JP2017067020A - 扇風機 - Google Patents

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Akira Kumaki
彰 熊木
小林 昭彦
Akihiko Kobayashi
昭彦 小林
実 下峰
Minoru Shimomine
実 下峰
幸司 佐郷
Koji Sago
幸司 佐郷
寛史 笠原
Hiroshi Kasahara
寛史 笠原
一也 三宅
Kazuya Miyake
一也 三宅
川口 弘昭
Hiroaki Kawaguchi
弘昭 川口
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Satoshi Yamada
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Abstract

【課題】対象体までの距離に関係なく、対象体に同等の涼風感が得られる扇風機を提供する。【解決手段】送風制御部37は、距離センサ31からの検知信号を一定時間毎に取り込む毎に、対象体に望ましい風速が当たるように、設定した回転数を距離センサ31で測定した実際の距離に応じて自動に可変し、その回転数でDCファンモータ15が回転するように、当該DCファンモータ15にモータ駆動信号を送出する。【選択図】図1

Description

本発明は、涼風感を得るために対象者に向けて送風を行なう扇風機に関する。
従来の扇風機は、例えば特許文献1に開示されるように、送風部に備えた羽根の回転数を風量設定手段で設定すると共に、支柱の上部で送風部を首振り駆動させるものが知られている。
特開2010−255607号公報
上述の首振り運転機能を有する扇風機では、複数の人に対して送風を行なうことができるが、送風する羽根は設定された一定の回転数で回転するため、遠く離れた人と近くにいる人で風を感じる強さ、すなわち涼風感が異なってしまう。そのため、複数の人が同じ涼風感を得るには、扇風機との距離を全員が一定となるように、扇風機を工夫して配置するしかなかった。
本発明は、上記課題を解決するのになされたもので、対象体までの距離に関係なく、対象体に同等の涼風感が得られる扇風機を提供することを、その目的とする。
本発明は、設定した回転数で送風部の羽根を回転させる扇風機において、対象体までの距離を検知する距離センサを設け、前記距離センサで検知した距離に応じて、前記設定した回転数を自動可変する構成としたことを特徴とする。
本発明では、距離センサにより扇風機から対象体までの距離を検知測定し、その距離に応じて可変する設定された回転数で、送風部の羽根を回転させることができる。したがって、対象体までの距離に関係なく、対象体が同等の涼風感を得ることが可能になる。
本発明の第1実施例における扇風機本体の全体斜視図である。 同上、扇風機本体の正面図である。 同上、扇風機本体の右側面図である。 同上、扇風機本体の平面図である。 同上、送風部を傾けた状態の扇風機本体の右側面図である。 同上、電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例における扇風機の回路構成ブロック図である。 同上、扇風機本体の全体斜視図である。 本発明の第3実施例における扇風機の回路構成ブロック図である。 同上、フローチャート図である。 同上、様々な入力電源電圧に対する回転数と消費電力の関係を示すグラフである。 本発明の第4実施例における扇風機の回路構成ブロック図である。 本発明の第5実施例における扇風機の回路図である。 同上、従来の回路図である。 本発明の第6実施例における回路構成ブロック図である。 同上、操作パネルの正面図である。 同上、他の例を示す操作パネルの正面図である。 本発明の第7実施例を示す操作パネルの正面図である。 本発明の第8実施例を示すリモコンの正面図である。 同上、フローチャートである。 同上、従来例を示すリモコンの正面図である。 本発明の第12実施例を示す首振り状態の概略説明図である。 本発明の第13実施例を示すベースの分解斜視図である。 本発明の第14実施例を示す扇風機本体の分解斜視図である。 本発明の第15実施例を示すファンの正面図である。 同上、ファンを回転させる各部の概略説明図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明における扇風機の好ましい実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施例で同一の部分には同一の符号を付し、その共通する箇所の説明は重複を避けるため極力省略する。
図1〜図5は、本発明の第1実施例における扇風機本体1の外観を示している。これらの各図において、2は室内の床面などに載置されるベース、3はベース2から上方に向かう支柱、4は風を送り出す送風部で、支柱3の上端部と送風部4との間には、送風部4を任意の方向に首振り運動させるための首振り装置6が装備される。ベース2は、その外形が平面視でほぼ円形をなす扁平状に形成され、前方上面には複数のキーやボタンによる操作部の他に、LEDなどの表示部を備えた操作パネル8が設けられる。また支柱3は、首振り装置6を含めた送風部4を昇降させる昇降装置をなすもので、ベース2の後方上面から垂直に延びる筒状の支柱基部11と、この支柱基部11の内側に上下摺動自在に組み付けられた摺動杆12とからなり、支柱基部11の上部後方に設けたロック釦13を、図示しない弾性体の付勢力に抗して押動することにより、支柱基部11と摺動杆12との係合が解除されて、送風部4や首振り装置6を支持する摺動杆12が、支柱基部11に対して上下に摺動するようになっている。なお、これらの図には示していないが、上記構成を含む扇風機本体1には、必要に応じて遠隔操作体としてのリモコンを別体で備えており、これらの扇風機本体1とリモコンとにより、本実施例における扇風機が構成される。
送風部4は、駆動源としてのモータに相当するDC(直流)ファンモータ15と、このDCファンモータ15により回転駆動される羽根としてのファン16と、ファン16を覆う網状のガードとしてのファンガード17とからなる。ファン16は、DCファンモータ15の前方に突出した回転軸(図示せず)に取付け固定され、複数の翼18を放射状に配置して構成される。また、送風部4のDCファンモータ15と首振り装置6の全体は、前側を開口した駆動部カバー19により覆われており、この駆動部カバー19の開口周縁にファンガード17が取り付けられる。本実施例では、特に送風部4の駆動源としてAC(交流)モータではなく、DCファンモータ15を採用しているので、このDCファンモータ15に供給するパルス駆動信号のデューティを制御することで、ファン16の回転数を任意に可変することができる。
ファンガード17は、駆動部カバー19の前部に取付け固定される後ガード21と、後ガード21の前面開口を塞ぐように配設される前ガード22と、前ガード22の外周部を保持した状態で、後ガード21に取付け固定される環形のリブ部材23とにより構成される。後ガード21と前ガード22は、ファンガード17の内外で空気の流通を可能にするために、直線状または曲線状の骨部を複数本有して構成される。
後ガード21は、プラスチックなどの合成樹脂製で、ファン16の後面に対向する円形の基部24と、基部24の外周端から前方に延びており、ファン16の外周部に対向する中空円筒形の周縁部25とからなる。また、ファン16の前面に対向する前ガード22は、その大部分が金属製のワイヤーを接合して構成され、後ガード21の正面方向から見て、前ガード22の中心部には、合成樹脂製の蓋26が設けられる。本実施例のファンガード17は、前ガード22の大半を金属ワイヤー製とし、後ガード21を合成樹脂製としたことにより、ファンガード17として形状の自由度を高めつつ、軽量化やコスト低減を図っている。
本実施例の首振り装置6は、送風部4を左右の水平方向にだけでなく、上下の垂直(俯仰)方向にも単独若しくは両方で揺動させることが可能である。図5は、送風部4を上方向に揺動させたときの状態を示している。
31は、扇風機本体1から人や物などの対象体までの距離を検知する距離センサである。この距離センサ31は、例えばレーザ光や超音波による検知信号を照射し、その検知信号が対象体を反射して戻ってくるまでの時間を測定して、対象体の距離を検知するものである。本実施例では、扇風機本体1の前方に存在する対象体までの距離を検知するのに、支柱3の上部前側に距離センサ31が搭載される。
距離センサ31は、扇風機本体1の支柱3以外の部位に設置できる。例えば送風部4の前方部である前ガード22に設置して、送風部4と距離センサ31とを連動させた場合は、首振り装置6により送風部4を首振り運動させるのに伴い、距離センサ31からの検知信号の照射方向も移動し、対象体までの距離を広範囲に検知できる。また本実施例のように、距離センサ31を支柱3の前側に設けた場合は、送風部4の向きに拘らず扇風機本体1の前方に存在する対象体の距離を常時検知できる。
図6は、本実施例における扇風機の電気的構成を示したものである。同図において、33は扇風機本体1のベース2内に配設されたマイコンを含む制御部であり、この制御部33の入力ポートには、前述した距離センサ31や、操作パネル8を構成する操作部34が電気的に接続される一方で、制御部33の出力ポートには、送風部4を構成するDCファンモータ15や、操作パネル8を構成する表示部35や、首振り装置6に組み込まれる首振り用モータ36がそれぞれ接続される。
制御部33は、マイコンによるソフトウェア上の機能として、距離センサ31からの検知信号や、操作部34からの操作信号を受けて、DCファンモータ15の動作を制御する送風制御部37と、表示部35の動作を制御する表示制御部38と、首振り用モータ36の動作を制御する首振り制御部39と、をそれぞれ備えている。
また制御部33は、扇風機本体1の運転中はもとより、操作部34に備えた電源ボタン(図示せず)の操作により扇風機本体1の運転を停止した後も、送風部4からの風量や、首振り装置6による上下左右の首振り範囲などの設定状態を記憶保持する。こうした風量や首振り範囲の設定は、扇風機本体1の運転中に操作部34を操作することで任意に変更できる。そして、操作部34の電源ボタンを再度操作して扇風機本体1の運転を再開したときに、制御部33に記憶した設定状態が読み出され、これにより運転停止直前と同じ状態で、送風部4や首振り装置6を動作させることが可能になる。
特に本実施例の送風制御部37は、任意の距離で設定した回転数での風速を基準として、距離センサ31で検知測定される扇風機本体1前方の対象体までの距離に関係なく、その対象体に同じ風速の風が当たるように、DCファンモータ15の回転数を自動で可変させるモータ駆動信号を、当該DCファンモータ15に送出する機能を有している。つまり本実施例では、扇風機本体1に搭載した距離センサ31が、前方の対象体までの実際の距離を測定し、送風制御部37が前記送風部4からの風量に基づく任意の距離での回転数を設定すると、当該送風制御部37で任意の距離に対する実際の距離の変化に応じた風速を算出し、実際の距離に応じて対象物に当たる風速が同一になるように、DCファンモータ15の回転数を自動制御する構成となっている。
次に、上記構成の扇風機について、その作用を説明する。操作部34の電源ボタンを押動操作して扇風機本体1の運転を開始すると、送風制御部37は距離センサ31で測定した扇風機本体1から対象体までの実際の距離を、距離センサ31からの検知信号として取り込む。また送風制御部37は、予め記憶した送風部4からの風量の設定を読み出し、当該設定風量に基づく任意の距離での望ましい風速に対応した回転数を設定する。これは例えば、風量設定が「強」ならば、任意の距離である1メートル先の距離で、対象物に当たる風速が5メートル/秒となるように、DCファンモータ15の回転数を800rpmに設定し、風量設定が「弱」ならば、同じく1メートル先の距離で、対象物に当たる風速が「強」設定よりも少ない1メートル/秒となるように、DCファンモータ15の回転数を400rpmに設定する。こうした設定風量と回転数との関係は、予め送風制御部37に記憶される。
そして送風制御部37は、距離センサ31からの検知信号を一定時間毎に取り込む毎に、対象体に前述の望ましい風速が当たるように、設定した回転数を距離センサ31で測定した実際の距離に応じて自動に可変し、その回転数でDCファンモータ15が回転するように、当該DCファンモータ15にモータ駆動信号を送出する。これは例えば、風量設定が「強」ならば、対象体までの実際の距離が2メートルであるときに、その対象体に望ましい5メートル/秒の風速が当たるように、DCファンモータ15の設定回転数を600rpmから1000rpmに変更し、その回転数でDCファンモータ15ひいてはファン16を回転させる。
こうして、扇風機本体1からの距離が異なっていても、対象体には同じ風速で風が当たることになり、扇風機本体1の前方に存在する対象体は、風量設定に見合う同等の涼風感を得ることが可能になる。
また本実施例では、扇風機本体1の運転中に、操作部34に設けた首振りボタン(図示せず)を操作すると、首振り制御部39から首振り用モータ36にモータ駆動信号が送出され、予め設定された上下および/または左右の首振り範囲で、送風部4が繰り返し揺動する。この場合、送風部4と距離センサ31が連動する構成であれば、送風部4が首振り運動するのに伴い、送風部4の前方に存在する対象体までの実際の距離に基づき、送風制御部37によりDCファンモータ15の設定回転数を自動で可変させることができる。したがって、送風部4を所定の範囲に首振り運動させつつ、扇風機本体1から異なる距離に存在する複数の対象体に向けて、同じ風速の風を当てることが可能になる。
以上のように本実施例では、設定した回転数で送風部4の羽根であるファン16を回転させる扇風機において、送風部4を備えた扇風機本体1から対象体までの距離を検知する距離センサ31を設け、その距離センサ31で検知測定した距離に応じて、対象体に当たる風速が一定となるように、前記設定した回転数を自動可変する構成を、送風部4のDCファンモータ15を制御する送風制御部37として備えている。
この場合、距離センサ31により扇風機本体1から対象体までの距離を検知測定し、その距離に応じて可変する設定された回転数で、対象体に当たる風速が一定となるように、送風部4のファン16を回転させることができる。したがって、扇風機本体1から対象体までの距離に関係なく、対象体となる人や物に同等の涼風感を得ることが可能になる。
図7は、本発明の第2実施例における扇風機の主要な回路構成ブロック図である。この実施例では、節電効率を高めた直流電源用扇風機を提供する。
同図において、41は商用電源(図示せず)のコンセントに着脱可能な電源プラグ、42は電源プラグ41からの交流電圧を直流電圧に変換するACアダプタ、43はACアダプタ42からの直流電圧を入力とした電源回路、44は電源回路43からの直流電圧を受けて動作する扇風機ユニットである。電源回路43は、4個の整流素子であるダイオード46,47,48,49と、太陽発電装置としてのソーラー電源50と、ソーラー電源50からの直流電圧を昇圧または降圧するDC/DCコンバータ51と、充電回路52と、充放電可能な二次電池としての充電電池53と、を備えている。また扇風機ユニット44は、第1実施例でも説明した制御部33や、DCファンモータ15や、ファン16を含んで構成される。
ACアダプタ42は、例えばDC24Vに変換した直流電圧を、電源回路43から扇風機ユニット44に至る+側電源ライン55Aと−側電源ライン55Bとの間に出力するもので、+側電源ライン55AにはACアダプタ42側への電流の流入を阻止するダイオード46が接続される。また電源回路43は、ダイオード46のカソード側において、+側電源ライン55Aと−側電源ライン55Bとの間に、DC/DCコンバータ51の出力側にダイオード47を接続した直列回路や、充電回路52の正極側にダイオード48を接続した直列回路や、充電電池53の正極側にダイオード49と直列回路を各々接続し、さらにDC/DCコンバータ51の入力側にソーラー電源50を接続して構成される。これにより、ソーラー電源50で発電した電力を、DC/DCコンバータ51で所望の直流電圧に変換した後に、ダイオード47を通して+側電源ライン55Aと−側電源ライン55Bとの間に送り出し、扇風機ユニット44の駆動時には、ソーラー電源50を扇風機ユニット44の駆動用電力として利用する一方で、扇風機ユニット44の不使用時には、さらに別なダイオード48を通して充電回路52から充電電池53に送り出すことで、ソーラー電源50を充電電池53の充電用電力として利用する構成となっている。
図8は、本実施例における扇風機本体1の全体斜視図である。同図において、上述した電源プラグ41を含むACアダプタ42や、扇風機ユニット44の制御部33は、ベース2に組み込まれており、ベース2の表面にはソーラー電源50を構成する太陽光パネル58が配置される。また前記充電電池53は、ベース2の内部に配置される。その他の構成は、第1実施例で説明したものと共通する。
太陽光パネル58は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する平板状のモジュールであるが、この太陽光パネル58を扇風機本体1から分離させた別体とし、有線による接続手段で扇風機本体1へ接続してもよい。また充電電池53も、扇風機本体1から分離させた別体とし、有線による接続手段で扇風機本体1へ接続してもよい。
そして本実施例では、電源プラグ41を商用電源のコンセントに差し込んで接続すると、ACアダプタ42に入力する交流電圧が直流電圧に変換され、当該直流電圧がACアダプタ42から電源回路43に供給される。これにより、扇風機ユニット44が動作する駆動時には、ACアダプタ42からの直流電圧がダイオード46を通して扇風機ユニット44の制御部33やDCファンモータ15に供給され、ACアダプタ42が扇風機ユニット44の駆動用電源として利用される。一方、扇風機ユニット44が動作しない不使用時には、ACアダプタ42からの直流電圧がダイオード46,48を通して充電回路52に供給され、充電電池53を充電する。つまりこの場合のACアダプタ42は、充電電池53の充電用電源として利用される。
また、太陽光パネル58に太陽光が当たっていると、ソーラー電源50は太陽光による光エネルギーを電気エネルギーに変換して、DC/DCコンバータ51に直流電圧を供給する。これを受けてDC/DCコンバータ51は、ソーラー電源50からの直流電圧を、ダイオード47を通して電源回路43に供給する。ここで扇風機ユニット44の駆動時には、ソーラー電源50からの直流電圧が扇風機ユニット44の制御部33やDCファンモータ15に供給され、ソーラー電源50が扇風機ユニット44の駆動用電源として利用される。一方、扇風機ユニット44の不使用時には、ソーラー電源50からの直流電圧が充電回路52に供給され、充電電池53を充電する。つまりこの場合のソーラー電源50は、充電電池53の充電用電源として利用される。
こうして本実施例では、ソーラー電源50から発生する電気エネルギーとしての直流電力は、ACアダプタ42からの直流電力を補うので、ACアダプタ42とソーラー電源50の双方を使い分けることで、節電効率を高めた扇風機を提供できる。また本実施例では、ソーラー電源50からの直流電力を充電電池53に充電できる構成としているので、扇風機としての節電効率をさらに高めることができる。
さらに、停電などで商用電源からの電力供給が断たれた場合は、ソーラー電源50からの直流電圧の他に、充電電池53からの直流電圧がダイオード49を通して扇風機ユニット44に供給される。これにより、仮に太陽光パネル58に十分な太陽光が当たっていない状態でも、充電電池53からの放電電圧を利用して、扇風機ユニット44の制御部33やDCファンモータ15を引き続き動作させることができる。
このように本実施例では、商用電源を入力とした第1電源装置としてのACアダプタ42と、光エネルギーを入力とした第2電源装置としてのソーラー電源50とを備え、ACアダプタ42とソーラー電源50の双方若しくは片方を選択的に使用して、負荷である扇風機ユニット44に直流電力を供給する電源回路43を備えた直流電源用扇風機を提案する。
そのため、ACアダプタ42からの電力供給に加えて、ソーラー電源50からの光エネルギーに基づく発電電力を最大限に利用して扇風機ユニット44を動作させることができ、ACアダプタ42とソーラー電源50の双方を使い分けることで、節電効率を高めた直流電源用扇風機を提供できる。
また本実施例では、ACアダプタ42および/またはソーラー電源50からの電力を蓄える二次電池として、電源回路43に充電電池53を備えている。
この場合、ACアダプタ42やソーラー電源50からの電力を充電電池53に蓄えることが可能になり、節電効率をさらに高めた直流電源用扇風機を提供できる。
さらに本実施例では、ソーラー電源50からの電力で扇風機ユニット44の動作を継続できない条件になった場合に、充電電池53および/またはACアダプタ42からの電力で扇風機ユニット44の動作を継続できるように、電源回路43を構成した直流電源用扇風機を提案する。
この場合、夜間などの太陽光による光エネルギーが得られなくなった場合に、他の充電電池53やACアダプタ42によるハイブリット運転を、直流電源用扇風機で実現することが可能になる。
図9〜図11は、本発明の第3実施例を示し、省エネルギーに適した扇風機を提供する。
図9は扇風機の概略構成を示すブロック図であるが、第1実施例や第2実施例の制御部33に代わる制御部61には、DC/DCコンバータなどを備え、設定した風量レベルに応じてDCファンモータ15への電源電圧を可変する電源電圧制御回路62と、PWM回転数制御回路63とが備えられている。図中41は電源プラグ、42はACアダプタ、15はDCファンモータであり、これらは第1実施例や第2実施例のものと共通している。
図10に従いその動作を説明すると、商用電源(図示せず)のコンセントに電源プラグ41を接続すると、ACアダプタ42により交流電圧がDC24Vの直流電圧に変換されて制御部61に給電される。ここで操作部34を操作して、例えば7段階の風量レベルが選択可能な場合、制御部61はステップS1において、設定された風量レベルが「6」または「7」であるか否かを判断し、「YES」であるときはステップS2に移行して、電源電圧制御回路62はDCファンモータ15への電源電圧をDC24Vのままとし、その電源電圧をPWM回転数制御回路63によりパルス幅変調して給電することで、設定された風量レベルに応じた回転数でDCファンモータ15を駆動する(ステップS3)。
次に、ステップS1において「NO」のときには、ステップS4に移行して、設定された風量レベルが「4」または「5」であるかを制御部61で判断し、「YES」であるときはステップS5に移行して、電源電圧制御回路62は電源電圧をDC12Vに降圧し、そのDC12Vの電源電圧をPWM回転数制御回路63によりパルス幅変調して給電することで、設定された風量レベルに応じた回転数でDCファンモータ15を駆動する(ステップS3)。
また、前記ステップS4において「NO」のときには、設定された風量レベルが「1」〜「3」であると制御部61で判断されて、ステップS6に移行し、電源電圧制御回路62は電源電圧をDC6Vに降圧し、そのDC6Vの電源電圧をPWM回転数制御回路63によりパルス幅変調して給電することで、設定された風量レベルに応じた回転数でDCファンモータ15を駆動する(ステップS3)。このように制御部61は、操作部34の選択により制御部61に設定記憶された風量レベルに応じて、ACアダプタ42からの電源電圧を降圧し、その電圧をPWM回転数制御回路63でパルス幅変調して給電する。PWM回転数制御回路63は、設定した風量レベルに応じて生成されたPWM制御信号を受けて、そのPWM制御信号に見合うデューティに電源電圧制御回路62からの電源電圧をパルス幅変調することで、DCファンモータ15ひいてはファン16の回転数を可変する。
上記一連の動作において、電源電圧制御回路62の出力であるDCファンモータ15への入力電源電圧を「Vm電圧」とし、DCファンモータ15の回転数を「回転数」とし、DCファンモータ15への入力電流を「Vm電流」とし、PWM回転数制御回路63へのPWM制御電圧を「Vs」とし、前記入力電源電圧と入力電流との積で算出されるDCファンモータ15の消費電力を「消費電力」としたときの関係を、下記表1〜表7にそれぞれ示す。
それと併せて、「Vm電圧」に応じた「回転数」と「消費電力」の関係を図11のグラフに示す。これは、風量レベルの設定に応じて電源電圧制御回路62が入力電源電圧をDC24V〜DC6Vに7段階で降圧した場合を示している。例えば回転数が300rpmの時の消費電力は、入力電源電圧がDC24Vのとき0.768W、DC20Vのとき0.7W、DC16Vのとき0.624W、DC12Vのとき0.54W、DC10Vのとき0.53W、DC8Vのとき0.52W、DC6Vのとき0.522Wとなる。このように同じ回転数を得る場合において、入力電源電圧が低い方が消費電力は少ないことが示されている。しかも、この傾向は低い回転数において顕著に表れる。
このように本実施例においては、扇風機の送風モータとして直流駆動用のDCファンモータ15を搭載したものにおいて、設定した風量レベル(DCファンモータ15の回転数のレベル)を下げるのに従って、DCファンモータ15への入力電源電圧を下げていくものであるため、強運転時の高回転数を維持することができ、しかも中から弱運転時の消費電力を下げることが可能な省エネルギーに適した扇風機を提供できる。
図12は、本発明の第4実施例を示すブロック図であり、使用者が自分に合うオリジナルの風を作成することができる扇風機を提供する。
同図において、71は前述の制御部33,61に代わる制御部であり、扇風機プログラム作成手段72とプログラム記憶部73とを備えている。74は前述の操作部34に含まれるプログラム設定操作部であり、回転数キー75、秒キー76、分キー77、時間キー78、数キー79およびセットキー80が備えられている。81はオリジナル風キーである。その他の構成は、第1実施例〜第3実施例のものを適宜利用できる。
ここでは、プログラム設定操作部74のキーを介して使用者が自分に合うオリジナルの風の条件を入力すると、制御部71の扇風機プログラム作成手段72によりプログラムが作成され、プログラム記憶部73に記憶される。そして、オリジナル風キー81の操作によって、プログラム記憶部73から読み出したプログラムを選択実行させることにより、扇風機が動作して使用者独自のオリジナルの風を供給する。
例えば、前記オリジナルの風の条件として、プログラム設定操作部74の回転数キー75により「300rpm」、分キー77により「30分」、回転数キー75により「600rpm」、時間キー78により「1時間」、数キー79により「1」を選択した後に、当該選択した条件でプログラムの作成を指示するセットキー80をオンとすると、この内容のプログラムが扇風機プログラム作成手段72により作成され、パターン1のプログラムとしてプログラム記憶部73に記憶される。そして、オリジナル風キー81によりパターン1を選択すると、初めに300rpmの回転数で中程度の風量の風が30分継続し、続いて600rpmの回転数でやや強い風量の風が1時間継続するように、制御部71がDCファンモータ15の動作を制御する。また就寝時に適するように、300rpmの回転数で30分、200rpmの回転数で20分、100rpmの回転数で2時間という中程度から微風に順次変化する別なパターンを作成して、DCファンモータ15の動作を制御することもできる。その他、秒キー76の操作により、送風時間を時間や分だけでなく、秒単位に設定することもできる。
なお、プログラムは新たに作成するのではなく、既に作成済みのプログラムを変更し更新するようにしてもよい。本実施例では、数キー79により再び「1」を選択して、セットキー80をオンすれば、それまでプログラム記憶部73に記憶されていたパターン1のプログラムが変更更新される。また、風量調節を一つの回転数キー75により連続的に可変させる場合を説明したが、例えば複数の「強」,「中」,「弱」キーを設けて段階的に可変できる構成としてもよく、プログラム設定操作部74のキーの種類は適宜選択すればよい。
ところで従来は、リズム風や自然の風などの固有のプログラムを組み込んだ扇風機の制御運転が知られているが、オリジナルのプログラムで制御運転するものはなかった。また近年は、心地よい風が注目され、自分に合った風の追及が求められている。しかし、生活の中で強い風や弱い風が欲しいときなど、自分の生活環境に合うような、個人一人一人に合せた風を得るのは難しい。
そこで本実施例では、プログラム設定操作部74からの操作入力により、任意にオリジナルのプログラムを作成する機能を、制御部71に扇風機プログラム作成手段72として備えている。この場合、使用者が自分に合うオリジナルの風を簡単に作成することができるから、その時々で使用者の好みの風を楽しむことができる。
また本実施例では、前記プログラムを記憶保存するプログラム記憶部73を備えているから、使用者がその都度プログラムを作成することなく、プログラム記憶部73からプログラムを任意に読み出して使用できる。
図13は、本発明の第5実施例を示すACファンモータの駆動回路であり、付加コンデンサを用いることなく4段階の風量切換えを可能にした扇風機を提供するものである。ここでは、第1実施例〜第4実施例のDCファンモータ15に代わり、交流電源で駆動するACモータ85が用いられる。
同図において、91はACモータ85の主コイル、92はACモータ85の副コイル、93はランニングキャパシタとなる進相コンデンサ、94〜97は前記副コイル92に設けられたタップであり、ここでは4個のタップ、すなわち強風用の高速回転タップ94と、中風用の中速回転タップ95と、弱風用の低速回転タップ96と、微風用の超低速回転タップ97とを有している。また98は温度ヒューズである。そして、タップ94〜97の切り替えで、温度ヒューズ98の一端とタップ94〜97の何れかの間に交流電源を印加することで、界磁コイルにより発生する磁場の強さが変化し、回転数が「強風」から「微風」の4段階に変化するように構成されている。なお、この段階数は4に限られない。
図15に示すように、従来においては副コイル92に3個のタップ94〜96が設けられ、強風用の高速回転タップ94には、さらに回転数切換え用の付加コンデンサ99を介して微風用の超低速回転タップ97が設けられ、4段階の風量調節を可能にしている。しかし、この場合はコンデンサ99の追加により構造が複雑になり、その設置スペースが扇風機本体1内部で必要となる上に、内部配線も複雑化する。
それに対して本実施例では、交流電源で駆動するACモータ85の補助コイルである副コイル92に複数の中間タップ94〜97を設け、従来のコンデンサ99を省略して、ACモータ85の主コイル91と副コイル92の抵抗バランスを段階的に可変し、ACモータ85の回転数ひいては扇風機の風量を可変できる構成にしたから、付加したコンデンサ99の設置スペース不要とし、コンパクトで軽量化、内部配線の簡素化を図ることができる。また、電装品収納部を無くして、ベース2の厚みを薄くするなどの小型化も達成できる。
図15〜図17は、本発明の第6実施例を示し、ファン動作音を素早く下げるのに効果的な扇風機を提供するものである。なお、本実施例は扇風機の他に、空気清浄機や、加湿器や、エアコンや、ヒーターなどの送風機応用機器にも適用できる。
図15はブロック図であり、前述の制御部33,61,71に代わる制御部101には、送風制御部102と表示制御部103とが備えられている。34は操作部、105はセンサ、106は前述したDCファンモータ15やACモータ85などのファンモータ、107は表示部である。
図16は前記操作部34および表示部107を示しており、これらは扇風機本体1に露出する操作銘板104内に配置される。ここでの操作銘板104には、「強」,「中」,「弱」,「手動風量」,「自動風量」,「花粉」,「静かに」,「風量」,「運転切替」,「運転切/入」の文字表記部が各々印刷形成される。
操作部34には、前記操作銘板104の文字表記部に対応して、「静かに」ボタン108と、「風量」ボタン109と、「運転切替」ボタン110と、「運転切/入」ボタン111がそれぞれ設けられる。また表示部107には、前記「運転切替」ボタン110の上方に位置して、運転コースとして「手動風量」運転を示す表示ランプ112と、「自動風量」運転を示す表示ランプ113と、「花粉」運転を示す表示ランプ114がそれぞれ設けられ、前記「風量」ボタン109の上方に位置して、設定した風量である「強」,「中」,「弱」を示す表示ランプ115,116,117が設けられている。前記「風量」ボタン109は、ファンモータ106に連結するファン16からの風量を段階的に切り換える第1の風量切換手段を構成し、前記「静かに」ボタン108は、「風量」ボタン109よりもファン16の風量を細かく切り換える第2風量切換手段を構成する。その他の構成は、前記第1実施例〜第5実施例のものを適宜利用できる。
ここでは、「運転切替」ボタン110を押す毎に、制御部101で設定される運転コースが順々に切換わり、使用者が運転コースを選択できると共に、それに対応して表示ランプ112,113,114も順に点灯して、どの運転コースが設定されているのかを使用者に表示できる。また、「風量」ボタン109を押す毎に、制御部34で設定される風量レベルが順々に切換わり、使用者が風量レベルを選択できると共に、それに対応して表示ランプ115,116,117も順に点灯し、どの風量レベルが設定されているのかを使用者に表示できる。さらに、前記「静かに」ボタン108を押す毎に、設定した風量は僅かずつ減少する。これらの設定した運転コースや風量は、変更がある毎に記憶部121に上書きして記憶保存され、制御部101はその設定した運転コースや風量に従って、ファンモータ106の動作を制御する。
そして、「手動風量」コースにおいて例えば「強」の風量で運転していた場合、使用者がなんらかの理由でファン動作音がうるさいと感じた時に、従来においては「風量」ボタン109を押して風量を「中」に切換えざるを得なかった。これによって、ファンモータ106の回転音やファン16の風切音などのファン動作音は相当小さくなるが、同時に風量も少なくなってしまい、希望する風量が得られないという問題があった。
しかし、本実施例では風量調整手段である「風量」ボタン109の他に、風量微調整手段である「静かに」ボタン108を備えているため、これを押すことによってファン動作音を少しだけ小さくすることができ、しかもほぼ同等な風量を維持することができる。また、「静かに」ボタン108を複数回押すことによって、設定する風量レベルも徐々に下がって、所望のファン動作音レベルを得るようにすることもできる。このようにして、ファン動作音レベルを簡単に微調整することができ、使用者が気にならない運転音で、最大の風量を確保することが可能になる。
なお、「静かに」ボタン108で設定された風量は一定時間、例えば10分後に自動的に設定前の「強」の風量に戻るように制御部101を構成してもよく、これにより、例えば電話がかかってきて「静かに」ボタン108を操作すれば、ファン動作音を小さくして静かにできるので、電話での会話がし易くなる。また、会話した後は自動的に元の風量に戻るから、風量を元に戻す操作が不要になり便利である。
また本実施例では、「静かに」ボタン108を押す毎に少しずつ段階的に風量が少なくなる場合を示ししたが、「静かに」ボタン108を押している間は風量が無段階で緩やかに少なくなるように構成してもよい。この場合、使用者は「静かに」ボタン108を押し続けて、好みの風量になったら「静かに」ボタン108から手を離せばよく、「静かに」ボタン108を利用して設定した風量を無段階に調節できるので、段階的なものよりも細かい風量設定が可能となり、使用者の好みの風量を実現できる。
図17は、前記操作部34および表示部107の他の例を示しており、風量の表示ランプとして、操作銘板104に「好み」の表示ランプ118を付加するとともに、風量微調整の「静かに」ボタン108に代えて、風量微調整の「下げる」ボタン119と「上げる」ボタン120を設けたものである。「下げる」ボタン119と「上げる」ボタン120とにより、前述の「静かに」ボタン108と同様な風量の微調整が可能であり、「下げる」ボタン119で風量を下げすぎた場合でも「上げる」ボタン120によって上げることもでき調整しやすくなる。
また、図16に示す「静かに」ボタン108や、図17に示す「下げる」ボタン119と「上げる」ボタン120とにより微調整された設定風量は、使用者にとって好みの風量と見ることもできるため、これを前述のように図15の記憶部121に記憶することにより、「風量」ボタン109により「好み」を選択すると、この記憶された設定風量でファンモータ106を運転するように制御部101を構成してもよい。
つまり、使用者が設定風量の微調整を行なった場合、その微調整後の設定風量が使用者の好みであると推測されるから、次回の「風量」ボタン109による風量切換え時に、記憶部121に記憶された設定風量となるように、ファンモータ106の動作を制御すれば、使用者がいちいち設定風量の微調整を行なう必要がなく便利である。
また、「下げる」と「上げる」の表記に代えて、「弱く」と「強く」や、「▼」と「▲」や、「静かに」と「戻す」などの表記を採用しても、わかり易く好ましい。さらに、風量微調整手段として音声認識や拍手の応用なども可能である。
「運転切替」ボタン110で選択可能な「自動風量」コースは、埃センサまたは花粉センサなどのセンサ105からの検知出力に基づいて、送風機となるファン16の風量を自動的に調整するもので、ここでは扇風機周囲の埃や花粉が多くなり、センサ105の検知出力が大きくなると、ファン16の風量も自動的に増すように、制御部101がファンモータ106を制御する。このようにしてファン16の風量が増しているときに、例えば前記「静かに」ボタン108を操作した場合は、「静かに」ボタン108で微調整された設定風量を記憶部121に記憶して、これを自動風量コースの再スタート時の設定風量として、ファンモータ106の動作を制御する。
上述のセンサ105の検知出力に依存する「自動風量」コースは、ファン16の風量が強くなるので、特に使用者の好みの風量との差が出やすい。そこで、センサ105の検知出力によって、ファン16の風量が増しているときに、風量微調整手段である例えば「静かに」ボタン108の操作により、設定風量が変更された場合に、その設定風量を「自動風量」コースの最大設定風量として記憶部121に記憶する構成とすれば、次回に「運転切替」ボタン110で「自動風量」コースを選択したときに、使用者が好みの設定風量で「自動風量」コースを実現できる。
なお、前記センサ105は他に、臭いセンサや、ガスセンサや、温度センサや、湿度センサなど、扇風機の周囲状況を検知できる種々のセンサを用いることができる。
図18は、本発明の第7実施例を示し、第6実施例におけるファン動作音を紛らわすのに効果的な音発生手段を備えた扇風機を提供するものである。
操作銘板104の正面図を示す図18において、ここでは第6実施例で説明した「風量」ボタン109や、「運転切替」ボタン110や、「運転切/入」ボタン111や、表示ランプ112,113,115〜117の他に、操作部34として、「音切/入」ボタン131と、「音選択」ボタン132と、「音質」ボタン133と、「音量」ボタン134をさらに備え、また表示部107として、選択可能な音を表示する音表示部135をさらに備えている。また、制御部101には図示しない音発生手段をさらに備えている。その他の構成は第6実施例と共通し、必要に応じて第1実施例〜第5実施例のものを適宜利用できる。
上記構成において、使用者がファンモータ106の回転音やファン16の風切音などのファン動作音が気にかかるときに、「音切/入」ボタン131を操作して、音発生手段から音が発生できる入状態に切換えた後、「音選択」ボタン132を操作して、使用者の好みに応じた音を選択する。ここで選択できる音の種類は、例えば川のせせらぎ音、波の音、小鳥のさえずり音、風鈴の音などの自然界の音や、「シュルシュル」音、「スースー」音、「キュルキュル」音などのファンモータ106が回転する際に軸受などから発生する摺動音に類似した音(疑似摺動音)で、これら複数の音は全て記憶部121に記憶される。
そして、「音切/入」ボタン131の操作により音出力が可能な入状態に切換わると、表示制御部103は記憶部121に記憶される選択可能な音の種類を音表示部135にそれぞれ表示させ、その中から「音選択」ボタン132の操作により特定の音を選択すると、制御部101は記憶部121に記憶される特定の音を音出力手段から出力させる。このとき音出力手段から発生する音の音質や音量は、使用者の好みに応じて「音質」ボタン133と、「音量」ボタン134の操作によって調節できる。これらの「音質」ボタン133と「音量」ボタン134は、音調節手段に相当するが、少なくとも「音質」ボタン133により音質を、また「音質」ボタン133と「音量」ボタン134により音質と音量を任意に調節できる構成とする。
なお本実施例では、「音切/入」ボタン131を操作する毎に、音発生手段からの音出力を可能にする入状態と、音発生手段からの音出力を停止する切状態に切換わる構成となっている。したがって、後者の切状態を選択すれば、音発生手段から音が発生しない従来の扇風機としての使用も可能となる。
このように本実施例の扇風機は、送風手段となるファン16やファンモータ106と、複数の音を保存する記憶部121と、前記複数の音の中から選択された特定の音を出力する音発生手段と、「音質」ボタン133や「音量」ボタン134による音調節手段とを備えている。
そのため使用者は、好みに応じた音を記憶部121の中から選択し、さらに音質や音量を可変することで、扇風機から好みの音を発生させることができ、送風手段からの不快な騒音を緩和できる。
また、記憶部121には複数の疑似摺動音が記憶されている。これにより使用者は、気になるファンモータ106の回転音などに対応する疑似摺動音を選択して、扇風機から発生させることができる。
また、記憶部121には複数の自然界の中の音が記憶されている。これにより使用者は、好みに応じた自然界の音を選択して、扇風機から発生させることができる。
本実施例では、記憶部121に記憶した複数の音の中から、「音切/入」ボタン131の操作により音出力が可能な入状態となる使用時に、特定の音を選択して音発生手段から出力させる構成となっている。
これにより、音出力が可能な使用時にのみ、使用者の好みに応じた音を発生させることができ、通常の音が発生しない扇風機としての使用も可能になる。
また本実施例では、制御部101に現在時刻を計時するタイマー部を備え、このタイマー部の計時に基づき、例えば朝、昼、夜のような所定のタイミング毎に、記憶部12に記憶される複数の音の中から、異なる特定の音を自動的に選択して音発生手段から出力させる構成としてもよい。
これにより、例えば一日の時間帯毎に、ユーザの好みに合った音を扇風機から発生させることができる。
その他に本実施例では、外部記憶媒体としてSDカードやUSBメモリに任意に好みの音データを収録保存し、その音データを記憶部121に追加入力してもよい。さらに、上記の音の種類を組み合わせたものをパターン化して記憶することにより、使用者が好みとする音の選択幅を拡大することができる。
図19〜図21は、本発明の第8実施例を示し、首振り範囲の設定が容易なリモコンを備えた扇風機を提供するものである。
図19は本実施例におけるリモコン141の正面図であり、第1実施例の扇風機本体1と組み合わせて使用される。特に首振り範囲の設定に拘るリモコン操作部の構成についてのみ説明すると、ここではリモコン141の表面に、それぞれ「左右首振り」ボタン142と、「お好み設定」ボタン143と、「上下首振り」ボタン144とを備えている。リモコン141は、これらのボタン142〜144の押動操作に伴い、図示しない送信部から無線での操作信号を送出し、これを受けた扇風機本体1の首振り制御部39が、首振り用モータ36の動作を制御する構成となっており、具体的には「左右首振り」ボタン142と「お好み設定」ボタン143の操作により、首振り制御部39が左右の首振り範囲を設定し、「上下首振り」ボタン144と「お好み設定」ボタン143の操作により、首振り制御部39が上下の首振り範囲を設定する。
そして、図20のフローチャートで示したように、使用者が「左右首振り」ボタン142を押し続けると(ステップS11)、首振り制御部39は首振り用モータ36の動作を制御して、送風部4を左方向に首振り動作させ(ステップS12)、その動作の途中で「お好み設定」ボタン143がオンされると(ステップS13)、送風部4の首振り動作を停止させると共に、停止位置を記憶して左方向の首振り範囲を確定する(ステップS14)。次に再び「左右首振り」ボタン142を押し続けると(ステップS15)、首振り制御部39は送風部4を右方向に首振り動作させ(ステップS16)、その動作の途中で「お好み設定」ボタン143がオンされると(ステップS17)、送風部4の首振り動作を停止させると共に、停止位置を記憶して右方向の首振り範囲も確定する(ステップS18)。以上が左右方向の首振り範囲の設定手順であるが、「上下首振り」ボタン144と「お好み設定」ボタン143を同様に操作することで、上下方向の首振り範囲も設定できる。
従来は、図21に示すように、リモコン141の表面に「左首振り」ボタン145と、「右首振り」ボタン146と、「上首振り」ボタン147と、「下首振り」ボタン148と、「決定」ボタン149をそれぞれ備え、例えば「左首振り」ボタン145を押し続けて「決定」ボタン149を押すことにより、左方向の首振り範囲が確定し、次に「右首振り」ボタン146を押し続けて「決定」ボタン149を押すことにより、左右方向の首振り範囲が確定する。
つまり従来は、例えば左右の首振り範囲を設定するのに、ボタン操作は4回で、リモコン141のボタン数が3個必要となる。そのため、送風部4の首振り範囲を使用者の好みの角度範囲に設定するいわゆるお好み首振りの設定が煩わしく、リモコン141のボタン数も多くなる。これは上下の首振り範囲を設定する場合も同じことがいえる。
それに対して、本実施例では「左右首振り」ボタン142が従来の「左首振り」ボタン145と「右首振り」ボタン146の機能を有し、「上下首振り」ボタン144が「上首振り」ボタン147と「下首振り」ボタン148の機能を有する。このため、ボタン操作は3回で、リモコン141のボタン数は2個必要となり、従来よりもボタン操作を簡素化させ、且つボタン数を減らして、コンパクトで使い勝手のよいリモコン141を提供できる。このようにして、「左右首振り」ボタン142と「お好み設定」ボタン143とにより左右首振り範囲設定手段を構成し、「上下首振り」ボタン144と「お好み設定」ボタン143とにより上下首振り範囲設定手段を構成している。
なお、各ボタンの配置、形状、表記などは、本実施例に記載されたものに限定されず、任意に変更が可能である。
本発明の第9実施例は、例えば図15に示す扇風機の電気的構成で、制御部101を構成する記憶部121に、停電時や電源プラグを抜いた時でも、その直前の状態を記憶するフラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリを備えたものである。記憶部121には、例えば送風部4からの設定風量や、設定時刻に扇風機本体1の動作をオンまたはオフに切換えるタイマーなどが記憶される。
そして本実施例では、運転中の一時的な停電や電源プラグの抜き差しがあった場合でも、再度風量やタイマーなどの設定を行なうことなく、停電時や電源プラグを抜いた時の状態を不揮発性の半導体メモリである記憶部121から読み出して再運転できるようにしたものである。この場合、再運転時には操作部34のスタートボタンを2度押しあるいは長押しすることにより、停電時や電源プラグを抜いた時の状態を記憶部121から読み出して再運転可能にしてもよい。これによって、停電時や電源プラグを抜いた時にリセットしてしまう煩わしさを解消できる。
本発明の第10実施例は、前述の図19で示したように、扇風機のリモコン141に二次電池などの充電式バッテリー150を内蔵したものである。
こうしたリモコン141では、外部電力を利用して充電式バッテリー150を充電させるための充電部(図示せず)が設けられる。その充電部は、扇風機本体1の格納部(図示せず)に格納されている状態で扇風機本体1からの充電を受ける機能を有してもよく、あるいは扇風機本体1とは別体の充電台で充電して使用できるように構成してもよい。
従来、扇風機のリモコンはコイン型のリチウム電池が使用され、消耗した際には新しい電池に交換しなければならないが、乳幼児のいる家庭では、交換の際、乳幼児が電池を誤飲するという心配があった。しかし、本実施例では充電式バッテリー150を内蔵したリモコン141を提供するから、このような問題を解消できる。
本発明の第11実施例は、前述の図19で示したように、扇風機のリモコン141にLED等からなる発光素子などの光照明部151を設けたものである。なお、光照明部151の形状や配置などは特に限定されない。
光照明部151は、夜中などの暗い中でもリモコン141の位置が容易に分かるようにしたものであり、夜間就寝時に光照明部151を連続点灯したり、点滅点灯したりするように構成されている。この場合の光照明部151は、リモコン操作部の操作でオンとオフを切換えてもよく、あるいはリモコン141によって扇風機をオフする操作信号によってオンさせてもよく、図示しない照度センサからの検知信号により夜間であると判断された時にオンさせてもよい。これによって、リモコン141を置いた場所を覚えておく必要がなく、暗い環境においても光照明部151でリモコン141の位置が分かるため、部屋の照明を付けずに扇風機の遠隔操作を行なうことが可能になる。
図22は、本発明の第12実施例を示し、風吹出し口または首振り本体に風が吹き出す範囲を照らす光源としてのライトを備えた扇風機を提供するものである。
同図において、送風部4からの風吹出し口となる前ガード22の中央に、LED等からなるライト152が設けられ、送風部4からの送風がライト152の光Lによって照らし出される。これにより、扇風機本体1の首振り範囲Eがライト152の光Lによって明確になる。
そして、前述の首振り範囲を設定する機能で、使用者一人に風を送る場合は、風の当たる範囲を感じて容易に設定できるが、使用者本人がいない箇所に風を送る場合は、送風範囲が見えないために、効率よく首振り設定を行なうのは難しかった。しかし、本実施例ではこのような場合でも、ライト152からの光Lによって風の吹出す範囲が明確になるため、目視で容易に首振り範囲の設定を行なうことができる。なお、ライト152は首振り本体となる駆動部カバー19の上部や、ファン16を固定する締付スピンナー(図示せず)などに設けてもよい。また、ライト152への電源供給が難しい場合は、電池により点灯させればよい。
図23は、本発明の第13実施例を示し、ファンガード17として使用している前ガード22の他に、もう一つの別な前ガード161を備えたものである。
同図において、本実施例では、送風部4に装着される前ガード22とは別体の前ガード161を同梱して備えている。送風部4からの送風方向を変えるために、前ガード22,161の骨部(ワイヤー)形状は互いに異なるが、どちらも送風部4のファン16前方に着脱可能であり、例えば一方の前ガード22だけが送風部4に装着される。なお、前ガード22,161の数は3以上であっても構わない。
一方、扇風機本体1のベース2内には、凹状の収納室162が設けられる。収納室162は、どちらの前ガード22,161も収納可能な形状を有しており、前述のように一方の前ガード22を送風部4に装着した状態では、送風部4に装着されない他方の前ガード161を、ベース2に設けられた開口部163から収納室162に収納し、開口部163を蓋体164で塞ぐように構成される。また、他方の前ガード161を送風部4に装着した場合は、一方の前ガード22を開口部163から収納室162に収納して、その開口部163を蓋体164で塞げばよく、何れの場合も使用しない前ガード22,161が邪魔にならない。ここでの蓋体164は、開口部163に対し着脱自在に設けられる。
以上のように本実施例では、送風部4のファン16前方に設置された前ガード22の他に、少なくとも1個以上の前ガード161を備えており、使用しない前ガード161を扇風機本体1の下部のベース2に収納できる構成としているため、骨部形状などの異なる2個の前ガード22,161を適宜交換して、ファンガード17として使用することができ便利である。
図24は、本発明の第14実施例を示し、従来の締付スピンナーを省略した扇風機を提供するものである。
同図において、ここではDCファンモータ15のモータ軸166が挿入する樹脂製のファン16の中央連結部において、その中央連結部の軸挿入孔の先端にタップ形状の雌ネジ部を有する金属部品167を設けて構成され、前記金属部品167の雌ネジ部を前記モータ軸166の雄ネジ部に螺着し結合することで、モータ軸166にファン16の中央連結部を取付け固定するものである。これによって、ファン16をモータ軸166に固定するために必要な締付スピンナーを省略することができ、部品点数の削減を図ることができる。
図25および図26は、本発明の第15実施例を示し、右回転用の第1のファンモータ171と、左回転用の第2のファンモータ172と、制御部173とを備え、第1のファン174と第2のファン175の回転中心を同芯とし、前記制御部173は前記第1のファン174と第2のファン175をそれぞれ単独または同時に回転制御するように構成したものである。
具体的には、右回転用の第1のファンモータ171のモータ軸176の先端に、小型の第1のファン174の中央連結部177を、ネジ部178を介して螺着結合し、前記中央連結部177の後側に位置して、前記モータ軸176に軸受179を介して大型の第2のファン175の中央連結部180を装着することで、第1のファン174の中央連結部177と、第2のファン175の中央連結部180を同芯としている。この場合、大型の第2のファン175の羽根181は、小型の第1のファン174の羽根182の外周部に位置するようになっている。また第2のファン175の中央連結部180の後側外周部にはギヤ部183が設けられており、このギヤ部183は前記第2のファンモータ172のモータ軸184と、ギヤ機構185を介して連結されている。図中189は、少なくとも第1のファン駆動手段である第1のファンモータ171と、第2のファン駆動手段である第2のファンモータ172を内部に収容して備えたファン駆動ケースである。
そして、制御部173から第1のファンモータ171に第1の駆動信号が送出されると、第1のファンモータ171が駆動して第1のファン174が右方向に回転するのに対し、制御部173から第2のファンモータ172に第2の駆動信号が送出されると、第2のファンモータ172が駆動して第2のファン175が左方向に回転する。制御部173が第1の駆動信号と第2の駆動信号の何れか一方だけを出力する場合は、第1のファンモータ171と第2のファンモータ172も、その何れか一方だけが回転するが、第1の駆動信号と第2の駆動信号を両方出力する場合は、第1のファンモータ171と第2のファンモータ172が同時に回転する。
上記実施例によれば、扇風機として直進性、拡散性、その組合せなど多様な風を選択的に得ることが出来、例えば制御部173から第1のファンモータ171と第2のファンモータ172に駆動信号を同時に送出できる構成にして、右回転に送風する第1のファン174と、左回転に送風する第2のファン175とを同時に回転させることで、ヘリコプターのような直進性が期待できる風を送風できる。また、制御部173から第1のファンモータ171と第2のファンモータ172の一方にのみ駆動信号を送出できる構成にして、第1のファン174と第2のファン175の何れかを回転させることにより、第1のファン174による右回転の送風や、第2のファン175による左回転の送風により、回転方向に巻き込んだ拡散性が期待できる風を送風できる。そして、これらを組み合わせることにより、自然界の外気風に近づけた送風を行なうことができる。
また本実施例では、正面から見て右回転用の第1のファン174と、左回転用の第2のファン175の外径を相違させて、大小異なるファン174,175を備えることにより、異なる風量の異なる風の拡散性を実現できる。しかも本実施例では、外径が大きい第2のファン175の回転中心部側にはファンブレードとなる羽根181を略設けない構成とし、その第2のファン175の回転中心部に外径が小さい第1のファン174のファンブレードとなる羽根182を配置している。これにより、第1のファン174からの右回転の風と、第2のファン175からの左回転の風を、互いに干渉させずに円滑に送風することが可能となる。なお、図25および図26は一例を示したもので、第1のファン174と第2のファン175の大きさ並びに寸法比率、あるいは両者を同芯に設けるための構造などは適宜変更できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば、第1実施例で示した距離や風速や回転数の値はあくまでも一例で、実際の扇風機の仕様などを考慮して適宜変更して構わない。また、各実施例で説明した技術的な特徴を、適宜組み合わせた扇風機としてもよい。
4 送風部
16 ファン(羽根)
31 距離センサ

Claims (1)

  1. 設定した回転数で送風部の羽根を回転させる扇風機において、
    対象者までの距離を検知する距離センサを設け、
    前記距離センサで検知した距離に応じて、前記設定した回転数を自動可変する構成としたことを特徴とする扇風機。

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