JPH03144248A - スポットクーラにおける冷風吹出方向の制御方法 - Google Patents

スポットクーラにおける冷風吹出方向の制御方法

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JPH03144248A
JPH03144248A JP1281217A JP28121789A JPH03144248A JP H03144248 A JPH03144248 A JP H03144248A JP 1281217 A JP1281217 A JP 1281217A JP 28121789 A JP28121789 A JP 28121789A JP H03144248 A JPH03144248 A JP H03144248A
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田丸 聖
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば工場等の建造物の中で局所的に冷房
を行うスポットクーラにおける、冷風の吹出方向を変更
制御するための冷風吹出方向の制御方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、移動する作業者への局所冷房においては、冷風ダ
クトの首振り等が行われてきたが、常に冷風が当たらな
いので冷房感が悪化するという欠点があった。このため
に、特開平1−145594号公報に示されているよう
な冷風吹出方向制御装置が提案されている。これは、建
造物内の作業者をスポットクーラ本体に回動可能に設け
た超音波センサにより検知してその方向へと冷風吹出ダ
クトの向きを変更させるわけであるが、超音波センサの
検知領域を変更させてそのセンサの検知範囲内の物体を
各方向毎に予め背景情報として記憶し、その後に超音波
センサにより検知された物体と対応する情報のうちから
そのときの検知領域の方向に対して前記背景情報を除去
して人を識別するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記の装置では超音波センサの検知領域の幅
が大きいために、特殊な背景形状の場合にダクトがハン
チングを起こしてしまう構造となっていた。このために
作業者に対して常に冷風を当てることができないという
欠点があった。即ち、第8図に示す構造の建造物中にお
いて人Mがいる場合において、左右の超音波センサSa
、Sbの検知領域Za、Zbに対し領域zbに人がいる
とダクトが右方向に動こうとし、又、第9図のように領
域Zaに人Mがいると左方向に動こうとする。
この繰り返しによりダクトは停止することができず、ハ
ンチングが発生してしまう。
この発明は、冷風吹出口の向きのハンチングを防止して
、冷房感を向上させることができる冷風吹出方向制御装
置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、スポットクーラ本体に回動可能に設けられ
た冷風を吹出す冷風吹出口と、前記冷風吹出口を回動さ
せる吹出口回動手段と、方向性のある所定の検知領域が
互いに重なり、その検知領域内の人を検知する対人検知
手段と、前記対人検知手段の検知領域の方向を変更する
検知方向変更手段と、前記対人検知手段の検知領域の重
なり領域内に人が入るように、前記検知方向変更手段を
制御して前記対人検知手段の検知領域の方向を変更する
検知方向変更制御手段と、前記対人検知手段の検知信号
に基づいて前記吹出口回動手段を制御して前記対人検知
手段の検知領域の重なり領域内の人を検知した検知方向
に前記冷風吹出口の向きを制御する吹出口回動制御手段
とを備えたスポットクーラの冷風吹出方向制御装置にお
いて、前記吹出口回動制御手段による冷風吹出口の向き
の反転動作を検出してその動作が所定回数又は所定時間
続くとこの冷風吹出口の反転動作を強制的に停止させる
ようにしたスポットクーラにおける冷風吹出方向の制御
方法をその要旨とするものである。
〔作用〕
吹出口回動制御手段による冷風吹出口の向きの反転動作
、つまりハンチングを検出してその動作が所定回数又は
所定時間続くとこの冷風吹出口の反転動作を強制的に停
止させる。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を第1〜7図に従
って説明する。
第1図に示すように、スポットクーラ本体1の正面上部
中央には冷風を人に対してスポット的に当てて冷房する
冷風吹出口としての冷風ダクト2が左右方向に回動可能
に支持されている。
この冷風ダクト2の先端部下面には、同ダクト2を人に
追従して回動させる対人検知手段としての対人追従セン
サ3が固設されている。対人追従センサ3は第1及び第
2の送受兼用超音波センサ81、S2よりなり、各超音
波センサSl、S2はそれぞれセラミック素子の圧電効
果を利用した超音波送受波器とラッパ状の開口部を備え
たマイクロホンとから構成されている。そして、第4図
に示すように、前記第1の超音波センサSlは方向性の
ある第1の検知領域Zl内の超音波を反射する物体(人
9機械、壁等)を検知でき、又、第2の超音波センサS
2は方向性のある第2の検知領域Z2内の物体を検知で
きるようになっている。
両センサSl、S2による検知領域Zl、Z2は一部重
なっており、この重なった領域を第3の検知領域Z3と
している。
第2図に示すように、前記冷風ダクト2の基部はスポッ
トクーラ1内において支軸4により左右方向に回動可能
に支持した取付筒5に連結されている。又、スポットク
ーラ本体l内には前記冷風ダクト2と共に対人追従セン
サ3を回動させてその検知領域の方向を変更する吹出口
回動手段及び検知方向変更手段としての駆動モータ7が
配設されている。尚、この駆動モータ7として同期モー
タが使用されており、モータ回転速度を負荷の大小に関
わらず一定とすることができるようになっている。駆動
モータ7にはその回転を減速する減速装置8が連結され
、同減速装置8の出力軸(図示路)には駆動アーム9か
取付けられている。そして、前記取付筒5はその内面に
取着した回動部材6及びリンク部材IOを介して減速装
置8の駆動アーム9に駆動連結されている。
従って、駆動モータ7が駆動されると、減速装置8にて
減速された回転が駆動アーム9.リンク部材10を介し
て取付筒5に伝達され、冷風ダクト2及び対人追従セン
サ3が左右方向に一体に回動される。
第1図に示すように、スポットクーラ本体1の正面上部
にはファンスイッチ11、追従スイッチ12及び背景記
憶スイッチ13が配置されている。
このファンスイッチ11はスポットクーラ本体1内に設
けた図示しない冷凍サイクルのコンプレッサ及び蒸発器
用ファンの駆動制御を開始し、冷風ダクト2から冷風を
吹出させるためのスイッチであり、追従スイッチ12は
対人追従センサ3による人の検知に基いて前記冷風ダク
ト2の回動制御を開始させるためのスイッチである。又
、背景記憶スイッチ13は後記する記憶装置15に前記
対人追従センサ3の検知範囲内にある超音波を反射する
物体を予め背景情報として記憶させるためのスイッチで
ある。
次に、上記のように構成したスポットクーラの冷風吹出
制御装置の電気的構成を第3図に基いて説明する。
検知方向変更制御手段及び吹出口回動制御手段としての
マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)14は
、スポットクーラが配置される作業場の機械、壁2作業
机等の物体を予め背景情報として記憶する記憶装置15
を備えている。
マイコン14には超音波送受波器駆動回路1()を介し
て前記超音波センサ31.S2が接続されており、マイ
コン14はその出力端子14a、14bよりそれぞれハ
イレベルのパルス信号SG l。
SG2を出力し、第4図に示すように各超音波センサS
l、S2を駆動させて超音波を発生させるようになって
いる。
又、マイコン14にはマルチプレクサ17が接続されて
おり、このマルチプレクサ17はマイコン14の出力端
子14cから出力される選択信号SG3により各超音波
センサSl、S2の受信信号のうちいずれかを選択する
ようになっている。
マルチプレクサ17にはその出力信号を増幅するプリア
ンプ18を介してパントノくスフィルタ19が接続され
ている。この実施例において、バンドパスフィルタ19
は前記各超音波センサSl、S2の共振周波数である4
0kHzの信号のみ通過させるように設定されている。
前記バンドパスフィルタ19にはその出力信号を増幅す
るアンプ20が接続され、アンプ20の出力信号SG4
はコンパレータ21の一方の入力端子に出力されている
。コンパレータ21の他方の入力端子には第1基準電圧
Vlが入力されていて、コンパレータ21は前記出力信
号SG4と第1基準電圧Vlとを比較し、出力信号SG
4が第1基準電圧V1以上であるとハイレベルの出力信
号SG5を出力するようになっている。即ち、前記画題
音波センサSl、S2のいずれかが反射波を受信してそ
の検知領域Zl、Z2内に物体を検出しているとき、第
5図(b)又は第6図(b)に示すような40kHzの
方形波SG5’、SG5を出力する。
前記コンパレータ21の出力端子には抵抗22及び一方
の端子を接地したコンデンサ23からなる積分回路24
が接続されており、前記コンパレータ21の出力がハイ
レベルの場合にはコンデンサ23に電荷を蓄積してα点
の電位を高くし、又、コンパレータ21の出力がローレ
ベルの場合には抵抗22を介してコンデンサ23の電荷
を放電してα点の電位をローレベル(グラウンドレベル
)とするようになっている。
コンパレータ25の一方の入力端子には前記積分回路2
4の出力(α点の電位)が入力されるとともに、他方の
入力端子には第2基準電圧V2が入力されていて、コン
パレータ25はα点の電位と第2基準電圧V2とを比較
し、α点の電位が第2基準電圧V2以上になるとハイレ
ベルの検出信号SG6を出力するようになっている。即
ち、前記画題音波センサS1..S2のいずれかが反射
波を受信すると、その検知領域Zl、Z2内に物体を検
知し、コンパレータ25は第5図(d)又は第6図(d
)に示すようなハイレベルのパルス信号SG6’、SG
6を1つ出力する。
又、前記コンデンサ23の両端子間にはトランジスタ2
6のコレクタ端子及びエミッタ端子が接続されるととも
に、ベース端子は抵抗27を介して前記マイコン14の
出力端子14dに接続されている。このトランジスタ2
6はマイコン14の出力端子14dより第5図(C)又
は第6図(C)に示すようなハイレベルの出力禁止信号
SG7°、  SC2がベース端子に入力されるとオン
し、コンパレータ21の出力信号SG5をアースして前
記コンデンサ23への充電を阻止し、コンパレータ25
の出力をローレベルにするようになっている。
さらに、マイコン14にはモータ駆動回路28を介して
前記駆動モータ7が接続されており、駆動モータ7はマ
イコン14からの駆動信号SG8に基いて正転、逆転及
び停止されるようになっている。又、前記マイコン14
には前記ファンスイッチ11及び追従スイッチ12が接
続され、各スイッチ11.12から操作信号が入力され
るようになっている。
又、マイコン14にはデジタルバッファ29を介して前
記背景記憶スイッチ13が接続されるとともに、同じく
このデジタルバッファ29を介して前記冷風ダクト2の
回動基準位置を設定するための角度設定スイッチ30が
接続されている。この角度設定スイッチ30としては冷
風ダクト2が第4図に二点鎖線で示すように回動左端位
置にあるときのみオンするリミットスイッチを使用して
いる。
そして、マイコン14は追従スイッチ12の操作後にお
いて背景記憶スイッチ13がオン操作されると、制御プ
ログラムに基いて駆動モータ7を一定速度で駆動して冷
風ダクト2を回動させ、冷風ダクト2の回動左端位置を
基準にした累積回動時間に基く演算により角度Xを算出
するとともに、その角度Xにおいて各超音波センサSt
、S2により検知された物体の距離TI (X)、T2
 (X)を算出して、それらを記憶装置15に記憶させ
ることにより前記物体を背景情報として記憶させるよう
になっている。尚、冷風ダクト2の角度Xを算出する場
合における累積回動時間は、第4図において冷風ダクト
2を右方向(センサS2側)に回動させる場合にはその
回動時間を加算した値であり、又、冷風ダクト2を左方
向(センサS1側)に回動させる場合にはその時の冷風
ダクト2の位置に対応する累積回動時間から回動時間を
減算した値である。
又、マイコン14は各超音波センサSt、S2の検知信
号に基いて各検知領域Zl、Z2.Z3内の物体の有無
を判断するとともに、その物体と対応する情報のうちか
らそのときの各検知領域21〜Z3の方向に対して前記
記憶装置15に記憶されている背景情報を除去し、人を
識別できるようになっている。そして、例えば第4図に
おいて超音波センサSlのみにより人が検知されると、
マイコン14は検知領域Zl内に人がいると判断し、冷
風ダクト2を超音波センサS1側に回動させ、両センサ
31.S2により人が検知されると、その検知信号に基
いて駆動モータ7を停止させ、冷風ダクト2を人に対し
て正確に向けることができるようになっている。
さらに、マイコン14はファンスイッチ11のオン操作
に基いてコンプレッサ及び蒸発器用ファンを駆動させ、
冷風ダクト2より冷風を吹出す。
次に、上記のように構成したスポットクーラの冷風吹出
方向制御装置の背景記憶方法を第4,5図に従って説明
するが、スポットクーラを超音波反射物体としての壁W
から約2m離れた位置に対向設置した場合について述べ
る。尚、両超音波センサSL、S2における背景記憶は
同様の方法により行われるので、超音波センサS1につ
いてのみ説明する。
マイコン14が出力端子14aより第5図(a)に示す
ようなハイレベルのパルス信号SGIを超音波送受波器
駆動回路16にt1秒出力すると、超音波センサS1中
の超音波送受波器が駆動さ゛れて40kHzの超音波を
t1秒送信する。
超音波センサS1はこの送信信号と壁Wによる反射波と
を受信し、その受信信号はマルチプレクサ17を介して
プリアンプ18に入力され増幅された後、バンドパスフ
ィルタ19を通過し、アンプ20に入力され増幅される
。アンプ20の出力信号SG4’がコンパレータ21に
入力されると、コンパレータ21は出力信号SG4’と
第1基準電圧V1とを比較し、第5図(b)に示すよう
な40k Hzのパルス群A、 Bを含む出力信号SG
5’を出力する。
マイコン14が送信信号をそのまま受信したパルス群A
を除去すべく、出力端子14dよりトランジスタ26の
ベース端子に第5図(C)に示すように超音波センサS
lの送信開始前から送信による受信信号の消滅後までの
(to+t3)秒間、除去信号SG7’を出力すると、
トランジスタ26がオンしてα点の電位がローレベルと
なるため、コンパレータ25の出力がローレベルとなる
。従って、前記出力信号SG5’のうち、2m離れた壁
Wによる反射波の受信信号であるパルス群Bがコンパレ
ータ25に入力され、第5図(d)に示すような1つの
反射物体検出パルスCを含む検出信号SG6’として出
力される。
マイコン14はこの反射物体検出パルスCが出力される
までの時間と音速とにより壁Wまでの距離を算出し、そ
れを角度Xに対する距離TI  (X)として記憶装置
15に記憶させる。
次に、太織別方法を第6図に基いて説明する。
マイコン14が出力端子14aより第6図(a)に示す
ようなハイレベルのパルス信号SGIを11秒出力する
と、超音波センサSl中の超音波送受波器が駆動されて
40kHzの超音波をt1秒送信する。
超音波センサS1がこの送信信号と壁W及び人による反
射波とを受信すると、受信信号はマルチプレクサ17、
プリアンプ18、バンドパスフィルタ19を通過してア
ンプ20より増幅される。
アンプ20の出力信号SG4がコンパレータ21に入力
されると、コンパレータ21は第6図(b)に示すよう
な40kHzのパルス群A、B、Dを含む出力信号SG
5を出力する。
マイコン14はパルス群A及び壁Wに対応するパルス群
B(背景情報)を除去すべく、第6図(C)に示すよう
に出力禁止信号SG7をパルス群Bが発生するt5秒よ
りΔを秒だけ短いt4秒に決定し、出力端子14dより
トランジスタ26のベース端子に出力する。これにより
、トランジスタ26がオンしてα点の電位がローレベル
となり、コンパレータ25の出力がローレベルとなる。
従って、前記出力信号SG5のうち、パルス群Bが除去
され、人による反射波の受信信号であるパルス群りがコ
ンパレータ25に入力され、第6図(d)に示すような
1つの反射物体検出パルスEを含む検出信号SG6とし
て出力される。
次に、上記のように構成したスポットクーラの冷風吹出
方向制御装置の作用を第7図に基いて説明する。
マイコン14は追従スイッチ12がオン操作された後、
ステップ100で背景記憶スイッチ13がオン操作され
ると、ステップ101で駆動モータ7を駆動して冷風ダ
クト2を第4図のセンサSl側に回動させる。そして、
マイコン14は冷風ダクト2により角度設定スイッチ3
0がオンすると、そのオン信号に基いて冷風ダクト2を
第4図に二点鎖線で示す位置にて停止させる。
次に、マイコン14はステップ102で駆動モータ7を
所定の速度で駆動して冷風ダクト2を第4図のセンサS
2側に回動させながら、所定時間経過後、ステップ10
3で冷風ダクト2の累積回動時間に基いて冷風ダクト2
の角度Xを算出し、そのときの角度Xを「1」とすると
ともに、ステップ104でX=1のダクト角度に対して
各超音波センサS1..S2における壁Wまでの距離を
算出し、その値をそれぞ゛れTl  (1)、T2 (
1)として記憶装置15に記憶させる。
続いて、マイコン14はステップ105で冷風ダクト2
が回動右端位置にあるかどうかを判別し、右端位置にな
い場合には前記ステップ103に戻って冷風ダクト2の
角度Xを「2」とし、X=2のダクト角度に対して前記
と同様にして各超音波センサ31.S2における壁Wま
での距離を計測し、その値をそれぞれTl  (2)、
T2 (2)として記憶装置15に記憶させる。
以後、同様にしてステップ103〜ステツプ105のル
ーチンを全部で20回繰り返して角度X1.2.・・・
、20に対応するTI(X)。
T2(X)を順次記憶させ、ステップ105にて冷風ダ
クト2が回動右端位置にあると判別すると、ステップ1
06で駆動モータ7を止めて冷風ダクト2を停止させ、
背景記憶ルーチンを終了し、ステップ100に戻る。
次に、マイコン14はステップ100で背景記憶スイッ
チ13がオフであると、ステップ107〜117の対人
追従ルーチンを行う。尚、ここで、ファンスイッチ11
がオン操作されると、マイコン14はコンプレッサ及び
蒸発器用ファンを駆動させ、冷風ダクト2より冷風を吹
出す。
まず、マイコン14はステップ107で回動右端位置に
位置する冷風ダクト2の角度Xに対して前記背景記憶ル
ーチンにて記憶した角度Xに対する壁Wとの距離T 1
  (X) 、 T2 (X)に基き、第6図(C)に
示すように出力禁止信号SG7を出力し、コンパレータ
25の出力を禁止して対人追従センサ3により検出され
る物体と対応する情報のうちから背景情報を除去し、壁
Wよりも近い距離にある超音波反射物体(人)の検知を
開始する。
そして、人が移動して第4図に示す超音波センサS1の
検知領域Zl内に入ると、マイコン14はステップ10
8で超音波センサS1の検知信号に基いて検知領域Z1
内に人がいると判断するとともに、ステップ109で超
音波センサS2の不検知に基いて検知領域Z2内に人が
いないと判断し、ステップ110で駆動モータ7を駆動
して冷風ダクト2を人のいるセンサS1側に回動させ、
ステップ111でそのときの冷風ダクト2の角度Xを算
出する。
このようにして、人が超音波センサS1の検知領域Zl
内にいる場合には、冷風ダクト2を人のいるセンサS1
側に回動させ続ける。
冷風ダクト2のセンサS1側への回動により第4図に示
す検知領域Z3内に人が入り、両センサS1..S2が
人を検知すると、マイコン14は検知領域Z3内に人が
いると判断し、駆動モータ7の駆動を停止して冷風ダク
ト2の回動を止め(ステップ112)、人に対して冷風
を正確に当てる。
ここで、人が移動して第4図に示す超音波センサS2の
検知領域Z2内に入ると、マイコン14はステップ10
8で超音波センサS1の不検知に基いて検知領域Zl内
に人がいないと判断するとともに、ステップ113で超
音波センサS2の検知信号に基いて検知領域Z2内に人
がいると判断し・ステップ114て駆動モータ7を駆動
して冷風ダクト2を人のいるセンサS2側に回動させ、
ステップ115でそのときの冷風ダクト2の角度Xを算
出する。
このようにして、人が超音波センサS2の検知領域Z2
内にいる場合には、冷風ダクト2を人のいるセンサS2
側に回動させ続ける。そして、冷風ダクト2のセンサS
2側への回動により第4図に示す検知領域Z3内に人が
入り、両センサS1゜S2が人を検知すると、マイコン
14は検知領域Z3内に人がいると判断し、ステップ1
12で駆動モータ7の駆動を停止して冷風ダクト2の回
動を止め、人に対して冷風を正確に当てる。
マイコン14は前記ステップ111,115の処理後に
ステップ116で冷風ダクト2の連続反転が何回続いた
かを判断して4回以上のときにはステップ117で冷風
ダクト2を振幅の中心へ移動させ10秒間停止させる。
即ち、マイコン14は所定時間内に冷風ダクト2の停止
制御(ステップ112)が連続して4回以上行われたか
否かを判断し、その左右の反転の際の冷風ダクト2の中
心角度に停止させる。その結果、例えば、第8図に示す
ような作業場にて人Mが作業を行うときに、冷風ダクト
2が4回以上の反転動作の後には冷風ダクト2を停止さ
せることができる。
このように本実施例によれば、マイコン14(吹出口回
動制御手段)による冷風ダクト2(冷風吹出口)の向き
の反転動作を検出してその動作が所定回数続くと冷風ダ
クト2の反転動作を強制的に停止させるようにしたので
、冷風ダクト2の向きのハンチングを防止して、冷房感
を向上させることができるとともに首振機構の耐久性を
向上させることができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、ハンチングの検出は一定角度内で冷風ダクト2
の反転動作が一定時間(例えば、3秒間)続いた場合に
行ってもよい。この場合、一定角度内のダクト2の反転
動作は第7図のステップ111,115でダクト角度が
検知される。
又、冷風ダクト2のハンチング発生検出時には一定時間
(例えば、10秒間)最大の角度でもってダクト2の首
振運動を行わせ、その後、対人追従に戻るようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれば、冷風吹出口の向
きのハンチングを防止して、冷房感を向上させることが
できる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のスポットクーラの斜視図、第2図は冷
風ダクトの回動機構を示す部分斜視図、第3図はスポッ
トクーラの冷風吹出方向制御装置の電気ブロック図、第
4図はスポットクーラの平面図、第5図(a)〜(d)
、第6図(a)〜(d)はそれぞれスポットクーラの冷
風吹出方向制御装置の作用を説明するためのタイミング
チャート、第7図はスポットクーラの冷風吹出方向制御
装置の作用を説明するためのフローチャート、第8図は
スポットクーラの冷風吹出方向制御装置の動作を説明す
るための平面図、第9図は同じくスポットクーラの冷風
吹出方向制御装置の動作を説明するための平面図である
。 1はスポットクーラ本体、2は冷風吹出口としての冷風
ダクト、3は対人検知手段としての対人追従センサ、7
は吹出口回動手段及び検知方向変更手段としての駆動モ
ータ、14は検知方向変更制御手段及び吹出口回動制御
手段としてのマイコン、Zlは第1の検知領域、Z2は
第2の検知領域、Z3は第3の検知領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スポットクーラ本体に回動可能に設けられた冷風を
    吹出す冷風吹出口と、 前記冷風吹出口を回動させる吹出口回動手段と、方向性
    のある所定の検知領域が互いに重なり、その検知領域内
    の人を検知する対人検知手段と、前記対人検知手段の検
    知領域の方向を変更する検知方向変更手段と、 前記対人検知手段の検知領域の重なり領域内に人が入る
    ように、前記検知方向変更手段を制御して前記対人検知
    手段の検知領域の方向を変更する検知方向変更制御手段
    と、 前記対人検知手段の検知信号に基づいて前記吹出口回動
    手段を制御して前記対人検知手段の検知領域の重なり領
    域内の人を検知した検知方向に前記冷風吹出口の向きを
    制御する吹出口回動制御手段と を備えたスポットクーラの冷風吹出方向制御装置におい
    て、 前記吹出口回動制御手段による冷風吹出口の向きの反転
    動作を検出してその動作が所定回数又は所定時間続くと
    この冷風吹出口の反転動作を強制的に停止させるように
    したことを特徴とするスポットクーラにおける冷風吹出
    方向の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428952A (ja) * 1990-05-23 1992-01-31 Daikin Ind Ltd スポットエアコンの制御装置

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