JP2568804Y2 - 回転ダンパ - Google Patents

回転ダンパ

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JP2568804Y2
JP2568804Y2 JP1991067697U JP6769791U JP2568804Y2 JP 2568804 Y2 JP2568804 Y2 JP 2568804Y2 JP 1991067697 U JP1991067697 U JP 1991067697U JP 6769791 U JP6769791 U JP 6769791U JP 2568804 Y2 JP2568804 Y2 JP 2568804Y2
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信夫 勝浦
政志 飯野
岳 平川
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日幸工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は回転ダンパに係わり、
特に回転ダンパの取付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばカセットデッキの前面
に取付けられた回転扉等の回転体を緩慢に回動させる装
置として、回転ダンパが知られている。この回転ダンパ
は、円筒状のケース内にロータを回転自在に収容すると
共に、このロータの中心には、端部に歯車を有する回転
軸が固定され、ロータの回転動が粘性オイル等の各種の
抑制手段により制動される構成となっている。したがっ
て、この種のダンパを取付けることにより、回転体の回
転動を制動して回転体を緩やかな速度で回転することが
できる。
【0003】回転体の回転中心には、回転軸の歯車と噛
合する別の歯車が設けられており、回転体の回転動が両
方の歯車および回転軸を介して回転ダンパのロータに伝
えられる。各種ダンパの内、オイルダンパにおいては、
そのケース内に粘性オイルが封入され、ロータに回転力
が急激に加えられても、ロータとケースとの間に存在す
るオイルの粘性抵抗により、回転体の急激な回動が抑制
され回転体は緩やかな速度で回動する。この回転ダンパ
のケースには、キャビネット等の回転体の保持体に回転
ダンパを固定するための脚が形成され、この脚を保持体
にボルト固定することにより、回転ダンパが保持体に取
付けられる構成となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の回転ダンパ
においては、回転ダンパを保持体に取付けるためには脚
のボルト止めが必要になり、部品点数が多くなると共に
取付作業が困難になるという問題があった。
【0005】そこで、この考案は、回転ダンパの取付け
の際の部品点数をより少なくできると共に、回転体の保
持体への取付け作業も簡単になる回転ダンパを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この考案は、回転ダンパのケース本体と、上記ケー
ス本体中に回転自在に収容されるロータと、上記ロータ
の回転中心に取り付けられる回転軸と、上記ケース本体
に連設され、上記ケース本体を保持する保持体に形成さ
れた係合穴にスナップ係合して上記ケース本体を上記保
持体に固定する係合腕と、上記ケース本体を位置決めし
ながら上記保持体に固定するための固定手段とを備え、
上記ケース本体、固定手段、及び係合腕は樹脂で一体成
形され、且つ、この係合腕を上記係合穴に係合させる
際、当該係合腕はこの係合穴に向けて弾性変形しながら
移動し、この係合腕がこの係合穴に到った際にこの係合
腕の弾性変形が解消されて上記係合穴に一気に係合する
ように形成されているとともに、この過程で、上記固定
手段が上記ケース本体と上記保持体との固定領域に到っ
たときに、上記係合が上記係合穴に対して係合すること
に合わせてほぼ同時に上記固定手段が上記ケース本体を
上記保持体に固定するようにしたことを特徴とする回転
ダンパを提供する。
【0007】前記回転軸は回転体の回転中心の軸穴に嵌
装される構成であること、そして、前記回転軸をスプラ
イン軸とし、前記軸穴にはスプライン溝と係合する溝を
形成した構成であることが好ましく、また、前記ケース
本体には、保持体に形成された溝に嵌合するボスを形成
した構成であることが好ましい。
【0008】
【作用】この考案によれば、回転体の回転側前面から回
転ダンパの係合腕を回転体の保持体に形成された穴に嵌
入するだけで、係合腕を当該保持体にスナップ係合でき
る。この結果、回転ダンパの取付けに際して、ボルト等
の固定部品を必要とせず、且つ簡単な作業で回転ダンパ
を保持体に取り付けることができることになる。
【0009】そして回転ダンパの回転軸を歯車を介する
ことなく回転体の軸穴に嵌合する構成とすれば、回転体
と回転ダンパとを連結するための歯車を省略できて、さ
らに部品点数を少なくできると共に、歯車が見えなくな
り意匠的にも有利となる。
【0010】また、回転ダンパの回転軸と回転体の軸穴
とをスプライン係合することにより、回転軸を軸穴に嵌
入する際の位置合わせが少ない角度で済むことになり、
回転軸を軸穴に嵌装する際の作業が簡単になる。
【0011】さらに、ケース本体に、保持体に形成され
た溝に嵌合するボスを設けることにより、回転ダンパを
保持体に取付けた際に、回転ダンパをスナップ係合腕ば
かりでなくこのボスでも支持することになり、回転体に
余計な力が負荷されても回転ダンパの破損ないしは回転
ダンパが保持体から抜け出ることを阻止することができ
る。
【0012】
【実施例】次に本考案の実施例と図面に基づいて説明す
る図1はオイルダンパの一実施例を示したもので、
(1)はその正面図、(2)はその側面図である。
【0013】このオイルダンパはケース本体10を有
し、このケース本体10には、ケース本体よりも薄いフ
ランジ12が連設されている。そして、フランジ12か
らは当該フランジよりも短い幅で、保持体に形成された
孔にスナップ係合される係合腕14が連設されている。
これらケース本体10、フランジ12、および係合腕1
4は合成樹脂により一体成形することができる。
【0014】前記係合腕14は、その先端14Aは中間
領域14Bよりも肉厚に形成されていると共に、内部は
切り欠かれた間隙16となっている。係合腕14の先端
14Aからは、前記間隙16内をケース本体10に向か
ってクリップ腕18が延設され、当該クリップ腕18の
先端は、ケース本体10の近傍まで延長されている。当
該クリップ腕18の途中にはテーパ突起20が設けられ
ている。
【0015】図1(1)のII−II断面である図2に
示すように、前記ケース本体10の内部は空洞となって
おり、内室22が形成されている。この内室22にはロ
ータ24が収容され、このロータ24には、ロータの回
転軸26が当該ロータと一体に成形されている。ケース
本体10の中心には回転軸26が貫通するための貫通孔
28が形成されており、回転軸26はこの貫通孔28か
らロータ24の径方向と直角にケース本体10外に突出
している。この回転軸26は、図1(1)に示すように
端面が非円形の略矩形であり、後述する回転体の軸溝に
嵌入された時に軸溝と回転軸との間の滑りを防止して、
回転体の回転動が回転軸26に確実に入力されるように
なっている。
【0016】図2に示すように、前記内室22の下壁か
らは、ロータ24の下面の回転中心に形成された円形溝
30に嵌合する円柱状の支持軸32が突設されている。
この支持軸32を中心として当該ロータ24が回転す
る。ケース本体10の前記貫通孔28の下端にはOリン
グ34が周設され、内室22に充填された粘性オイルが
貫通孔28から外に漏出することを防止している。
【0017】前記ロータ24は、図2のIII−III
断面である図3に示すように、長方形であると共に長手
方向の両端がケース内壁と相補する円弧状の略矩形に形
成され、ロータ24とケース本体10内壁との間に介在
する粘性オイルのトルク抵抗により、前記回転軸26か
らロータ24に伝えられた回転動を制動するようになっ
ている。ロータ24をこの実施例のように略矩形に形成
することにより、ロータの回転動が効果的に制動され
る。符号36は、ケース本体10の中心部下面から膨出
形成されたケース本体20の補強用のボスである。
【0018】次に本実施例の動作を、図4および図5を
用いて説明する。図4は、前記オイルダンパが回転体と
しての回転扉および回転体を保持する保持体としてのキ
ャビネットに取付けられた状態の斜視図であり、図5
は、オイルダンパが取付けられた状態の断面図である。
【0019】回転扉50には、扉の回転方向(矢示)内
側で、側端より僅かに内方にブラケット52が突設され
ており、このブラケット52の中心位置には、オイルダ
ンパの回転軸26が嵌装される軸穴54が形成されてい
る。符号56はキャビネットであり、側壁56Aと、奥
壁56Bと、この奥壁よりさらに奥側に位置する第2の
奥壁56Cとを備えている。前記奥壁56Bにはオイル
ダンパの前記スナップ腕14が挿入されてスナップ係合
する係合穴58が形成されていると共に、側壁56Aに
はオイルダンパのボス36が嵌合されるボス溝60が形
成されている。この係合穴58は、スナップ腕14と略
同一な大きさに形成されている。
【0020】オイルダンパを取付ける場合は、前記ブラ
ケット52の軸穴54にオイルダンパの回転軸26を嵌
装した後、オイルダンパをキャビネットの側壁56Aと
扉のブラケット52との間に、スナップ腕14の先端が
係合穴58に向くように配設する。この状態から、オイ
ルダンパを押し込むと、ケース本体10の前記フランジ
12の端面12A(図1参照)が前記奥壁56Bに当接
した時点でスナップ腕14が係合穴58にスナップ係合
される。スナップ腕14の嵌入の過程で、前記クリップ
腕18に形成されたテーパ突起20は、係合穴58の開
口壁面と当接するが、この時クリップ腕18はスナップ
腕先端14Aにある基端部を中心として、ボス36側に
弾性変形する。そして、弾性変形したクリップ腕18
は、前記フランジ端面12Aが前記奥壁56Bに当接し
た時点で弾性復帰し、テーパ突起20が奥壁の裏面62
と係合して、オイルダンパが奥壁56Bから抜け出るこ
とが阻止される。
【0021】オイルダンパが係合穴58にスナップ係合
された場合は、ケース本体の裏面に形成されたボス36
はキャビネットの側壁56Aのボス溝60に嵌合され
る。ところで、ボス36がボス溝60内に嵌合されるま
では、ボス36の肉厚分を吸収するために、スナップ腕
14が変形する必要がある。スナップ腕14の中心領域
14Bは前記図1(2)に示すようにスナップ腕14の
先端14Aに比べて肉薄形成されているため、この部分
において弾性変形し易くボス36の肉厚を容易に吸収し
てオイルダンパを保持体に取付けることができる。
【0022】この実施例によれば、回転扉50の開放側
からオイルダンパを前記係合穴58に押し込むだけで節
度感をもって保持体にオイルダンパを簡単にスナップ係
合することができ、しかもオイルダンパを取付ける際に
ボルト等の取付け部品を必要とせず、部品点数を削減す
ることができる。また、最大回転位置にある回転扉50
に、さらに反時計方向である回転方向の力が負荷されて
も、オイルダンパはスナップ腕14ばかりでなくボス3
6でも支持されているために、オイルダンパの剛性を向
上し、これと併せて、オイルダンパが抜け出ることを効
果的に阻止することができる。すなわち、かかるボス3
6が無いとすると、上記回転方向の力が負荷された状態
では、回転軸26を介してスナップ腕14の基部にスト
レスが発生して、かかる基部の耐久性を低下させたり、
スナップ腕の抜け出しを生じるこおそれがある。しかし
ながら、ボス36の存在により、スナップ腕14の基部
に加わるストレスを緩和して、これらの不都合の発生を
防止できる。また、回転軸26が軸穴54に直接嵌合さ
れる直軸方式としたため、両者を連結するためのギアを
必要としない。その結果、扉50を回転させてもギアが
露出せず意匠的にも優れたものとなる。
【0023】図6は、回転軸をスプライン軸にした他の
実施例を示す。この実施例では、回転扉側の軸穴はスプ
ライン溝と係合する溝を形成しておく。このような構成
にすることにより、回転軸を軸穴に嵌入する際の角度合
わせが最大スプライン溝一つのピッチで済み回転軸と軸
穴との嵌入作業が極めて容易となる。図1のように回転
軸が略矩形であると、最大180度の角度合わせが必要
となる。さらに他の実施例である図7に示すように、回
転軸26の基部をケース本体10側に進むにしたがって
拡径するテーパ70とし、軸穴の先端部をこれと相補す
るテーパ穴に形成することにより、回転軸が軸穴に嵌入
する際の作業性をさらに向上できる。
【0024】図8,図9には、それぞれ係合腕14の他
の実施例が示されている。図8のオイルダンパは、係合
腕14の側面にはケース本体10側に進むにしたがって
拡がるテーパ突起80が係合腕14と一体に形成されて
いる。この実施例では、係合腕14を前記キャビネット
50の奥壁56Bに形成された係合穴58に嵌入する際
に、係合腕14に形成されている切り欠き82により、
テーパ突起80は内方に弾性変形し、テーパ突起80が
係合穴58を越えた時点で弾性復帰する。この結果、係
合腕14は奥壁56Bの裏面に節度感を持って係合さ
れ、オイルダンパを確実に固定することができる。
【0025】一方、図9のオイルダンパでは、図8の実
施例と比較して、テーパ突起90は長尺状に形成される
と共に、その先端には直角状の係合溝92が刻設されて
いる。さらに、係合腕14の側面には、このテーパ突起
90を収容する切り欠き94が形成されている。この実
施例では、係合腕14を前記係合穴58に嵌入する際
に、テーパ腕90は係合腕14との固定部96を中心と
して前記切り欠き94内に弾性変形し、テーパ腕90が
係合穴58を越えた時点で弾性復帰して、テーパ突起9
0の先端の係合溝92と奥壁56Bの開口壁面とが係合
する。この結果、図8の実施例と同様に、オイルダンパ
を確実に固定することができる。このように係合腕の形
状としては、ケース本体10を保持体にスナップ係合で
きるものならばいかなるものでも良い。
【0026】前記実施例では、スナップ腕がケース本体
に対して水平に形成されているものについて説明した
が、スナップ腕をケース本体と垂直に形成することもで
きる。また、回転軸の端部にギアを取付けるとともに回
転体側にもギアを取付け両者のギヤを噛合することによ
り、回転体を回動する構成にしても良い。さらにまた、
前記実施例では、ケース本体の裏面にボスを形成した
が、このボスが無くてもケース本体の全体が嵌合する円
形溝を保持体の側壁に形成することにより、オイルダン
パの剛性を向上することもできる。
【0027】また、前記実施例では、粘性オイルの粘性
抵抗によって回転体の回転動を制動するオイルダンパに
ついて説明したが、このオイルダンパに限る必要はな
く、ロータの回転動を制動することにより回転体の回転
動を制動できる回転ダンパであれば良い。したがって、
ブレーキによって制動するダンパ、減速ギアによって制
動するダンパ、磁石によって制動するダンパ等各種の回
転ダンパに本考案を適用することができる。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、ケース本体に取付けられてなると共に回転体の保持
体に形成された穴にスナップ係合して、ケース本体を保
持体に固定する係合腕を有する構成としたため、回転ダ
ンパの取付けの際の部品点数をより少なくできると共
に、回転体の保持体への取付け作業を簡単にできるとい
う効果を達成することができる。
【0029】そして回転ダンパの回転軸を歯車を介する
ことなく回転体の軸穴に嵌合する構成とすることによ
り、回転体と回転ダンパとを連結するための歯車を省略
できて、さらに部品点数を少なくできると共に、歯車が
見えなくなり意匠的にも有利になる、という効果も達成
することができる。
【0030】また、回転ダンパの回転軸と回転体の軸穴
とをスプライン係合する構成とすることにより、回転軸
を軸穴に嵌入する際の位置合わせが少ない角度で済むこ
とになり、回転軸を軸穴に嵌入する際の作業性を向上で
きる、という効果も達成することができる。
【0031】さらに、ケース本体に、保持体に形成され
た溝に嵌合するボスを設ける構成とすることにより、回
転ダンパを保持体に取付けた際に、回転ダンパをスナッ
プ係合腕ばかりでなくこのボスでも支持して、回転体に
余計な力が負荷されても回転ダンパの破損ないしは回転
ダンパが保持体から抜け出ることを阻止することができ
る、という効果も達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係わるオイルダンパの一実施例
を示したもので、(1)はその正面図、(2)はその側
面図である。
【図2】図1(1)のII−II断面である。
【図3】図2のIII−III断面である。
【図4】オイルダンパが回転体および保持体に取付けら
れた状態の斜視図である。
【図5】オイルダンパが取付けられた状態の断面図であ
る。
【図6】回転軸をスプライン軸にした他の実施例に係わ
るオイルダンパの側面図である。
【図7】回転軸の基部をテーパにしたさらに他の実施例
に係わるオイルダンパをブラケットの軸穴に嵌合した状
態を示す一部断面図である。
【図8】係合腕の他の実施例を示すオイルダンパの正面
図である。
【図9】係合腕のさらに他の実施例を示すオイルダンパ
の正面図である。
【符号の説明】 10 ケース本体 14 係合腕 26 回転軸

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、 上記ケース本体中に回転自在に収容されるロータと、 上記ロータの回転中心に取り付けられる回転軸と、 上記ケース本体に連設され、上記ケース本体を保持する
    保持体に形成された係合穴にスナップ係合して上記ケー
    ス本体を上記保持体に固定する係合腕と、 上記ケース本体を位置決めしながら上記保持体に固定す
    るための固定手段とを備え、 上記ケース本体、固定手段、及び係合腕は樹脂で一体成
    形され、且つ、この係合腕を上記係合穴に係合させる
    際、当該係合腕はこの係合穴に向けて弾性変形しながら
    移動し、この係合腕がこの係合穴に到った際にこの係合
    腕の弾性変形が解消されて上記係合穴に一気に係合する
    ように形成されているとともに、この過程で上記固定手
    段が上記ケース本体と上記保持体との固定領域に到った
    ときに、上記係合が上記係合穴に対して係合することに
    合わせてほぼ同時に上記固定手段が上記ケース本体を上
    記保持体に固定するようにしたことを特徴とする回転ダ
    ンパ。
  2. 【請求項2】 上記固定手段が保持体に形成された溝に
    嵌合するボスであることを特徴とする請求項1に記載の
    回転ダンパ。
  3. 【請求項3】 上記回転軸がロータの回転中心の軸穴に
    嵌挿することを特徴とする請求項1又は2に記載の回転
    ダンパ。
  4. 【請求項4】 上記回転軸はスプライン軸であり、上記
    軸穴にはスプライン軸と係合する溝が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のうち何れかに記載の回
    転ダンパ。
JP1991067697U 1991-07-31 1991-07-31 回転ダンパ Expired - Lifetime JP2568804Y2 (ja)

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JPH0512579U JPH0512579U (ja) 1993-02-19
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JPS63106982A (ja) * 1986-06-25 1988-05-12 Nhk Spring Co Ltd 蓋体開閉装置
JPH0345253A (ja) * 1989-07-14 1991-02-26 Topcon Corp 眼科吸引装置

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