JP2569726B2 - 対人追従装置 - Google Patents

対人追従装置

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JP2569726B2
JP2569726B2 JP63133671A JP13367188A JP2569726B2 JP 2569726 B2 JP2569726 B2 JP 2569726B2 JP 63133671 A JP63133671 A JP 63133671A JP 13367188 A JP13367188 A JP 13367188A JP 2569726 B2 JP2569726 B2 JP 2569726B2
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裕治 竹尾
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日本電装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば局所的に冷房を行うスポットクー
ラ等に使用され、その作用方向を人に追従させるように
制御する対人追従装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば局所的に冷房を行うスポットクーラにお
いては、吹出方向の固定された冷房ダクトによる冷房
や、吹出方向を周期的に変更するようにした冷房ダクト
による冷房が一般的に行われていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従前のスポットクーラでは、冷房を目的と
しているスポットクーラの作用方向が単に固定された
り、予め定められた範囲内で作用方向が変更されたりし
ているだけであった。このため、冷房される人が動き回
って冷房範囲から外れた場合には、その人に冷風が当た
らなくなり、冷房感が不足することになった。
即ち、スポットクーラ等のように局所的な作用を行う
装置の作用方向が人の動きとは無関係に設定されている
のが現状であった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、作用方向を人の動きに対応して追従さ
せることが可能であり、加えて複数の人に対応して適宜
に作用方向を変更することが可能な対人追従装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明においては、第
1図に示すように方向性のある第1の検知領域を有し、
その検知領域内の人に対して信号波を送出しその反射波
を受信することにより人を検知する第1の検知手段100
と、方向性のある第2の検知領域を有し、その検知領域
内の人に対して信号波を送出しその反射波を受信するこ
とにより人を検知する第2の検知手段200と、第1及び
第2の検知手段100,200による第1及び第2の検知領域
の方向を一体的に変更する検知方向変更手段500と、第
1及び第2の検知領域の間に、第1及び第2の検知手段
100,200のうち一方の検知手段から信号波を送出しその
反射波を他方の検知手段100,200にて受信することによ
り人を検知するようにした第3の検知領域を設定し、第
1又は第2の検知手段100,200のいずれか一方により人
が検知された場合に、その人が第3の検知領域内にて検
知されるように検知方向変更手段500を作動制御する第
1の制御手段300と、第1及び第2の検知手段100,200に
より第1及び第2の検知領域内にてそれぞれ別々の人が
検知されると共に第3の検知領域内にて人が検知されな
い場合に、少なくともどちらか一方の人が第3の検知領
域内にて検知されるように検知方向変更手段500を作動
制御する第2の制御手段400とを設けている。
[作用] 従って、第1又は第2の検知手段100,200のいずれか
一方により人が検知されることにより、第1の制御手段
300はその人が第3の検知領域内にて検知されるように
検知方向変更手段500を作動制御して第1及び第2の検
知領域の方向を変更する。又、第1及び第2の検知手段
100,200により第1及び第2の検知領域内にてそれぞれ
別々の人が検知されると共に第3の検知領域内にて人が
検知されないことにより、第2の制御手段400は少なく
ともどちらか一方の人が第3の検知領域内にて検知され
るように検知方向変更手段500を作動制御して第1及び
第2の検知領域の方向を変更する。
[第1実施例] 以下、この発明をスポットクーラに具体化した第1実
施例を第2図〜第8図に基いて詳細に説明する。
第3図に示すように、スポットクーラ1の正面上部中
央には、冷風を人に対してスポット的に当てて冷房する
冷房ダクト2が左右方向に回動可能に支持されている。
この冷風ダクト2の先端部下面には、同ダクト2を人
に追従して回動させる対人追従装置を構成する対人追従
センサ3が固設されている。対人追従センサ3は第1及
び第2の検知手段としての送受兼用の第1及び第2の超
音波センサS1,S2よりなり、各超音波センサS1,S2はそれ
ぞれセラミック素子の圧電効果を利用した超音波送受波
器とラッパ状の開口部を備えたマイクロホンとから構成
されている。
第6〜8図に示すように、第1の超音波センサS1は方
向性のある第1の検知領域Z1をもって人等の物体を検知
するものである。即ち、第1の超音波センサS1は第1の
検知領域Z1内の人(人以外の物体を含む、以下同様)に
対して信号波としての超音波を送出しその反射波を受信
することにより人を検知する。又、第2の超音波センサ
S2は方向性のある第2の検知領域Z2をもって人等の物体
を検知するものである。即ち、第2の超音波センサS2は
第2の検知領域Z2内の人に対して超音波を送出しその反
射波を受信することにより人を検知する。
第1及び第2の超音波センサS1,S2は互いに距離lだ
け隔てて配設されると共に、その中心軸線が角度θをな
すように配設されている。これによって、各超音波セン
サS1,S2に対応する各検知領域Z1,Z2の一部が重なってな
る共通領域Wが形成されている。即ち、共通領域Wは第
1又は第2の超音波センサS1,S2のいずれによっても人
を検知し得る領域である。
更に、この実施例では、位置Cに人が存在するのか否
かを判別するための第3の検知領域Z3を設定している。
即ち、この第3の検知領域Z3は第1及び第2の検知領域
Z1,Z2の間に設定され、第1の超音波センサS1から超音
波を送出しその反射波を第2の超音波センサS2にて受信
することにより人を検知するようにした領域である。そ
して、第3の検知領域Z3は共通領域Wを包含するように
延び、共通領域W内に人が位置するか否かをも検知し得
る。
第4図に示すように、冷風ダクト2の基部は、スポッ
トクーラ1内にて支軸4により左右方向に回動可能に支
持された取付筒5に対して連結されている。又、スポッ
トクーラ1内には、冷風ダクト2と共に対人追従センサ
3を回動させて各検知領域Z1〜Z3の方向を一体的に変更
するための検知方向変更手段としての駆動モータ6が配
設されている。この実施例では、駆動モータ6として同
期モータが使用され、モータ回転速度を負荷の大小にか
かわらず一定にすることができるようになっている。駆
動モータ6にはその回転を減速する減速装置7が接続さ
れ、同減速装置7の出力軸(図示略)には駆動アーム8
が取付けられている。そして、取付筒5はその内面に取
着した回動部材9及びリンク部材10を介して減速装置7
の駆動アーム8に駆動連結されている。
従って、駆動モータ6が駆動されることにより、減速
装置7にて減速された回転が駆動アーム8、リンク部材
10を介して取付筒5に伝達され、冷風ダクト2及び対人
追従センサ3が左右方向に一体的に回動される。これに
伴って、各超音波センサS1,S2の方向が一体的に変更さ
れる。
又、第3図に示すように、スポットクーラ1の正面上
部には、ファンスイッチ11及び追従スイッチ12がそれぞ
れ配設されている。このファンスイッチ11はスポットク
ーラ1内に設けた図示しない冷凍サイクルのコンプレッ
サ及び蒸発器用ファンの駆動制御を開始して冷風ダクト
2から冷風を吹出させるためのスイッチである。又、追
従スイッチ12は対人追従センサ3による人の検知に基い
て冷風ダクト2の回動制御を開始させるためのスイッチ
である。
次に、上記のように構成したスポットクーラ1の冷風
ダクト2を対人追従させるための対人追従装置の電気的
構成を第2図に従って説明する。
第1の制御手段及び第2の制御手段を構成するマイク
ロコンピュータ(以下、「マイコン」という)13には、
超音波送受波器駆動回路14を介して第1及び第2の超音
波センサS1,S2がそれぞれ接続されている。そして、マ
イコン13はその出力端子13a,13bよりそれぞれハイレベ
ルのパルス信号SG1,SG2を出力し、所定のタイミングで
各超音波センサS1,S2を駆動させて超音波を発生させ
る。
又、マイコン13にはマルチプレクサ15が接続されてい
る。そして、マルチプレクサ15はマイコン13の出力端子
13cから出力される選択信号SG3により各超音波センサS
1,S2の受信信号のうちいずれかを選択し、その選択した
受信信号をプリアンプ16を介してバンドパスフィルタ17
に出力する。この実施例において、バンドパスフィルタ
17は各超音波センサS1,S2の共振周波数である40kHzの信
号のみを通過させるように設定されている。
バンドパスフィルタ17にはその出力信号を増幅するア
ンプ18が接続され、アンプ18の出力信号SG4はコンパレ
ータ19の一方の入力端子に入力される。又、コンパレー
タ19の他方の入力端子には第1基準電圧V1が入力されて
いる。そして、コンパレータ19は出力信号SG4と第1基
準電圧V1とを比較し、出力信号SG4が第1基準電圧V1以
上である場合にハイレベルの出力信号SG5を出力する。
即ち、各超音波センサS1,S2が反射波を受信してその検
知領域Z1〜Z3内にて人を検出しているときに、40kHzの
矩形波の出力信号SG5を出力する。
コンパレータ19の出力端子には、抵抗20及び一方の端
子を接地したコンデンサ21からなる積分回路22が接続さ
れている。そして、コンパレータ19の出力がハイレベル
の場合には、コンデンサ21に電荷を蓄積して積分回路22
の出力側点αの電位を高くする。又、コンパレータ19の
出力がローレベルの場合には、抵抗20を介してコンデン
サ21の電荷を放電して積分回路22の出力測点αの電位を
ローレベル(グラウンドレベル)にする。
更に、コンパレータ23の一方の入力端子には積分回路
22の出力(点αの電位)が入力されると共に、他方の入
力端子には第2基準電圧V2が入力されている。そして、
コンパレータ23は点αの電位と第2基準電圧V2とを比較
し、点αの電位が第2基準電圧V2以上になった場合にハ
イレベルの検出信号(パルス信号)SG6を出力する。即
ち、各検知領域Z1〜Z3内に人が存在して、各超音波セン
サS1,S2のいずれかがその反射波を受信することによ
り、コンパレータ23はハイレベルの検出信号SG6を出力
する。よって、マイコン13はその検出信号SG6の信号入
力に基いて人の検知を判別する。
又、マイコン13にはモータ駆動回路24を介して駆動モ
ータ6が接続されている。そして、駆動モータ6はマイ
コン13からの駆動信号SG7に基いて正転、逆転及び停止
される。これによって、冷風ダクト2及び対人追従セン
サ3の方向が一体的に変更制御される。即ち、各超音波
センサS1,S2、各検知領域Z1〜Z3の方向が一体的に変更
される。
更に、マイコン13にはファンスイッチ11及び追従スイ
ッチ12がそれぞれ接続され、各スイッチ11,12から操作
信号が入力される。そして、マイコン13はファンスイッ
チ11のオン操作に基いて図示しないコンプレッサ及び蒸
発器用ファンを駆動させ、冷風ダクト2より冷風を吹出
させる。
そしてこの実施例では、マイコン13は各超音波センサ
S1,S2等を駆動させて第1及び第2の検知領域Z1,Z2内の
人の存在を検知すると共に、第3の検知領域Z3内の人の
存在を検知する。又、マイコン13はそれらの検知結果に
基いて駆動モータ6を駆動制御する。
次に、上記のように構成した対人追従装置の作用を第
5図のフローチャート及び第7,8図の説明図に従って説
明する。
まず、第7図に示すように、第1の検知領域Z1内の位
置Aに一人が存在している場合について説明する。
この場合において、スポットクーラ1のファンスイッ
チ11及び追従スイッチ12がオン操作されると、ステップ
101においてフラグ(F)を「0」にリセットする。
次に、ステップ102へ移行して第1の超音波センサS1
による検知に基き、第1の検知領域Z1内に人が存在する
か否かを判別する。この場合、第1の検知領域Z1内の位
置Aに人が存在しているので、判別結果はYESとなりス
テップ103へ移行する。
ステップ103において、第2の超音波センサS2による
検知に基き、第2の検知領域Z2内に人が存在するか否か
を判別する。この場合、第2の検知領域Z2内には人が存
在していないので、判別結果はNOとなりステップ104へ
移行する。
そして、ステップ104において、冷風ダクト2を位置
Aの人に向けると共にその人を第3の検知領域Z3内にて
検知するために駆動モータ6を正転させ、冷風ダクト2
及び対人追従センサ3を第7図の左側へ回動させる。こ
れによって、各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z
3が冷風ダクト2と同方向へ一体的に回動される。
尚、説明を簡単にするために、第7図においては実際
に回動される各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z
3を固定して考えると共に実際に移動しない人を移動す
ると考える。このような便宜上の仮定に基いて各超音波
センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z3と人との相対的な移
動を説明する。以下に続く第8図及び第10,11図におい
ても同様に説明する。
冷風ダクト2、各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z
1〜Z3が左側へ回動されると、位置Aの人は第3の検知
領域Z3内の位置A1へ向かって相対的に移動することにな
る。そして、その人が位置Aから位置A1へ移動している
間は、ステップ102〜104の処理をループする。これによ
って、冷風ダクト2、各超音波センサS1,S2及び各検知
領域Z1〜Z3が左側へ回動され続ける。
次に、冷風ダクト2、各超音波センサS1,S2及び各検
知領域Z1〜Z3が左側へ回動されて人が第3の検知領域Z3
内の位置A1に達すると、ステップ102,103における判別
結果がそれぞれYESとなり、ステップ105へ移行する。
ステップ105において、第1及び第2の超音波センサS
1,S2による検知に基き、第3の検知領域Z3内に人が存在
するか否かを判別する。この場合、第3の検知領域Z3内
の位置A1に人が存在しているので、判別結果はYESとな
り、ステップ106へ移行する。
ステップ106において、フラグ(F)が「1」である
か否かを判別する。この場合、ステップ101においてフ
ラグ(F)は「0」にリセットされているで、判別結果
はNOとなる。
従って、ステップ107へ移行して、しばらく駆動モー
タ6をそのまま駆動、即ち正転させた後、ステップ108
へ移行して駆動モータ6を停止させる。
この結果、位置A1の人は、第3の検知領域Z3内の位置
A2へ移動することになり、冷風ダクト2の正面に位置す
ることになる。よって、その人に対して冷風ダクト2か
ら吹出される冷風をスポット的に当てることができる。
尚、第1の検知領域Z1内に人が存在しない場合には、
ステップ102の判別結果がNOとなり、ステップ109へ移行
する。
そして、ステップ109において、第2の超音波センサS
2の検知に基き、第2の検知領域Z2内に人が存在するか
否かを判別する。
ステップ109の判別結果がYESの場合、即ち第2の検知
領域Z2内に人が存在する場合には、ステップ110へ移行
する。そして、ステップ110において、冷風ダクト2を
第2の検知領域Z2内の人に向けると共にその人を第3の
検知領域Z3内にて検知するために駆動モータ6を逆転さ
せ、冷風ダクト2及び対人追従センサ3を第7図の右側
へ回動させる。これによって、各超音波センサS1,S2及
び各検知領域Z1〜Z3が冷風ダクト2と同方向へ一体的に
回動される。
この結果、第2の検知領域Z2内の人はやがて第3の検
知領域Z3及び共通領域W内へ相対的に移動することにな
る。従って、ステップ102,103,105,106,107,108の処理
を経過することになり、第2の検知領域Z2内に位置して
いた人は第3の検知領域Z3内に位置することになる。よ
って、その人に対して冷風ダクト2からの冷風をスポッ
ト的に当てることができる。
又、ステップ109の判別結果がNOの場合、即ち第2の
検知領域Z2内に人が存在しない場合には、ステップ111
へ移行する。そしてステップ111において、しばらく駆
動モータ6をそのまま駆動させた後、ステップ112にお
いて駆動モータ6を停止させる。
上記のようにこの実施例では、第1の検知領域Z1又は
第2の検知領域Z2のいずれかの領域内に人が存在する場
合に、その人に対して冷風ダクト2を向けることができ
ると共に、その人を第3の検知領域Z3内にて検知させる
ことができる。即ち、その人を常に検知してその人に追
従させて冷風ダクト2を向けることができる。この結
果、一人に対して冷風をスポット的に当てることがで
き、その人の受ける冷房感を向上させることができる。
次に、第8図に示すように、第1の検知領域Z1内の位
置A及び第2の検知領域Z2内の位置Bにそれぞれ別々の
人が存在している場合について説明する。
この場合において、ステップ102,103の判別結果はそ
れぞれYESとなり、ステップ105における判別結果はNOと
なる。
従って、ステップ113へ移行してフラグ(F)を
「1」にセットした後、ステップ114へ移行する。
ステップ114において、駆動モータ6が駆動中である
か否かを判別する。そして、その判別結果がNOの場合、
即ち駆動モータ6が停止している場合には、ステップ11
5へ移行し、位置Bの人へ冷風ダクト2を向けると共に
その人を第3の検知領域Z3内にて検知するために駆動モ
ータ6を逆転させ、冷風ダクト2及び対人追従センサ3
を体8図の右側へ回動させる。これによって、各超音波
センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z3が冷風ダクト2と同
一方向へ一体的に回動される。
そして、冷風ダクト2が右側へ回動されると、位置B
の人は位置B1へ向けて相対的に移動されることになる。
又、位置Aの人は位置A3へ向けて相対的に移動されるこ
とになる。このように、位置Bの人が位置B1へ、位置A
の人が位置A3へ向けてそれぞれ移動している間は、ステ
ップ102,103,105,113,114の各処理をループし、駆動モ
ータ6の逆転を継続させる。これによって、冷風ダクト
2、各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z3が右側
へ回動され続ける。
そして、位置Bの人が第3の検知領域Z3内の位置B1
に、位置Aの人が位置A3にそれぞれ達すると、ステップ
102,103,105の判別結果がそれぞれYESとなり、ステップ
106へ移行する。
そして、ステップ106における判別結果がYESとなり、
ステップ116へ移行する。
ステップ116において、しばらく駆動モータ6をその
まま駆動、即ち逆転させて、位置B1の人が冷風ダクト2
の正面の位置B2に、位置A3の人が位置A4にくるまで駆動
モータ6の逆転を継続させる。
その後、位置B1の人が位置B2に、位置A3の人が位置A4
に達すると、ステップ117へ移行し、冷風ダクト2及び
対人追従センサ3の回動方向を反転させるために駆動モ
ータ6を反転、即ち正転させる。この結果、冷風ダクト
2、各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z3が第8
図の左側へ向けて一体的に回動され始める。
続いて、ステップ118へ移行してしばらく駆動モータ
6をそのまま駆動、即ち正転させる。そして、第3の検
知領域Z3内における位置B2の人が同検知領域Z3外におけ
る位置B3に、位置A4の人が位置A5にそれぞれ移動する
と、ステップ119へ移行してフラグ(F)を「0」にリ
セットする。
このように位置B3及び位置A5にそれぞれ別々の人が存
在することになると、ステップ102,103の判別結果がYES
になると共にステップ105の判別結果がNOになる。従っ
て、ステップ105からステップ113へ移行してフラグ
(F)を「1」にセットした後、ステップ114へ移行す
る。
この場合、駆動モータ6が正転されて冷風ダクト2及
び対人追従センサ3が左側へ回動されているので、ステ
ップ114における判別結果がYESとなる。従って、ステッ
プ102,103,105,113,114の処理をループすることにな
る。この結果、駆動モータ6は正転され続け、冷風ダク
ト2及び対人追従センサ3は左側へ回動され続ける。即
ち、冷風ダクト2が左側へ回動され続けるということ
は、位置A5の人に向けて冷風ダクト2が回動されるとい
うことであり、位置A5の人が位置A6に、位置B3の人が位
置B4へ移動されることになる。
そして、位置A5の人が位置A6に近付くと、前述したと
同様にステップ102,103,105,106,116,117,118,119の処
理を経過する。これによって、冷風ダクト2及び対人追
従センサ3が位置A6の人の正面に向けられたときに同ダ
クト2が右側へ向けて反転され、引き続いてその時の位
置B4の人に向けて冷風ダクト2及び対人追従センサ3が
回動され始める。
上記のようにこの実施例では、第1の検知領域Z1及び
第2の検知領域Z2にそれぞれ別々の人が存在する場合
に、各人に対して交互に冷風ダクト2が向けられると共
に、各人が交互に第3の検知領域Z3内にて検知される。
この結果、各人をスポット的に交互に冷房することがで
きる。即ち、複数の人の存在に対応して冷房を行うこと
ができる。
[第2実施例] 次に、この発明をスポットクーラに具体化した第2実
施例を第9図〜第11図に従って説明する。尚、この実施
例において前記第1実施例と同様の構成については同様
の符号を付して説明を省略し、異なった点についてのみ
説明する。
この実施例では、マイコン13は、第1及び第2の超音
波センサS1,S2により第1及び第2の検知領域Z1,Z2内に
てそれぞれ別々の人が検知されると共に第3の検知領域
Z3内にて人が検知されない場合に、各人のうちの一方の
人(この実施例では、第2の検知領域Z2内の人)が優先
的に第3の検知領域Z3内にて検知されると共にその人に
対して優先的に冷風ダクト2が向けられるようにするた
めに駆動モータ6を駆動制御する。
この実施例では、上記の点において前記第1実施例と
異なっている。
次に、上記のように構成した対人追従装置の作用を第
9図のフローチャート及び第10,11図の説明図に従って
説明する。
まず、第10図に示すように、第1の検知領域Z1内の位
置Aに一人が存在している場合について説明する。この
場合の対人追従装置は前記第1実施例のそれと同様に作
用する。
即ち、ステップ201において第1の超音波センサS1に
よる検知に基き、第1の検知領域Z1内に人が存在するか
否かを判別する。この場合、第1の検知領域Z1内の位置
Aに人が存在しているので、判別結果はYESとなりステ
ップ202へ移行する。
ステップ202において、第2の超音波センサS2による
検知に基き、第2の検知領域Z2内に人が存在するか否か
を判別する。この場合、第2の検知領域Z2内には人が存
在していないので、判別結果はNOとなり、ステップ203
へ移行する。
そして、ステップ203において、冷風ダクト2を位置
Aの人に向けると共にその人を第3の検知領域Z3内にて
検知するために駆動モータ6を正転させ、冷風ダクト2
及び対人追従センサ3を第10図の左側へ回動させる。こ
れによって、各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z
3が冷風ダクト2と同一方向へ一体的に回動される。
各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z3が左側へ
回動されると、位置Aの人は第3の検知領域Z3内の位置
A1へ向かって相対的に移動する。人が位置Aから位置A1
へ移動している間は、ステップ201〜203の処理をループ
する。これによって、冷風ダクト2、各超音波センサS
1,S2及び各検知領域Z1〜Z3が左側へ回動され続ける。
次に、冷風ダクト2が左側へ回動されて人が第3の検
知領域Z3内の位置A1に達すると、ステップ201,202にお
ける判別結果がそれぞれYESとなり、ステップ204へ移行
する。
ステップ204において、第1及び第2の超音波センサS
1,S2による検知に基き、第3の検知領域Z3内に人が存在
するか否かを判別する。この場合、第3の検知領域Z3内
の位置A1に人が存在しているので、判別結果はYESとな
り、ステップ205へ移行する。
ステップ205において、しばらく駆動モータ6をその
まま駆動、即ち正転させた後、ステップ206へ移行して
駆動モータ6を停止させる。
この結果、位置A1の人は、第3の検知領域Z3内の位置
A2に位置することになると共に、冷風ダクト2の正面に
位置することになる。よって、その人に対して冷風ダク
ト2から吹出される冷風をスポット的に当てることがで
きる。
尚、第1の検知領域Z1内に人が存在しない場合には、
ステップ201の判別結果がNOとなり、ステップ207へ移行
する。
そして、ステップ207において、第2の超音波センサS
2の検知に基き、第2の検知領域Z2内に人が存在するか
否かを判別する。
ステップ207の判別結果がYESの場合、即ち第2の検知
領域Z2内に人が存在する場合には、ステップ208へ移行
する。そして、ステップ208において、冷風ダクト2を
第2の検知領域Z2内の人に向けると共にその人を第3の
検知領域Z3内にて検知するために駆動モータ6を逆転さ
せ、冷風ダクト2及び対人追従センサ3を第10図の右側
へ回動させる。これによって、各超音波センサS1,S2及
び各検知領域Z1〜Z3が冷風ダクト2と同一方向へ一体的
に回動される。
この結果、第2の検知領域Z2内の人はやがて第3の検
知領域Z3内に相対的に移動することになる。従って、ス
テップ201,202,204,205,206の処理を経過し、前記第2
の検知領域Z2内に位置していた人が第3の検知領域Z3内
に位置することになる。従って、その人に対して冷風ダ
クト2からの冷風をスポット的に当てることができる。
又、ステップ207の判別結果がNOの場合、即ち第2の
検知領域Z2内に人が存在しない場合には、ステップ209
へ移行する。そしてステップ209において、しばらく駆
動モータ6をそのまま駆動させた後、ステップ210にお
いて駆動モータ6を停止させる。
上記のようにこの実施例では、第1の検知領域Z1又は
第2の検知領域Z2のいずれかの領域内に人が存在する場
合に、その人に対して冷風ダクト2を向けることができ
ると共に、その人を第3の検知領域Z3内にて検知させる
ことができる。即ち、その人を常に検知してその人に追
従させて冷風ダクト2を向けることができる。この結
果、一人に対して常に冷風をスポット的に当てることが
でき、その人を受ける冷房感を向上させることができ
る。
次に、第11図に示すように、第1の検知領域Z1内の位
置A及び第2の検知領域Z2内の位置Bにそれぞれ別々の
人が存在している場合について説明する。
この場合において、ステップ201,202の判別結果はそ
れぞれYESとなり、ステップ204における判別結果はNOと
なる。
従って、ステップ211へ移行して位置Bの人に冷風ダ
クト2を向けると共にその人を第3の検知領域Z3内にて
検知するために駆動モータ6を逆転させ、冷風ダクト2
及び対人追従センサ3を第11図の右側へ回動させる。こ
れによって、各超音波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z
3が冷風ダクト2と同一方向へ一体的に回動される。
そして、冷風ダクト2、各超音波センサS1,S2及び各
検知領域Z1〜Z3が右側へ回動されると、位置Bの人は位
置B1へ向けて相対的に移動されることになる。又、位置
Aの人は位置A3へ向けて相対的に移動されることにな
る。このように、位置Bの人が位置B1へ、位置Aの人が
位置A3へ向けてそれぞれ移動している間は、ステップ20
1,202,204,211の各処理をループし、駆動モータ6の逆
転を継続させる。これによって、冷風ダクト2、各超音
波センサS1,S2及び各検知領域Z1〜Z3の右側への回動が
継続される。
やがて、位置Bの人が位置B1に、位置Aの人が位置A3
に達すると、ステップ201,202,204の判別結果がそれぞ
れYESとなり、ステップ205へ移行する。
そして、ステップ205において、しばらく駆動モータ
6をそのまま駆動、即ち逆転させて、位置B1の人が冷風
ダクト2の正面の位置B3に、位置A3の人が位置A4にくる
まで回動継続させる。
その後、位置B1の人が位置B2に、位置A3の人が位置A4
に達すると、ステップ206へ移行し、冷風ダクト2及び
対人追従センサ3の回動を停止させるために駆動モータ
6を停止させる。この結果、位置Bの人が第3の検知領
域Z3内の位置B2にて優先的に検知され、その人に対し冷
風ダクト2が優先的に向けられることになる。よって、
その人に対して優先的に冷風を当てることができる。
上記のようにこの実施例では、第1の検知領域Z1及び
第2の検知領域Z2にそれぞれ別々の人が存在する場合
に、第2の検知領域Z2内に位置する人に対して優先的に
冷風ダクト2が向けられると共にその人が優先的に第3
の検知領域Z3内にて検知される。この結果、一方の人を
優先的に冷房することができる。即ち、複数の人の存在
に対応して冷房を行うことができる。
尚、この発明は前記第1及び第2の実施例に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において
構成の一部を適宜に変更して次のように実施することも
できる。
(1)前記第1及び第2の実施例では、第3の検知領域
Z3内の人を検知するために、第1の超音波センサS1から
超音波を送出しその反射波を第2の超音波センサS2にて
受信するように構成したが、第2の超音波センサS2から
超音波を送出しその反射波を第1の超音波センサS1にて
受信するように構成してもよい。
(2)前記第2の実施例では、第1及び第2の検知領域
Z1,Z2内にそれぞれ別々の人が存在する場合に、第2の
検知領域Z2内の人を優先的に第3の検知領域Z3内にて検
知すると共にその人に対して優先的に冷風ダクト2を向
けるように構成したが、第1の検知領域Z1内の人を優先
的に第3の検知領域Z3内にて検知すると共にその人に対
して優先的に冷風ダクト2を向けるように構成してもよ
い。又、第1又は第2の検知領域Z1,Z2内の人を選択的
に優先して冷風ダクト2を向けるために、切換スイッチ
を設けて優先方向を切換るように構成してもよい。
(3)前記第1及び第2の実施例では、対人追従装置を
スポットクーラ1に具体化したが、例えば局所的に暖房
を行うための回転式の温熱ヒータや、所定角度範囲内を
回動可能に設けた防犯カメラ等に具体化してもよい。要
するに、作用方向を人に向けるための装置であれば、ど
んな装置にも具体化することができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、スポットクー
ラ等の装置に使用され、その作用方向を人の動きに追従
させることができると共に、加えて複数の人に対応して
作用方向を変更することができるという優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図〜第8図は
この発明を具体化した第1実施例を示す図面であって、
第2図は対人追従装置の電気的構成を示すブロック回路
図、第3図はスポットクーラの斜視図、第4図は冷風ダ
クトの回動機構を示す部分破断斜視図、第5図は対人追
従装置の作用を説明するためのフローチャート、第6図
〜第8図は対人追従装置の作用を説明するための説明図
である。第9図〜第11図はこの発明を具体化した第2実
施例を示す図面であって、第9図は対人追従装置の作用
を説明するためのフローチャート、第10,11図は対人追
従装置の作用を説明するための説明図である。 図中、100は第1の検知手段、200は第2の検知手段、30
0は第1の制御手段、400は第2の制御手段、500は検知
方向変更手段、6は検知方向変更手段としての駆動モー
タ、13は第1及び第2の制御手段を構成するマイコン、
S1は第1の検知手段としての第1の超音波センサ、S2は
第2の検知手段としての第2の超音波センサ、Z1は第1
の検知領域、Z2は第2の検知領域、Z3は第3の検知領
域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−200126(JP,A) 特開 昭51−84664(JP,A) 特開 平1−145594(JP,A) 特開 昭59−102176(JP,A) 実開 昭61−41893(JP,U) 実開 昭59−17877(JP,U) 実開 昭60−77163(JP,U) 実開 昭58−76268(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方向性のある第1の検知領域を有し、その
    検知領域内の人に対して信号波を送出しその反射波を受
    信することにより人を検知する第1の検知手段と、 方向性のある第2の検知領域を有し、その検知領域内の
    人に対して信号波を送出しその反射波を受信することに
    より人を検知する第2の検知手段と、 前記第1及び第2の検知手段による前記第1及び第2の
    検知領域の方向を一体的に変更する検知方向変更手段
    と、 前記第1及び第2の検知領域の間に、前記第1及び第2
    の検知手段のうち一方の検知手段から信号波を送出しそ
    の反射波を他方の検知手段にて受信することにより人を
    検知するようにした第3の検知領域を設定し、前記第1
    又は第2の検知手段のいずれか一方により人が検知され
    た場合に、その人が前記第3の検知領域内にて検知され
    るように前記検知方向変更手段を作動制御する第1の制
    御手段と、 前記第1及び第2の検知手段により前記第1及び第2の
    検知領域内にてそれぞれ別々の人が検知されると共に前
    記第3の検知領域内にて人が検知されない場合に、少な
    くともどちらか一方の前記人が前記第3の検知領域内に
    て検知されるように前記検知方向変更手段を作動制御す
    る第2の制御手段と を設けたことを特徴とする対人追従装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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