JP2568677Y2 - 自動車用内装品 - Google Patents
自動車用内装品Info
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- JP2568677Y2 JP2568677Y2 JP1990012911U JP1291190U JP2568677Y2 JP 2568677 Y2 JP2568677 Y2 JP 2568677Y2 JP 1990012911 U JP1990012911 U JP 1990012911U JP 1291190 U JP1291190 U JP 1291190U JP 2568677 Y2 JP2568677 Y2 JP 2568677Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna device
- instrument panel
- automobile
- reflected wave
- rear tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、例えばインスツルメントパネルやリアパネ
ル等の自動車用内装品に関するもので、特に電磁波を吸
収し得る自動車用内装品に関する。
ル等の自動車用内装品に関するもので、特に電磁波を吸
収し得る自動車用内装品に関する。
（従来の技術） 従来より、自動車の窓ガラスにアンテナ装置が貼り付
けられている。このようなアンテナ装置は、絶縁体であ
るガラス上に平面的に貼り付けられるため、反射板を備
えていない。このため、アンテナ装置の放射特性は８字
型となり、車室内からの反射波の影響を受けやすいとい
う問題点を有している。
けられている。このようなアンテナ装置は、絶縁体であ
るガラス上に平面的に貼り付けられるため、反射板を備
えていない。このため、アンテナ装置の放射特性は８字
型となり、車室内からの反射波の影響を受けやすいとい
う問題点を有している。
（考案が解決しようとする課題） 本考案は、このような従来装置の問題点を解消するた
めに成されたもので、アンテナ装置の性能を向上させる
ために、車室内からの反射波の影響を低減することを技
術的課題とする。
めに成されたもので、アンテナ装置の性能を向上させる
ために、車室内からの反射波の影響を低減することを技
術的課題とする。
（課題を解決するための手段） 前述した技術的課題を達成するために講じた技術的手
段は、アンテナ装置に対しての車室内で反射された反射
波やアンテナ装置からの不要な輻射波を吸収する導電体
をインスツルメントパネルまたはリヤトレイに備えたこ
とである。
段は、アンテナ装置に対しての車室内で反射された反射
波やアンテナ装置からの不要な輻射波を吸収する導電体
をインスツルメントパネルまたはリヤトレイに備えたこ
とである。
（作用） 前述した技術的手段によれば、アンテナ装置に対して
の車室内で反射された反射波やアンテナ装置からの不要
な輻射波を吸収する導電体をインスツルメントパネルま
たはリヤトレイに備えたので、アンテナ装置はインスツ
ルメントパネルやリヤトレイによる反射波の影響が低減
され、アンテナ装置の性能が一層高くなり、アンテナ装
置から不要な輻射波が発射されても自動車用電装機器に
悪影響が発生しにくくなる。
の車室内で反射された反射波やアンテナ装置からの不要
な輻射波を吸収する導電体をインスツルメントパネルま
たはリヤトレイに備えたので、アンテナ装置はインスツ
ルメントパネルやリヤトレイによる反射波の影響が低減
され、アンテナ装置の性能が一層高くなり、アンテナ装
置から不要な輻射波が発射されても自動車用電装機器に
悪影響が発生しにくくなる。
（実施例） 以下、添付図面を参照して、本考案の好ましい実施例
装置について説明する。第１図はUHF帯用のアンテナ装
置２を自動車のフロントガラス１に貼り付けた様子を描
いた斜視図である。また、第２図は第１図の断面図であ
る。
装置について説明する。第１図はUHF帯用のアンテナ装
置２を自動車のフロントガラス１に貼り付けた様子を描
いた斜視図である。また、第２図は第１図の断面図であ
る。
UHF帯用のアンテナ装置２は、何れも導線３を使用し
た放射素子を備えている。導線３は自動車の乗員の視界
を妨げないように充分に細くなつている。また、アンテ
ナ装置２は、自動車の乗員の視界を妨げないようにフロ
ントガラス１の下方側に、即ちインスツルメントパネル
５の近くに位置している。第３図に拡大して示すよう
に、アンテナ装置２は接着面を有する透明な樹脂フィル
ム４によりフロントガラス１に貼り付けられる。
た放射素子を備えている。導線３は自動車の乗員の視界
を妨げないように充分に細くなつている。また、アンテ
ナ装置２は、自動車の乗員の視界を妨げないようにフロ
ントガラス１の下方側に、即ちインスツルメントパネル
５の近くに位置している。第３図に拡大して示すよう
に、アンテナ装置２は接着面を有する透明な樹脂フィル
ム４によりフロントガラス１に貼り付けられる。
なお、アンテナ装置２はフロントガラス１に直接印刷
されたり、焼き付けられたものでもよい。
されたり、焼き付けられたものでもよい。
アンテナ装置２がインスツルメントパネル５の近くに
位置しているので、アンテナ装置２はインスツルメント
パネル５による反射波の影響を受けやすい。そこで、第
１図に部分断面として描かれているように、インスツル
メントパネル５にカーボンの粉末６やフェライト７の粉
末を混入する。また、フェライトシート８をインスツル
メントパネル５の表面に一体成形する。
位置しているので、アンテナ装置２はインスツルメント
パネル５による反射波の影響を受けやすい。そこで、第
１図に部分断面として描かれているように、インスツル
メントパネル５にカーボンの粉末６やフェライト７の粉
末を混入する。また、フェライトシート８をインスツル
メントパネル５の表面に一体成形する。
インスツルメントパネル５にカーボンの粉末６やフェ
ライト７等の導電体の粉末を混入させることにより、シ
ンスツルメントパネル５による反射波が低減されるの
で、アンテナ装置２の性能が高くなる。また、フェライ
トシート８をインスツルメントパネル５の表面に一体成
形することにより、さらにインスツルメントパネル５に
よる反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が
一層高くなる。また、アンテナ２から不要な輻射波が発
射されても、インスツルメントパネル５の内部に配設さ
れた自動車用電装機器に悪影響が発生しにくくなる。
ライト７等の導電体の粉末を混入させることにより、シ
ンスツルメントパネル５による反射波が低減されるの
で、アンテナ装置２の性能が高くなる。また、フェライ
トシート８をインスツルメントパネル５の表面に一体成
形することにより、さらにインスツルメントパネル５に
よる反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が
一層高くなる。また、アンテナ２から不要な輻射波が発
射されても、インスツルメントパネル５の内部に配設さ
れた自動車用電装機器に悪影響が発生しにくくなる。
以下、第４図と第５図を参照して、本考案の別の実施
例について説明する。第４図はUHF帯用のアンテナ装置
２を自動車のリアガラス９に貼り付けた様子を描いた斜
視図である。また、第５図は第４図の断面図である。
例について説明する。第４図はUHF帯用のアンテナ装置
２を自動車のリアガラス９に貼り付けた様子を描いた斜
視図である。また、第５図は第４図の断面図である。
フロントガラス１にアンテナ装置２を貼り付けた場合
と同様に、アンテナ装置２は接着面を有する透明な樹脂
フィルム４によりリアガラス９に貼り付けられる。リア
ガラス９には、デフオツガ熱線10が印刷されているの
で、アンテナ装置２はリアガラス９の下方側に、即ちリ
アトレイ11の近くに位置している。
と同様に、アンテナ装置２は接着面を有する透明な樹脂
フィルム４によりリアガラス９に貼り付けられる。リア
ガラス９には、デフオツガ熱線10が印刷されているの
で、アンテナ装置２はリアガラス９の下方側に、即ちリ
アトレイ11の近くに位置している。
アンテナ装置２がリアトレイ11の近くに位置している
ので、アンテナ装置２はリアトレイ11による反射波の影
響を受けやすい。そこで、第５図に描かれているよう
に、リアトレイ11にカーボンの粉末６やフェライト７の
粉末を混入する。また、フェライトシート８をリアトレ
イ11の表面に一体成形する。
ので、アンテナ装置２はリアトレイ11による反射波の影
響を受けやすい。そこで、第５図に描かれているよう
に、リアトレイ11にカーボンの粉末６やフェライト７の
粉末を混入する。また、フェライトシート８をリアトレ
イ11の表面に一体成形する。
リアトレイ11にカーボンの粉末６やフェライト７等の
導電体の粉末を混入させることにより、リアトレイ11に
よる反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が
高くなる。また、フェライトシート８をリアトレイ11の
表面に一体成形することにより、さらにリアトレイ11に
よる反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が
一層高くなる。
導電体の粉末を混入させることにより、リアトレイ11に
よる反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が
高くなる。また、フェライトシート８をリアトレイ11の
表面に一体成形することにより、さらにリアトレイ11に
よる反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が
一層高くなる。
ところで、リアトレイ11の上には、自動車用オーディ
オ装置のリア側スピーカ12が固定されることが多い。こ
のため、スピーカ12のハウジングにカーボンの粉末６や
フェライト７等の導電体の粉末を混入させたり、スピー
カ12のハウジングと一体にフェライトシート８を一体成
形することが好ましい。そうすれば、スピーカ12による
反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が高く
なる。また、アンテナ２から不要な輻射波が発射されて
も、自動車用オーディオ装置に悪影響が発生しにくくな
る。
オ装置のリア側スピーカ12が固定されることが多い。こ
のため、スピーカ12のハウジングにカーボンの粉末６や
フェライト７等の導電体の粉末を混入させたり、スピー
カ12のハウジングと一体にフェライトシート８を一体成
形することが好ましい。そうすれば、スピーカ12による
反射波が低減されるので、アンテナ装置２の性能が高く
なる。また、アンテナ２から不要な輻射波が発射されて
も、自動車用オーディオ装置に悪影響が発生しにくくな
る。
本考案によれば、アンテナ装置に対しての車室内で反
射された反射波やアンテナ装置からの不要な輻射波を吸
収する導電体をインスツルメントパネルまたはリヤトレ
イに備えたので、アンテナ装置はインスツルメントパネ
ルやリヤトレイによる反射波の影響が低減され、アンテ
ナ装置の性能が一層高くなると共に、アンテナ装置から
不要な輻射波が発射されても自動車用電装機器に悪影響
が発生しにくくなる。このため、アンテナ装置は車室内
からの反射波の影響を受けにくくなり、アンテナ装置の
性能が向上する。
射された反射波やアンテナ装置からの不要な輻射波を吸
収する導電体をインスツルメントパネルまたはリヤトレ
イに備えたので、アンテナ装置はインスツルメントパネ
ルやリヤトレイによる反射波の影響が低減され、アンテ
ナ装置の性能が一層高くなると共に、アンテナ装置から
不要な輻射波が発射されても自動車用電装機器に悪影響
が発生しにくくなる。このため、アンテナ装置は車室内
からの反射波の影響を受けにくくなり、アンテナ装置の
性能が向上する。
第１図はUHF帯用のアンテナ装置を自動車のフロントガ
ラスに貼り付けた様子を描いた斜視図である。 第２図は第１図の断面図である。 第３図は第２図の部分断面図である。 第４図はUHF帯用のアンテナ装置を自動車のリアガラス
に貼り付けた様子を描いた斜視図である。 第５図は第４図の断面図である。 １……フロントガラス、２……アンテナ装置、３……導
線、４……樹脂シート、５……インスツルメントパネル
（自動車用内装品）、６……カーボン粉末（導電体）、
７……フェライト粉末（導電体）、８……フェイライト
シート（導電体）、９……リアガラス、10……デフオツ
ガ熱線、11……リアトレイ（自動車用内装品）、12……
リアスピーカ（自動車用内装品）。
ラスに貼り付けた様子を描いた斜視図である。 第２図は第１図の断面図である。 第３図は第２図の部分断面図である。 第４図はUHF帯用のアンテナ装置を自動車のリアガラス
に貼り付けた様子を描いた斜視図である。 第５図は第４図の断面図である。 １……フロントガラス、２……アンテナ装置、３……導
線、４……樹脂シート、５……インスツルメントパネル
（自動車用内装品）、６……カーボン粉末（導電体）、
７……フェライト粉末（導電体）、８……フェイライト
シート（導電体）、９……リアガラス、10……デフオツ
ガ熱線、11……リアトレイ（自動車用内装品）、12……
リアスピーカ（自動車用内装品）。
Claims (1)
- 【請求項１】アンテナ装置を備えた自動車の車室内に配
設される自動車用内装品において、前記アンテナ装置に
対しての車室内で反射された反射波や前記アンテナ装置
からの不要な輻射波を吸収する導電体をインスツルメン
トパネルまたはリヤトレイに備えることを特徴とした自
動車用内装品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990012911U JP2568677Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 自動車用内装品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990012911U JP2568677Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 自動車用内装品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03103843U JPH03103843U (ja) | 1991-10-29 |
| JP2568677Y2 true JP2568677Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=31516356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990012911U Expired - Fee Related JP2568677Y2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 自動車用内装品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568677Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343076Y2 (ja) * | 1986-03-18 | 1991-09-10 | ||
| JPH01106593U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-18 | ||
| JPH01145649U (ja) * | 1988-03-17 | 1989-10-06 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP1990012911U patent/JP2568677Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03103843U (ja) | 1991-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |