JP2548737B2 - ドライバ回路 - Google Patents

ドライバ回路

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JP2548737B2
JP2548737B2 JP62210603A JP21060387A JP2548737B2 JP 2548737 B2 JP2548737 B2 JP 2548737B2 JP 62210603 A JP62210603 A JP 62210603A JP 21060387 A JP21060387 A JP 21060387A JP 2548737 B2 JP2548737 B2 JP 2548737B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は第1の論理レベルまたは第2の論理レベル
の入力信号を電流増幅して負荷に供給するためのドライ
バ回路に関する。
[従来の技術] 与えられた信号を電流増幅して負荷に供給するドライ
バ回路が種々の回路装置に用いられている。ここでは一
例として、IEEE JOURNAL OF SOLID STATE CIRCUIT
S,VOL.SC−21,NO.5 Oct.1986 p.681〜684に記載され
ているBi−CMOS・RAMに用いられているドライバ回路に
ついて説明する。
まず、Bi−CMOS・RAMの概略構成について説明する。
Bi−CMOS・RAMは、高速動作が可能でかつ消費電力が
少ない大容量のメモリを得るために開発されたもので、
バイポーラとCMOSの複合により構成される。第3図に一
般的なRAM(Random Access Memory)の構成を示す。
第3図において、メモリセルアレイ50には、複数のワ
ード線およびビット線が互いに交差するように配置され
ており、それらのワード線とビット線との各交点にメモ
リセルが設けられている。Xアドレスバッファ・デコー
ダ52によりメモリセルアレイ50の1つのワード線が選択
され、Yアドレスバッファ・デコーダ54によりメモリセ
ルアレイ50の1つのビット線が選択され、これらのワー
ド線とビット線との交点に設けられたメモリセルが選択
される。選択されたメモリセルにデータが書込まれ、あ
るいは、そのメモリセルに蓄えられているデータが読出
される。データの書込か読出かはR/W制御回路56に与え
られる読出/書込制御信号R/Wによって選択される。デ
ータの書込時には、入力データDinがR/W制御回路56を介
して、選択されたメモリセルに入力される。また、デー
タの読出時には、選択されたメモリセルに蓄えられてい
るデータがセンスアンプ58により検出、増幅され、デー
タ出力バッファ60を介して出力データDoutとして外部に
取出される。
Bi−CMOS・RAMにおいては、メモリセルアレイがMOSト
ランジスタにより構成され、アドレスバッファ・デコー
ダ等の周辺回路がバイポーラトランジスタまたはバイポ
ーラトランジスタとMOSトランジスタとの複合により構
成されている。
第4図は、Bi−CMOS・RAMのアドレスバッファ・デコ
ーダの構成を示すブロック図である。
図において、複数のアドレス端子70は、それぞれアド
レスバッファ回路72、レベル変換回路74、およびドライ
バ回路76を介してデコーダ回路78の入力端子に接続され
ている。
アドレスバッファ回路72は、バイポーラECL回路によ
り構成されており、各アドレス端子70にはECLレベル
(「H」レベル=−0.9V,「L」レベル=−1.7V)のア
ドレス信号が入力される。レベル変換回路74はCMOSによ
り構成されており、アドレスバッファ回路72から出力さ
れるECLレベルのアドレス信号をMOSレベル(「H」レベ
ル=0V,「L」レベル=−4.5V)に変換する。ドライバ
回路76はCMOSドライブ能力の高いバイポーラトランジス
タにより構成されている。デコーダ回路78は、複数のア
ドレス信号からなる2値信号をデコードし、複数の選択
線80のうちの1つに選択信号を与える。これにより、そ
の選択線上のメモリセルが選択されることになる。
第5図はドライバ回路の回路構成を示す図である。
第5図において、PMOSFET91およびNMOSFET92からある
CMOSインバータ93の入力端子は入力端子90に接続されて
いる。CMOSインバータ93の出力端子はバイポーラトラン
ジスタ94のベースに接続されている。バイポーラトラン
ジスタ94のコレクタには電源電位VCC(0V)が与えら
れ、そのエミッタは出力端子98に接続されている。一
方、NMOSFET95のゲートは入力端子に接続され、そのド
レインは出力端子98に接続され、そのソースはNMOSFET9
6のドレインおよびバイポーラトランジスタ97のベース
に接続されている。NMOSFET96のゲートは出力端子98に
接続され、そのソースには電源電位VEE(−4.5V)が与
えられる。バイポーラトランジスタ97のコレクタは出力
端子98に接続され、エミッタには電源電位VEEが与えら
れる。
次に第5図のドライバ回路の動作について説明する。
まず、入力端子90に与えられる信号が「H」レベルか
ら「L」レベルに変化した場合、PMOSFET91がオンし、N
MOSFET92および95はオフする。これにより、バイポーラ
トランジスタ94のベース電位は「H」レベル(VCC)と
なるのでこのトランジスタ94はオンする。このとき、NM
OSFET96がオンするので、バイポーラトランジスタ97の
ベース電位が「L」レベル(VEE)となり、このトラン
ジスタ97はオフする。したがって、出力端子98から導出
される出力信号は「L」レベルから「H」レベルに変化
する。
一方、入力端子90に与えられる信号が「L」レベルか
ら「H」レベルに変化した場合には、逆にNMOSFET92お
よび95がオンし、PMOSFET91およびNMOSFET96がオフす
る。このため、バイポーラトランジスタ94がオフし、バ
イポーラトランジスタ97がオンする。したがって、出力
端子98から導出される出力信号は「H」レベルから
「L」レベルに変化する。
[発明が解決しようとする問題点] ドライバ回路の出力端子には通常大きい負荷容量が接
続されるため、従来のドライバ回路においては出力段に
上記のように負荷駆動能力の高いバイポーラトランジス
タが用いられている。そのため、出力端子98に導出され
る出力信号のレベルが、第6図に点線で示すように、
「H」レベル、「L」レベル共バイポーラトランジスタ
94,97のベース・エミッタ間電圧VBE分だけ小さくなると
いう問題点があった。
この発明の主たる目的は、高速性を損うことなく出力
レベルを第1の電源電位から第2の電源電位まで変化さ
せることができるドライバ回路を提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るドライバ回路は、第1の論理レベルま
たは第2の論理レベルの入力信号を電流増幅して負荷に
供給するためのものであって、入力信号を受ける入力端
子、出力端子、第1の論理レベルに対応する電位を与え
る第1の電位源、第2の論理レベルに対応する電位を与
える第2の電位源、第1のCMOS反転回路、第2のCMOS反
転回路、バイポーラトランジスタ、および一方向導通素
子を備える。
第1のCMOS反転回路は、入力端子に与えられる信号に
応答して第1の電位源の電位または第2の電位源の電位
を出力ノードに導出する。第2のCMOS反転回路は、第1
のCMOS反転回路の出力ノードの電位に応答して第2の電
位源の電位または第1の電位源の電位を出力端子に導出
する。バイポーラトランジスタは、入力端子に接続され
るベース電極を有し、入力端子に与えられる信号が第2
の論理レベルから第1の論理レベルに変化するときに第
1の電位源から出力端子に電流を流す。一方向導通素子
は、入力端子に与えられる信号の論理レベルが第1の論
理レベルから第2の論理レベルに変化するときに出力端
子から第2の電位源に電流を流す。
[作用] この発明に係るドライバ回路によると、入力端子に与
えられる信号の論理レベルが第2の論理レベルから第1
の論理レベルに変化すると、バイポーラトランジスタに
より第1の電位源から出力端子に向かって電流が流され
る。これにより、出力端子の電位は第2の論理レベルか
ら第1の論理レベルに高速に変化する。
また、入力端子に与えられる信号の論理レベルが第1
の論理レベルから第2の論理レベルに変化すると、一方
向導通素子により出力端子から第2の電位源に向かって
電流が流される。これにより、出力端子の電位は第1の
論理レベルから第2の論理レベルに高速に変化する。
第1のCMOS反転回路が入力端子に与えられる信号に応
答しているので、第1および第2のCMOS反転回路が高速
に動作する。
出力端子には第2のCMOS反転回路の出力信号が導出さ
れるので、その出力信号は第1の電位源の電位から第2
の電位源の電位にわたって大きく変化する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。
この実施例においては、この発明によるドライバ回路
をBi−CMOS・RAMのアドレスバッファ・デコーダに適用
した場合について説明する。
まず、Bi−CMOS・RAMのアドレスバッファ・デコーダ
の構成を第2図に示す。
このアドレスバッファ・デコーダは、n個のアドレス
バッファ回路1、デコーダ回路2、2n個のレベル変換回
路3、および2n個のドライバ回路4からなる。第2図に
は、n=3の場合が示されている。
各アドレスバッファ回路1は、入力端子i0,i1,i2、4
つの出力端子a0,a1,a2および4つの反転出力端子▲
▼,▲▼,▲▼を有している。入力端子i0,i1,
i2にはECLレベルのアドレス信号A0,A1,A2がそれぞれ与
えられ、出力端子a0,a1,a2からはそのアドレス信号と同
じ論理レベルの信号A0,A1,A2が出力され、反転出力端子
▲▼,▲▼,▲▼からはアドレス信号と逆
の論理レベルの信号▲▼,▲▼,▲▼が出
力される。各アドレスバッファ回路1の各出力端子a0,a
1,a2および各反転出力端子▲▼,▲▼,▲
▼は、8本の配線L0〜L7のいずれかに接続されている。
たとえば配線L0には反転出力端子▲▼,▲▼,
▲▼が接続され、配線L1には出力端子a0および反転
出力端子▲▼,▲▼が出力され、配線L2には出
力端子a1および反転出力端子▲▼,▲▼が接続
される。これらの接続はワイヤードORであり、各配線L0
〜L7に接続される出力端子または反転出力端子の電位が
すべて「L」レベルになったときのみ、その配線の電位
が「L」レベルとなる。このようにして接続することに
よりデコーダ回路2が構成され、3つのアドレスバッフ
ァ回路1に入力されるアドレス信号A0,A1,A2の組合わせ
に応じて配線L0〜L7のうち1本のみの電位が「L」レベ
ルとなり、その配線が選択されることになる。
各配線L0〜L7にはレベル変換回路3およびドライバ回
路4が順に接続される。各ドライバ回路4の出力端子に
は選択線が接続され、各選択線には複数のメモリセルが
接続される。
第1図はアドレスバッファ・デコーダの具体的な回路
構成を示す図である。
第1図にはアドレスバッファ回路1、レベル変換回路
3、およびドライバ回路4が1つずつ示されている。
アドレスバッファ回路1において、バイポーラトラン
ジスタ11のベースにはアドレス信号A0が与えられ、その
コレクタは電源電位VCC(0V)に接続され、そのエミッ
タは定電流源12を介して電源電位VEE(−4.5V)に接続
されている。バイポーラトランジスタ13のベースはバイ
ポーラトランジスタ11のエミッタに接続され、バイポー
ラトランジスタ13のコレクタは抵抗18を介して電源電位
VCCに接続されている。バイポーラトランジスタ14のベ
ースには基準電位VBBが与えられ、そのコレクタは抵抗1
9を介して電源電位VCCに接続されている。トランジスタ
13および14のエミッタは定電流源15を介して電源電位V
EEに接続されている。
第1のマルチエミッタトランジスタ16のベースはバイ
ポーラトランジスタ13のコレクタに接続され、第2のマ
ルチエミッタトランジスタ17のベースはバイポーラトラ
ンジスタ14のコレクタに接続され、これらのマルチエミ
ッタトランジスタ16,17のコレクタは電源電位VCCに接続
されている。マルチエミッタトランジスタ16,17のエミ
ッタはアドレスバッファ回路1の出力ノード▲▼,a
0となり、それぞれ配線L0〜L7のいずれかに接続されて
いる。出力ノードa0にはアドレス信号A0と同じ論理レベ
ルの出力信号A0が導出され、出力ノード▲▼にはア
ドレス信号A0と逆の論理レベルの出力信号▲▼が導
出される。第1図においては、配線L0およびそれに接続
されるレベル変換回路3およびドライバ回路4のみが示
されている。
レベル変換回路3において、配線L0はPMOSFET32のゲ
ートに接続されかつ定電流源31を介して電源電位VEE
接続されている。PMOSFET32のソースは電源電位VCCに接
続され、PMOSFET32のドレインはNMOSFET33のドレインに
接続され、NMOSFET33のソースは電源電位VEEに接続され
ている。PMOSFET32のドレインとNMOSFET33のドレインと
の接続点が出力ノードbとなる。また、PMOSFET32のゲ
ートはレベルシフト用ダイオード37,38を介してNMOSFET
33のゲートに接続され、NMOSFET33のゲートはNMOSFET36
のドレインおよびソースを介して電源電位VEEに接続さ
れている。PMOSFET34のゲートは配線L0に接続され、そ
のソースは電源電位VCCに接続されている。PMOSFET34の
ドレインはNMOSFET35のドレインおよびNMOSFET36のゲー
トに接続されている。NMOSFET35のゲートは電源電位VCC
に接続され、そのソースは電源電位VEEに接続されてい
る。
ドライバ回路4において、レベル変換回路3の出力ノ
ードbはバイポーラトランジスタ41のベースに接続され
ている。またこの出力ノードbは、PMOSFET42およびNMO
SFET43からなるCMOSインバータ44の入力端子に接続され
ている。CMOSインバータ44の出力端子は、PMOSFET45お
よびNMOSFET46からなるCMOSインバータ47の入力端子に
接続されている。バイポーラトランジスタ41のコレクタ
は電源電位VCCに接続され、そのエミッタはCMOSインバ
ータ47の出力端子に接続されている。また、バイポーラ
トランジスタ41のエミッタはダイオード48のアノード、
カソードを介してレベル変換回路3の出力ノードbに接
続されている。CMOSインバータ47の出力端子がドライバ
回路4の出力ノードcとなり、この出力ノードcに選択
線が接続される。
次に、第1図の回路の動作について説明する。
まず、アドレス信号A0が「H」レベル(=−0.9V)か
ら「L」レベル(=−1.7V)に変化する場合について説
明する。バイポーラトランジスタ11のベースに与えられ
るアドレス信号A0が「H」レベルから「L」レベルに変
化すると、バイポーラトランジスタ13のコレクタ電位は
「L」レベルから「H」レベルに変化し、バイポーラト
ランジスタ14のコネクタ電位は逆に「H」レベルから
「L」レベルに変化する。これにより、第1のマルチエ
ミッタトランジスタ16のエミッタ電位は「L」レベルか
ら「H」レベルに変化し、第2のマルチエミッタトラン
ジスタ17のエミッタ電位は逆に「H」レベルから「L」
レベルに変化する。したがって、出力ノード▲▼の
電位は「H」レベルになる。
出力ノード▲▼の電位については、「H」レベル
=VCC−VBEであり、「L」レベル=VCC−VBE−抵抗18×
定電流源31に流れる電流である。この「L」レベルはレ
ベル変換回路3のPMOSFET32をオンさせるレベルに予め
調整される。ここで、VBEはマルチエミッタトランジス
タ16のベース・エミッタ間電圧(≒0.8V)である。
アドレスバッファ回路1の出力ノード▲▼の電位
が「L」レベルから「H」レベルに変化すると、PMOSFE
T32およびPMOSFET34がオフする。NMOSFET35は常時オン
しているため、NMOSFET36のゲート電位はVEEとなり、し
たがってNMOSFET36はオフする。また、NMOSFET33のゲー
ト電位は、出力ノード▲▼の電位(「H」レベル=
−0.8V)とほぼ等しい電位となる。これにより、NMOSFE
T33はオンし、レベル変換回路3の出力ノードbの電位
は「H」レベル(VCC)から「L」レベル(VEE)に変化
する。すなわち、ECLレベルからMOSレベルへの変換が行
なわれる。
レベル変換回路3の出力ノードbの電位が「H」レベ
ルから「L」レベルに変化すると、2つのCMOSインバー
タ44,47によりドライバ回路4の出力ノードcの電位が
「H」レベル(VCC)から「L」レベル(VEE)に変化す
る。このとき同時にバイポーラトランジスタ41がオフ
し、出力ノードcからレベル変換回路3の出力ノードb
に向かってダイオード48を介して電流が流れる。この電
流はさらにNMOSFET33を介して電源電位VEEに流れる。こ
れにより、出力ノードcの電位の立下がり時間が早めら
れる。
次に、アドレス信号A0が「L」レベル(=−1.7V)か
ら「H」レベル(=−0.9V)に変化する場合について説
明する。バイポーラトランジスタ11のベースに与えられ
るアドレス信号A0が「L」レベルから「H」レベルに変
化すると、バイポーラトランジスタ13のコレクタ電位は
「H」レベルから「L」レベルに変化し、バイポーラト
ランジスタ14のコネクタ電位は逆に「L」レベルから
「H」レベルに変化する。これにより、第1のマルチエ
ミッタトランジスタ16のエミッタ電位は「H」レベルか
ら「L」レベルに変化し、第2のマルチエミッタトラン
ジスタ17のエミッタ電位は逆に「L」レベルから「H」
レベルに変化する。
このとき、配線L0に接続されているすべてのアドレス
バッファ回路1の出力ノードの電位が「L」レベルにな
ると、配線L0の電位は「L」レベルとなり、この配線L0
が選択されることになる。
配線L0の電位が「L」レベルとなることによって、PM
OSFET32がオンし、NMOSFET33がオフする。これにより、
レベル変換回路3の出力ノードbの電位は「L」レベル
(VEE)から「H」レベル(VCC)に変化する。このとき
同時に、PMOSFET34がオンする。NMOSFET36のゲート電位
はPMOSFET34とNMOSFET35のオン抵抗の比で決まるが、PM
OSFET34がオンしたときにはNMOSFET36もオンするように
予めそのオン抵抗の比が調整される。したがって、NMOS
FET36もオンする。
このため、アドレスバッファ回路1の出力ノード▲
▼の電位が「L」レベルになることによってその出力
ノード▲▼から電源電位VEEに引き抜かれる電流
は、定電流源31に流れるとともに、レベルシフト用ダイ
オード37,38を介してNMOSFET36にも流れることになり、
出力ノード▲▼に接続される負荷容量が高速に放電
される。この結果、選択された配線L0の電位が高速に
「H」レベルから「L」レベルに変化することになる。
レベル変換回路3の出力ノードbの電位が「L」レベ
ルから「H」レベルに変化すると、2つのCMOSインバー
タ44,47により出力ノードcの電位が「L」レベル
(VEE)から「H」レベル(VCC)に変化する。このとき
同時にバイポーラトランジスタ41がオンし、電源電位V
CCから出力ノードcに電流が流れるので、出力ノードc
の電位が高速に「L」レベルから「H」レベルに立ち上
がる。
このように、配線L0の電位が「H」レベルから「L」
レベルに変化するときには、PMOSFET32のゲートから電
源電位VEEに多くの電流が流れ、「H」レベルから
「L」レベルへの変化が高速化される。この場合、配線
L0の電位が「L」レベルになることによって選択される
レベル変換回路3においてのみ電流が増加し、選択され
ない他のレベル変換回路においては電流が増加しないの
で、全体としての消費電流の増加はわずかとなる。
なお、通常ドライバ回路4の出力ノードcには多数の
メモリセルが接続されており大きな負荷容量が加わるこ
とになるが、出力ノードcの電位が「H」レベルから
「L」レベルに立下がるときには出力ノードcからダイ
オード48に電流が流え、出力ノードcの電位が「L」レ
ベルから「H」レベルに立ち上がるときにはバイポーラ
トランジスタ41から出力ノードcに電流が流れるので、
出力ノードcの電位の立下がりおよび立上がりが高速化
されることになる。
また、CMOSインバータ47に働きによって出力ノードc
の電位は、第6図に実線で示すように、VEEレベル(−
4.5V)からVCCレベル(0V)までフルスイングすること
になる。
なお、上記実施例のドライバ回路においては、バイポ
ーラトランジスタ41のベース・エミッタ間にダイオード
48を付加することによって出力の立下がりの高速化を図
っているが、これに限られず、バイポーラトランジスタ
41のベース・エミッタ間に加わる逆バイアス電圧が一定
値よりも大きくなると導通する素子であれば他の素子を
用いてもよい。
以上、上記実施例においては、この発明によるドライ
バ回路をBi−CMOS・RAMに適用する場合について説明し
たが、このドライバ回路は他の半導体記憶装置にも適用
することができ、さらには他の種々の回路装置に適用す
ることができ、負荷を高速に駆動することができる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、バイポーラトランジ
スタおよび一方向導通素子によって、入力信号の変化に
伴う出力信号の立上がりおよび立下がりが高速化される
とともに、出力部分がCMOS反転回路からなるので、出力
信号は第1の電位源の電位から第2の電位源の電位にわ
たって広い範囲で変化することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるドライバ回路が適用
されたBi−CMOS・RAMの選択手段の構成を示す回路図、
第2図はBi−CMOS・RAMの選択手段の構成を示すブロッ
ク図、第3図はRAMの全体の構成を示すブロック図、第
4図は従来のBi−CMOS・RAMにおける選択手段の構成を
示すブロック図、第5図は従来のBi−CMOS・RAMに用い
られたドライバ回路の構成を示す回路図、第6図は従来
のドライバ回路およびこの発明のドライバ回路の出力波
形図である。 図において、1はアドレスバッファ回路、2はデコーダ
回路、3はレベル変換回路、4はドライバ回路、L0〜L7
は配線、VCC,VEEは電源電位、50はメモリセルアレイ、5
2はXアドレスバッファ・デコーダ、54はYアドレスバ
ッファ・デコーダ、56はR/W制御回路、58はセンスアン
プ、60はデータ出力バッファである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の論理レベルまたは第2の論理レベル
    の入力信号を電流増幅して負荷に供給するためのドライ
    バ回路であって、 前記入力信号を受ける入力端子、 出力端子、 第1の論理レベルに対応する電位を与える第1の電位
    源、 第2の論理レベルに対応する電位を与える第2の電位
    源、 前記入力端子に与えられる信号に応答して前記第1の電
    位源の電位または前記第2の電位源の電位を出力ノード
    に導出する第1のCMOS反転回路、 前記第1のCMOS反転回路の前記出力ノードの電位に応答
    して前記第2の電位源の電位または前記第1の電位源の
    電位を前記出力端子に導出する第2のCMOS反転回路、 前記入力端子に接続されるベース電極を有し、前記入力
    端子に与えられる信号が第2の論理レベルから第1の論
    理レベルに変化するときに前記第1の電位源から前記出
    力端子に電流を流すバイポーラトランジスタ、および 前記入力端子に与えられる信号の論理レベルが第1の論
    理レベルから第2の論理レベルに変化するときに前記出
    力端子から前記第2の電位源に電流を流す一方向導通素
    子を備えた、ドライバ回路。
  2. 【請求項2】前記バイポーラトランジスタは、第1の電
    位源に接続される一方導通端子、および前記出力端子に
    接続される他方導通端子を備え、前記入力端子に与えら
    れる信号が第1の論理レベルになると前記一方導通端子
    から前記他方導通端子の方向に導通する特許請求の範囲
    第1項記載のドライバ回路。
  3. 【請求項3】前記一方向導通素子は、前記入力端子に接
    続される一方導通端子および前記出力端子に接続される
    他方導通端子を備え、前記他方導通端子から前記一方導
    通端子の方向に導通する特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のドライバ回路。
  4. 【請求項4】前記入力端子と前記第2の電位源との間に
    接続されかつ前記入力端子に与えられる入力信号が第2
    の論理レベルになったことに応答して導通するスイッチ
    ング素子をさらに備える特許請求の範囲第3項記載のド
    ライバ回路。
  5. 【請求項5】前記第1のCMOS反転回路は、前記第1の電
    位源と前記出力ノードとの間に接続されかつ前記入力端
    子に接続されるゲート端子を有する第1導電チャネル型
    MOSトランジスタ、および前記出力ノードと前記第2の
    電位源との間に接続されかつ前記第1導電チャネル型MO
    Sトランジスタのゲート端子に接続されるゲート端子を
    有する第2導電チャネル型MOSトランジスタからなり、 前記第2のCMOS反転回路は、前記第1の電位源と前記出
    力端子との間に接続されかつ前記第1のCMOS反転回路の
    前記出力ノードに接続されるゲート端子を有する第1導
    電チャネル型MOSトランジスタ、および前記出力端子と
    前記第2の電位源との間に接続されかつ前記第1導電チ
    ャネル型MOSトランジスタのゲート端子に接続されるゲ
    ート端子を有する第2導電チャネル型MOSトランジスタ
    からなる特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれ
    かに記載のドライバ回路。
  6. 【請求項6】前記一方向導通素子はダイオードである特
    許請求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の
    ドライバ回路。
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