JPS62113888A - 扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （（１産業上の利用分野 本発明は時限制御を行う扇風機に関し、特に空気調和機
と併用される扇風機における時限制御を改良したもので
ある。

（口１　従来の技術 本発明に先行する技術として特公昭４９−１２３１５号
公報に記載の扇風機の運転制御装置がある。該運転制御
装置は睡眠時の使用においてモーターが高速度で運転さ
れるよう設定しタイマーを作動させるとその高速度運転
状態が続き夜半に気温が低下した時風邪を引いたシ、或
は高速度から急激に停止した時に急に暑く感じて睡眠を
中断される欠点を解消したものである。そのため、タイ
マーによる時間の経過にしたがって高速度から低速度に
順次切り換わり、停止するようにすることで、睡眠初期
の寝苦しさを解消し、睡眠中の冷え過ぎを防止したもの
である。

だが、前記運転制御装置は自然の中での使用を゛前提と
したものであり、近年睡眠時に使用される空気調和機と
の併用を前提としたものではなかった。その結果、空気
調和機により設定された室温は扇風機を必要としないも
のであり、この時扇風機を高速度で運転すると冷え過ぎ
により風邪を引いてしまうものである。また低速度、間
欠運転にて運転すると扇風機を空気調和機の運転設だ時
間が略同−であることから、同時に停止し閉め切った室
の温度上昇で、急に暑く感じて睡眠が中断されるもので
ある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は空気調和機との併用において前述の従来の技術
の欠点を解消した扇風機を提供するものである。

（ロ）問題点を解決するための手段 本発明はタイマーによる電動機の一定時間運転を所定時
間遅れて動作せしめる遅延手段を形成し、遅延手段とし
てはタイマーによる時間の計測は行なうが電動機への連
載は行なわないタイマ一手段や、電動機の低速度又は間
欠運転を行なわせる低速運転手段等をいい、いわゆる扇
風機としての本来のタイマーによる運転が行なわれる以
前に行なわれる空気調和機との併用運転に適した運転形
態を時間的に表現した手段が遅延手段である。

（ホ）作　用 本発明は空気調和機の運転中は遅延手段にて電動機の停
止又は低速又は間欠といった低Ｎ温下に適した制御を行
なった後、空気調和機の停止による室温の上昇と共に通
常のタイマーによる電動機の制御を行うものである。

（へ）実施例 本発明を第１図と第２図に示す第１実施例と、第５図と
第４図に示す第２実施例と、第５図と第６図に示す第３
実施例と、第７図と第８図に示す第４実施例と、第９図
と第１０図に示す第５実施例に基づいて説明する。

第１実施例について説明する。

電動機（１１より引き出された速調端子（１ａ）（１ｂ
）（１ｃ）は速度設定切換スイッチ（２）に接続する。

前記電ＩｊｉＪ機（１１にて送風羽根を駆動する。前記
切換スイッチ（２）と直列に時間制御スイッチ（３）を
接続している。該時間制御スイッチ（３）の可動接片（
３ａ）は制御カム体（４）の外周形状に沿りて可動され
る制御体（５］にて切入される。前記制御カム体（４）
はゼンマイ駆動式又はモータ駆動式の時限装置にて回転
駆動される。該時限装置は操作設定摘みにて一定量回動
させることで好みの時間設定され、初期の停止状態まで
戻る。前記時間制御スイッチ（３）と制御カム体（４）
と制御体（５）と時限装置等にてタイマー（６）を形成
し、該タイマー（６）にて前記電動機（１）の時間制御
運転を行う。

前記制御カム体（４）の外周には前記時間制御スイッチ
（３）の連続した投入を行なわせる連続運転部（４ａ）
と、前記時間制御スイッチ（３）の連続して切状態に保
持する停止部（４ｂ）と、前記時間制御スイッチ（３）
を切状態に保持しながら時間を計測して制御カム体（４
）を回動せしめる遅延時間制御部（４ｃ）と、前記時間
制御スイッチ（３）の投入を保持しながら時間を計測し
て制御カム体（４）を回動せしめる時間運転制御部（４
ｄ）とを形成している。

該時間遅１伝制御部（４ｄ）は停止部（４ｂ）の隣りに
形成され、第２図に示すタイマ一時間の０〜ｔ１時間の
範囲内で設定され、通常はｔｌが５時間程度である。従
って前記タイマー（６）を前記制御カム体（４）の時間
運転制御部（４ｄ）の範囲内に設定すると設定された時
間だけ、前記切換スイッチ（２）にて設定された速度で
電動機（１１を運転し、帥記停止部ｒ４ｂ）まで制御体
（５）が移動せしめられた状態で停止する。前記電ｆＪ
ｂ機ｒｌｌを連続運転せしめる場合は前記連続運転部（
４ａ）に位置せしめることで行なえる。前記遅延時間制
御部（４０）は前記時間運転制御部（４ｄ）の隣りに形
成され、第２図に示すタイマ一時間のｔ１〜ｔ３時間の
範囲内で設定され、前記遅延時間制御部（４ｃ）にて制
御される時間は１５−１１時間である０該ｔ３−１１時
間は通常５時間程度である。従って前記タイマー（６）
は本実施例では最大６時間設定できるタイマーである。

前記遅延時間制御部（４Ｃ）の範囲内にタイマー（６）
ｔ−設定すると、たとえば最大ｔｓであるが今ｔ２に設
定するとｊ、２−１１時間だけ、時間の計測は行なわれ
るが、前記時間制御スイッチ（３１は投入されず、ｔ２
−１１時間経過後曲記時間運転制御部（４ｄ）の領域に
入り、１１時間前記切換スイッチ（２）にて設定された
速度で運転されて停止する。前記遅延時間制御部（４ｃ
）にて設定制御されるｉ、２−ｉ１時間は睡眠時に設定
する空気調和機の運転設定時間と同−又は近似した時間
に設定される。従って空気調和機が運転され室内の温度
が低く制御されている時間内においては前記遅延時間制
御部（４ｃ）部分にタイ！−（６）がセットされており
、扇風機が運転されず冷え過ぎが防止しされ、空気調和
機が停止すると、前記時間運転制御部（４ｄ）にタイマ
ー（６）が移行し扇風機が運転される。その結果空気調
和機が停止しても、寝苦しさを感じることが防止される
。

第２実施例について説明する。

様 本実施例は第１実施例において扇風矛；停止している遅
延時間制御部（４ｃ）部分における空気調和機の運転効
率向上を冷え過ぎを防止しつつ行うものである。＃記遅
延時間制御部（４ｃ）を時間制御スイッチ（３）のＯＮ
・ＯＦＦをくシ返し、電動機＋１１の運転を短周期にて
停止と回転をくシ返させる。従って、前記遅延時間制御
部（４０）による時間制御申送風を間欠的に行なうこと
で室内空気の攪拌を行ない連続的に送風しないことで睡
眠中の冷え過ぎを防止するものである。

第３実施例について説明する。

本実施例は第１、第２実施例において、時間運転制御部
（４ｄ）から停止部（４ｂ）に移行する際連続送風運転
から急激に停止することで急に暑さを感じるのを防止す
るものである。本実施例は第２実施例において改良した
ものである。時間運転制御部（４ｄ）の後半、停止部（
４ｂ）に移行する前段として時間制例スイッチ（３）の
ＯＮ・ＯＦＦをくり返す間欠運転部（４ｅ）を形成した
ものである。従って、該間欠運転部（４ｅ）にて間欠送
風を行ない、送風の強さを一段階下げた送風状態を経過
して停止部（４ｂ）に移行するものである。

第４実施例について説明する。

第１乃至第６実施例において電動機（１）の運転に中心
を置いて本発明を説明したものであるが、通常送風に伴
ない首振り運動も行なわせている。そのため扇風機を載
置した場所が壁の近くであると、遅延時間制御部（４Ｃ
）経過後、時間運転制御部（４ｄ）にて扇風機の運転が
始まると、首振りにより壁に衝突し扇風機が転倒するこ
とがある欠点を改良したものである０電動！！Ａ（すの
時間制御については第１実施例と同様である。

制御カム体（４）と同時に設定駆動される首振制御カム
体０Ｃを形成し、該首振制御カム体（１１にて制動体（
１１１を移動し、首振モータ（１２に接続したスイッチ
（１３の可動接片Ｉを操作するものである。前記首振制
御カム体（１０）には前記制御カム体（４）の停止部（
４ｂ）に対応する停止部（１０ｂ）を形成しており、他
の部分はスイッチ投入部（１０ａ）となる。切換スイッ
チ（２１、！：　を振モータ鰺間に介在した手動スイッ
チ（Ｌ５１はガ振モータ（１２の運転停止を選択するも
のである。

従って、タイマー（６）がセットされると前記首振モー
タα２の回路が閉ざされ、運転可能状態となり、手動ス
イッチσ９が投入されていると首振りが行なわれる。遅
延時間制御部〔４Ｃ）にタイマー１６）カセットされる
と送風は行なわずに首振りのみが行なわれ睡眠中に扇風
機が転倒しない位置にａｔされるよう注意がうながされ
るものである。

第５実施例について説明する。

第１乃至第４実施例は機械式と称されるタイマー（６）
を用いていたものであるが、本実施例は電子式と称され
るタイマーを用いるもので、４動機（１）及び首振モー
タ（１２の制御を含めてマイクロコンピュータの（以下
マイコンと称する）にて行なうものである。該マイコン
のは第１０図に示す停止スイッチ（２１１，速度切換ス
イッチの、タイマー設定スイッチの、遅延スイッチＣ４
）、σ振スイッチ（２５１よりなるスイッチ部Ｑ６ｉか
らの入力信号により設定状態を表示部（２）にて表示す
ると同時に設定確認音を音発生部２８＋にて発する。前
記スイッチ部１．２６１の信号を前記マイコンの内にて
比較演算処理され、入力信号に合致する制御信号をトラ
イブック等よりなる制御回路部のに出力する。前記制御
信号により動作される制御回路部四にて電動９＆（１１
及び首振モータｌｉ２が運転制御される。前記タイマー
設定スイッチのにて時間制御が選択され、且つ遅延スイ
ッチｃ！４１が選択されると時間制御を行なうための時
間計測及び制御回路部■への制御信号の出力が一定時間
遅廷されることになる。前記遅延スイッチ２４１による
遅延は本実施例では２時間に固定されているが、任意に
選択できるようにしてもよい。前記遅延スイッチ（２４
］が選択されない場合はタイマー設定スイッチｃ２３１
にて設定した時間運転された後に停止される。なお、前
記マイコン■°には動作させるための外部見損回路ＧＯ
）が入力される。

本発明は前述の各実施例に限定されｂものではなく、本
発明の問題点及び手段、作用効果を逸脱しない範囲にお
いて種々の構造で実施できるものである。すなわち、タ
イマーによる電動機の一定時間運転を所定時間遅れて動
作せしめる遅延手段を備えていることが要旨であり、遅
延手段として時間分基準として所定時間計測する前述の
各実施例の構造であってもよいし、他の手段を用いても
よい。たとえば遅延手段として温度検知手段を用い、空
気調和機の停止を室温の上昇で検知し、タイマーによる
電動機の運転を動作せしめるようにしてもよい。また空
気調和機との連動が行なえるように空気調和機が停止し
た時に信号を発信する報知部を形成し、該報知部の信号
を受けてタイマーによる電動機の４転に移行するように
形成してもよい。上述の構造にあっては遅延手段による
所定時間とは決められた特定時間ではなく流動的に変化
する時間である。

（ト１　発明の効果 本発明はタイマーによる電動機の一定時間運転を、遅延
手段にて所定時間遅らせて動作せしめるようにしたこと
で、空気調和機との併用による睡眠において長時間に渡
り冷え過ぎのない、効率のよい快適な環境を得ることが
できるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図は第１実施例
の回路図、第２図は同タイムチャート、第５図は第２実
施例の回路図、第４図は同タイムチャート、第５図は第
５実施例の回路図、第６図は同タイムチャート、第７図
は第４実施例の回路図、第８図は同タイムチャート、第
９図は第５実施例のブロック回路図、第１０図は同操作
部分の平面図である。 ［１１−・・電動機、　（２）・・・切換スイッチ、　
（３）・・・時間制御スイッチ、（４）・・・制御カム
体、　　（４ｃ）・・・遅延時間制御部（遅延手段）、
　　（４ｄ）・・・時間運転制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、送風羽根を駆動する電動機をタイマーにて一定時間
   運転せしめた後停止させるものに於て、前記タイマーに
   よる電動機の一定時間運転を、所定時間遅れて動作せし
   める遅延手段を有する扇風機。