JPH023177A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH023177A
JPH023177A JP1053804A JP5380489A JPH023177A JP H023177 A JPH023177 A JP H023177A JP 1053804 A JP1053804 A JP 1053804A JP 5380489 A JP5380489 A JP 5380489A JP H023177 A JPH023177 A JP H023177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
output
memory
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1053804A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayuki Higuchi
樋口 久幸
Noriyuki Honma
本間 紀之
Makoto Suzuki
誠 鈴木
Masaru Tachibana
大 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1053804A priority Critical patent/JPH023177A/ja
Publication of JPH023177A publication Critical patent/JPH023177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メモリセルを内蔵する半導体集積回路に係り
、特に、高速動作させるのに好適な半導体集積回路に関
する。
〔従来の技術〕
近年、半導体素子の機料化と共に、半導体集積回路の動
作速度および集積度が著しく向上している。特に、cM
osFEM<イボーラ・トランジスタとを組み合わせて
、高速動作をし、かつ、消費電力の少ないBICMO3
LSIが開発されている。
しかし、メモリLSIに関して言うと、最晶速のメモリ
LSIは、  E CL (Emitter Coup
ledLogic )回路を用いたバイポーラ・メモリ
[、SIである。このLSIは、消費電力が大きいため
に。
LSIの集積度は、高々64kbに留まっている。
一方、CMOSを用いたメモリLSIでは、すでに、I
Mbのメモリを内蔵するLSIが製作されている。しか
し、このCMO8回路の動作素度は、ECL回路の1/
2〜115と遅い、このため。
高速動作が要求されるLSIでは、ECL回路を用いた
バイポーラ・メモリが主流である。このメモリLSIで
は、消費αカの制約から集積度と動作速度とがトレード
 オフの関係にあり、邦積度の高いLSIでは、商運性
能を十分に引き出せないために、低?ri費1tf力で
KG速のLSIが強く望まれている。この状況のもとで
、8LCMOSメモリLSIは高fileで、かつ、高
速なメモリLSIとして着目されている。
これは、最近のエレクトロニクス機器の高λ・K化およ
び高機能化の傾向によるもので、あらゆるLSrに対し
て、さJろに、高速化、高集績化、低消費電力化するこ
とが求めらJtている。
この要求に応えるために、半導体素子−の微圃化が進め
られてきた。しかし、微細加工には、設備上の制約があ
り、急速な進展は困難であるので、回路上の工夫により
高速化する試みがなされている0例えば、特公昭62−
44352号公報やインターフェース 1987年8月
号 212頁(プルツク トウリー(Brooktre
e)社jfQat401−404型バイポーラ・メモリ
、富士通社1!IMBM10423LL型1kbバイポ
ーラ・メモリが紹介されている)に述べられているよう
なパイプ ライン方式を用いた高速メモリ回路が提案さ
れ、製作されている。上記公報に記載されている発明の
パイプライン方式は。
メモリ回路の動作を信号の流れに沿って分割し、それぞ
れの回路を独立に動作させることによって。
メモリ回路の情報読み出し時間(アドレスアクセス時間
:情報読み出し信号の入力からメモリセルの記憶情報が
出力されるまでの時間、以下アクセス時間と言う)より
も短い時間間隔で情報の読み出し、書き込みを行うパイ
プライン方式を提案している。さらに、上記公報に記載
された発明では、実際には分割した回路間にラッチ回路
を設ける必要があり、このラッチ回路にクロックを供給
することにより、分割した回路間の独立性を保つ必要が
ある。すなわち、この方法では、回路の独立性を保つた
め、ラッチ回路とクロックを必要とする。
このため、分割回路数が増加すると、それに応じてクロ
ック周波数が高くすることも要求され、さらには、ラッ
チ回路を設けたことによる遅延時間の増加もある。これ
らの障害は、数nsのアクセス時間を持つメモリLSI
をパイプライン方式化(以下、パイプライン化と言う)
して高速化しようとすると、その効果を相殺する。また
、このようにパイプライン化したときには、読み出し情
報が短い時間間隔で出力されるので、この情報を外部か
らの要求に応じて要求速度で送出するための出力バッフ
ァ回路が不可欠となる。一方のプルツク トウリー社製
のメモリは、情報読み出し時のみパイプライン化したメ
モリであり、また、富士通社製のメモリは、クロック 
サイクル時間がアクセス時間より長いなどのため、パイ
プライン化による高速性を十分には引き出していない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述のように、従来のメモリLSI、例えば
、バイポーラ・メモリは高速ではあるが、消費電力が大
きく、かつ、集積度も低く、一方、CMOSメモリは高
集積ではあるが、動作速度がバイポーラ・メモリに比べ
てかなり遅い欠点がある。また、パイプライン化するこ
とでも、そのために設けたラッチ回路に起因する遅延や
、外部回路への情報送出の適合性などから十分に、その
目的とする高速性を引き出せない欠点があった。
本発明の目的は、このような従来回路における課題を解
決し、高速動作が可能で、かつ、消費電力が少なく、し
かも、集積度の大きい半導体集積回路を提供することに
ある。
〔0!題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、メモリセルからのデータ読
み出しを制御するクロック信号のクロックサイクルを最
大アクセス時間taa ll1axの約1/2に設定す
る。このクロック信号の0番目のクロックパルス(To
)の印加に応答して、X、Yアドレス信号が確定されて
、メモリセルの1番目のアクセス動作を開始する。同様
に、クロック信号の1番目のクロックパルス(TL)の
印加に応答して、他のx、Yアドレス信号が確定されて
、他のメモリセルの2番目のアクセス動作を開始する。
クロック信号の2番目のクロックパルス(Tz)以後の
パルス印加に応答するメモリセルのアクセス動作も上記
と同様となる。従って、センスアンプの出力から、上記
1番目、2番目・・・のアクセス動作に従って読み出し
信号が次々に得られる。
センスアンプの出力には、第1と第2の記憶回路の入力
が接続される。第1の記憶回路には倚数番目(すなわち
、1番目、3番目・・・)のアクセス動作に従ったセン
スアンプの出力データが記憶され、第2の記憶回路には
偶数番目(すなわち、2番目、4番目・・・)のアクセ
ス動作に従ったセンスアンプの出力データが記憶される
2番目以後の偶数番目のクロックパルス(すなわち、T
z、Ta・・・)に応答して第1の記憶回路の記憶デー
タがデータ出力回路に転送され、2番目以後の倚数番目
のグロックパルス(すなわち、T s 、・・・)に応
答して第2の記憶回路の記憶データがデータ出力回路に
転送される。
〔作用〕
従って、3番目のクロックパルス(T a )以後は、
最大アクセス時間taa waxの約1/2のクロック
サイクルで2番目以後のアクセス動作に応答したデータ
が次々にデータ出力回路の出力に得ら九る。
半導体集積回路の特性のバラツキによって、センスアン
プの出力からアクセス動作に従った出力データが高速で
得られる場合も、データ出力回路の出力より所望のデー
タを次々に得ることができる。これは、データ出力回路
のデータ出力開始を定める2番目のクロックパルス(T
2)の印加時においても、第1の記憶回路に1番目のア
クセス動作に従ったセンスアンプの出力データが記憶さ
れているためである。すなわち、第2の記憶回路が省略
され、センスアンプの出力に第1の記憶回路のみが接続
されている場合は、データ出力回路のデータ出力開始を
定める2番目のクロックパルス(”rz)の印加時にお
いて、第1の記憶回路のデータは2番目のアクセス動作
に従ったセンスアンプの出力データによって更新される
ため、1番目のアクセス動作に従ったセンスアンプの出
力データが消失し、データ出力回路よりの所望データの
順次出力が不可能となる。
本発明の他の目的および他の新規な特徴は、以下の実施
例から明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図は、本発明の半導体集積回路のメモリ回路の第1
の実施例の構成概念図である。信号の流れに沿って、そ
の動作を説明する。第1図のメモリ回路に入力される信
号は1通常のメモリ回路と同じXアドレス信号、Yアド
レス信号、チップ選択や書き込みデータ等の信号と新た
に設けたクロック同期信号10である。但し、クロック
同期信号10を半導体集積回路の外部からメモリに取り
入れることは1本発明の効果をより大きくはするが、不
可欠なものではない。
すなわち、このクロック同期信号10はXアドレス信号
又はYアドレス信号の遷移に応答した遅延信号から形成
されることもできる。
入力されたXアドレス信号、Yアドレス信号等は、クロ
ック同期信号10に基づいて発生された信号12.13
によってラッチ回路14.15に取り込まれ、ざらにX
デコーダ16、Yデコーダ17に導かれる。Xアドレス
信号は、Xデコーダ16によってワード ドライバ信号
に変換されてメモリ マトリクスのX選択信号18を発
生し、Yアドレス信号は、Yデコーダ17によってY選
択信号19に変換されてセンスアンプ20の選択を行い
、メモリ マトリクス21上の1個のメモリセルの情報
を読み出す。
一般にメモリ回路では、ラッチ回路14.15によりX
、Yアドレス入力信号を取り込んでからセンスアンプ2
0の出力に情報が読み出されるまでには、そのメモリ回
路固有の遅延時間がある。
この遅延時間は、回路形式や相互干渉によって変化する
遅延時間成分と、加工寸法、温度特性等による素子特性
の変動に伴う遅延時間成分とからなっている。後者の遅
延時間成分は、同−LSI内でのばらつきは少ない性質
があり、また、前者の遅延時間のばらつきも注意を払っ
て設計すれば、LSI内でのばらつきを低減できる性質
を持っている。このことを念頭において、読み出された
情報のセンスアンプ出力を本発明の主要な特徴である。
第1と第2の記憶回路22.23に取り込むタイミング
を考える。メモリ マトリクス21からセンスアンプへ
の読み出し情報は、少なくとも最大アクセス時間taa
 vaaxよりは短い時間で出力れ1次のアドレス信号
に対応する情報がセンスアンプ20に出力されると、そ
の直後に第2の記憶回路23にセンスアンプ20の出力
を取り込むように制御信号24,25を同期信号発生回
路26から送る。このようにすると、第1と第2の記憶
回路22.23は、アドレス信号の変化に対応して交互
にセンスアンプ20の出力を取り込む。
デー、タ出力回路27は、同期信号発生器26から送付
された制御信号28により第1と第2の記憶回路22.
23の出力のいずれかの出力を選択し、かつ、出力制御
信号29 (OE)によって出力30の制御を行う。以
上は、本発明の動作の概要を述べたに留まったので、さ
らに、詳しく第2図および第3図のタイムチャートを用
いて説明する。
同一条件で設計されたメモリセルを内蔵する半導体集積
回路であっても、製造条件のバラツキによってアクセス
時間のバラツキが生じる。アクセス時間の許容バラツキ
の範囲中の中心値はiB準アクセス時間taa typ
と呼ばれ、同範囲中の最大値は最大アクセス時間taa
 rmaxと呼ばれ、同範囲中の最小値は最小アクセス
時間taa win と呼ばれる。
第2図は実際に製造された半導体集積回路のアクセス時
間が遅く、最大アクセス時間taa waxに近い場合
のタイムチャートである。同図から、クロック同期信号
10のクロックサイクルが最大アクセス時間tea +
maxの約1/2に設定されていることが理解できる。
第3図は実際に製造された半導体集積回路のアクセス時
間が速く、最小アクセス時間taa l1inに近い場
合のタイムチャートである。
以下、第2図および第3図のタイムチャーとを。
詳細に説明する。
第2図(A)乃至(K)は、第1図の回路の各部信号の
タイミングを示す図である。X方向を時間軸に取り、入
力されたアドレス信号からデータ出力信号までのタイミ
ングを示す、第2図(A)のクロック同期信号10に示
すように、クロック同期信号10の0番目のクロックパ
ルス(T o )は、入力信号(アドレス信号、第2図
(B)参照)がすべて確定した後の最も早い時刻に送ら
れることが高速化のために望ましい、この0番目のグロ
ックパルス信号(T o )によって、まず、1番目の
アドレス信号“1″が入力バッファ回路(図示せず)に
導かれ、1番目のアドレス“1″のメモリ読み出し動作
が始まる。第2図(C)に示すように。
入力バッファから約1ns遅れて出力された信号“1″
は、Xデコーダ又はYデコーダを構成する第1デコーダ
および第2デコーダ、センスアンプを通り、これらの遅
延により、約13ns後にセンスアンプからメモリセル
“1″の情報が出力される(第2図(D)、(E)、(
F)参照)、この時刻は、ラッチ回路14,15、デコ
ーダ16゜17、メモリセル21、センスアンプ回路2
0の電気的特性によってばらつく、このため、センスア
ンプ20の出力を第1と第2の記憶回路22゜23に取
り込むラッチ信号24(第2図(G)参照)、25(第
2図(H)参照)のタイミング設定が重要となる。すな
わち、センスアンプ20がら1番目のアドレス信号II
 111に対応する1番目のセンスアンプデータ出力信
号“1″が出力される以前に第]、の記憶回路22への
取り込み信号が送られると、誤情報(ここでは、信号r
t O## )が第1の記憶回路22に取り込まれ、一
方、この信号取り込みをセンスアンプ20からのデータ
出力信号′″1″の出力時より大幅に遅らせると、その
分だけ第1の記憶回路22への読み出し情報の取り込み
時間が遅れ、実効的なアクセス時間が長くなる。これを
センスアンプ出力のlns後とすると、第1の記憶回路
22には約14ns後の信号“1”が取り込まれる。
すなわち、第1の記憶回路22は第2図(G)の情報取
り込み指示信号24に応答してセンスアンプ20のデー
タ出力を取り込み、この第2図(G)の情報取り込み指
示信号24は倚数番目のアドレス信号(すなわち第2[
ffl (B)の信号61111it 3 u、・・・
)に対応するセンスアンプ2oの出力データ(すなわち
第2図(F)の信号II 1 +1“3″、・・・)の
発生から約ins遅れて同期信号発生器26から発生さ
れる。また、第2の記憶回路23は第2図(H)の情報
取り込み指示信号25に応答してセンスアンプ20のデ
ータ出力を取り込み、この第2図(H)の情報取り込み
指示信号25は偶数番目のアドレス信号(すなわち、第
2図(B)の信号“2″、・・・)に対応するセンスア
ンプ20の出力データ(すなわち、第2図(F)の信号
112 II、・・・)の発生から約1ns遅れて同期
信号発生器26から発生される。製造バラツキによって
、半導体集積回路のアクセス時間が遅くなる場合は、同
一半導体集積回路内に形成された同期信号発生器26か
ら発生される情報取り込み指示信号24.25の発生タ
イミングも遅くなる。このアクセス時間の遅延と情報取
り込み指示信号の発生タイミングの遅延の相関関係は。
本発明の重要な特徴のひとつである。
従って、第1と第2の記憶回路22.23の保持データ
は、第2図(I)および(K)に示すように、クロック
同期信号10のクロックサイクルの2倍の間に保持され
る。
2番目以後の偶数番目のクロックパルス(すなわち、第
2図(A)の信号T2.T4・・・)に応答して第1の
記憶回路22の記憶データがデータ出力回路27に転送
され、2番目以後の倚数番目のクロックパルス(すなわ
ち、第2図(A)の信号T3・・・)に応答して第2の
記憶回路23の記憶データがデータ出力回路27に転送
される。
従って、第2図(K)に示すように、3番目のクロック
パルス(すなわち、第2図(A)の信号Ta)以後は、
最大アクセス時間taa maxより短いクロックサイ
クルで2番目以後のアクセス動作に応答したデータ(第
2図(K)の信号112 I+“3″′・・・)をデー
タ出力回路27の出力30から次々に得ることができる
。すなわち、メモリマトリックス21からの連続読み出
し動作時における実効的なアクセス時間をクロック同期
信号10のクロックサイクルで一義的に決定することが
でき、メモリアクセスの高速化を実現することができる
第3図は実際に製造された半導体集積回路のアクセス時
間が速く、最少アクセス時間taa winに近い場合
のタイムチャートである。
第3図(A)はクロック同期信号、第3図(B)はXお
よびYアドレス入力信号、第3図(C)はアドレス人力
バッファの出力信号、第3図(D)はセンスアンプ回路
20の出力信号、第3図(E)はセンスアンプ20の出
力を第1の記憶回路22に取り込むための情報取り込み
指示信号24、第3図(F)はセンスアンプ20の出力
を第2の記憶回路23に取り込むための情報取り込み指
示信号25、第3図(G)は第1の記憶回路22の保持
データ、第3図(H)は第2の記憶回路23の保持デー
タ、第3図(I)はデータ出力回路27の出力信号を示
し、第3図においては第2図(D)および(E)に示し
た第1デコーダ出力および第2デコーダ出力に対応する
波形図が省略されている。
この半導体集積回路のアクセス時間が速いため、0番目
のクロックパルス(To)の印加後、第3図(D)に示
すように1番目のクロックパルス(Tl)の印加前にセ
ンスアンプ2oの出力から1番号のアクセス動作に従っ
たデータ″1”が発生されている。この高速アクセス動
作に対応して第;3図(E)及び(F)に示すように同
期信号発生器26から発生される情報取り込み指示信号
24゜25の発生タイミングも速くなる。従って、この
情報取り込み指示信号24.25によって制御される第
1と第2の記憶回路22.23の保持データは第3図(
G)および(H)に示すようにクロック同期信号10の
クロックサイクルの2倍の時間の間に保持される。
この場合も、2番目以後の偶数番目のクロックパルス(
すなわち、第3図(A)の信号TZ、T4・・・)に応
答して第1の記憶回路22の記憶データがデータ出力回
路27に転送され、2番目以後の倚数番目のクロックパ
ルス(すなわち、第3図(A)の信号Tδ・・・)に応
答した第2の記憶回路23の記憶データがデータ出力回
路27に転送される。
従って、データ出力回路27の出力信号は第3図(I)
のようになり、特性バラツキによってセンスアンプ20
の出力からアクセス動作に従った出力データが高速で得
られる場合も、データ出力回路27の出力より所望のデ
ータを次々に得ることが理解できる。これは、データ出
力回路27のデータ出力開始を定める2番目のタロツク
パルス(T2)の印加時においても、第1の記憶回路2
2の1番目のアクセス動作に従ったセンスアンプ20の
出力データが記憶されているためである。
すなわち、第2の記憶回路23が省略され、センスアン
プ20の出力に第1の記憶回路22のみが接続されてい
る場合は、データ出力回路27のデータ出力開始を定め
る2番目のクロックパルス(Tz)の印加時において、
第1の記憶回路22のデータは2番目のアクセス動作に
従ったセンスアンプの出力データによって更新されるた
め、l#目のアクセス動作に従ったセンスアンプ20の
出力データが消失し、データ出力回路27からの所望の
データの順次出力が不可能となる。
第4図は、第1図に示したラッチ回路14゜15に最適
な回路を示す本発明の実施例の回路図である。ADRは
アドレス信号端子、■いは参照基1′1!!電圧、CL
K、CLKはクロック信号端子。
ADR’ 、ADH’はラッチ出力信号である。ここで
は、クロック信号を精度よく取り込むために、差動型の
回路を用いている。しかし、これの片側に参照基準電圧
を入れてもよく、また、アドレス信号参照基′$電圧端
子にアドレス信号の反転信号を接続して差動型として動
作させることができることは言うまでもない、また、こ
の他のラッチ回路を用いてもよい。
尚、第4図のラッチ回路はそのエミッタが第1の定電流
源1に接続された第1差劾対トランジスタQl、Q2.
そのエミッタがトランジスタQ1のコレクタに接続され
た第2差動対トランジスタQ3.Q4.そのエミッタが
トランジスタQ2のコレクタに接続された第3差動対ト
ランジスタQ5.Q6.コレクタ負荷抵抗R1,R2、
そのエミッタが第2の定電流源2に接続された第1出力
トランジスタQ7、そのエミッタが第3の定電流源3に
接続された第2出力トランジスタQ8により構成されて
いる。
第5図は、第1図に示した記憶回路22.23に最適な
本発明の実施例を示す回路図である。ここで、Sl、S
lはセンス回路20の出力端子に接続される端子、CL
K、CLKは同期信号入力端子、101,102は出力
制御信号端子、105は出力端子である。破線で囲んだ
回路23は、破線で囲んだ回路22と同じ回路で、制御
信号、クロック信号のみが異なっている。この記憶回路
は。
クロックによって記憶回路22.23に信号が取り込ま
れるのは、第4図と同様であるが、その出力電位のレベ
ルが制御端子101,102によって上下できることに
特徴がある。
ここでは、−例を示したが、特に、この回路にとられれ
ず、記憶回路の信号を制御信号によって選択して取り出
す機能を持つ回路であればよい。
また、外部回路の要求によって、記憶回路22゜23の
出力を並列に出力してもよい。
第6図は、第1図のメモリマトリックス21のメモリセ
ルMC、センスアンプおよび書き込み回路20、第1と
第2記憶回路22,23、データ出力回路27A、27
Bに最適な本発明の実施例の回路図である。
S RA M (Static Random Acc
ess Memory)のメモリセルMCは、クロスカ
ップル接続されることにより、メモリセルの情報を記憶
するNチャンネ/L/MO5FETQ 30 、 Q 
31、ワード線MLにより駆動されてデータmD1、D
lとメモリセルMC内のNチャンネル阿08FETQ3
0. Q31との間のデータ転送を実行するトランスフ
ァーゲート用NチャンネルMO5FETQ 32 、 
Q 33、高抵抗負荷R30,R31から構成されてい
る。
データ線D1、Dlと書き込み用データ線り。
Dとの間には書き込み用NチャンネルMOSFETQ3
4.Q35のソース・ドレイン径路が接続され、これら
のMOSFETのゲートはY選択信号Yにより駆動され
る。
データ線D1、Dlの信号は、それぞれエミッタフォロ
ワトランジスタQ36.Q37を介してエミッタ結合差
動対トランジスタQ38.Q39のベースに結合される
。NチャンネルM(IsFETQ4.O,Q41.Q4
2は、Y選択信号Yに応答してトランジスタQ 36〜
Q39を活性化するための電流源として動作する。
エミッタ結合差動対トランジスタQ38゜Q39のコレ
クタ信号は、それぞれベース接地トランジスタQ43.
Q44のエミッタ・コレクタ径路を介して第1と第2の
記憶回路22.23の入力に伝達される。
尚、メモリセルMCのデータ、t!D1、DlにはPチ
ャンネルMO5FETQ 45〜Q48、ショットキー
ダイオードD41.D42からなるデータ線負荷回路が
接続されている。WとWとは書き込み制御信号とその反
転信号であり、書き込み制御信号Wをデータ線D1、D
lにショットキーダイオード041.D42を介して供
給し、書き込み動作の終了と共に、W線の電位を急速に
引き上げることによって書き込み動作時に引き下げられ
たデータ線の電位を引き上げ、回復時間を短縮したこと
に特徴がある。さらに、VC端子には、W線の電位より
さらにショットキーダイオードの順方向電位降下分を差
し引いた電位をあらかじめ供給しておき、高速化を図っ
ている。
第6図の第1の記憶回路22はトランジスタQ49〜Q
56、抵抗R35,R36により構成されており、この
回路構成は第5図とほぼ同一である。第2の記憶回路2
3の回路構成は、第1の回路構成と同一となる。第1の
記憶回y@22のトランジスタQ49のベースには第2
図(G)の情報取込み指示信号24が印加され、第2の
記憶回路23の対応するトランジスタのベースには第2
図(H)の情報取込み指示信号25が印加される。
第1の記憶回路22のトランジスタQ50のベースには
直流基準電圧Vbb’ が印加され、第2の記憶回路2
3の対応するトランジスタのベースにもこの直流基$電
圧v1.−′ が印加されている。従って、第1の記憶
回路22のトランジスタQ55゜Q56のエミッタから
、メモリセルのデータに対応した相補信号がそれぞれ得
られるものとなる。
第1図のデータ出力回路27は、第6図では第1のデー
タ出力回路27Aと第2のデータ出力回路27Bとの並
列接続により構成されている。第1のデータ出力回路2
7Aは、その入力が第1の記憶回路22のトランジスタ
056のエミッタ出力に応答するとともにPチャンネル
MO5FETQ 57とNチャンネルMOSFETQ 
58とから構成された第1のCMOSインバータ、その
入力が第1の記憶回路22のトランジスタQ55のエミ
ッタ出力に応答するとともにPチャンネルMO5FET
Q 59とNチャンネルMO5FETQ 60とから構
成された第2のCMOSインバータ、そのベースが第1
のCMOSインバータQ57.Q58の出力に応答する
NPNバイポーラトランジスタQ61、そのゲートが第
2のCMOSインバータQ59.Q60の出力に応答す
るNチャンネルMO5FETQ 62、そのセット人力
Sが第1データ出力制御信号28(すなわち、第2図(
A)の信号T2.T4・・・に示す2番目以後の偶数番
目のクロックパルス)に応答しそのリセット人力Rが第
2データ出力制御信号28′ (すなわち、第2図(A
)の信号Tδ・・・に示す2番目以後の倚数番目のクロ
ックパルス)に応答するセットリセット(S R)型フ
リップフロップF/F10.このフリップフロップF/
FIOのQ出力にそのゲートが応答するPチャンネルM
O5FETQ63、そのゲートに所定直流電圧V。′が
印加されることにより定電流源として動作するPチャン
ネルMO5FETQ 64 、 Q 65により構成さ
れている。尚、NチャンネルMO5FETQ 62は、
バイポーラトランジスタによって置換されることも可能
である。フリップフロップF/F 10のQ出力がロー
レベルの間はMO5FETQ 63はオンであるため、
トランジスタQ61とMO5FETQ 62のいずれか
一方はメモリセルのデータに応答した相補信号に応答し
てオンとなり、他方はオフとなって、データ出力回路2
7Aの出力より有効データが得られる。
フリップフロップF/F 10のQ出力がハイレベルの
間はMO5FETQ 63はオフであるため、トランジ
スタQ61とMO5FETQ 62とは同時にオフとな
って、データ出力回路27の出力自体は高インピーダン
ス状態となる。尚、第6図において、VEI!端子には
約−5vの負の電流電圧が供給されている。尚、Pチャ
ンネルMOSFETQ 64 、 Q 65に流れる定
電流を所定値に設定することによって、接地電位GND
および負の電源VEHに大きな雑音が伝達されることを
防止することができる。
尚、第2の記憶回路27Bにおいて、SR型フリップフ
ロップF/Filのセット人力Sとリセット入力Rとが
それぞれ第2データ出力制御信号28′と第1データ出
力制御信号28とに応答する点を除いて、第2の記憶回
路27Bは第1の記憶回路27Aと同様に構成されてい
る。
尚、第6図において、接地電位GNDを正の電源電圧V
ccに、負の電源電圧VaEを接地電位GNDに変更す
ることも可能である。
第7図は、第1図のXアドレス信号、Yアドレス信号、
チップ選択や書き込みデータ等の信号を受信するのに好
適な低消費電力の入力バッファ回路の実施例の回路図で
ある。
この人力バッファ回路は初段の波形整形用インバータ回
路A、中間段の低消費電力型のフリップフロップ回路C
1後段の低消費電力および高負荷駆動能力のBiCMO
5出力回路Bl、B2から構成されている。
″f1.源電圧全電圧とし、電源端子2に該電源電圧を
供給する。また、インバータ回路Aの端子8には入力端
子1に供給される信号が高レベルのときにPチャンネル
型MO5FET12が遮断状態になり、電流がほとんど
流れないような一定電位を与える。
この状態で入力端子1の電位が低レベルから高レベルに
変化すると、インバータの出力端子3の電位は、高レベ
ル(端子8の電位)から低レベル(接地電位)に変わる
。このため、Nチャンネル型駆動MO5FET17は遮
断状態となり、一方、Nチャンネル型駆動MO5FET
18が導通し、フリップ・フロップ回路Cの端子7が低
レベルとなる。端子7が低レベルになると、Pチャンネ
ル型負荷MOSFET13が導通し、端子6の電位を引
き上げ、Pチャンネル型負荷MO5FET14が遮断状
態になり、フリップ・フロップ回路には電流が流れなく
なって動作が完了する(すなわち、定常状態となる)。
入力端子1の電位が高レベルから低レベルに変化したと
きには、端子3の電位は、低レベルから高レベルになり
、N型MO5FET17は導通し、端子6の電位を弓き
下げる。また、Nチャンネル型MO5FET18は遮断
状態となる。この結果、Pチャンネル型MO5FET1
4が導通し、端子7の電位を引き上げ、Pチャンネル型
MO5FET13が遮断状態となって、動作が完了する
。ここで、端子5に供給する電位は、端子8に供給する
電位にMO5FET18のしきい値電圧を加えた電位が
望ましい、このような電位を与えておくと。
入力端子1の電位が低レベルのときに、MO5FET1
8が遮断状態になり、かつ、端子3の電位が低下したと
きに、このMOSFET18に最も多くの電流が流れる
ので、好都合である。なお、ショットキーダイオード4
0は、端子3の電位が低レベルから高レベルに変化した
ときに、端子7を高速に引き上げるために設けたもので
ある。このダイオードは省略することもできる。
引き続き、フリップ・フロップ回路Cの出力を相補形M
O5FETとバイポーラ・トランジスタの複合回路Bl
、B2に導き、駆動能力を付与する。破線で囲んだB1
の回路は、小さいMOSFETとバイポーラ・トランジ
スタとによって構成されており、フリップ・フロップ回
路の出力端子7の負荷容量を小さくし、フリップ・フロ
ップ回路の遅延時間の短縮を図っている。また、MO5
FET25は、バイポーラ・トランジスタのエミッター
ベース間に逆方向に高い電圧が加わることによるバイポ
ーラ・トランジスタの特性の劣化を防止するためのもの
である0回路B2は、回路B1と同じ構成である。
回路Bl、B2は、MOSFETにより構成される通常
のインバータ回路を用いることができることは言うまで
もない。
また、端子36.37には、一定の電位を供給してバイ
ポーラ・トランジスタ32.34のベース電荷を定常的
に引き抜いてもよく、さらに、高速化を図るためには、
端子36.37を端子38゜39にそれぞれ接続したり
、別途、インバータ回路を設け、端子6,7の信号を反
転して供給してもよい、さらには、端子36.37を直
接、端子6.7に接続することもできる。また、第8図
に示すように、端子3の信号やその反転信号を直接用い
ることもできる。ここで、端子8′には、端子8と同電
位を供給してもよく、また、端子8の電位よりP型MO
5FET901のしきい値電圧だけ高い電位を供給して
もよい。
尚、第7図のインバータ回路Aとフリップフロップ回路
Cは、第9図および第10図に示すように変形されるこ
とも可能である。
第9図の回路は、第7図において、入力端子1からMO
5FET12.27で構成されるインバータAを経てフ
リップ・フロップ回路(第7図にCと表示)の出力6,
7までの回路と同様の動作をする回路である。フリップ
・フロップ回路CのMO5FET18のゲートには入力
端子1の肯定信号を、また、MO5FET17のゲート
にはインバータによって作られた否定信号を供給してい
る。この回路が第7図の回路と同様の働きをすることは
明らかなので説明は省略するが、インバータへの電源供
給端子8には第1図の端子8に供給した電圧を供給する
ことが望ましいことは言うまでもない、また、第9図の
インバータを構成するMO5FET12.27のゲート
幅は、MO5FET17.18のゲート幅より大きくし
、遅延時間を低減するとともに、Nチャンネル型MO5
FET27のゲート幅をPチャンネル型MO5FET1
2のゲート幅より大きくシ、入Aレベルから高レベルに
変化したときにMO5FET17を早く遮断状態に移行
させることが高速化、消費電力低減のために望ましい、
このような配慮をすれば、入力端子lの電位が低レベル
から高レベルに変化するときにMO5FET17.18
がともに導通し、出力端子6,7の信号切り換りが遅れ
る不都合が軽減される。
第10図は、第9図に比べ、MOSFET112.12
7で構成するインバータを追加し、その電源供給電圧端
子118に端子8の電位よりP型MO5FETのしきい
値電圧だけ高い電位を供給することにある。
第10図の回路動作の説明を省くが、この回路を用いる
と、入力端子1の入力容量を小さくできるので、信号源
インピーダンスが大きいときには、第9図の回路に比べ
、高速動作をすること、初段のインバータによって入力
信号が波形整形され、端子3の電位変化が急峻になるた
めに、フリップ・フロップ回路の切り換り時の電流が低
減されて消費電力が減少する特徴がある。
第11図は、第1図のXアドレス信号、Yアドレス信号
を受信するのに好適な入力バッファ回路およびデコーダ
回路の実施例の回路図を示す。
入力パツファ回路234の入力端子25の入力信号はエ
ミッタフォロワートランジスタ156を介してエミッタ
結合トランジスタ160,161に伝達される。このエ
ミッタ結合トランジスタ160.161のコレクタには
負荷抵抗158゜159が接続され、バイアス電圧印加
端子31の電圧によって制御されるMOSFET157
.162は電流源として動作する。さらに、エミッタ結
合トランジスタ160,161のコレクタの信号は、そ
れぞれマルチエミッタトランジスタ163,164のベ
ースに伝達される。
他の入力バッフ7回路235も入力バッファ回路234
と同様に構成されており、入力端子26の入力信号に応
答したエミッタ結合トランジスタのコレクタの信号は、
それぞれマルチエミッタトランジスタ165,166の
ベースに伝達される。
信号線27.28,29.30と本質的にエミッタフォ
ロワーとして動作するマルチエミッタトランジスタ16
3,164,165,166のエミッタとの間の電気的
接続は、いわゆるワイヤード・オア回路形式のアドレス
・デコーダ回路を構成している。また、バイアス電圧印
加端子33の電圧によって制御されるとともに信号線2
7゜28.29.30に接続されたMO5FET167
、168 。
169.170は電流源として動作する。
さらに、信号線27.28,29.30に接続された放
電制御回路236,237,238゜239は信号線2
7.28,29.30の電圧がハイレベルからローレベ
ルに変化するに際して大きな電流を流す。
すなわち、入力バッファ回路235の入力端子26がハ
イレベルであると、これに応答してマルチエミッタトラ
ンジスタ165の各エミッタはローレベル、マルチエミ
ッタトランジスタ166の各エミッタはハイレベルとな
る。この状態で、入カバソファ回路234の入力端子2
5がローレベルからハイレベルに変化すると、これに応
答してマルチエミッタトランジスタ163の各エミッタ
はハイレベルからローレベル、マルチエミッタトランジ
スタ164の各エミッタはローレベルからハイレベルと
なる。
従って、ワイヤード・オア接続のため、信号線27はハ
イレベルからローレベルに変化し、信号線29はローレ
ベルからハイレベルに変化し、信号fi28.30はハ
イレベルのまま変化しない。
信号線27はハイレベルからローレベルに変化する際に
、放電制御回路236のNチャンネルMO5FET17
1.172は同時に導通状態に制御され、信号線27の
大きな浮遊容量を高速放電する。
すなわち、放電制御回路236の一段目のCMOSイン
バータにおいてPチャンネルMO5FET173のゲー
ト幅はNチャンネルMO5FET174のゲート幅より
はるかに大きく設定されており、この−段目のCMOS
インバータのロジックスレッシュホールド電圧はハイレ
ベルに近接した値になっている。
従って、この−段目のCMOSインバータ173゜17
4は信号線27のハイレベルからローレベルへの変化に
高速に応答して、その出力はすみやかにハイレベルとな
ってMO5FET171 を導通状態に制御する。一方
、三段のCMOSインバータ175゜176.177.
178,179,180は太きな遅延時間を有しており
、最終段のCMOSインバータ179,180の出力が
ハイレベルからローレベルに変化するのに大きな遅延時
間を有する。
従って、この遅延時間の間は放電制御回路236のNチ
ャンネルMOSFET171.172は同時に導通状態
に制御さ九、信号uA27の大きな浮遊容tを高速放電
する。また、この遅延時間の経過後には、三段目のCM
OSインバータ179,180の出力がハイレベルから
ローレベルへの変化を完了して、NチャンネルMO5F
ET172は非導通状態に制御され、無駄な消費電力が
削減される。
また、逆に信号1vA27がローレベルからハイレベル
に変化する際は、放電制御回路236の一段目(7)C
MOSインバー:9173,174の出力がハイレベル
からローレベルに変化した後、最終段のCMOSインバ
ータ179,180の出ガ弘−レベルからハイレベルに
変化する6したがって、この際のNチャンネルMO5F
ET171.172の同時導通および無駄な消費電力が
回避されるとともに、M号11A27のローレベルから
ハイレベルへの変化速度を速めることができる。
また、他の放電制御回路237,238,239は、こ
の放電制御回路236とまったく同様に動作する。
第12図は、第1図のXアドレス信号、Yアドレス信号
を受信するのに好適な入力バッファ回路およびデコーダ
回路の他の実施例を回路図を示す。
すなわち、第12図は、低レベルを出力するワイヤード
・オア出力のバイアス電流源に残りのバイアス電流源よ
り大きなバイアス電流を流す実施例である。第12図に
おいて端子44,45゜46はアドレス信号入力端子、
49〜56はワイヤード・オア信号出力端子、端子47
はバイアス電圧印加端子、端子48は基準電圧印加端子
、素子300〜306は第11図の回路234と同様な
アドレス・バッファ回路、252,253は251と同
様の回路、323〜328はマルチエミッタNPN ト
ランジスタ、回路257は第10図のMOSFET16
7〜170 と同様なバイアス電流源回路、57.58
は素子300〜306で構成されるアドレスバッファ回
路の出力信号、59゜60は素子307〜322で構成
されるレベル変、検回路の出力信号、254はレベル変
換信号59゜60をデコードするためのNMO8で構成
される回路、255,256を254と同様な回路。
61.62,65,66は57.58と同様な、アドレ
ス・バッファの出力信号、69.70は内部の信号端子
、63,64,67.68は59゜60と同様なレベル
変換回路の出力信号を示す。
本実施例の回路は、アドレスバッファの出力信号57,
58,61,62,65.66をマルチエミッタ・トラ
ンジスタ323〜328をワイヤード・オアとすること
でデコードし、また、アドレスバッファの出力信号を素
子307〜322で構成されるインバータとして働くレ
ベル変換回路でレベル変換した信号59,60,63,
64゜67.68を、NMO5で構成される回路254
〜256でデコードし、出力信号が低レベルとなるワイ
ヤード・オアだけに残り7本のワイヤード・オアより大
きくバイアス電流を流すことを特徴とする、以下、本実
施例の回路の動作を説明する。
例えば、端子44,45.46に低レベルの信号が入力
されて、ワイヤード・オア出力信号は。
49が低レベル、50〜56は高レベルとする。
このときアドレス・バッファの出力信号57は低レベル
、58は高レベルになり素子307〜310で構成され
るエミッタ・フォロワ回路を通してPMO3311,3
12のゲート電極に入力される。 PMO5311のゲ
ート電極には低レベル、312のゲート電極に高レベル
の信号が入力され、311は導通状態、312は非導通
状態となる。素子311.〜314はフリップ・フロッ
プ回路を構成しており、NMOS313は非導通、31
4は導通状態となり、この311〜314で構成される
フリップ・フロップ回路では定常消費電力はない。また
69.70の電位も高レベルは接地電位、低レベルは負
の電源電位まで、振幅を広げられ、レベル変換される。
315〜318,319〜白22で構成される回路はノ
ンインバータとして働くバッファ回路である。311,
314が導通状態、312,313が非導通状態となる
ことで69は高レベル、70は低レベルとなり、59は
高レベル、60は低レベルとなる。同様に、63.67
が高レベル、64.68が低レベルとなり、ワイヤード
・オア出力と負の電源電位の間に3個直列に接続された
NMOSが全て導通状態となるのは、49に接続された
3つのNMOSだけである。この3つのNMOSとほぼ
一定のバイアス電流を流すバイアス電流源257により
ワイヤード・オア出力49の負荷が放電される。残りの
ワイヤード・オア出力50〜56には、257を通して
電流が流れるだけで高レベルを接地電位よりレベル・シ
フトするのに必要な最小限の電流を流せばよい。ワイヤ
ード・オア出力の高レベルが接地電位まで上昇して構わ
ない場合は一定のバイアス電流を供給するバイアス電流
源257は必要ない、第12図ではワイヤード・オア出
力が低レベルとなるワイヤード・オアにだけ大きな放電
電流を流す回路を示したが、第12図において、256
、あるいは255と256を取り除いて、255、ある
いは254中のNMOSのソース電極を直接食の電源端
子に接続すると、出力信号が低レベルのワイヤード・オ
アを含む2本、あるいは4本のワイヤード・オアに電流
を流すことができる。第12図の回路のように8本のワ
イヤード・オアの出力の中の1本にだけ電流を流すほど
消費電力を削減する必要がなく、かつ素子数を低減した
い場合に有効である。
第12図ではフリップ・フロップ回路による信号レベル
変換、ノンインバータ回路によるNMO3駆動について
のべたが、カレントスイッチの出力による直接NMOS
駆動やカレントスイッチ出力をエミッタフォロワを介し
てNMOSを駆動してもよいことはいうまでもない、特
に後者のエミッタフォワロを介してNMOSを駆動する
回路が最も高速動作が得られる。
以上ではエミッタ・フォロワ回路についての実施例を示
したが、NPN)−ランジスタを例えばNMOSに置き
換えることにより、ソース・フォロワ回路についても同
様な効果を得られることは言うまでもない、またはPN
Pバイポーラ・トランジスタ、PMO8に対し同様なエ
ミッタ・フォロワあるいはソース・フォロワ回路を構成
できることは勿論である。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々
の変形実施形態を採用することができる。
例えば、第1図の記憶回路22.23は2個に限定され
るものではなく、3個、4個・・・N個と増設しても良
く、この場合はクロック同期信号のクロックサイクルを
1/Nに短くするとともに各記憶回路にはN個のクロッ
クパルスに一回の周期でセンスアンプの出力信号を取り
込むことによってデータ出力回路27の出力30から所
望のデータを短い時間間隔で次々と読み出すことができ
る。
また、本発明はSRAMに限定されるものではなく、D
RAM、PROM、EPROM、EEPROMの半導体
メモリを内蔵する半導体集積回路に適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においてはセンスアンプの
出力に少なくととも二つの記憶回路が配置され、この二
つの記憶回路にことなる周期でセンスアンプの出力が取
り込まれ、この二つの記憶回路の記憶データをデータ出
力回路に転送することによって、このデータ出力回路の
出力から所望のセンス・データを短い時間間隔で次々と
読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路のメモリ回路の実施例
を示し、第2図および第3図は第1図の実施例の回路の
動作を説明するためのタイムチャートを示し、第4図は
第1図中のラッチ回路14゜15に好適な回路の実施例
を示し、第5図は第1図中の記憶回路22.23に好適
な回路の実施例を示し、第6図は第1図中のメモリマト
リックス21のメモリセルMC、センスアンプおよび書
き込み回路20、第1と第2の記憶回路22,23、デ
ータ出力回路27A、27Bに好適な回路の実施例を示
し、第7図は第1図中のXアドレス信号。 Yアドレス信号、チップ選択信号や書き込みデータ等の
信号を受信するのに好適な入力バッファ回路の実施例を
示し、第8図、第9図及び第10図はそれぞれ第7図の
変形実施例の回路を示し、第11図は第1図中のXアド
レス信号、Yアドレス信号を受信するのに好適な入力バ
ッファ回路およびデコーダ回路の実施例を示し、第12
図は第1図中のXアドレス信号、Yアドレス信号を受信
するのに好適な入力バッファ回路およびデコーダ回路の
他の実施例を示す。 図 EE 第 図 1−−−−一−−−可「− 一一一」 不 図 第 図 /θ 図 第 図 ! 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体集積回路であつて: (1)複数のメモリセルを含むメモリマトリックスと; (2)アドレス信号に応答して上記メモリマトリックス
    の上記複数のメモリセルのすくなくともひとつを選択す
    るアドレス手段と; (3)上記選択されたひとつのメモリセルからの信号を
    増幅するセンスアンプと; (4)上記センスアンプの出力にその入力が接続された
    第1の記憶回路と; (5)上記センスアンプの上記出力にその入力が接続さ
    れた第2の記憶回路と; (6)上記アドレス信号の変化に応答して第1制御信号
    、第2制御信号および第3制御信号を発生する信号発生
    器とを具備してなり、 上記第1制御信号のタイミングは上記第2制御信号のタ
    イミングと異なるように設定され、上記第1の記憶回路
    は上記第1制御信号に応答して上記センスアンプの出力
    を取り込み、上記第2の記憶回路は上記第2制御信号に
    応答して上記センスアンプの出力を取り込むことを特徴
    とする半導体集積回路。 2、請求項1記載の半導体集積回路であつて、上記メモ
    リマトリックスの上記複数のメモリセルはランダムアク
    セス型メモリセルであることを特徴とする半導体集積回
    路。 3、請求項2記載の半導体集積回路であつて、上記メモ
    リマトリックスの上記複数のメモリセルはスタテツクラ
    ンダムアクセス型メモリセルであることを特徴とする半
    導体集積回路。 4、請求項2記載の半導体集積回路であつて、上記メモ
    リマトリックスの上記複数のメモリセルはダイナミック
    ランダムアクセス型メモリセルであることを特徴とする
    半導体集積回路。 5、請求項1記載の半導体集積回路であつて、上記デー
    タ出力回路は上記第1および第2の記憶回路のすくなく
    とも一方の記憶回路の相補出力信号に応答する第一のC
    MOSインバータおよび第二のCMOSインバータと、
    その制御入力端子が上記第一のCMOSインバータの出
    力に応答するとともにその出力電流経路が第一動作電位
    点とデータ出力端子との間に接続された第一のトランジ
    スタと、その制御入力端子が上記第二のCMOSインバ
    ータの出力に応答するとともにその出力電流経路が上記
    データ出力端子と第二動作電位点との間に接続された第
    二のトランジスタと、上記第一と第二のCMOSインバ
    ータと上記第一動作電位点との間に接続されるとともに
    所定の定電流を流す定電流 MOSFETとを含むことを特徴とする半導体集積回路
    。 6、請求項1記載の半導体集積回路であつて、上記アド
    レス信号を受ける入力バッファ回路をさらに具備してな
    り、上記入力バッファ回路は上記アドレス信号に相補的
    に応答する第一導電型MOSFET対と、そのドレイン
    が上記第一導電型MOSFET対に接続されるとともに
    そのゲートとドレインとがクロスカップルされた第二導
    電型MOSFET対とから構成されたフリップフロップ
    回路を含むことを特徴とする半導体集積回路。 7、請求項1記載の半導体集積回路であつて、上記アド
    レス手段はマルチエミッタトランジスタと、該マルチエ
    ミッタトランジスタの複数のエミッタに接続された複数
    の信号線と、該複数の信号線に接続された複数の電流源
    とを含むデコーダ回路を有し、 上記複数の信号線のひとつの電圧がハイレベルからロー
    レベルに変化する際上記ひとつの信号線に接続された上
    記複数の電流源のひとつは他の電流源に流れる電流より
    大きな電流を流すことを特徴とする半導体集積回路。 8、請求項1記載の半導体集積回路であつて、上記アド
    レス手段はマルチエミッタトランジスタと、該マルチエ
    ミッタトランジスタの複数のエミッタに接続された複数
    の信号線と、該複数の信号線に接続された複数の電流源
    とを含むデコーダ回路を有し、 上記複数の信号線のひとつの電圧がローレベルである間
    に上記ひとつの信号線に接続された上記複数の電流源の
    ひとつは他の電流源の電流より大きな電流を流すことを
    特徴とする半導体集積回路。
JP1053804A 1988-03-11 1989-03-08 半導体集積回路 Pending JPH023177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1053804A JPH023177A (ja) 1988-03-11 1989-03-08 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5614788 1988-03-11
JP63-56147 1988-03-11
JP1053804A JPH023177A (ja) 1988-03-11 1989-03-08 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH023177A true JPH023177A (ja) 1990-01-08

Family

ID=26394520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1053804A Pending JPH023177A (ja) 1988-03-11 1989-03-08 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH023177A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992016945A1 (en) * 1991-03-20 1992-10-01 Fujitsu Limited Semiconductor memory
US5896341A (en) * 1996-06-21 1999-04-20 Nec Corporation Synchronous semiconductor memory circuit
JP2000100170A (ja) * 1998-09-24 2000-04-07 Fujitsu Ltd 高速クロックに対応可能な入力バッファを持つ集積回路装置
JP2002510118A (ja) * 1998-04-01 2002-04-02 モサイド・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 半導体メモリ非同期式パイプライン
WO2009048426A1 (en) * 2007-10-11 2009-04-16 Hydrochem (S) Pte Ltd Process for production of polyester copolymers and a composition incorporating the copolymers

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992016945A1 (en) * 1991-03-20 1992-10-01 Fujitsu Limited Semiconductor memory
EP0530374A1 (en) * 1991-03-20 1993-03-10 Fujitsu Limited Semiconductor memory
US5315556A (en) * 1991-03-20 1994-05-24 Fujitsu Limited Semiconductor memory having improved sense amplifier
EP0530374B1 (en) * 1991-03-20 1996-11-13 Fujitsu Limited Semiconductor memory
US5896341A (en) * 1996-06-21 1999-04-20 Nec Corporation Synchronous semiconductor memory circuit
JP2002510118A (ja) * 1998-04-01 2002-04-02 モサイド・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 半導体メモリ非同期式パイプライン
US7865685B2 (en) 1998-04-01 2011-01-04 Mosaid Technologies Incorporated Semiconductor memory asynchronous pipeline
US8078821B2 (en) 1998-04-01 2011-12-13 Mosaid Technologies Incorporated Semiconductor memory asynchronous pipeline
US8122218B2 (en) 1998-04-01 2012-02-21 Mosaid Technologies Incorporated Semiconductor memory asynchronous pipeline
US8601231B2 (en) 1998-04-01 2013-12-03 Mosaid Technologies Incorporated Semiconductor memory asynchronous pipeline
US9548088B2 (en) 1998-04-01 2017-01-17 Conversant Intellectual Property Management Inc. Semiconductor memory asynchronous pipeline
JP2000100170A (ja) * 1998-09-24 2000-04-07 Fujitsu Ltd 高速クロックに対応可能な入力バッファを持つ集積回路装置
WO2009048426A1 (en) * 2007-10-11 2009-04-16 Hydrochem (S) Pte Ltd Process for production of polyester copolymers and a composition incorporating the copolymers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970008786B1 (ko) 반도체 집적회로
US6333895B1 (en) Clock synchronous semiconductor device having a reduced clock access time
US4692638A (en) CMOS/NMOS decoder and high-level driver circuit
JPH07262780A (ja) 並列出力データ経路を有する同期メモリ
US6198327B1 (en) Pulse generator with improved high speed performance for generating a constant pulse width
JPH05290581A (ja) プレチャージ用出力ドライバ回路
KR970004821B1 (ko) 출력회로
US8750014B2 (en) Tri-state driver circuits having automatic high-impedance enabling
US7061822B2 (en) Clock generator for pseudo dual port memory
JP2006196177A (ja) ビット・ライン負荷回路
JPH023177A (ja) 半導体集積回路
JP2001118388A (ja) バッファ回路
JPH04232691A (ja) サイクル・タイムを短縮したクロック動作式増幅器
JPH0580080B2 (ja)
JPH0690161A (ja) 入力回路、及び半導体集積回路
JP3109986B2 (ja) 信号遷移検出回路
US6825694B2 (en) Flip-flop circuit for use in electronic devices
US4435791A (en) CMOS Address buffer for a semiconductor memory
US6278652B1 (en) Input initial stage circuit for semiconductor memory
US5943274A (en) Method and apparatus for amplifying a signal to produce a latched digital signal
US6452976B1 (en) Data transfer circuit with reduced current consumption
JPH07221605A (ja) ラッチ回路並びにそれを用いたレジスタ回路およびパイプライン処理回路
JP2783023B2 (ja) 半導体スタティックメモリ
JPS60217725A (ja) バツフア回路
US20070188208A1 (en) Semiconductor integrated circuit