JPH07221605A - ラッチ回路並びにそれを用いたレジスタ回路およびパイプライン処理回路 - Google Patents

ラッチ回路並びにそれを用いたレジスタ回路およびパイプライン処理回路

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JPH07221605A
JPH07221605A JP6014196A JP1419694A JPH07221605A JP H07221605 A JPH07221605 A JP H07221605A JP 6014196 A JP6014196 A JP 6014196A JP 1419694 A JP1419694 A JP 1419694A JP H07221605 A JPH07221605 A JP H07221605A
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latch
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Miki Takeuchi
幹 竹内
Shinji Horiguchi
真志 堀口
Jun Eto
潤 衛藤
Takeshi Sakata
健 阪田
Katsumi Matsuno
勝己 松野
Masakazu Aoki
正和 青木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速かつ低消費電力のラッチ回路並びにそれ
を用いたレジスタ回路とパイプライン処理回路を提供す
ること。 【構成】 本発明のラッチ回路は、フリップフロップ回
路(FF回路)と、FF回路とそれを駆動する電源との
間に設けられた差動型の2つのトランジスタM12、M
13と、FF回路を電源Vccと切り離すスイッチS1
1と、FF回路をイコライズする1つのスイッチS18
とから構成される。差動型の2つのトランジスタのうち
一方M12は入力信号で制御し、他方は基準電圧または
入力信号の反転信号で制御する。2つのスイッチS1
1、S18はラッチをおこなうタイミングを与えるクロ
ック信号で制御する。本発明のレジスタ回路は、上記の
ラッチ回路を並列に2つ設け、入力信号を共通に、出力
信号を2つのラッチ回路の出力のOR論理とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック信号によって
入力データのラッチや出力を制御するラッチ回路に係わ
り、特に、単一のクロック信号の立ち上がりと立ち下が
りで動作し高速動作と低消費電力化が可能なラッチ回路
およびそれを用いたレジスタ回路、パイプライン処理回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クロック信号または制御信号の立
ち上がりか立ち下がりの一方だけで同種の動作(例え
ば、ラッチ動作)を行うように構成されたラッチ回路や
レジスタ回路などの半導体回路が広く利用されていた。
例えば、ラッチ回路は、クロック信号(制御信号)の立
ち下がり(または立ち上がり)時の入力信号をラッチし
て次段への出力信号とし、立ち上がり(または立ち下が
り)に対応してラッチを解除して入力信号をそのまま次
段への出力信号として通過させるようにしたものであ
り、また、レジスタ回路は、クロック信号の立ち下がり
(立ち上がり)時の入力信号をラッチして、その信号を
次の立ち下がり(立ち上がり)まで保持し次段への出力
信号とし続けるものであった。
【0003】図11に、ダイナミックランダムアクセス
メモリ(DRAM)に使用されている従来のアドレスバ
ッファ回路の構成例を示す。アドレスバッファ回路は、
NANDゲート91、インバータ92、Dラッチ回路9
3、NANDゲート94および94、インバータ96お
よび97から構成されており、NANDゲート91とイ
ンバータ92でアドレス信号Aiを取り込み、Dラッチ
93でラッチし、NANDゲート94、95およびイン
バータ96、97により内部アドレス信号BiT、Bi
Bを出力するものである。なお、φ1、φ2、φ3はそ
れぞれ、入力取り込み、ラッチ、出力の各タイミングを
指示する制御信号である。
【0004】NANDゲート91は、図12(a)に示
すように、pチャネルMOSFET(MOS型電界効果
トランジスタ)911と913、nチャネルMOSFE
T912と914から構成され、pチャネルMOSFE
T911とnチャネルMOSFET912、914は2
つの電源(電位固定手段)間に直列に接続され、pチャ
ネルMOSFET913はpチャネルMOSFET91
1と並列に接続されている。pチャネルMOSFET9
11とnチャネルMOSFET912のゲートにはアド
レス信号Aiが入力され、pチャネルMOSFET91
3とnチャネルMOSFET914のゲートには制御信
号φ1が入力されている。
【0005】また、Dラッチ回路93は、例えば図12
(b)に示すように、4個のpチャネルMOSFET9
31、932、935、936、4個のnチャネルMO
SFET933、934、937、938、および2個
のインバータ939、940から構成されている。そし
て、pチャネルMOSFET931、932、nチャネ
ルMOSFET933、934の4個のFET、およ
び、pチャネルMOSFET935、936、nチャネ
ルMOSFET937、938の4個のFETは、それ
ぞれ2つの固定電源の間に直列に接続されている。ま
た、nチャネルMOSFET933とpチャネルMOS
FET936のゲートは共通に接続されてイネーブル信
号Eに、pチャネルMOSFET932とnチャネルM
OSFET937のゲートは共通に接続されてインバー
タ939によって反転されたイネーブル入力Eに接続さ
れている。
【0006】さらに、pチャネルMOSFET931と
nチャネルMOSFET934のゲートは共通に接続さ
れて入力Dに、pチャネルMOSFET935とnチャ
ネルMOSFET938のゲートは共通に接続されて出
力Qに、pチャネルMOSFET932とnチャネルM
OSFET933の接続部とpチャネルMOSFET9
36とnチャネルMOSFET937の接続部とを相互
に接続し、これを出力(/Q)としている。また、出力
(/Q)はインバータ940を介して出力Qに接続され
ている。このように構成されたDラッチ回路では、イネ
ーブル入力Eが高レベルのときは入力Dがそのまま出力
Qに出力され、逆にイネーブル入力Eが低レベルのとき
は以前の状態が保持される。
【0007】図13は図11のアドレスバッファに関連
する信号の波形図である。次に、図13を用いて図11
に示した従来のアドレスバッファの動作を説明する。 (1)待機時、すなわちロウアドレスストローブ信号
(/RAS)が高レベルのときは、信号φ1とφ3が低
レベル、φ2が高レベルになる。したがって、NAND
ゲート91を構成している直列に接続された2個のnチ
ャネルMOSFETのうち低レベルの制御信号φ1が入
っているnチャネルMOSFET914の方が非導通状
態になるから、アドレス入力信号Aiの値の如何にかか
ららず、2つの電源(電位固定手段)の間に直流電流は
流れない。また、制御信号φ3が低レベルであるので、
出力信号BiT、BiBはNANDゲート94、95に
より共に低レベルになっている。
【0008】(2)次に、動作時にロウアドレスストロ
ーブ信号(/RAS)が低レベルになると、まず制御信
号φ1が高レベルになり、入力信号Aiが取り込まれ
る。この時点で制御信号φ2はまだ高レベルであるか
ら、Dラッチ93の出力には入力がそのまま現れるが、
φ3がまだ低レベルであるため、出力信号BiT、Bi
Bは低レベルのままである。 (3)次に、φ2が低レベルになり、取り込まれた入力
信号Aiがラッチされる。同時に制御信号φ3が高レベ
ルになるので、出力BiT、BiBのうちの一方が高レ
ベルになる。この後、入力信号Aiが変化しても、出力
信号BiT、BiBは変化しない。 (4)ロウアドレスストローブ信号(/RAS)が高レ
ベルに戻ると、φ1、φ2、φ3はそれぞれもとのレベ
ルに戻り、出力信号BiT、BiBは共に低レベルにな
る。
【0009】以上述べたように、DRAMのアドレスバ
ッファでは、ラッチ回路に2つの回路を前後に付加する
ことにより、アドレスバッファとして必要な条件を満た
す構成となっている。すなわち、(a)NANDゲート
91およびインバータ92は、半導体装置の電源電圧よ
り小さな振幅の入力信号Aiに対し、アドレスバッファ
の貫通電流をなくし、低消費電力を実現する。(b)N
ANDゲート94、95、インバータ96、97は、待
機時に出力信号BiT、BiBが共に低レベルになるよ
うにし、ラッチ回路93をそのまま通過してくる入力信
号Aiをストップさせる。そして、出力信号BiT、B
iBが共に低レベルであるため、すべてのワード線およ
びデータ線は非選択状態となる。
【0010】図14は、従来からよく知られているシフ
トレジスタ回路を示すものである。2つのインバータと
CMOSゲートで構成されるラッチ回路が複数個(図1
4では2個)直列に接続されている。このシフトレジス
タ回路の動作波形を図15に示す。クロック信号Set
が高レベルから低レベルに変化した時点での入力信号A
iをラッチしておき、このラッチした信号Aiを、その
後再びSetが高レベルから低レベルに変化するまでの
期間保持し続け、その間出力信号Biとして次段に送り
続けられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のラ
ッチ回路を利用したアドレスバッファ、および従来から
用いられてきたレジスタ回路には、次のような問題があ
った。まず、アドレスバッファにおいては、制御信号φ
1および制御信号φ3の立ち上がりと制御信号φ2の立
ち下がりとの間に、図13の“T”で示すように、タイ
ミングマージンが必要である。このマージンは、入力が
制御信号φ1によって取り込まれてから、Dラッチの出
力に現れるまでの遅延時間よりも長くなければならな
い。しかも、この遅延時間は製造プロセスのばらつきや
温度によって変動するので、最悪の場合でも誤動作しな
いようにするため、十分余裕を持ってマージンをとる必
要がある。制御信号φ1と制御信号φ2の間のマージン
が不足の場合、誤った信号がラッチされる恐れがあり、
制御信号φ1と制御信号φ3の間のマージンが不足の場
合、一時的に偽の信号が出力される恐れがある。特に後
者の場合には、この出力をDRAMのワード線を選択す
るアドレスの入力用として利用したとき、一時的に誤っ
たワード線が選択されてしまうことを意味し、記憶情報
を破壊をもたらす危険性がある。従って、上記のタイミ
ングマージンを大きくとる必要があるが、このことがア
ドレスバッファの動作速度を制限する要因となってい
る。
【0012】以上説明したように、従来から用いられて
きたレジスタ回路では、クロック信号の、例えば、立ち
下がり時にのみ入力信号の転送が行われている。クロッ
ク信号の立ち上がり、立ち下がりの両方の時点で入力信
号の転送ができるレジスタ回路が実現できれば、より高
速の動作が実現できるだけでなく、半導体装置の単位仕
事当りの消費電力を低減することができる。なぜなら、
通常のCPUでは、クロック信号はCPU全体に行き渡
っており、その負荷容量は極めて大きい。クロック信号
線を1度充放電する間に、例えば、パイプライン方式に
おける2回の信号転送が実現できれば、処理量当たりの
クロック信号線の充放電に要する消費電力が実効的に減
少することになる。本発明は、上記の点に鑑みてなされ
たものであり、高速かつ低消費電力のラッチ回路および
それを用いたレジスタ、パイプライン処理回路を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のラッチ回路は、
上記目的を達成するために、フリップフロップ回路(F
F)と、2つの電位固定手段(Vcc、Vss)と、、
フリップフロップに動作電位を供給するために対称的に
設けられた2つの電界効果トランジスタM12、M1
3)と、一方の電界効果トランジスタ(M12)のゲー
トに入力信号(Ai)を与える手段と、フリップフロッ
プ回路(FF)と一方の電位固定手段(Vcc)との間
の電気的接続/切り離しを制御する第1のスイッチ(S
11)と、フリップフロップ回路(FF)の相補的な出
力電位ノード(AiT0、AiT0)間の電気的接続/
切り離しを制御する第2のスイッチ(S18)を構成要
素としたことを特徴としている。また、入力信号(A
i)の電位を2つの電位固定手段(Vcc、Vss)が
与える電位の間に設定したことを特徴としている。さら
に、上記第1のスイッチ(S11)と第2のスイッチ
(S18)の接続/切り離しを制御信号(Set、Se
tB)によって相補的に、かつ同一タイミングで制御さ
れ、第1のスイッチ(S11)がオンのときに入力信号
(Ai)をラッチし、該ラッチ信号およびその反転信号
を相補的な出力信号とするとともに、第2のスイッチ
(S18)がオンのときに2つの相補的な出力信号を強
制的に同一レベルの信号にすることを特徴としている。
【0014】また、一方の電界効果トランジスタ(M1
2)のゲートにメモリアドレス入力信号の1ビットを入
力し、他方の電界効果トランジスタ(M13)のゲート
に基準電圧もしくは上記アドレス入力信号(Ai)の反
転信号を入力するとともに、それぞれの相補的な出力電
位ノードの少なくとも一方を(アドレスデコーダに)出
力するようにしたことを特徴としている。本発明のレジ
スタ回路は、上記のようなラッチ回路を2個並列に接続
し、一方の制御信号を他方の制御信号の反転信号にし、
2つのラッチ回路の入力を共通入力とし、その出力信号
のOR論理を出力とすることを特徴としている。本発明
のパイプライン処理回路は、上記レジスタ回路および該
レジスタ回路の出力信号を入力として処理を行う内部回
路からなる複合回路を、前段の内部回路の出力を次段の
レジスタ回路の入力にするように複数段縦続的に接続し
てパイプライン構成にしたことを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明のラッチ回路は、上記の回路構成、特に
2つのスイッチを設けたことにより、特に低振幅の入力
信号に対して貫通電流がなくなり、また待機状態の出力
(BiT、BiB)は共に低レベルとなる特性を有する
ようになり、低消費電力化が達成され、かつ単一の制御
信号(クロック信号)のみで制御可能になった。さらに
単一の接続信号で制御することにより、従来例のように
タイミングマージンをとる必要がなく、高速動作が可能
となる。この構成はアドレスバッファに特に有用であ
る。また、本発明のレジスタ回路は、上記ラッチ回路を
2つ並列に接続したことにより、クロック信号の立ち上
がり、立ち下がりの両方の時点で信号の転送を行うこと
が可能になり、高速かつ低消費電力の半導体装置が実現
される。また、このレジスタ回路と内部回路からなる回
路を複数段縦続的に接続することによって高速なパイプ
ライン処理が可能になる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明のラッチ回路の一実施例であ
る。図1において、フリップフロップ回路FF(図1で
は便宜的にループ状に接続された2つのインバータ回路
で表されている)とそれを駆動する電源Vccとの間
に、対称的に配置された2つのpチャネルMOSFE
T;M12とM13、およびスイッチS11が設けられ
ている。また、フリップフロップ回路FFの相補的な2
つのノードAiT0、AiB0を短絡するためのスイッ
チS18が設けられている。M12のゲートには入力信
号Aiが、M13のゲートには入力信号Aiが高レベル
か低レベルかを判定する基準となる基準電圧VREFが接
続されている。スイッチS11はクロック信号Setで
制御され、スイッチS18はクロック信号の反転信号S
etBで制御される。AiT0、AiB0はそれぞれ2
段のインバータを通して出力信号BiT、BiBとなっ
ている。ここで、2段のインバータを介さず、AiT
0、AiB0を直接次段の入力に接続しても、フリップ
フロップ回路のバランスを壊さない構成であるかぎり問
題ない。フリップフロップ回路は、図3で後述するよう
な相補型MOSトランジスタ(CMOS)で構成するの
が望ましいが、その他の構成でもよい。しかし、CMO
Sで構成すれば貫通電流がほとんど流れないので、低消
費電力の観点から他の構成より有利である。
【0017】図2は図1のラッチ回路の動作波形を示す
図である。次に、図2を用いて図1のラッチ回路の動作
を説明する。 (1)まず、待機状態ではSetは低レベル、SetB
は高レベルにあり、スイッチS11はオフされ、フリッ
プフロップ回路は機能しない。そして、低振幅の入力信
号Aiに対しても、ラッチ回路には貫通電流が流れな
い。一方、スイッチS18はオン状態にあり、AiT
0、AiB0はフリップフロップ回路を構成するnチャ
ネルMOSトランジスタのしきい電圧程度の低レベルに
イコライズされている。この結果、出力信号BiT、B
iBは共に低レベルとなっている。
【0018】(2)次に、動作時にはSetが高レベル
に、SetBが低レベルとなる。この結果、フリップフ
ロップ回路FFが動作し、入力信号Aiの信号レベルに
応じて、AiT0は高レベルまたは低レベルに、AiB
0はその相補的レベルになる。すなわち、入力信号Ai
がVREFより高電位の場合には、M12がM13より高
抵抗となり、AiT0は高レベルに、AiB0は低レベ
ルになる。逆に、入力信号AiがVREFより低電位の場
合には、M12がM13より低抵抗となり、AiT0は
低レベルに、AiB0は高レベルになる。この後、入力
信号Aiのレベルが変化しても、AiT0、AiB0の
電位はフリップフロップ回路によりラッチされているの
で、反転することはない。AiT0、AiB0の電位
は、2段のインバータを通して出力信号BiT、BiB
となる。 (3)SetBが再び高レベルにもどると、スイッチS
18がオンになり出力AiT0、AiB0は短絡され、
BiT、BiBは共に低レベルに戻る。
【0019】図1および図2で説明した本発明のラッチ
回路の一実施例によれば、接地電圧より高く電源電圧よ
り低い低振幅の入力信号に対して、待機時、動作時共に
貫通電流が流れない。また、待機時には出力信号Bi
T、BiBが共に低レベルとなる特性を有するので、例
えば、アドレスバッファに好適なラッチ回路が得られ
る。かつ、単一のクロック信号のみで制御されるので、
従来のようにクロック信号間にタイミングマージンを設
けることが不要であり、高速動作が可能という効果があ
る。なお、本発明では、スイッチS11を電源Vcc側
に設けたが、接地電位Vss側に設けてもよい。その場
合は、AiT0、AiB0とBiT、BiBとの間のイ
ンバータの段数を奇数段とすることにより、待機時には
出力信号BiT、BiBが共に低レベルとなる。また、
M12、M13の代わりに、2つのnチャネルMOSF
ETをVss側に設けてもよい。以上述べたように、本
実施例におけるラッチ回路の特徴をまとめると以下のよ
うになる。(1)低振幅の入力信号Aiに対して貫通電
流が流れず、また出力は電源電圧レベルである。(2)
待機状態では出力BiTおよびBiBがともに低レベル
になる。(3)ラッチのタイミングは単一の制御信号
(クロック信号)Setで制御される。
【0020】図3(a)は、図1のフリップフロップ回
路をCMOSで構成し、スイッチS11をpチャネルM
OSFET;M11で構成し、スイッチS18をnチャ
ネルMOSFET;M18で構成した場合の本発明の一
実施例である。図3において、フリップフロップ回路F
FはpチャネルMOSFET;M14、M15およびn
チャネルMOSFET;M16、M17で構成されてい
る。スイッチ11はpチャネルMOSFETで構成して
いるので、クロックの反転信号SetBで制御される。
【0021】本発明のラッチ回路によれば、接地電圧よ
り高く電源電圧より低い低振幅の入力信号Aiに対し
て、待機時および動作時共に貫通電流が流れない。ま
た、待機時には出力信号BiT、BiBが共に低レベル
となる特性を有するので、例えば、アドレスバッファに
好適なラッチ回路が得られる。かつ、1つのクロック信
号のみで制御されるので、従来のようなクロック信号間
のタイミングマージンが不要になるので、高速動作が得
られる効果がある。なお、図3(b)に示すように、ト
ランジスタM18の代わりに、ノードAiT0、AiB
0それぞれを別個に接地電位に接続する2つのnチャネ
ルMOSFET;M18T、M18Bを設けてもよい。
この場合、待機時のAiT0、AiB0の電位が0Vに
正確に等しくなるので、例えば、本発明の実施例をDR
AMのアドレスバッファに用いた場合に、非選択のデー
タ線やワード線が誤って選択される誤動作に対して、よ
り信頼性の高いアドレスバッファが得られる効果があ
る。
【0022】図4は、2つのラッチ回路を並列に接続し
て構成した本発明のレジスタ回路の一実施例を示す図で
ある。図4のラッチ回路0(あるいは1)は、待機時に
は出力値AiT0およびAiB0(あるいはAiT1お
よびAiB1)がともに低レベルとなる特性を持つもの
で、例えば、図1に示された回路10で実現される。2
つのラッチ回路0および1の入力信号Aiは共通であ
り、ラッチ回路0にはクロック信号SetBが、ラッチ
回路1にはクロック信号SetBの反転信号Setが加
えられる。動作時にはクロック信号の立ち上がりおよび
立ち下がりのタイミングでラッチ回路0および1によっ
て交互に取り込まれ、ラッチされる。出力信号BiBに
は出力信号BiTの反転信号が出力される。出力信号B
iTは、OR論理回路55によって、出力信号AiT0
とAiT1のOR論理として得られる。また、出力信号
BiBは、OR論理回路50によって、出力信号AiB
0とAiB1のOR論理として得られる。
【0023】図5は図4のレジスタ回路の動作波形を示
す図である。次に、図5を用いて図4のレジスタ回路の
動作を説明する。クロック信号Setが立ち上がり、そ
の反転信号SetBが立ち下がると、これに同期して入
力信号Aiがラッチ回路0に取り込まれてラッチされ、
出力信号AiT0およびAiB0に出力される。Set
立上り後に入力信号Aiが変化しても、出力信号AiT
0およびAiB0は変化しない。一方、ラッチ回路1は
このとき待機状態となるので、出力信号AiT1および
AiB1はともに低レベルとなる。この結果、これらの
OR論理である出力信号BiTおよびBiBは、それぞ
れ出力信号AiT0およびAiB0に一致する。すなわ
ち、Set立上り時の入力信号Aiに対応した信号が、
ラッチして出力される。次に、クロック信号Setが立
ち下がり、その反転信号SetBが立ち上がると、これ
に同期して入力信号Aiがラッチ回路1に取り込まれて
ラッチされ、出力AiT1およびAiB1に出力され
る。一方、ラッチ回路0は待機状態となるので、出力A
iT0およびAiB0は低レベルとなる。この結果、こ
れらのOR論理である出力BiTおよびBiBは、それ
ぞれAiT1およびAiB1に一致する。すなわち、S
et立ち下がり時の入力信号Aiに対応した信号が、ラ
ッチして出力される。
【0024】このようにして、本発明のレジスタ回路で
は、入力信号Aiはクロック信号の立ち上がりおよび立
ち下がりの両方のタイミングでラッチ回路0および1に
よって交互に取り込まれラッチされる。したがって、ク
ロック信号の2倍の周期でデータ処理が可能な高速な回
路が得られる。また、特にCPUにおいては、本発明の
レジスタ回路により消費電力が低減される。なぜなら、
クロック信号の、例えば、立ち下がり時においてのみ入
力信号を転送出力する図14に示すような従来のレジス
タ回路の場合、クロック信号線の1回の充放電の間、信
号の転送は1度行われるのみである。これに対し、本発
明のレジスタ回路によれば、クロック信号線の1回の充
放電の間に、2回の信号転送を行うことができる。この
結果、単位仕事当りの消費電力を低減できる。CPUで
はクロック信号はチップ全体に行き渡っており、その負
荷容量は大きい。したがって、本発明のレジスタ回路に
よる消費電力低減効果は、極めて大きい。以上のよう
に、図4および図5で説明した本発明のレジスタ回路に
よれば、高速かつ低消費電力の半導体装置が得られる効
果がある。
【0025】図6は、図4のレジスタ回路の具体的回路
の一例である。図6においては、図4のラッチ回路0お
よび1が、図3に示されたラッチ回路10Aと同様な回
路で構成されている。図4のラッチ回路0(あるいは
1)として必要とされる特性、すなわち待機時にはその
出力AiT0およびAiB0(あるいはAiT1および
AiB1)が低レベルであるという特性が、図1と同様
な回路により、極めて簡単な構成で実現できる。したが
って、本発明のレジスタ回路は小面積で実現でき、メモ
リにおけるアドレス入力に対するレジスタ回路や、CP
Uにおけるパイプラインのバッファ回路など、数多くの
レジスタ回路が必要となる半導体装置に対して、図6の
本発明のレジスタ回路は極めて有用のものである。
【0026】図7は、図3に示す本発明のラッチ回路1
0Aを半導体メモリ(例えば、DRAM)のアドレスバ
ッファに適用した例である。アドレスバッファはnビッ
トの入力アドレス信号Ai(i=1〜n)をラッチする
n個のラッチ回路10Aで構成される。ラッチされた出
力信号BiTおよびその反転信号BiBはプリデコーダ
に送られ、さらにデコーダ・ドライバに送られる。これ
らの論理回路により、信号Aiに対応した一本のワード
線WLが選択される。この結果、DRAMセルのキャパ
シタはデータ線DLに電気的に接続され、データの読み
出しまたは書き込みが行われる。
【0027】図8は、図7における動作波形を示す図で
ある。ロウアドレスストローブ信号(/RAS)の立ち
下がりによりロウアドレスの取り込み指示されると、図
3の回路におけるSetBが立ち下がり、入力アドレス
信号Aiが取り込まれラッチされる。この結果、入力ア
ドレス信号Aiと一致した出力信号BiTおよびその反
転信号BiBがプリデコーダに送られる。なお、ロウア
ドレスストローブ信号(/RAS)立ち下がり後信号A
iが変化しても、出力信号BiT、BiBは変わらない
ので、正しいアドレスが取り込まれ、誤動作することは
ない。図7ではワード線を選択するための回路を示した
が、データ線を選択して入出力線に接続する回路につい
ても同様に構成できる。本発明の実施例によれば、アド
レスバッファとして図3の回路を用いるため、メモリの
電源電圧より小さな振幅の入力信号Aiに対して貫通電
流がない。また待機時には出力BiT、BiBがともに
低レベルなので、プリデコーダから高レベルの出力がデ
コーダ・ドライバに送られることはなく、全てのワード
線もしくはデータ線を非選択状態にすることができる。
さらに、本発明のアドレスバッファは、ただ1つのタイ
ミング信号SetBにより制御されるので、例えば、図
11に示す従来のアドレスバッファにおける図13に示
すタイミングマージンTが不要となり、高速動作のアド
レスバッファが得られる効果がある。
【0028】図9は、図4に示す本発明のレジスタ回路
をパイプライン方式におけるバッファ回路に適用した実
施例である。パイプライン方式においては、内部回路
を、例えば、図9に示すように3つに分割し、クロック
信号Setに同期して内部回路1、2および3のそれぞ
れが前段に設けられたバッファ回路からのデータを入力
して流れ作業的に処理が行われる。図9は、各内部回路
ごとに置かれるバッファ回路として図4に示したレジス
タ回路30を用いた例である。該レジスタ回路30を用
いると、周期的に2つのレベルの間を変化するクロック
信号Setにより、Setの立ち上がり、立ち下がりの
両方の時点で、前段の内部回路の出力が次段の内部回路
の入力として受け渡される。半導体装置では、通常、異
なる入力に対してできるだけ高速に次々と出力を得るこ
とが要求される。例えば、内部回路1、2および3の各
処理速度がほぼ同等となるように内部回路を分割し、図
9に示すようなパイプラインを構成すれば、単一の回路
を用い、全ての処理が終了してから次の入力を行う非パ
イプライン方式に比べ、約3倍に高速化することができ
る。
【0029】さらに、Setの立ち上がり、立ち下がり
の両方の時点でデータの転送が行われるので、単位仕事
当りの消費電力を低減できる。それは次の理由による。
クロック信号線は内部回路全体に広がるため、大きな寄
生容量60を持つ。したがって、Setの立ち下がり時
点でのみデータの転送が行われる、例えば、図14に示
すような従来のレジスタ回路をバッファにした場合に比
べ、単位仕事当りにクロック信号線の大きな寄生容量6
0を充放電する電流が減少し、低消費電力化が可能とな
る。また、従来の半分のクロック周波数で従来と同等の
動作速度が得られるので、高速化する際のクロック信号
線の遅延時間を考慮したレイアウトが楽になり、設計が
容易になる。すなわち、本発明の実施例によれば、高速
動作かつ低消費電力の半導体装置が得られる効果があ
る。
【0030】図10は、図4の本発明のレジスタ回路を
パイプライン方式におけるバッファ回路に適用した別の
実施例である。図9との違いは、前段の内部回路から、
次段の内部回路へのデータ転送が、接地電位VSSより
大きな電位VCLから半導体装置の電源電圧VCCより
小さな電位VCHまでの低振幅で行われるようにしたこ
とである。例えば、内部回路1と内部回路2とが離れた
位置にレイアウトせざるを得ない場合、データの転送線
には大きな寄生容量70、80が負荷される。データ転
送の振幅を小さくすることにより、例えば、寄生容量7
0の充放電に要する電流が減少し、半導体装置の低消費
電力化を図ることができる。
【0031】データの転送線に大きな寄生容量が負荷さ
れる例としては、例えば、DRAMにおいてアドレスの
入力部からメモリアレー部までの間にバッファを設ける
場合などがある。DRAMにおいてアドレスの入力パッ
ドから離れた位置にあるメモリアレーブロックを選択す
る場合、選択線は大きな寄生容量を持たざるを得ない。
各メモリアレーブロックの近くにバッファを設け、低振
幅でデータを転送することにより、消費電力を小さくす
ることができる。すなわち、本実施例によれば、低消費
電力の半導体装置が得られる効果がある。なお、前段の
内部回路から次段の内部回路へのデータ転送に際して、
前段の内部回路の出力値のみでなく、その反転値を合わ
せて転送してもよい。この時、例えば、図6の回路で構
成されるレジスタ回路において、pチャネルMOSFE
TM33およびM43のゲートへの入力として、基準電
圧VREFの代わりに、上記反転値を用いることにより、
雑音耐性に優れた半導体装置が得られる効果がある。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、高速動作かつ低消費電
力が可能なラッチ回路並びに該ラッチ回路を用いたレジ
スタ回路およびパイプライン処理回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラッチ回路の一実施例を示す図であ
る。
【図2】本発明のラッチ回路の動作波形図である。
【図3】本発明のラッチ回路の具体的構成例を示す図で
ある。
【図4】本発明のレジスタ回路の一実施例を示す図であ
る。
【図5】本発明のレジスタ回路の動作波形図である。
【図6】本発明のレジスタ回路の具体的構成例を示す図
である。
【図7】本発明のラッチ回路をアドレスバッファに適用
した構成例を示す図である。
【図8】本発明のラッチ回路をアドレスバッファに適用
した場合の動作波形図である。
【図9】本発明のレジスタ回路をパイプライン方式にお
けるバッファ回路に適用した例を示す図である。
【図10】本発明のレジスタ回路をパイプライン方式に
おけるバッファ回路に適用した別の例を示す図である。
【図11】従来のアドレスバッファの回路構成を示す図
である。
【図12】NAND回路91およびDラッチ回路の具体
的構成例を示す図である。
【図13】従来のアドレスバッファの動作波形図であ
る。
【図14】従来のレジスタ回路を示す図である。
【図15】従来のレジスタ回路の動作波形図である。
【符号の説明】
1〜3 内部回路 10、10A ラッチ回路 30 レジスタ回路 50、55 OR回路 M11〜M15、M31〜M35、M41〜M45 p
チャネルMOSFET M16、M17、M36、M37、M38、M46、M
47、M48 nチャネルMOSFET S11、S18 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪田 健 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 松野 勝己 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 青木 正和 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、フリップフロップ回路と、
    該フリップフロップ回路を駆動する2つの電位固定手段
    と、該フリップフロップに動作電位を供給するために上
    記2つの電位固定手段のいづれか一方と上記フリップフ
    ロップ回路との間に対称的に設けられた2つの電界効果
    トランジスタと、該2つの電界効果トランジスタの一方
    のゲートに入力信号を与える手段と、上記フリップフロ
    ップ回路と上記2つの電位固定手段のいずれか一方との
    間の電気的接続/切り離しを制御する第1のスイッチ
    と、上記フリップフロップ回路における2つの相補的な
    出力電位ノード間の電気的接続/切り離しを制御する第
    2のスイッチを構成要素とすることを特徴とするラッチ
    回路。
  2. 【請求項2】 上記入力信号の電位を上記2つの電位固
    定手段が与える電位の間になるように設定したことを特
    徴とする請求項1記載のラッチ回路。
  3. 【請求項3】 上記第1のスイッチと第2のスイッチの
    接続/切り離しは、制御信号によって、相補的に、かつ
    同一タイミングで制御され、上記第1のスイッチが接続
    状態のときに上記入力信号をラッチし、該ラッチ信号お
    よびその反転信号を相補的な出力信号とするとともに、
    上記第2のスイッチが接続状態のときに上記2つの相補
    的な出力信号を同一レベルの信号にすることを特徴とす
    る請求項1または2記載のラッチ回路。
  4. 【請求項4】 上記2つの電界効果トランジスタのう
    ち、一方の電界効果トランジスタのゲートにメモリアド
    レス入力信号の1ビットを入力し、他方の電界効果トラ
    ンジスタのゲートに基準電圧もしくは上記アドレス入力
    信号の反転信号を入力するとともに、それぞれの相補的
    な出力電位ノードの少なくとも一方を(アドレスデコー
    ダに)出力するようにしたことを特徴とする請求項1〜
    3いずれかに記載のラッチ回路。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載のラッチ回路を2
    個並列に接続し、該2つのラッチ回路のうち一方の制御
    信号を他方の制御信号の反転信号にするとともに、上記
    2つのラッチ回路の入力を共通入力とし、上記2つのラ
    ッチ回路の出力信号のOR論理を出力とすることを特徴
    とするレジスタ回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のレジスタ回路および該レ
    ジスタ回路の出力信号を入力として処理を行う内部回路
    からなる回路を、前段の内部回路の出力を次段のレジス
    タ回路の入力にするように複数段縦続的に接続して構成
    したことを特徴とするパイプライン処理回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328976A (ja) * 1998-03-20 1999-11-30 Cypress Semiconductor Corp 単一サイクル読み取り/書き込み動作を実施する回路と方法、並びに上記回路を備えて上記方法を実行するランダムアクセスメモリ
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