JPH03213698A

JPH03213698A - 扇風機

Info

Publication number: JPH03213698A
Application number: JP634690A
Authority: JP
Inventors: Hatsuo Yajima; 初男矢島
Original assignee: Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Current assignee: Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Priority date: 1990-01-17
Filing date: 1990-01-17
Publication date: 1991-09-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は扇風機に関する。

（従来の技術）扇風機には人体を検知して自動的に運転する機能のもの
がある。かかる機能を有する扇風機としては例えば実開
昭６２−１９５６９６号公報に記載されている技術が有
る。この扇風機は焦電型赤外線センサを備え、この焦電
型赤外線センサからの信号により羽根駆動用モータの通
電を制御するものである。

ところで、焦電型赤外線センサは人体から輻射される赤
外線（熱線）を受けてその電圧変化として出力している
ので、赤外線の受光量が変化しなければ出力は得られな
い。なお、実際には人体は通常３０秒間内に少しは動作
するので、焦電型赤外線センサは常に微少な電圧変化と
して出力する。

しかしながら、上記扇風機では焦電型赤外線センサによ
り人体を検知して羽根駆動用モータを駆動させているが
、この技術では扇風機から人体までの距離に関係ない風
量で駆動されるため、例えば扇風機の近くに人体があっ
て、風量が大きすぎる場合がある。又、人体が通常３０
秒秒間上動作しなければ、焦電型赤外線センサから出力
は得られず、扇風機が停止することがある。

（発明が解決しようとする課題）以上のように扇風機から人体までの距離に関係ない風量
で駆動され、又人体が動作しない場合に扇風機が停止す
ることがある。

そこで本発明は、扇風機から人体までの距離に応じた風
量で駆動できるとともに人体の動作により停止すること
がない扇風機を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、人体との距離を測定する距離センサと、この
距離センサにより測定された距離に応じて風量を可変す
る風量可変手段とを備えて上記目的を達成しようとする
扇風機である。

（作用）このような手段を備えたことにより、距離センサにより
人体との距離が測定されると、この距離に応じて風量可
変手段により風量が可変される。

（実施例）以ド、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は扇風機のブロック構成図であり、第２図は同扇
風機の外観図である。基台１には支柱２が設けられ、こ
の支柱２の上部に扇風機頭部３が設けられている。又、
基台１には操作パネル４が備えられている。この操作パ
ネル４には第３因に示すように停止スイッチ５、自動運
転開始スイッチ６、風量切替えスイッチ７、制御風切替
えスイッチ８及びタイマースイッチ９が備えられるとと
もに、自動運転表示ランプ１０、弱風量表示ランプ１１
、中風量表示ランプ１２、強風量表示ランプ１３．３０
分のタイマ表示ランプ１４．１時間のタイマ表示ランプ
１５．２時間のタイマ表示ランプ］６．４時間のタイマ
表示ランプ１７が備えられている。

扇風機頭部３は支柱２に対してネック支え１８、ネック
ピース１９及びスタッド２０を介して回動自在いわゆる
首振り可能に設けられている。扇風機頭部３にはカバー
２１に保護されて羽根駆動用モータ２２が設けられ、こ
の羽根駆動用モータ２２に羽根２３が取り付けられてい
る。なお、羽根２３は保護網２４により保護されている
。

又、支柱２の下部には超音波センサ２５が設けられてい
る。

次に第１図に示すブロック構成について説明する。超音
波センサ２５は送信部２６及び受信部２７を備え、制御
部２８に接続されている。これにより超音波センサ２５
は制御部２８からの発信指令を受けて送信部２６から超
音波Ｈａを発信し、かつ受信部２７により反射超音波Ｈ
ｂを受信する機能となっている。

又、制御部２８には駆動部２９、操作入力部３０及び表
示部３１が接続されている。駆動部２９は制御部２８か
らの駆動指令を受けて羽根根部動用モータ２２を駆動さ
せるものである。操作入力部３０は上記各スイッチ５，
６．・・・９の状態を受けて制御部２８に伝える機能を
有するものであり、表示部３１は制御部２８からの表示
指令を受けて上記各ランプ１０，１１．・・・１７を点
灯・消灯する機能を有するものである。

制御部２８は第４図に示す制御流れ図のプログラムに従
って動作するもので、この制御部２８には、超音波セン
サ２５からの信号を受けて人体との距離を算出する機能
、自動運転開始スイッチ６がオンされた場合に人体との
距離に応じた風量となるように羽根駆動用モータ２２を
駆動させる機能、風量切換えスイッチ７により設定され
た風量となるように羽根駆動用モータ２２を駆動させる
機能、制御風切換えスイッチ８がオンされた場合に制御
風（ランダムに風量を切替える）となるように羽根駆動
用モータ２２を駆動させる機能、時間の経過ととともに
風量を段階的に例えば強風量から中風量、弱風量に低下
させるように羽根駆動用モータ２２を駆動させる機能及
びタイマスイッチ９により設定されたタイマ時間に従っ
て運転を停止させる機能を有している。

次に上記の如く構成された扇風機の作用について説明す
る。

電源が投入されると、制御部２８はステップｓｌにおい
て自動運転開始スイッチ６がオンされたか判断し、次の
ステップＳ２において風量切換えスイッチ７がオンされ
たか判断し、さらに次のステップｓ３において制御風切
換えスイッチ８がオンされたか判断する。

これらの判断のうちステップｓ１において自動運転開始
スイッチ６がオンされたと判断すると、制御部２８はス
テップｓ４に移って人体との距離に応じた風量となるよ
うに羽根駆動用モータ２２を駆動する。すなわち、制御
部２８は超音波センサ２５の送信部２６に対して送信指
令を発する。送信部２６は送信指令を受けると、このと
きに超音波Ｈａを放射する。この超音波Ｈａは人体に当
たり、その反射超音波Ｈｂが受信部２７で受信される。

この受信部２７は反射超音波Ｈｂを受信したときに受信
信号を制御部２８に送出する。

制御部２８は受信信号を受けると、第５図に示すように
送信指令を発した時刻ｔ１と反射超音波Ｈｂを受信した
時刻ｔ２との差時間ｔ。から人体との距離Ｆを算出する
。ここて、距離ＦはＦ　−ｔｏ　Ｘ　（３３１＋０．６
１ＸＴ）　／２　　（ｍ）ここで、（３３１＋０．６１
ＸＴ）は音速（ｍ／ｓ）であり、Ｔは温度（’Ｃ）であ
る。

このようにして人体との距離Ｆが算出されると、制御部
２８は距離Ｆに応じた回転数を求めてその回転数指令を
駆動部２９に発する。例えば、制御部２８は距ＮＦが２
（ｍ）以上であれば強風量とする回転数、距離Ｆが２（
ｍ）以内でかつ１（ｍ）以上であれば中風量とする回転
数、距離Ｆが１（ｍ）以内であれば弱風量とする各回転
数指令を発する。かくして、人体との距離Ｆに応じた風
量で扇風機は動作する。

この状態に制御部２８はステップｓ５において風量切換
えスイッチ７又は制御風切換えスイッチ８がオンされた
かを判断する。これらスイッチ７゜８がオンされなけれ
ば、制御部２８は人体との距離Ｆに応じた風量で羽根駆
動用モータ２２を駆動する。

次にステップｓ２において風量切換えスイッチ７がオン
されると、制御部２８はステップＳ６に移って風量が強
風量、中風量及び弱風量のうちいずれかに設定されてい
るかを判断し、この設定された風量とする回転数指令を
発する。例えば、強風量に設定されていれば、強風量で
扇風機は動作する。

この状態に制御部２８はステップｓ７において自動運転
開始スイッチ６がオンされたかを判断し、オンされなけ
れば風量切換えスイッチ７により設定された風量で扇風
機は動作し続ける。

次にステップｓ３において制御風切換えスイッチ８がオ
ンされると、制御部２８はステップＳ８に移ってランダ
ムの風量となる回転数指令を発する。

これにより、ランダムな風量で扇風機は動作する。

この状態に制御部２８はステップｓ９において自動運転
開始スイッチ６がオンされたかを判断し、オンされなけ
れば制御風切換えスイッチ８により設定されたランダム
な風量で扇風機は動作し続ける。

次に上記各動作中にステップｓ５において風量切換えス
イッチ７又は制御風切換えスイッチ８がオンとなったり
、ステップｓ７．　ｓ９において自動運転開始スイッチ
６がオンとなると、制御部２８はステップｓｌＯに移っ
て風量切換えスイッチ７又は制御風切換えスイッチ８に
より設定された運転パターンに従って羽根駆動用モータ
２２を駆動する。

例えば、距離Ｆが２（ｍ）以上であれば、制御部２８は
強風量となる回転指令を駆動部２９に発する。そして、
制御部２８はステップｓｌｌに移って第６図に示す風量
パターンに従って風量を小さく制御する。すなわち、自
動運転開始スイッチ６をオンし、かつ風量切換えスイッ
チ７により強風量を選択すると、このときから制御部２
８は一定期間ｔａ経過するまで強風量となる回転指令を
駆動部２９に発し、この後風量を中風量となる回転指令
を駆動部２つに発する。そして、中風量での運転が一定
期間ｔｂ経過すると、制御部２８は風量を弱風量となる
回転指令を駆動部２９に発する。

このように上記一実施例においては、超音波センサ２５
により人体との距離Ｆを測定し、この距離Ｆに応じて風
量を強、中及び弱に可変するようにしたので、人体を検
知した場合にこの人体との距離に応じた風量で自動的に
運転できる。これにより、例えば人体が扇風機の近距離
にあった場合、風量切換えスイッチ７により強風量に設
定されていても適切な風量例えば弱風量に自動的に設定
されて運転できる。又、超音波センサ２５により人体が
検知されなければ運転を停止できる。以上のことから長
期間運転しても操作性に優れ、かつ健康面においても良
い。

なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形しても良い。例えば、超
音波センサ２５の設置位置は扇風機頭部３の保護網２４
にしても良く、又超音波センサに限らず距離を測定でき
るものに代えても良い。さらに、自動運転開始スイッチ
６がオンされた場合の運転パターンは第６図に示す運転
パターンに限らず例えば制御風を加えたりして回通りに
も変更しても良い。

［発明の効果コ以上詳記したように本発明によれば、扇風機から人体ま
での距離に応じた風量で駆動できるとともに人体の動作
により停止することがない扇風機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

ブロック機能図、第２図は外観図、第３図は操作パネル
を示す図、第４図は制御流れ図、第５図は超音波の送受
信タイミングを示す図、第６図は運転パターンを示す図
である。１・・・基台、２・・・支柱、３・・・扇風機頭部、４
・・・操作パネル、５・・・停止スイッチ、６・・・０
動運転開始スイッチ、７・・・風量切替えスイッチ、８
・・・制御風切替えスイッチ、９・・・タイマースイッ
チ、１０・・・自動運転表示ランプ、１１・・・弱風量
表示ランプ、１２・・・中風量表示ランプ、１３・・・
強風量表示ランプ、１４〜１７・・・タイマ表示ランプ
、２２・・・羽根駆動用モータ、２３・・・羽根、２５
・・・超音波センサ、２８・・・制御部、２９・・・駆
動部、３０・・・操作入力部、３１・・・表示部。

Claims

【特許請求の範囲】

　人体との距離を測定する距離センサと、この距離セン
サにより測定された距離に応じて風量を可変する風量可
変手段とを具備したことを特徴とする扇風機。