JPH0428952A - スポットエアコンの制御装置 - Google Patents

スポットエアコンの制御装置

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JPH0428952A
JPH0428952A JP2135078A JP13507890A JPH0428952A JP H0428952 A JPH0428952 A JP H0428952A JP 2135078 A JP2135078 A JP 2135078A JP 13507890 A JP13507890 A JP 13507890A JP H0428952 A JPH0428952 A JP H0428952A
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duct
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air conditioner
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、人検知装置の信号に応じて吹出ダトを回動さ
せて空調空気の吹出方向を変更するようにしたスポット
エアコンの制御装置に係り、特に制御性能の向上対策に
関する。
(従来の技術) 従来より、例えば実公昭59−28263号公報に開示
される如く、赤外線を発光するダイオードと、該ダイオ
ードから発光されて作業者から反射される赤外線の強度
を検知する太陽電池とを備え、赤外線の強度変化から作
業者の有無を検出するとともに、その検知信号に応じて
人の存在する方向に空調空気を供給するよう空気調和装
置を制御するものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、空調空気を吹出すための吹出ダクトを空調機
本体に回動可能に取り付け、上記人検知装置で検出され
る人の存在方向に空調空気を供給するようにしたスポッ
トエアコンにおいて、上記従来のものを利用して、人が
移動したときには人の移動方向に吹出ダクトを回動させ
ることにより、常に空調対象となる人の存在方向に空調
空気を供給するようにすることが考えられる。
しかしながら、その場合、吹出ダクトの慣性力や制御系
のタイムラグ等の遅れ要素があるために、人の移動が検
知されて人を追尾し、人を検知したときに、人検知信号
が出力されて吹出ダクトを停止させても、吹出ダクトが
人の実際に存在する位置を過ぎてから停止するオーバー
シュートを生じることがある。
すなわち、例えば、人の存在を判定するための第1設定
値をVsl、人の移動を判定するための第2設定値を第
1設定値Vslよりも一定値だけ小さいVs2とすると
、第14図に示すように、ある位置poで人の追尾を行
っているときに、人が右方つまり図中の位置PAに移動
したとすると、吹出ダクトが回動し、位置PAで人の存
在を検知して停止しようとするが、実際には、それより
もさらに少し右方に回動して図中PCの位置で停止する
そして、その位置Pcで人検知をすると、第1設定値V
slと第2設定値Vs2との差如何によっては、人が左
方に移動したという人移動信号が出力されることがある
。したがって、吹出ダクトは再び図中左方に移動し、位
置PAを少しだけ左方に通り過ぎた位置PBで停止する
ことになる。そして、以上のようなオーバーシュートが
繰り返されると、人が静止しているにも拘らず人移動信
号が出力されて、吹出ダクトが左右への首振り動作を繰
り返すハンチング状態となり、安定した空調制御を行う
ことができない。
特に、人の移動に対する応答性を向上させるべく、人の
存在を検知するための第1設定値Vslと人の移動を検
知する第2設定値Vs2との差を小さく設定すると、ハ
ンチングが生じ易い。かといって、側設定値V sl、
 V s2の差を大きくすると人の移動に対する応答性
が悪化するために所定の差はどうしても必要である。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、吹出ダクトの回動制御がハンチングを生じさせる
ような状態に陥った場合、そのハンチング状態を停止さ
せる手段を講することにより、制御の安定性と空調の快
適性の向上を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の解決手段は、第1図に
示すように、空調空気を生成して送給する空調機本体(
12)と、該空調機本体(12)に回動自在に設けられ
、該空調機本体(12)からの空調空気を吹出す吹出ダ
クト(16)と、該吹出ダクト(16)を空調機本体(
12)に対して所定角度範囲内で回動させて吹出方向を
変更させるダクト駆動手段(2)とを備えたスポットエ
アコンを前提とする。
そして、上記吹出ダクト(16)に、互いに所定の開き
角度をもって配置され、所定光量の赤外線を交互に発光
する一対の発光手段(Hl ) 。
(H1)と、該両光光手段(Hl )、  (Hl )
の間に配置され、各発光手段(Hl )、(Hl )か
ら発光された赤外線の反射を受けて赤外線の入力値を検
出する受光手段(J)とを配設するものとする。
さらに、上記受光手段(J)の出力を受け、上記各発光
手段(Hl )、(Hl )からの赤外線の入力値がい
ずれも第1設定値(VSL)以上のときに人検知信号を
出力する人検知手段(101)と、該人検知手段(10
1)の人検知後に上記受光手段(J)の出力を受け、上
記一方の発光手段(Hl又はH1)からの赤外線入力値
が上記第1設定値(V s1)よりも小さい第2設定値
(V s2)よりも低くなったときに、他方の発光手段
(Hl又はH1)の方向に人が移動したことを判別して
人移動信号を出力する人移動検知手段(102)と、上
記人検知手段(101)からの人検知信号を受けたとき
に吹出ダクト(16)の回動を停止させるとともに、上
記人移動検知手段(102)からの人移動信号を受けた
ときに、上記吹出ダクト(16)を人の移動方向に回動
させるよう上記ダクト駆動手段(2)を制御するダクト
制御手段(103)と、該ダクト制御手段(103)が
人検知信号を受けた後に互いに逆向きの人移動信号を所
定時間内に所定回数受けたときには、上記ダクト制御手
段(103)の制御を強制的に中止させ、吹出ダクト(
16)を一定角度だけ逆向きに回動させたのち停止させ
るようダクト駆動手段(2)を制御する強制停止手段(
104)とを設ける構成としたものである。
(作用) 以上の構成により、本発明では、受光手段(J)への一
対の発光手段(Hl )、(Hl )からの赤外線入力
値がいずれも第1設定値(V s1)以上のときには、
人検知手段(101)により人検知信号が出力され、そ
の後一方の発光手段(Hl又はH1)からの赤外線入力
値が第2設定値(Vs2)よりも低くなったときには、
人移動検知手段(102)により、人移動信号が出力さ
れる。そして、ダクト制御手段(103)により、人検
知信号が出力されたときには吹出ダクト(16)をその
位置で停止させ、人移動信号が出力されたときには人の
移動方向に吹出ダクト(16)を回動させるようダクト
駆動手段(2)が制御される。
その場合、制御系の遅れにより、人検知信号の出力時に
、吹出ダクト(16)が人の実際に存在する位置を過ご
してから停止するために、その位置では人移動信号が出
力され、そのようなオーバーシュートの繰り返しにより
ハンチング状態になる虞れがあるが、本発明では、人検
知信号の出力後に互いに逆向きの人移動信号所定時間内
に所定回数以上出力されたときには、強制停止手段(1
04)により、一定角度だけ吹出ダクト(16)を逆向
きに移動させたのち設定時間の開停止するように制御さ
れるので、吹出ダクト(16)が人の存在位置に向けら
れ、空調空気が人の存在する位置に供給されるとともに
、ハンチングが防止される。したがって、制御の信頼性
と空調の快適性が向上することになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第2図及び第3図に示すように、(1)はスポットエア
コンであって、各種工場などに設けられ、作業者等の空
調対象者に冷風を吹き付けて局所冷房を行うようにして
いる。
該スポットエアコン(1)は、キャスタ(11a)を有
するワゴン(11)に空調機本体(12)が搭載されて
移動自在に構成されており、該ワゴン(11)は上段部
(11b)と下段部(11c)との2段に形成されてい
る。そして、上記空調機本体(12)は圧縮機(12a
)、凝縮器(12b)、膨張機構(図示省略)及び蒸発
器(12c)が冷媒配管で接続されて成る冷媒回路(図
示省略)を備えており、該圧縮機(12a)は上記ワゴ
ン(11)の下段部(11c)に設置され、該ワゴン(
11)の下段部(11c)には圧縮機(12a)の他に
ドレンタンク(13)及び電気ボ・ソクス(14)等が
空調機本体(12)の71ウジング(15)内に収納さ
れて設置されている。
上記ワゴン(11)の上段部(11b)にはノ1ウジン
グ(15)内の両側部に上記凝縮器(12b)と蒸発器
(12c)とが設けられると共に、中央部には1台のモ
ータ(12d)に凝縮用のファン(12e)と蒸発用の
ファン(12f)とが連結されて収納されている。更に
、上記ノ\ウジング(15)の上面板(15a)には凝
縮側排気口(15b)が開設されると共に、吹出ダクト
(16)がダクト駆動手段(2)を介して回動自在に取
付けられ、該吹出ダクト(16)は風向が変更自在なフ
レキシブルパイプで形成されていて上記蒸発用のファン
(12f)の吐出口(12g)に上記ハウジング(15
)の上面板(15a)を介して連通されている。そして
、上記両ファン(12e)、  (12f)の駆動によ
りノ\ウジング(15)の−側面より流入した室内空気
は凝縮器(12b)で熱交換して温風となり、排気口(
15b)より上方に排出される一方、ノ1ウジング(1
5)の他側面より流入した室内空気は蒸発器(12c)
で熱交換して冷風となり、吹出ダクト(16)より空調
対象者に向って吹出すように構成されて(する。
ここで、上記ハウジング(15)の上面板(15a)に
取付けられたケーシング(3)内ζこ(嘘、上記吹出ダ
クト(16)全体を回動可能に支持する回動機構(5)
と、モータ、ギヤ等力1らなり上記回動機構(4)を回
転駆動させる駆動機構(4)とが設けられていて、該両
機構(4)、  (5)iこより、吹出ダクト(16)
を空調機本体(12)に対して所定範囲内で回動させて
吹出方向を変更させる上記ダクト駆動手段(2)が構成
されて0る。
さらに、上記駆動機構(4)の上部は上記ケーシング(
3)の上方に突出していて、カッく一部材(61)によ
り覆われている。そして、このカッく一部材(61)の
上部には、吹出ダクト(16)から吹出される空調空気
の吹出方向が人体の移動方向に向くよう上記ダクト手段
(2)を制御するコントローラ(25)が内蔵されてい
る。
なお、(17)は蒸発器(12c)の下部に設けられた
ドレンパンであって、上記ドレンタンク(13)に連通
されて上記蒸発器(12C)のドレンをドレンタンク(
13)に導いている。
一方、上記吹出ダクト(16)の先端上部には前方の空
調対象者を検知する人検知装置としての人検知センサ(
8)が取付けられており、該人検知センサ(8)は、第
4図及び第5図に示すように、互いに所定角度θ3の開
き角度でフレーム(8a)に固定された発光手段である
1対の第1発光素子(H7)及び第2発光素子(H2)
を備えていて、上記第1発光素子(H1)は図中左側に
、第2発光素子(H2)は図中右側にそれぞれ配置され
ている。また、該1対の発光素子(H1)(H2)の中
央に、つまり画素子(Hl )。
(H2)とそれぞれ一定の設定角θ1.θ2を有するよ
うに、受光手段である受光素子(J)がフレーム(8a
)に固定されていて、上記発光素子(Hl )、  (
H: )から交互に発光された赤外線の反射か受光素子
(J)で検出されるようになされている。ただし、本実
施例では、θ1−θ2−θ、したかって、θ3−2θに
設定されている。
ここで、上記各発光素子(Hl )、(H2)はいずれ
も所定の指向角度±θHを有するようにつまり発光する
赤外線の一定レベル以上の強度を有する方向か一定角度
±θH以内に限定されるようになされた指向性を有して
いる。また、上記受光素子(J)も同様に赤外線を検知
し得る入光方向の範囲が所定の指向角度±θJに限定さ
れる指向性を有するものである。そして、上記設定角度
θと指向角度±θH1±θJとの関係は、θHくθくθ
H+θJ となるように定められている。
つまり、第5図に示すように、両光光素子(H1)、(
H2)と受光素子(J)との位置関係が、両者の指向角
度±θJと±θHの範囲が重なりあっていて発光素子(
H1)または(H2)がら発光された赤外線が受光素子
(J)の指向角度±θJの範囲に反射されるような少く
とも1つの平滑平面が存在するようになされるとともに
、両発光素子(Hl )、  (H2)の指向角度±θ
Hの範囲が互いに重なりあうことがなく、両発光素子(
H1)、(H2)からの赤外線が同時に受光素子(J)
に反射されるような平滑平面が存在しないようになされ
ている。
すなわち、1対の発光素子(Hl )、(H2)から発
光され、鏡面反射体(MR)の表面を形成する1つの平
滑平面で反射される赤外線が同時に受光素子(J)に人
検知判定レベル781以上の強度で入光することがない
ように、つまり、第6図に示すようにいずれの発光素子
(Hl )、  (H2)からの赤外線も受光素子(J
)に入力されないか、あるいは第7図に示すように、一
方の発光素子(例えばH1)からの赤外線のみが入力さ
れるようになされている。
一方、第8図に示すように、乱反射を生ずるような物体
、つまり、空調対象者の衣服(C1) )が両発光素子
(Hl )、(H2)の指向角度±θHθ域に跨って存
在するときには、その表面の乱反射により、両発光素子
(Hl )、(H2)からの赤外線強度AL、ARか同
時に所定の人検知判定レベル781以上で受光素子(J
)に入光し、一方の発光素子(例えばH1)の指向角度
±θ目頭領域内衣服(C1) )等の一部が存在してい
るが、他方の発光素子(H2)の指向角度±θHθ域内
にはその一部分も存在しない場合には、発光素子(H1
)からの赤外線だけが人検知判定レベル781以上の強
度で受光素子(J)に入力されるようになされている。
更に、第9図に示すように上記衣服(C1))つまり空
調対象者が移動すると、第11図の時刻t4に示すよう
に、第1発光素子(H1)からの赤外線入力値A、は人
検知判定レベル781以上の状態を維持するが、第2発
光素子(H2)からの赤外線入力値ARは人検知判定レ
ベルVslよりも一定値αだけ低く設定された第2設定
値としての人移動判定レベルVs2以下になるようにな
されている。また、同様に、人体が右側に移動したとき
には、第11図の時刻t5に示すように、第2発光素子
(H2)からの赤外線入力値ARが人検知判定レベル7
81以上に、かつ第1発光素子(H1)からの赤外線入
力値ALか人移動判定レベルVs2以下になるように設
定されている。
そして、このスポットエアコン(1)の空調制御動作は
、吹出ダクト(16)が一定方向に向いたまま固定され
ている固定モードと、吹出ダクト(16)が自動的に首
振りする自動首振モードと、吹出ダクト(16)が空調
対象者の移動に追従して回動する人追尾モードとで行う
ようになされている。
次に、上記追尾モードの制御内容について、第10図及
び第11図のタイミングチャートを参照しつつ、第12
図のフローチャートに基づき説明する。ここで、第10
図の上図、中図及び下図は、それぞれ第1発光素子(H
1)のオンオフ状態、第2発光素子(H2)のオンオフ
状態及び両発光素子(Hl )、(H2)からの赤外線
入力値AL+ARの時間変化を示す。
第12図のフローにおいて、以下のように、各発光素子
(Hl )、  (H: )及び受光素子(J)をオン
状態にして受光素子(J)への赤外線入力値AL、AR
から人体の存在と移動とを判定する制御を行う。
まず、ステップS1で人検知フラグ(HKF)が「1」
か「0」かつまり人体を検知中か否かを判別し、人体を
検知していなければ、ステップs2でさらに各発光素子
(Hl )、  (H2)がらの赤外線入力値AL、A
Rの値と人検知判定レベルVs1との大小を比較する。
そして、入力値AL、ARのうちいずれかが人検知判定
レベルVslよりも低いとき(例えば第10図の時刻1
1)にはステップS3で入来検知信号を出力して、ステ
ップS1に戻る。
一方、上記ステップS2の比較で、AL≧Vsl、AR
≧V s l sか−)A、−ARのとき(例えば第1
0図の時刻t3)にはステップS4で人検知信号を出力
するとともに、ステップS5で人検知フラグ(HKP)
を「1」に設定して、ステップS6でモータを停止させ
て吹出ダクト(16)をその位置に固定するとともに、
タイマ(図示せず)の積算値TMを計数する。なお、A
L≧Vsl、かつAR≧Vs2であっても、AL−AR
でないとき(例えば第10図の時刻tz>には、人体が
存在していると判別しないようになされている。
そして、ステップS8で、上記タイマの積算値TMが所
定時間T+  (例えば1秒程度の時間)を越えるまで
はそのままで、タイマの積算値TMが所定時間T1を越
えるとステップS9でタイマの積算値TMをリセットし
た後、ステップS1の制御に戻る。
次に、上記ステップS1の判別で、人検知フラグ(HK
F)が「1」に変わると、ステップS+ol:移行して
、赤外線の入力値A、%ARと人移動判定レベルVs2
との大小を比較する。そして、AL≧vs2、かつAR
≧Vs2のときには、人体が移動していないと判断し、
ステップSI+で、AR>Aしてあれば、人体が少し右
側に移動しかけていると判断して右側フラグ(RP )
を「1」に設定し、AR<ALであれば、人体が左側に
移動しかけていると判断して左側フラグ(LP )を「
1」に設定して、上記ステップS4に進み、ステップ8
4〜S9の制御を実行する。
一方、上記ステップSプDの判別で、AL<VS2、又
はAR<VS2のとき(第11図の時刻t4又は時刻t
5の状態)には、ステップSL2で上記ステップSl+
と同様に、右側フラグ(RP )又は左側フラグ(LP
 )を「1」に設定した後、ステップS+3で人移動信
号を出力し、ステップS)4で人検知フラグ(HKF)
を「0」に設定する。そして、ステップSI5で、上記
左側フラグLF及び右側フラグRFの変化状態を判別し
、左右フラグRF。
LFに後述のような反転変化がなければ、ステップSI
6に進んで、ステップS+6でモータを駆動して吹出ダ
クト(16)を人の移動方向に移動させた後、上記ステ
ップS8の制御に移行する。しかし、上記ステップS1
5の判別で、人が右から左に移動して右側フラグRFが
「1」から「0」に変化し、かつ左側フラグLFが「1
」になったとき、或いは、人が左から右に移動して左側
フラグLFが「1」から「0」に変化し、かつ右側フラ
グRFが「1」になったときのような反転変化があると
きには、ステップ88以下の制御を実行する。
まず、ステップ517で、吹出ダクト(16)の左右へ
の首振りを生ぜしめるような逆向きの人移動信号の出力
回数を計数するカウンタ(図示せず)の計数値Cを1回
分だけ加算し、ステップS18で、上記タイマの積算値
TMが所定時間T1を越えたか否かを判別し、タイマの
積算値TMが所定時間T、に達するまでは、以下のよう
に、ハンチング防止制御を行う。
すなわち、ステップS+9で、カウンタの計数値Cを所
定回数N(例えば3回程度の回数)と比較し、カウンタ
の計数値Cが所定回数Nに達するまでは上記ステップ8
16の制御に移行する一方、C−Nになると、ステップ
S20に進んでモータを時間T2  (例えば0. 1
秒程度の時間)の間逆転させて、吹出ダクト(16)を
所定角度だけ反転させることにより、オーバーシュート
分を保障する。
そして、その後、ステップS2+でモータを一定時間T
3  (例えば1秒程度の時間)の開停止させ、さらに
、ステップS22で、タイマの積算値TM及びカウンタ
の計数値Cをリセットしてから上記ステップ88以下の
制御に移行する。
また、上記ステップ5lllにおける判別でタイマの積
算時間TMが所定時間T1を越えたとき、及びステップ
s+9における判別でカウンタの計数値Cが所定回数N
を越えたときには、上記ステップS22にそれぞれ移行
してタイマ及びカウンタをリセットした後上記ステップ
S+6の制御に進む。
上記フローにおいて、ステップS4の制御により、受光
素子(受光手段)(J)の出力を受け、上記各発光素子
(発光手段)(H+ )、(H2)から発光された赤外
線入力値AL、ARが人検知判定レベル(第1設定値)
 Vs1以上のときに人検知信号を出力する人検知手段
(101)が構成され、ステップSI3により、該人検
知手段(101)からの人検知信号の受信後、受光素子
(J)への赤外線入力値AL、ARが、上記人検知判定
レベルVslよりもαだけ小さい人移動判定レベル(第
2設定値)Vs2よりも低くなったときに人移動信号を
出力する人移動検知手段(IC12)が構成されている
また、ステップS6及びS16の制御により、上記人検
知手段(101)の人検知信号を受けたときには吹出ダ
クト(16)を停止させ、上記人移動検知手段(102
)からの人移動信号を受けたときには上記吹出ダクト(
16)を人の移動方向に回動させるよう上記ダクト駆動
手段(2)を制御するダクト制御手段(10B)が構成
され、ステップS20及び52+の制御により、該ダク
ト制御手段(103)が人検知信号を受けた後に互いに
逆向きの人移動信号を所定時間T1内に所定回数(N回
)受けたときには、上記ダクト制御手段(103)の制
御を強制的に中止させ、吹出ダクト(16)を一定角度
だけ逆向きに回動させたのち停止させるようダクト駆動
手段(2)を制御する強制停止手段(104)が構成さ
れている。
したがって、本発明では、前方に人体が存在するとき、
発光素子(発光手段)(H+ )、(H2)から発光さ
れた赤外線がその人体の衣服(CfI)により乱反射を
受け、受光素子(受光手段)(J)への赤外線入力値A
L、ARが人検知判定レベル(第1設定値) Vs1以
上となると、人検知手段(101)により、人が存在し
ていることを示す人検知信号が出力される。
そして、人を検知した場所で人の監視を行っているうち
に人が他の場所に移動すると、人からの赤外線反射が減
少し、一方の発光素子(H+又はH2)からの赤外線入
力値AL又はARが人移動人移動判定レベル(第2設定
値) Vs2よりも低くなると、人移動検知手段(10
2)により、他方の発光素子CH2又はH1)の側に人
が移動したことを知らせる人移動信号が出力される。
さらに、上記人移動信号を受けたときには、ダクト制御
手段(103)により、吹出ダクト(16)を人の移動
方向に回動させるようにモータ等からなるダクト駆動手
段(2)が駆動され、その回動中に人検知信号が出力さ
れると、その位置で吹出ダクト(16)を停止させるよ
うにダクト駆動手段(2)が制御される。
その場合、人検知判定レベルVslと人移動判定レベル
Vs2との差αの値を大きく設定すると人移動に対する
応答性が悪化するが、反面、このαの値を小さくすると
少しの人の移動に対して人移動信号を出力するので、制
御の安定性が悪化する。
そこで、αは両者を考慮した妥当な値に設定されている
しかしながら、吹出ダクト(16)には一定の重量によ
る慣性があり、また、人検知信号の出力から吹出ダクト
(16)の停止指令の出力までには一定のタイムラグが
あるので、このような制御系の遅れ要素により、人検知
信号を受けてから停止するまでにある角度だけオーバー
シュートしてから停止する。したがって、上記第14図
に示すように、人移動信号が出力されてから吹出ダクト
(16)を回動させて人の追尾を行っている際、ある位
置(PA )で、両光光素子(H1)、(H2)からの
赤外線入力値AL、ARが人検知判定レベルVs1以上
となり、人検知信号が出力されて吹出ダクト(16)を
停止させても、実際の停止停止位置(Ps )では、一
方の発光素子(例えばH2)からの赤外線入力値ARが
人移動判定レベルVs2以下になり、人移動信号が出力
されることかある。そして、このような状態が繰り返さ
れると、人が静止しているにも拘らず人移動信号が出力
されて吹出ダクト(16)が左右に反転を繰り返すハン
チング状態になる虞れがある。
ここで、本発明では、強制停止手段(104)により、
上記ダクト制御手段(103)が所定時間T1内に人移
動信号を所定回数(N回)受けたときには、ダクト制御
手段(10B)の制御を強制的に中止させて、吹出ダク
ト(16)を一定角度だけ逆向きに回動させたのち設定
時間T3の開停止するようにダクト駆動手段(2)が制
御される。すなわち、第13図に示すように、位置(P
B)と位置(Pc )との間で吹出ダクト(16)の反
転動作が繰り返されると、吹出ダクト(16)が強制的
にそれまでの回動位置(Pc )から一定角度だけ逆転
された後、その位置(PA )で設定時間T1の開停止
するように制御される。その場合、上記逆回転させる一
定時間T2は、予め、吹出ダクト(16)の慣性、αの
値、制御系の特性等から実験によりハンチング周期の略
中夫に設定することができるので、実際に人の存在する
位置(PA )に吹出ダクト(16)を対向させて空調
空気を人に供給することができる。したがって、ハンチ
ングを防止することができ、よって、信頼性と空調の快
適性の向上を図ることができるのである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、空調空気を吹出
す吹出ダクトを空調機本体に対して回動させるようにし
たスポットエアコンにおいて、吹出ダクトに一対の赤外
線の発光手段と各発光手段の間に配設される受光手段と
を取り付け、両発光手段からの赤外線入力値が第1設定
値以上のときに人検知してその位置で吹出ダクトを停止
させる一方、その後いずれか一方の発光手段からの赤外
線入力値が第1設定値よりも小さい第2設定値よりも低
くなったときに人移動を検知して吹出ダクトを人の移動
方向に回動させるように制御するとともに、人検知信号
の受信後、所定時間内に所定回数だけ互いに逆向きの人
移動検知信号を受けたときには、強制的に吹出ダクトを
一定角度だけ逆向きに回動させたのち設定時間の間吹出
ダクトを停止させるようにしたので、吹出ダクトの慣性
や制御系の応答遅れ等の遅れ要素による吹出ダクトのハ
ンチングを有効に防止することができ、よって、制御の
信頼性と空調の快適性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図〜第13図は本発明の実施例を示し、第2図はス
ポットエアコンの縦断面正面図、第3図はスポットエア
コンの縦断面側面図、第4図は人検知センサの一部を示
す横断面図、第5図は発光素子と受光素子の指向角度領
域の関係を示す説明図、第6図及び第7図は鏡面反射体
の反射光による赤外線受光状態を示し、第6図は鏡面反
射体が平行に存在するとき、第7図は鏡面反射体が傾い
て存在するときの入光状態を示す説明図、第8図及び第
9図は人体の衣服による赤外線の反射状態を示し、第8
図は人体が人検知センサの前方に存在するとき、第9図
は人体が左方に移動したときの入力状態をそれぞれ示す
説明図、第10図は人検知状態の変化を示し、同上図は
第1発光素子のオンオフ状態、間中図は第2発光素子の
オンオフ状態、同下図は発光素子の入力値の変化を示す
タイムチャート図、第11図は人体が左右に移動したと
きの赤外線入力値の変化を示すタイムチャート図、第1
2図は入力値判定制御における制御内容を示すフローチ
ャート図、第13図は本発明の効果を示す説明図である
。第14図は従来の技術による人移動検知の状態を示す
説明図である。 2   ダクト駆動手段 8   人検知センサ (人検知装置) 空調機本体 吹出ダクト 人検知手段 人移動検知手段 ダクト制御手段 強制停止手段 発光素子 (発光手段) 受光素子 (受光手段) 第2図 第3図 第5 図 第4図 第8図 第9図 第7図 第10 図 t5遁i− 第11 図 第13 図 第14 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空調空気を生成して送給する空調機本体(12)
    と、該空調機本体(12)に回動自在に設けられ、該空
    調機本体(12)からの空調空気を吹出す吹出ダクト(
    16)と、該吹出ダクト(16)を空調機本体(12)
    に対して所定角度範囲内で回動させて吹出方向を変更さ
    せるダクト駆動手段(2)とを備えたスポットエアコン
    において、 上記吹出ダクト(16)には、互いに所定の開き角度を
    もって配置され、所定光量の赤外線を交互に発光する一
    対の発光手段(H_1)、(H_2)と、該両発光手段
    (H_1)、(H_2)の間に配置され、各発光手段(
    H_1)、(H_2)から発光された赤外線の反射を受
    けて赤外線の入力値を検出する受光手段(J)とが配設
    されているとともに、 上記受光手段(J)の出力を受け、上記各発光手段(H
    _1)、(H_2)からの赤外線の入力値がいずれも第
    1設定値(Vs1)以上のときに人検知信号を出力する
    人検知手段(101)と、該人検知手段(101)の人
    検知後に上記受光手段(J)の出力を受け、上記一方の
    発光手段(H_1又はH_2)からの赤外線入力値が上
    記第1設定値(Vs1)よりも小さい第2設定値(Vs
    2)よりも低くなったときに、他方の発光手段(H_2
    又はH_1)の方向に人が移動したことを判別して人移
    動信号を出力する人移動検知手段(102)と、 上記人検知手段(101)からの人検知信号を受けたと
    きに吹出ダクト(16)の回動を停止させるとともに、
    上記人移動検知手段(102)からの人移動信号を受け
    たときに、上記吹出ダクト(16)を人の移動方向に回
    動させるよう上記ダクト駆動手段(2)を制御するダク
    ト制御手段(103)と、 該ダクト制御手段(103)が人検知信号を受けた後に
    互いに逆向きの人移動信号を所定時間内に所定回数受け
    たときには、上記ダクト制御手段(103)の制御を強
    制的に中止させ、吹出ダクト(16)を一定角度だけ逆
    向きに回動させたのち停止させるようダクト駆動手段(
    2)を制御する強制停止手段(104)とを備えたこと
    を特徴とするスポットエアコンの制御装置。
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