JP2569733Y2 - 流体封入式マウント - Google Patents

流体封入式マウント

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JP2569733Y2
JP2569733Y2 JP874992U JP874992U JP2569733Y2 JP 2569733 Y2 JP2569733 Y2 JP 2569733Y2 JP 874992 U JP874992 U JP 874992U JP 874992 U JP874992 U JP 874992U JP 2569733 Y2 JP2569733 Y2 JP 2569733Y2
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JP874992U
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Inventor
成田信彦
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エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のエンジン等の
振動体を防振支持するマウントに関し、特に、内部に流
体を封入した流体封入式マウントに関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】一般に、自動車のエンジ
ン等の振動体にあっては、その回転状態、すなわち、回
転数に応じて周波数や振幅の異なる種々の振動が発生す
るため、このような広範囲の振動を効果的に減衰し得る
防振装置(マウント)が強く要望されている。
【0003】このような広範囲の振動を減衰する防振装
置としては、例えば、特開昭62−220729号公報
に開示された防振装置が既に知られていて、この防振装
置は、図4に示すように、内部に液体を充填したゴム状
弾性体からなる2つの袋体17、18を対向させて配設
するとともに、両袋体17、18間を大径のオリフィス
管19と小径のオリフィス管20とでそれぞれ連通し、
さらに、各オリフィス管19、20にそれぞれ開閉弁2
1、22を設けるとともに、各開閉弁21、22の開閉
を制御するコントローラ23を設けて構成したものであ
って、振動体側から入力する振動の種類に応じて、大径
のオリフィス管19または小径のオリフィス管20を使
い分けることで、入力する種々の振動を減衰するように
なっている。
【0004】しかしながら、上記のように構成される防
振装置にあっては、大径のオリフィス管19と小径のオ
リフィス管20の2本のオリフィス管19、20しか設
けられていないために、2種類の減衰特性しか得ること
ができず、そのため、自動車のエンジン等のように種々
の振動が発生する箇所に用いた場合には、全ての振動に
対応することができない。
【0005】もっとも、袋体17、18を連通するオリ
フィス管の数を増やせば、そのオリフィス管の本数に応
じた減衰特性が得られることになるので、種々の振動に
対応することは可能となるが、この場合にはオリフィス
管の本数が多くなるので全体が大型化してしまうという
問題点があった。
【0006】この考案は前記のような従来のもののもつ
問題点を解決したものであって、全体を大型化すること
なく複数の減衰特性を得ることができて、自動車のエン
ジン等のように種々の振動が発生する箇所においても、
発生する振動を効果的に減衰することのできる流体封入
式マウントを提供することを目的とするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記の問題点を解決す
るためにこの考案は、隔壁の上面側に弾性体で囲まれた
主流体室を、下面側にダイアフラムで囲まれた副流体室
をそれぞれ形成して、両流体室内に作動流体を封入する
とともに、前記隔壁内に伸縮性の材料からなるチューブ
を設けて、その一端を前記主流体室側に、その他端を前
記副流体室側にそれぞれ開口させ、さらに、前記隔壁内
に制御流体を充填可能とするとともに、この制御流体の
充填量をアクチュエータの作動により調整可能とし、前
記アクチュエータの作動により前記隔壁内への制御流体
の充填量を調整することにより、前記チューブが有効断
面積を変化させるという手段を採用したものである。
【0008】
【作用】この考案は前記のような手段を採用したことに
より、アクチュエータの作動により隔壁内に充填される
制御流体の充填量を調整すると、そのときの制御流体の
充填量に応じて隔壁内のチューブがその有効断面積を変
化させることになる。したがって、アクチュエータの作
動により隔壁内に充填される制御流体の充填量を調整す
れば、隔壁内のチューブの有効断面積を無段階に調整で
きることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示すこの考案の実施例について
説明する。図1〜図3には、この考案による流体封入式
マウントの一実施例が示されていて、図1は全体を示す
概略縦断面図、図2および図3は図1に示すものの作動
状態を示す説明図である。
【0010】すなわち、この実施例に示す流体封入式マ
ウントは、隔壁1の上面側に弾性体2で囲まれた主流体
室3を形成するとともに、隔壁1の下面側にダイアフラ
ム4で囲まれた副流体室5を形成して、両流体室3、5
内にそれぞれ水や油等の非圧縮性の作動流体6を封入
し、さらに、隔壁1内に伸縮性の材料からなるチューブ
10を設けて、その一端を主流体室3側に、他端を副流
体室5側にそれぞれ開口させ、さらに、前記隔壁1内に
制御流体11を充填可能、かつ、隔壁1に連結されるア
クチュエータ12の作動により充填量を調整可能とした
ものである。
【0011】前記隔壁1は内部が中空で円板状をなすと
ともに、側面側には隔壁1の内外を連通する導入管9が
連結されており、この導入管9にアクチュエータ12が
連結されるようになっている。また、隔壁1の上面側の
適宜に位置には、隔壁1の内外を貫通する開口部7が穿
設されているとともに、隔壁1の下面側の適宜の位置に
も、隔壁1の内外を貫通する開口部8が穿設されてい
る。
【0012】一方、前記隔壁1内には伸縮性の材料から
なる前記チューブ10が収納されていて、このチューブ
10の一端は隔壁1の上面側の開口部7に連結され、チ
ューブ10の他端は隔壁1の下面側の開口部8にそれぞ
れ連結されるようになっている。したがって、隔壁1の
上面側の主流体室3と隔壁1の下面側の副流体室5との
間は、前記チューブ10を介して連通するようになって
おり、このチューブ10が主流体室3と副流体室5との
間を連通するオリフィスとなっている。
【0013】また、前記隔壁1内には導入管9を介して
油等の制御流体11が充填可能となっていて、この制御
流体11は隔壁1内に収納されている前記チューブ10
の外周面側に作用するようになっている。この場合、前
記隔壁1内に充填される制御流体11の充填量、すなわ
ち圧力は導入管9に連結されているアクチュエータ12
の作動によって適宜の値に調整可能となっている。
【0014】前記隔壁1の周縁部には、筒状をなす上ケ
ース13の下端部がかしめ付けられているとともに、こ
の上ケース13の上端部には弾性体2が所望の形状に加
硫接着されており、この弾性体2の内面と前記隔壁1の
上面との間で水や油等の作動流体6を封入した前記主流
体室3が形成されるようになっている。また、前記弾性
体2の上部には、ボス部16が埋設されていて、このボ
ス部16は振動体である図示しないエンジン側に連結さ
れるようになっている。
【0015】前記隔壁1の周縁部には、椀形状をなす下
ケース14の周縁部がかしめ付けられており、この下ケ
ース14の周縁部と前記隔壁1の下面周縁部との間で前
記ダイアフラム4の周縁部が挟持固定されるようになっ
ており、このダイアフラム4の上面と前記隔壁1の下面
との間で水や油等の作動流体6を封入した前記副流体室
5が形成されるようになっている。また、前記下ケース
14の適宜の位置には、前記ダイアフラム4の下面側を
大気開放するための孔15が穿設されており、この下ケ
ース14は図示しない支持体であるシャーシ側に連結さ
れるようになっている。
【0016】そして、上記のように構成した流体封入式
マウントの隔壁1内に、アクチュエータ12の作動によ
り導入管9を介して制御流体11を充填すると、そのと
きの制御流体11の充填量、すなわち圧力に応じて、隔
壁1内のチューブ10がその有効断面積を変化させるこ
とになる。
【0017】すなわち、隔壁1内に充填される制御流体
11の量が多い場合、すなわち圧力が高い場合には、図
2に示すように、隔壁1内に収納されているチューブ1
0に作用する制御流体11の圧力が大きいので、チュー
ブ10は径方向内方に大きく縮小変形して有効断面積を
狭めることになる。したがって、有効断面積の小さい小
径のオリフィス10が得られることになる。
【0018】また、隔壁2内に充填される制御流体11
の量が少ない場合、すなわち圧力が低い場合には、図3
に示すように、隔壁1内に収納されているチューブ10
に作用する制御流体11の圧力が小さいので、チューブ
10は図2に示す状態よりも径方向外方に膨脹変形して
有効断面積を拡張させることになる。したがって、図2
に示すもののよりも有効断面積の大きい大径のオリフィ
ス10が得られることになる。
【0019】このように、この実施例による流体封入式
マウントは、隔壁1内に充填される制御流体11の量を
アクチュエータ12の作動により調整することによっ
て、隔壁1内に収納されているチューブ10の有効断面
積を所望の値に調整できるので、隔壁1内に充填される
制御流体11の量を制御すれば、自動車のエンジン等の
ように、エンジンの回転数に応じた種々の振動が発生す
る箇所においても、それらの種々の振動に合わせた有効
断面積のチューブ10(オリフィス)を得ることができ
ることになり、これにより、種々の振動に対して優れた
減衰性を発揮できることになる。
【0020】また、この場合、1本のチューブ10を使
用して、制御流体11の隔壁1内への充填量によりチュ
ーブ10の有効断面積を調整するようにしたので、全体
を大型化することなく、複数の種類のオリフィス10を
得ることができることになる。
【0021】
【考案の効果】この考案は前記のように、隔壁内に伸縮
の材料からなるチューブを設けて、このチューブの一
端を主流体室側に、他端を副流体室側に開口させるとと
もに、隔壁内に制御流体を充填可能、かつ、充填量をア
クチュエータの作動により調整可能としたことにより、
隔壁内に充填される制御流体の充填量を調整することに
より、隔壁内のチューブ、すなわちオリフィスの有効断
面積を所望の値に設定することができることになり、こ
れにより、振動体が自動車等のエンジン等のように種々
の振動が発生するものであっても、それらの種々の振動
に応じた有効断面積のオリフィスを得ることができるこ
とになり、これにより、種々の振動に対して優れた減衰
性を発揮できることになる。
【0022】また、主流体室と副流体室との間を1本の
チューブ(オリフィス)で連通して、そのチューブの有
効断面積を隔壁内に充填される制御流体の充填量によっ
て調整可能としたので、全体を大型化することなく複数
のオリフィスを得ることができることになり、これによ
り、コンパクトで減衰性に優れる流体封入式マウントを
提供することができることになる等の優れた効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による流体封入式マウントの一実施例
を示した概略縦断面図である。
【図2】図1に示すものの作動状態を示した説明図であ
る。
【図3】図1に示すものの作動状態を示した説明図であ
る。
【図4】従来の防振装置を示した概略図である。
【符号の説明】
1……隔壁 2……弾性体 3……主流体室 4……ダイアフラム 5……副流体室 6……作動流体 7……開口部 8……開口部 9……導入管 10……チューブ(オリフィス) 11……制御流体 12……アクチュエータ 13……上ケース 14……下ケース 15……孔 16……ボス部 17、18……袋体 19……大径のオリフィス管 20……小径のオリフィス管 21、22……開閉弁 23……コントローラ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁(1)の上面側に弾性体(2)で囲
    まれた主流体室(3)を、下面側にダイアフラム(4)
    で囲まれた副流体室(5)をそれぞれ形成して、両流体
    室(3)(5)内に作動流体(6)を封入するととも
    に、前記隔壁(1)内に伸縮性の材料からなるチューブ
    (10)を設けて、その一端を前記主流体室(3)側
    に、その他端を前記副流体室(5)側にそれぞれ開口さ
    せ、さらに、前記隔壁(1)内に制御流体(11)を充
    填可能とするとともに、この制御流体(11)の充填量
    をアクチュエータ(12)の作動により調整可能とし、
    前記アクチュエータ(12)の作動により前記隔壁
    (1)内への制御流体(11)の充填量を調整すること
    により、前記チューブ(10)が有効断面積を変化させ
    ることを特徴とする流体封入式マウント。
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JPH0569428U JPH0569428U (ja) 1993-09-21
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