JP2568813B2 - プリント配線板 - Google Patents
プリント配線板Info
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- JP2568813B2 JP2568813B2 JP7062458A JP6245895A JP2568813B2 JP 2568813 B2 JP2568813 B2 JP 2568813B2 JP 7062458 A JP7062458 A JP 7062458A JP 6245895 A JP6245895 A JP 6245895A JP 2568813 B2 JP2568813 B2 JP 2568813B2
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- printed wiring
- wiring board
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- conductor
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3447—Lead-in-hole components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/3452—Solder masks
Landscapes
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路部品のよう
に、極めて小さいピッチで連続したリード端子が設けら
れた電子部品をはんだ付けするのに適したプリント配線
板に関する。
に、極めて小さいピッチで連続したリード端子が設けら
れた電子部品をはんだ付けするのに適したプリント配線
板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のプリント配線板は、電
子部品のリード端子を挿入するための貫通孔の回りに導
箔等により導電パターンを形成し、電子部品のリード端
子が貫通孔に挿入された状態で導電パターンの面を溶融
はんだ層や噴流はんだ層に浸漬することにより、はんだ
でリード端子と導電パターンの間を電気的、機械的に結
合するように構成されている。
子部品のリード端子を挿入するための貫通孔の回りに導
箔等により導電パターンを形成し、電子部品のリード端
子が貫通孔に挿入された状態で導電パターンの面を溶融
はんだ層や噴流はんだ層に浸漬することにより、はんだ
でリード端子と導電パターンの間を電気的、機械的に結
合するように構成されている。
【0003】第1の従来のプリント配線板としては、隣
接するランドの相隣接し対向する部分の表面にシルク印
刷層が形成されていた(実開昭62−26074号公
報)。図4、図5に示すように、シルク印刷層2,2は
ランド並設方向に沿って180度の間隔をおいて設けら
れ、ランド1の導電箔面を覆っている。電子部品Aのリ
ード端子aをプリント配線板3の端子孔4に挿入し、次
いでその導電パターン面をはんだ槽内の溶融はんだに浸
すと、はんだ5がランド1の表面にのみ付着し、リード
端子aがはんだ付け固定されて、電子部品Aがプリント
配線板3に装着される。その際、ランド1に付着するは
んだの量は、シルク印刷層2,2の形成により、リード
端子aを確実にはんだ付け固定するに必要かつ十分な最
小限に減らされる。しかも、はんだディップのとき、相
隣接する部分からレジスト6の層を通して隣接するラン
ドに乗り越えようとするはんだ5は、このレジスト6な
らびにシルク印刷層2で阻止される。したがって、隣接
ランド1,1間にはんだのブリッジが生じにくくなる。
接するランドの相隣接し対向する部分の表面にシルク印
刷層が形成されていた(実開昭62−26074号公
報)。図4、図5に示すように、シルク印刷層2,2は
ランド並設方向に沿って180度の間隔をおいて設けら
れ、ランド1の導電箔面を覆っている。電子部品Aのリ
ード端子aをプリント配線板3の端子孔4に挿入し、次
いでその導電パターン面をはんだ槽内の溶融はんだに浸
すと、はんだ5がランド1の表面にのみ付着し、リード
端子aがはんだ付け固定されて、電子部品Aがプリント
配線板3に装着される。その際、ランド1に付着するは
んだの量は、シルク印刷層2,2の形成により、リード
端子aを確実にはんだ付け固定するに必要かつ十分な最
小限に減らされる。しかも、はんだディップのとき、相
隣接する部分からレジスト6の層を通して隣接するラン
ドに乗り越えようとするはんだ5は、このレジスト6な
らびにシルク印刷層2で阻止される。したがって、隣接
ランド1,1間にはんだのブリッジが生じにくくなる。
【0004】第2の従来のプリント配線板としては、一
列に並んだランド方向に対し垂直な方向に、貫通孔を中
心として点対称で鋭角の先細り突出部を有するはんだ付
抵抗層が形成されていた(特開昭61−140193号
公報)。図6、図7に示すように、2層のはんだ付抵抗
層7,8を施し、はんだ付ランド部9の形状をランドの
並ぶ方向に対して垂直方向に鋭角の先細り突出部10が
あるために、電子部品Bのはんだ付時に、はんだはその
突出部10に引っ張られるのではんだブリッジの発生は
著しく低減することになる。
列に並んだランド方向に対し垂直な方向に、貫通孔を中
心として点対称で鋭角の先細り突出部を有するはんだ付
抵抗層が形成されていた(特開昭61−140193号
公報)。図6、図7に示すように、2層のはんだ付抵抗
層7,8を施し、はんだ付ランド部9の形状をランドの
並ぶ方向に対して垂直方向に鋭角の先細り突出部10が
あるために、電子部品Bのはんだ付時に、はんだはその
突出部10に引っ張られるのではんだブリッジの発生は
著しく低減することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来のプリント配線板では、円形のランドの相隣接し対
向する部分の表面に、シルク印刷層を形成しているが、
シルク印刷層により中央部のランドの面積が小さくな
り、はんだ付けをした際に、はんだは表面張力により大
部分がリード端子、または中央部以外の面積が広い部分
のランドに引き寄せられ、中央部のランドははんだ量が
少なくなり、リード端子、ランド間の半田不足となりや
すく、トンネル現象が発生したり、リード端子、ランド
間の結合力が非常に弱くなるという問題があった。
従来のプリント配線板では、円形のランドの相隣接し対
向する部分の表面に、シルク印刷層を形成しているが、
シルク印刷層により中央部のランドの面積が小さくな
り、はんだ付けをした際に、はんだは表面張力により大
部分がリード端子、または中央部以外の面積が広い部分
のランドに引き寄せられ、中央部のランドははんだ量が
少なくなり、リード端子、ランド間の半田不足となりや
すく、トンネル現象が発生したり、リード端子、ランド
間の結合力が非常に弱くなるという問題があった。
【0006】また、ランドが円形であり、はんだがラン
ドの配列方向に広がるので、シルク印刷層をランド内に
大きく突き出さなければ、はんだブリッジを防止するこ
とができず、そのため貫通孔を小さくして少しでもラン
ドの面積を大きくするようにしていた。よって、図5が
示すように、リード端子の直径と貫通孔の直径が一致し
ており、リード端子を貫通孔に挿入するのに非常に手間
がかかり、このようなプリント配線板に電子部品を実装
するのは作業性が悪いという問題があった。
ドの配列方向に広がるので、シルク印刷層をランド内に
大きく突き出さなければ、はんだブリッジを防止するこ
とができず、そのため貫通孔を小さくして少しでもラン
ドの面積を大きくするようにしていた。よって、図5が
示すように、リード端子の直径と貫通孔の直径が一致し
ており、リード端子を貫通孔に挿入するのに非常に手間
がかかり、このようなプリント配線板に電子部品を実装
するのは作業性が悪いという問題があった。
【0007】そして、第2の従来のプリント配線板で
は、先細り形状を有する導体ランドであり、導体ランド
を配列した直交方向では溶融はんだが引っ張られるが、
導体ランドの配列方向では、隣合う導体ランド間が接近
しているので、はんだブリッジが発生してしまうという
問題があった。
は、先細り形状を有する導体ランドであり、導体ランド
を配列した直交方向では溶融はんだが引っ張られるが、
導体ランドの配列方向では、隣合う導体ランド間が接近
しているので、はんだブリッジが発生してしまうという
問題があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、リード端子、導体ランド間の電気的、機械
的結合を強くすると共に、隣合うランド間のはんだブリ
ッジを防止することが出来る優れたプリント配線板を提
供することを目的とするものである。
ものであり、リード端子、導体ランド間の電気的、機械
的結合を強くすると共に、隣合うランド間のはんだブリ
ッジを防止することが出来る優れたプリント配線板を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、プリント配線板に、絶縁基板に設けた貫通
孔の周囲に形成された導体ランドと、上記貫通孔を中心
とし、この中心に対して上記導体ランドの配列方向及び
この配列方向に直交する方向の2方向に伸びるように、
上記導体ランドを上記2方向で先細りの形状に残し、且
つ、上記配列方向の上記先細りの先端は、略半円形状の
切り欠きの形状とし、上記配列方向に直交する方向の上
記先細りの先端は、突起の形状とするように上記絶縁基
板上に設けたはんだ付け抵抗層とを備えたものである。
するために、プリント配線板に、絶縁基板に設けた貫通
孔の周囲に形成された導体ランドと、上記貫通孔を中心
とし、この中心に対して上記導体ランドの配列方向及び
この配列方向に直交する方向の2方向に伸びるように、
上記導体ランドを上記2方向で先細りの形状に残し、且
つ、上記配列方向の上記先細りの先端は、略半円形状の
切り欠きの形状とし、上記配列方向に直交する方向の上
記先細りの先端は、突起の形状とするように上記絶縁基
板上に設けたはんだ付け抵抗層とを備えたものである。
【0010】
【作用】したがって本発明によれば、はんだ付けした場
合に、先細り突起部が溶融はんだを引っ張り、切り欠き
部がこの引っ張りを助長するので、隣合うランド間のは
んだブリッジを防止すると共に、中央部のランド面積は
大きいので、リード端子、導体ランド間の電気的、機械
的結合を強くする。
合に、先細り突起部が溶融はんだを引っ張り、切り欠き
部がこの引っ張りを助長するので、隣合うランド間のは
んだブリッジを防止すると共に、中央部のランド面積は
大きいので、リード端子、導体ランド間の電気的、機械
的結合を強くする。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0012】図1は本発明のプリント配線板の一実施例
を示す要部平面図、図2は本発明のプリント配線板の要
部側面断面図、図3は本発明と従来のプリント配線板を
比較した説明図である。
を示す要部平面図、図2は本発明のプリント配線板の要
部側面断面図、図3は本発明と従来のプリント配線板を
比較した説明図である。
【0013】図1、図2において、11は合成樹脂の積
層板等により形成された絶縁基板、12は絶縁基板11
の下面の貫通孔の回りにそれぞれ貫通孔15の配列方向
と直交方向に長くなるように長円形で形成された導体ラ
ンド、15は電子部品13のリード端子14を挿入する
ために、リード端子14の配列方向に沿って形成された
複数の貫通孔である。
層板等により形成された絶縁基板、12は絶縁基板11
の下面の貫通孔の回りにそれぞれ貫通孔15の配列方向
と直交方向に長くなるように長円形で形成された導体ラ
ンド、15は電子部品13のリード端子14を挿入する
ために、リード端子14の配列方向に沿って形成された
複数の貫通孔である。
【0014】16はソルダレジスタにより、絶縁基板1
1の下面に形成されると共に、先細り突起部16a、1
6bが導体ランド12の配列方向と直交する2方向にそ
れぞれ伸びるように貫通孔15を中心として点対称に形
成され、かつ、略半円形状の切り欠き部16c、16d
が導体ランド12の配列方向に沿って貫通孔15を中心
として対称で、かつ導体ランド12に乗り上げるように
形成された第1はんだ付け抵抗層である。
1の下面に形成されると共に、先細り突起部16a、1
6bが導体ランド12の配列方向と直交する2方向にそ
れぞれ伸びるように貫通孔15を中心として点対称に形
成され、かつ、略半円形状の切り欠き部16c、16d
が導体ランド12の配列方向に沿って貫通孔15を中心
として対称で、かつ導体ランド12に乗り上げるように
形成された第1はんだ付け抵抗層である。
【0015】なお、一実施例として1.78mmピッチ間
隔の電子部品を使用する場合、この第1はんだ付け抵抗
層16は、10〜20μの厚さで、先細り突起部16
a、16bの間の距離が2.5mm、切り欠き部16c、
16dの直径が0.2mm、切り欠き部16c、16dの
距離が1.4mm、貫通孔の直径が0.8mmになるように
形成される。
隔の電子部品を使用する場合、この第1はんだ付け抵抗
層16は、10〜20μの厚さで、先細り突起部16
a、16bの間の距離が2.5mm、切り欠き部16c、
16dの直径が0.2mm、切り欠き部16c、16dの
距離が1.4mm、貫通孔の直径が0.8mmになるように
形成される。
【0016】17は、絶縁基板11の第1はんだ付け抵
抗層16上で、導体ランド12の回りに形成された第2
はんだ付け抵抗層であり、第2はんだ付け抵抗層17
は、第1はんだ付け抵抗層16と同じ大きさ、形状の先
細り突起部17a、17bと、切り欠き部17c、17
dが形成される。
抗層16上で、導体ランド12の回りに形成された第2
はんだ付け抵抗層であり、第2はんだ付け抵抗層17
は、第1はんだ付け抵抗層16と同じ大きさ、形状の先
細り突起部17a、17bと、切り欠き部17c、17
dが形成される。
【0017】これら第1はんだ付け抵抗層16、第2は
んだ付け抵抗層17は、シルク印刷で形成しても良い。
んだ付け抵抗層17は、シルク印刷で形成しても良い。
【0018】次に、上記実施例のプリント配線板に電子
部品をはんだ付けする場合についての動作を説明する。
部品をはんだ付けする場合についての動作を説明する。
【0019】図1、図2において、電子部品13のリー
ド端子14が貫通孔15に挿入された状態で溶融はんだ
槽や噴流はんだ槽上で搬送され、導体ランド12が形成
された下面がはんだ槽内に入ると、リード端子14と導
体ランド12がはんだSにより電気的、機械的に結合さ
れる。
ド端子14が貫通孔15に挿入された状態で溶融はんだ
槽や噴流はんだ槽上で搬送され、導体ランド12が形成
された下面がはんだ槽内に入ると、リード端子14と導
体ランド12がはんだSにより電気的、機械的に結合さ
れる。
【0020】この場合、プリント配線板の下面がはんだ
槽内に入れられて導体ランド12の配列方向又はその直
交方向に搬送されると、第1はんだ付け抵抗層16の先
細り突起部16a、16bと、第2はんだ付け抵抗層1
7の先細り突起部17a,17bがはんだSを先細り突
起部方向に引っ張り、また、切り欠き部16c、16
d、17c、17dがはんだSの先細り突起部方向への
引っ張りを助長して、隣合う導体ランド12間のはんだ
Sが切れるようになり、隣接する導体ランド12間に
は、はんだSが付着すること(はんだブリッジ)を防止
することができる。
槽内に入れられて導体ランド12の配列方向又はその直
交方向に搬送されると、第1はんだ付け抵抗層16の先
細り突起部16a、16bと、第2はんだ付け抵抗層1
7の先細り突起部17a,17bがはんだSを先細り突
起部方向に引っ張り、また、切り欠き部16c、16
d、17c、17dがはんだSの先細り突起部方向への
引っ張りを助長して、隣合う導体ランド12間のはんだ
Sが切れるようになり、隣接する導体ランド12間に
は、はんだSが付着すること(はんだブリッジ)を防止
することができる。
【0021】また、切り欠き部16c、16d、17
c、17dを設けても中央部の導体ランド12の面積は
大きいので、第1の従来例のように、はんだ付けをした
際に、貫通孔に挿入したリード端子に大部分のはんだが
のり、ランドの一部にしかはんだがのらないことによる
トンネル現象を防止でき、リード端子14、導体ランド
12間の電気的、機械的結合を強くすることができる。
c、17dを設けても中央部の導体ランド12の面積は
大きいので、第1の従来例のように、はんだ付けをした
際に、貫通孔に挿入したリード端子に大部分のはんだが
のり、ランドの一部にしかはんだがのらないことによる
トンネル現象を防止でき、リード端子14、導体ランド
12間の電気的、機械的結合を強くすることができる。
【0022】図3は、図1、図2に示す上記実施例と、
図6、図7に示す第2の従来例において実験したはんだ
ブリッジの発生件数を示す説明図である。
図6、図7に示す第2の従来例において実験したはんだ
ブリッジの発生件数を示す説明図である。
【0023】この実験例では、電子部品として1.78
mmのピッチ間隔であって64端子のDIP形LSI(端
子間が62個)をそれぞれ実装した20枚のプリント配
線板(導体ランド間の実験総数が1240個)を用い
て、それぞれ導体ランドの配列方向とその直交方向にそ
れぞれ搬送し、はんだ温度が248℃、コンベアスピー
ド(プリント配線板の搬送速度)が1m/分、はんだ浸
漬幅が50mm、はんだ浸漬時間が3秒で、フローソルダ
リング法によりはんだ付けを行った。
mmのピッチ間隔であって64端子のDIP形LSI(端
子間が62個)をそれぞれ実装した20枚のプリント配
線板(導体ランド間の実験総数が1240個)を用い
て、それぞれ導体ランドの配列方向とその直交方向にそ
れぞれ搬送し、はんだ温度が248℃、コンベアスピー
ド(プリント配線板の搬送速度)が1m/分、はんだ浸
漬幅が50mm、はんだ浸漬時間が3秒で、フローソルダ
リング法によりはんだ付けを行った。
【0024】図3に示すように、プリント配線板を導体
ランドの配列方向に搬送した場合には、はんだブリッジ
の発生率を「0」にすることができ、他方、導体ランド
の配列方向の直交方向に搬送した場合は、はんだブリッ
ジの発生率を第2の従来例に比べて約1/6に低減する
ことができた。
ランドの配列方向に搬送した場合には、はんだブリッジ
の発生率を「0」にすることができ、他方、導体ランド
の配列方向の直交方向に搬送した場合は、はんだブリッ
ジの発生率を第2の従来例に比べて約1/6に低減する
ことができた。
【0025】なお、上記実施例では、片面プリント基板
の場合について説明したが、両面プリント基板に適用す
ることができることは勿論である。
の場合について説明したが、両面プリント基板に適用す
ることができることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、導体ランドの配列方向に直交する方向においては、
導体ランドは、貫通孔を中心とし、この中心に対して導
体ランドの配列方向に直交する方向に伸びるように、導
体ランドを先細りの形状とし、この先細りの先端を突起
状としていることにより、導体ランドを設けた面をはん
だ槽に入れて、導体ランドの配列方向と直交する方向に
搬送しても、溶融はんだはスムーズに切れ、 導体ランド
の配列方向においては、導体ランドは、貫通孔を中心と
し、この中心に対して導体ランドの配列方向に伸びるよ
うに、導体ランドを先細りの形状とし、この先細りの先
端を略半円形状の切り欠きの形状としていることによ
り、導体ランドを設けた面をはんだ槽に入れて導体ラン
ドの配列方向に搬送しても、先細りの形状で、溶融はん
だはスムーズに切れ、さらに、先細りの先端が略半円形
状の切り欠きの形状であることで、隣合う導体ランド間
ではんだが跨ぐことを防止するため、 導体ランドを設け
た面をはんだ槽に入れて、導体ランドの配列方向、又
は、この配列方向に直交する方向のいずれの方向で搬送
させても、より確実なはんだ付けを実現させることがで
きるという効果を有する。
に、導体ランドの配列方向に直交する方向においては、
導体ランドは、貫通孔を中心とし、この中心に対して導
体ランドの配列方向に直交する方向に伸びるように、導
体ランドを先細りの形状とし、この先細りの先端を突起
状としていることにより、導体ランドを設けた面をはん
だ槽に入れて、導体ランドの配列方向と直交する方向に
搬送しても、溶融はんだはスムーズに切れ、 導体ランド
の配列方向においては、導体ランドは、貫通孔を中心と
し、この中心に対して導体ランドの配列方向に伸びるよ
うに、導体ランドを先細りの形状とし、この先細りの先
端を略半円形状の切り欠きの形状としていることによ
り、導体ランドを設けた面をはんだ槽に入れて導体ラン
ドの配列方向に搬送しても、先細りの形状で、溶融はん
だはスムーズに切れ、さらに、先細りの先端が略半円形
状の切り欠きの形状であることで、隣合う導体ランド間
ではんだが跨ぐことを防止するため、 導体ランドを設け
た面をはんだ槽に入れて、導体ランドの配列方向、又
は、この配列方向に直交する方向のいずれの方向で搬送
させても、より確実なはんだ付けを実現させることがで
きるという効果を有する。
【図1】本発明のプリント配線板の一実施例を示す要部
平面図
平面図
【図2】同実施例のプリント配線板の要部側面断面図
【図3】本発明と従来例のプリント配線板を比較した説
明図
明図
【図4】第1の従来例のプリント配線板を示す要部平面
図
図
【図5】同従来例のプリント配線板の要部側面断面図
【図6】第2の従来例のプリント配線板を示す要部平面
図
図
【図7】同従来例のプリント配線板の要部側面断面図
11 絶縁基板 12 導体ランド 13 電子部品 14 リード端子 15 貫通孔 16 第1はんだ付け抵抗層 17 第2はんだ付け抵抗層 16a、16b、17a、17b 先細り突起部 16c、16d、17c、17d 切り欠き部
フロントページの続き (72)発明者 川村 僚一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−140193(JP,A) 実開 昭62−26074(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁基板に設けた貫通孔の周囲に形成さ
れた導体ランドと、上記貫通孔を中心とし、この中心に
対して上記導体ランドの配列方向及びこの配列方向に直
交する方向の2方向に伸びるように、上記導体ランドを
上記2方向で先細りの形状に残し、且つ、上記配列方向
の上記先細りの先端は、略半円形状の切り欠きの形状と
し、上記配列方向に直交する方向の上記先細りの先端
は、突起の形状とするように上記絶縁基板上に設けたは
んだ付け抵抗層とを備えたプリント配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062458A JP2568813B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | プリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062458A JP2568813B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | プリント配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07254774A JPH07254774A (ja) | 1995-10-03 |
JP2568813B2 true JP2568813B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=13200790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7062458A Expired - Fee Related JP2568813B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | プリント配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568813B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000101222A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | プリント配線板とその製造方法 |
JP4734995B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2011-07-27 | ミツミ電機株式会社 | ランド構造及びプリント配線板並びに電子装置 |
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