ボルト４
８とカムボルト組立体７０が対応のナツトを回転させる
事によって締め付けられ、車輪組立体６０を所望のキャ
ンバ位置にロックする。
第１０図と第１１図に示す本発明の他の実施態様におい
ては、現在この実施態様が最も好ましいものと思われる
が、第３図に述べたものと同形のカムボルト組立体７０
とカムプレート８２が備えられ、さらにインサート部材
１００が配置され。
このインサート部材は好ましくは高強度半剛性プラスチ
ックまたは類似物によって製造される。
インサート部材１００は軸方向に延在するフランジ部１
０２を有し、このフランジ部はみぞ穴９０とほぼ同等の
外側寸法および形状を有するので。
このみぞ穴９０の中に嵌着される。フランジ１０２の厚
さはＭえ４ｆ０．０８ｃｍ（０，０３インチ）であり、
インサートの中のみぞ穴１０４はみぞ穴９２より僅かに
小であるが、はぼ同等のサイズと形状を有する。フラン
ジ部１０２の軸方向長さはカムプレート８２の厚さより
実質的に大であり、例えば２倍であるから、第１２図に
図示のようにフランジ部１０２はカムプレート８２から
突出し。
従って対応のフランジ部、例えば２８の対応のみぞ穴９
４の中に軸方向に滑動して密接嵌着される。
みぞ穴９０を通してのインサートの軸方向運動を制限す
るため、放射方向に延長されたストッパフランジ１０６
が備えられる。このストッパフランジ１０６は軸方向フ
ランジ１０２と一体的に形成する事ができるが、フラン
ジ１０２より相当に薄くする１例えばフランジ１０６は
厚さ０．０１ｃｍ（０，００５インチ）とする事ができ
る。インサートのみぞ穴１０４の寸法は、第３図のカム
ボルト組立体７０とみそ穴９０の関係と同様に、カムボ
ルト組立体７０に対して実質的に水平可動、垂直不可動
の関係にある。インサート１００の軸方向延長フランジ
部１０２はみぞ穴９０の外周部および対応のストラット
フランジみぞ穴９４または９６の外周部と協働して、カ
ムボルトをインサートみぞ穴１０４に挿通して締め付け
たときにカムプレート８２と対応のストラットフランジ
２８゜２９との間の横方向移動を防止する。従ってイン
サート１ｏＯはカムプレート８２の安定手段を成す。
第８図はカムプレートの若干具なる実施態様１１０を示
す、このカムプレートは平坦な本体１１２と、第１カム
係合フランジ部１１４と二重構造の第２フランジ１１６
とを有する。このフランジ１１６は前方に突出したカム
係合部１１８と、後方に突出したストラットフランジ係
合部１２０とを有する。またカムプレート１１０は後方
に突出した上ストラットフランジ係合フランジ１１２を
有し、またカム係合部１１４と１１８との間に延在する
横方向みぞ穴１２４を有する。この実施態様においては
、下ボルト４８を受けるために、下穴１２６が備えられ
る。このカムプレート１１０は前記のカムプレートと同
様にカムボルトと協働し、そのフランジ部１１６，１２
２と対応の７ランジ２９の外周部との協働作用によって
、このフランジ２９に対して固定的に保持される。
第９図に示す他の実施態様のカムプレート１４０におい
ては、どのカムプレート組立体１４０は第１プレート部
１４２と、同形の第２プレー１、部１４４を有し、これ
らのプレート部は可撓性プレート部１４５によって相互
に連結され、この可撓性プレート部は、両方のストラッ
トフランジ２８゜２９を相互に連結する連結部１４７を
包囲してこれに係合する。第１プレート部１４２と第２
プレート部１４４はそれぞれ二重構造を成し、第１プレ
ート１４６と第２プレート１４８とを含む、第１プレー
トの中の切り出し部１５０がカム係合面１５２．１５４
を成し、これらのカム係合面が第２プレート１４８のみ
ぞ穴１５６と作動的に協働する。またストラットフラン
ジ２１．２９の外側縁部と係合するために、フランジ１
５８，１６０が備えられる。このようにしてカムボルト
組立体７０の調節運動中、可撓性プレート１４５とフラ
ンジ部１５８．１６０がこのカムプレート組立体１４０
をストラットプランジ部２８．２９に対して固定関係に
保持し、またカムボルト組立体７０は前記カムプレート
８２について述べたと同様にこのカムプレート組立体１
４０と協働する。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。
【図面の簡単な説明】
第１Ｗｉは従来の前輪懸架システムの分解斜視図。 第２図は第１図の前輪懸架システムのストラットフラン
ジ−車輪ナックル組立体の側面図、第３図は本発明によ
るカムボルドーカムプレート組立体の分解斜視図、第４
図は第２図のストラットフランジに本発明のカムプレー
ト組立体を当接して鉛筆でトレースを成す状態を示す図
、第５図は一対の本発明によるみぞ穴を有するストラッ
トフランジを示す斜視図、第６図と第７図は第３図のカ
ムプレート−カムボルト組立体を使用したキャンバ調節
構造の部分断面立面図、第８図はカムプレートと対応の
ストラットフランジの第２実施７１！様の分解、斜視図
、第９図はカムプレートと対応のストラットフランジの
第３実施態様の分解斜視図、第１０図は第３図のカムボ
ルドーカムプレート組立体にインサート部材を含む分解
斜視図、また第１１図は第１０図のインサートとカムプ
レートの平１１１ｆｆｌ！である。 ２６、、、ストラット、２８，２９．、、ストラットフ
ランジ、３６．、、ナックル組立体、７０゜１．カムボ
ルト組立体、７２．、、軸部、７５．。 、ヘッド、７６、、、ナツト、８０．、、、、カム本体
、８２．、、カムプレート、８６．８８．、。 カム係合フランジ、９０．、、みぞ穴、９４．、。 拡大みぞ穴、１００．、、インサート、１１０゜１４０
、、、カムプレート、１４２，１４４．、。 プレート、１４５．、、可撓性プレート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、上端において車のフレーム組立体に連結され下端部
    から横方向外側に突出した一対の相互に平行なフランジ
    を有する全体的に垂直なストラット組立体と、前記のス
    トラット組立体に取り付けられた車輪ナックル組立体と
    を含み、前記車輪ナックル組立体は前記一対のストラッ
    トフランジの間に配置される取り付け部分を有し、この
    取り付け部分は、第１ボルトを密接に軸方向に滑動自在
    に受ける第１孔を有し、前記の第１ボルトは前記ストラ
    ットフランジの第１対の軸方向に整列された孔の中に密
    接に軸方向に滑動自在に挿通され、また前記取り付け部
    材は、第２ボルトを密接に軸方向に滑動自在に受ける第
    ２孔を有し、前記の第２ボルトは前記ストラットフラン
    ジの第２対の軸方向に整列された孔の中に密接に軸方向
    に滑動自在に挿通され、前記車輪ナックル組立体の第１
    孔および第２孔は相互に垂直に離間され、前記車輪ナッ
    クル組立体の第１ボルト孔および第２ボルト孔並びに前
    記ストラットフランジ中の第１対および第２対の孔は、
    車輪ナックル組立体上に支持された車輪の回転軸線に対
    して実質的に直角の軸線を有するように成された型の自
    動車懸架装置の中の車輪キャンバ調節装置において、前
    記ストラットフランジ対の前記第１対の孔を横方向に拡
    大する事によって配備された相互に平行な横方向延在み
    ぞ穴手段と、前記車輪ナックル組立体の取り付け部の前
    記第２孔の軸線回りに前記車軸ナックル組立体を調節自
    在に枢転させるため中心縦方向軸線を有するカムボルト
    手段と、前記ストラットフランジの少なくとも一方の上
    に取り付けられたカムプレート手段とを含み、前記のカ
    ムボルト手段は前記のストラットフランジ中の前記の相
    互平行みぞ穴と前記車輪ナックル組立体中の前記第１孔
    との中に受けられ、前記カムボルト手段の前記中心縦方
    向軸線は前記車輪ナックル組立体の前記第１孔の前記軸
    線と同軸を成し、前記カムボルト手段の比較的緩い第１
    状態において前記相互平行みぞ穴手段の中を横方向に調
    節自在に可動であり、前記カムボルト手段の比較的固い
    第２状態において前記相互平行みぞ穴手段に対して相対
    的に固定され、また前記のカムプレート手段は、前記ス
    トラットフランジおよび前記カムボルトと協働して、前
    記の比較的緩い第１状態において前記カムボルト手段の
    中心縦方向軸線回りの前記カムボルト手段の回転運動に
    際して前記ストラットフランジの相互に平行なみぞ穴手
    段の中において前記カムボルトを前記のように相対 Iに横方向運動させるように成され、このようにして前
    記カムボルト手段の中心縦方向軸線回りに前記カムボル
    ト手段を回転させる事によって、前記車輪ナックル組立
    体上に取り付けられた車輪のキャンバが調節自在である
    事を特徴とするキャンバ調節装置。 ２、前記カムボルト手段は、中心縦方向軸線、第１端お
    よび第２端を有し前記車輪ナックル組立体の取り付け部
    の第１穴の中に密接に滑動自在に受けられまた前記相互
    平行みぞ穴手段の中において横方向に可動であり垂直方
    向に非可動である細長いネジ付き軸部と、前記軸部の中
    心縦方向軸線に対して平行に片寄って配置された円筒軸
    線を有し前記軸部の前記第１端部に配置された円筒形カ
    ム部と、前記軸部の前記第１端部の末端に配置されたボ
    ルト回転部分と、前記ネジ付き軸部の前記第２端部にね
    じ込まれたナットとを含む事を特徴とする特許請求の範
    囲第１項によるキャンバ調節装置。 ３、前記のカムプレート手段は、相互に平行なカム係合
    面と、カムプレートみぞ穴手段とを含み、前記のカム係
    合面は、前記のストラットフランジの相互に平行な横方
    向みぞ穴手段の延長方向に対して直角に延在し、前記カ
    ムボルト手段の前記円筒形カム部分の直径より少し大な
    る間隔をもって離間され、また前記カムボルト手段の前
    記円筒形カム部分を前記の緩い状態においては軸線回り
    に回転自在に、横方向移動不能の状態で、また前記の固
    い状態においては完全に移動不能の状態で相互間に受け
    るように成され、また前記カムプレートみぞ穴手段は、
    前記カム係合面の間に横方向に延在し、前記の緩い状態
    においては前記のカムボルト手段の前記軸部を軸線回り
    回転自在に、横方向移動自在に、垂直方向移動不能の関
    係に受け、また前記固い状態においては完全に移動不能
    関係に受けるように成され、このようにして前記カムボ
    ルト回転部分の回転によって前記軸部を軸線回りに回転
    させる事により、前記軸部を横方向に調節自在に揺動さ
    せ、また前記車輪ナックル組立体は前記の緩い状態にお
    いて前記カムボルト手段の回転によって前記第２ボルト
    の軸線回りに枢転可能である事を特徴とする特許請求の
    範囲第２項によるキャンバ調節装置。 ４、カムプレート手段は、これを取り付けた前記の少な
    くとも一方のストラットフランジに対する運動を防止す
    るための安定手段を含む事を特徴とする特許請求の範囲
    第３項によるキャンバ調節装置。 ５、前記カムプレートの安定手段は前記少なくとも一方
    のストラットフランジ上に備えられた係合リップ部分を
    含む事を特徴とする特許請求の範囲第４項によるキャン
    バ調節装置。 ６、前記カムプレート安定手段は、前記の第２対のスト
    ラットフランジ穴に挿通される前記第２ボルトを受ける
    ために前記カムプレート上に備えられた第２ボルト受け
    手段を含む事を特徴とする特許請求の範囲第４項による
    キャンバ調節装置。 ７、前記カムプレート安定手段は、前記ストラットフラ
    ンジと係合するように前記カムプレート手段上に備えら
    れたフランジ部分を含む事を特徴とする特許請求の範囲
    第４項によるキャンバ調節装置。 ８、前記カムプレート安定手段は、前記ストラットフラ
    ンジの一方に取り付けられる第１取り付け部分と、前記
    ストラットフランジの他方に取り付けられる第２取り付
    け部分と、前記ストラットフランジの間に配置された前
    記ストラット組立体の外周部に係合するように前記第１
    取り付け部分と前記第２取り付け部分に連結した可撓性
    包囲手段とを含む事を特徴とする特許請求の範囲第４項
    によるキャンバ調節装置。 ９、前記のカムプレート安定はみぞ穴フランジ手段を含
    み、このみぞ穴フランジ手段は前記カムプレートのみぞ
    穴から軸方向外側に突出し、前記カムプレートに隣接し
    た前記ストラットフランジの前記みぞ穴手段の中に滑動
    自在に受けられ、前記カムプレートの内側外周面に係合
    する事を特徴とする特許請求の範囲第４項によるキャン
    バ調節装置。 １０、上端において車のフレーム組立体に連結され下端
    部から横方向外側に突出した一対の相互に平行なフラン
    ジを有する全体的に垂直なストラット組立体と、前記の
    ストラット組立体に取り付けられた車輪ナックル組立体
    とを含み、前記車輪ナックル組立体は前記一対のストラ
    ットフランジの間に配置される取り付け部分を有し、こ
    の取り付け部分は、第１ボルトを密接に軸方向に滑動自
    在に受ける第１孔を有し、前記の第１ボルトは前記スト
    ラットフランジの第１対の軸方向に整列された孔の中に
    密接に軸方向に滑動自在に挿通され、また前記取り付け
    部材は、第２ボルトを密接に軸方向に滑動自在に受ける
    第２孔を有し、前記の第２ボルトは前記ストラットフラ
    ンジの第２対の軸方向に整列された孔の中に密接に軸方
    向に滑動自在に挿通され、前記車輪ナックル組立体の第
    １孔および第２孔は相互に垂直に離間され、前記車輪ナ
    ックル組立体の第１ボルト孔および第２ボルト孔並びに
    前記ストラットフランジ中の第１対および第２対の孔は
    、車輪ナックル組立体上に支持された車輪の回転軸線に
    対して実質的に直角の軸線を有するように成された型の
    自動車懸架装置の中の車輪キャンバ調節法において、車
    輪ナックル組立体の第１孔とストラットフランジの第１
    対の整列孔から第１ボルトを引き出す段階と、前記第１
    対の孔の一方の直径とほぼ同等の寸法を有し、前記第１
    対の孔の横方向拡張によって拡大された横方向寸法を有
    する相互に平行に対置された横方向に長いみぞ穴を前記
    のストラットフランジ対の中に形成する段階と、長手方
    軸線の中心軸、第１端部および第２端部を有しまた前記
    第１ボルトのほぼ同等の直径を有する細長いネジ付き軸
    部と、前記の軸部の中心軸線に対して平行に片寄らされ
    た円筒軸線を有し前記軸部の第１端部に配置された円筒
    形カム部と、前記軸部の第１端部の末端に配置されたボ
    ルト回転部と、前記ネジ付き軸部の前記第２端部にねじ
    込まれたナットを含むカムボルト組立体を成す段階と、
    前記の相互に平行な横方向みぞ穴の延長方向に対して垂
    直に配置され、前記カムボルトの前記円筒形カム部の直
    径より少し大なる間隔をもって相互に離間された相互に
    平行なカム係合面と、前記のカム係合面の間に横方向に
    延在し、前記ストラットフランジのみぞ穴と実質的に同
    形のカムプレートみぞ穴と、対応のストラットフランジ
    に固定するためのストラットフランジ係合手段とを有す
    るカムプレートを成す段階と、前記カムプレートを 齦■■Xトラットフランジの外側面に係合させ、前記カ
    ムプレートのみぞ穴を前記ストラットフランジの横方向
    拡大みぞ穴と整列させる段階と、前記カムボルト組立体
    の軸部を前記ストラットフランジとカムプレートのみぞ
    穴、車輪ナックル組立体の取り付け部の第１孔に挿通し
    、カムボルト組立体の円筒形カム部をカムプレートの平
    行カム係合面の間に配置する段階と、カムボルト組立体
    の実質的軸方向運動を防止し、またカムボルト組立体の
    回転運動を可能とするように、カム軸部の上にナットを
    ねじ込む段階と、ストラットフランジと車輪ナックル組
    立体の孔を通る第２ボルトを緩い係合状態に保持して、
    車輪ナックル組立体をこの第２ボルト回りに枢転させる
    段階と、カムボルト組立体をその円筒形カム部の中心軸
    線回りに選択的に回転させる事により、カムボルト組立
    体の軸部をストラットフランジとカムプレートのみぞ穴
    内部において横方向に調節自在に移動させて車輪ナック
    ル組立体を枢転させ、対応の車輪のキャンバを調節する
    段階とを含む事を特徴とする方法。
JP62193874A 1986-08-04 1987-08-04 キャンバ調節方法およびキャンバ調節装置 Pending JPS63263114A (ja)

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