JP2569986B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、更に詳しくは、半導体記憶装置の内Bi−CMOS
回路として構成されるスタティックRAMにおけるセン
スアンプの改良に関する。
【0002】バイポーラトランジスタとPチャネル及び
NチャネルMOSトランジスタとが同一チップ内に混在
する、いわゆるBi−CMOS回路からなるスタティッ
クRAMでは、読出し及び書込みのために生ずる共通デ
ータ線の振幅をできるだけ小さく抑え、共通データ線の
HレベルとLレベルとの間における双方向への移行を早
める努力が成されている。
【0003】
【従来の技術】図8及び図9を参照して従来のBi−C
MOS回路からなるスタティックRAMについて説明す
る。図8は従来のスタティックRAMのメモリセル及び
ビット選択手段部分の回路図、図9は従来のスタティッ
クRAMのセンスアンプ及びその入出力部分の回路図で
ある。図8において、このスタティックRAMは、各コ
ラム33、33′毎に且つロウ毎に配列された多数のメ
モリセル11、11′を備え、各コラムのメモリセル1
1、11′は夫々各ロウのワード線20、20′から信
号Xm、Xm′を受けており、信号Xm、Xm′が論理
レベル“H”となると各メモリセル11、11′の何れ
かが各コラム毎に配設された各ビット線対25a、25
bと導通する。
【0004】ビット選択手段32、32′は、各ビット
線対25a、25b毎に対応して配設され、各一対のN
チャネル及びPチャネルMOSトランジスタ8a、9
a;8b、9bからなるコラムスイッチ及びPチャネル
MOSトランジスタからなるビット線負荷トランジスタ
10a、10bを備え、各コラムスイッチ8a、9a;
8b、9bはコラムアドレスYnの論理レベル“L”に
より夫々導通し当該ビット線対25a、25bを共通デ
ータ線対26a、26bと導通させる。また、ビット線
負荷トランジスタ10a、10bも導通し、ビット線対
25a、25bと定電圧源VRS(例えば−0.8v)2
2とを導通させる。コラムスイッチ8a、9a、8b、
9bの導通を介して共通データ線26a、26bは、前
記コラムアドレスとロウアドレスとで選択された一つの
メモリセル11、11′とセンスアンプとを連絡させ
る。
【0005】図9において、センスアンプ31は、共通
データ線26a、26bの信号をバイポーラトランジス
タ5a、5bの各ベースに受けこれをセンスアンプ31
の出力16a、16bとして出力するECL回路を成す
差動増幅器と、書込み信号及び書込みデータから成る信
号を入力され書込みデータに依存して共通データ線26
a、26bのいずれかとVEE電源(例えば−4.5v)
24とを導通させる書込み手段を成す一対のNチャネル
の書込みMOSトランジスタ4a、4bと、この書込み
トランジスタ4a、4bのオフ時に導通し、前記VRS電
源22と各共通データ線26a、26bとを夫々導通さ
せ、読出し時におけるメモリセルの読出し電流を供給す
る一対のPチャネルMOSトランジスタから成るデータ
線負荷用トランジスタ3a、3bとから構成される。
【0006】センスアンプ31の入力部には、書込み信
号WE′(WE′はトップバー付きのWEを示すものと
する、以下同様。)を一方の端子に入力される一対のN
ORゲート2a、2bと、書込みデータDinを受けこの
書込みデータ及び書込みデータの反転信号を夫々前記N
ORゲート2a、2bの他方の入力端子に入力するデー
タ入力ゲート1とが配設され、各NORゲート2a、2
bの出力は夫々、前記書込みトランジスタ4a、4b及
び前記データ線負荷用トランジスタ3a、3bのゲート
に入力されている。
【0007】上記スタティックRAMでは、読出し時に
書込み信号WE′がレベル“H”とされる。このため入
力部を成す一対のNORゲート2a、2bの出力はレベ
ル“L”となり、各データ線負荷用トランジスタ3a、
3bがオンとなる。一方、この読出し時においてロウア
ドレスとコラムアドレスによって選択される一つのメモ
リセルは、共通データ線対26a、26bと導通してい
る。図8において、この選択されたメモリセルがコラム
33のメモリセル11であり、且つメモリセル11に記
憶されているデータによりその内部のドライバーMOS
トランジスタ13aがオンであるものとして説明を続け
る。
【0008】一方のビット線25aには、データ線負荷
用トランジスタ3aからの電流が共通データ線26aを
経由して流入し、メモリセル11のドライバMOSトラ
ンジスタ13aを介してVEE電源24に流れ出る。この
結果、データ線負荷用トランジスタ3aにおける電圧降
下により、この共通データ線26aの電位は大きく低下
する。しかし、他方の共通データ線26bでは、ドライ
バーMOSトランジスタ13bがオフであるためデータ
線負荷用トランジスタ3bでの電圧降下が生じなく、共
通データ線25bは電源VRS22とほぼ同電位である。
バイポーラトランジスタ5a、5bと負荷抵抗6a、6
b及び定電流源15とから成る差動増幅器は、この共通
データ線26a、26b相互の電位差を検出して増幅
し、センスアンプ31の出力16a、16bとしてこれ
を出力する。
【0009】書込み時には、書込み信号WE′がLレベ
ルとされ、書込みデータDinに依存してNORゲート2
a、2bの出力27a、27bは、一方がHレベルに他
方がLレベルになる。この書込みデータDinが論理
“L”と仮定すると、出力27aがHレベルに、出力2
7bがLレベルになり、データ線負荷用トランジスタの
一方3aがオフ、他方3bがオンとなり、また、書込み
トランジスタの一方4aがオン、他方4bがオフとな
る。更に、書込み信号WE′のLレベルを介してビット
選択手段32のコラムスイッチの一方であるNチャネル
MOSの書込みコラムスイッチ9a、9bがオン、ビッ
ト線負荷用トランジスタ10a、10bがオフとなる。
またロウアドレスのLレベルを介してコラムスイッチの
他方であるPチャネルMOSトランジスタ8aもオンと
なる。
【0010】上記の結果、メモリセルのVCC電源(例え
ば〇v)23、メモリセル負荷用抵抗14a、コラムス
イッチのNチャネルトランジスタ9a及びPチャネルト
ランジスタ8a、共通データ線26a、書込みトランジ
スタ4aを経由してVEE電源24に書込み電流が流れ、
ビット線25aの電位は、例えばほぼ−4.5vのVEE
電源と等しい電位まで引き下げられる。一方、反対側の
書込みトランジスタ4bはオフであるから、ビット線2
5bの電位はほぼVRS電源22と等しい電位例えば−
0.8vにある。各ビット線25a、25bの電位によ
り、メモリセル11のドライバMOSトランジスタ13
bが強制的にオフされ、他方のドライバMOSトランジ
スタ13aがオンとなってデータDinの書込みが完了す
る。書込みデータDinが“H”の場合には上記とa、b
を逆にして同様に書込みが行われる。
【0011】コラムアドレスを介して選択されなかった
各コラムでは、コラムスイッチ手段のNチャネル及びP
チャネルの各MOSトランジスタ8a、9a、8b、9
bが何れもオフであり、当該ビット線は共通データ線2
6a、26bと切り離され、またビット線負荷用トラン
ジスタ10a、10bがオンとなってロウアドレスを介
して選択されたメモリセルのデータを保持する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスタティッ
クRAMでは、書込み時においてセンスアンプの差動増
幅器を構成するバイポーラトランジスタ5a、5bで
は、一方のトランジスタのベースはほぼVRS電源22の
電位レベルにあり、他方のトランジスタのベースはほぼ
VEE電源24の電位レベルに迄引下げられる。このため
前記他方のトランジスタではエミッタ・ベース間に逆電
圧がかかるという問題がある。一般に集積回路では各ト
ランジスタのE−B逆耐圧は、5v以上にはできなく、
マスクパターンが微細化すればするほど低下する傾向に
ある。特に微細なマスクパターンの場合には、このE−
B逆耐圧は2〜3v程度になることが知られおり、前記
逆電圧は従来のスタティックRAMにあってはE−B逆
耐圧を越えるおそれが生じ重大な問題となる。
【0013】上記ECL回路のトランジスタにかかるE
−B逆電圧の大きさは、[VEE]−[VRS]−[VBE
(但し[VEE]等に付けた符号[ ]はVEE等の絶対値
を示すものとする。)と表わされる。通常トランジスタ
のVBEは0.8v程度であり、例示した前記電圧値(V
EE=−4.5v、VRS=−0.8v)を各電源電圧とし
て採用すれば、エミッタ・ベース間にかかる逆電圧は
2.9vとなり、マスクパターンを微細化した集積回路
においてはトランジスタのE−B逆耐圧BVEBを越える
事態も生じ、トランジスタは耐圧破壊により特性劣化や
永久破壊を起こすこととなる。また、E−B逆耐圧BV
EBを越えることがなくとも、ある種のトランジスタ、例
えばポリシリコン・ベースのセルフアライントランジス
タ等にあっては、比較的大きなE−B逆電圧によって電
流増幅率hfeの低下等の特性劣化を生ずることが知られ
ている。従ってこのようなトランジスタにあっては、エ
ミッタ・ベース間逆電圧は、単にE−B逆耐圧を越えな
いようにするばかりでなく、できるだけ低く抑える必要
がある。
【0014】また、Bi−CMOS回路からなるスタテ
ィックRAMでは、ビット線25a、25b及び共通デ
ータ線26a、26bの電位振幅の下限がセンスアンプ
の検出限界で定まるという問題があり、この電位振幅の
下限は、例えば50mv程度が限界である。センスアン
プの検出限界に関係なく電位振幅を小さく抑えることが
できれば、大きな寄生容量を有する共通データ線及びビ
ット線の各振幅電位への双方向の移行を更に高速化で
き、スタティックRAMの高速化が可能となるが、従来
のスタティックRAMではこのように限界があり、高速
化に一定の限界があった。
【0015】更に、前記の如く読出し時には電位振幅を
小さく抑えることが行われているが、例示した如く、書
込み時においてはビット線の一方25aがVEE電源の電
位まで引き下げられるため、この電位からデータ線用負
荷トランジスタ3a及びビット線トランジスタ10aに
よって再び読出し状態の電位迄に引き上げるのに時間が
かかり、次の読出しサイクル迄に電位が復帰しないとア
クセスタイムにも影響する。従ってこの点からもスタテ
ィックRAMの高速化に障害となる。
【0016】本発明は、前記従来のBi−CMOS回路
からなるスタティックRAMの問題に鑑み、差動増幅器
のトランジスタのエミッタ・ベース間に逆電圧がかから
ずこのトランジスタに特性劣化や破壊が生じないこと、
センスアンプの検出限界に関係なく寄生容量の大きなデ
ータ線及びビット線の電位振幅を小さく抑えることがで
きること、並びに書込み時においてデータ線及びビット
線の電位が大きく低下することなく、次の読出しサイク
ルへの移行に際してデータ線及びビット線の電位移行の
高速化が可能となるように、Bi−CMOS回路からな
るスタティックRAMを、特にそのセンスアンプ部分
を、改良することを目的とする。
【0017】
【課題を達成するための手段】図1及び図2は、本発明
の一実施例の半導体記憶装置の回路図である。同図にお
いて、11、11′はメモリセル、25a及び25bは
ビット線対、26a及び26bはデータ線対、32、3
2′はビット選択手段、31はセンスアンプである。
【0018】前記目的を達成するため、本発明の半導体
記憶装置は、図1及び図2に例示したように、コラムと
ロウとに配設される多数のメモリセル(11、11′)
と、該メモリセル(11、11′)の前記各コラム毎に
夫々配設され、ロウアドレスを介して選択される各一つ
の前記メモリセル(11、11′)と夫々導通するビッ
ト線対(25a、25b)と、コラムアドレスによって
選択され、前記各ビット線対(25a、25b)に対応
して配設されるビット選択手段(32、32′)と、前
記各ビット線対(25a、25b)と夫々導通可能に配
設される共通データ線対(26a、26b)と、書込み
信号及び書込みデータに応答して作動可能であり、該書
込みデータに依存していずれか一方が導通して前記共通
データ線対(26a、26b)の一方を低電位電源を成
す第一の電源(24)に導通させる一対の書込み手段
(4a、4b)と、読出し信号に応答して作動し、何れ
かの前記メモリセル(11、11′)のデータを前記共
通データ線対(26a、26b)相互の電位差によって
検出する読出し手段とを有するセンスアンプとを備えた
半導体記憶装置において、前記読出し手段が、負荷手段
(42a、42b)を介して第二の電源(22)に接続
されたコレクタと、前記共通データ線対(26a、26
b)に接続されたエミッタとを夫々備え、前記読出し信
号に応答して夫々作動する一対のトランジスタ(41
a、41b)と、該一対のトランジスタ(41a、41
b)のコレクタに夫々入力が接続されて該入力相互の電
位差を検出する差動増幅器(5a、5b)とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0019】
【作用】センスアンプの読出し手段が、負荷手段42
a、42bを介して第三の電源22に接続されたコレク
タと共通データ線対26a、26bに夫々接続されたエ
ミッタとを備え読出し信号に応答して作動する一対のト
ランジスタ41a、41bと、この一対のトランジスタ
41a、41bのコレクタに夫々入力が接続されてその
入力相互の電位差を検出して読出し手段の出力信号とし
て出力する差動増幅器5a、5bとを有するとした構成
により、差動増幅器のトランジスタ対5a、5bのベー
スは、書込み時にVEEの電位に引き下げられるデータ線
26a、26bとは対応するトランジスタ41a、41
bを介して切り離され、このトランジスタ41a、41
bのためベース電位が低下することがなく、エミッタ・
ベース間の逆電圧を防止できる。また、データ線26
a、26bの振幅を、差動増幅器の各トランジスタのベ
ース電位の振幅と独立に設定可能となり、検出限界以下
にデータ線の振幅を小さく抑えることが可能となる。
【0020】
【実施例】以下図1、図2の本発明の一実施例の回路図
に基づいて従来の半導体記憶装置と異なる点について詳
細に説明する。なお、図1は従来技術として示した図9
に対応するこの実施例における回路図面、図2は同様に
図8と対応する回路図面である。
【0021】図1のセンスアンプ31において従来のセ
ンスアンプと異なる点は、NORゲート2a、2bの後
段に夫々インバータゲート43a、44a;43b、4
4bを配し、更に、コレクタが差動増幅器をなすトラン
ジスタ対5a、5bのベースに、エミッタがデータ線2
6a、26bに夫々接続され、前記インバータゲート4
3a、44a;43b、44bの出力をベースに受ける
一対のバイポーラトランジスタ41a、41bと、この
一対のバイポーラトランジスタ41a、41bのコレク
タと電源(VRS電源)22との間に、ゲートが低電位電
源(VEE電源)24に接続されて負荷手段をなすPチャ
ネルMOSトランジスタ42a、42bとを備え、前記
一対のバイポーラトランジスタ41a、41bのエミッ
タを抵抗45a、45bを介してVEE電源24に接続し
たことである。
【0022】図2に示したビット選択手段32において
は、ビット選択手段32のビット線負荷用トランジスタ
10a、10bのソース側電源としてVRC電源(VRC=
VRS−VBE)21を別に設けたことにおいて従来図の
図8と異なり、それ以外の図2の構成は従来図と同様で
ある。
【0023】読出し時には、書込み信号WE′が“H”
となり、書込みトランジスタ(NチャネルMOSトラン
ジスタ)4a、4bはオフ、インバータの出力46a、
46bが何れも“H”となりVRS電源22の電位とほぼ
同レベルとなる。一対のトランジスタ41a、41bと
高抵抗45a、45bとはエミッタフォロワを形成し、
この一対のトランジスタ41a、41bのエミッタに接
続されたデータ線26a、26bをVRS−VBEの電位に
保持する。一対のトランジスタ41a、41bは、その
コレクタが負荷用トランジスタ42a、42bを介して
VRS電源22に常時導通されており、高抵抗45a、4
5bを経由してVEE電源に流出する微小の電流を通電し
ている。
【0024】図2において、選択されているメモリセル
が11であるとし、且つこのメモリセル11に記憶され
ているデータに従ってドライバMOSトランジスタ13
aがオンであるとすると、センスアンプ31側のVRS電
源22から、負荷用トランジスタ42a、バイポーラト
ランジスタ41a、共通データ線26a、コラムスイッ
チのPチャネルMOSトランジスタ8a及びNチャネル
MOSトランジスタ9a、ビット線25a、トランスフ
ァMOSトランジスタ12a、ドライバMOSトランジ
スタ13aからなる直列電流路を経由してVEE電源24
に向かって電流が流れる。このとき負荷用トランジスタ
42aのオン抵抗により一対のバイポーラトランジスタ
の一方5aのベース(ノード47a)の電位が大きく低
下する。しかし、バイポーラトランジスタ41aのベー
ス・エミッタ間のダイオード作用により、この電位は共
通データ線の電位に影響しない。
【0025】一方反対側のドライバMOSトランジスタ
13bはこのときオフであるから、負荷用トランジスタ
42bには高抵抗45bへ流れる微小電流しか流れず、
従ってこのトランジスタ42bのドレインに接続されて
いる他方のバイポーラトランジスタ5bのベース(ノー
ド47b)の電位はほぼVRS電源と同電位にある。従っ
て、一対のバイポーラトランジスタ5a、5b、負荷抵
抗6a、6b、及び定電流源からなる差動増幅器はその
入力47a、47bの電位差を検出すると共に増幅し、
これをセンスアンプ31の出力16a、16bとして出
力する。
【0026】差動増幅器のバイポーラトランジスタ5
a、5bのベース振幅は、共通データ線26a、26b
並びにビット線25a、25bの電位振幅と無関係に設
定でき、共通データ線等の振幅は理想的には零に抑える
ことができる。寄生容量の大きなビット線25a、25
b及び共通データ線26a、26bの振幅を抑え、一方
差動増幅器の入力の振幅を大きく設定して差動増幅器の
電位差の検出における誤動作を防止し、且つ作動を高速
化できる。
【0027】書込み時には、書込み信号WE′が“L”
とされ、書込みデータDinに依存してNORゲート27
a、27bの一方が“H”、他方が“L”となる。書込
みデータDinが“L”と仮定すると、NORゲート27
aが“H”、NORゲート27bが“L”となり、イン
バータ43a、44aの出力が“L”、インバータ43
b、44bの出力が“H”となり、また書込みNチャネ
ルMOSトランジスタ4a、4bは夫々オン及びオフと
なる。このとき、メモリセル11の負荷抵抗14a、ト
ランスファMOSトランジスタ12a、ビット線25
a、共通データ線26a、書込みNチャネルMOSトラ
ンジスタ4aを経由して書込み電流が流れ、ビット線2
5aの電位がほぼVEE電源24の電位まで引き下げられ
る。
【0028】一方、書込みトランジスタ4bはオフで且
つトランジスタ41bがオンであるから、ビット線及び
共通データ線の電位はほぼVRS電源の電位VRSからトラ
ンジスタ41bのエミッタ・ベース間電圧VBEだけ低い
電位にあり、一定に保たれる。このためメモリセル11
のドライバMOSトランジスタ13bが強制的にオフさ
れ、また13aがオンとなって書込みが完了する。この
とき、前記の如くトランジスタ41aがオフであるか
ら、そのコレクタはデータ線負荷用トランジスタ42a
によってほぼVRSの電位に保たれ、このため差動増幅器
のバイポーラトランジスタ5aにおいてエミッタ・ベー
ス間に逆電圧がかかることがない。
【0029】書込み直後の読出し時においては、書込み
信号WE′が“H”にされ、書込みNチャネルトランジ
スタ4aがオフとなると同時にトランジスタ41aがオ
ンとなり、書込み時に前記の如くVEE電源の電位にまで
引き下げられていたビット線25a及び共通データ線2
6aはトランジスタ41aによって元の読出しの電位ま
で引き上げられる。
【0030】書込みデータDinが“H”の場合には、
a、bを逆にして同様に書込みがなされる。
【0031】図3は第二の実施例における要部回路図で
ある。この実施例のセンスアンプは、図1のセンスアン
プと、各C−MOSインバータの内Nチャネルトランジ
スタ44a、44bのソースがトランジスタ41a、4
1bのエミッタに接続されている点において異なる。こ
の構成により、インバータの作動によりNチャネルMO
Sトランジスタ44a、44bがオンしてトランジスタ
41a、41bをオフさせる際、図1においてトランジ
スタ41a、41bのベースのみ早く立ち下がってしま
い、このトランジスタ41a、41bにおいてエミッタ
・ベース間に逆電圧がかかるおそれがあるが、このおそ
れが防止できる。しかしこの場合、インバータの作動が
幾分遅くなる欠点もある。
【0032】図4は第三の実施例における要部回路図で
ある。この実施例のセンスアンプは、図1のセンスアン
プの書込みMOSトランジスタ4a、4bに代えてBi
−CMOS回路50a、51a、52a、50b、51
b、52bを採用し、この構成により、バイポーラトラ
ンジスタ50a、50bの大きな駆動能力を介して共通
データ線26a、26b及びビット線25a、25bを
速やかに引き下げて書込みを高速にする。
【0033】図5は第四の実施例における要部回路図で
ある。図1の実施例の書込みMOSトランジスタ4a、
4bに代えてダイオード54a、54bを設ける例であ
る。ダイオード54a、54bのアノードを共通データ
線26a、26bにカソードをC−MOSインバータの
出力ノード46a、46bに夫々接続している。この構
成により書込み時にダイオード54a、54b及びNチ
ャネルMOSトランジスタ44a、44bを経由して書
込み電流を流す。第二の実施例同様エミッタ・ベース間
に逆電圧がかかることを防止する。しかし、この場合、
ダイオード54a、54bの順方向電圧降下によりVEE
電源の電位まで引くことができず、高速化に難がある。
【0034】図6は第五の実施例における要部回路図で
ある。ショットキーダイオード55a、55bを設け、
そのアノードをVRS電源に、カソードをトランジスタ4
1a、41bのコレクタに夫々接続している。この構成
により、書込み直後にトランジスタ41a、41bによ
って共通データ線26a、26b及びビット線25a、
25bの電位を引き上げる際、過渡電流によってトラン
ジスタ41a、41bのコレクタ電位が下がり、トラン
ジスタ41a、41bが飽和することで高速作動の妨げ
になるおそれがあるため、これを防止する。
【0035】図7は第六の実施例における要部回路図で
ある。トランジスタ41a、41bをショットキートラ
ンジスタとして構成したものである。ショットキートラ
ンジスタではコレクタ電位をベース電位から0.8Vより
小さい電圧降下に抑えることができ、コレクタ電位が過
度に低下することを防止でき、第五の実施例と同様にト
ランジスタ41a、41bの飽和のおそれを除いてい
る。
【0036】上記各実施例では、データ線負荷用トラン
ジスタ42a、42bをMOSトランジスタとした例を
示したが、抵抗を用いてもよく、同様に差動増幅器の負
荷抵抗にかえてPチャネルMOSトランジスタを用いる
ことができることは言うまでもない。また抵抗45a、
45bに代えてNチャネル又はPチャネルMOSトラン
ジスタとすることもできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
書込みに際して差動増幅器のトランジスタのベース・エ
ミッタ間に過大な逆電圧がかかるおそれを除き、このト
ランジスタの破壊及び特性劣化を防止すると共に、差動
増幅器の入力振幅をビット線及び共通データ線の電位振
幅とは独立に設定できるため、センスアンプの検出精度
に拘束されることなくビット線等の電位振幅を小さく抑
えて半導体記憶装置を高速化できたという顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のセンスアンプ部及びその入出力部分
の回路図である。
【図2】実施例1のメモリセル及びビット選択手段部分
の回路図である。
【図3】実施例2の要部回路図である。
【図4】実施例3の要部回路図である。
【図5】実施例4の要部回路図である。
【図6】実施例5の要部回路図である。
【図7】実施例6の要部回路図である。
【図8】従来の図2と同様な図である。
【図9】従来の図1と同様な図である。
【符号の説明】
11,11′ メモリセル 5a、5b、41a、41b バイポーラトランジス
タ 8a、9a、8b、9b コラムスイッチ 10a、10b ビット線負荷用トラン
ジスタ 22、23、24 電源 25a、25b ビット線 26a、26b 共通データ線対 32、32′ ビット選択手段 42a、42b 負荷手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コラムとロウとに配設される多数のメモリ
    セル(11、11′)と、 該メモリセル(11、11′)の前記各コラム毎に夫々
    配設され、ロウアドレスを介して選択される各一つの前
    記メモリセル(11、11′)と夫々導通するビット線
    対(25a、25b)と、 コラムアドレスによって選択され、前記各ビット線対
    (25a、25b)に対応して配設されるビット選択手
    段(32、32′)と、 前記各ビット線対(25a、25b)と夫々導通可能に
    配設される共通データ線対(26a、26b)と、 書込み信号及び書込みデータに応答して作動可能であ
    り、該書込みデータに依存していずれか一方が導通して
    前記共通データ線対(26a、26b)の一方を低電位
    電源を成す第一の電源(24)に導通させる一対の書込
    み手段(4a、4b)と、読出し信号に応答して作動
    し、何れかの前記メモリセル(11、11′)のデータ
    を前記共通データ線対(26a、26b)相互の電位差
    によって検出する読出し手段とを有するセンスアンプと
    を備えた半導体記憶装置において、前記読出し手段が、 負荷手段(42a、42b)を介して第二の電源(2
    2)に接続されたコレクタと、前記共通データ線対(2
    6a、26b)に接続されたエミッタとを夫々備え、前
    記読出し信号に応答して夫々作動する一対のトランジス
    タ(41a、41b)と、 該一対のトランジスタ(41a、41b)のコレクタに
    夫々入力が接続されて該入力相互の電位差を検出する差
    動増幅器(5a、5b)とを有することを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記一対のトランジスタ(41a、41
    b)がショットキートランジスタであることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体記憶装置。
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