JP2566991B2 - α−ハロケトン誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する除草剤 - Google Patents

α−ハロケトン誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する除草剤

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Description

【発明の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本発明は一般式(1) 〔式中、X1は水素原子または塩素原子、X2はハロゲン
原子、Yは酸素原子またはイミノ基、ZはCH(ベンゼン
環)また窒素原子(ピリジン環)、R1、R2、R3及びR4
独立して水素原子または低級アルキル基、R5は水素原
子、ハロゲン原子または低級アルキル基をそれぞれ表わ
す〕で示されるα−ハロケトン誘導体、その製造法およ
びそれを有効成分として含有する除草剤に関するもので
ある。
一般式(1)において示されている基X2のハロゲン原
子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨ
ウ素原子があげられ、基R1、R2、R3及びR4の低級アルキ
ル基としては代表的にはメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基およびイソプロピル基があげられ、基R5のハロゲ
ン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子また
はヨウ素原子が、低級アルキル基としては代表的にはメ
チル基、エチル基、n−プロピル基およびイソプロピル
基があげられる。
{従来の技術} 従来より2−〔4−(3−クロロ−5−トリフルオロ
メチル−2−ピリジルオキシ)フェノキシ〕アルカンカ
ルボン酸等の一連のピリジルオキシフェノキシ系化合物
は農園芸上、重要な除草剤として開発されてきた。これ
らピリジルオキシフェノキシ系除草剤は、それ以上のフ
ェノキシ系除草剤に比して安全で有用栽培植物に与える
影響が少なく、かつ除草効果が強いという特徴を持って
いる。
しかしこれらピリジルオキシフェノキシ系除草剤は、
単子葉植物に対しての選択性が小さく、有用植物である
稲、小麦又は大麦などに薬害を生起すると共に、一部多
年生雑草に効果を示さないため、適用場面、使用法など
が極めて限定されている。
{発明が解決しようとする問題点} 本発明者は、前記したピリジルオキシフェノキシ系除
草剤の特製を維持しながら、かつ単子葉植物間での選択
性を挙げ、稲、小麦、又は大麦などに対して薬害のない
除草剤を開発すべく、研究を進めてきた過程で、ピリジ
ルオキシフェノキシアルカンカルボン酸とα−ハロケト
ン誘導体の縮合物に非常に活性が強く、かつ選択性のよ
い殺草活性化合物が存在することを見いだした。
{問題を解決するための手段} 本発明に従えば、強力な除草効果を有する新規化合物
である、前記一般式(1)に示されるα−ハロケトン誘
導体及びその製法並びにその用途が提供される。
本発明の化合物はピリジルオキシフェノキシアルカン
酸及びα−ハロケトン誘導体をその骨格に含む点で従来
よく知られている除草剤とは異なっており、人体に対す
る毒性も極めて低いものである。
{発明の開示} 本発明に係る前記一般式(1)で示されるα−ハロケ
トン誘導体は以下の方法により製造することが出来る。
但し、以下の製造法A及びBにおいて製造されるα−
ハロケトンの誘導体は、一般式(1)においてY=酸素
原子である。
(製造法A) 一般式(2) (式中、X1は水素原子または塩素原子、R1は水素原子
または低級アルキル基、ZはCHまた窒素原子をそれぞれ
表わす)で示される化合物のアミン塩と、一般式(3) (式中、X3はハロゲン原子、R2及びR3は独立して水素
原子また低級アルキル基をそれぞれ表わす)で示される
化合物を非プロトン性極性溶媒中、反応させ、得られる
一般式(4) (式中X1、R1、R2、R3及びZは前記定義の通りであ
る)で示される化合物を、続いてハロゲン化水素または
ハロゲン化水素水溶液で処理する方法。
(製造法B) 一般式(2) (式中X1、R1及びZは前記定義の通りである)で示さ
れる化合物のアミン塩と一般式(5) (式中、X2及びX3は同一又は異なっていてもよいハロ
ゲン原子、R2、R3及びR4は独立して水素原子または低級
アルキル基、R5は水素原子、ハロゲン原子または低級ア
ルキル基をそれぞれ表わす)で示される化合物を非プロ
トン性極性溶媒中、反応させる方法。
(製造法C) 一般式(6) (式中、X1は水素原子または塩素原子、Yは酸素原子
またはイミノ基、ZはCHまたは窒素原子、R1、R2及びR3
は独立して水素原子または低級アルキル基をそれぞれ表
わす)で示される化合物のカルボキシル基を酸ハロゲン
化物法、混合酸無水物法又は活性エステル化法を用いて
活性化し、ジアゾメタンと反応させ、続いてハロゲン化
水素もしくは、ハロゲン化水素水溶液で処理する方法。
前記製造法Aおよび製造法Bにおいて使用するアミン
としては、一般のジアルキルアミン、トリアルキルアミ
ン等があげられるが、好適なものとしては、ジシクロヘ
キシルアミンがあげられる。
製造法Aおよび製造法Bにおける非プロトン性極性溶
媒としては、特に限定はないが、好適なものとしては、
例えばジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホリル
アミドなどがあげられる。
前記製造法Aおよび製造法Bの縮合反応は通常0℃〜
100℃であり、好ましくは室温〜60℃の温度で行う。一
方、前記製造法Aおよび製造法Cのハロゲン化反応は通
常−20℃〜40℃であり、好ましくは0℃〜室温の温度で
行う。更に、前記製造法Cのジアゾメチル化反応を行う
温度は、通常−20℃〜30℃であり、好ましくは0℃〜5
℃の温度で行う。
また反応は一般に0.1〜3時間で完了する。
上記のようにして得られる本発明化合物は、反応終了
後、必要に応じて一般的な精製法を用いて精製すること
が出来る。一般的な精製法としては、例えば再結晶、カ
ラムクロマトグラフィー、分取薄層クラマトグラフィー
等の方法があげられる。
なお、本発明に係わる化合物には、R1、R2、R3、R4
R5およびX2に基づく光学異性体が存在するが、これらも
全て本発明の範囲に含まれる。
このようにして得られる本発明化合物は、人体家畜に
対する毒性が弱く、単子葉植物に対して極めて得意的か
つ強力な発育阻害活性を有する。このことは本発明化合
物が農薬として広く用いられることを示唆している。
本発明の化合物を除草剤として施用するにあたって
は、一般には適当な担体、例えばクレー、珪藻土等の固
体担体又は水、アルコール類、芳香族炭化水素類、エー
テル類、ケトン類、エステル類などの液体担体と混用し
て適用することが出来る。また所望により乳化剤、分散
剤、懸濁剤、展着剤、安定剤などの一般的な添加剤を添
加し、乳剤、水和剤、粉剤、粒剤などの剤型にて供する
ことができ、必要に応じて他種の除草剤や各種殺虫剤、
殺菌剤、植物成長調節剤などと混合施用してもよい。
本発明の実施に当たり、本発明化合物の濃度は広範囲
に亘り変えることが出来るが、一般には10アールあたり
0.5〜10gの範囲で使用するのが好ましい。前記各種製剤
を製造するに際しては、有効成分を0.5〜90%の範囲で
含有するように製造することが出来る。
{実施例} 次に実施例及び試験例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明の技術的範囲をこれらの実施例によ
って限定するものでないことはいうまでもない。
実施例1(化合物番号1) 2−〔4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−
2−ピリジルオキシ)フェノキシ〕プロピオン酸(3−
ブロモ−2−オキソ)プロピルエステル 2−〔4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−
2−ピリジルオキシ)フェノキシ〕プロピオン酸1.6gを
ジメチルホルムアミド10mlに溶かし、ジシクロヘキシル
アミン1mlを加え40℃で攪拌した。ここに3−クロロジ
アゾアセトン710mgを滴下し、さらに2時間攪拌した。
反応混合物を水洗後、エーテルで抽出し無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。エーテルを減圧留去して得られる油
状物をシリカゲル中圧カラムクロマトグラフィー(n−
ヘキサン/酢酸エチル)に付し、無色油状のジアゾメチ
ルケトン体1.32gを得た。
上で得られた化合物300mgをエーテル10mlに溶かし、4
7%臭化水素酸230mgを滴下し、30分間攪拌した。反応混
合物を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、エーテ
ルを減圧留去して無色油状の標記化合物270mgを得た。
実施例2(化合物番号2) 2−〔4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−
2−ピリジルオキシ)フェノキシ〕プロピオン酸(3、
3−ジブロモ−2−オキソ)プロピルイエステル 実施例1で得た合成中間体2−〔4−(3−クロロ−
5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェノ
キシ〕プロピオン酸(3−ジアゾ−12−オキソプロピ
ル)エステル300mgを四塩化炭素40mlに溶かし、臭素220
mg四塩化炭素5ml溶液を0℃で加えた。30分間攪拌後、
用媒を減圧留去し、シルカゲル中圧カラムクロマトグラ
フィ−(n−ヘキサン/酢酸エチル)に付し、無色油状
の標記化合物200mgを得た。
実施例3(化合物番号3) 4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピ
リジルオキシ)フェノキシ酢酸(3−クロロ−2−オキ
ソ)プロピルエステル 4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピ
リジルオキシ)フェノキシ酢酸1.7gをジメチルホルムア
ミド30mlに溶かし、ジシクロヘキシルアミン1mlを加え6
0℃で攪拌した。これを、1.3−ジクロロアセトン1.9gの
ジメチルホルムアミド溶液30mlに滴下し、さらに2時間
攪拌した。反応混合物を水洗後、酢酸エチルで抽出し、
IN塩酸で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧留去して得られる油状物をシリカゲル中圧カラ
ムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル)に
付し、無色油状の標記化合物1.45gを得た。
実施例4(化合物番号4) N−〔2−{4−(3−クロロ−5−トリフルオロメ
チル−2−ピリジルオキシ)フェノキシ}プロピオニ
ル〕アラニンクロロメチルケトン N−〔2−{4−(3−クロロ−5−トリフルオロメ
チル−2−ピリジルオキシ)フェノキシ}プロピオニ
ル〕アラニン400mgをチトラヒドロフラン10mlに溶か
し、トリエチルアミン0.15mlを加え、0℃に冷却した。
クロロ炭酸エチル0.1mlを加え、5分後に過剰のジアゾ
メタンエーテル溶液を加え、1時間攪拌した。ここに濃
塩酸を数滴加えて10分間攪拌後、反応混合物を水洗し、
エーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去して得られる油状物をシルカゲル中圧カ
ラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル)
に付し、無色油状の標記化合物300mgを得た。
実施例5(化合物番号5) 2−〔4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−
2−ピリジルオキシ)フェノキシ〕プロピオン酸(3−
クロロ−2−オキソ−1,1−ジメチル)プロピルエステ
ル 2−〔2−{4−(3−クロロ−5−トリフルオロメ
チル−2−ピリジルオキシ)フェノキシ}プロピオニル
オキシ〕イソ酪酸3.1gをベンゼン50mlに溶かし、塩化チ
オニル2mlを加え、90℃で1時間加熱攪拌した。ベンゼ
ンを減圧留去し、少量のエーテルを加え、冷却下、過剰
のジアゾメタンエーテル溶液を加えた。1時間攪拌後、
塩化水素ガスを通じ、30分間室温で攪拌した。反応溶液
を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去して得られる油状物をシリカゲル中圧カラムクロマ
トグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル)に付し、無
色油状の標記化合物3.4gを得た。
上記実施例1〜5と同様の方法により、製造法Aを用
いて化合物番号6〜9、製造法Bを用いて化合物番号10
〜15、そして製造法Cを用いて化合物番号16〜18をそれ
ぞれ合成した。
以上、合成した全化合物の物性値を表1に示す。
試験例1(畑他、発生前処理) 7.1×7.1cmの角型ポットに畑土壌をつめ、イヌビエ、
メヒシバを播種した後、5mmの覆土を行って、所定用量
の被験化合物を水で希釈し、アール当たり10lを土壌処
理した。処理後、20日間温室内で管理し、除草効果を下
記基準により観察評価して、表2の結果を得た。
5:完全枯死 4:大害 3:中害 2:小害 1:微害 0:無害 試験例2(畑他、発生後処理) 7.1×7.1cmの角型ポットに畑土壌をつめ、イヌビエ、
メヒシバを播種し、5mmの覆土を行った後、温室内で7
日間育成して二葉期植物体とし、所定用量の被験化合物
を水で希釈して、アール当たり10を茎葉処理した。処
理後、20日間温室内で管理し、除草効果を試験例1と同
様の基準により観察評価して、第3の結果を得た。
試験例3(水田、発生前処理) 7.1×7.1cmの角型ポットに水田土壌をつめ、湛水して
水田状態にし、タイヌビエ、コナギを播種した後、所定
用量の被験化合物を水で希釈し、ピペットでポット水面
に滴下処理した。処理後、20日間温室内で管理し、除草
効果を試験例1と同様の基準により観察評価して、表4
の結果を得た。
試験例4(水田、発生後処理) 7.1×7.1cmの角型ポットに水田土壌をつめ、湛水して
水田状態にし、タイヌビエ、コナギを播種した後、温室
内で7日間育成して二葉期植物体とし、所定用量の被験
化合物を水で希釈して、ピペットでポット水面に滴下処
理した。処理後、20日間温室内で管理し、除草効果を試
験例1と同様の基準により観察評価して、表5の結果を
得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 67/293 C07C 67/293 231/12 231/12 235/18 235/18 C07D 213/64 C07D 213/64 (72)発明者 樋口 直樹 大阪府三島郡島本町若山台1丁目1番1 号 サントリー株式会社基礎研究所内 (72)発明者 井手 欽也 滋賀県草津市平井町170 (72)発明者 高橋 俊夫 兵庫県西宮市熊野町9―21―306

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、X1は水素原子または塩素原子、X2はハロゲン原
    子、Yは酸素原子またはイミノ基、ZはCHまたは窒素原
    子、R1,R2,R3及びR4は独立して水素原子または低級アル
    キル基、R5は水素原子、ハロゲン原子または低級アルキ
    ル基をそれぞれ表す)で示されるα−ハロケトン誘導
    体。
  2. 【請求項2】式(1)において、Yが酸素原子である請
    求項1に記載のα−ハロケトン誘導体。
  3. 【請求項3】一般式(2) (式中、X1は水素原子または塩素原子、R1は水素原子ま
    たは低級アルキル基、ZはCHまたは窒素原子をそれぞれ
    表す)で示される化合物のアミン塩と、一般式(3) (式中、X3はハロゲン原子、R2及びR3は同一又は異って
    いてもよい水素原子または低級アルキル基をそれぞれ表
    す)で示される化合物を反応させ、生成する一般式
    (4) (式中、X1は水素原子または塩素原子、ZはCHまたは窒
    素原子、R1,R2及びR3は独立して水素原子または低級ア
    ルキル基をそれぞれ表す)で示される化合物を、続いて
    ハロゲン化水素またはハロゲン化水素水溶液を処理する
    ことを特徴とする一般式(1′) (式中、X1は水素原子または塩素原子、X2はハロゲン原
    子、ZはCHまたは窒素原子、R1,R2,R3及びR4は独立して
    水素原子または低級アルキル基、R5は水素原子、ハロゲ
    ン原子または低級アルキル基をそれぞれ表す)で示され
    るα−ハロケトン誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】一般式(2) (式中、X1は水素原子または塩素原子、R1は水素原子ま
    たは低級アルキル基、ZはCHまた窒素原子をそれぞれ表
    す)で示される化合物のアミン塩と、 一般式(5) (式中、X2及びX3は独立してハロゲン原子、R2,R3及びR
    4は独立して水素原子または低級アルキル基、R5は水素
    原子、ハロゲン原子または低級アルキル基をそれぞれ表
    す)で示される化合物を反応させることを特徴とする 一般式(1′) (式中、X1は水素原子または塩素原子、X2はハロゲン原
    子、ZはCHまたは窒素原子、R1,R2,R3及びR4は独立して
    水素原子または低級アルキル基、R5は水素原子、ハロゲ
    ン原子または低級アルキル基をそれぞれ表す)で示され
    るα−ハロケトン誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】一般式(6) (式中、X1は水素原子または塩素原子、Yは酸素原子ま
    たはイミノ基、ZはCHまたは窒素原子、R1,R2及びR3
    独立して水素原子または低級アルキル基をそれぞれ表
    す)で示される化合物のカルボキシル基を酸ハロゲン化
    物法、混合酸無水物法または活性エステル化法を用いて
    活性化しジアゾメタンと反応させ、続いてハロゲン化水
    素またはハロゲン化水素水溶液で処理することを特徴と
    する 一般式(1) (式中、X1は水素原子または塩素原子、X2はハロゲン原
    子、Yは酸素原子またはイミノ基、ZはCHまたは窒素原
    子、R1,R2,R3及びR4は独立して水素原子または低級アル
    キル基、R5は水素原子、ハロゲン原子または低級アルキ
    ル基をそれぞれ表す)で示されるα−ハロケトン誘導体
    の製造法。
  6. 【請求項6】一般式(1) (式中、X1は水素原子または塩素原子、X2はハロゲン原
    子、Yは酸素原子またはイミノ基、ZはCHまた窒素原
    子、R1,R2,R3及びR4は独立して水素原子また低級アルキ
    ル基、R5は水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル
    基をそれぞれ表す)で示されるα−ハロケトン誘導体を
    有効成分として含有する除草剤。
  7. 【請求項7】一般式(1) (式中、X1は水素原子または塩素原子、X2はハロゲン原
    子、Yは酸素原子またはイミノ基、ZはCHまたは窒素原
    子、R1、R2、R3及びR4は独立して水素原子または低級ア
    ルキル基、R5は水素原子、ハロゲン原子または低級アル
    キル基をそれぞれ表わす)で示されるα−ハロケトン誘
    導体を有効成分として含有する除草剤。
JP26656387A 1987-08-11 1987-10-23 α−ハロケトン誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する除草剤 Expired - Lifetime JP2566991B2 (ja)

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